JPS6327291Y2 - - Google Patents
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- JPS6327291Y2 JPS6327291Y2 JP6738280U JP6738280U JPS6327291Y2 JP S6327291 Y2 JPS6327291 Y2 JP S6327291Y2 JP 6738280 U JP6738280 U JP 6738280U JP 6738280 U JP6738280 U JP 6738280U JP S6327291 Y2 JPS6327291 Y2 JP S6327291Y2
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- Japan
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- tape
- reel
- cassette
- cleaning
- spring means
- Prior art date
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Links
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- 238000011068 loading method Methods 0.000 claims description 10
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- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 4
- 239000003082 abrasive agent Substances 0.000 description 2
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は例えばVTRにおける固定ヘツドの汚
れを拭き掃除するのに最適なクリーニングカセツ
トに関するものである。
れを拭き掃除するのに最適なクリーニングカセツ
トに関するものである。
従来VTR用クリーニングカセツトとして、テ
ープの上下両端のみにそのテープの全長に亘つて
クリーニング部を設けたものが知られている。そ
のカセツトはこれをVTRに装着してテープを走
行させることにより、上記テープの上下両端のク
リーニング部をビデオヘツドには接触させずにオ
ーデイオヘツドやコントロールヘツド等の固定ヘ
ツドのみに接触させ得るように考慮されたもので
ある。(なおクリーニング部がビデオヘツドに接
触されると、そのクリーニング部内に含まれてい
る研磨材等にてビデオヘツドが簡単に損傷されて
しまう。) しかしながら従来の上記カセツトにてクリーニ
ングした後に、VTRに通常の磁気テープをかけ
ると(走行させると)、ビデオヘツドの再生出力
が劣化することが判明した。これは上記クリーニ
ング部がビデオヘツドドラムの表面に接触してそ
の表面が荒されてしまい、磁気テープの走行状態
に変化を来たすことや、クリーニング部がビデオ
ヘツドの一部に不測に接触してその表面状態に変
化を来たすことに起因するものと考えられる。
ープの上下両端のみにそのテープの全長に亘つて
クリーニング部を設けたものが知られている。そ
のカセツトはこれをVTRに装着してテープを走
行させることにより、上記テープの上下両端のク
リーニング部をビデオヘツドには接触させずにオ
ーデイオヘツドやコントロールヘツド等の固定ヘ
ツドのみに接触させ得るように考慮されたもので
ある。(なおクリーニング部がビデオヘツドに接
触されると、そのクリーニング部内に含まれてい
る研磨材等にてビデオヘツドが簡単に損傷されて
しまう。) しかしながら従来の上記カセツトにてクリーニ
ングした後に、VTRに通常の磁気テープをかけ
ると(走行させると)、ビデオヘツドの再生出力
が劣化することが判明した。これは上記クリーニ
ング部がビデオヘツドドラムの表面に接触してそ
の表面が荒されてしまい、磁気テープの走行状態
に変化を来たすことや、クリーニング部がビデオ
ヘツドの一部に不測に接触してその表面状態に変
化を来たすことに起因するものと考えられる。
ところで本考案の出願人はテープをカセツト外
の所定の走行路にローデイングした状態で、その
テープを長手方向の一定範囲内で往復動させるこ
とにより、そのテープの一部に設けたクリーニン
グ部をビデオヘツドドラムやビデオヘツドに全く
接触させることなく、固定ヘツドのみに接触させ
て、その固定ヘツドのみを確実にクリーニングす
ることが出来るようにしたクリーニングカセツト
を既に出願している。
の所定の走行路にローデイングした状態で、その
テープを長手方向の一定範囲内で往復動させるこ
とにより、そのテープの一部に設けたクリーニン
グ部をビデオヘツドドラムやビデオヘツドに全く
接触させることなく、固定ヘツドのみに接触させ
て、その固定ヘツドのみを確実にクリーニングす
ることが出来るようにしたクリーニングカセツト
を既に出願している。
しかしながら上記先願では、VTRの巻戻し走
行と再生走行との機能を利用してテープを往復動
させていたが為に、例えば再生釦を間欠的に押す
必要がある等、操作性に多少問題があつた。
行と再生走行との機能を利用してテープを往復動
させていたが為に、例えば再生釦を間欠的に押す
必要がある等、操作性に多少問題があつた。
本考案は上述の如き実状に鑑み考案されたもの
であつて、テープの往復動機構をカセツト自体の
内部に具備させ、カセツトをVTR等の記録再生
装置に装着した後に例えば巻戻し釦や早送り釦等
を押すだけで、テープを自動的に往復動させるこ
とが出来、これによつて先願同様にクリーニング
部をビデオヘツドドラムやビデオヘツドに全く接
触させることなく、固定ヘツドのみに接触させ
て、その固定ヘツドのみを確実にクリーニングす
ることが出来るようにしたクリーニングカセツト
であつて、特に上記カセツト内に設けられたテー
プの往復動機構が簡単で、しかもテープを無理な
く円滑に往復動させることが出来るようにしたク
リーニングカセツトを提供しようとするものであ
る。
であつて、テープの往復動機構をカセツト自体の
内部に具備させ、カセツトをVTR等の記録再生
装置に装着した後に例えば巻戻し釦や早送り釦等
を押すだけで、テープを自動的に往復動させるこ
とが出来、これによつて先願同様にクリーニング
部をビデオヘツドドラムやビデオヘツドに全く接
触させることなく、固定ヘツドのみに接触させ
て、その固定ヘツドのみを確実にクリーニングす
ることが出来るようにしたクリーニングカセツト
であつて、特に上記カセツト内に設けられたテー
プの往復動機構が簡単で、しかもテープを無理な
く円滑に往復動させることが出来るようにしたク
リーニングカセツトを提供しようとするものであ
る。
以下本考案をVTR用のクリーニングカセツト
に適用した実施例を図面に基き説明する。
に適用した実施例を図面に基き説明する。
先ず第1図〜第3図において、クリーニングカ
セツト1のカセツト筐体2内には巻取リール3と
供給リール4との一対のリールが回転自在に収納
されている。そしてカセツト筐体2内には、磁気
テープやその他各種材質の可撓性フイルムからな
るテープ5が収納されている。そしてこのテープ
5はその一端5aを巻取リール3のハブ3aの周
面に係止手段6を介して係止されて巻装されてい
る。またカセツト筐体2の供給リール4側の片隅
に設けられた係止ピン7にコイルスプリング8が
その固定端によつて係止されている。テープ5の
他端5bが係止手段9を介してコイルスプリング
8の可動端に係止されている。
セツト1のカセツト筐体2内には巻取リール3と
供給リール4との一対のリールが回転自在に収納
されている。そしてカセツト筐体2内には、磁気
テープやその他各種材質の可撓性フイルムからな
るテープ5が収納されている。そしてこのテープ
5はその一端5aを巻取リール3のハブ3aの周
面に係止手段6を介して係止されて巻装されてい
る。またカセツト筐体2の供給リール4側の片隅
に設けられた係止ピン7にコイルスプリング8が
その固定端によつて係止されている。テープ5の
他端5bが係止手段9を介してコイルスプリング
8の可動端に係止されている。
また供給リール4のハブ4aの上下外周に配さ
れている一対のフランジ4b間には偏心回転部1
1が設けられている。なおこの偏心回転部11は
両フランジ4b間に固定された垂直状のピン12
と、その外周に挿入された回転自在のローラ13
とによつて構成されている。そして第2図の如く
テープ5はガイドピン14,15にて案内され
て、偏心回転部11を経由して供給リール4のハ
ブ4aの周面にほぼU字状に巻き掛けられてい
る。なお16,17はカセツト筐体2の前面開口
18の両側に設けられた各一対のガイドピンであ
る。
れている一対のフランジ4b間には偏心回転部1
1が設けられている。なおこの偏心回転部11は
両フランジ4b間に固定された垂直状のピン12
と、その外周に挿入された回転自在のローラ13
とによつて構成されている。そして第2図の如く
テープ5はガイドピン14,15にて案内され
て、偏心回転部11を経由して供給リール4のハ
ブ4aの周面にほぼU字状に巻き掛けられてい
る。なお16,17はカセツト筐体2の前面開口
18の両側に設けられた各一対のガイドピンであ
る。
しかしてテープ5の2箇所にはVTRの固定ヘ
ツドをクリーニングする為の一対のクリーニング
部19,20がそのテープ5の全巾でかつ所定の
長さに亘つて夫々設けられている。なおこれらの
クリーニング部19,20はテープ5面に
Cr2O3,Al2O3等の各種の研摩材料を塗布したり、
各種の研摩紙を貼りつけたり、或いはその部分の
みをサンドブラスト等の機械加工により粗面加工
したもの等、固定ヘツドの表面の汚れを拭き掃除
するのに最適な各種の材料や各種の加工方法によ
つて形成されている。またこれらのクリーニング
部19,20はテープ5にラミネートすることも
可能であるし、テープ5の途中を切断して接着テ
ープ等にて繋ぎ合せることも可能である。
ツドをクリーニングする為の一対のクリーニング
部19,20がそのテープ5の全巾でかつ所定の
長さに亘つて夫々設けられている。なおこれらの
クリーニング部19,20はテープ5面に
Cr2O3,Al2O3等の各種の研摩材料を塗布したり、
各種の研摩紙を貼りつけたり、或いはその部分の
みをサンドブラスト等の機械加工により粗面加工
したもの等、固定ヘツドの表面の汚れを拭き掃除
するのに最適な各種の材料や各種の加工方法によ
つて形成されている。またこれらのクリーニング
部19,20はテープ5にラミネートすることも
可能であるし、テープ5の途中を切断して接着テ
ープ等にて繋ぎ合せることも可能である。
次に上記クリーニングカセツト1を用いた
VTRの固定ヘツドのクリーニング動作を説明す
る。なおこゝで示したVTRはU型ローデイング
方式のVTRである。
VTRの固定ヘツドのクリーニング動作を説明す
る。なおこゝで示したVTRはU型ローデイング
方式のVTRである。
先ず第1図に示す如くVTRへのカセツト装着
前においては、クリーニングカセツト1内のテー
プ5は巻取リール3に巻取られた状態になつてい
る。
前においては、クリーニングカセツト1内のテー
プ5は巻取リール3に巻取られた状態になつてい
る。
次に第2図に示す如くクリーニングカセツト1
がVTR本体21に装着されると、従来公知の如
くローデイングガイド22、ピンチローラ23、
テンシヨンレギユレータピン24等がテープ5の
内側に挿入される。そしてこのカセツト装着後に
ローデイングガイド22及びピンチローラ23が
ローデイングリング(図示せず)の回転によつて
ビデオヘツドドラム25の外周に沿つて反時計方
向に回動され、テンシヨンレギユレータピン24
も実線位置へ移動される。そしてこれらの移動に
よつてテープ5が巻取リール3からクリーニング
カセツト1外に次第に引出されて、ビデオヘツド
ドラム25の周面にローデイングされて行く。そ
してローデイングガイド22及びピンチローラ2
3が実線位置に達した時にテープ5のローデイン
グが完了となり、これらが停止されると共に、テ
ープ5は所定の走行路であるビデオヘツドドラム
25の周面に所定角度に巻付けられ、かつ固定ヘ
ツドであるオーデイオヘツド26、コントロール
ヘツド27、消去ヘツド28やキヤプスタン2
9、その他複数のテープガイドに実線の如くパス
される。そしてこのテープ5のローデイング完了
により実線の如く、両クリーニング部19と20
とがオーデイオヘツド26及びコントロールヘツ
ド27と、消去ヘツド28とに夫々対向する位置
へ引出され、またテープ部14がビデオヘツドド
ラム25の周面位置へ引出される。但しこの時一
方のクリーニング部19はビデオヘツドドラム2
5とコントロールヘツド27との中間位置で停止
され、他方のクリーニング部20はテンシヨンレ
ギユレータピン24と消去ヘツド28との中間位
置で停止される。
がVTR本体21に装着されると、従来公知の如
くローデイングガイド22、ピンチローラ23、
テンシヨンレギユレータピン24等がテープ5の
内側に挿入される。そしてこのカセツト装着後に
ローデイングガイド22及びピンチローラ23が
ローデイングリング(図示せず)の回転によつて
ビデオヘツドドラム25の外周に沿つて反時計方
向に回動され、テンシヨンレギユレータピン24
も実線位置へ移動される。そしてこれらの移動に
よつてテープ5が巻取リール3からクリーニング
カセツト1外に次第に引出されて、ビデオヘツド
ドラム25の周面にローデイングされて行く。そ
してローデイングガイド22及びピンチローラ2
3が実線位置に達した時にテープ5のローデイン
グが完了となり、これらが停止されると共に、テ
ープ5は所定の走行路であるビデオヘツドドラム
25の周面に所定角度に巻付けられ、かつ固定ヘ
ツドであるオーデイオヘツド26、コントロール
ヘツド27、消去ヘツド28やキヤプスタン2
9、その他複数のテープガイドに実線の如くパス
される。そしてこのテープ5のローデイング完了
により実線の如く、両クリーニング部19と20
とがオーデイオヘツド26及びコントロールヘツ
ド27と、消去ヘツド28とに夫々対向する位置
へ引出され、またテープ部14がビデオヘツドド
ラム25の周面位置へ引出される。但しこの時一
方のクリーニング部19はビデオヘツドドラム2
5とコントロールヘツド27との中間位置で停止
され、他方のクリーニング部20はテンシヨンレ
ギユレータピン24と消去ヘツド28との中間位
置で停止される。
ところで前述したVTR本体21へのクリーニ
ングカセツト1の装着により、VTR本体21に
設けられている一対のリール台31,32が両リ
ール台3,4に設けられたリール台嵌合部に夫々
係合される。
ングカセツト1の装着により、VTR本体21に
設けられている一対のリール台31,32が両リ
ール台3,4に設けられたリール台嵌合部に夫々
係合される。
そこで上記テープ5のローデイング完了後に巻
戻し釦(図示せず)を押すと、供給リール台32
によつて供給リール4が反時計方向に回動され、
偏心回転部11の偏心回転運動と、コイルスプリ
ング8との共働作用によつて、テープ5がその長
手方向の一定範囲内で連続的に往復動されること
になる。
戻し釦(図示せず)を押すと、供給リール台32
によつて供給リール4が反時計方向に回動され、
偏心回転部11の偏心回転運動と、コイルスプリ
ング8との共働作用によつて、テープ5がその長
手方向の一定範囲内で連続的に往復動されること
になる。
即ち供給リール4の半径をAとした時に、偏心
回転部11はA+αの偏心量で偏心回転し、供給
リール4の1回転中においてこの偏心回転部11
が先ず実線位置から反時計方向に回転して仮想線
位置へ移動する時に、この偏心回転部11によつ
てテープ5が引掛けられて、このテープ5がコイ
ルスプリング8に抗して矢印方向に引張られ、各
クリーニング部19と20とが夫々仮想線の如
く、オーデイオヘツド26とキヤプスタン29と
の中間位置及び消去ヘツド28とビデオヘツド2
5との中間位置へ夫々移動される。そして次に偏
心回転部11が仮想線位置から実線位置へ移動す
る時に、テープ5はコイルスプリング8によつて
矢印の逆方向に引き戻されて、各クリーニング部
19と20とが当初の実線位置へ夫々移動される
ことになる。
回転部11はA+αの偏心量で偏心回転し、供給
リール4の1回転中においてこの偏心回転部11
が先ず実線位置から反時計方向に回転して仮想線
位置へ移動する時に、この偏心回転部11によつ
てテープ5が引掛けられて、このテープ5がコイ
ルスプリング8に抗して矢印方向に引張られ、各
クリーニング部19と20とが夫々仮想線の如
く、オーデイオヘツド26とキヤプスタン29と
の中間位置及び消去ヘツド28とビデオヘツド2
5との中間位置へ夫々移動される。そして次に偏
心回転部11が仮想線位置から実線位置へ移動す
る時に、テープ5はコイルスプリング8によつて
矢印の逆方向に引き戻されて、各クリーニング部
19と20とが当初の実線位置へ夫々移動される
ことになる。
従つて供給リール4の1回転中において両クリ
ーニング部19,20が夫々実線位置と仮想線位
置との間で1往復動されることにより、供給リー
ル4の連続回転によつて上記往復動が連続的に行
われる。
ーニング部19,20が夫々実線位置と仮想線位
置との間で1往復動されることにより、供給リー
ル4の連続回転によつて上記往復動が連続的に行
われる。
そして一方のクリーニング部19がオーデイオ
ヘツド26とコントロールヘツド27とに摺接し
て、これらの汚れを拭き掃除するようにクリーニ
ングし、また他方のクリーニング部20が消去ヘ
ツド28に摺接して、その汚れを拭き掃除するよ
うにクリーニングすることになる。
ヘツド26とコントロールヘツド27とに摺接し
て、これらの汚れを拭き掃除するようにクリーニ
ングし、また他方のクリーニング部20が消去ヘ
ツド28に摺接して、その汚れを拭き掃除するよ
うにクリーニングすることになる。
しかしてこの際これらのクリーニング部19,
20はビデオヘツドドラム25には全く接触しな
いから、ビデオヘツドドラム25に取付けられて
いるビデオヘツド33がこれらのクリーニング部
19,20によつて損傷される危険は全くない。
20はビデオヘツドドラム25には全く接触しな
いから、ビデオヘツドドラム25に取付けられて
いるビデオヘツド33がこれらのクリーニング部
19,20によつて損傷される危険は全くない。
なお上記クリーニング後は、停止釦を押した後
エジエクト釦(何れも図示せず)を押せば、従来
公知の如くテープ5がクリーニングカセツト1の
巻取リール3に巻取られた後、クリーニングカセ
ツト1がエジエクトされる。
エジエクト釦(何れも図示せず)を押せば、従来
公知の如くテープ5がクリーニングカセツト1の
巻取リール3に巻取られた後、クリーニングカセ
ツト1がエジエクトされる。
ところでオートリワインド機構を有するVTR
であれば、例えば第2図に示す如く、テープ5の
他端5b側にセンシングテープ35を附設してお
き、前述の如くカセツト装着後にテープ5のロー
デイングが行われた時、そのセンシングテープ3
5を近接スイツチ36等のセンサーにて検出して
オートリワインドモード(自動巻戻し状態)に切
換え、供給リール4を自動的に回転駆動するよう
に構成すれば、クリーニングカセツト1を単に
VTR本体21に装着するだけで、巻戻し釦を押
さなくても、前述した固定ヘツドのクリーニング
を行うことが出来る。
であれば、例えば第2図に示す如く、テープ5の
他端5b側にセンシングテープ35を附設してお
き、前述の如くカセツト装着後にテープ5のロー
デイングが行われた時、そのセンシングテープ3
5を近接スイツチ36等のセンサーにて検出して
オートリワインドモード(自動巻戻し状態)に切
換え、供給リール4を自動的に回転駆動するよう
に構成すれば、クリーニングカセツト1を単に
VTR本体21に装着するだけで、巻戻し釦を押
さなくても、前述した固定ヘツドのクリーニング
を行うことが出来る。
また偏心回転部11を巻取リール3側に設ける
一方、テープ5の一端5aを供給リール4側に係
止し、そのテープ5を偏心回転部11を経由して
巻取リール3に巻き掛けるように変更した場合に
は、早送り釦を押して巻取リール3を回転駆動す
ることによつて前述同様に固定ヘツドのクリーニ
ングを行うことが出来るようになる。
一方、テープ5の一端5aを供給リール4側に係
止し、そのテープ5を偏心回転部11を経由して
巻取リール3に巻き掛けるように変更した場合に
は、早送り釦を押して巻取リール3を回転駆動す
ることによつて前述同様に固定ヘツドのクリーニ
ングを行うことが出来るようになる。
なお第4図は変形例を示したものであり、この
場合はカセツト筐体2内に別の1つのリール38
を回転自在に設け、このリール38に偏心回転部
11を設けて、このリール38にテープ5を前述
同様に巻き掛け、供給リール4によつてギヤー3
9,40や摩擦駆動構造にてこのリール38を回
転駆動させるように構成したものである。そして
この場合も前述同様に固定ヘツドのクリーニング
を行うことが出来る。
場合はカセツト筐体2内に別の1つのリール38
を回転自在に設け、このリール38に偏心回転部
11を設けて、このリール38にテープ5を前述
同様に巻き掛け、供給リール4によつてギヤー3
9,40や摩擦駆動構造にてこのリール38を回
転駆動させるように構成したものである。そして
この場合も前述同様に固定ヘツドのクリーニング
を行うことが出来る。
以上本考案の実施例に付き述べたが、本考案の
技術的思想に基き各種の変更が可能である。
技術的思想に基き各種の変更が可能である。
先ず本考案によればM型ローデイング方式の
VTR用にも適用可能であるし、VTR以外の各種
の記録再生装置にも適用可能である。
VTR用にも適用可能であるし、VTR以外の各種
の記録再生装置にも適用可能である。
また本考案で言うクリーニング部は実施例で示
したものに限定されるものでは決してない。
したものに限定されるものでは決してない。
また本考案で言うスプリング手段は実施例で示
したコイルスプリング8に限定されるものではな
く、板バネや線状スプリング等の各種のスプリン
グ効果を有するものに変更可能であるし、例えば
テープ5の他端5bをカセツト筐体2内に固定
し、この他端5bの近傍でテープ5の一端5a側
の途中にゴムやプラスチツク等のスプリング効果
を有するスプリング部を介在させるようにしても
良い。
したコイルスプリング8に限定されるものではな
く、板バネや線状スプリング等の各種のスプリン
グ効果を有するものに変更可能であるし、例えば
テープ5の他端5bをカセツト筐体2内に固定
し、この他端5bの近傍でテープ5の一端5a側
の途中にゴムやプラスチツク等のスプリング効果
を有するスプリング部を介在させるようにしても
良い。
本考案は上述の如くテープの往復動機構をカセ
ツト自体の内部に具備させ、カセツトをVTR等
の記録再生装置に装着した後に例えば巻戻し釦や
早送り釦等を押すだけで、テープを自動的に往復
動させて、そのテープに設けられたクリーニング
部をビデオヘツドやビデオヘツドドラムに全く接
触させることなく、固定ヘツドのみに接触させ
て、その固定ヘツドのみを確実にクリーニングす
ることが出来るように構成したものであり、その
操作が非常に簡単である。
ツト自体の内部に具備させ、カセツトをVTR等
の記録再生装置に装着した後に例えば巻戻し釦や
早送り釦等を押すだけで、テープを自動的に往復
動させて、そのテープに設けられたクリーニング
部をビデオヘツドやビデオヘツドドラムに全く接
触させることなく、固定ヘツドのみに接触させ
て、その固定ヘツドのみを確実にクリーニングす
ることが出来るように構成したものであり、その
操作が非常に簡単である。
しかも本考案によれば、特に上記カセツト内に
設けられたテープの往復動機構を、テープの一端
をカセツト内の一方のリールに係止し、上記テー
プの他端側をスプリング手段に関連させ、カセツ
ト内の他方のリール又はこの他方のリールにて回
転されるリールに偏心回転部を設け、上記テープ
を上記偏心回転部を経由して上記他方のリールに
巻き掛け、上記他方のリールを回転駆動すること
により、上記偏心回転部の偏心回転運動と、上記
スプリング手段とによつて上記テープを長手方向
の一定範囲内で往復動させるような機構に構成し
たので、そのテープの往復動機構が簡単で、しか
もテープを無理なく円滑に往復動させることが出
来る利点がある。
設けられたテープの往復動機構を、テープの一端
をカセツト内の一方のリールに係止し、上記テー
プの他端側をスプリング手段に関連させ、カセツ
ト内の他方のリール又はこの他方のリールにて回
転されるリールに偏心回転部を設け、上記テープ
を上記偏心回転部を経由して上記他方のリールに
巻き掛け、上記他方のリールを回転駆動すること
により、上記偏心回転部の偏心回転運動と、上記
スプリング手段とによつて上記テープを長手方向
の一定範囲内で往復動させるような機構に構成し
たので、そのテープの往復動機構が簡単で、しか
もテープを無理なく円滑に往復動させることが出
来る利点がある。
図面は本考案をVTR用のクリーニングカセツ
トに適用した実施例を示したものであつて、第1
図はクリーニングカセツトの一部切欠平面図、第
2図はクリーニングカセツトをVTR本体に装着
し、テープをローデイングした状態の一部切欠平
面図、第3図は第2図−線断面図、第4図は
変形例を示した要部の一部切欠平面図である。 また図面に用いられた符号において、1……ク
リーニングカセツト、2……カセツト筐体、3…
…巻取リール(一方のリール)、4……供給リー
ル(他方のリール)、5……テープ、8……コイ
ルスプリング(スプリング手段)、11……偏心
回転部、19,20……クリーニング部、21…
…VTR本体、31……巻取リール台、32……
供給リール台、38……もう1つのリールであ
る。
トに適用した実施例を示したものであつて、第1
図はクリーニングカセツトの一部切欠平面図、第
2図はクリーニングカセツトをVTR本体に装着
し、テープをローデイングした状態の一部切欠平
面図、第3図は第2図−線断面図、第4図は
変形例を示した要部の一部切欠平面図である。 また図面に用いられた符号において、1……ク
リーニングカセツト、2……カセツト筐体、3…
…巻取リール(一方のリール)、4……供給リー
ル(他方のリール)、5……テープ、8……コイ
ルスプリング(スプリング手段)、11……偏心
回転部、19,20……クリーニング部、21…
…VTR本体、31……巻取リール台、32……
供給リール台、38……もう1つのリールであ
る。
Claims (1)
- 回転ヘツドドラムの前後に設けられた固定ヘツ
ドのクリーニング部を有するテープが収納され、
そのテープを上記回転ヘツドドラム及び固定ヘツ
ドを含むカセツト外の所定走行路にローデイング
した状態で、そのテープを長手方向の一定範囲内
で往復動させるようにしたクリーニングカセツト
において、上記ローデイングにほぼ必要な長さを
備えた上記テープの一端を上記ローデイング時に
カセツト内よりテープを送り出す一方のリールに
係止し、上記テープの他端もしくはその近傍にス
プリング手段を設けて、該テープ他端もしくは該
スプリング手段の固定端をカセツト内に固定し、
カセツト内の他方のリール又はこの他方のリール
にて回転される別のリールに偏心回転部を設け、
上記テープを上記偏心回転部を経由して上記他方
のリール又は上記別のリールに巻掛け、上記スプ
リング手段によつて上記偏心回転部の如何なる回
転状態に於いてもテープに弛みが生じないように
なすと共に、上記他方のリールに設けられたリー
ル台嵌合部を介して上記回転ヘツドドラム及び固
定ヘツドが設けられた記録再生装置をリール台で
上記他方のリールを回転駆動することにより、上
記偏心回転部の偏心回転運動と上記スプリング手
段とによつて上記テープを長手方向の一定範囲内
で往復動させ、上記クリーニング部が上記回転ヘ
ツドドラムに接触されない状態で、上記固定ヘツ
ドの清掃が行われるように構成したことを特徴と
するクリーニングカセツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6738280U JPS6327291Y2 (ja) | 1980-05-16 | 1980-05-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6738280U JPS6327291Y2 (ja) | 1980-05-16 | 1980-05-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56170523U JPS56170523U (ja) | 1981-12-16 |
JPS6327291Y2 true JPS6327291Y2 (ja) | 1988-07-25 |
Family
ID=29661399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6738280U Expired JPS6327291Y2 (ja) | 1980-05-16 | 1980-05-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6327291Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010236820A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Taisei Corp | パーソナル空調システム及び空調用空気吹出口装置 |
-
1980
- 1980-05-16 JP JP6738280U patent/JPS6327291Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010236820A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Taisei Corp | パーソナル空調システム及び空調用空気吹出口装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56170523U (ja) | 1981-12-16 |
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