JPS63270385A - 酸化物単結晶の製造方法 - Google Patents
酸化物単結晶の製造方法Info
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- JPS63270385A JPS63270385A JP62106771A JP10677187A JPS63270385A JP S63270385 A JPS63270385 A JP S63270385A JP 62106771 A JP62106771 A JP 62106771A JP 10677187 A JP10677187 A JP 10677187A JP S63270385 A JPS63270385 A JP S63270385A
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Landscapes
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はT、1Tao、酸化物単結晶(以下単結晶とい
う)を製造する方法に係り、特に例えば表面波弾性素子
等の圧電体基板として用いられるものに関するものであ
る。
う)を製造する方法に係り、特に例えば表面波弾性素子
等の圧電体基板として用いられるものに関するものであ
る。
m結晶を引き上げ法により育成する場合、一般に得られ
る結晶の品質はるつぼ内の融液近傍の温度分布の開学が
大きいことが知られている。
る結晶の品質はるつぼ内の融液近傍の温度分布の開学が
大きいことが知られている。
結晶のクラック等の欠陥を少なくする為には融液直上の
温度勾配をゆるくすることが必要であることが知られて
いる。
温度勾配をゆるくすることが必要であることが知られて
いる。
例えば、特公昭Fi5−3312号公報には、良質の単
結晶を得る為には、るつぼ内融液上5閣の温度勾配を4
5℃71以下にし2.前記融液上30+waの温度勾配
を25℃/1以上になるようにして結晶を引き上げ作成
することを特徴とする単結晶の製造方法が開示されてい
る。
結晶を得る為には、るつぼ内融液上5閣の温度勾配を4
5℃71以下にし2.前記融液上30+waの温度勾配
を25℃/1以上になるようにして結晶を引き上げ作成
することを特徴とする単結晶の製造方法が開示されてい
る。
しかしながら、上述のような従来の製造方法で育成しよ
うとするとアフターヒータや保温系の保温を良くし融液
J:5■の温度勾配をゆるくする必要があるが、逆に融
液上30mの温度勾配はきつくする必要があり、両方の
条件を満たす為には、アフターヒータや保温系の調整が
這しいのが現状である。
うとするとアフターヒータや保温系の保温を良くし融液
J:5■の温度勾配をゆるくする必要があるが、逆に融
液上30mの温度勾配はきつくする必要があり、両方の
条件を満たす為には、アフターヒータや保温系の調整が
這しいのが現状である。
本発明は上記の点に鑑み、簡単な構造のアフターヒータ
や保温系を用いて、クラックと曲がりの無い単結晶の製
造方法を提供することを目的とするものである。
や保温系を用いて、クラックと曲がりの無い単結晶の製
造方法を提供することを目的とするものである。
本発明の酸化物単結晶の製造方法は、上記目的達成のた
め、るつぼ内に装入した単結晶の原料を高周波電力によ
り溶融し、融液にシートを接触させた後、シートを引き
上げて所定の直径にし、所定の長さ育成し、育成終了後
前記融液から単結晶を切り離して冷却する工程を有する
ものにおいて前記るつぼ内の融液直上5Iの温度勾配を
46℃/1以上でかつ75℃/cxr以下にすることに
より、直径7511m以上の単結晶をクラックや曲がり
を発生させることなしに高歩留で育成することができる
ようにしたものである。
め、るつぼ内に装入した単結晶の原料を高周波電力によ
り溶融し、融液にシートを接触させた後、シートを引き
上げて所定の直径にし、所定の長さ育成し、育成終了後
前記融液から単結晶を切り離して冷却する工程を有する
ものにおいて前記るつぼ内の融液直上5Iの温度勾配を
46℃/1以上でかつ75℃/cxr以下にすることに
より、直径7511m以上の単結晶をクラックや曲がり
を発生させることなしに高歩留で育成することができる
ようにしたものである。
第1図は単結晶のクラックや曲がりに大きく効くと推定
される融液面から融液上5mの温度勾配と直径80mの
単結晶のクラックの有無、曲らずに伸びた結晶の長さの
関係を明らかにするものである。第1図によれば結晶の
長さを70m以上にするためには融液上5+mの温度勾
配を46℃/C21以上にする必要のあることが知れる
。また結晶にクラックが発生しないようにするためには
、融液上5−の温度勾配を75℃/l以下である必要が
あることが知れる。
される融液面から融液上5mの温度勾配と直径80mの
単結晶のクラックの有無、曲らずに伸びた結晶の長さの
関係を明らかにするものである。第1図によれば結晶の
長さを70m以上にするためには融液上5+mの温度勾
配を46℃/C21以上にする必要のあることが知れる
。また結晶にクラックが発生しないようにするためには
、融液上5−の温度勾配を75℃/l以下である必要が
あることが知れる。
以下実施例によって本発明を詳説する。
第2図は本発明を実施するための単結晶育成炉の構造を
示すものでコンピュータ制御により単結晶が育成されつ
つある状態を示す説明図である。
示すものでコンピュータ制御により単結晶が育成されつ
つある状態を示す説明図である。
炉体底部1の上に受台2、アルミナ台3.るつぼ受は台
4があり、さらにその上にイリジウム環のるつぼ5と同
じくイリジウム環のアフターヒータ6がある。るつぼの
周囲にはジルコニアバブル7と保温筒8があり、さらに
外側に加熱用高周波コイル9があり、保温筒上部には上
蓋10がある。保持棒11にシート12が保持されてお
りシート12の下に育成中の単結晶13がありさらにそ
の下には融液14がある。
4があり、さらにその上にイリジウム環のるつぼ5と同
じくイリジウム環のアフターヒータ6がある。るつぼの
周囲にはジルコニアバブル7と保温筒8があり、さらに
外側に加熱用高周波コイル9があり、保温筒上部には上
蓋10がある。保持棒11にシート12が保持されてお
りシート12の下に育成中の単結晶13がありさらにそ
の下には融液14がある。
上記のような単結晶の引き上げ方式により。
単結晶の育成を行った実施例を次に説明する。
前記のようにして直径が150閣、高さが150鴎、厚
さが2mのるつぼ5内にL i T a Olからなる
原料13kg装入し温度を1290℃にし原料を溶融し
たつまた上蓋10と保持棒11の間の開口面積を調整す
呂ことにより、融液上5mの温度勾配を68℃/cxと
なるようにした。一方、保持棒11の下端にLiTa0
.星結晶で引き上げ軸方向がX軸であるシート12を取
り付け、保持棒11を下降させ融液に接触させた後、シ
ートを回転させながら上方に3IIIl/hの速度で引
き上げ結晶を直径80m、長さ95mまで成長させ融液
と結晶を切り離し冷却した。この結果、クラックの発生
が無く曲がりの無い良質の4000gの東結晶13を得
ることができた。
さが2mのるつぼ5内にL i T a Olからなる
原料13kg装入し温度を1290℃にし原料を溶融し
たつまた上蓋10と保持棒11の間の開口面積を調整す
呂ことにより、融液上5mの温度勾配を68℃/cxと
なるようにした。一方、保持棒11の下端にLiTa0
.星結晶で引き上げ軸方向がX軸であるシート12を取
り付け、保持棒11を下降させ融液に接触させた後、シ
ートを回転させながら上方に3IIIl/hの速度で引
き上げ結晶を直径80m、長さ95mまで成長させ融液
と結晶を切り離し冷却した。この結果、クラックの発生
が無く曲がりの無い良質の4000gの東結晶13を得
ることができた。
これに対して上蓋10と保持棒11の間隔を広げ、融液
上5+mの温度勾配を80℃/cmとなるようにして、
上記と同様にして同様な寸法の単結晶を育成したところ
冷却中にクラックが生じた。また上蓋10と保持棒11
の間隔を狭くして、融液上5Bの温度勾配を30℃/l
となるようにして、上記と同様にして同様な寸法の単結
晶を育成したところクラックは生じなかったものの結晶
上端から30m5の付近から曲がりが発生してしまい結
晶上部しか製品として使用できなかった。
上5+mの温度勾配を80℃/cmとなるようにして、
上記と同様にして同様な寸法の単結晶を育成したところ
冷却中にクラックが生じた。また上蓋10と保持棒11
の間隔を狭くして、融液上5Bの温度勾配を30℃/l
となるようにして、上記と同様にして同様な寸法の単結
晶を育成したところクラックは生じなかったものの結晶
上端から30m5の付近から曲がりが発生してしまい結
晶上部しか製品として使用できなかった。
上述のように本発明は、炉内の温度勾配を適切にするこ
とにより再現性良くクラックが無く曲りの無い単結晶を
容易に得ることができる。
とにより再現性良くクラックが無く曲りの無い単結晶を
容易に得ることができる。
第1図は単結晶作成における融液直上5■の温度勾配と
曲がりの発生しない部分の長さ、クラック発生の有無と
の関係を示す特性図、第2図は本発明の実施例の一例の
単結晶育成炉の構造を示す説明図である。 5:るつぼ、6:アフターヒータ、10:上蓋 11:
保持棒、12:シート、13:単結晶
曲がりの発生しない部分の長さ、クラック発生の有無と
の関係を示す特性図、第2図は本発明の実施例の一例の
単結晶育成炉の構造を示す説明図である。 5:るつぼ、6:アフターヒータ、10:上蓋 11:
保持棒、12:シート、13:単結晶
Claims (3)
- (1)るつぼ内に装入した酸化物単結晶の原料をるつぼ
に入れ高周波電力により溶融し、融液にシート(種結晶
)を接触させた後、シートを引き上げて所定の酸化物単
結晶を所定の長さ育成し、育成終了後前記融液から切り
離して冷却する工程を有する酸化物単結晶の製造方法に
おいて、前記るつぼ内融液直上5mmの温度勾配を46
℃/cm以上でかつ75℃/cm以下になるようにして
結晶を引き上げ育成することを特徴とする酸化物単結晶
の製造方法。 - (2)上記酸化物単結晶はLiTaO_3で、引き上げ
方向はX軸又は36°Y軸であることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の酸化物単結晶の製造方法。 - (3)上記酸化物単結晶はLiTaO_3で、結晶直径
が79mmから93mmの範囲で、引上げ方向はX軸又
は36°Y軸であることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の酸化物単結晶の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62106771A JPS63270385A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 酸化物単結晶の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62106771A JPS63270385A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 酸化物単結晶の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63270385A true JPS63270385A (ja) | 1988-11-08 |
Family
ID=14442170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62106771A Pending JPS63270385A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 酸化物単結晶の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63270385A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7060133B2 (en) | 2002-11-19 | 2006-06-13 | Tokuyama Corporation | Single crystal pulling apparatus for a metal fluoride |
US7364715B2 (en) | 2002-11-19 | 2008-04-29 | Tokuyama Corporation | As-grown single crystal of alkaline earth metal fluoride |
-
1987
- 1987-04-30 JP JP62106771A patent/JPS63270385A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7060133B2 (en) | 2002-11-19 | 2006-06-13 | Tokuyama Corporation | Single crystal pulling apparatus for a metal fluoride |
US7364715B2 (en) | 2002-11-19 | 2008-04-29 | Tokuyama Corporation | As-grown single crystal of alkaline earth metal fluoride |
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