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JPS63274586A - 2色感熱記録材料 - Google Patents

2色感熱記録材料

Info

Publication number
JPS63274586A
JPS63274586A JP62109298A JP10929887A JPS63274586A JP S63274586 A JPS63274586 A JP S63274586A JP 62109298 A JP62109298 A JP 62109298A JP 10929887 A JP10929887 A JP 10929887A JP S63274586 A JPS63274586 A JP S63274586A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bis
color
piperazine
layer
developing layer
Prior art date
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Granted
Application number
JP62109298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2605036B2 (ja
Inventor
Hiroaki Okuda
奥田 宏明
Yukihiro Yuyama
幸博 湯山
Norihiko Inaba
稲葉 憲彦
Noritomo Katou
加藤 憲智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP62109298A priority Critical patent/JP2605036B2/ja
Publication of JPS63274586A publication Critical patent/JPS63274586A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2605036B2 publication Critical patent/JP2605036B2/ja
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Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/30Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using chemical colour formers
    • B41M5/337Additives; Binders
    • B41M5/3375Non-macromolecular compounds

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は2色感熱記録材料に関し、更に詳しくは1通常
無色又はやや淡色のロイコ染料と、熱時このロイコ染料
と反応して発色せしめる顕色剤とを主成分として含有し
てなる感熱発色層を積層してなる2色感熱記録材料に関
する。
〔従来技術〕
感熱記録材料は、加熱によって発色画像を形成しうる感
熱発色層を紙などの支持体上に設けたものであって、そ
の加熱にはサーマルヘッドを備えたサーマルプリンター
などが広く用いられている。
こうした従来の感熱記録材料としては、感熱発色層中に
ラクトン環、ラクタム環、スピロピラン環などを有する
無色又は淡色のロイコ染料(発色主剤)と、加熱時にこ
のロイコ染料と反応して発色させる顕色剤(発色助剤)
とを含有するものが色調が鮮明であり、しかもカブリ現
象が少ないため多く利用されている。
ところで、感熱記録材料は加熱するだけで容易に発色画
像が得られるため図書1文書などの複写に用いられるば
かりでなく、電子計算機、ファクシミリ、テレックスな
どの各種情報並びに計測機の出力記録等の分野で活用さ
れているが、記録の用途によっては特に必要なデーター
や数字をより明確に表示するために、その部分の発色(
表示色)を他の部分の発色の色と変えて記録できること
が望ましいことは当然である。
最近は、加熱温度の差、又は熱エネルギーの差を利用し
て多色の記録を得ようとする試みもされ、それに従がっ
て種々の多色発色感熱記録紙が提案されている。多色発
色感熱記録紙は、一般に支持体上に、異なった発色熱エ
ネルギーで異なった色調に発色する2種の高温及び低温
発色層を重ねて形成したものであって、大別すると以下
の2種類に分けられる。その1つは、高温発色層を発色
させる場合に低温発色層の色調と混色して低温発色層の
発色色調とは異なる色調を得るものであり。
他の1つは、高温発色層を発色させる場合に低温発色層
を消色する消色剤を用いて低温発色層の発色色調の混色
のない高温発色層の発色色調のみを得るものである。こ
れらの具体例として、前者のものは、特公昭49−69
号公報、特公昭49−4342号、特公昭49−277
08号報、特開昭48−86543号公報。
特開昭49−65239号公報等に記載され、また後者
のものは、特公昭50−17865号公報、特公昭50
−17866号公報、特公昭51−29024号公報、
特公昭51−87542号公報、特開昭50−1804
8号公報、特公昭55−36519号公報等にそれぞれ
開示されている。
しかしながら、前者の多色発色感熱記録紙の場合には、
高温発色の際、低温発色層の色調と混色させる為に具体
的に実現しうる発色色調が赤−黒。
青−黒等のように高温発色色調がいんぺい力のある黒糸
に限られるという欠点がある。一方、後者の多色発色感
熱記録紙の場合には、発色色調の組合せは、自由に選べ
るが、高温発色の際、低温発色層を消色する消色剤とし
て高級脂肪族アルコール、ポリエーテル、ポリエチレン
グリコール誘導体、含窒素有機化合物としてのアセトア
ミド、ステアロアミド、フタロニトリル、アミン誘導体
としてのグアニジン誘導体、モルフォリン誘導体等が用
いられる。しかし、このような多色発色の記録材料では
、感熱発色層を複数IIt層する為、各層が均一に塗布
されることが重要であるが、上部層へのコーティングが
進むにつれ均一に塗布することが回置となる。特に低温
発色層は均一な塗布を行うことができないため、低温発
色層の色調は濃薄混り合い、また高温発色層の色調も低
温発色層の発色色調と混色してしまうという問題を生じ
ていた。
【目  的〕
本発明は黒色系の低温発色層及び赤色系の高温発色層を
均一に発色することができるとともに混色のない2色分
離性に優れた2色感熱記録材料を提供することを目的と
する。
〔構  成〕
本発明によれば、支持体上に高温発色層、消色層、低温
発色層をその順に積層した2色感熱記録材料において、
該低温発色層にコハク酸系界面活性剤を含有させたこと
を特徴とする2色感熱記録材料が提供される。
本発明におけるコハク酸系界面活性剤としては。
通常、下記一般式(1)で表わされる化合物が用いられ
る。
上記一般式(1)中、Rは炭素数1〜18の直鎖又は分
枝アルキル基、好ましくは2−エチルヘキシル基を表わ
し、前記アルキル基中には1つ以上のエーテル結合が含
まれていてもよい、このようなコハク酸系界面活性剤と
しては、市販される通常のコハク酸系界面活性剤が適宜
使用される。
本発明に使用する前記一般式(1)で表わされるコハク
酸系界面活性剤としては、例えば、Na−ジ−メチル−
スルホサクシネート、Na−ジ−エチル−スルホサクシ
ネート、 Na−ジ−プロピル−スルホサクシネート、
Na−ジ−ブチル−スルホサクシネート、Na−ジ−ベ
ンチルースルホサクシネート、 Na−ジ−ヘキシル−
スルホサクシネート、 Na−ジ−ヘプチル−スルホサ
クシネート、Na−ジ−オクチル−スルホサクシネート
、Na−ジー(2−エチルヘキシル)スルホサクシネー
ト、 Na−ジ−ノニル−スルホサクシネート、Na−
ジ−デカニル−スルホサクシネート等を挙げることがで
きる。
このようなコハク酸系界面活性剤は、低温発色層中に用
いるロイコ染料1部に対し0.01〜0.06部の範囲
で使用することが望ましい。
本発明においては、低温発色層中にコハク酸系界面活性
剤を含有させたことにより、低温発色層塗液の湿潤性が
増大し、低温発色層の均一塗工性が向上するため、低温
発色層を均一に発色することができ、またかかる低温発
色層は高エネルギー下において均一に消色するので、高
温発色層も均一に発色し、2色分離性に優れ混色のない
発色画像を得ることができる。
また1本発明においては、必要に応じ高温発色層と消色
層との間及び消色層と低温発色層との間に中間層を設け
てもよい。
中間層に含有させる造膜性高分子結合剤の軟化点は、好
ましくは100℃前後、更に好ましくは80℃〜120
℃である。このような結合剤の例としては。
ポリビニルアルコール、ポリウレタン、ヒドロキシエチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロース、デンプン
及びその誘導体、ポリ塩化ビニリデン、スチレン/ブタ
ジェン共重合体、塩化ビニルl酢酸ビニル共重合体、ス
チレン/ブタジェン/アクリル系共重合体等が挙げられ
るが、本発明はこれらに限られるものではない。
尚、中間層は上記の如き結合剤を主成分とするが、熱可
融性物質(増感剤等)やフィラーをそれぞれの中間層に
含有させてもよい。
本発明において、高温発色層及び低温発色層に含有させ
る顕色剤としては、例えば、N、N’−ジフェニルチオ
尿素、N−p−エチルフェニル−N′−フェニルチオ尿
素、N−p−ブチルフェニル−N′−フェニルチオ尿素
、N、N’−ジー園−クロロフェニルチオ尿素、N、N
’ −ジ−p−クロロフェニルチオ尿素、N、N’ −
グ1−トリフルオロメチルフェニルチオ尿素、N、N’
 −グ1−メチルフェニルチオ尿素、4,4′ −イソ
プロピリデンジフェノール、4,4′ −イソプロピリ
デンビス(2−クロロフェノール)、4,4′ −イソ
プロピリデンビス(2,6−ジブロモフェノール)、 
4.4’ −イソプロピリデンビス(2,6−ジクロロ
フェノール)、 4.4’ −イソプロピリデンビス(
2−メチルフェノール)、4,4′−イソプロピリデン
ビス(2−tert−ブチルフェノール)、 4.4’
 −5ee−ブチリデンジフェノール、4.4′−シク
ロへキシリデンビス(2−メチルフェノール)、4− 
tart−ブチルフェノール、4−フェニルフェノール
、4−ヒドロキシジフェノキシド。
α−ナフトール、β−ナフトール、3.5−キシレノー
ル、チモール、メチル−4−ヒドロキシベンゾエート、
4−ヒドロキシアセトフェノン、ノボラック型フェノー
ル樹脂、2,2′ −チオビス(4,6−ジクロロフェ
ノール)、カテコール、レゾルシン、ヒドロキノン、ビ
ロガノール、フロログルシン、フロログリシンカルボン
酸、4−tert−オクチルカテコール、 z、z’ 
−メチレンビス(4−クロロフェノール)、 2.2’
−メチレンビス(4−メチル−6−tert−ブチルフ
ェノール)、 2.2’ −ジヒドロキシジフェニル、
P−ヒドロキシ安息香酸エチル、ρ−ヒドロキシ安息香
酸プロピル、p−ヒドロキシ安息香酸ブチル、p−ヒド
ロキシ安息香酸ベンジル、P−ヒドロキシ安息香酸−P
−クロルベンジル、p−ヒドロキシ安息香酸−0−クロ
ルベンジル、P−ヒドロキシ安息香酸−p−メチルベン
ジル、p−ヒドロキシ安息香酸−n−オクチル安息香酸
、サリチル酸亜鉛、■−ヒドロキシー2−ナフトエ酸、
2−ヒドロキシ−6−ナフトエ酸、2−ヒドロキシ−6
−ナフトエ酸亜鉛、4−ヒドロキシジフェニルスルホン
、4−ヒドロキシ−4′−クロロジフェニルスルポン、
ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルフィド等が用いら
れる他、下記に示すようなグアニジン系の有機塩基の顕
色剤も使用し得る。
本発明において用いるロイコ染料は単独又は2種以上混
合して適用されるが、このようなロイコ染料としては、
この種の感熱材料に適用されているものが任意に適用さ
れ1例えば、トリフェニルメタン系、フルオラン系、フ
ェノチアジン系、オーラミン系、スピロピラン系、イン
ドリノフタリド系等の染料のロイコ化合物が好ましく用
いられる。このようなロイコ染料の具体例としては1例
えば、以下に示すようなものが挙げられる。
3.3−ビス(P−ジメチルアミノフェニル)−フタリ
ド、 3.3−ビス(P−ジメチルアミノフェニル)−6−シ
メチルアミノフタリド(別名クリスタルバイオレットラ
クトン)。
3.3−ビス(P−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
ブチルアミノフェニル、 3.3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ク
ロルフタリド、 3.3−ビス(p−ジブチルアミノフェニル)フタリド
3−シクロヘキシルアミノ−6−クロルフルオラン。
3−ジメチルアミノ−5,7−シメチルフルオラン、3
−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−7−メチルフルオラン。
3−ジエチルアミノ−7,8−ベンズフルオラン、3−
ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロルフルオラン。
3−(N−p−トリル−N−二チルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、 3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
、 2− (N−(3’ −)−リフルオルメチルフェニル
)アミノ)−6−ジニチルアミノフルオラン、2− (
3,6−ビス(ジエチルアミノ)−9−(o−クロルア
ニリノ)キサンチル安息香酸ラクタム)。
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(ig−トリク
ロロメチルアニリノ)フルオラン。
3−ジエチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)フル
オラン、 3−ジブチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)フル
オラン、 3−N−メチル−N−アミルアミノ−6−メチル−7−
アニリノフルオラン、 3−N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、 3−(N,N−ジエチルアミノ)−5−メチル−7−(
N。
N−ジベンジルアミノ)フルオラン、 ベンゾイルロイコメチレンブルー、 6′−クロロ−8′−メトキシ−ベンゾインドリノ−ビ
リロスピラン、 6′−ブロモ−3′−メトキシ−ベンゾインドリノ−ビ
リロスビラン、 3−(2’ −ヒドロキシ−4′−ジメチルアミノフェ
ニル)−3−(2’ −メトキシ−5′−クロルフェニ
ル)フタリド。
3−(2’ −ヒドロキシ−4′−ジメチルアミノフェ
ニル)−3−(2’ −メトキシ−5′−二トロフエニ
ル)フタリド、 3−(2’ −ヒドロキシ−41−ジエチルアミノフェ
ニル)−3−(2’ −メトキシ−5′−メチルフェニ
ル)フタリド。
3−(2’ −メトキシ−4′−ジメチルアミノフェニ
ル)−3−(2’ −ヒドロキシ−4′−クロル−5′
−メチルフェニル)フタリド、 3−モルホリノ−7−(N−プロピル−トリフルオロメ
チルアニリノ)フルオラン、 3−ピロリジノ−7−トリフルオロメチルアニリノフル
オラン、 3−ジエチルアミノ−5−クロロ−7−(N−ベンジル
−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン。
3−ピロリジノ−7−(ジーP−クロルフェニル)メチ
ルアミノフルオラン。
3−ジエチルアミノ−5−クロル−7−(α−フェニル
エチルアミノ)フルオラン。
3−(N−エチル−p−トルイジノ)−7−(α−フェ
ニルエチルアミノ)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−?−(o−メトキシカルボニルフ
ェニルアミノ)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−5−メチル−7−(α−フェニル
エチルアミノ)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−7−ピペリジノフルオラン、2−
クロロ−3−(N−メチルトルイジノ)−7−(p−〇
−ブチルアニリノ)フルオラン、 3−(N−ベンジル−N−シクロヘキシルアミノ)−5
,6−ペンゾー7−α−ナフチルアミノ−4′−ブロモ
フルオラン、 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−メシチジノー4
’、5’−ベンゾフルオラン等。
本発明においては、高温発色層に含有させる特に好まし
いロイコ染料の具体例としては、例えば、3−ジエチル
アミノ−7−クロルフルオラン、3−ジエチルアミノ−
6−メチル−7−クロルフルオラン、3−シクロヘキシ
ルアミノ−6−クロルフルオラン、3−ジエチルアミノ
ベンゾ〔α〕フルオラン等が挙げられる。また、高温発
色層には、前記したグアニジン系顕色剤と組合せて、下
記に示すようなアシル化したラクトン又はサルトン型酸
性ロイコ染料も使用できる。
本発明で用いられる消色剤としては、前記従来技術の説
明の個所において示した如き従来公知の種々の消色剤を
用いることができることはもちろん、更に消色効果の高
いものとしては、下記一般式(1)、 (II)、(m
)、 (fV)及び(V)で表わされる化合物や、分子
中に3個以上のアミド基を有するか又は2個以上のアミ
ド基と1個以上の第3級アミノ基を有する化合物、N、
N’ −ジチオカプロラクタム等の使用が有利である。
一般式(U) 一般式(I[r) 一般式(IV) 一般式(V) 前記一般式(I)、(n)及び(III)中、R1及び
R2は置換基を有していてもよいアルキル、シクロアル
キル、アリール又はアルアルキルであり、Xはカルボニ
ル又はスルホニルである。前記R工及びR8で表わされ
るアルキルとしては1通常、炭素数1〜18の直鎖又は
分枝鎖のものが挙げられ、シクロアルキルとしては、シ
クロヘキシルが挙げられ、アリールとしては、フェニル
、トリル、キシリル等が挙げられ、アルアルキルとして
は、ベンジル、フェネチル等が挙げられる。これらの置
換基は。
さらに他の置換基を有することができ、このような置換
基としては1例えば、アルキル、アリール、ハロゲン等
の他、アルコキシ、アリールオキシ。
アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル。
カルバモイル、アシルアミノ等を挙げることができる。
また、一般式(1)〜(III)におけるピペラジン環
にも、アルキル、アリール、ハロゲン、アルコキシ、ア
リールオキシ、アシル、アシルオキシ。
アルコキシカルボニル、カルバモイル、アシルアミノ等
の置換基が1個又は2個以上結合されていてもよい。
前記一般式(1)で表わされる化合物の具体例としては
、例えば、以下のようなものが挙げられる。
N−メチル−N′−フェニルアセチルピペラジン。
N−プロピル−N′−フェニルアセチルビベラニン。
N−プロピル−N′−ベンゾイルピペラジン、N−ブチ
ル−N′−ベンゾイルピペラジン。
N−シクロへキシル−N′−ベンゾイルピペラジン、訃
へキシル−N′−ベンゾイルピペラジン、N−ラウリル
−N′−ベンゾイルピペラジン、N−ステアリル−N′
−ベンゾイルピペラジン。
N−フェニル−N′−ベンゾイルピペラジン、N−ベン
ジル−N′−ベンゾイルピペラジン。
トフェニルーN′−シクロヘキシロイルピペラジン。
N−フェニル−N′−アセチルピペラジン。
N−フェニル−N′−ラウロイルピペラジン等。
前記一般式(II)で表わされる化合物の具体例として
は1例えば、以下のようなものが挙げられる。
N、N’−ビス(ベンゼンスルホニル)ピペラジン。
N、N’−ビス(P−メチルベンゼンスルホニル)ピペ
ラジン。
N、N’−ビス(p−イソプロピルベンゼンスルホニル
)ピペラジン。
N、N’−ビス(p−クロロベンゼンスルホニル)ピペ
ラジン、 N、N’−ビス(0−クロロベンゼンスルホニル)ピペ
ラジン。
N、N’−ビス(■−クロロベンゼンスルホニル)ピペ
ラジン。
N、N’−ビス(p−ブロモベンゼンスルホニル)ピペ
ラジン、 N、N’−ビス(ブチルスルホニル)ピペラジン、N、
N’−ビス(オクチルスルホニル)ピペラジン。
N、N’−ビス(ラウリルスルホニル)ピペラジン。
N、N’−ビス(ステアリルスルホニル)ピペラジン、
N、N’−ビス(シクロヘキシルスルホニル)ピペラジ
ン。
N、N’−ビス(p−ラウリルベンゼンスルホニル)ピ
ペラジン、 N、N’−ビス(シクロへキシルスルホニル)ピペラジ
ン等。
前記一般式(m)で表わされる化合物の具体例としては
1例えば、以下のようなものが挙げられる。
N、N’−ビス(ブチロイル)ピペラジン。
N、N’−ビス(ヘキシロイル)ピペラジン、N、N’
−ビス(n−オフチロイル)ピペラジン、N、N’−ビ
ス(ターシャリ−オフチロイル)ピペラジン、 N、N’−ビス(ラウリロイル)ピペラジン。
N、N’−ビス(ステアロイル)ピペラジン。
N、N’−ビス(ピバロイル)ピペラジン。
N、N’−ビス(シクロへキシロイル)ピペラジン、N
、N’−ビス(p−メチルシクロヘキシロイル)ピペラ
ジン、 N、N’−ビス(P−メチルフェニルアセチル)ピペラ
ジン、 N、N’−ビス(フェニルアセチル)ピペラジン、N、
N’−ビス(フェニルプロピオニル)ピペラジン。
N、N’−ビス(ベンゾイル)ビベランジン、N、N’
−ビス(フェノキシアセチル)ピペラジン、N、N’−
ビス(p−クロロベンゾイル)ピペラジン、N、N’−
ビス(2−フェノキシプロピオニル)ピペラジン等。
前記一般式(IV)式中、R1、R,、R,及びR4は
置換又は未置換のアルキル、シクロアルキル、アリール
又はアラルキルを表わし、R□とR2又はR5とR4は
、その末端がそれぞれ結合して環を形成することもでき
る。前記アルキルとしては、通常、炭素数4〜18の直
鎖又は分枝鎖のものが挙げられ、シクロアルキルとして
は、シクロヘキシルが挙げられ。
アリールとしては、フェニル、トリル、キシリル等が挙
げられ、アルアルキルとしては、ベンジル、フェネチル
等が挙げられる。これらの置換基は。
さらに他の置換基を有することができ、このような置換
基としては、例えば、アルキル、アリール、アルコキシ
、アシル、ハロゲン等の他、ベンゾイルアミノ、アセチ
ルアミノ等のアシルアミノ、アルコキシカルボニル キシ、アルアルキルオキシ等を挙げることができる.A
は脂肪酸基又は芳香族基であり、脂肪族基の場合、通常
、置換又は未置換の炭素数1〜8のフルキレンであり、
芳香族基の場合、置換又は未置換のフ二二しン,トリレ
ン、キシリレン等のアリーレン等であり,この場合、置
換基としては、前記したハロゲン、アシルアミノ、アル
コキシカルボニル、カルバモイル、アリールオキシ、ア
ルアルキルオキシ等が挙げられる。
前記脂肪族及び芳香族二価カルボン酸のジ置換アミド化
合物の具体例としては,例えば、以下のものを挙げるこ
とができる。
N,N,N’N’−テトラブチルコハク酸ジアミド、N
,N,N’N’−テトラオクチルコハク酸ジアミド。
N,N,N’N’−テトララウリルコハク酸ジアミド。
N,N,N’N’−テトラステアリルコハク酸ジアミド
N,N,N’N’−テトラフェニルアジピン酸ジアミド
、N。
N,N’N’−テトラ−P−ブチルフェニルアジピン酸
ジアミド。
N,N,N’N’−テトラブチルアジピン酸ジアミド。
N,N,N’N’−テトラオクチルアジピン酸ジアミド
N,N,N’N’−テトララウリルアジピン酸ジアミド
N,N,N’N’−テトラステアリルアジピン酸ジアミ
ド。
N,N’−ジシクロへキシル−N,N’−ジメチルコハ
ク酸ジアミド。
N,N’−イソフタロイルビスピロリジン。
N,N’−フタロイルビスピロリジン、N,N’−テレ
フタロイルビス−ジエチルアミン、N,N’−イソフタ
ロイルビス−ジエチルアミン。
N,N’−フタロイルビス−ジエチルアミン。
N,N’−テレフタロイルビス−ジプロピルアミン。
N,N’−イソフタロイルビス−ジプロピルアミン。
N,N’−テレフタロイルビス−ジブチルアミン。
N,N’−イソフタロイルビス−ジブチルアミン、N,
N’−テレフタロイルビス−シクロへキシル−メチルア
ミン、 N,N’−イソフタロイルビスシクロヘキシル−メチル
アミン、 N,N’−テレフタロイルビス−ジシクロへキシル−ア
ミン、 N,N’−イソフタロイルビス−ジシクロへキシル−ア
ミン等。
前記一般式(V)中,R1及びR3は置換基を有してい
てもよいアルキル、シクロアルキル、アリール又はアル
アルキルを表わす.前記アルキルとしては、通常、炭素
数1〜18の直鎖又は分枝鎖のものが挙げられ,シクロ
アルキルとしては,シクロヘキシルが挙げられ,アリー
ルとしては,フェニル、トリル、キシリル等が挙げられ
,アルアルキルとしては,ベンジル、フェネチル等が挙
げられる。
これらの置換基はさらに他の置換基を有することができ
、このような置換基としては、アルキル。
アリール、ハロゲンの他、アルコキシ、アリールオキシ
、アルアルキルオキシ、アシル、アシルオキシ、アルコ
キシカルボニル、カルバモイル、アシルアミノ等の置換
基が挙げられるaYl及びY、は、直鎖又は分枝鎖の炭
素数1〜18のアルキレン基である。
このような化合物の具体例としては1例えば。
以下のようなものが挙げられる。
N、N’−ビス(ベンゾイルアミノエチル)ピペラジン
、 N、N’−ビス(ベンゾイルアミノプロビル)ピペラジ
ン。
N、N’−ビス(ベンゾイルアミノブチル)ピペラジン
、 N、N’−ビス(シクロへキシルアミノプロピル)ピペ
ラジン。
N、N’−ビス(ヘキシロイルアミノプロピル)ピペラ
ジン、 N−ベンゾイルアミノプロビル−N′−シクロへキシル
アミノエチルピペラジン、 N−ベンゾイルアミノプロビル−N′−ベンゾイルアミ
ノブチルピペラジン。
N−(P−クロロベンゾイルアミノアミノ)−N′−ベ
ンゾイルアミノプロピルピペラジン。
N−シクロヘキシロイルアミノプロビル−N′−シクロ
ヘキシロイルアミノブチルビベラジン等。
また、前記分子中に3個以上のアミノ基を有するか又は
2個以上のアミド基を1個以上の第3級アミノ基を有す
る化合物の具体としては、例えば。
以下のものが挙げられる。
N、N’ 、N’ −トリベンゾイル−ジエチレントリ
アミン。
N、N’−N’ −トリベンゾイル−ジプロピレントリ
アミン。
N、N’、N’ 、N  −テトラベンゾイル−トリエ
チレンテトラミン、 1.7−ジベンゾイル−4−メチル−ジエチレントリア
ミン。
1.9−ジベンゾイル−5−メチル−ジプロピレントリ
アミン、 1.7−ジーα−ナフトイル−4−メチル−ジエチルト
リアミン、 1.7−ジーα−ナフトイル−4−シクロヘキシル−ジ
エチレントリアミン。
N、N’ 、N’ −トリピバロイル−ジエチレントリ
アミン。
N、N’、N’ 、N  −テトラアセチル−トリエチ
レンテトラミン。
N、N’、N’ 、N  −テトラシクロへキシロイル
−トリエチレンテトラミン等。
その他、消色剤として、ポリエーテル、ポリエチレング
リコール誘導体、固体アルコール、グアニジン誘導体、
モルフォリン誘導体を用いることができる。
本発明で用いる前記消色剤は、単独又は2種以上の混合
物の形で用いられ、これらのものは通常白色で、空気中
で安定な固体であり、本発明の場合、80℃以上、好ま
しくは120〜250℃の範囲の融点を持つものが好ま
しく使用される。
本発明においては、前記ロイコ染料、顕色剤及び消色剤
を支持体上に結合支持させるために、慣用の種々の結合
剤を適宜用いることができ1例えば、ポリビニルアルコ
ール、デンプン及びその誘導体、メトキシセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ース、メチルセルロース、エチルセルロース等のセルロ
ース誘導体、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルピロリ
ドン、アクリル酸アミド/アクリル酸エステル共重合体
、アクリル酸アミドlアクリル酸エステル/メタクリル
酸3元共重合体、スチレン/無水マレイン酸共重合体ア
ルカリ塩、イソブチレン/無水マレイン酸共重合体アル
カリ塩、ポリアクリルアミド、アルギン酸ソーダ、ゼラ
チン、カゼイン等の水溶性高分子の他、ポリ酢酸ビニル
、ポリウレタン、スチレンlブタジェン共重合体、ポリ
アクリル酸、ポリアクリル酸エステル、塩化ビニル/酢
酸ビニル共重合体、ポリブチルメタクリレート。
エチレン/酢酸ビニル共重合体、スチレン/ブタジエン
/アクリル系共重合体等のラテックスを用いることがで
きる。
また、本発明においては、前記ロイコ染料及び顕色剤と
共に、必要に応じ、更に、この種の感熱記録材料に慣用
される補助添加成分、例えば、填料、界面活性剤、熱可
融性物質(又は滑剤)等を併用することができる。この
場合、填料としては。
例えば、炭酸カルシウム、シリカ、酸化亜鉛、酸化チタ
ン、水酸化アルミニウム、水酸化亜鉛、硫酸バリウム、
クレー、タルク、表面処理されたカルシウムやシリカ等
の無機系微粉末の他、尿素−ホリマリン樹脂、スチレン
/メタクリル酸共重合体、ポリスチレン樹脂等の有機系
の微粉末を挙げることができ、熱可融性物質としては1
例えば、高級脂肪酸又はそのエステル、アミドもしくは
金属塩の他、各種ワックス類、芳香族カルボン酸とアミ
ンとの縮合物、安息香酸フェニルエステル。
高級直鎖グリコール、3,4−エポキシ−へキサヒドロ
フタル酸ジアルキル、高級ケトン、その他の熱可融性有
機化合物等の50〜200℃程度の融点を持つものが挙
げられる。
゛〔実施例〕 次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。なお
、以下において示される部及び%はいずれも重量基準で
ある。
実施例1 下記成分をそれぞれサンドミルを用いて平均粒径が2〜
3μ園になるよう粉砕分散し1分散液A〜Dを調製した
〔分散液−A〕
3−(N−エチル−N−アミルアミノ)−6−メチル−
7−アニリツフルオラン(黒色)    20部10%
ヒドロキシエチルセルロース水溶液 2o〃水    
                      60/
F〔分散液−B〕 3.3−ジクロロフェニルチオ尿素    10部炭酸
カルシウム            1o〃ポリビニル
アルコール(10%水溶液)2o〃水        
                 6o〃〔分散液−
B〕 10%ヒドロキシエチルセルロース水溶液 2o〃水 
                         
60#〔分散液−B〕 ビスフェノールA             10部炭
酸カルシウム            1o〃10%ヒ
ドロキシエチルセルロース    15#水     
                    65#〔分
散液−B〕 水                        
 95〃以上の様にして調製した分散液A10部1分散
液870部、E液1部、水19部をそれぞれとり、混合
攪拌して低温用感熱発色形成液を得た。一方1分散液C
10部1分散液070部、水20部をそれぞれとり、混
合攪拌し、高温発色用感熱発色層形成液を得た。
更に消色剤層を形成するための消色剤層形成液を下記比
率で作成した。
〔消色剤層形成液〕
4.4−ジチオジモルフォリン       20部l
O%ポリビニルアルコール水溶液    201水  
                        6
o〃次に、坪量約52g/−の市販上質紙の上に、前記
高温発色層形成液を乾燥時付着量が5.0g1r+(ど
なるように塗布乾燥して高温発色層を形成し、その上に
前記消色層形成液を乾燥時付着量が5.0g/ rrr
どなる様塗布乾燥し消色層を形成した。その上に前記低
温発色層形成液を、乾燥時付着量が3.5 g /イと
なる様塗布乾燥し低温発色層を形成した1次いで、平滑
度500−1500secになるようキャレンダー処理
を施し1本発明の2色感熱記録材料を得た。
実施例2 〔F液〕 Na・ジ−ペプチル−スルホサクシネート   5部水
                         
95〃実施例1の低温発色層形成液中のE液をF液に変
えた以外は実施例1と同様にして本発明の2色感熱記録
材料を得た。
実施例3 〔G液〕 Na−ジ−ノニル−スルホサクシネート    5部水
                         
95I実施例1の低温発色層形成液中のE液をG液に変
えた以外は実施例1と同様にして本発明の2色感熱記録
材料を得た。
実施例4 〔H液〕 E液               1〃水     
                     39〃実
施例1の消色層と低温発色層の間に中間層としてH液を
乾燥時付着量が1.5g/rrrになるように塗布乾燥
した以外は実施例1と同様にして本発明の2色感熱記録
材料を得た。
比較例1 実施例Iの低温発色層形成液中のE液を除いた以外は実
施例1と同様にして比較用の2色感熱記録材料を得た。
比較例2 実施例2のH液中のE液、低温発色層形成液中のE液を
除いた以外は実施例2と同様にして比較用の2色感熱記
録材料を得た。
以上の様にして得た実施例及び比較例の2色感熱記録材
料についてG−1[1ファクシミリテスト機にて動的発
色性及びマツチング性についてテストした結果を下記表
−1に示す。
なお、テスト機は、検子電子部品(株)の8ドツトl■
■のサーマルヘッドを有し1発熱体抵抗は約400Ωl
ドツトであり、発色性テストは、主走査記録速度20g
tsec/1ine、副走査3.85 Q /am、プ
ラテン抑圧3.0kg/cd、ヘッド入力0.61/ド
ツトの条件で行なった。
また濃度測定はマクベス濃度計(RD−514,フィル
ターリ−106黒発色、11−58赤発色)を使用した
尚1表中の0.Δ及び×は、それぞれ、「良い」。
「やや悪い」及び「悪い」を意味する。
表−1 〔効  果〕 表−1かられかるように本発明の2色感熱記録材料は、
低温発色層にコハク酸系界面活性剤特にNa−ジ−アル
キルスルホサクシネートを含有させたことにより、低温
及び高温発色層の均一発色性に優れかつ2色分離性にも
優れることがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上に高温発色層、消色層、低温発色層をそ
    の順に積層した2色感熱記録材料において、該低温発色
    層にコハク酸系界面活性剤を含有させたことを特徴とす
    る2色感熱記録材料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5995191A (ja) * 1982-11-22 1984-06-01 Fuji Photo Film Co Ltd 感熱記録シ−ト
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