JPS63262979A - 正極同期テレビ信号の位相検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、正極同期を採用しているテレビ信号におい
て位相同期を得るため、サンプリング・クロックの再生
を必要とする装置に用いられる位相検出装置の改良に関
するものである。

［従　来　例］ 近年、高精細テレビジョンが開発されて°おり、この高
精細テレビジョンには従来と比較して短時間に多くの信
号が伝送される。そして多くの信号を伝送するため、そ
の信号を圧縮して伝送する方式が提案されている。特に
、衛星放送にて全国的に受信可能とするための伝送方式
によると、伝送された信号を受信する高精細テレビジョ
ンには。

従来と異なった同期回路が必要である。

［発明が解決しようとする問題点］ ところで、上記伝送方式にて伝送されたテレビ信号を受
信するために必要な同期回路にあっては、位相同期を得
るための信号を出力する位相検出装置が必要になる。

この発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、その
目的は新たな伝送方式にて伝送された正極同期テレビ信
号の位相同期を得るための信号を直線性のよい特性で出
力することができるようにした正極同期テレビ信号の位
相検出装置を提供することにある。

［問題点を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、この発明は、正極同期テレ
ビ信号より位相同期を得るための信号を出力する正極同
期テレビ信号の位相検出装置であって、前記正極同期の
テレビ信号のｎ階差分を得るｎ階差分検出手段と、該ｎ
　ＦＷ差分検出手段にて得られた階差分に基づいて、予
め前記位相同期を得るための信号に対応した値が記憶さ
れているルックアップテーブル回路を有し、前記ｎ階差
分検出手段にて得られた階差分に基づいて、前記ルック
アップテーブル回路より前記位相同期を得るための信号
のデータを出力するルックアップテーブル部とを備えて
いるものである。

［実　施　例］ 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図において、１は正極同期テレビ信号と１１０１ｊ
レベルの信号とを切り換える、例えばマルチプレクサ等
の切り換え手段である。この切り換え手段１は、所定間
隔の入力テレビ信号に基づいて位相ロックの可能範囲を
タイミング信号にて決める。なお、この発明では、人力
するテレビ信号をアナログ信号と仮定しているが、処理
はＡ／１つ変換した後の信号を扱うデジタル信号処理を
前提としている。また、入力テレビ信号は、例えば第３
図に示すように矩形波信号である。このテレビ信号が切
り換え手段１にて切り換えられ、１階差分２ａ、２階差
分２ｂ、・・・、ｎ階差分２ｎが設けられるｎ階差分検
出手段２に人力される。このｎ階差分検出手段２にて上
記範囲（入力テレビ信号の周期的波形の区間）内で１階
差分、２階差分、・・・、あるいはｎ階差分が算出され
る。このｎ階差分検出手段２にて算出された階差分はル
ックアップテーブル部３に入力される。このルックアッ
プテーブル部３には１例えば第２図に示すように階差分
に基づいて直線性のよい特性のものを出力するだめのテ
ーブルが種々記憶されているメモリを備えたルックアッ
プテーブル回路３ｂと、上記入力信号が矩形波信号と異
なる曲線形４８号の場合に判定しようとする信号を得る
レベルスライス回路３ａ等からなっている。

第２図は上記ｎ階差分検出手段２を２階差分検出回路４
とした場合の例であり、この２階差分検出回路４には、
入力テレビ信号をクロック信号の２パルス分にて遅延す
る第１の２クロック遅延回路４ａと、遅延した信号に−
１を掛ける第１の係数器４ｂと、入力テレビ信号と係数
器４ｂを経たテレビ信号とを加算する第１の加算器４ｃ
と、第１の２クロック遅延回路４ａにて遅延された信号
をさらにクロック信号の２パルス分にて遅延する第２の
２クロック遅延回路４ｄと、第１の係数器４ｂを経た信
号と第２の２クロック遅延回路４ｄにて遅延された信号
とを加算する第２の加算器４ｅ、第２の加算器４ｔ３の
加算にて得られた信号に−１を掛ける第２の係数器４ｆ
と、第１の加算器４ｃにて加算された信号と第２の係数
器４ｆを経た信号とを加算する第３の加算器４ｇとから
なっている。

次に、上記構成の正極同期のテレビジョン信号の位相検
出装置の動作を第３図および第４図に基づいて説明する
。なお、横軸の数字はクロック信号のパルスに対応して
いる。

人力テレビ信号として、第３図（ａ）に示すような矩形
波信号が入力され、その信号が所定間隔のタイミング信
号にて２階差分検出回路４に入力される。これば１例え
ばクロック信号が略１０パルスに相当する間隔の時間だ
け切り換え手段１が切り換えられる。その際、矩形波信
号の規準点を同図（ａ）に示すように、そのタイミング
信号にて決定された間隔の中心にとる。すると、２階差
分検出四１４の第２の加算器４ｅにて矩形波信号の１階
差分が算出され、同図（ｂ）に示す波形信号が得られる
。さらに、第３の加算器４ｇにて矩形波信号の２階差分
が算出され、第４図（ｂ）に示す波形信号が得られる。

そして、第１の加算器４ｃにて得られた信号および２階
差分の信号がルツクアップテーブル部３に入力される。

すると、ルックアップテーブル回路３ｂは、メモリに記
憶されたデータよりその２階差分に対応する直線性の特
性曲線のデータを得ると共に、そのデータを出力する。

ここで、その２階差分に対応するデータが得られない場
合、上記入力した新たな矩形波信号の周期的所定間隔を
設定し直して、上記動作が実行される。これは、上記デ
ータが得られるまで繰り返される。

すなわち、所定しきい値レベル以内においては。

横軸の−１から１の範囲における２階差分の波形信号を
基にして、−１以下および１以上（横軸）の範囲での位
相同期のための信号をルックアップテーブル回路３ｂの
メモリより算出する。これにより、第４図（ｃ）に示す
ような、特に直線性のよい特性の位相同期を取るための
信号を得ることができる。

一方、入力信号が第５図（ａ）に示すように、上記間隔
にて曲線を有するものである場合、つまり入力信号の波
高値と時間との間に１：１の対応関係がない場合、レベ
ルスライス回路３ａにて第５図（ｂ）に示すような判定
信号が得られる。

そして、上記同様にして第４図（ｂ）に示す２階差分が
得られ、この場合、その判定信号にて破線のしきい値レ
ベルｙ１が得られ、２階差分の波形信号を基にしてルッ
クアップテーブル回路３ｂのメモリよりしきい値レベル
ｙ工にてｔ１以上およびｔ２以下（横軸）の範囲での位
相同期のための信号が算出され、ルックアップテーブル
部３から直線性のよい特性のものが出力される。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明によれば、従来と異なる
伝送方式おける正極同期テレビ信号を受信した際に、入
力テレビ信号のｎ階差分と、そのｎＮ差分とメモリに記
憶されたデータとにより直線性のよい特性の出力を得る
ことができ、したがって位相同期のための信号である位
相検出装置の出力を直線性のよい特性のものにすること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す正極同期テレビ信号
の位相検出装置のブロック図、第２図は上記正極同期テ
レビ信号の位相検出装置の具体的回路のブロック図、第
３図、第４図および第５図は上記正極同期テレビ信号の
位相検出装置の動作を説明するための動作チャート図で
ある。 図中、１は切り換え手段（マルチプレクサ）、２はｎ階
差分検出手段、３はルックアップテーブル部、３ａはレ
ベルスライス回路、３ｂはルックアップテーブル回路、
４は２階差分検出回路、４ａは第１の２クロック遅延回
路、４ｂは第１の係数器、４ｃは第１の加算器、４ｄは
第２の２クロック遅延回路、４ｅは第２の加算器、４ｆ
は第２の係数器、４ｇは第３の加算器である。 特許出願人　　株式会社　富士通ゼネラル代理人　弁理
士　　大　原　拓　也 第４！！Ｉ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 正極同期テレビ信号より位相同期を得るための信号を出
   力する正極同期テレビ信号の位相検出装置であって、 前記正極同期のテレビ信号のｎ階差分を得るｎ階差分検
   出手段と、 該ｎ階差分検出手段にて得られた階差分に基づいて、予
   め前記位相同期を得るための信号に対応した値が記憶さ
   れているルックアップテーブル回路を有し、前記ｎ階差
   分検出手段にて得られた階差分に基づいて、前記ルック
   アップテーブル回路より前記位相同期を得るための信号
   のデータを出力するルックアップテーブル部とを備えて
   いることを特徴とする正極同期テレビ信号の位相検出装
   置。