JPS63266342A - オイル劣化度検出装置 - Google Patents
オイル劣化度検出装置Info
- Publication number
- JPS63266342A JPS63266342A JP62101563A JP10156387A JPS63266342A JP S63266342 A JPS63266342 A JP S63266342A JP 62101563 A JP62101563 A JP 62101563A JP 10156387 A JP10156387 A JP 10156387A JP S63266342 A JPS63266342 A JP S63266342A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- oil
- deterioration
- absorbance
- hexane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 title claims abstract description 33
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 34
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 4
- 238000002835 absorbance Methods 0.000 claims description 26
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 19
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 7
- VLKZOEOYAKHREP-UHFFFAOYSA-N n-Hexane Chemical compound CCCCCC VLKZOEOYAKHREP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 48
- 239000003921 oil Substances 0.000 abstract description 28
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 abstract description 5
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 abstract description 5
- 239000002253 acid Substances 0.000 abstract description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 2
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 239000010703 silicon Substances 0.000 abstract description 2
- 239000010705 motor oil Substances 0.000 description 21
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 description 6
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 4
- OKKJLVBELUTLKV-UHFFFAOYSA-N Methanol Chemical compound OC OKKJLVBELUTLKV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000031700 light absorption Effects 0.000 description 3
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N nitrogen Substances N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 3
- OFBQJSOFQDEBGM-UHFFFAOYSA-N Pentane Chemical compound CCCCC OFBQJSOFQDEBGM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- -1 etc. Substances 0.000 description 2
- 239000000295 fuel oil Substances 0.000 description 2
- 239000003350 kerosene Substances 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 2
- KWYUFKZDYYNOTN-UHFFFAOYSA-M Potassium hydroxide Chemical compound [OH-].[K+] KWYUFKZDYYNOTN-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 1
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 1
- 239000007795 chemical reaction product Substances 0.000 description 1
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000008162 cooking oil Substances 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 239000008157 edible vegetable oil Substances 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 1
- 229910001120 nichrome Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000003960 organic solvent Substances 0.000 description 1
- 238000004886 process control Methods 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 239000000047 product Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 239000004071 soot Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はオイルの劣化度検出装置に係り、特にエンジン
オイル等に混入したヘキサンあるいはへブタンに溶解し
ない成分と、熱による酸化成分とを赤外線吸光度から測
定する装置に関する。
オイル等に混入したヘキサンあるいはへブタンに溶解し
ない成分と、熱による酸化成分とを赤外線吸光度から測
定する装置に関する。
エンジンの円滑な運転を長期にわたり維持、持続させる
ため、エンジンの各摺動部に潤滑油としてエンジンオイ
ルが供給されるようになっており、通常、油ポンプを用
いた循環給油という形態がとられることが多い。
ため、エンジンの各摺動部に潤滑油としてエンジンオイ
ルが供給されるようになっており、通常、油ポンプを用
いた循環給油という形態がとられることが多い。
使用を続けている間に摺動による摩擦熱等に起因して、
エンジンオイルは劣化していく。
エンジンオイルは劣化していく。
このようなエンジンオイルの劣化は、オイル自体の性状
の変化であるところの酸化劣化および各種添加剤の消耗
と、燃焼生成物のオイル内への侵入および各部品の摩耗
粉の分散等に起因する。
の変化であるところの酸化劣化および各種添加剤の消耗
と、燃焼生成物のオイル内への侵入および各部品の摩耗
粉の分散等に起因する。
これは、そのまま使用していくと、エンジン故障につな
がる可能性が高いため、運転者は、エンジンオイルの劣
化を検知し、オイル交換を行なうことが義務づけられて
いる。
がる可能性が高いため、運転者は、エンジンオイルの劣
化を検知し、オイル交換を行なうことが義務づけられて
いる。
エンジンオイルの劣化度を検出する方法として、従来提
案されているのは、可視光用カラーセンサを利用し、可
視域での光吸収を利用したもの(特公昭60−2360
48号公報) 、300〜400nmの紫外光の光吸収
を利用したもの(特公昭57−100739号公報)等
がある。
案されているのは、可視光用カラーセンサを利用し、可
視域での光吸収を利用したもの(特公昭60−2360
48号公報) 、300〜400nmの紫外光の光吸収
を利用したもの(特公昭57−100739号公報)等
がある。
また、光検出手段として可視光用フォトセルと赤外光用
フォトセルを使用し、可視光と赤外光と−の両方の減衰
を検出することにより、着色による影響を受けることな
くオイルの有色粒子成分量を求める方法も提案されてい
る(特開昭57−101744号公報)。
フォトセルを使用し、可視光と赤外光と−の両方の減衰
を検出することにより、着色による影響を受けることな
くオイルの有色粒子成分量を求める方法も提案されてい
る(特開昭57−101744号公報)。
このような方法は、いずれも、エンジンオイルの有色粒
子成分による吸収、散乱に基づく光の減衰を利用したも
のである。この有色粒子成分は、ヘキサン、ペンタン等
の無極性の有機溶剤に溶解しない、スス、摩耗粉、酸化
物等の反応生成分およびレジン(以下ヘキサン不溶解分
)である。
子成分による吸収、散乱に基づく光の減衰を利用したも
のである。この有色粒子成分は、ヘキサン、ペンタン等
の無極性の有機溶剤に溶解しない、スス、摩耗粉、酸化
物等の反応生成分およびレジン(以下ヘキサン不溶解分
)である。
このヘキサン不溶解舒は、燃料と、エンジンオイルとの
組合せによって、異なり、第8図に示すように、 ある灯油aでは、ヘキサン不溶解舒の増加は300時間
経過後もほとんどみられないのに対し、他の灯油すある
いは、重油Cでは、300時間経過後には、ヘキサン不
溶解舒がかなり増加していることがわかる。
組合せによって、異なり、第8図に示すように、 ある灯油aでは、ヘキサン不溶解舒の増加は300時間
経過後もほとんどみられないのに対し、他の灯油すある
いは、重油Cでは、300時間経過後には、ヘキサン不
溶解舒がかなり増加していることがわかる。
この図からも明らかなように、ヘキサン不溶解舒の測定
のみによって一様に劣化度を判定することは必ずしも正
しいとはいえないことがわかる。
のみによって一様に劣化度を判定することは必ずしも正
しいとはいえないことがわかる。
このように、赤外光および可視光を用いたヘキサン不溶
解舒の測定によるエンジンオイルの劣化度検出には、検
出精度に問題があり、精度を高めるにはオイルと使用燃
料との組合わせに応じて、基準値を変化させなければな
らなかった。
解舒の測定によるエンジンオイルの劣化度検出には、検
出精度に問題があり、精度を高めるにはオイルと使用燃
料との組合わせに応じて、基準値を変化させなければな
らなかった。
本発明は前記実情に鑑みてなされたもので、測定が容易
で高精度の測定結果を得ることのできるオイル劣化度検
出装置を提供することを目的とする。
で高精度の測定結果を得ることのできるオイル劣化度検
出装置を提供することを目的とする。
そこで本発明では、ヘキサン不溶解舒の測定手段に加え
て、アルキルケトン(R2O−0)等の炭素酸素二重結
合C−0を含む成分を波長6μmの光における吸光度の
測定を行う酸化度測定手段を具え、両方の測定結果に基
づいて、オイルが劣化しているか否かを判断するように
している。
て、アルキルケトン(R2O−0)等の炭素酸素二重結
合C−0を含む成分を波長6μmの光における吸光度の
測定を行う酸化度測定手段を具え、両方の測定結果に基
づいて、オイルが劣化しているか否かを判断するように
している。
本発明者らは、全酸価すなわち1gのオイルを中和する
のに必要な水酸化カリウム(K OH)の量(mg)と
、波長6μmの赤外光に対する吸光度との関係を測定し
た結果、第6図(a)に示す如く、直線関係を示すこと
がわかり、これに着目して波長6μmの吸光度を測定す
ることによりオイルの酸化劣化を検出するようにしてい
る。
のに必要な水酸化カリウム(K OH)の量(mg)と
、波長6μmの赤外光に対する吸光度との関係を測定し
た結果、第6図(a)に示す如く、直線関係を示すこと
がわかり、これに着目して波長6μmの吸光度を測定す
ることによりオイルの酸化劣化を検出するようにしてい
る。
このため、従来のヘキサン不溶解舒の測定のみでは、検
出し得なかった酸化劣化を検出することができ、容易か
つ正確にオイルの劣化検出を行なうことができるもので
ある。
出し得なかった酸化劣化を検出することができ、容易か
つ正確にオイルの劣化検出を行なうことができるもので
ある。
第6図(b)は参考のために測定したアルカリ価と波長
6μmの光による吸光度との関係を示す図である。
6μmの光による吸光度との関係を示す図である。
また、第7図(a)に、ヘキサン不溶解舒(wt%)と
赤外光(1,5〜11 μm)に対する吸光度との関係
を測定した結果を示すように(第7図(b)は、第7図
(a)の部分拡大図)、これも良好な直線関係を示して
おり、ヘキサン不溶解舒の検出に赤外光吸収が適してい
ることがわかる。このように赤外光の吸光度を測定する
ことによりヘキサン不溶解舒の含有量を良好に測定する
ことができる。
赤外光(1,5〜11 μm)に対する吸光度との関係
を測定した結果を示すように(第7図(b)は、第7図
(a)の部分拡大図)、これも良好な直線関係を示して
おり、ヘキサン不溶解舒の検出に赤外光吸収が適してい
ることがわかる。このように赤外光の吸光度を測定する
ことによりヘキサン不溶解舒の含有量を良好に測定する
ことができる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しつつ詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は、本発明実施例のエンジンオイルの劣化度検出
装置の原理説明図である。
装置の原理説明図である。
この装置は、赤外光を発するニクロム線コイルからなる
光源1と、この光源1の近傍に配設されこの光源の発す
る光を検出する焦電素子からなる第1の光センサ2と、
被検出物であるエンジンオイルを介して前記光源1から
の光を検出する焦電素子からなる第2および第3の光セ
ンサ3,4とからなり、該第3の光センサ4の前方にア
ルミナ(A12O3)板からなり波長6μmの光のみを
透過せしめる光フィルタ5を配設し、第2および第3の
光センサ3,4の出力と基準用センサとしての第1の光
センサの出力とを比較して、第2の光センサ3の出力か
らはへキサン不溶解方の検出を行なうと共に、第3の光
センサの出力からは、酸化の度合(全酸価)を検出する
ようにしたものである。
光源1と、この光源1の近傍に配設されこの光源の発す
る光を検出する焦電素子からなる第1の光センサ2と、
被検出物であるエンジンオイルを介して前記光源1から
の光を検出する焦電素子からなる第2および第3の光セ
ンサ3,4とからなり、該第3の光センサ4の前方にア
ルミナ(A12O3)板からなり波長6μmの光のみを
透過せしめる光フィルタ5を配設し、第2および第3の
光センサ3,4の出力と基準用センサとしての第1の光
センサの出力とを比較して、第2の光センサ3の出力か
らはへキサン不溶解方の検出を行なうと共に、第3の光
センサの出力からは、酸化の度合(全酸価)を検出する
ようにしたものである。
ここで6は、光源の点灯回路としての0N−OFF信号
回路であり、7a、7bは第1の光センサの出力と第2
および第3の光センサの出力とを比較する対数差動アン
プであり、これらの出力は、劣化を判断する信号処理回
路(図示せず)に出力せしめれる。
回路であり、7a、7bは第1の光センサの出力と第2
および第3の光センサの出力とを比較する対数差動アン
プであり、これらの出力は、劣化を判断する信号処理回
路(図示せず)に出力せしめれる。
また、検出箇所としては、エンジンの各摺動部へのオイ
ル供給バイブ8の管壁の一部に相対向して、シリコンか
らなる透過性の窓9a、9bを配設し、この窓9a、9
bをはさんで、光源1と第2および第3の光センサ3,
4とを配設するようにしている。
ル供給バイブ8の管壁の一部に相対向して、シリコンか
らなる透過性の窓9a、9bを配設し、この窓9a、9
bをはさんで、光源1と第2および第3の光センサ3,
4とを配設するようにしている。
ここで、オイル供給バイブ8内にオイルの入っていない
状態で、第1、第2および第3の光センサの0点および
スパンを合せておくようにしこれを1.とすると、オイ
ルが入った場合の第1、第2および第3の光センサの出
力の強さII+12+I3は夫々次式のような関係をも
つ。
状態で、第1、第2および第3の光センサの0点および
スパンを合せておくようにしこれを1.とすると、オイ
ルが入った場合の第1、第2および第3の光センサの出
力の強さII+12+I3は夫々次式のような関係をも
つ。
1、m(o ・・・(1
)12 m11 exp (dxc Xf )
・−(2)p p 13−11 exp (dxc(1xfo ) −=
(3)Cニオイル中のへキサン不溶解方の 濃度 f ニオイル中のへキサン不溶解方に対するセンサの
感度 co ニオイル中のR2C−0等のC−〇二重結合を
含む成分の濃度 fo :同成分に対するセンサの感度d :窓の間
隔 (1)、(2)、(3)式より dXc Xf −In I2 /I+ ・”
(4)p p dXc、)XfO−In I3 /I+ ・” (
5)そこで、第1の光センサと第2の光センサの出力、
第1の光センサと第3の光センサの出力とを夫々差動増
幅することにより、オイル中のへキサン不溶解方の濃度
とオイル中のC−〇二重結合を含む成分の濃度を検出す
ることができる。
)12 m11 exp (dxc Xf )
・−(2)p p 13−11 exp (dxc(1xfo ) −=
(3)Cニオイル中のへキサン不溶解方の 濃度 f ニオイル中のへキサン不溶解方に対するセンサの
感度 co ニオイル中のR2C−0等のC−〇二重結合を
含む成分の濃度 fo :同成分に対するセンサの感度d :窓の間
隔 (1)、(2)、(3)式より dXc Xf −In I2 /I+ ・”
(4)p p dXc、)XfO−In I3 /I+ ・” (
5)そこで、第1の光センサと第2の光センサの出力、
第1の光センサと第3の光センサの出力とを夫々差動増
幅することにより、オイル中のへキサン不溶解方の濃度
とオイル中のC−〇二重結合を含む成分の濃度を検出す
ることができる。
第2図(a)および(b)は、高温高負荷用のエンジン
オイル5AEIOWSE−CDをディーゼルエンジンに
用いた場合のオイルの劣化度すなわちC−0成分濃度お
よびヘキサン不溶解舒濃度の検出結果を示す。縦軸は吸
光度、横軸はエンジンテスト時間を示す。
オイル5AEIOWSE−CDをディーゼルエンジンに
用いた場合のオイルの劣化度すなわちC−0成分濃度お
よびヘキサン不溶解舒濃度の検出結果を示す。縦軸は吸
光度、横軸はエンジンテスト時間を示す。
ここでは、C−0成分濃度を示す吸光度が064、ヘキ
サン不溶解舒濃度を示す吸光度が0.4となった2X1
02Hr経適時に、オイル交換を行なったためこの時点
で、関係曲線が不連続になっている。
サン不溶解舒濃度を示す吸光度が0.4となった2X1
02Hr経適時に、オイル交換を行なったためこの時点
で、関係曲線が不連続になっている。
このようにして極めて容易に高精度のエンジンオイルの
劣化度検出を行なうことができる。
劣化度検出を行なうことができる。
また、光フィルタとして、第3図に示す如く、波長6μ
mの光に対して、シャープな透過特性を有するアルミナ
板を用いているため検出が極めて容易となっている。
mの光に対して、シャープな透過特性を有するアルミナ
板を用いているため検出が極めて容易となっている。
なお、実施例では、ディーゼルエンジンに対するエンジ
ンオイル5AEIOWSE−CDの劣化度を検出したが
、他のエンジンオイルとエンジンの組合わせにも使用可
能であることはいうまでもなく、広くは酸化劣化が問題
となる食用油の劣化度検出等にも使用可能である。
ンオイル5AEIOWSE−CDの劣化度を検出したが
、他のエンジンオイルとエンジンの組合わせにも使用可
能であることはいうまでもなく、広くは酸化劣化が問題
となる食用油の劣化度検出等にも使用可能である。
第4図(a)は、ディーゼルエンジンに対して他のエン
ジンオイルを用いた場合のC−0成分濃度を示す6μm
の光の吸光度(縦軸)と経過時間(横軸)との関係を示
す図である。比較のために第4図(b)に従来の赤外吸
光度での劣化検出の結果を示す。第4図(a)および(
b)の比較からも、従来の方法では検出し得なかったオ
イル劣化が本発明の装置では容易に検出可能であること
がわかる。
ジンオイルを用いた場合のC−0成分濃度を示す6μm
の光の吸光度(縦軸)と経過時間(横軸)との関係を示
す図である。比較のために第4図(b)に従来の赤外吸
光度での劣化検出の結果を示す。第4図(a)および(
b)の比較からも、従来の方法では検出し得なかったオ
イル劣化が本発明の装置では容易に検出可能であること
がわかる。
更にまた、第5図(a)および(b)は、夫々、メタノ
ールエンジンにあるエンジンオイルを用いた場合の6μ
m光の吸光度と経過時間との関係および赤外吸光度と経
過時間との関係とを測定した結果を示す。この場合にも
、赤外吸光度のみでは検出できなかったオイル劣化が6
μmの光の吸光度の測定によって検出できる。
ールエンジンにあるエンジンオイルを用いた場合の6μ
m光の吸光度と経過時間との関係および赤外吸光度と経
過時間との関係とを測定した結果を示す。この場合にも
、赤外吸光度のみでは検出できなかったオイル劣化が6
μmの光の吸光度の測定によって検出できる。
更に、実施例では、赤外光の検出に焦電素子を用いたが
焦電素子に限定されることなく、他の検出素子を用いて
もよいことはいうまでもない。
焦電素子に限定されることなく、他の検出素子を用いて
もよいことはいうまでもない。
また、光フィルタについても、アルミナ板に限定される
ことなく、波長6μmの光のみを透過させるようなフィ
ルタであればよい。
ことなく、波長6μmの光のみを透過させるようなフィ
ルタであればよい。
更にまた、ヘキサン不溶解力の測定については、赤外光
に代えて白色光の吸光度を測定するようにしてもよい。
に代えて白色光の吸光度を測定するようにしてもよい。
加えて、実施例では、エンジンオイルの劣化検出に用い
たが、エンジンオイルのみならず、オイルの酸化劣化が
問題になる食用油を使った工程の管理装置をはじめ他の
装置にも使用可能である。
たが、エンジンオイルのみならず、オイルの酸化劣化が
問題になる食用油を使った工程の管理装置をはじめ他の
装置にも使用可能である。
[効果]
以上説明してきたように、本発明のオイル劣化度検出W
A@によれば、ヘキサン不溶解力を測定する第1の手段
に加えて、波長6μmの赤外光の吸光度を測定する第2
の手段とを具備しているため、ヘキサン不溶解力の測定
に加えて、第2の手段によって酸化度を測定し、容易か
つ正確にオイル劣化の検出を行なうことができる。
A@によれば、ヘキサン不溶解力を測定する第1の手段
に加えて、波長6μmの赤外光の吸光度を測定する第2
の手段とを具備しているため、ヘキサン不溶解力の測定
に加えて、第2の手段によって酸化度を測定し、容易か
つ正確にオイル劣化の検出を行なうことができる。
第1図は、本発明実施例のオイル劣化度検出装置を示す
図、第2図(a)および第2図<b>は、同装置による
ディーゼルエンジンのエンジンオイルの酸化劣化および
ヘキサン不溶解力の測定結果を示す図、第3図は、光フ
ィルタの特性を示す図、第4図(a)および第4図(b
)は夫々、第1図の装置を用いて検出した他のエンジン
オイルの酸化劣化およびヘキサン不溶解力の検出結果を
示す図、第5図(a)および第5図(b)も夫々、他の
エンジンオイルの第4図(a)および第4図(b)と同
様の測定結果を示す図、第6図(a)は、波長6μmの
光の吸光度に対する全酸価の関係を示す図、第6図(b
)は同吸光度に対するアルカリ価の関係を示す図、第7
図(a)および第7図(b)は波長1.5〜11μmの
赤外吸光度に対するヘキサン不溶解力の関係を示す図、
第8図は燃料およびオイルの組合わせを変化させた場合
のヘキサン不溶解力の量とエンジン使用時間との関係を
示す図である。 1・・・光源、2・・・第1の光センサ3・・・第2の
光センサ、4・・・第3の光センサ、5・・・光フィル
タ、6 ・ON’ −OF F (a号回路、7a、7
b−・・対数差動アンプ、8・・・バイブ、9a、9b
・・・窓。 メタノ−Jレエンシ゛ンテス)一時間(H「)全敗イ西
(にOHmg/9) 第6図(G) テスト時間(H「) 7+1.刀IJ(a (にOHmg/9)第6図(b
)
図、第2図(a)および第2図<b>は、同装置による
ディーゼルエンジンのエンジンオイルの酸化劣化および
ヘキサン不溶解力の測定結果を示す図、第3図は、光フ
ィルタの特性を示す図、第4図(a)および第4図(b
)は夫々、第1図の装置を用いて検出した他のエンジン
オイルの酸化劣化およびヘキサン不溶解力の検出結果を
示す図、第5図(a)および第5図(b)も夫々、他の
エンジンオイルの第4図(a)および第4図(b)と同
様の測定結果を示す図、第6図(a)は、波長6μmの
光の吸光度に対する全酸価の関係を示す図、第6図(b
)は同吸光度に対するアルカリ価の関係を示す図、第7
図(a)および第7図(b)は波長1.5〜11μmの
赤外吸光度に対するヘキサン不溶解力の関係を示す図、
第8図は燃料およびオイルの組合わせを変化させた場合
のヘキサン不溶解力の量とエンジン使用時間との関係を
示す図である。 1・・・光源、2・・・第1の光センサ3・・・第2の
光センサ、4・・・第3の光センサ、5・・・光フィル
タ、6 ・ON’ −OF F (a号回路、7a、7
b−・・対数差動アンプ、8・・・バイブ、9a、9b
・・・窓。 メタノ−Jレエンシ゛ンテス)一時間(H「)全敗イ西
(にOHmg/9) 第6図(G) テスト時間(H「) 7+1.刀IJ(a (にOHmg/9)第6図(b
)
Claims (3)
- (1)ヘキサン不溶解分を測定する第1の吸光度測定手
段と、 波長6μmの光における吸光度を測定する第2の吸光度
測定手段とを具備し、 第1および第2の吸光度測定手段の測定結果に基づいて
、オイル劣化度を判定するようにしたことを特徴とする
オイル劣化度検出装置。 - (2)前記第1および第2の吸光度測定手段は、赤外光
発生手段からなる光源を共通にすると共に、夫々、第1
および第2の赤外光検出手段を具備しており、 前記第2の赤外光検出手段は波長6μmの光に対しての
み透過性を有する光フィルタを具備してなることを特徴
とする特許請求の範囲第(1)項記載のオイル劣化度検
出装置。 - (3)前記光フィルタは、アルミナ(Al_2O_3)
板からなることを特徴とする特許請求の範囲第(2)記
載のオイル劣化度検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62101563A JPS63266342A (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | オイル劣化度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62101563A JPS63266342A (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | オイル劣化度検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63266342A true JPS63266342A (ja) | 1988-11-02 |
Family
ID=14303881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62101563A Pending JPS63266342A (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | オイル劣化度検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63266342A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5049742A (en) * | 1989-11-16 | 1991-09-17 | Kyodo Oil Technical Research Co., Ltd. | Apparatus for detecting deterioration of engine oil |
WO1992019848A1 (en) * | 1991-04-25 | 1992-11-12 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Oil degradation measuring apparatus |
JPH05107184A (ja) * | 1991-08-06 | 1993-04-27 | Calsonic Corp | オイル劣化検出装置 |
US5548393A (en) * | 1993-07-05 | 1996-08-20 | Nippondenso Co., Ltd. | Oil deterioration detection apparatus and apparatus for detecting particles in liquid |
US5610706A (en) * | 1994-02-02 | 1997-03-11 | Thermo Jarrell Ash Corporation | Analysis system |
US7339657B2 (en) | 2001-10-11 | 2008-03-04 | Sentelligence, Inc. | Low-cost on-line and in-line spectral sensors based on solid-state source and detectors combinations for monitoring lubricants and functional fluids |
US7459713B2 (en) | 2003-08-14 | 2008-12-02 | Microptix Technologies, Llc | Integrated sensing system approach for handheld spectral measurements having a disposable sample handling apparatus |
JP2010531997A (ja) * | 2007-06-28 | 2010-09-30 | フライマスター エル.エル.シー. | 深いフライヤ装置用のオイル品質センサおよびオイルヒータ |
EP3040227A1 (en) * | 2015-01-05 | 2016-07-06 | Inergy Automotive Systems Research (Société Anonyme) | System and method for controlling fuel vapor recovery and controller for use in such a system and method |
-
1987
- 1987-04-24 JP JP62101563A patent/JPS63266342A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5049742A (en) * | 1989-11-16 | 1991-09-17 | Kyodo Oil Technical Research Co., Ltd. | Apparatus for detecting deterioration of engine oil |
WO1992019848A1 (en) * | 1991-04-25 | 1992-11-12 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Oil degradation measuring apparatus |
JPH05107184A (ja) * | 1991-08-06 | 1993-04-27 | Calsonic Corp | オイル劣化検出装置 |
US5548393A (en) * | 1993-07-05 | 1996-08-20 | Nippondenso Co., Ltd. | Oil deterioration detection apparatus and apparatus for detecting particles in liquid |
US5610706A (en) * | 1994-02-02 | 1997-03-11 | Thermo Jarrell Ash Corporation | Analysis system |
US7339657B2 (en) | 2001-10-11 | 2008-03-04 | Sentelligence, Inc. | Low-cost on-line and in-line spectral sensors based on solid-state source and detectors combinations for monitoring lubricants and functional fluids |
US7459713B2 (en) | 2003-08-14 | 2008-12-02 | Microptix Technologies, Llc | Integrated sensing system approach for handheld spectral measurements having a disposable sample handling apparatus |
US7907282B2 (en) | 2003-08-14 | 2011-03-15 | Microptix Technologies, Llc | Integrated sensing module for handheld spectral measurements |
JP2010531997A (ja) * | 2007-06-28 | 2010-09-30 | フライマスター エル.エル.シー. | 深いフライヤ装置用のオイル品質センサおよびオイルヒータ |
EP3040227A1 (en) * | 2015-01-05 | 2016-07-06 | Inergy Automotive Systems Research (Société Anonyme) | System and method for controlling fuel vapor recovery and controller for use in such a system and method |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0300529B1 (en) | Temperature measurement | |
EP0252578A2 (en) | Sensor system using fluorometric decay measurements | |
US4118625A (en) | Nephelometer having pulsed energy source | |
EP0604582A1 (en) | Dual-wavelength photometer and fiber optic sensor probe | |
GB2069692A (en) | Photometric method and photometric apparatus for determining courses of reactions | |
EP0635570A2 (en) | Blood culture sensor station utilizing two distinct light sources | |
JPS5847657B2 (ja) | リユウタイブンセキキ | |
US3897155A (en) | Atomic fluorescence spectrometer | |
JPS63266342A (ja) | オイル劣化度検出装置 | |
JP2604754B2 (ja) | 分光光度計 | |
SE8800686D0 (sv) | Forfarande och anordning for bestemning av koncentrationen av ett emne som er bundet till partiklar i ett strommande medium | |
Michael et al. | Comparisons between the luminol light standards and a new method for absolute calibrations of light detectors | |
US3632209A (en) | System for measuring light transmittance through absorptive or diffusive media | |
JPS59208445A (ja) | 試料の吸収性成分量を測定するための方法とその装置 | |
Milanovich | Detecting chloroorganics in groundwater | |
NO983126L (no) | Fremgangsmåte og anordning for å måle farge og/eller partikler i et fluid | |
JPH0228541A (ja) | 光式濃度検出装置 | |
RU79181U1 (ru) | Флуоресцентный сигнализатор масла в сжатых газах | |
CN113933268B (zh) | 一种光学检测装置及光学检测方法 | |
JPS62278436A (ja) | 蛍光測定法及び装置 | |
JPH0125017B2 (ja) | ||
JP2003156436A (ja) | 赤外線燃焼エネルギー測定装置 | |
EP0756168A3 (en) | Method of measuring amadori compound by light scattering | |
GB2234061A (en) | Water monitor | |
JPH01235834A (ja) | レーザ方式ガスセンサにおける信号処理方式 |