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JPS63264121A - ポリイミド気体分離膜 - Google Patents

ポリイミド気体分離膜

Info

Publication number
JPS63264121A
JPS63264121A JP62097891A JP9789187A JPS63264121A JP S63264121 A JPS63264121 A JP S63264121A JP 62097891 A JP62097891 A JP 62097891A JP 9789187 A JP9789187 A JP 9789187A JP S63264121 A JPS63264121 A JP S63264121A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aromatic
tetracarboxylic acid
polyimide
membrane
skeleton
Prior art date
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Application number
JP62097891A
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English (en)
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JPH0693984B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Kusuki
楠木 喜博
Masayuki Nakatani
中谷 政之
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63264121A publication Critical patent/JPS63264121A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02CCAPTURE, STORAGE, SEQUESTRATION OR DISPOSAL OF GREENHOUSE GASES [GHG]
    • Y02C20/00Capture or disposal of greenhouse gases
    • Y02C20/40Capture or disposal of greenhouse gases of CO2

Landscapes

  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、ポリイミド気体分J11膜に関するものであ
る。さらに詳しくは1本発明は、二酸化炭素を含有する
気体混合物から二酸化炭素を分離したり、濃縮したりす
るために有用な、芳香族ポリイミドからなる均質層を有
する気体分離膜に関するものである。
〔発明の背景] 従来、ポリイミドからなる気体分離膜としては1種々の
ものが知られており1例えば、特開昭57−15819
号公報にはビフェニルテトラカルボン酸系のポリイミド
からなる気体分離層を有する気体分離材料が開示されて
いる。しかし、ビフェニルテトラカルボン酸系の芳香族
ポリイミド製気体分gI膜は、二酸化炭素を含有する気
体混合物から二酸化炭素を分離したり、濃縮したりする
用途に使用する場合に、二酸化炭素の透過性能が充分と
はいえない。
[発明の目的] 本発明は、二酸化炭素を含む気体混合物から二酸化炭素
を分離、濃縮するために有用であって。
耐熱性を有する、新規な芳香族ポリイミド製気体分!1
39を提供することを目的とする。
[発明の要旨] 本発明は、芳香族テトラカルボン酸骨格と芳香族ジアミ
ン骨格とからなる芳香族ポリイミドから形成されるポリ
イミド気体分離膜であって1、上記の芳香族テトラカル
ボン酸骨格が、ジフェニルエーテルテトラカルボン酸成
分lO〜100モル%と、オキシ基を持たない芳香族テ
トラカルボン酸成分O〜90モル%とからなることを特
徴とするポリイミド気体分離膜にある。
[発明の詳細な説明] 本発明は、ジフェニルエーテルテトラカルボン酸骨格を
主とする芳香族テトラカルボン酸骨格と、芳香族ジアミ
ン骨格とからなる芳香族ポリイミドから形成され、優れ
た二酸化炭素透過性能を有するポリイミド気体分離膜に
関するものである。
上記のジフェニルエーテルテトラカルボン酸は、一般式
[I] : [11 で示される。その製法は、特開昭55−136246号
公報に開示されており、主として一般式[I]で示され
るジフェニルエーテルテトラカルボン酸またはその誘導
体からなる芳香族テトラカルボン酸骨格と芳香族ジアミ
ン骨格とから形成される芳香族ポリイミドが知られてい
る。
本発明の芳香族ポリイミドに使用するジフェニルエーテ
ルテトラカルボン酸成分は、3.3’。
4.4°−ジフェニルエーテルテトラカルボン酸、ある
いは2,3.3’、4’−ジフェニルエーテルテトラカ
ルボン酸、またはこれらの酸二無水物、エステル化物、
ハロゲン化塩などのジフェニルエーテルテトラカルボン
酸誘導体であればよいが、酸二無水物である場合に特に
有利に使用できる。
未発IJJの芳香族ポリイミドに使用する芳香族テトラ
カルボン酸成分は、上記ジフェニルエーテルテトラカル
ボン酸またはその誘導体を、少なくとも10モル5以上
、さらに30モル%以上、特に45〜100モル%含有
していることが好ましい。
上記の芳香族テトラカルボン酸成分において、ジフェニ
ルエーテルテトラカルボン酸成分が10モル5未満の場
合には、二酸化炭素について実用上充分な透過性能が得
られないので、好ましくなI/)。
また、上記の芳香族テトラカルボン酸成分は、ジフェニ
ルエーテルテトラカルボン酸成分とともに、オキシ基を
持たない芳香族テトラカルボン酸成分を含有するもので
あってもよい。
ジフェニルエーテルテトラカルボン酸成分とともに使用
することができる、上記のオキシ基を持たない芳香族テ
トラカルボン酸成分としては、3.3”、4,4“−ビ
フェニルテトラカルボン酸,あるいは2,3,3°,4
°−ビフェニルテトラカルボン酸、またはこれらの酸二
無水物,低級アルコールエステル化物などのビフェニル
テトラカルボン酸類;3,3°,4,4“−ベンゾフェ
ノンテトラカルボン酸、あるいは2,3。
3°,4°−ベンゾフェノンテトラカルボン酸、または
これらの酸二無水物,低級アルコールエステル化物など
のベンゾフェノンテトラカルボン酸類:さらに、ピロメ
リット酸,その酸二無水物、エステル化物などのどロメ
リット酸類などを挙げることができる。
未発IIにおいては、オキシノ、(を持たない芳香族テ
トラカルボン酸成分として、3.3’,4。
4′−ビフェニルテトラカルボン 2、3,3°,4′−ビフェニルテトラカルボン酸、ま
たはこれらの酸二無水物を使用することが好ましい.上
述のビフェニルテトラカルボンm類を用いることにより
、後述するように有機極性溶媒中で芳香族ポリアミック
酸または芳香族ポリイミドを生成させたのち、安定なド
ープ液が得られ、製1模性が向上するので好適である。
−L述のオキシ基を1.シたない芳香族テトラカルボン
酸成分は、全芳香族テトラカルボン酸成分の90モル%
以下、さらに70モル%以下、特に55モル%以下であ
ることが好ましい。
本発明の芳香族ポリイミドを形成する芳香族ジアミン成
分としては、4,4°−ジアミノジフェニルエーテル、
3,3′−ジメチル−4,4°−ジアミノジフェニルエ
ーテル、3,3°−ジメトキシ−4.4”−ジアミノジ
フェニルエーテル、3、3゛−ジアミノジフェニルエー
テルなどのジフェニルエーテル系化合物,4.4’−ジ
アミノジフェニルメタン、3.3′−ジアミノジフェニ
ルメタンなどのジフェニルメタン系化合物、3。
3°−ジアミノジフェこルスルフィド、4.4“−ジア
ミノジフェニルスルフィド、3.3°−ジアミノジフェ
ニルスルホン、4.4°−ジアミノジフェニルスルホン
などのジアミノジフェニルスルフィド系化合物、4.4
′−ジアミノビベンジル、4,4゛−ジアミノ−2,2
°−ジメチルベンチジンどのビベンジル系化合物、4.
4’−ジアミノベンゾフェノン、3.3’−ジアミノベ
ンゾフェノンなどのベンゾフェノン系化合物、2、2−
ビス(3−アミノフェニル)プロパン。
2 、 2 − ヒス(4−アミノフェニル)プロパン
、2、2−ビス[4− (4 ’ーアミノフェノキシ)
フェニル]プロパンなどの2,2−ビス(フェニル)プ
ロパン系化合物、3.3′−ジメチルベンチジン、3,
3′−ジメトキシベンチジンなどのベンチジン系化合物
,さらに、O−ジアニシジン、O−、m−、p−フェニ
レンジアミン、3。
5−ジアミノ安り香酸、2.6−ジンミツビリジンなど
を挙げることができる。
本発明に使用する芳香族ジアミン成分としては、」二記
の群から選ばれた芳香族ジアミンを、単独で,あるいは
混合して用いることができるが、4、4′−ジアミノジ
フェニルエーテルまたは0−ジアニシジンを単独で用い
ることが好ましい。
本発明の気体分離膜の製造に使用される芳香族ポリアミ
ック酸(ポリイミド前駆体)あるいは芳香族ポリイミド
は、上述の芳香族テトラカルボン酸成分と略等モルの上
述の芳香族ジアミン成分とから得られるものであれば公
知のどのような方法で製造されたものであってもよい。
上記の芳香族ポリアミック酸は、その対数粘度(測定温
度:30℃、濃度:0.5g/100mfL溶奴、溶媒
二Nーメチルー2ーピロリドン)が0.1〜7、特に0
.2〜5程度であるような重合体であることが好ましく
、また、芳香族ポリイミドは、その対数粘度(測定温度
=30℃、濃度: 0.5g7100ml溶媒、溶媒:
p−クロルフェノール4容1+o−クロルフェノールl
容量)が0.1〜7、特に0.2〜5程度であるような
重合体であることが好ましい。
なお、対数粘度は1重合度または分子量とかなり相関が
あり1次に示す計算式によって算出された値である。
対数粘度=(自然対数(溶液の粘度/溶媒の粘度))/
溶液中のポリマーの濃度 本発明のポリイミド気体分離膜は、上述の芳香族テトラ
カルボン酸骨格と芳香族ジアミン骨格とから形成された
芳香族ポリアミック酸、または芳香族ポリイミドの有機
溶媒溶液を製膜用ドープ液として使用して、そのドープ
液から薄膜を形成し、溶媒を除去して固化する乾燥工程
を主体にして製膜する乾式製脱法、またはドープ液から
形成した薄膜を凝固液と接触凝固させて製膜する湿式製
膜法により、平膜状、中空糸状など種々の構造のポリイ
ミド膜を得ることができる。
例えば1本発明のポリイミド気体分離膜の製造方法とし
ては、下記のような乾式製11)ff法を挙げることが
できる。
(A)ポリアミック酸の溶液からの製膜法上述の芳香族
テトラカルボン酸成分と、芳香族ジアミン成分とを略等
モル、有機極性溶媒中で。
約100℃以下、特に60℃以下の温度で重合して芳香
族ポリアミック酸を製造する。
その芳香族ポリアミック酸の有機極性溶媒の溶液(ポリ
マー濃度:約3〜30重量%)を、製膜用ドープ液とし
て使用し、約10−100℃の温度の大村上に塗布また
は流延してドープ液から薄膜を形成して、次いで、その
薄膜から溶媒を徐々に蒸発除去すると共に、次第に加熱
、昇温して、芳香族ポリアミック酸のアミド−酸結合を
イミド環化して芳香族ポリイミドを得る。
最後に約150〜350℃の温度に充分加熱して乾燥、
熱処理して芳香族ポリイミドの均質膜を形成する乾式I
III膜方法。
(B)ポリイミドの有機溶媒溶液からの製膜法上述の芳
香族テトラカルボン酸成分と、芳香族ジアミン成分とを
略等モル、フェノール系化合物の有機溶媒中、約140
℃以上の温度で一段階で重合およびイミド化して、芳香
族ポリイミドを形成する。
この芳香族ポリイミドの有機極性溶媒溶液(濃度:約3
〜30重量%)をドープ液として使用し、約30−15
0℃の温度の大村上に塗布または流延してドープ液から
薄膜を形成し、次いで。
その薄膜から溶媒を徐々に蒸発、除去する。
最後に150〜400℃、特に170〜350℃の温度
で充分に乾燥、熱処理して、芳香族ポリイミドの均質膜
を形成する乾式製膜方法。
上述の均質膜の製造において、最後の高温での乾燥、熱
処理は、使用されている芳香族ポリイミドが溶融しない
温度で行うことは言うまでもないことであり、その高温
での乾燥、熱処理は、約180〜350℃の温度範囲内
において、約0.5〜10時間行うことが最適であり、
この高温の熱処理によって、均質膜の気体分離性ず駈が
著しく向1する。
上述の均質膜の製造において、基材として表面の平滑な
材料(例えば、ガラス板、平面平滑な銅板1表面平滑な
全屈ロールまたはベルトなど)を使用して均質膜を形成
した後に基材から膜を引き剥がせば、極めて趨いフィル
ム状の均質膜が得られる。この極めて薄いフィルム状の
均質膜は、そのまま気体分離材料として使用することも
できるが、他の多孔質膜とtajFしたり貼合わせたり
して使用することもできる。
さらに、上述の均質膜の製造法において基材として多孔
質膜を使用すれば、上述のようにして均質膜が多孔質膜
の表面に一体に形成された複合気体分離材料が得られる
上述の芳香族ポリアミック酸の製造およびそのドープ液
の調製に使用される有機極性溶媒としては、N−メチル
−2−ピロリドン、N、N−ジメチルアセトアミド、N
、N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、
テトラメチル尿素などを挙げることができる。
上述の芳香族ポリイミドの製造およびそのポリイミド膜
の製膜用のドープ液の調製に使用される有機極性溶媒と
しては、フェノール、クレゾール、モノハロゲン化フェ
ノール、モノハロゲン化モノアルキルフェノールなどの
フェノール系溶媒または、N−メチル−2−ピロリドン
、N、N−ジメチルアセトアミドなどのアミド系溶媒を
挙げることができる。
本発明のポリイミド気体外!膜は、その膜厚が厚くなる
に従って気体透過速度が低下するので、実用的にはその
膜厚が20uLm以下であることが好ましい。
[9,明の効果] 本発明のポリイミド気体分離膜は、二酸化炭素について
従来の気体分#膜に比べて特に優れた選択透過性を有し
ている気体分離膜である。
従って、本発明のポリイミド気体分離膜は、二酸化炭素
を含有する気体混合物から二酸化炭素を分離、精製、濃
縮する用途に好適に用いることができる。
さらに、本発明のポリイミド気体分離膜は、公知の芳香
族ポリイミド気体分離膜に対して同等の耐熱性、耐薬品
性、機械的強度を有している。
次に実施例および比較例を示す、実施例および比較例に
おいて、気体透過テストは1面積14.65Crn’の
ステンレス製のセルに気体分離膜を設置し、水素、二酸
化炭素およびメタンの混合気体を、50℃、0.5〜2
 k g / cゴに加圧して膜の一方の側に接触させ
膜の他方の側を減圧に保つことにより減圧した側に透過
気体の混合物を1!)、該気体混合物の成分および各成
分の容量をガスクロマトグラフ分析で測定し、各気体成
分の透過係数と各気体成分相互の分離係数とを算出した
本発明において、気体透過膜の気体透過速度の程度を示
す気体透過係数(c m” * c m / c tn
’ m秒・cmHg)は、次に示す計算式に従って算出
されたイめである。
気体透過係数=(気体の透過量×膜厚)/(膜面積×透
過時間×圧力差) [実施例1] 攪拌機および窒素導入管の設けられたセパラブルフラス
コに、3.3’、4.4’−ジフェニルエーテルテトラ
カルボン酸二無水物(以下ETDAと略す)20ミリモ
ル、4,4°−ジアミノジフェニルエーテル(以下DA
DEと略す)20ミリモルおよびp−クロルフェノール
85gを入れて、窒素雰囲気下に反応液を攪拌しながら
常温(25℃)から180℃まで約60分間で昇温し、
さらに、その反応液を約20時間180℃に保持して重
合およびイミド化を一段階で行ない、粘稠なポリイミド
溶液を得た。このポリイミド溶液は、ポリマー濃度が約
10重量%であった。
このポリイミド溶液を加圧下に濾過し脱泡して製膜用の
ドープ液を得た。このドープ液をガラス板上に流延し、
ドクターブレードで均一”な厚さく約0.2mm)とし
て、ドープ液のI8I膜を形成し、その薄膜を窒素気流
中で3時間約100℃に維持して、溶媒を徐々に蒸発し
て除去し1次いで室温から300℃まで約1時間で昇温
し、その後300℃で1時間、乾燥・熱処理して、厚さ
7pmの均質膜を形成した。この均質膜を気体分離膜と
して使用し、上述の方法で気体透過テストを行なった。
その結果を第1表に示す。
[実施例2] 芳香族テトラカルボン酸成分として、ETDA20ミリ
モルの代わりに、ETDA16ミリモルおよび3,3°
、4,4°−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(以
下BPDAと略す)4ミリモルを使用した外は実施例1
と同様に厚さ71Lmの芳香族ポリイミド均質膜を形成
し、この均質膜を気体分子a膜として気体透過テストを
行なった。
その結果を第1表に示す。
[実施例3] 芳香族テトラカルボン酸成分として、ETDA20ミリ
モルの代わりに、ETDA 10ミリモルおよびBPD
AIOミリモルを使用した外は実施例1と同様にして厚
さ7uLmの芳香族ポリイミド均質膜を形成し、この均
質膜を気体分離膜として気体透過テストを行なった。そ
の結果を第1表に示す。
[比較例1] 芳香族テトラカルボン酸成分としてETDAの代わりに
BPDAを使用した外は、実施例1と同様にして厚さ7
μmの芳香族ポリイミド均質膜を形成し、この均質膜を
気体分離膜として気体透過テストを行なった。その結果
を第1表に示す。
[実施例4] 芳香族ジアミン成分としてDADEの代わりに0−ジア
ニシジンを使用した外は実施例1と同様にして厚さ7μ
mの芳香族ポリイミド均質膜を形成し、この均質膜を気
体分離膜として気体透過テストを行なった。その結果を
第1表に示す。
[比較例2] 芳香族テトラカルボン酸成分としてETDAの代わりに
BPDAを使用した外は、実施例4と同様にして厚さ?
#Lmの芳香族ポリイミド均質膜を形成し、この均質膜
を気体分離膜として気体透過テストを行なった。その結
果を第1表に示す。
第1表 気 体 透 過 係 数 メタンに対す(XIO−” 
)  る分離係数 H,Co2 CH,co2 実施例1  5.1 1.2 0.0097   12
4実施例2  4.2 1.0 0.0077   1
30実施例3 3.0  G、8 0.0063   
128比較例1  1.8  G、22 0.0024
   92実施例4 7.2 1.6 0.0145 
  110比較例2 3.6  (1,600,009
861気体透過係数:cm″m c m / c ni
’ m秒* cmHgメタンに対する分離係数=(CO
,の気体透過係数)/(メタンの気体透過係数) 第1表から1本発明のポリイミド気体分離膜は、芳香族
テトラカルボン酸骨格がBPDAのみから形成された気
体分離膜に比較して、二酸化炭素の透過係数が高く、メ
タンに対する二酸化炭素の分離係数が大であり、優れた
二酸化炭素透過性能を有していることが明らかである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、芳香族テトラカルボン酸骨格と芳香族ジアミン骨格
    とからなる芳香族ポリイミドから形成されるポリイミド
    気体分離膜であって、 上記の芳香族テトラカルボン酸骨格が、ジフェニルエー
    テルテトラカルボン酸成分10〜100モル%と、オキ
    シ基を持たない芳香族テトラカルボン酸成分0〜90モ
    ル%とから形成されたものであることを特徴とするポリ
    イミド気体分離膜。 2、芳香族テトラカルボン酸骨格が、ジフェニルエーテ
    ルテトラカルボン酸成分30〜100モル%と、オキシ
    基を持たない芳香族テトラカルボン酸成分0〜70モル
    %とから形成されたものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のポリイミド気体分離膜。 3、芳香族テトラカルボン酸骨格が、ジフェニルエーテ
    ルテトラカルボン酸成分45〜100モル%と、オキシ
    基を持たない芳香族テトラカルボン酸成分0〜55モル
    %とから形成されたものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のポリイミド気体分離膜。 4、ジフェニルエーテルテトラカルボン酸成分が、3,
    3′,4,4′−ジフェニルエーテルテトラカルボン酸
    二無水物であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のポリイミド気体分離膜。 5、ジフェニルエーテルテトラカルボン酸成分が、2,
    3,3′,4′−ジフェニルエーテルテトラカルボン酸
    二無水物であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のポリイミド気体分離膜。 6、オキシ基を持たない芳香族テトラカルボン酸成分が
    、3,3′,4,4′−ビフェニルテトラカルボン酸二
    無水物であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のポリイミド気体分離膜。 7、オキシ基を持たない芳香族テトラカルボン酸成分が
    、2,3,3′,4′−ビフェニルテトラカルボン酸二
    無水物であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のポリイミド気体分離膜。 8、膜厚が20μm以下であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のポリイミド気体分離膜。
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