JPS6325045Y2 - - Google Patents
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- JPS6325045Y2 JPS6325045Y2 JP2958182U JP2958182U JPS6325045Y2 JP S6325045 Y2 JPS6325045 Y2 JP S6325045Y2 JP 2958182 U JP2958182 U JP 2958182U JP 2958182 U JP2958182 U JP 2958182U JP S6325045 Y2 JPS6325045 Y2 JP S6325045Y2
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- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 23
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 6
- 239000010953 base metal Substances 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
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- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、分割されたブロツクを組立てた
後、溶接又はボルト添接により一体化する構造物
のブロツク組立に際して、ブロツクを接合する溶
接開先又は添接部を形成する両ブロツクの部材間
の相対位置の調整を行なう組立ジグに関する。
後、溶接又はボルト添接により一体化する構造物
のブロツク組立に際して、ブロツクを接合する溶
接開先又は添接部を形成する両ブロツクの部材間
の相対位置の調整を行なう組立ジグに関する。
大型構部物は、通常運搬可能な寸法に分割され
たブロツクとして建造され、現地に運搬されてブ
ロツクを組立てた後、溶接又はボルト添接により
一体化し、初めて構造物としての機能を発揮す
る。
たブロツクとして建造され、現地に運搬されてブ
ロツクを組立てた後、溶接又はボルト添接により
一体化し、初めて構造物としての機能を発揮す
る。
しかし、大型構造物を組付けた場合は、多かれ
少なかれ、各ブロツクの接合部材相互間の位置は
板厚方向の目違い及び表面に沿つた前後左右方向
(たて接手の場合は上下左右方向)の間隔の誤差
が避けられず、組立てに際してはストロングバツ
クや目違い馬等のジグ類を使用して組立後寸法の
微調整を行なつていた。
少なかれ、各ブロツクの接合部材相互間の位置は
板厚方向の目違い及び表面に沿つた前後左右方向
(たて接手の場合は上下左右方向)の間隔の誤差
が避けられず、組立てに際してはストロングバツ
クや目違い馬等のジグ類を使用して組立後寸法の
微調整を行なつていた。
第1図は、接合する部材間の目違いを調整する
従来のジグの一例を示すものであつて、一方の部
材1にストロングバツク2を溶接4により取付
け、他方の部材1′の表面とストロングバツク2
との間に金矢3を打込んで目違いの補正を行な
い、所定の開先5を形成するものである。部材1
及び1′の間隔の調整は別途類似の方法で実施す
る。
従来のジグの一例を示すものであつて、一方の部
材1にストロングバツク2を溶接4により取付
け、他方の部材1′の表面とストロングバツク2
との間に金矢3を打込んで目違いの補正を行な
い、所定の開先5を形成するものである。部材1
及び1′の間隔の調整は別途類似の方法で実施す
る。
この種のジグ類は、取付け及び使用後の取外し
等に非常に手数が掛り、特にブロツク重量が例え
ば20トン乃至30トン又はそれ以上もある場合、開
先の形状を所定の形状に対して僅かプラスマイナ
ス2乃至5mm以内の精度に組立てることは多大の
労力と設備が必要であつた。
等に非常に手数が掛り、特にブロツク重量が例え
ば20トン乃至30トン又はそれ以上もある場合、開
先の形状を所定の形状に対して僅かプラスマイナ
ス2乃至5mm以内の精度に組立てることは多大の
労力と設備が必要であつた。
又、ストロングバツクの溶接取付部には金矢の
打込みにより大きな反力が掛るので、ストロング
バツク等のジグ類の取付けにあたつては、溶接の
信頼性がかなり必要とされる。特に重要構造物の
場合には、これらジグ類の取付溶接に際しては、
工場における本溶接と同等又は以上の溶接技術が
要求される。この溶接は手溶接による隅肉溶接に
より行なわれるので、上記の大きな反力を支持す
るためかなり大きなノド厚を必要とし、予熱も含
めて溶接に長時間を要し、又ストロングバツクを
取外す際母材面に近接した位置で切断すれば断面
積が大きいため切断に時間が掛り、溶着金属のな
い位置で切断すればグラインダーによる平滑処理
に時間が掛ることになる。
打込みにより大きな反力が掛るので、ストロング
バツク等のジグ類の取付けにあたつては、溶接の
信頼性がかなり必要とされる。特に重要構造物の
場合には、これらジグ類の取付溶接に際しては、
工場における本溶接と同等又は以上の溶接技術が
要求される。この溶接は手溶接による隅肉溶接に
より行なわれるので、上記の大きな反力を支持す
るためかなり大きなノド厚を必要とし、予熱も含
めて溶接に長時間を要し、又ストロングバツクを
取外す際母材面に近接した位置で切断すれば断面
積が大きいため切断に時間が掛り、溶着金属のな
い位置で切断すればグラインダーによる平滑処理
に時間が掛ることになる。
又、ジグ類の取付溶接の際に発生するアンダー
カツトは、ジグを取外した後残らないようにグラ
インダー等で周辺をならして除去するため、構造
材の母材の板厚が減少し、強度上問題となるケー
スもある。
カツトは、ジグを取外した後残らないようにグラ
インダー等で周辺をならして除去するため、構造
材の母材の板厚が減少し、強度上問題となるケー
スもある。
この考案は、大型構造物のブロツク組立ての際
の部材相互位置の調整の従来の方法の上述の問題
点にかんがみ、溶接の信頼性に優れ、又取付溶接
に要する時間が極めて短かく、又溶接に際して母
材にアンダーカツトが殆んど発生せず、ボルトの
先端面全面が母材に溶着するため溶着部周辺隅部
に溶着金属がはみ出すことが少なく、工事完了後
の取外しに際して母材面に極く近接した位置で容
易にガス切断により除去できるスタツド溶接によ
るスタツドボルトと併用して、接合する部材間の
目違いや間隙の微調整を簡単に行なうことの出来
る組立ジグを提供することを目的とする。
の部材相互位置の調整の従来の方法の上述の問題
点にかんがみ、溶接の信頼性に優れ、又取付溶接
に要する時間が極めて短かく、又溶接に際して母
材にアンダーカツトが殆んど発生せず、ボルトの
先端面全面が母材に溶着するため溶着部周辺隅部
に溶着金属がはみ出すことが少なく、工事完了後
の取外しに際して母材面に極く近接した位置で容
易にガス切断により除去できるスタツド溶接によ
るスタツドボルトと併用して、接合する部材間の
目違いや間隙の微調整を簡単に行なうことの出来
る組立ジグを提供することを目的とする。
この考案を、その実施例を示す図面にもとずい
て説明すると、第2図に示す如く、ジグ6は平行
な一対の長方形のキープレート7の両端又はその
近傍及び中央部の3個所をダイヤフラム8で一体
的に結合した枠形部材として構成されている。両
側のキープレート7には夫々3個所に切欠き9,
10,11が設けられている。ダイヤフラム8の
高さはキープレート7よりも短かく、したがつて
夫々の上端位置を一致させて結合すれば、両側の
キープレート7の内面とダイヤフラム8の下縁と
で凹入部12が形成される。
て説明すると、第2図に示す如く、ジグ6は平行
な一対の長方形のキープレート7の両端又はその
近傍及び中央部の3個所をダイヤフラム8で一体
的に結合した枠形部材として構成されている。両
側のキープレート7には夫々3個所に切欠き9,
10,11が設けられている。ダイヤフラム8の
高さはキープレート7よりも短かく、したがつて
夫々の上端位置を一致させて結合すれば、両側の
キープレート7の内面とダイヤフラム8の下縁と
で凹入部12が形成される。
構造物ブロツクA及びBが組立てられたときに
形成される開先Cの中心より左右に等距離にある
所定の位置にはスタツドボルト13があらかじめ
スタツド溶接により植設されている。14はジグ
6をこのスタツドボルト13にナツト15を掛け
締め付けて取付ける際の反力をとるためのスペー
サであつて、このスペーサー14は両側のキープ
レート7にまたがつてその上に設けられ、スタツ
ドボルト13が貫通するルーズホール16が設け
られている。スペーサー14は枠形部材と遊離し
た別部材としてもよいが、枠形部材のキープレー
ト7の上端面に一体的に固定して設けてもよく、
その場合はルーズホール16は例えば第2図に示
す如く長孔とすれば非常に利用し易くなる。
形成される開先Cの中心より左右に等距離にある
所定の位置にはスタツドボルト13があらかじめ
スタツド溶接により植設されている。14はジグ
6をこのスタツドボルト13にナツト15を掛け
締め付けて取付ける際の反力をとるためのスペー
サであつて、このスペーサー14は両側のキープ
レート7にまたがつてその上に設けられ、スタツ
ドボルト13が貫通するルーズホール16が設け
られている。スペーサー14は枠形部材と遊離し
た別部材としてもよいが、枠形部材のキープレー
ト7の上端面に一体的に固定して設けてもよく、
その場合はルーズホール16は例えば第2図に示
す如く長孔とすれば非常に利用し易くなる。
以下に上述のジグを用いて、接合すべきブロツ
ク間の相互位置調整を行なう場合の操作を説明す
る。
ク間の相互位置調整を行なう場合の操作を説明す
る。
いま、第3図に示す如く、ブロツクA,Bを
ほゞ所定の位置に組付け、両ブロツクA,Bの溶
接開先Cの両側に適当な間隔(たとえば1〜2
m)で開先から側方に所定の距離だけ離れた位置
にスタツド溶接により植設されているスタツドボ
ルト13の1対毎に上記の組立ジグ6の両側のキ
ープレート7とダイヤフラム8で囲まれた開口を
嵌め込みスペーサー14のルーズホール16をス
タツドボルト13に嵌めてセツトした後ナツト1
5を締め付ける。これにより複数の組立ジグ6を
介してブロツクA,Bはほゞ所定の位置に組立て
られる。各組立ジグは夫々両ブロツクA,Bの上
下方向の目違い、溶接線に直角方向の間隙、溶接
線方向のいずれかの調整を分担し、これを適当に
組合せることにより両ブロツクの相互位置調整を
行なう。
ほゞ所定の位置に組付け、両ブロツクA,Bの溶
接開先Cの両側に適当な間隔(たとえば1〜2
m)で開先から側方に所定の距離だけ離れた位置
にスタツド溶接により植設されているスタツドボ
ルト13の1対毎に上記の組立ジグ6の両側のキ
ープレート7とダイヤフラム8で囲まれた開口を
嵌め込みスペーサー14のルーズホール16をス
タツドボルト13に嵌めてセツトした後ナツト1
5を締め付ける。これにより複数の組立ジグ6を
介してブロツクA,Bはほゞ所定の位置に組立て
られる。各組立ジグは夫々両ブロツクA,Bの上
下方向の目違い、溶接線に直角方向の間隙、溶接
線方向のいずれかの調整を分担し、これを適当に
組合せることにより両ブロツクの相互位置調整を
行なう。
前述の如く、開先Cは構造物の重量、規模に比
べ、mm単位と言う非常に高精度を要求されるが、
この微調整は、本考案のジグ6とくさびを用いて
次のように達成される。
べ、mm単位と言う非常に高精度を要求されるが、
この微調整は、本考案のジグ6とくさびを用いて
次のように達成される。
組立ジグ6をスタツドボルト13とナツト15
によりブロツクA,Bに取付けることにより、キ
ープレート7の切欠き9,11、両キープレート
内面とダイヤフラム8の下縁で囲まれた凹部12
の各側面とスタツドボルト13の側面の間及びブ
ロツクA,Bの表面と切欠き10のこれに対向す
る面との間には夫々適当な間隙が形成される。こ
れらの間隙のいずれかにくさびを打込むことによ
り、ブロツクA,Bの間の相互位置は上下、左
右、前後のいずれかの方向に調整される。したが
つて開先Cに沿つて配設された複数のジグに適当
に夫々の方向の調整を分担させることにより、ブ
ロツクA,Bはどの方向にもmm単位の精度で十二
分に微調整することができる。
によりブロツクA,Bに取付けることにより、キ
ープレート7の切欠き9,11、両キープレート
内面とダイヤフラム8の下縁で囲まれた凹部12
の各側面とスタツドボルト13の側面の間及びブ
ロツクA,Bの表面と切欠き10のこれに対向す
る面との間には夫々適当な間隙が形成される。こ
れらの間隙のいずれかにくさびを打込むことによ
り、ブロツクA,Bの間の相互位置は上下、左
右、前後のいずれかの方向に調整される。したが
つて開先Cに沿つて配設された複数のジグに適当
に夫々の方向の調整を分担させることにより、ブ
ロツクA,Bはどの方向にもmm単位の精度で十二
分に微調整することができる。
更に詳しく説明すると、第4図及び第5図A,
Bに示す如くジグ6の切欠き9及び11の側面と
スタツドボルト13の側面との間にくさび17,
19を打込むことにより第5図A,B中に夫々矢
印で示す如く接合線に直角方向の調整ができる。
又第6図及び第7図に示す如く、キープレート7
の内側面とスタツドボルト13の側面との間にく
さび20,21を打込むことにより、第7図中に
矢印で示す如く接合線と平行な方向の調整ができ
る。又、第8図及び第9図に示す如く、ブロツク
A,Bの表面と、切欠き10のこれらに対向する
面との間にくさび18を打込むことにより、ブロ
ツクA,B間の目違いを調整することができる。
切欠き9,11及び凹入部12の高さはどのクサ
ビがいか様に入つても高さ方向の調整には寄与し
ない様に高くしておく方が使用しやすい。又、切
欠き10は高さ方向の調整用であるから、逆に幅
方向の調整には寄与しないように設計することが
望ましい。このように各切欠き機能が他の切欠き
の機能に影響を与えずに行なわれるようにしてお
けば、いかなる作業者が調整を行なつても迅速に
微調整ができるからである。
Bに示す如くジグ6の切欠き9及び11の側面と
スタツドボルト13の側面との間にくさび17,
19を打込むことにより第5図A,B中に夫々矢
印で示す如く接合線に直角方向の調整ができる。
又第6図及び第7図に示す如く、キープレート7
の内側面とスタツドボルト13の側面との間にく
さび20,21を打込むことにより、第7図中に
矢印で示す如く接合線と平行な方向の調整ができ
る。又、第8図及び第9図に示す如く、ブロツク
A,Bの表面と、切欠き10のこれらに対向する
面との間にくさび18を打込むことにより、ブロ
ツクA,B間の目違いを調整することができる。
切欠き9,11及び凹入部12の高さはどのクサ
ビがいか様に入つても高さ方向の調整には寄与し
ない様に高くしておく方が使用しやすい。又、切
欠き10は高さ方向の調整用であるから、逆に幅
方向の調整には寄与しないように設計することが
望ましい。このように各切欠き機能が他の切欠き
の機能に影響を与えずに行なわれるようにしてお
けば、いかなる作業者が調整を行なつても迅速に
微調整ができるからである。
以上の手順で作業を進めることにより、迅速、
確実、安全かつ低廉なコストで大型ブロツクを所
要の精度で組立てることが可能となる。
確実、安全かつ低廉なコストで大型ブロツクを所
要の精度で組立てることが可能となる。
組立後、開先Cの所要の位置に仮付け溶接を行
ない、ナツト15をゆるめてジグ6を除いてもよ
いし、又そのまゝ溶接して最後にジグ6を外して
もよい。切欠き10の幅を広くして開先Cの範囲
にくさび18が掛らないようにすれば、開先Cの
溶接をジグ6をセツトしたまゝで旋工することが
出来る。
ない、ナツト15をゆるめてジグ6を除いてもよ
いし、又そのまゝ溶接して最後にジグ6を外して
もよい。切欠き10の幅を広くして開先Cの範囲
にくさび18が掛らないようにすれば、開先Cの
溶接をジグ6をセツトしたまゝで旋工することが
出来る。
組立又は溶接完了後ジグ6を外し、ブロツク
A,Bに植設されたスタツドボルト13をガス切
断等で除去し、グライダーを掛けて修正すること
によりブロツクの接合は完了する。スタツドボル
ト13はスタツド溶接により取付けられているの
で、母材の面に極く近接した位置で切断すること
ができ、又アンダーカツトは殆んどなく、除去後
グライダー等で修正するのに時間が掛らず部材の
板厚減少も殆んど生じない。
A,Bに植設されたスタツドボルト13をガス切
断等で除去し、グライダーを掛けて修正すること
によりブロツクの接合は完了する。スタツドボル
ト13はスタツド溶接により取付けられているの
で、母材の面に極く近接した位置で切断すること
ができ、又アンダーカツトは殆んどなく、除去後
グライダー等で修正するのに時間が掛らず部材の
板厚減少も殆んど生じない。
大型構造物のブロツクの組立てに従来使用され
ていたジグは大きな強度を必要とし、そのためこ
の解体作業が非常に大変であり、品質に悪影響を
及ぼしていたが、本考案によるジグとスタツドボ
ルトとの併用方式は、実験の結果によれば解体の
面でも組立て時に劣らず良好な結果が得られるこ
とが確認された。
ていたジグは大きな強度を必要とし、そのためこ
の解体作業が非常に大変であり、品質に悪影響を
及ぼしていたが、本考案によるジグとスタツドボ
ルトとの併用方式は、実験の結果によれば解体の
面でも組立て時に劣らず良好な結果が得られるこ
とが確認された。
以上の如く、本考案の組立ジグを使用すること
により、大型構造物の大ブロツク相互間の組立て
作業が能率良くかつ安全に実施可能となり、又部
材の板厚減少にもとずく強度上の問題が解消する
等、顕著な効果が得られる。
により、大型構造物の大ブロツク相互間の組立て
作業が能率良くかつ安全に実施可能となり、又部
材の板厚減少にもとずく強度上の問題が解消する
等、顕著な効果が得られる。
第1図は従来の組立ジグの一例を示す正面図、
第2図は本考案の実施例を示す斜視図、第3図は
本考案のジグを用いて2つのブロツクを接合する
場合のジグの配置を示す平面図、第4図は本ジグ
によりブロツクの面に平行で接合線に直角方向の
調整を行なう方法を説明する斜視図、第5図A,
Bは夫々第4図中の−線による断面図で夫々
開先を閉じる場合と、開く場合のくさびの使用方
法を説明する図、第6図は本ジグによりブロツク
の接合線に平行方向の調整を行なう方法を説明す
る斜視図、第7図は第6図中の−線による断
面図、第8図は本ジグによりブロツクの面に直角
方向の調整を行なう方法を説明する斜視図、第9
図は第8図中の−線による断面図である。 A,B……ブロツク、C……溶接開先、6……
組立ジグ、7……キープレート、8……ダイヤフ
ラム、9,10,11……切欠き、12……凹入
部、13……スタツドボルト、14……スペー
サ、17,18,19,20,21……くさび。
第2図は本考案の実施例を示す斜視図、第3図は
本考案のジグを用いて2つのブロツクを接合する
場合のジグの配置を示す平面図、第4図は本ジグ
によりブロツクの面に平行で接合線に直角方向の
調整を行なう方法を説明する斜視図、第5図A,
Bは夫々第4図中の−線による断面図で夫々
開先を閉じる場合と、開く場合のくさびの使用方
法を説明する図、第6図は本ジグによりブロツク
の接合線に平行方向の調整を行なう方法を説明す
る斜視図、第7図は第6図中の−線による断
面図、第8図は本ジグによりブロツクの面に直角
方向の調整を行なう方法を説明する斜視図、第9
図は第8図中の−線による断面図である。 A,B……ブロツク、C……溶接開先、6……
組立ジグ、7……キープレート、8……ダイヤフ
ラム、9,10,11……切欠き、12……凹入
部、13……スタツドボルト、14……スペー
サ、17,18,19,20,21……くさび。
Claims (1)
- 分割されたブロツクを組立てた後、溶接又はボ
ルト添接により一体化する構造物のブロツク組立
てに際し、ブロツクを接合する溶接開先又は添接
部を形成する両部材間の相対位置の調整を行なう
組立ジグにおいて、複数の切欠きを備えた平行な
一対のキープレートと、これらを連結する複数の
ダイヤフラムとを有し、これらの部材が一体的に
結合されて枠形部材として構成され、この際上記
キープレートの切欠きを有する側の端面は上記ダ
イヤフラムの端面よりも突出して両側のキープレ
ートの内面とダイヤフラムの端面に囲まれた凹入
部が形成され、該枠形部材の枠で囲まれた開口に
は接合すべき構造物の両ブロツクをほゞ所定の位
置に組付けた際、接合部の両側にあらかじめ溶接
された1対のスタツドボルトを貫通させることが
でき、キープレートの切欠きを有する方の端面を
上記ブロツクの面に向けた上記枠形部材の枠で囲
まれた開口に上記スタツドボルトを貫通させ、枠
の上に設置されたスペーサを介してナツトで締付
けて枠形部材をブロツクに保持し、枠形部材のキ
ープレートの切欠き及び両キープレートの内面と
ダイヤフラムの端面で形成された凹入部の、ブロ
ツク表面に対向する面とブロツク表面との間又は
上記切欠きの側面と上記スタツドボルトの側面と
の間又は上記のキープレート内面と上記スタツド
ボルトの側面との間にくさびを打込んで夫々両ブ
ロツク間の面に直角方向、面に平行で接合線に直
角方向又は接合線に平行な方向の相対位置調整を
行ない、上記3方向のいずれか1つの相対位置調
整を行なう組立ジグを適数個組合せることにより
両ブロツク間の上下、左右、前後方向の相対位置
調整を行なうことを可能とする組立ジグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2958182U JPS58132659U (ja) | 1982-03-04 | 1982-03-04 | 部材の組立ジグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2958182U JPS58132659U (ja) | 1982-03-04 | 1982-03-04 | 部材の組立ジグ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58132659U JPS58132659U (ja) | 1983-09-07 |
JPS6325045Y2 true JPS6325045Y2 (ja) | 1988-07-08 |
Family
ID=30041364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2958182U Granted JPS58132659U (ja) | 1982-03-04 | 1982-03-04 | 部材の組立ジグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58132659U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010092746A1 (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-19 | 新日本製鐵株式会社 | 地中連続壁用鋼材の製造方法 |
-
1982
- 1982-03-04 JP JP2958182U patent/JPS58132659U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58132659U (ja) | 1983-09-07 |
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