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JPS63215688A - フェノ−ル配糖体の製造法 - Google Patents

フェノ−ル配糖体の製造法

Info

Publication number
JPS63215688A
JPS63215688A JP62049781A JP4978187A JPS63215688A JP S63215688 A JPS63215688 A JP S63215688A JP 62049781 A JP62049781 A JP 62049781A JP 4978187 A JP4978187 A JP 4978187A JP S63215688 A JPS63215688 A JP S63215688A
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JP
Japan
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substituted
phenol
producing
sugar
alkali metal
Prior art date
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Application number
JP62049781A
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English (en)
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JPH0450320B2 (ja
Inventor
Koji Murakami
浩二 村上
Fumiaki Nakatsubo
文明 中坪
Yoshiaki Katsura
芳昭 桂
Norio Matsukura
松倉 紀男
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Jujo Paper Co Ltd
Original Assignee
Jujo Paper Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63215688A publication Critical patent/JPS63215688A/ja
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Granted legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H15/20Carbocyclic rings
    • C07H15/203Monocyclic carbocyclic rings other than cyclohexane rings; Bicyclic carbocyclic ring systems

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はフェノール性物質の配糖体、即ちフェノール性
水酸基と楯の1位との結合体(以下単にフェノール配糖
体と云う)を高収率で製造する方法に関する。
(従来の技術) フェノール配糖体は植物体に少量ではあるが広く存在し
、その単離・精製に関する報告は数多くなされている。
しかし、フェノール配糖体の生物学的活性についての報
告はタガ<、最近になって、その低毒性故に植物成分が
医薬品開発のターゲントとして注目されるようになシ、
生物学的活性についての報告もなされるようになった。
例としては、ユリツキ(Lirindenclrnn 
 Lu1ipifera、)樹皮にリリオデンドリンと
して又エゾウコギ(Acanthpanax 5ent
icnsus+)根茎部にエレウテロシドDとして含有
されるシリンガレジノールジグルコシド(Syring
aresinol  digulu−cns ide 
)は制ガン作用(J、Org、Chem、、vnl。
45.1327−1329(1980))や心因性行動
障害回復作用〔特開昭59−116220号公報〕等が
報告されている。又、トチュウ(Eucommiaul
moides、)樹皮に含まれるピルジノールジグルコ
シド(pinoresinol  digulucos
ide、)はサイクーリックAMPリン酸ジェステラー
ゼ活性阻害作用[’Phytnchemistry、v
ol、 23 。
屋6.1207−1220(1984)]を有すること
も報告されている。
このように7工ノール配糖体が新しい生理活性物質とし
て注目されておシ、その効率的製造法の′   確立が
望まれている。フェノール配糖体の製造方法としては、
含有植物体等から抽出・精製する方法又は酵素(例えば
$7iがグルコースの場合はグルコシルトランスフェラ
ーゼ等)や化学反応によりアグリコンのフェノール部分
と糖を結合させる方法が考えられる。
この中、植物体等から抽出・精製する方法は、フェノー
ル配糖体の含有量が少量で抽出夾雑物が多く、精製には
複雑な操作と多大な費用を要し、収率も低い。
又、フェノールと糖を反応させて配糖体とする方法の中
、酵素を利用する方法は、酵素反応特有の基質特異性に
より、ある一種の酵素が効率良く利用出来る基質は非常
に限定されたものになる。
即ち、数種のフェノール配糖体を得るためには各々の配
糖体に対応するそれぞれの酵素が必要となり、目的の配
糖体を得るには、酵素調製の検討から始めなければなら
ない場合が多く、時間的にも、経済的にも効率的ではな
い。
一方、化学反応によるフェノール配糖体調製法として、
糖をアセチル誘導体とした後、1位のみをブロムで置換
し、炭酸銀等の銀塩の存在下にフェノールと結合させて
目的の配糖体を得る方法(Chem、Ber、: 34
,957−981(1901):!が知られており、又
前記方法において銀塩の代シに特殊イオン交換樹脂を使
用する方法[5ynthesis、823(1979)
]等の報告があるが、これらの方法は何れもフェノール
性水酸基のオルト位が置換された場合に収率が極端に低
下し、特に前記シリンガレジノールジグルコシドのよう
な2,6−置換フェノールを含むものの調製は困難であ
シ、前記シリガレジノールジグルコシドの化学的合成の
報告はいまだなされていない。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、フェノール類の水酸基と糖の1位との結合に
よるフェノール配糖体、特にフェノール性水酸基のオル
ト置換フェノール配糖体を効率良く製造する方法を提供
しようとするものである。
(問題を解決するための手段) ′ 本発明者らは、上記したように植物体に少食存在し、有
用な生物学的活性を有するフェノール配糖体、特に従来
その合成が困難で効率的合成法が確立されていない2,
6〜置換フ工ノール配糖体の製造法について鋭意検討し
た結果、1位水酸基をハロゲン原子で、他の水酸基をア
シル基で置換した糖と2,6−置換フェノールをジメチ
ルスルホキシド中で、水素化アルカリ金属の添加下で反
応させると糖の1位とフェノール性水酸基との結合体が
高収率で得られることを見出し、本発明を完成するに至
った。
本発明は、フェノール性水酸基のオルト位の少なくとも
一方が置換されたフェノール(以下単にオルト置換フェ
ノールと云う)と1位の水酸基をハロゲン原子、他の全
ての水酸基をアシル基で置換された糖(以下単にハロゲ
ノアシル糖と云う)トt−ジメチルスルホキシド又はジ
メチルホルムアミド中で、水素化アルカリ金属を加えて
反応させた後、反応液に水を加え、水に良く混じシ合わ
ない非極性の有機溶媒により抽出し、該抽出物をアルカ
リ処理する新規なフェノール配糖体の製造方法を提供す
るものであシ、本発明によれば、オルト置換フェノール
配糖体、特に従来効率的製造法の知られていなかった2
、6−置換フェノール配糖体を高収率で製造することが
できる。
本発明のフェノール配糖体製造工程について詳しく述べ
る。出発物質のノ・ロゲノアシルa tri 、H。
H,kunzらの方法(I、iel)ig Annal
 、ehem、 。
41−84(19B2))に従って、原料糖例えばD−
グルコースをピリジン中でアシルハライド例えばピバロ
イルクロライドによシ処理した後、ハロゲン化水素例え
ば臭化水素で処理すると高収率でα−ブロモテトラピバ
ロイルグルコースが得られる。
オルト置換フェノールとフェノール性水酸基当り等モル
゛以上のハロゲノアシル糖をジメチルスルホキシド又は
ジメチルホルムアミド中で、フェノール轟シ等モル以上
の水素化アルカリ金属の存在下に反応させる。この場合
、先にフェノールと水素化アルカリ金属をジメチルスル
ホキシド又はジメチルホルムアミド中で良く攪拌・混合
した後、ハロゲノアシル糖を予め少量のジクロロエタン
等の良溶媒に溶解させて加えると良い。反応温度は室f
f1i’1程度で充分であり、余り高温では副反応が起
こり収率の低下を来すので適切ではない。又、通常、反
応は極めて迅速に進行するので、30〜60分の反応時
間で充分である。ここで、シリンガレシノールのような
フェノールの場合に、糖の水酸基をブロックしているア
シル基の種類により反応収率が異なり、アシル基のカル
ボニル炭素に結合するアルキル基が3級の場合に目的の
フェノール配糖体の収率は最も高く90%以上に達し、
次に2級で、1級の場合は50%程匿と収率が低くなる
。従って、ピバロイル基のような3級アルキル基を有す
るアシル基が安定して高収率を与えるので最適である。
さらに反応液に4級のアンモニウム塩例tttf トI
Jエチルベンジルアンモニウムブロマイドやテトラ−n
−ブチルアンモニウム等ヲフェノール性水酸基と同当量
加えると収率が高くなる。又、溶媒としてジメチルスル
ホキシドを使用した場合は、ジメチルホルムアミドの使
用の場合よりも収率が高い。使用する水素化アルカリ金
属としては、リチウム、ナトリウム、カリウム等の水素
化物が良いが、中でも水素化ナトリウムが安価であシ、
最適である。
次に、上記反応混合物から目的のフェノール配糖体アシ
ル化物を分離するには、混合物に水を加えて酢酸エチル
やエーテルのような極性の弱い有機溶媒を使用して水−
溶媒糸による分配によシ抽出した後、各種クロマトグラ
フィー等公知の方法で精製すれば純粋なフェノール配糖
体のアシル化物が得られる。
得られたフェノール配糖体アシル化物は、メタノールや
エタノール等のアルコールに溶解させた後、水酸化ナト
リウムや水酸化カリウム等のアルカリ水溶′液を加えて
処理すれば、アシル基は迅速に加水分解され、遊離のフ
ェノール配糖体となる。
このアルカリ加水分解の工程は、予めフェノール配糖体
アシル化物を分離する操作は必ずしも必要ではなく、前
記反応混合物を水−溶媒系の分配で洗浄・抽出したもの
を使用しても良い。
この加水分解散から目的のフェノール配糖体を純粋に分
離するには、陽イオン交換樹脂によシ脱陽イオンを行な
い、濃縮後、エーテル等で洗浄或はスチレンジビニルベ
ンゼン共重合体からなる吸着樹脂、例えばオルガノ社製
アンバーライトXAD−2を使用して吸着させた後、ア
ルコール等の溶媒で溶出することによりなされる。
(作 用) 本発明によれば、オルト置換フェノール配糖体を効率良
く製造することが出来、特に、従来化学的合成手段では
製造困難であった2、6−置換フェノール配糖体を高収
率で得ることが出来、生成物は全てβ型である。
(式中、Rは(CH3)3に C=0を示す。)その反
応式はジメチルスルホキシド中で、糖がグルコース、ア
シル基カヒバロイル、ハロゲンが臭素でフェノールが2
,6−シメトキシフエノールの場合について示すと上式
のようになシ、この場合の反応機構は概ね次のように推
定される。反応液中において、まずフェノールと水素化
ナトリウムが反応し、ナトリウムフェノラート〔1〕が
生成+− する。次に(CI−13)2Soが(CH3)280と
してα−ブロモテトラピバロイルグルコースの1位を攻
撃し、中間体を生じるとBrが脱離してNaBrを生成
する。この中間体から、再び(CH3)25Qが離脱す
る際プラスにチャージした1位の炭素に2位のピバロイ
ル基が(CH3)3C−〇−として攻撃し、5員環アシ
ロキンニウムイオンを形成する。このアシロキソニウム
イオンに、ピラノース環に対し専ら上方よジフェノキシ
ドイオンが攻撃し、5員猿が開環して再度ピバロイル基
となシ、β型フェニルクルコシト〔2〕ヲ生成スる。フ
ェニルグルコシド〔2〕はアルカリによりピバロイル基
が加水分解されて、定量的に遊離のフェニルグルコシド
〔3〕を与える。
本発明の条件においては2,6−置換フェノールが高収
率を与えるが、その機構の完全な解明は、今後の研究の
結果に待たねばならない。しかし、少なくともジメトキ
シ体が同族のモノメトキシ体よりも格段に収率が良く、
置換基の無いフェノールは目的とするフェノール配糖体
を殆ど与えない事実をみる限り、本発明の反応条件下で
は、2,6−置換フェノールはフェノキシトイオンの生
成の難易及びアシロキソニウムイオンへの攻撃とその結
合中間体の安定性において好適な性質を有すると考えら
れる。
更に4級アンモニウム塩の存在は、本発明の条件下では
フェノキシトイオンの活性を増大させ、結果として収率
の増大をもたらすものと考えられる。又、溶媒としてジ
メチルホルムアミドを用いた場合の反応もジメチルスル
ホキシドの場合と同様の反応機構により進行すると考え
られる。
更に又、シリンガレシノールのような或様の複雑な2,
6−置換フェノールの場合に、アシル基が3級のとき最
も収率が良く、2級、1級と収率が低下するのは、アシ
ル基の電子供与性の差が収率に影響を及ぼすものと考え
られる。
(実施例) 〔実施例1〕 シリンガレシノール4.18g (!: ) ’)エチ
ルベンジルアンモニウムブロマイド2.72gを200
m1のジメチルスルホキシドに溶解させた。この溶液に
水素化ナトリウム(油性、60%品)2.8gを加えて
15分間攪拌した。次に、23.2gのα−ブロモテト
ラピバロイルグルコースを5Qmlのジクロロエタンに
溶解させ、この溶液を前記ジメチルスルホキシト溶液に
加え、約30分間攪拌を継続した。
その後、反応液を分液ロートに移して、1N塩酸100
 ratを加えて振盪・洗浄し、続いて水100m1で
6回洗浄後、無水硫酸ナトリウムを加えて乾燥した。乾
燥後、ろ過・洗浄し、ろ液と洗浄液を併せて溶媒を留去
した。残留シロップをエタノールの190m1に溶解さ
せ、2N力セイソーダ8Qmlを加えて71時間攪拌を
継続した。その後、隈イオン交換樹脂のアンバーライト
IR−120B(オルガノ社製〕40gを加えて15分
間攪拌して、樹脂をろ別した。ろ液を濃縮・乾固した後
50m1−のエテルエーテルを加えて抽出・洗浄し、エ
ーテル液を除去した。次に、水20 mlを加えて、約
1時間良く攪拌した後、析出した粗結晶をろ別した。
ろ別した粗結晶の乾燥重量は7.40gであった。
この粗結晶をエタノール水溶液で再結晶を行い、無色の
針状晶を得た。母液の濃縮・再結晶を繰シ返して行い、
併せて6.70gの無色針状晶を得た。
得られた結晶の赤外線吸収スペクトルは、ユリツキ樹皮
から調製されたシリンガレジノールジグルコシドのそれ
と完全に一致した。
〔実施例2〕 実施例1と同様の条件・手順でシリンガレシノール4,
18gをジメチルスルホキシド200 mlに溶解させ
た後、2.8gの水素化ナトリウム(60チ品)を加え
て攪拌し、この溶液にα−ブロモテトラ波じ バロイルグルコースの23.2gを50m/のシクロロ
エタンに溶解させた液を加えて攪拌を継続した。
その後、実施例1と同様に反応液を分液ロートに移して
、1N塩酸及び水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムを加え
、乾燥後、溶媒を留去した。残留物を、シリカゲルC−
200(和光純薬製)の500gをn−ヘキサン−酢酸
エチル/4:1(V/■)、の混合溶媒と共に充填した
カラムにチャージし、シリカゲル薄鳥クロマトグラフィ
ーによシモニターしながら目的物を集めた。得られたフ
ラクションから溶媒を留去するとほとんど無色の固形物
が得られた。
この固形物を実施例1と同様の条件・手順でエタノール
に溶解させ、カセイソーダを加えて処理した後、アンバ
ーライト−120Bにより処理し、得られた液を濃縮・
乾固した。この粗結晶をエーテルで洗浄した後、エタノ
ール水溶液で再結晶を行って、最終的に5.95gの無
色針状晶を得た。
得られた結晶の赤外線吸収スペクトルは、ユリツキ樹皮
から調製されたシリンガレジノールジグルコシドのそれ
と完全に一致した。
〔実施例3〕 シリンガレシノール4.18gをジメチルホルムアミド
200m1に溶解させ、実施例1と同様の条件・手順で
、反応、洗浄、加水分解、脱陽イオン及び濃縮を行い、
5.1gの粗結晶を得た。この粗結晶をエーテルで洗浄
した後、エタノール水溶液で再結晶を行って、最終的に
4.6gの無色針状晶を得た。
得られた結晶の赤外線吸収スペクトルは、ユリツキ樹皮
から調製されたシリンガレジノールジグルコシドのそれ
と完全に一致した。
〔実施例4〕 実施例1及び2と同様の手順によシ、フェノール類とし
て2,6−シメトキシフエノール、2−メトキシフェノ
ール及びフェノール、又糖としてグルコース、キシロー
ス、マンノース及ヒカラクトースのブロモアシル化糖を
使用して、トリエチルベンジルアンモニウムブロマイド
の添加下にフェノール配糖体化反応を行い、下記の結果
を得た。
表1.2.3の結果から、本発明により2.6−置換フ
ェノール配糖体を高収率で製造されることが確認出来る
表1  フェニルグルコシド収率の比較表3 フェノー
ル配糖体収率の比較 (発明の効果) 本発明によれば、フェノール配糖体、特に従来化学的合
成の困難であったシリンガレジノールジグルコシドのよ
うな有用な生物学的活性を有する2、6−置換フェノー
ル配糖体を高収率で製造することが出来、しかも反応条
件も温和であり、工程も圧力容器等の特別な装置、複雑
な操作も必要としないので工業化も容易である。
手続補正書 1.事件の表示  昭和62年特許願 第49781号
2、発明の名称  フェノール配糖体の製造法代表者 
右上  實 4、代理人 〒114  ’!911−51065、補
正により増加する発明の数      0(1)明細書
第10頁に記載の反応式を下記のように訂正する。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1位の水酸基がハロゲン原子、その他の水酸基が
    アシル基で置換された糖と、フェノール性水酸基の少な
    くとも一方のオルト位が置換されているフェノール類と
    を、ジメチルスルホキシド又はジメチルホルムアミド中
    で、4級アンモニウム塩の存在下又は不存在下に水素化
    アルカリ金属と反応せしめた後、アルカリによりアシル
    基を加水分解することを特徴とするフェノール配糖体の
    製造法。
  2. (2)置換ハロゲン原子が塩素、臭素又はヨウ素である
    糖を用いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のフェノール配糖体の製造法。
  3. (3)カルボニル炭素に結合するアルキル基が2又は3
    級であるアシル基で置換された糖を用いることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のフェノール配糖体の製
    造法。
  4. (4)水素化アルカリ金属として、水素化リチウム又は
    水素化ナトリウム又は水素化カリウムを用いることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のフェノール配糖体
    の製造法。
  5. (5)フェノール類として、2、6置換体フェノールを
    用いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のフ
    ェノール配糖体の製造法。
JP62049781A 1987-03-04 1987-03-04 フェノ−ル配糖体の製造法 Granted JPS63215688A (ja)

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US4362720A (en) * 1977-04-14 1982-12-07 Chembiomed Ltd. Synthesis of 2-amino-2-deoxyglycoses and 2-amino-2-deoxyglycosides from glycals
FR2492830A1 (fr) * 1980-10-29 1982-04-30 Sori Soc Rech Ind Nouveaux composes appartenant a la famille des benzoyl- et a-hydroxybenzyl-phenyl-osides, leur procede de preparation et leur application en therapeutique

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