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JPS63195273A - 金属材料の高温酸化防止用金属含有組成物の製法 - Google Patents

金属材料の高温酸化防止用金属含有組成物の製法

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Publication number
JPS63195273A
JPS63195273A JP2670087A JP2670087A JPS63195273A JP S63195273 A JPS63195273 A JP S63195273A JP 2670087 A JP2670087 A JP 2670087A JP 2670087 A JP2670087 A JP 2670087A JP S63195273 A JPS63195273 A JP S63195273A
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JP
Japan
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metal
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carboxylic acid
mol
alcohol amines
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Application number
JP2670087A
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Fumio Uchida
文生 内田
Tatsuo Yazaki
矢崎 達雄
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HAKUSUI KAGAKU KOGYO KK
Original Assignee
HAKUSUI KAGAKU KOGYO KK
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Publication date
Application filed by HAKUSUI KAGAKU KOGYO KK filed Critical HAKUSUI KAGAKU KOGYO KK
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Publication of JPS63195273A publication Critical patent/JPS63195273A/ja
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    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、金属材料の高温での酸化を防止する水可溶性
の金属含有組成物およびその製法に関するものである。
[従来の技術] 金属材料の耐高温酸化性を向上せしめる手段として、例
えばステンレス鋼の場合では、合金中のA1やSLの含
有量を増加させる方法等が知られているが、これらの方
法ではステンレス鋼の機械的特性(加工性)や溶接性等
が損なわれるという欠点がある。
また上記以外の酸化防止対策として、金属材料の表面に
酸化防止被膜を形成する方法が知られており、その1つ
として特開昭60−56078号公報および特開昭61
−87877号公報には、金属アルコキシドを利用した
酸化防止方法が開示されている。これらは、金属アルコ
キシド溶液を金属材料表面に塗布し、あるいは予め加水
分解して酸化物ゾルとしたものを塗布し、次いで加熱処
理することにより酸化物被膜を金属材料表面に生成せし
める方法である。しかしながらこの酸化物被膜は、表面
にひび割れが生じたり、あるいはピンホールが生じる等
の難点があり、耐酸化性改善法として十分なものとは言
い難い。また、金属塩類を利用して酸化物ゾル等を調製
し、塗布後加熱処理することによって酸化物被膜を形成
する方法も知られているが、この方法にも上記と同様の
欠点があり、しかも残存する陰イオンによって金属材料
が侵されるという欠点も指摘されている。さらに、高温
酸化が問題になる場合として、抵抗溶接時の高熱によっ
て酸化スケールが発生することが知られており、これは
抵抗溶接物の美感を低下させる最大の原因となっている
。この酸化スケールは従来より酸洗い、電解スケール除
去法、研磨法、ブラスト法などの方法によフて除去され
ているが、これらの方法は金属材料の表面を侵したり変
質させるといった問題点を有しているばかりでなく、除
去作業が煩雑で手数を要し、工程増大による生産性の低
下あるいは設備費の増大といフた問題点も挙げられてい
る。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、上記の様な事情に着目してなされたものであ
って、その目的は、金属材料に対してすぐれた耐酸化性
被膜を形成し、金属材料の高温での酸化を防止し、ある
いは単に塗布するだけで形成される液体状連続被膜によ
って金属材料の酸化を防止し、更にこの液体状連続被膜
によって抵抗溶接時の酸化スケール発生を防止すること
ができる耐酸化防止被膜を形成し得る水溶性の金属含有
組成物およびその製法を提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成することのできた本発明組成物の構成
は、 [Ia]:硼酸、無水硼酸および硼酸アンモニウム並び
にAl、GaまたはInのカルボン酸塩、酸化物および
水酸化物よりなる群から選択される1種または2種以上
の金属化合物、あるいはこれと [Ibコ ニ一般式M (OR) s  [ただしMは
B、Al、GaまたはInを、Rは低級アルキル基を示
すコで示される1種以上の金属アルコキシドと、 [11]:アルコールアミン類の1種または2種以上、
および [1111:カルボン酸を有機溶媒の存在下もしくは不
存在下に加熱反応せしめてなる水可溶性物質を有効成分
として含有するところに要旨を有するものであり、また
本発明に係る製法の構成は、 [1a]:硼酸、無水硼酸および硼酸アンモニウムとA
l、GaおよびInのカルボン酸塩、酸化物および水酸
化物よりなる群から選択される1種または2種以上の金
属化合物、あるいはこれと [1b]ニ一般式M(OR)3[ただしMはB、Al、
GaまたはInを、Rは低級アルキル基を示す]で示さ
れる1種以上の金属アルコキシドと、 [11]:アルコールアミン類の1種または2?1以上
、および [111]:カルボン酸 を、有機溶媒の存在下もしくは不存在下で逐次もしくは
同時に加熱反応させるところに要旨を有するものである
[作用] 本発明者らは金属材料の高温での酸化を防止すべく、種
々の薬剤、配合剤について色々検討したところ、前述の
如<[Ia]:硼酸、無水硼酸および硼酸アンモニウム
とAl、Qa、Inのカルボン酸塩、酸化物および水酸
化物よりなる群から選択される1種または2種以上の金
属化合物と、あるいはこれと[Ib]ニ一般式M(OR
)3[ただしMはB、Al、GaまたはInを、Rは低
級アルキル基を示す]で示される1 f1以上の金属ア
ルコキシドと、[II]:アルコールアミン類の1種ま
たは2種以上および[111]:カルボン酸を有機溶媒
の存在下もしくは不存在下で加熱反応させることによっ
て得られる水溶性の金属含有組成物を、金属材料表面に
塗布し加熱処理すると、金属材料の表面にひび割れがな
く、且つピンホールのないすぐれた耐酸化性被膜が形成
され、これは高温においても非常にすぐれた酸化防止機
能を発揮すること、また、該金属含有組成物は金属材料
に単に塗布するだけで、表面に均一な液体状連続被膜を
形成し、これは100〜500t:において金属材料に
対し優れた酸化防止効果を発揮し、その後水洗すること
により簡単に除去できることを見出した。さらに、金属
材料表面にこの液体状連続被膜を形成しておけば、抵抗
溶接時における酸化スケール発生防止機能を発揮し得る
ことも確認された。
本発明で使用される金属化合物としては硼酸、無水硼酸
、硼酸アンモニウム及びAl、Ga。
Inのカルボン酸塩、酸化物、水酸化物が挙げられ、ま
たこれらの金属化合物と共に併用され得る金属アルコキ
シドとしては、低級(特に炭素数1〜4)アルキル基を
もつ一般式M(OR)3(ただしMはB、Al、Gaま
たはIn%Rはアルキル基)で表わされる金属アルコキ
シドが挙げられ、またアルコールアミン類としては一般
式%式%) [ただしR1,R2はCn H2n*l (nは0゜1
〜4の整数を表わす] で表わされるエタノールアミンが最も好ましく、またカ
ルボン酸としては炭素数1〜4の脂肪族カルボン酸が好
ましいものとして挙げられる。
上記3種または4種の成分の好ましい配合割合は、B、
Al、Ga、Inよりなる群から選択される1種または
2種以上の金属化合物(金属アルコキシドを含む)中の
金属元素1モルに対し、アルコールアミン類の1種また
は2種以上の総記合量が0.05〜4モル、およびカル
ボン酸の配合量が0.05〜4モルであり1、この範囲
であるとき、金属材料に対する高温酸化防止機能は非常
に優れたものとなる。アルコールアミン類の濃度が4モ
ルを超える場合は、高温における有機物の炭化が著しく
なり、一方0.05モル未満では、加熱処理によって形
成される耐酸化性被膜がひび割れたりピンホールができ
易くなる。また液状連続被膜を形成して酸化防止を行な
う場合でも4モルを超えると有機物の炭化によって操作
終了後の水洗除去が困難となり、0.05モル未満では
酸化防止効果が不足気味となる。さらに抵抗溶接時の酸
化スケールの発生防止効果も4モル超では電極の圧接部
外輪に酸化スケールができ易くなり、0.05モル未満
では電極の圧接部位に固体粒子の埋込みが見られたりす
る場合がある。
カルボン酸の配合量については、 0.05モル未満で
は耐酸化性被膜にひび割れが生じ易くなり、また4モル
超では金属材料表面を侵食する場合が生ずる。液体状連
続被膜を形成して酸化防止を行なう場合でも4モル超で
は金属材料表面を侵す場合があり、0.05モル未満で
は十分な酸化防止効果が得られなくなる。また液体状連
続被膜を形成して抵抗溶接を行なった場合でも、0.0
5モル未満および4モル超ではいずれも酸化スケールが
発生し易くなる。
上記金属化合物から選択される2種以上の組合せの中で
も、1つの金属化合物として硼素化合物を用いた場合、
金属材料に対する高温酸化防止効果は非常に優れたもの
となり、殊に全金属化合物中の硼素化合物量が0.5〜
0.995モルで、他の金属化合物量の総和が0.00
5〜0.5モルの範囲のとき、その効果は最も優れたも
のとなる。こうした傾向は、耐酸化性被膜を形成して酸
化防止を行なう場合と、液体状の連続被膜を形成した状
態で酸化防止を行なう場合のいずれについても当てはま
る。
抵抗溶接時の酸化スケール発生防止効果も、同様に硼素
化合物を主体として用いた場合に特に優れたものとなる
が、この場合は硼素化合物量が0.85〜0.995モ
ル、他の金属化合物の総和が0.005〜0.15モル
の範囲のときに最良の効果が得られる。
アルコールアミン類は前述したように(a)〜(c)の
一般式で表わされるが、(a) 、 (b) 、 (c
)の順に酸化防止効果は小さくなり、しかも分子量が大
きくなる程その効果は小さくなる。
カルボン酸については、低級脂肪族カルボン酸が最も適
したものであることは先に述べた通りであるが、炭素数
が少ないものほど優れた酸化防止効果を発揮するので、
通常は炭素数1〜4の脂肪族カルボン酸、具体的には蛾
酸、酢酸、プロピオン酸等が用いられる。
本発明で使用される金属化合物のうち特に好ましいもの
として使用される硼素化合物は、硼酸、無水硼酸、硼酸
アンモニウムあるいは炭素数1〜4を有する硼素アルコ
キシドであるが、中でも硼酸、無水硼酸単独あるいは硼
酸、無水硼酸と炭素数1.2のアルコキシドである硼素
メトキシド、硼素エトキシドの組合せを用いた場合に最
も高い酸化防止効果を発揮し、以下硼酸アンモニウム単
独、硼素プロポキシドあるいは硼素ブトキシドを組合せ
た場合の順である。2種以上の金属化合物を組合せて使
用する場合、配合比を変えても酸化防止効果にはそれほ
ど差は生じない。
硼素化合物を除く他の3種の元素Al、Ga。
Inの化合物としては、カルボン酸塩、酸化物、水酸化
物あるいは炭素数1〜4を有するアルコキシドが挙げら
れるが、これらの中にオキシカルボン酸塩、オキシ水酸
化物あるいは水和物等が含まれ、また酸化物等について
は少量の炭酸塩を含むものであってもよい。酸化防止効
果は、同一金属元素の化合物間で比較した場合カルボン
酸塩が最も優れており、以下酸化物、水酸化物の順とな
る。
上記金属化合物の1種を選択した場合では、硼素化合物
を用いた場合に最も優れた酸化防止効果が得られ、次い
で以下In化合物、Ga化合物、AI化合物の順となる
本発明に係る高温酸化防止用金属含有組成物は、上記金
属化合物あるいはこれと金属アルコキシドとアルコール
アミン類およびカルボン酸を前記配合比率で混合し、あ
るいはアルコール類またはアルコール類と相溶性を有す
る有機溶媒に溶解または懸濁させて加熱反応させること
によって得られる。得られる金属含有組成物は有機溶媒
溶液をそのまま酸化防止用組成物として使用してもよい
し、さらに含まれている有機溶媒を除去したのち使用し
てもよい。
反応温度は特に限定されないが、通常は120℃以下、
好ましくは60〜100℃の範囲から選択される。尚反
応温度は、用いる溶媒の種類を変えて還流温度で調整す
ることも可能である。
反応終点は、反応生成物の赤外線吸収スペクトルを測定
し、波長1300〜1800cm−’の吸収帯(アミド
吸収帯C−0伸縮振動、アミンNH,あるいはNH変角
振動、アミドII吸収帯NH変角据動の吸収帯)の変化
によって確認される。反応の進行に伴うこの領域での吸
収帯の変化はたとえば第1〜7図に示す通りである。金
属材料に対して高温酸化防止機能を発揮し得る組成物は
第1〜7図のいずれの吸収を有するものでもよいが、好
ましくは第2〜6図に示す吸収を有するものである。す
なわち1660cl’の吸収帯(アミドI吸収帯C=O
伸縮振動)が1590cm−’の吸収帯(アミンNH2
変角娠動)の肩ピークとして明らかに確認できるところ
から、1590cl’と1530cm−’ (アミド1
1吸収帯NH変角振動)の吸収帯のピーク高さの比が1
=1になるまでの範囲のものである。第1図に示す様な
反応進行状態のものでは、金属材料の表面を侵す場合が
あり、また第7図に示す様に1590cm−’と153
0cm−’の吸収帯のピーク高さが逆転した状態のもの
では金属材料表面に対するぬれ性が悪くなり、結果とし
て酸化防止効果が乏しくなる。
この反応は、有機溶媒としてホルムアミド、N−メチル
ホルムアミド、N、N−ジメチルホルムアミド、N、N
−ジエチルホルムアミド、アセトアミド、N−メチルア
セトアミドなどを使用すると促進される。例えば第1〜
7図に示した様に、イソプロピルアルコールを使用した
場合と比べて、N、N−ジメチルホルムアミドを使用す
ると5時間径度の反応゛で同様の赤外線吸収スペクトル
を示す反応物を得ることができ、およそ10倍の時間短
縮が可能となる。こうした現象を利用すれば、これらア
ミド系有機溶媒と他の有機溶媒とを適宜混合して使用す
れば反応時間を任意に制御することができる。
この様な反応を促進させる有機溶媒を用いて反応を行な
って得られる第1〜7図の赤外線吸収スペクトルを有す
る組成物の金属材料に対する酸化防止効果は、抵抗溶接
時の酸化防止も含めて非常に優れたものとなる。
波数1300〜1800cm−’の範囲に見られるこれ
らの吸収帯は金属化合物、エタノールアミン類あるいは
カルボン酸の種類によって若干のシフトは見らるが反応
の進行に伴う変化とそれに対する金属材料の酸化防止効
果の相関性はほとんど変わらない。
また本発明を実施するに当たっては、予め金属化合物(
及び金属アルコキシド)とエタノールアミン類を反応さ
せて得られるエタノールアミン塩、例えば硼酸とトリエ
タノールアミンの反応によって得られる硼酸トリエタノ
ールアミンをカルボン酸と反応させてもよく、かつまた
エタノールアミン類とカルボン酸を予め反応して得られ
るエステルあるいはアミド化合物を金属化合物と反応さ
せても、硼素化合物とカルボン酸を予め反応させたもの
を用いても前記と同様の酸化防止効果を有する組成物を
得ることができる。
上記の様にして得られる金属含有組成物を高温酸化防止
剤として使用する場合、該組成物を金属酸化物換算で0
.5〜30重量%、より好ましくは5〜20重量%とな
るよう有機溶媒によって濃度調整して使用される。0.
5重量%未満では、被膜が薄くなりすぎるため十分な酸
化防止効果が得られず、一方30重量%を超える場合は
溶液が高粘性となるため塗装作業が困難となり、均一な
被膜が形成され難くなる。
該金属含有組成物は、金属材料に塗布したのち、一旦5
00〜aOO℃、好ましくは600〜800℃にて加熱
処理を行なうと金属材料表面に酸化物被膜を形成し、こ
の被膜は金属材料の酸化を阻止する機能を発揮する。該
酸化物被膜の形成は大気雰囲気中で行なうことができる
また、該金属含有組成物を金属材料に塗布して液体状連
続被膜を形成しておけば、100〜500℃における金
属材料の酸化を防止することができる。この場合、高温
になるほど有機物の炭化が進行するが、操作終了後の残
存被膜は液体状で残存しているものはもとより、炭化し
たものでも水洗するだけで容易に除去することができる
炭化物量が多い場合は、金属材料表面を100℃以上に
加温した状態で水洗、あるいは熱水で洗浄すると、残存
物の除去はさらに容易となる。
この様に本発明に係る金属含有組成物は、金属材料に対
して低温から高温までの広い温度範囲で酸化防止効果を
発揮し、しかも液体状被膜として100〜500℃の範
囲で使用する場合は、金属材料の熱処理終了後金属材料
表面に塗布した組成物を水洗するだけで除去できる性質
を有するものである。
さらに、この金属含有組成物の製造に当たフては、赤外
線吸収スペクトルを測定することによって反応の進行状
況を管理することができ、またホルムアミド、N、N−
ジメチルホルムアミドのようなアミド系の溶媒を利用す
ることによって反応を促進し、製造時間を短縮すること
ができる。
[実施例コ 以下実施例により、本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明はもとより、下記の実施例により制限を受けるも
のではない。
尚本発明が通用される金属材料としては、ステンレス鋼
、アルミニウム、鉄・鋼のごとく高温で酸化スケールを
生ずる様々の金属材料が挙げられる。
実施例1 硼酸93g(BzOs換算0.75モル)および硼素エ
トキシド(含量97%以上)(東京化成社製)250m
l(B2o3換算0.75モル)とモノ第2級−ブトキ
シアルミニウムジイソプロポキシド(AI含量12.4
重量%)(用研ファインケミカル社製)10g(A1z
O8換算0.023モル)、モノエタノールアミン45
0g(7,4モル)及び蟻酸150g(3モル)をイソ
プロピルアルコール400m1に溶解または懸濁させた
後、75℃にて加熱攪拌した。反応開始後3.7.13
.19.26.32.45時間毎に反応液を採取し、赤
外線吸収スペクトルを測定した。夫々の赤外線吸収スペ
クトルを第1〜7図に示す。
採取した7種類の組成物を、酸化物換算の含有量が18
g量%になるようイソプロピルアルコールで濃度調整し
て塗布液とした。この塗布液をステンレス鋼(SUS 
 304)に塗布し液体状の連続被膜を形成し、一つは
、300℃にて30分間加熱処理した後、残った液状膜
及び炭化物を水洗除去し、ステンレス鋼表面の酸化程度
を観察した。結果を第1表に示す。
第   1   表 また、他の一つは600℃にて30分間加熱処理して酸
化物被膜を形成させたのち1000℃にて5時間保持し
、冷却後表面の酸化状態を観察した。
結果を第2表に示す。
第   2   表 一致する。
さらに、もう一つは加圧力480にg、溶接電流770
0A、通電時間15サイクルの条件下で抵抗溶接を行な
い、溶接部の酸化状態を調べた。結果を第3表に示す。
第   3   表 *試料No、は赤外線吸収スペクトルの図番と一致す名
実施例2 硼素エトキシドを省略した他は硼酸量を186g (B
203換算1.5モル)とした実施例1と同様の操作を
行ない、およそ15時間後に赤外線吸収スペクトルを測
定したところ第2図とほぼ同様のスペクトルを有する組
成物が得られた。この組成物を酸化物換算で15重量%
となるようイソプロピルアルコールで濃度調整し、実施
例1と同様にして酸化防止剤としての性能試験を行なワ
たところ、第1〜3表中の採取試料No、 2と同様の
結果が得られた。
実施例3 有機溶媒としてのイソプロピルアルコールをN、N−ジ
メチルホルムアミドに代えた以外は実施例1と同様にし
て加熱反応を行ない、2時間後の赤外線吸収スペクトル
を測定したところ第7図と同様のスペクトルを示す組成
物が得られた。
この組成物を酸化物換算で15重量%となるようイソプ
ロピルアルコールで濃度調整し、実施例1と同様にして
酸化防止剤としての性能試験を行なったところ、第1〜
3表中の採取試料No、 6と同様の結果が得られた。
実施例4 硼酸186g (B203換算1.5モル)とジェタノ
ールアミン525g(5モル)及び酢酸180g(3モ
ル)をN−メチルホルムアミド500m1に溶解または
懸濁させ、攪拌しつつ加熱還流した。およそ2時間後で
反応を終え、赤外線吸収スペクトルを測定したところ、
第4図と同様のスペクトルを示す組成物が得られた。
この組成物を酸化物換算で10fE量%となるようエチ
ルアルコールで濃度調整し、実施例1と同様にして酸化
防止剤としての性能試験を行なったところ、第1〜3表
中の採取試料N013の結果と同様の酸化防止効果が得
られた。
実施例5 水酸化インジウム(I n20st!a算で381nf
fi%)360g (I n20s O,5モル)とモ
ノエタノールアミン61g(1モル)およびプロピオン
酸150g(2モル)をエチルアルコール600m1に
懸濁または溶解させ、攪拌下に加熱した。およそ15時
間で反応を終え赤外線吸収スペクトルを測定したところ
、第1図とほぼ同様のスペクトルを有する組成物が得ら
れた。
この組成物を酸化物換算で15重量%となるようエチル
アルコールで濃度調整し、実施例1と同様にして酸化防
止剤としての性能試験を行なったところ、第1〜3表中
の採取試験N091〜2とほぼ同様の結果が得られた。
実施例6 実施例4の硼酸に代えて硼酸アンモニウム329g(B
20s換算1.5モル)を使用した他は同様の操作を行
ない、およそ2時間で反応を終え赤外線吸収スペクトル
を測定したところ°、第5図と同様のスペクトルを示す
組成物が得られた。
この組成物を酸化物換算で15重量%となるようエチル
アルコールで濃度調整し、実施例1と同様にして酸化防
止剤としての性能試験を行なったところ第1〜3表中の
採取試料N015とほぼ同様の結果が得られた。
実施例7 実施例4の硼酸に代えて無水硼酸104g(1,5モル
)を使用した他は同様の操作を行ない、およそ1時間で
反応を終え赤外線吸収スペクトルを測定したところ第3
図と同様のスペクトルを示す組成物が得られた。
この組成物を酸化物換算で5重量%となるようエチルア
ルコールで濃度調整し実施例1と同様にして酸化防止剤
としての性能試験を行なったところ第1〜3表中の採取
試料No、 3と同様の結果が得られた。
実施例8 実施例2におけるモノ第2級−ブトキシアルミニウムジ
イソプロポキシドに代えて酸化ガリウム47 g (0
,25モル)を使用した他は同様の操作を行ない、およ
そ15時間で反応を終え赤外線吸収スペクトルを測定し
たところ、第4図と同様のスペクトルを示す組成物が得
られた。
この組成物を酸化物換算で10fi量%となるようイソ
プロピルアルコールで濃度調整し、実施例1と同様にし
て酸化防止剤としての性能試験を行なったところ、第1
〜3表中の採取試料N015と同様の結果が得られた。
実施例9 実施例2におけるモノ第2級−ブトキシアルミニウムジ
イソプロポキシドに代えて蟻酸アルミニウム(Al、O
,含量211量%)49g(Al、O,換算0.1モル
)を使用した他は同様の操作を行ない、およそ20時間
で反応を終え赤外線吸収スペクトルを測定したところ、
第3図と同様のスペクトルを示す組成物が得られた。
この組成物を酸化物換算で10重量%となるようイソプ
ロピルアルコールで濃度調整し、実施例1と同様にして
酸化防止剤としての性能試験を行なったところ第1〜3
表中の採取試料N002と同様の結果が得られた。
実施例10 無水硼酸104g(1,5モル)、インジウムイソプロ
ポキシド15g(In20s換算0.05モル)、モノ
エタノールアミン183g(3モル)及び蟻酸150g
(3モル)をイソプロピルアルコール6001m1に溶
解または懸濁させた後80℃にて加熱攪拌した。およそ
10時間で反応を終え、赤外線吸収スペクトルを測定し
たところ第2図と同様のスペクトルを示す組成物が得ら
れた。
この組成物を酸化物換算で15重量%となるようイソプ
ロピルアルコールで濃度調整し、実施例1と同様にして
酸化防止剤としての性能試験を行なったところ、第1〜
3表中の採取試料No、 2と同様の結果が得られた。
実施例11 無水硼酸52 g (0,75モル)、インジウムイソ
プロポキシドi s g (I n 20 s換算0゜
05モル)、トリエタノールアミンLQOOg (6,
7モル)及びプロピオン酸4 g (0,053モル)
をエチルアルコールlQOOmlに溶解または懸濁させ
た後70℃にて加熱攪拌した。およそ30時間で反応を
終え、赤外線吸収スペクトルを測定したところ、第1図
と同様のスペクトルを示す組成物が得られた。
この組成物を酸化物換算で10重量%となるようエチル
アルコールで濃度調整し、実施例1と同様にして酸化防
止剤としての性能試験を行なフたとこる第1〜3表中の
採取試験No、 1と同様の結果が得られた。
実施例12 実施例2で得られた組成物を酸化物換算で0.4重量%
となるようイソプロピルアルコールで濃度調整し、実施
例1と同様にして酸化防止剤としての性能試験を行なっ
たところ、第1〜3表中の採取試料No、 1および7
とほぼ同様の結果が得られた。
[発明の効果] 本発明は以上の様に構成されており、その効果は要約す
れば次の通りである。
(1)硼酸、無水硼酸、硼酸アンモニウム並びにAl、
Ga、Inのカルボン酸塩、酸化物または水酸化物より
なる群から選択される1種または2種以上の金属化合物
、あるいはこれをB、Al、Ga、Inよりなる群から
選択される金属アルコキシドの1種または2種以上とア
ルコールアミン類の1種または2種以上およびカルボン
酸を原料として、全く新しいタイプの酸化防止用金属含
有組成物を得ることができる。
(2)この金属含有組成物は、金属材料に塗布したのち
加熱処理して酸化物被膜を形成させることによって高性
能の酸化防止被膜を形成し得るほか、金属材料に塗布し
て液体状連続被膜を形成するだけでも優れた酸化防止効
果を発揮し、後者は操作終了後水洗によって簡単に除去
することができるので、高温酸化を受は易い金属材料(
殊に鉄鋼やステンレス鋼など)を高温処理するとぎの酸
化防止剤として極めて優れた効果を発揮する。しかも該
組成物よりなる液体状連続被膜を抵抗溶接される金属材
料の表面に形成しておけば、抵抗溶接時の酸化スケール
発生を完全に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜7図は実施例で得た金属含有組成物の赤外線吸収
スペクトルである。 第1図       (8時間後) 波数(ffi−’) 第2図       (7時間後) 波* (1”jl”) 第3図       (18時間後] 1,3.)。−’3”      ’   Fe9’、
’)     ;L□08.1波数(3−’) 第4図        、19R間後。 波数(α−1) 第5図        (26時間後、波数((1N−
1) 第6図     (321よ。 波数(cM−1]

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) I a:硼酸、無水硼酸および硼酸アンモニウム
    並びにAl、GaまたはInのカルボン酸塩、酸化物、
    および水酸化物よりなる群から選択される1種または2
    種以上の金属化合物と、 II:アルコールアミン類の1種または2種以上、および III:カルボン酸 を有機溶媒の存在下もしくは不存在下に加熱反応せしめ
    てなる水可溶性物質を有効成分として含有することを特
    徴とする金属材料の高温酸化防止用金属含有組成物。
  2. (2)アルコールアミン類が、一般式 (a)▲数式、化学式、表等があります▼ (b)R_1N(CH_2CH_2OH)_2(c)N
    (CH_2CH_2OH)_3 [ただし、R_1、R_2はC_nH_2_n_+_1
    (nは0、1〜4の整数を表わす)] で示されるエタノールアミンである特許請求の範囲第1
    項に記載の金属含有組成物。
  3. (3)カルボン酸が、低級脂肪族カルボン酸である特許
    請求の範囲第1または2項に記載の金属含有組成物。
  4. (4)金属化合物中の金属元素1モルに対し、アルコー
    ルアミン類0.05〜4モルとカルボン酸0.05〜4
    モルを加熱反応せしめたものである特許請求の範囲第1
    〜3項のいずれかに記載の金属含有組成物。
  5. (5) I a:硼酸、無水硼酸および硼酸アンモニウム
    並びにAl、GaまたはInのカルボン酸塩、酸化物お
    よび水酸化物よりなる群から選択される1種または2種
    以上の金属化合物と、 I b:一般式M(OR)_3[ただしMはB、Al、
    GaまたはInを、Rは低級アルキル基を示す]で示さ
    れる1種以上の金属アルコキシドと、 II:アルコールアミン類の1種または2種以上、および III:カルボン酸を、 有機溶媒の存在下もしくは不存在下に加熱反応せしめて
    なる水可溶性物質を有効成分として含有することを特徴
    とする金属材料の高温酸化防止用金属含有組成物。
  6. (6)アルコールアミン類が、一般式 (a)▲数式、化学式、表等があります▼ (b)R_1N(CH_2CH_2OH)_2(c)N
    (CH_2CH_2OH)_3 [ただし、R_1、R_2はC_nH_2_n_+_1
    (nは0、1〜4の整数を表わす)] で示されるエタノールアミンである特許請求の範囲第5
    項に記載の金属含有組成物。
  7. (7)カルボン酸が、低級脂肪族カルボン酸である特許
    請求の範囲第5または6項に記載の金属含有組成物。
  8. (8)金属化合物中の金属元素1モルに対し、アルコー
    ルアミン類0.05〜4モルとカルボン酸0.05〜4
    モルを加熱反応せしめてなる特許請求の範囲第5〜7項
    のいずれかに記載の金属含有組成物。
  9. (9) I a:硼酸、無水硼酸および硼酸アンモニウム
    並びにAl、GaまたはInのカルボン酸塩、酸化物、
    および水酸化物よりなる群から選択される1種または2
    種以上の金属化合物と、 II:アルコールアミン類の1種または2種以上、および III:カルボン酸 を有機溶媒の存在下もしくは不存在下で逐次もしくは同
    時に加熱反応させることを特徴とする金属材料の高温酸
    化防止用金属含有組成物の製法。
  10. (10)アルコールアミン類が、一般式 (a)▲数式、化学式、表等があります▼ (b)R_1N(CH_2CH_2OH)_2(c)N
    (CH_2CH_2OH)_3 [ただし、R_1、R_2はC_nH_2_n_+_1
    (nは0、1〜4の整数を表わす)] で示されるエタノールアミンである特許請求の範囲第9
    項に記載の金属含有組成物の製法。
  11. (11)カルボン酸が、低級脂肪族カルボン酸である特
    許請求の範囲第9または10項に記載の金属含有組成物
    の製法。
  12. (12)金属化合物中の金属元素1モルに対し、アルコ
    ールアミン類0.05〜4モルとカルボン酸0.05〜
    4モルを加熱反応せしめたものである特許請求の範囲第
    9〜11項のいずれかに記載の金属含有組成物の製法。
  13. (13) I a:硼酸、無水硼酸および硼酸アンモニウ
    ム並びにAl、GaまたはInのカルボン酸塩、酸化物
    および水酸化物よりなる群から選択される1種または2
    種以上の金属化合物と、 IIb:一般式M(OR)_3[ただしMはB、Al、G
    aまたはInを、Rは低級アルキル基を示す]で示され
    る1種以上の金属アルコキシドと、 II:アルコールアミン類の1種または2種以上、および III:カルボン酸を、 有機溶媒の存在下もしくは不存在下で逐次もしくは同時
    に加熱反応させることを特徴とする金属材料の高温酸化
    防止用金属含有組成物の製法。
  14. (14)アルコールアミン類が、一般式 (a)▲数式、化学式、表等があります▼ (b)R_1N(CH_2CH_2OH)_2(c)N
    (CH_2CH_2OH)_3 [ただし、R_1、R_2はC_nH_2_n_+_1
    (nは0、1〜4の整数を表わす)] で示されるエタノールアミンである特許請求の範囲第1
    3項に記載の金属含有組成物の製法。
  15. (15)カルボン酸が、低級脂肪族カルボン酸である特
    許請求の範囲第13または14項に記載の金属含有組成
    物の製法。
  16. (16)金属化合物中の金属元素1モルに対し、アルコ
    ールアミン類0.05〜4モルとカルボン酸0.05〜
    4モルを加熱反応せしめる特許請求の範囲第13〜15
    項のいずれかに記載の金属含有組成物の製法。
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