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JPS63183581A - ピリド〔1,2−a〕ピリミジン誘導体、その製造法及びそれを有効成分とするアレルギ−疾患治療薬 - Google Patents

ピリド〔1,2−a〕ピリミジン誘導体、その製造法及びそれを有効成分とするアレルギ−疾患治療薬

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Publication number
JPS63183581A
JPS63183581A JP61205188A JP20518886A JPS63183581A JP S63183581 A JPS63183581 A JP S63183581A JP 61205188 A JP61205188 A JP 61205188A JP 20518886 A JP20518886 A JP 20518886A JP S63183581 A JPS63183581 A JP S63183581A
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JP
Japan
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methyl
pyrido
propylphenoxy
hydroxy
acetyl
Prior art date
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Granted
Application number
JP61205188A
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English (en)
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JPH0374670B2 (ja
Inventor
Naoto Matsuishi
松石 直人
Yoshio Nakagawa
中川 由雄
Michiaki Amano
天野 道昭
Norihiko Kakehi
筧 敬彦
Toshio Kawashima
敏男 川島
Shigeki Omura
大村 茂樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Tanabe Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Tanabe Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Tanabe Co Ltd filed Critical Tokyo Tanabe Co Ltd
Publication of JPS63183581A publication Critical patent/JPS63183581A/ja
Publication of JPH0374670B2 publication Critical patent/JPH0374670B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D471/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D471/04Ortho-condensed systems
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はピリド[1,2−a]ピリミジン誘導体又はそ
れの生理学的に許容される塩、その製造法及びそれを有
効成分とする医薬に関する。本発明のピット[1,2−
、a]ピリミジン誘導体又はそれの生理学的に許容され
る塩は、アナフィラキシ−の遅反応性物質(Slow 
reacting 5ubstanceof anap
hylaxis;以下5R3−Aと略す。)に対し顕著
な拮抗作用を有し、かかる5R8−Aに起因するI型ア
レルギー疾患の治療薬として利用できるものである。
罷米■返1 SR3−Aは強力な平滑筋収縮作用を持ち、■型アレル
ギー疾患、特に気管支喘息又はアレルギー性鼻炎等にお
ける原因物質である[フォータリー・ジャーナル・オブ
・エクスペリメンタル・フィジイオロジー(Quart
erly Journal of Exper−ime
ntal Physiology) 30巻121頁 
1940年]。この物質の代表的な活性成分はロイコト
リエンD4であることが解明され、このロイコトリエン
D4の生体内活性に対する薬物の阻止効果の有無が、5
R3−A起因の■型アレルギー疾患治療薬の指標とされ
ている[ネイチv−(Nature) 288ejJ 
484頁 1980年]。
5R8−A起因のI型アレルギー疾患治療薬は、肥満細
胞又は好塩基球からの5R3−Aの遊離を阻止し、間接
的に当該物質の活性を阻害する5R8−A遊離抑制型薬
物と、遊離してきた5R8−A、と生体内で競合し、直
接的に活性を阻害する5R3−A拮抗型薬物とに大別さ
れている。ところが、一方の5R3−A遊離抑制型薬物
は、5R3−八によるアレルギー発作を予防する目的で
使用されるものであり、一般に発作直後の奏効性、いわ
ゆる即効性に欠けるという傾向がある。従って、近年に
おいては、アレルギー発作に対する即効性の観点から、
良好な5R3−A拮抗型薬物の出現が切望されるに至っ
て来た。
従来のピリドピリミジン系化合物としては、9−メチル
−3−(1H−テトラゾール−5−イル)−41−1−
ピリド[1,2−aコピリミジン−4−オン カリウム
塩(以下化合物TBXと略す。)が知られており、■型
アレルギー反応の阻止剤として有用であることが報告さ
れている(特開昭54−362948公報)。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、この化合物TBXは、その後の研究によ
り5R3−A遊離抑制型薬物に属することが報告され(
アレルギー性 1984年)、本発明者らの追試実験によっても、ロイ
コトリエンD4に代表される5R8−Aに対し、拮抗作
用を示さないことが判明した。そこで、本発明者らは5
R3−A、−特にロイコトリエンD4の生体内活性に拮
抗する化合物について鋭意研究したところ、意外にも化
合物下BXと同様のピリド[1,2−a]ピリミジン環
を持つ化合物の中に、顕著なロイコトリエンD4拮抗作
用を具備する新規な化合物を見出し、本発明に到達した
問題点を解決するための手段 本発明によれば、下記一般式[I] (式中、Rは水素原子、ハロゲン原子又はメチル基を表
わし、nは0,1又は2を表わす。)で示されるピリド
[1,2−a]ピリミジン誘導体又はそれの生理学的に
許容される塩が提供される。
また、本発明によれば、この一般式[I]で示されるピ
リド[1,2−a]ピリミジン誘導体又はそれの生理学
的に許容される塩の製造法が提供される。
更にまた、本発明によれば、この一般式[I]で示され
るピリド[1,2−a]ピリミジン誘導体又はそれの生
理学的に許容される塩を有効成分とするアレルギー疾患
治療薬が提供される。
一般式[I]で示されるピリド[1,2−a]ピリミジ
ン誘導体(以下単に本発明化合物[I]と略す。)は、
下記一般式「■コ ○方CH2CH3 (式中、R及びnは前記と同意義である。)で示される
ニトリル誘導体と、アジ化水索酸区はその塩とを反応さ
せることにより製造することができる。
使用するアジ化水素酸塩としては、アジ化ナトリウムも
しくはアジ化カリウムなどのアルカリ金属塩、アジ化カ
ルシウムもしくはアジ化マグネシウムなどのアルカリ土
類金属塩、アジ化アルミニウム、アジ化スズもしくはア
ジ化チタンなどのその他の金属との塩又はアジ化アンモ
ニウムもしくはアジ化アニリンなどの有機塩基との塩が
挙げられる。アジ化水素酸塩は単独で用いてもよいが、
アジ化水素酸のアルカリ金属塩の場合には、塩化アルミ
ニウムもしくは塩化スズなどのルイス酸又は塩化アンモ
ニウムもしくはアニリン塩酸塩などの塩と組合せて反応
系内でアジ化アルミニウム、アジ化スズ、アジ化アンモ
ニウム又はアジ化アニリンなどに変換して用いるのが望
ましい。ここで、最も望ましい組合せとしては、アジ化
ナトリウムと塩化アルミニウム又は塩化アンモニウムと
からなるものが挙げられる。
反応溶媒としてはテトラヒドロフランもしくはジオキサ
ンなどのエーテル類又はジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキシド、ジメチルアセトアミドもしくはヘキサ
メチルホスホロトリアミドなどの極性溶媒が挙げられる
。反応は50〜150℃で1分〜72時間加熱する事に
より行う。
上述のようにして製造される本発明化合物[I]の精製
は、再結晶法、シリカゲルカラムクロマトグラフィー法
もしくは本発明化合物[I]を適当な塩に誘導したのち
これを中和して晶出さぜる方法(以下晶出法と略す。)
又はこれらを組合せることによって行うことができる。
再結晶法における再結晶溶媒どしては、水、メタノール
、エタノール、n−プロピルアルコール、イソプロピル
アルコール、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド、ヘキサメチルホスホロトリアミド、酢酸、アセト
ニトリル、トリフルオロ酢酸もしくはテトラヒドロフラ
ン又はこれらの二種以上からなる混合液が挙げられる。
シリカゲルクロマトグラフィー法における展開溶媒とし
ては、クロロホルム又はジクロルメタンなどのハロゲン
化炭化水素と、メタノール又はエタノールなどのアルコ
ール類との混合液が挙げられる。また、晶出法における
適当な塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシ
ウム塩、マグネシウム塩又はアンモニウム塩が、中和剤
としては、塩酸、硫酸もしくは硝酸などの鉱酸又は酢酸
もしくはギ酸などの有機酸がそれぞれ挙げられる。この
晶出法での反応溶媒としては、水単独又は水とメタノー
ル、エタノール、イソプロピルアルコールもしくはn−
ブチルアルコールなどのアルコール類との混合液が挙げ
られる。
本発明化合物[I]の生理学的に許容される塩は、対応
する化合物[I]を、水もしくはアルコール類又はこれ
らの混合液中で、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
水酸化カルシウムもしくは水酸化マグネシウムなどのア
ルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の水酸化物、炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カルシウムもしくは炭
酸マグネシウムなどのアルカリ金属もしくはアルカリ土
類金属の炭酸塩、ナトリウム、カリウムもしくはマグネ
シウムなどのアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の
アルコラード、エタノールアミンもしくはメチルエフェ
ドリンなどの有機アミン又はアンモニアと反応させるこ
とにより製造することができる。使用するアルコール類
としては、メタノール、エタノール、イソプロピルアル
コール又はn−ブチルアルコールなどが挙げられる。本
発明化合物[I]に対する水酸化物、炭酸塩、アルコラ
ード、有機アミン又はアンモニアの使用量は、0.5〜
6倍モル、好ましくは0.5〜2倍モルとする。
上述のようにして製造される塩は、必要に応じて再結晶
することにより精製することができる。
再結晶溶媒としては、水、メタノール、エタノール、n
−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチ
ルホスホロ1〜リアミド、アセI〜ニトリルもしくはテ
]〜ラヒドロフラン又はこれらの二種以上からなる混合
液が挙げられる。
なお、得られる本発明化合物[I]又はそれの生理学的
に許容される塩は、加温乾燥、通風乾燥又は凍結乾燥な
ど通常の方法を用いて乾燥することができる。
前記一般式[、II]で示されるニトリル誘導体は、下
記一般式[1] (式中、R及びnは前記と同意義であり、Xは塩素原子
又は臭素原子を表わす。) で示される化合物と、1〜6倍モル量の2.4−ジヒド
ロキシ−3−n−プロピルアセトフェノンとを、酸受容
体の存在下に縮合させることにより製造することができ
る。
使用する酸受容体としては、炭酸ナトリウムもしくは炭
酸カリウムなどのアルカリ金属炭酸塩又は水酸化ナトリ
ウムもしくは水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化
物が挙げられる。なお反応促進剤としてヨウ化カリウム
を共存させてもよい。
反応溶媒としては、メタノール、エタノール、イソプロ
ピルアルコール、n−ブチルアルコール、アセトン、メ
チルエチルケトン、ジエチルケトン、シクロヘキサノン
、ジメチルホルムアミドもしくはジメチルスルホキシド
もしくはこれらの二種以上からなる混合液又はこれらと
水との混合液が挙げられる。反応は50〜110℃で、
1分間〜72時間加熱する事により行う。
前記一般式[111]で示される化合物は、■下記一般
式[IV] (式中、R及びnは前記と同意義である。)で示される
化合物を、塩化チオニル、三塩化リン、塩化ホスホリル
、三臭化リン又は臭化ホスホリル等のハロゲン化剤を用
いてハロゲン化するか、あるいは■下記一般式[Vコ (式中、R及びnは前記と同意義である。)で示される
化合物を、臭化ホスホリル、塩化ホスホリル又は塩化チ
オニル等のハロゲン化剤を用いてハロゲン化と同時に脱
水することにより製造することができる。なお、前記一
般式[I[1]において、nがOである化合物は、下記
一般式[VI](式中、Rは前記と同意義である。) で示される化合物を、N−クロロスクシンイミド又はN
−ブロモスクシンイミドを用いてハロゲン化することに
よっても製造することができる。
作刑叉UN貝少勿ヌ 本発明化合物[I]又はそれの生理学的に許容される塩
の5R3−A拮抗作用を、その代表的活性成分であるロ
イコトリエンD4を用いた以下の実験方法で調べた。被
験化合物としては、本発明化合物[I]又はそれの生理
学的に許容される塩の代表例である以下に列記の化合物
を用いた。なお、各化合物品のあとの括弧内の表示は、
本明細書におけるそれらの化合物の仮称名をそれぞれ意
味し、かつ後述の実施例にそれぞれ対応するものである
9− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−3−(1H−テトラゾー
ル−5−イル)−4H−ピリド[1゜2−a]ピリミジ
ン−4−オン(実施例1)、7− [(4−アセチル−
3−ヒドロキシ−2−n−プロピルフェノキシ)メチル
]−3−(1H−テトラゾール−5−イル)−4H−ピ
リド[1゜2−a]ピリミジン−4−オン(実施例2)
、8−[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−3−(1H−テトラゾー
ル−5−イル)−4H−ピリド[1゜2−a]ピリミジ
ン−4−オン(実施例3)、9− [(4−アセチル−
3−ヒドロキシ−2−n−プロピルフェノキシ)メチル
]−7−ブロモ−3−(1H−テトラゾール−5−イル
)−4H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−オン
(実施例4)、 9− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−7−メチル−3−(1H
−テトラゾール−5−イル)−4H−ピリド[1,2−
a]ピリミジン−4−オン(実施例5)、 9−[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロ
ピルフェノキシ)メチル]−3−[(1H−テ1〜ラゾ
ールー5−イル)メチル]−48−ピリド[1,2−a
]ピリミジン−4−オン(実施例6)、 7−[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロ
ピルフェノキシ)メチル] −3−[(1H−テトラゾ
ール−5−イル)メチル]−4H−ピリド[1,2−a
]ピリミジン−4−オン(実施例7)、 9− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−7−メチル−3−[(1
H−テトラゾール−5−イル)メチル]−4H−ピリド
[1,2=a]ピリミジン−4−オン(実施例8)、 9− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル] −3−[2−(1H−テ
トラゾール−5−イル)エチル]−ピリド[1,2−a
]ピリミジン−4−オン(実施例9)、 8− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−3,−[2−(1H−テ
トラゾール−5−イル)エチル]−4H−ピリド[1,
2−a]ピリミジン−4−オン(実施例10)、 9− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−7−ブロモ−3−[2−
(1H−テトラゾール−5−イル)エチル]−ピリド[
1,2−a]ピリミジン−4−オン(実施例11)、 9− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−3−’(it−1−テト
ラゾール−5−イル)−4H−ピリド[1゜2−a]ピ
リミジン−4−オン カリウム塩(実施例12)、 9−[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロ
ピルフェノキシ)メチル]−3−,[2−(1H−テト
ラゾール−5−イル)エチル]−4H−ピリド[1,2
−aコピリミジン−4−オンカリウム塩(実施例13)
(i)試験管内(in vitro>試験ハートレイ(
Hartley)系の雄性モルモットから摘出した回腸
端部を用い、本発明化合物[I]及びそれの生理学的に
許容される塩のロイコトリメピラジン1X10−6 ( Tyrode )液10mffに懸垂し、ついでこ
れに30秒の間隔を置いて被験化合物及びロイコトリエ
ンD4(和光ii1’薬社製)を順次添加し、4〜6分
間経過した際の回腸の収縮度をアイソトニックトランス
ジューサ TD−1123(日本光電社製)を用いて測
定することにより行った。被験化合物の添加量は10〜
10−3g/d、ロイコトリエンD4の添加量は0.3
n!J/mlとなるようにそれぞれ設定した。
ロイコトリエンD4拮抗作用は、ロイコトリエンD4に
よる回腸収縮反応を50%抑制する被験化合物の濃度(
以下IC5oと略す。)で評価した。
このIC5oは、まず測定された回腸の収縮度から収縮
抑制率を下記計算式: %式%() (被験化合物無添加時の収縮度 − 被験化合物添加時の収縮度) × 100 被験化合物無添加時の収縮度 に従って算出し、ついでこれを基にグラフ上に作図した
用量反応曲線から求めた。
結果を第1表に示す。同表には、上述と同じ方法で試験
した化合物TBXのロイコトリエンD4拮抗作用を比較
のため併記した。なお、被験化合物中、実施例1.6及
び9の化合物は、それぞれの実施例におけるa処理によ
って製造されたものを使用した。
(以下余白) 第1表 第1表から嬰らかなように、本発明化合物[I−]及び
それの生理学的に許容される塩は、化合物TBXからは
予測できない顕著なロイコトリエンD4拮抗作用を示す
ことが認められる。
(ii)生体内(in vivo )試験体重的400
 ’jのハートレイ系雄性モルモットを1群6匹として
用い、ロイコトリエンD4によって誘発される■型アレ
ルギー反応に対する本発明化合物[I]及びそれの生理
学的に許容される塩の抑制作用を、コンツエット・レス
ラー(KOnZett−R65sler)法[ナウニン
・シュミーデルベルゲス・アーチーブ・フィア・エクス
ペリメンテレ・パン50シイ・ラント・ファルマコロジ
°イ(Naunyn−8chmiederbergs 
 Archiv  fjir  EXperiment
ellePathologie  und  Phar
makologie)  195巻 71頁1940年
]に従って静脈内及び経口の二種類の投与形態で試験し
た。各モルモットをウレタン1.59/に9の腹腔内投
与で麻酔し、頚部切開により露出させた気管にカニユー
レを介して人工呼吸器(1回送気量5〜7m、送気回数
70回/分、肺の負荷圧10caH20;ウゴバシル・
バイオロジカル・リサーチ・アパラータス社製)を接続
した。カニユーレの側枝よりオーバーフローする空気量
をブロンコスパスム・トランスジューサ 7020型(
ウゴバシル・バイオロジカル・リサーチ・アパラータス
社製)を介し、ポリグラフ RM−6000(日本光電
社製)上に記録した。
静脈内での試験は、ガラミントリエチオダイド1 mg
/ K’jの静脈内投与で処置した各モルモットに、2
0、0〜6000.0履/に9の被験化合物及び0.5
履/に’jのロイコトリエンD4を2分間の間隔をおい
て頚部静脈より順次投与し、誘発された気道狭窄反応に
よってオーバーフローする空気量を測定することにより
行った。被験化合物は炭酸水素ナトリウム又は炭酸カリ
ウム含有生理食塩水に溶解したものを使用した。
また、経口での試験は、1〜30mLj/Ktjの被験
化合物をウレタン麻酔処理の90分前に、予め各モルモ
ットに経口投与し、ついでウレタン麻酔後、当該モルモ
ットにガラミントリエチオダイド1m3/Kgの静注処
置及びロイコトリエンD40.5μ’I/Kgの頚部静
注処置を施し、誘発された気道狭窄反応によってオーバ
ーフローする空気量を測定することにより行った。
静脈内及び経口での両試験ともに、ロイコトリエンD4
は生理食塩水に溶解したものを使用した。
■型アレルギー反応に対する薬効は、静脈内及び経口の
両試験ともに、ロイコトリエンD4誘発による気道狭窄
反応の抑制率が50%となるに必要な被験化合物の投与
量(以下■D5oと略す。ただし、単位は静脈内試験で
はill / Kgであり経口試験ではml / Kf
lである。)で評価した。各ID5o値は、静脈内試験
では20.0〜6000.0力/Ks、経口試験では1
〜30my/Kgの各範囲内で選択した4〜6種類の所
定投与量における被験化合物の抑制率を、以下の計算式
: %式% (ここで、Xはモルモットの気道を完全に狭窄した場合
に、オーパーラローする増加空気量に対するロイコトリ
エンD4投与群の増加空気量の比であり、Yはモルモッ
トの気道を完全に狭窄した場合にオーバーフローする増
加空気量に対する被験化合物及びロイコトリエンD4を
共に投与した群の増加空気量の比である。) で算出し、ついでこれを基に作図した用量作用曲線から
求めた。
結果を第2表に示す。同表には、投与量を5〜10m1
/Kflの範囲内で選択した以外は上述の静脈内試験と
同様の方法で求めた化合物TBXのID5゜値を、比較
のため併記した。なお、被験化合物中、実施例1.6及
び9の化合物は、静脈内試験ではそれぞれの実施例にお
けるa処理により、経口試験ではb処理により製造され
たものをそれぞれ使用した。
(以下余白) 第2表から明白なように、気道狭窄反応に代表されるロ
イコトリエンD 誘発の■型アレルギー反応を、本発明
化合物[I]及びそれの生理学的に許容される塩は、拮
抗的に顕著に抑制することが認められる。
(iii)毒性試験 5週令の雄性ddY系マウス及び雄性SD系ラットを用
い、本発明化合物[I]及びそれの生理学的に許容され
る塩の代表例における急性毒性(LD5o)を試験した
。代表例としては、実施例1.6及び9の三化合物を選
択した。三化合物ともに、LD5o値は、マウスでは経
口で4.0’j/に9以上、静脈内で100m1/K(
j以上であった。同じく、ラットでは経口で4、O’j
/匈以上、静脈内で20()mFi/句以上であった。
以上に述べた試験管内、生体内及び毒性の各試験結果か
ら、本発明化合物[I]及びそれの生理学的に許容され
る塩は、5R3−A起因の■型アレルギー疾患、特に気
管支喘息又はアレルギー性鼻炎等の治療薬として有用で
おる。また、抗潰瘍薬、抗炎症薬又は虚血性心疾患治療
薬としての応用も可能である。
また、本発明化合物[I]及びそれの生理学的に許容さ
れる塩は、これに生理的に無害な固体又は液体の製剤担
体を配合することにより、薬剤組成物となすことができ
る。この組成物は、注射剤、錠剤、カプセル剤、散剤、
細粒剤、顆粒剤、水剤、懸濁剤又は乳剤の形態を採るこ
とができる。製剤担体としては、かかる形態に通常用い
られるものであればよく、これには、例えば、トウモロ
コシ澱粉、デキストリン、α、βもしくはγ−シクロデ
キストリン、ブドウ糖、乳糖、ショ糖、メチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロースカルシウム、結晶セル
ロース、ステアリン酸マグネシウム、アルギン酸ナトリ
ウム、ウィテプソールW35、ウィテプソールE85、
ポリビニルアルコールもしくは軽質無水ケイ酸などの賦
形剤、結合剤もしくは崩壊剤:タルク、ステアリン酸、
ワックス類、ヒドロキシプロピルセルロースもしくは硼
酸などの滑沢剤;セラック、酢酸フタル酸セルロースも
しくはポリビニルアセタルジエチルアミンアセテートな
どの被覆剤;グリセリン、プロピレングリコールもしく
はマンニトールなどの溶解補助剤;ポリオキシエチレン
ステアレート、ポリオキシエチレンセチルアルコールエ
ーテル、アラビヤゴムもしくはポリビニルピロリドンな
どの乳化剤もしくは懸濁化剤;もしくはソルビトール、
ツイーン80.スパン60もしくは油脂類等の安定化剤
:又は各種の溶剤が挙げられる。
上述の薬剤組成物において、本発明化合物[I]又はそ
れの生理学的に許容される塩の含有量は、それら主薬の
1口重たりの用量が経口では0; 002〜60mEl
/Kl、好ましくは0.02〜10my/に9、静注で
は1〜110001J/Kg、好ましくは10〜200
IJg/に9になるように設定する。
本発明を参考例、実施例及び製剤例をも2て更に説明す
る。
参考例 9−ブロモメチル−3−シアノ−4H−ピリド[1,2
’−a]ピリミジン−4−オン1.30 g(4,92
ミリモル)、2.4−ジヒドロキシ−3−n−プロピル
アセトフェノン0.979 (5,00ミリモル)及び
無水炭酸カリウム0.60 gを、メチルエチルケトン
100m1中で45分間加熱還流した。
冷接、この反応液中に析出した結晶を濾取し、これを水
洗し、9−[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n
−プロピルフェノキシ)メチル]−3−シアノー4H−
ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−オンi、io 
g (収率59%)を得た。融点は233〜234℃で
あった。
9−ブロモメチル−3−シアノ−4H−ピリド[1,2
−a]ピリミジン−4−オンを相応する化合物[、I[
I 、]に変更し、反応モル比、反応溶媒、温度、時間
等の反応条件を若干変更した以外は上述とほぼ同様に操
作し、以下に列記する十へのニトリル誘導体[II]を
収率50〜85%で製造した。
7−[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロ
ピルフェノキシ)メチル]−3−シアノー48−ピリド
[1,2−aコピリミジン−4−オン。
8− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−3−シアノー48−ピリ
ド[1,2−a]ピリミジン−4−オン。
9− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−7−プロモ−3−シアノ
−4H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−オン。
9=E(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロ
ピルフェノキシ)メチル]−3−シアノ−7−メチル−
4H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−オン。
9− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−3−シアノメチル−4H
−ピリド[1,2−alピリミジン−4−オン。
7− [、(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−
プロピルフェノキシ)メチル]−シアノメチルー4H−
ピリドM、2−、a、]ピリミジン−4−オン。
9− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−シアンメチル−7−メチ
ル−4目−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−オン
9− E (4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−
プロピルフェノキシ)メチル]〜3− (2−シアノエ
チル)−4H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−
オン。
8− ’[’(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n
−プロピルフェノキシ)メチル]−3−(2−シアノエ
チル)−4目−ピリド[1,2,−a]ピリミジン−4
−オン。
9− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−7−ブロモ−3−(2−
シアンエチル)−4H−ピリド[1゜2−a]ピリミジ
ン−4−オン。
9− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−8−クロロー3−シアノ
−4H−ピリド[’1,2’−aピリミジン−4−オン
9− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−3−シアノ−6−フルオ
ロ−4)−1−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−
オン。
7−’[(’4−アセチルー3−ヒドロキシー2−n−
プロピルフェノキシ)メチル]−8−クロロ一3−シア
ノ−4H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−オン
9−[(’4−アセチルー3−ヒドロキシー2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−3−シアノー8−メチル
−4H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−オン。
7−’[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−8−ブロモー3−シアン
メチル−4H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−
オン。
8− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−9−クロロー3−シアン
メチル−4H−ピリド[L 2−a]ピリミジン−4−
オン。
9−[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロ
ピルフェノキシ)メチル] −3−(2−シアノエチル
)−6−フルオロ−4H−ピリド[1,2−a]ピリミ
ジン−4−オン。
7L−c (4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−
プロごルフエノキシ)メチル]−3−(2−シアノエチ
ル)−8−メチル−4H−ピリド[1゜2−a]ピリミ
ジン−4−オン。
衷簾■ユ (a処理) 9− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−3−シアノー48−ピリ
ド[1,2−a]ピリミジン−4−オン1.009 (
2,65ミリモル)、塩化アルミニウム0.97 g(
7,27ミリモル)、アジ化ナトリウム1.43 g(
21,99ミリモル)及びテトラヒドロフラン20mの
混合物を2時間加熱還流した。冷接、この反応液を氷水
で希釈し、希塩酸にて酸性とし、析出物を濾取した。こ
の析出物をジメチルホルムアミドで再結晶し、9−[(
4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピルフェ
ノキシ)メチル]−3−(if−1−テトラゾール−5
−イル)−4H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4
−オンを白色結晶として0.729 (収率65%)得
た。
この結晶の融点は269〜271℃(分解)であった。
赤外線吸収スペクトル(KBr、cm”> :3240
、1680.1625.1270元素分析値(C21H
2oN604として)二理論値(%);C,59,99
H,4,80N、 19.99実測値C%):C160
,121−1,4,71N、19.73(b処理) 9− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−シアノー4H−ピリド[
1,2−a]ピリミジン−14−オン1.00 g(2
,65ミリモル)、塩化アルミニウム0.97 g(7
,27ミリモル)、アジ化ナトリウム1.439 (2
1,99ミリモル)及びテトラヒドロフラン207の混
合物を2時間加熱還流した。冷接、この反応液を氷水で
希釈し、希塩酸にて酸性とし、析出物を濾取して乾燥し
た。この析出物1.09 g(2,59ミリモル)をメ
タノール55威に懸濁し、これに5.6%水酸化カリウ
ムエタノール溶液3.0Od(2,55ミリモル)を加
えて溶解させ、ついで不溶物を濾別した。得られた濾液
を冷却し、析出した沈澱物を濾取し、9− [(4−ア
セチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピルフェノキシ
)メチル]−3−(1H−テトラゾール−5−イル)−
4H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−オンカリ
ウム塩を0.88 g(収率74%)得た。更に、同カ
リウム塩0.88 g(1,92ミリモル)を加温下、
水180dに溶解し、これを3規定塩酸1.23@9 
(3,69ミリモル)で中和した。生成した沈澱物を濾
取し、9−[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n
−プロピルフェノキシ)メチル]−3−(1H−テトラ
ゾール−5−イル)−4H−ピリド[1,,2−a]ピ
リミジン−4−オンを白色粉末として0.789 (収
率97%)得た。この粉末の融点は268〜271℃(
分解)であり、赤外線吸収スペクトル及び元素分析値は
以下のとおりであった。
赤外線吸収スペクトル(KBr、cm”):3240.
1680.1625.1270元素分析値(C21H2
ON6 C4として):理論値(%);C,59,99
H,4,80N、 19.99実測値(%);C159
,951(,4,73N、 20.06上述実施例1の
a処理において、9−[(,4−アセチル−3−ヒドロ
キシ−2−n−プロピルフェノキシ)メチル]−3−シ
アノー4H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−オ
ン(2,65ミリモル)を対応するニトリル誘導体[I
I]  (2゜65ミリモル)に変更した以外は、当該
a処理とほぼ同様に操作し、以下の実施例2〜5の化合
物を製造した。
実施例2 7− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−3−(1H−テトラゾー
ル−5、−イル)−4H−ピリド[1゜2−a]ピリミ
ジン−4−オン。
白色結晶:収量0.19 g(収率17%)融点:25
6〜260℃(分解;アセトニトリル再結晶)    
  − 赤外線吸収スペクトル<KBr、 cm−1> :32
40.1675.1640.1275元素分析値(C2
1H201”16 C4として):理論値(%);C,
59,99’H,’ 4.80 N、 19.99実測
値(%);C,59,72H,4,94N、 19゜8
3X凰■立 8−[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロ
ピルフェノキシ)メチル]−3=(1H−テトラゾール
−5−イル)−4H−ピリド[1゜2−a]ピリミジン
−4−オン。
白色結晶:収量0.26 g(収率23%)融点=26
3〜272℃(分解;ジメチルホルムアミド再結晶) 赤外線吸収スペクトル(KBr、 cm−1> :、3
230.1670.1635.1280元素分析値(C
21H2ON6 C4として):。
理論値(%);C,59,99H,4,80N、19.
99実測値(χ);C,59,83H,4,79N、 
19.86実施例4 9− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−7−ブロモ−3,−(1
1−(−テトラゾール−5−イル)−4H−ピリド[1
,2−a]ピリミジン−4−オン。
淡黄色結晶:収@ 0.12 (j (収率9%)融点
:240℃(分解;テトラヒドロフランーメタノール再
結晶) 赤外線吸収スペクトル(KBr、 cm−1) :32
35.1700.1620.1275元素分析値(C2
1H19BrN604として):理論値(%);C,5
0,51H,3,84N、 16.83実測値(%);
C,50,56H,3,90N、 16.74実施例5 9− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−7−メチル−3−(11
−(−テトラゾール−5−イル)−4H−ピリド[1,
2−a]ピリミジン−4−オン。
白色結晶:収量0.59 g(収率51%)融点:27
9〜280’C(分解;ジメチルホルムアミド再結晶) 赤外線吸収スペクトル(KBr、cm”> :3230
、1670.1630.1275元素分析値(C22H
22N6 C4として):理論値(%);C,60,8
21−1,5,10N、19.35実測値(%);C1
60,98H,5,03N、19.20実施例6 (a処理) 9− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−シアノメチルー4H−ピ
リド[1,2−a]ピリミジン−4−オン1.043 
(2,65ミリモル)、塩化アンモニウム1.00 g
 (18,69ミリモル)、アジ化す1〜リウム1.2
19 (18,61ミリモル)及びジメチルホルムアミ
ド30dの混合物を8時間、100〜iio’cで加熱
撹拌した。冷接、この反応液を氷水中に注ぎ、希塩酸に
て酸性とし、析出物を濾取した。
この析出物をジメチルホルムアミドで再結晶し、9− 
[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピル
フェノキシ)メチル]−3−[・ (1H−テトラゾー
ル−5−イル)メチル]−4H−ピリド[1,2−a]
ピリミジン−4−オンを淡黄色結晶として0.559 
(収率48%)得た。
この結晶の融点は250〜253℃(分解)であった。
赤外線吸収スペクトル(KBr、 cm−1) :1B
80.1630.1265 元素分析値(C22H22N604として):理論値(
%);C,60,82H,5,10’N、’19.35
実測値(%);C,61,051−(、5,08N、 
19.42(b処理) 9−[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロ
ピルフェノキシ)メチル]−3−シアノメチルー4H−
ピリドN、2−a]ピリミジン−4−オン1.04 g
(2,65ミリモル)、塩化アンモニウム1.009 
(18,69ミリモル)、アジ化ナトリウム1.21 
g(18,61ミリモル)及びジメチルホルムアミド3
0 mlの混合物を8時間、100〜110’Cで加熱
撹拌した。冷接、この反応液を氷水中に注ぎ、希塩酸に
て酸性とし、析出物を濾取し乾燥した。この析出物1.
109 (2,53ミリモル)をメタノール7(7に懸
濁し、4.2%水酸化ナトリウム水溶液2.30 rI
II!(2,30ミリモル)を加えて溶解させた。この
溶液中の不溶物を濾別し、濾液を減圧留去して9− [
(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピルフ
ェノキシ)メチル]−3−[(1H−テ1〜ラゾールー
5−イル)メチル]−4H−ピリド[1,2−alピリ
ミジン−4−オン ナトリウム塩を1.05 g(収率
91%)得た。
更に、同ナトリウム塩1.05 g(2,30ミリモル
)を水260m1に溶解し、3規定塩酸1.50 d(
4,50ミリモル)にて中和した。生成した沈澱物を濾
取乾燥し、9− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−
2−n−プロピルフェノキシ)メチル]−3−[(1H
−テトラゾール−5−イル)メチル]−4H−ピリド[
1,2−a]ピリミジン−4−オンを淡黄色粉末として
o、97 g(収率97%)得た。
この粉末の融点は248〜253℃(分解)であり、赤
外線吸収スペクトル及び元素分析値は以下のとおりであ
った。
赤外線吸収スペクトル(KBr、 cm−1> :16
80、1630.1265 元素分析値(C22H22N6 C4として):理論値
(%);C,60,82H,5,10N、 19.35
実測値(%);C,60,561−1,5,32N、 
19.20上述実施例6のa処理において、9−[(4
−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピルフェノ
キシ)メチル]−3−シアノメチル−4H−ピリド[1
,2−a]ピリミジン−4−オン(2,65ミリモル)
を対応するニトリル誘導体[II](2,65ミリモル
)に変更した以外は、当該a処理とほぼ同様に操作し、
以下の実施例7及び8の化合物を製造した。
実施例7 7− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]=3−[(1H−テトラゾ
ール−5−イル)メチルコー41−1−ピリド[1,2
−a]ピリミジン−4−オン。
淡黄色結晶:収量0.44 (j (収率38%)融点
:228〜232℃(分解:酢酸再結晶)赤外線吸収ス
ペクトル(K B r % cm−1) :1675.
1635.1275 元素分析値(C22H22N6 o4として):理論値
(%);C160,821−1,5,10N、 19.
35実測値(%);C,60,80H2S、18 N、
 19.30実施例8 9− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−7−メチル−3−[(1
H−テトラゾール−5−イル)メチル]−4H−ピリド
[1,2−a]ピリミジン−4−オン。
白色結晶:収量0.62 g(収率52%)融点:23
4〜238°C(分解;ジメチルホルムアミド再結晶) 赤外線吸収スペクトル(KB r、 cm−1) :1
670、1625.1265 元素分析値(C23H24N6 o4として)二理論値
(′X);C,61,59H,5,39N、 18.7
4実測値(χ);C,61,761−1,5,31N、
18.96実施例9 (a処理) 9−[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロ
ピルフェノキシ)メチル] −3−(2−シアンエチル
)−4H−ピリド[1,2−aコピリミジン−4−オン
1.07 g(2,65ミリモル)、塩化アルミニウム
1.76 g(13,20ミリモル)、アジ化ナトリウ
ム2.57 (j (39,53ミリモル)及びテトラ
ヒドロフラン45mf!の混合物を23時間加熱還流し
た。冷接、この反応液を氷水中に注ぎ、希塩酸にて酸性
とし、析出物を濾取した。この析出物をアセトニトリル
で再結晶し、9− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ
−2−n−プロピルフェノキシ)メチル] −3−[2
−(1H−テトラゾール−5−イル)エチル」−4目−
ピリド[1゜2−a]ピリミジン−4−オンを白色結晶
として0.70 (j (収率59%)得た。この結晶
の融点は238〜239℃(分解)であった。
赤外線吸収スペクトル(KBr、cm”):1670.
1620.1270 元素分析値(C23H24N6 o4として):理論値
(%):C161,59H2S、39 N、 18.7
4実測値(%);C,61,64H2S、30 N、 
18.76(b処理) 9− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−3−(2−シアンエチル
)−4H−ピリド[1,2=a]ピリミジン−4−オン
1.07 tj(2,65ミリモル)、塩化アルミニウ
ム1.76 g(13,20ミリモル)、アジ化ナトリ
ウム2.57 g(39,53ミリモル)及びテトラヒ
ドロフラン457の混合物を23時間加熱還流した。冷
接、この反応液を氷水中に注ぎ、希塩酸にて酸性とし、
析出物を濾取し乾燥した。この析出物1.149 (2
,54ミリモル)を水25(7に懸濁し、これに5.6
%水酸化カリウム水溶液2.69@i7 (2,29ミ
リモル)を加えて溶解させた。この溶液中の不溶物を濾
別したのち濾液を凍結乾燥し、9− [(4−アセチル
−3−ヒドロキシ−2−n−プロピルフェノキシ)メチ
ル]−3−[2−(1H−テトラゾール−5−イル)エ
チル]−4H−ピリドM、2−a]ピリミジン−4−オ
ンカリウム塩を1.119 (収率90%)得た。更に
、同カリウム塩1.119(2,28ミリモル)を水2
50威に溶解し、3規定塩酸1.50 m(4,50ミ
リモル)にて中和した。生成した沈澱物を濾取乾燥し、
9−[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロ
ピルフエ・ノキシ)メチル]−3−[2−(1H−テト
ラゾール−5−イル)エチル]−4H−ピリド[1,2
−a]ピリミジン−4−オンを白色粉末として1.00
 g(収率98%)得た。この粉末の融点は236〜2
39℃(分解)であり、赤外線吸収スペクトル及び元素
分析値は以下のとおりであった。
赤外線吸収スペクトル(KBr、 cm−1> :16
70.1620.1270 元素分析値(C23H24N604として)二理論値(
′X) ; C161,59H,5,39N、 18.
74実測値(%);C161,32H2S、51 N、
 18.63上述実施例9のa処理において、9− [
(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピルフ
ェノキシ)メチル]−3−(2−シアンエチル)−4H
−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−オン(2,6
5ミリモル)を対応するニトリル誘導体[II]  (
2,65ミリモル)に変更した以外は、当該a処理とほ
ぼ同様に操作し、以下の実施例10及び11の化合物を
製造した。
実施例10 8−’[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−a−L[2−(1H−テ
トラゾール−5−イル)エチル]−ピリド[1,2”−
a]ピリミジン−4−オン。
白色結晶:収量0.43 g(収率36%)融点:22
6〜230℃(分解ニジメチルホルムアミド再結晶) 赤外線吸収スペクトル(KBr、 crn−”)  :
1675.1620.1265 元素分析値(C23H24N6 C4として):理論値
(%);C,61,59H,5,39N、 18.74
実測値(%);C,61,321−1,5,48N、1
8.63実施例11 9− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−7−ブロモ−3−[2−
(1H−テトラゾール−5−イル)エチル]−4H−ピ
リド[1,2−a]ピリミジン−4−オン。
淡黄色結晶:収量0.259 (収率18%)融点:2
20〜223℃(分解:アセ1〜ニトリル再結晶) 赤外線吸収スペクトル(KBr、cm”)ニ1B80.
1630.1275 元素分析値(C23H23B r N604としテ)二
理論値(χ);C,52,38H,4,40N、 15
.94実測値(%)ic、52.43 H14,38N
、16.04実施例12 9−[’(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−3−(1H−テトラゾー
ル−5−イル)−4H−ピリド[1゜2−a]ピリミジ
ン−4−オン1.00 g(2,38ミリモル)をメタ
ノール50mに懸濁し、これに5.6%水酸化カリウム
エタノール溶液2.75 mf!(2,34ミリモル)
を加えて溶解させた。この溶液中の不溶物を濾別し、濾
液を冷却した。ついで析出した沈澱物を濾取して9− 
[(4−7セチルー3−ヒドロキシ−2−n−プロピル
フェノキシ)メチル]−3−(1H−テトラゾール−5
−イル)−4H−ピリド[1,’2−aピリミジン−4
−オンカリウム塩を淡黄色粉末としてo、aig(収率
74%)得た。
赤外線吸収スペクトル(KBr、cm””):1675
.1625.1275 元素分析値(C21H19KN604として):理論値
(%);C,55,00H,4,18N、 18.33
実測値(%);C,54,89H,4,23N118.
17実施例13 9〜[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロ
ピルフェノキシ)メチル]−3−[2−(1H−テトラ
ゾール−5−イル)エチル]−4H−ピリド[1,2−
a]ピリミジン−4−オン1.00 g(2,23ミリ
モル)を水200dに懸濁し、これに5.6%水酸化カ
リウム水溶液2.62d(2,23ミリモル)を加えて
溶解させた。この溶液中の不溶物を濾別し、濾液を凍結
乾燥し、9−[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−
n−プロピルフェノキシ)メチル] −3−[2−(1
H−テトラゾール−5−イル)エチルゴー4H−ピリド
[1゜2−a]ピリミジン−4−オン カリウム塩を淡
黄色粉末として1.06 g(収率98%)得た。
赤外線吸収スペクトル(KB r、 ffm−1) :
1670.1620.1275 元素分析値(C23H23KN604として):理論値
(%);C,56,γ7H14,76N、 17.28
実測値(%);C156,61)−1,4,63N、1
7.16そのほか、上述の実施例1.6.9又は13に
準じて以下に列記する九化合物も製造した。
9− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−“n−
プロピルフェノキシ)メチルコー8−クロロ−3−(1
H−テトラゾール−5−イル)−4H−ピリド[1,2
−a]ピリミジン−4−オン。
9− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−6−フルオロ−3−(1
H−テトラゾール−5−イル)−4H−ピリド[1,2
−a]ピリミジン−4−オン。
7− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−8−クロロ−3−(1H
−テ1〜ラゾールー5−イル)−4H−ピリド[1,2
−a]ピリミジン−4−オン。
9− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−8−メチル−3−(1H
−テトラゾール−5−イル)−4H−ピリド[1,2−
a]ピリミジン−4−オン。
7− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−8−ブロモ−3−[(1
’、H−テトラゾール−5−イル)メチル]−4H−ピ
リド[1,2−a]、ピリミジン−4−オン。
8− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−9−クロロ−3−[(1
H−テトラゾール−5−イル)メチル]−4H−ピリド
[1,2−a]ピリミジン−4−オン。
9− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−6−フルオロ−3−[2
−(1H−テトラゾール−5−イル)エチル]−4H−
ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−オン。
7−[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロ
ピルフェノキシ)メチル]−8−メチル−3−[2−(
1H−テトラゾール−5−イル)エチルコー4H−ピリ
ド[1,2−a]ピリミジシー4−オン。
9− [(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プ
ロピルフェノキシ)メチル]−3−[(1H−テトラゾ
ール−5−イル)メチル]−ピリド[1,2−a]ピリ
ミジン−4−オン ナトリウム塩。
製剤例1 (錠剤) 重量(%) (1)実施例1の化合物(b処理>    10.0(
2)乳糖              56.0(3)
トウモロコシ澱粉        15.0(4)結晶
セルロース         15.0(5)ヒドロキ
シプロピルセルロース   3.0(6)ステアリン酸
マグネシウム     1.0100.0 上述の(1)〜(5)を混合し、水を添加して造粒し、
ついで乾燥した。得られた顆粒を整粒したのち、(6)
を加えて混合し、これを圧縮成形して1錠100m!j
の錠剤を調製した。主薬の実施例1の化合物を、実施例
6及び9の化合物(ともにb処理)に変更した以外は上
述と同様に操作し、各化合物ごとの錠剤も調製した。
脱囲叢2 (カプセル剤) 重量(%) (1)実施例9の化合物(b処理)    10.0(
2)乳糖              65.5(3)
トウモロコシ澱粉        20.0(4)ヒド
ロキシプロピルセルロース   3.0(5)軽質無水
ケイM           O,5(6)ステアリン
酸マ ネシウム     1.0100.0 常法に従って、上述の成分を混和して顆粒とした。これ
をカプセルに充填し、1個100〜のカプセル剤を調製
した。主薬の実施例9の化合物を、実施例1及び6の化
合物(ともにb処理)に変更した以外は上述と同様に操
作し、各化合物ごとのカプセル剤も調製した。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子、ハロゲン原子又はメチル基を表
    わし、nは0、1又は2を表わす。)で示されるピリド
    [1,2−a]ピリミジン誘導体又はそれの生理学的に
    許容される塩。
  2. (2)9−[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n
    −プロピルフェノキシ)メチル]−3−(1H−テトラ
    ゾール−5−イル)−4H−ピリド[1,2−a]ピリ
    ミジン−4−オン、 7−[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロ
    ピルフェノキシ)メチル]−3−(1H−テトラゾール
    −5−イル)−4H−ピリド[1,2−a]ピリミジン
    −4−オン、 8−[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロ
    ピルフェノキシ)メチル]−3−(1H−テトラゾール
    −5−イル)−4H−ピリド[1,2−a]ピリミジン
    −4−オン、 9−[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロ
    ピルフェノキシ)メチル]−7−ブロモ−3−(1H−
    テトラゾール−5−イル)−4H−ピリド[1,2−a
    ]ピリミジン−4−オン、9−[(4−アセチル−3−
    ヒドロキシ−2−n−プロピルフェノキシ)メチル]−
    7−メチル−3−(1H−テトラゾール−5−イル)−
    4H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−オン、9
    −[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピ
    ルフェノキシ)メチル]−3−[(1H−テトラゾール
    −5−イル)メチル]−4H−ピリド[1,2−a]ピ
    リミジン−4−オン、7−[(4−アセチル−3−ヒド
    ロキシ−2−n−プロピルフェノキシ)メチル]−3−
    [(1H−テトラゾール−5−イル)メチル]−4H−
    ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−オン、9−[(
    4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロピルフェ
    ノキシ)メチル]−7−メチル−3−[(1H−テトラ
    ゾール−5−イル)メチル]−4H−ピリド[1,2−
    a]ピリミジン−4−オン、 9−[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−プロ
    ピルフェノキシ)メチル]−3−[2−(1H−テトラ
    ゾール−5−イル)エチル]−4H−ピリド[1,2−
    a]ピリミジン−4−オン、8−[(4−アセチル−3
    −ヒドロキシ−2−n−プロピルフェノキシ)メチル]
    −3−[2−(1H−テトラゾール−5−イル)エチル
    ]−4H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−オン
    又は9−[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n−
    プロピルフェノキシ)メチル]−7−ブロモ−3−[2
    −(1H−テトラゾール−5−イル)エチル]−4H−
    ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−オンのいずれか
    である特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  3. (3)生理学的に許容される塩が、カリウム塩又はナト
    リウム塩である特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  4. (4)9−[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−n
    −プロピルフェノキシ)メチル]−3−(1H−テトラ
    ゾール−5−イル)−4H−ピリド[1,2−a]ピリ
    ミジン−4−オンカリウム塩又は9−[(4−アセチル
    −3−ヒドロキシ−2−n−プロピルフェノキシ)メチ
    ル]−3−[2−(1H−テトラゾール−5−イル)エ
    チル]−4H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−
    オンカリウム塩のいずれかである特許請求の範囲第3項
    記載の化合物。
  5. (5)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子、ハロゲン原子又はメチル基を表
    わし、nは0、1又は2を表わす。)で示されるニトリ
    ル誘導体と、アジ化水素酸又はその塩とを反応させ、つ
    いで必要に応じて造塩処理することを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R及びnは前記と同意義である。)で示される
    ピリド[1,2−a]ピリミジン誘導体又はそれの生理
    学的に許容される塩の製造法。
  6. (6)アジ化水素酸塩が、アジ化ナトリウムと塩化アル
    ミニウム又は塩化アンモニウムとを組合わせ、反応系内
    でアジ化アルミニウム又はアジ化アンモニウムに変換し
    たものである特許請求の範囲第5項記載の製造法。
  7. (7)造塩処理を水酸化カリウム又は水酸化ナトリウム
    を用いて行う特許請求の範囲第5項又は第6項記載の製
    造法。
  8. (8)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子、ハロゲン原子又はメチル基を表
    わし、nは0、1又は2を表わす。)で示されるピリド
    [1,2−a]ピリミジン誘導体又はそれの生理学的に
    許容される塩を有効成分として含有することを特徴とす
    るアレルギー疾患治療薬
  9. (9)アレルギー疾患が気管支喘息又はアレルギー性鼻
    炎である特許請求の範囲第8項記載の治療薬。
  10. (10)有効成分が9−[(4−アセチル−3−ヒドロ
    キシ−2−n−プロピルフェノキシ)メチル]−3−(
    1H−テトラゾール−5−イル)−4H−ピリド[1,
    2−a]ピリミジン−4−オン、9−[(4−アセチル
    −3−ヒドロキシ−2−n−プロピルフェノキシ)メチ
    ル]−3−[(1H−テトラゾール−5−イル)メチル
    ]−4H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−オン
    もしくは9−[(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−
    n−プロピルフェノキシ)メチル]−3−[2−(1H
    −テトラゾール−5−イル)エチル]−4H−ピリド[
    1,2−a]ピリミジン−4−オン又はこれらのカリウ
    ム塩のいずれかである特許請求の範囲第8項又は第9項
    記載の治療薬。
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