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JPS6317224Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6317224Y2
JPS6317224Y2 JP1981001127U JP112781U JPS6317224Y2 JP S6317224 Y2 JPS6317224 Y2 JP S6317224Y2 JP 1981001127 U JP1981001127 U JP 1981001127U JP 112781 U JP112781 U JP 112781U JP S6317224 Y2 JPS6317224 Y2 JP S6317224Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
groove
wire
coil bobbin
wiring storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981001127U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57115215U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1981001127U priority Critical patent/JPS6317224Y2/ja
Publication of JPS57115215U publication Critical patent/JPS57115215U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6317224Y2 publication Critical patent/JPS6317224Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は電源トランスなどのコイルボビンに関
するものである。
(従来の技術) 実開昭51−141383号公報に示されるように、下
面に絶縁被覆をもつ外部リード線を保持するリー
ド保持溝を複数個もち、上面のリード保持溝と対
応する位置に外部リード線とコイルなどのリード
線の接続部を収納する収納凹部を形成し、かつ、
その収納凹部間に結合溝を形成したリード端子板
本体にヒンジを介して結合溝に圧入されて嵌合す
る結合突条をもち、周端面に上記リード端子板本
体の周面を被つて、収納凹部を外気と遮断する蓋
部をもつたカバーを設けてなるリード端子板があ
る。そして、コイルボビン側のリード引出溝に、
リード端子板の嵌合用突条が嵌合され、外部リー
ド線は、その突条の間にあるリード保持溝で保持
され、リード引出溝からずれた位置において結線
部としての切欠が設けられている。
(考案が解決しようとする問題点) この従来のリード端子板には次のような問題が
ある。
外部リード線をリード保持溝に挿入するだけで
あるから、リード線引張強度がなく、僅かの引張
力でコイルリード線との結線部分にて断線が起り
やすく、安全性の点で問題がある。また、外部リ
ード線とコイルリード線との結線をはんだ付けで
行う場合、外部リード線が固定されていないた
め、作業がやりにくく、外部リード線のぐらつき
で断線を起しやすい。
また、コイルリード線はリード引出溝より出
て、リード保持溝の端面にある切欠にて結線され
ることになるが、この結線によると、リード引出
溝と結線部としての切欠との間に位置ずれがある
ため、細いコイルリード線を切欠内まで引き回さ
ねばならず、切欠の角部等にて断線を起し易く、
作業性も悪い。
本考案の目的は、コイル引出線と外部引出線と
の結線部分における断線を防止するとともに、結
線作業を容易にすることにある。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案は、コイルボビン本体1,2,3,4の
端部からフランジ部5を介してコイルボビン本体
の軸方向に取付部6を一体に突設し、この取付部
6に配線収納板10,11を着脱自在に取付け、
この配線収納板10,11の外側面であつて上記
フランジ部5のコイル引出用の切欠溝17に対向
する位置にコイル引出線18と外部引出線20と
の間の結線部24を収納する凹溝25を設け、こ
の外側面の凹溝25に対し背中合せとなる配線収
納板の内側面位置に外部引出線20を引出す凹溝
27を設け、この配線収納板の両側面の凹溝2
5,27の間に外部引出線20の裸線部21を巻
付けるための切欠溝28および小孔29を設け、
上記配線収納板10,11の外側面にカバー46
を被嵌したコイルボビンである。
(作 用) 本考案は、外部引出線20が凹溝27に挿入さ
れ、その裸線部21が切込溝28および小孔29
に巻付けられ、さらに、コイル引出線18が切欠
溝17から凹溝25上にストレートに引出され、
そのまま外部引出線20の裸線先端部22と結線
される。
(実施例) 以下、本考案を図面に示される実施例を参照し
て詳細に説明する。
合成樹脂で一体成形した外側一方のコイルボビ
ン本体1、外側他方のコイルボビン本体2、内側
一方のコイルボビン本体3および内側他方のコイ
ルボビン本体4の一端両側部からフランジ部5を
介してコイルボビン本体1,2,3,4の軸方向
に板状の取付部6一体に突設する。
この取付部6の両側部には、フランジ部5から
切欠部7を介して鉤形の嵌合片部8,8aを一体
に設け、この嵌合片部8,8aの内側に嵌合凹部
9を形成する。
また上記取付部6に合成樹脂で一体成形した配
線収納板10,11を着脱自在に取付ける。
この配線収納板10,11は、両側部に上記嵌
合片部8と嵌合する凹溝12を設け、この凹溝1
2の内側に上記嵌合凹部9と嵌合する嵌合凸部1
3を設け、この嵌合凸部13に上記嵌合片部8の
切欠部7側端面に係合する爪状の係合凸部14を
設け、また外側面15であつて上記フランジ部5
のコイル引出用の切欠溝17に対向する位置に、
コイル引出線18の先端部19と外部引出線20
の内端裸線部21の先端部22とを絡めた後はん
だ23によつて固定してなる結線部24を収納す
る凹溝25を設け、また配線収納板10,11の
内側面であつて前記外側面15の凹溝25に対し
背中合せとなる位置に外部引出線20を引出す凹
溝27を設け、またこの配線収納板10,11の
両側面15,26の凹溝25,27の間に外部引
出線20の内端裸線部21を巻付けるためのU字
形の切込溝28および円形の小孔29を設け、そ
の間に巻付部30を形成する。上記凹溝25,2
7および係着部は、コイル引出線18および外部
引出線20の数に応じて凸条部31,32を介し
て複数個並設する。なお、上記爪状の係合凸部1
4の基部に内側面26から凹溝12に貫通する小
孔33を設けることによつて、係合凸部14の基
部に弾力性をもたせる。
また上記配線収納板10,11の中央部の外側
面に左右両方のコイルボビン本体1,2またはコ
イルボビン本体3,4の切欠溝17から引出され
たコイル引出線を結線するコ字形の凹溝35を設
け、この凹溝35の内方にコ字形の凸条部36を
介して凹溝35と同様の結線を行うための凹部3
7を設け、さらに凸片38を設け、この凸片38
の両側部にコイル引出用の切欠部39を設ける。
また上記配線収納板10,11の中央部の内側面
に上記取付部6の内方の嵌合片部8aおよびその
嵌合凹部9と嵌合する嵌合凹部41および嵌合片
部42を設ける。また配線収納板10,11の外
端面中央部の外側面寄り部分から凸部43を突設
する。
また上記配線収納板10,11の外側面に合成
樹脂で一体成形したカバー46を被嵌する。この
カバー46は、3辺縁部に配線収納板10,11
の外側角部に嵌合する凸条縁47を設け、両側部
に保持片48を突設し、この保持片48の内側面
に上記凹溝12に嵌着する嵌着部49を突設し、
また外側辺部の中央部から凸部50を設け、この
凸部50の内側に上記凸部43と嵌合する角穴5
1を設け、また上記保持片48の基部に合成樹脂
成形上必要な小孔52を設ける。
また上記コイルボビン本体1,2,3,4は、
前記一端のフランジ部5の反対側にフランジ部5
5を設け、この両端のフランジ部5,55の間に
コイル巻着部56を形成し、このコイル巻着部5
6の内側に挿入孔57,58を設けてなる。
またコイルボビン本体1,2では、上記フラン
ジ部55から軸方向に突縁部61を突設し、また
コイルボビン本体3,4では、両側の取付部6の
外側間に板部62を設けるとともに、内側部に突
合部63を設ける。
またコイルボビン本体1,2に装着する配線収
納板10では、外側面15の両側端部においてフ
ランジ部5の側を切欠いて切欠部65を設け、こ
の切欠部65を切欠溝17のうちのひとつの切欠
溝17aに対向させ、これらの切欠部65および
切欠溝17aを通してコイルの巻着始端部をコイ
ル巻着部56に引込むようにする。またコイルボ
ビン本体3,4に装着する配線収納板11では両
側端部からフランジ部5の側に凸部67,68を
突設し、凸部67の基部に切欠溝69を設け、ま
た凸部68はコイルボビン本体3,4のフランジ
部5に設けた切欠凹部70に嵌合するようにす
る。またこの切欠凹部70から前記切欠部7にわ
たつてL字形の凹部71を設ける。このように凸
部68と切欠凹部70とが嵌合する構造にするこ
とによつて、凹部71を通してコイル巻着部56
に引込むコイルの巻着始端部を保護し、いわゆる
クロスオーバーの機能をもたせ、これによつて従
来行つていたチユーブを通したりベタ刷りをした
りする必要をなくすことができる。
そうして、外側のコイルボビン本体1,2のフ
ランジ部5,55を突合面73で突合せ、このコ
イルボビン本体1,2の取付部6に配線収納板1
0を嵌着し、この配線収納板10を介してコイル
ボビン本体1,2を一体化する。その際、配線収
納板10の凹溝27に外部引出線20を嵌着して
おくとともに、その内端裸線部21を切欠溝28
と小孔29との間の巻付部30に1巻きした後に
凹溝25に折返しておき、この配線収納板10を
取付部6に取付けた後に、上記内端裸線部21の
先端部22とコイル巻着部56から引出したコイ
ル引出線18とをはんだ23によつて接続する。
そしてこの配線収納板10の外側面15にカバー
46を被嵌する。
また同様に、内側のコイルボビン本体3,4の
フランジ部5を突合面75で突合させ、このコイ
ルボビン本体3,4の取付部6に配線収納板11
を嵌着し、この配線収納板11を介してコイルボ
ビン本体3,4を一体化し、この配線収納板11
内で外部引出線20とコイル引出線18とを結線
し、カバー46を被嵌する。
そして、上記外側のコイルボビン本体1,2の
挿入孔57に内側のコイルボビン本体3,4を挿
入し、さらにコイルボビン本体1,2の取付部6
間の開口およびコイルボビン本体3,4の取付部
6間の開口からコイルボビン本体3,4の挿入孔
58にそれぞれU形の鉄心77を挿入する。
なお、この実施例では内外4個のコイルボビン
本体1,2,3,4に配線収納板10,11を設
けるものを例示したが、1個または任意複数個の
コイルボビン本体の一端または両端に配線収納板
を設けるようにしてもよく、また1個の配線収納
板を複数のコイルボビン本体にわたつて設けるこ
とによりこの複数のコイルボビン本体を連結して
もよいし、1個の配線収納板を1個のコイルボビ
ン本体に独立的に設けるようにしてもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、配線収納板の両側面の凹溝の
間に外部引出線の裸線部を巻付けるための切欠溝
および小孔を設けたので、この切込溝および小孔
に巻付けられた外部引出線は引張に対し強く、外
部引張力が細いコイル引出線に及ぶことがなく、
コイル引出線が断線しにくいとともに、この外部
引出線とコイル引出線とをはんだ付けする際に、
前記巻付けによつてその結線部分が固定されるた
め、作業しやすい。また、配線収納板の外側面で
あつてフランジ部のコイル引出用の切欠溝に対向
する位置にコイル引出線と外部引出線との間の結
線部を収納する凹溝を設け、この外側面の凹溝に
対し背中合わせとなる配線収納板の内側面位置に
外部引出線を引出す凹溝を設けたから、コイル引
出線を切欠溝からストレートに引出して、そのま
ま外部引出線の裸線先端部と結線することがで
き、断線のおそれが少なく、また結線作業もしや
すい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコイルボビンの一実施例を示
す分解斜視図、第2図はその要部の斜視図、第3
図は第2図−線断面図である。 1,2,3,4……コイルボビン本体、5……
フランジ部、6……取付部、10,11……配線
収納板、17……切欠溝、18……コイル引出
線、20……外部引出線、24……結線部、2
5,27……凹溝、28……切込溝、29……小
孔、46……カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイルボビン本体の端部からフランジ部を介し
    てコイルボビン本体の軸方向に取付部を一体に突
    設し、この取付部に配線収納板を着脱自在に取付
    け、この配線収納板の外側面であつて上記フラン
    ジ部のコイル引出用の切欠溝に対向する位置にコ
    イル引出線と外部引出線との間の結線部を収納す
    る凹溝を設け、この外側面の凹溝に対し背中合せ
    となる配線収納板の内側面位置に外部引出線を引
    出す凹溝を設け、この配線収納板の両側面の凹溝
    の間に外部引出線の裸線部を巻付けるための切込
    溝および小孔を設け、上記配線収納板の外側面に
    カバーを被嵌したことを特徴とするコイルボビ
    ン。
JP1981001127U 1981-01-08 1981-01-08 Expired JPS6317224Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981001127U JPS6317224Y2 (ja) 1981-01-08 1981-01-08

Applications Claiming Priority (1)

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JP1981001127U JPS6317224Y2 (ja) 1981-01-08 1981-01-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57115215U JPS57115215U (ja) 1982-07-16
JPS6317224Y2 true JPS6317224Y2 (ja) 1988-05-16

Family

ID=29799629

Family Applications (1)

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JP1981001127U Expired JPS6317224Y2 (ja) 1981-01-08 1981-01-08

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JPS5533614Y2 (ja) * 1975-05-08 1980-08-09

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JPS57115215U (ja) 1982-07-16

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