JPS63176849A - 自動変速機のクラツチ構造 - Google Patents
自動変速機のクラツチ構造Info
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
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- F16H63/3023—Constructional features of the final output mechanisms the final output mechanisms comprising elements moved by fluid pressure
- F16H63/3026—Constructional features of the final output mechanisms the final output mechanisms comprising elements moved by fluid pressure comprising friction clutches or brakes
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D21/00—Systems comprising a plurality of actuated clutches
- F16D21/02—Systems comprising a plurality of actuated clutches for interconnecting three or more shafts or other transmission members in different ways
- F16D21/06—Systems comprising a plurality of actuated clutches for interconnecting three or more shafts or other transmission members in different ways at least two driving shafts or two driven shafts being concentric
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D25/06—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch
- F16D25/062—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces
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- F16D25/0635—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially with flat friction surfaces, e.g. discs
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- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は自動変速機のギヤドレーンに組込まれるクラッ
チ構造に関し、とりわけ、2DIのクラッチが軸方向に
オーバーラツプされるようになっf二自動変速機のクラ
ッチ構造に関ずろ。
チ構造に関し、とりわけ、2DIのクラッチが軸方向に
オーバーラツプされるようになっf二自動変速機のクラ
ッチ構造に関ずろ。
従来の技術およびその問題点
従来、車両に搭載される自動変速機はギヤドレーンに複
数のクラッチとかブレーキ等の摩擦係合要素が組込まれ
、これら摩擦係合要素をコントロールバルブで車両走行
条件に応じて発生する液圧で適宜締結、解放することに
より、変速ギヤの切換えが行われるようになっている。
数のクラッチとかブレーキ等の摩擦係合要素が組込まれ
、これら摩擦係合要素をコントロールバルブで車両走行
条件に応じて発生する液圧で適宜締結、解放することに
より、変速ギヤの切換えが行われるようになっている。
ところで、前記ギヤドレーンはハウジングの小型化を図
るためその専有スペースを可能な限り狭くするようにな
っており、軸方向に直列配置されるクラッチが存在する
場合、これらクラッチを互いに軸方向にオーバーラツプ
して配置ずろようにしたちのがある。たとえば、特開昭
55−40367号に開示されるように、リバースクラ
ッチのクラッチドラム内にハイクラッチのクラッチドラ
ムが包含されるようになっている。
るためその専有スペースを可能な限り狭くするようにな
っており、軸方向に直列配置されるクラッチが存在する
場合、これらクラッチを互いに軸方向にオーバーラツプ
して配置ずろようにしたちのがある。たとえば、特開昭
55−40367号に開示されるように、リバースクラ
ッチのクラッチドラム内にハイクラッチのクラッチドラ
ムが包含されるようになっている。
このように構成されることにより、リバースクラッチの
クラッチドラム内に嵌合されるピストンは、ハイクラッ
チの前記クラッチドラムの閉止端に対し、該ピストンの
移動方向で対向され、かっ、前記リバースクラッチのピ
ストンは、その外周部でリバースクラッチのクラッチド
ラム内周とハイクラッチのクラッチドラム外周間に配置
されるクラッチ板を押圧するようになっている。従って
、リバースクラッチの前記ピストンのリターンスプリン
グは該ピストンの内周部に配置され、該リターンスプリ
ングを支持するスプリングリテーナは、市7記ピストン
と前記クラッチドラムの閉止端との間で該ピストンを摺
動可能にセンタリングする軸部外周に設けられるように
なっている。
クラッチドラム内に嵌合されるピストンは、ハイクラッ
チの前記クラッチドラムの閉止端に対し、該ピストンの
移動方向で対向され、かっ、前記リバースクラッチのピ
ストンは、その外周部でリバースクラッチのクラッチド
ラム内周とハイクラッチのクラッチドラム外周間に配置
されるクラッチ板を押圧するようになっている。従って
、リバースクラッチの前記ピストンのリターンスプリン
グは該ピストンの内周部に配置され、該リターンスプリ
ングを支持するスプリングリテーナは、市7記ピストン
と前記クラッチドラムの閉止端との間で該ピストンを摺
動可能にセンタリングする軸部外周に設けられるように
なっている。
このため、リバースクラッチのピストンとハイクラッチ
のクラッチドラム閉止端との間は、前記リターンスプリ
ングを配置する関係上必要以上、つまり前記ピストンの
ストローク量以上の距離を設けろ必要がある。従って、
互いにオーバーランプされて軸方向の短縮化が図られた
とはいえ、前記リターンスプリングの配置スペースによ
りリバースクラッチおよびハイクラッチ間の軸方向寸法
はある程度長くなるのが余儀なくされてしまうという問
題点があった。
のクラッチドラム閉止端との間は、前記リターンスプリ
ングを配置する関係上必要以上、つまり前記ピストンの
ストローク量以上の距離を設けろ必要がある。従って、
互いにオーバーランプされて軸方向の短縮化が図られた
とはいえ、前記リターンスプリングの配置スペースによ
りリバースクラッチおよびハイクラッチ間の軸方向寸法
はある程度長くなるのが余儀なくされてしまうという問
題点があった。
そこで本発明は、スプリングリテーナとピストンとの関
係を工夫することによって、リターンスプリングを内方
のクラッチドラム外周と外方のクラッチドラム内周との
間に配置することにより、軸方向寸法の更なる短縮化を
図るようにした自動変速機のクラッチ構造を提供するこ
とを目的とする。
係を工夫することによって、リターンスプリングを内方
のクラッチドラム外周と外方のクラッチドラム内周との
間に配置することにより、軸方向寸法の更なる短縮化を
図るようにした自動変速機のクラッチ構造を提供するこ
とを目的とする。
問題点を解決するための手段
かかる目的を達成するために本発明の自動変速機のクラ
ッチ構造は、インプットシャフトとアウトプットシャフ
トとの間のギヤドレーンに組込まれ、夫々クラッヂドラ
ムおよびこのクラッチドラム内に嵌合されるピストンを
有して変速ギヤの切換えを行う第1.第2クラッチを備
え、第1クラッチのクラッチドラム内に第2クラッチの
クラッチトラムが包含されて、これら第1.第2クラッ
チが軸方向にオーバーラツプ配置されるようになっf二
自動変速機において、第1クラッチのクラッチドラム内
周に、該第1クラッチのピストンの外周先端部を挿通す
るスプリングリテーナを設け、このスプリングリテーナ
と第1クラッチのピストンとの間に配置されるリターン
スプリングを、第1クラッチのクラッチドラム内周と第
2クラッチのクラッチドラム外周との間に位置させるこ
とにより構成しである。
ッチ構造は、インプットシャフトとアウトプットシャフ
トとの間のギヤドレーンに組込まれ、夫々クラッヂドラ
ムおよびこのクラッチドラム内に嵌合されるピストンを
有して変速ギヤの切換えを行う第1.第2クラッチを備
え、第1クラッチのクラッチドラム内に第2クラッチの
クラッチトラムが包含されて、これら第1.第2クラッ
チが軸方向にオーバーラツプ配置されるようになっf二
自動変速機において、第1クラッチのクラッチドラム内
周に、該第1クラッチのピストンの外周先端部を挿通す
るスプリングリテーナを設け、このスプリングリテーナ
と第1クラッチのピストンとの間に配置されるリターン
スプリングを、第1クラッチのクラッチドラム内周と第
2クラッチのクラッチドラム外周との間に位置させるこ
とにより構成しである。
作用
以上の構成により本発明の自動変速機のクラッチ(14
造にあっては、リターンスプリングが第1クラッチのク
ラッチドラム内周と第2クラッチのクラッチドラム外周
との間に配置されることにより、第1クラッチのピスト
ンと、これに対向する第2クラソヂのクラッチドラム閉
止端との間の距離を短くずろことができろようになる。
造にあっては、リターンスプリングが第1クラッチのク
ラッチドラム内周と第2クラッチのクラッチドラム外周
との間に配置されることにより、第1クラッチのピスト
ンと、これに対向する第2クラソヂのクラッチドラム閉
止端との間の距離を短くずろことができろようになる。
尚、前記リターンスプリングのスプリングリテーナは、
ピストンの外周先端部を挿通ずる構造となっているため
、該ピストンでクラッチ板を押圧する機能に支障が来さ
れることはない。
ピストンの外周先端部を挿通ずる構造となっているため
、該ピストンでクラッチ板を押圧する機能に支障が来さ
れることはない。
実施例
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明ずろ。
即ち、第1図は本発明のクラッチ構造を用いた自動変速
機IOの一実施例を示し、I2はトルクコンバータ14
を介して図外のエンジン動力が人力されるインプットシ
ャフトで、該インプットシャフト12と、このインプッ
トシャフト12の図外の左端に同軸配置され5.図外の
アウトプットシャフトとの間にギヤドレーン夏6が設け
られている。このギヤドレーン16は図示は省略したが
複数の遊星歯車組と、液圧作動されるクラッチ、ブレー
キ等の複数の摩擦係合要素が設けられ、これら摩擦係合
要素が適宜締結、解放されることにより、前記遊星歯車
組の噛合関係を変化させ、もって変速段の切換えが行わ
れるようになっている。
機IOの一実施例を示し、I2はトルクコンバータ14
を介して図外のエンジン動力が人力されるインプットシ
ャフトで、該インプットシャフト12と、このインプッ
トシャフト12の図外の左端に同軸配置され5.図外の
アウトプットシャフトとの間にギヤドレーン夏6が設け
られている。このギヤドレーン16は図示は省略したが
複数の遊星歯車組と、液圧作動されるクラッチ、ブレー
キ等の複数の摩擦係合要素が設けられ、これら摩擦係合
要素が適宜締結、解放されることにより、前記遊星歯車
組の噛合関係を変化させ、もって変速段の切換えが行わ
れるようになっている。
ところで、図中一部を破断して示した部分には摩擦係合
要素として、第1クラッチとしてのリバースクラッチ2
0と、第2クラッチとしてのハイクラッチ30が示され
ている。前記リバースクラッチ20および面記ハイクラ
ッヂ30は、夫々第1、第2クラッチドラム22 、.
23、第1.第2ピストン24.34および複数のドラ
イブ、ドリブンプレートからなる第1.第2クラッチ板
26゜36から構成される。第2クラッチドラム22は
図中右方が閉止される有底筒状に形成され、その閉止端
の中央開口部22aが、トルクコンバータ14を収納す
るハウシング+(、とミッションハウジングH2とを隔
成するポンプカバー40のボス部40a外周に回転自在
に嵌着されてセンタリングされている。尚、前記中央開
口部22aの内周縁は前記ボス部40a外周に沿って図
中左方に延設され、前記第1ピストン24の案内軸部2
2bとされている。該第1ピストン24は図中右方が環
状の閉止端をもって閉止される有底筒状に形成され、前
記第1クラッチドラム22内周と前記案内軸部22b外
周との間に摺動可能に密接1茨合されている゛。
要素として、第1クラッチとしてのリバースクラッチ2
0と、第2クラッチとしてのハイクラッチ30が示され
ている。前記リバースクラッチ20および面記ハイクラ
ッヂ30は、夫々第1、第2クラッチドラム22 、.
23、第1.第2ピストン24.34および複数のドラ
イブ、ドリブンプレートからなる第1.第2クラッチ板
26゜36から構成される。第2クラッチドラム22は
図中右方が閉止される有底筒状に形成され、その閉止端
の中央開口部22aが、トルクコンバータ14を収納す
るハウシング+(、とミッションハウジングH2とを隔
成するポンプカバー40のボス部40a外周に回転自在
に嵌着されてセンタリングされている。尚、前記中央開
口部22aの内周縁は前記ボス部40a外周に沿って図
中左方に延設され、前記第1ピストン24の案内軸部2
2bとされている。該第1ピストン24は図中右方が環
状の閉止端をもって閉止される有底筒状に形成され、前
記第1クラッチドラム22内周と前記案内軸部22b外
周との間に摺動可能に密接1茨合されている゛。
一方、前記第2クラッチドラム32は同様に図中右方が
閉止される有底筒状に形成され、その閉止端の中央開口
部32aは面記インプットンヤフトI2の外周に嵌合固
定されてセンタリングされ、該インプットシャフトI2
と一体に回転されるようになっている。そして、前記第
2ピストン34は環状に形成され、前記第2クラッチド
ラム32内周とインプツトシャフト12外周との間に摺
動可能に密接嵌合されている。
閉止される有底筒状に形成され、その閉止端の中央開口
部32aは面記インプットンヤフトI2の外周に嵌合固
定されてセンタリングされ、該インプットシャフトI2
と一体に回転されるようになっている。そして、前記第
2ピストン34は環状に形成され、前記第2クラッチド
ラム32内周とインプツトシャフト12外周との間に摺
動可能に密接嵌合されている。
ところで、前記第2タラツヂトラム32は面記第1クラ
ッチドラム22内に包含され、リバースクラッチ20と
ハイクラッチ30が軸方向にオーバーラツプされている
。そして、第1クラッチドラム22内周と第2クラッチ
ドラム32外周との間に、リバースクラッチ20の第1
クラッチ板26が設けられ、この第1クラッチ仮26を
第1ピストン24の外周先端部で抑圧するようになって
いる。尚、ハイクラッチ30の第2クラッチ仮36は、
前記第2クラッチドラム32内周と、図外の1つの遊星
歯車組のピニオンキャリアに連結されるドラム42との
間に設けられ、該クラッチ板36を第2ピストン34で
押圧するようになっている。
ッチドラム22内に包含され、リバースクラッチ20と
ハイクラッチ30が軸方向にオーバーラツプされている
。そして、第1クラッチドラム22内周と第2クラッチ
ドラム32外周との間に、リバースクラッチ20の第1
クラッチ板26が設けられ、この第1クラッチ仮26を
第1ピストン24の外周先端部で抑圧するようになって
いる。尚、ハイクラッチ30の第2クラッチ仮36は、
前記第2クラッチドラム32内周と、図外の1つの遊星
歯車組のピニオンキャリアに連結されるドラム42との
間に設けられ、該クラッチ板36を第2ピストン34で
押圧するようになっている。
ここで本実施例は前記第1クラッチドラム22内周に環
状のスプリングリテーナ50を固設し、このスプリング
リテーナ50と第1ピストン24との間に該第1ピスト
ン24のリターンスプリング52を配設しである。この
ようにスプリングリテーナ50を第1クラッチドラム2
2内周に装着することにより、前記リターンスプリング
52を、第1クラッチドラム22内周と第2クラッチド
ラム32外周との間に位置させるようになっている。
状のスプリングリテーナ50を固設し、このスプリング
リテーナ50と第1ピストン24との間に該第1ピスト
ン24のリターンスプリング52を配設しである。この
ようにスプリングリテーナ50を第1クラッチドラム2
2内周に装着することにより、前記リターンスプリング
52を、第1クラッチドラム22内周と第2クラッチド
ラム32外周との間に位置させるようになっている。
ところで、面記第1ピストン24および前記スプリング
リテーナ50は、第2図に示すように第1ピストン24
の外周先端部に複数の切欠き部24aを周方向に略等間
隔をもって形成する一方、前記スプリングリテーナ50
には、前記切欠き部24aを形成することによってピス
トン24の外周先端部に設けられる突出部24bを遊嵌
する挿通口50aが形成されている。従って、リバース
クラッチ20は前記突出部24b先端で押圧されるよう
になっていると共に、前記リターンスプリング52は、
スプリングリテーナ50の挿通口50aが形成されてい
ない部分と前記第1ピストン24の切欠き部24a底部
との間に縮設されている。ところで、前a己すターンス
プリノグ52は1つの切欠き部24aに対して2個づつ
設けら4t、夫々のリターンスプリング52は切欠き部
24 有底筒から突出する突起24cと、スプリングリ
テーナ50から突出する突起50bに嵌合して係止され
るようになっている。
リテーナ50は、第2図に示すように第1ピストン24
の外周先端部に複数の切欠き部24aを周方向に略等間
隔をもって形成する一方、前記スプリングリテーナ50
には、前記切欠き部24aを形成することによってピス
トン24の外周先端部に設けられる突出部24bを遊嵌
する挿通口50aが形成されている。従って、リバース
クラッチ20は前記突出部24b先端で押圧されるよう
になっていると共に、前記リターンスプリング52は、
スプリングリテーナ50の挿通口50aが形成されてい
ない部分と前記第1ピストン24の切欠き部24a底部
との間に縮設されている。ところで、前a己すターンス
プリノグ52は1つの切欠き部24aに対して2個づつ
設けら4t、夫々のリターンスプリング52は切欠き部
24 有底筒から突出する突起24cと、スプリングリ
テーナ50から突出する突起50bに嵌合して係止され
るようになっている。
以上の構成により本実施例のクラッチ購造にあっては、
リバースクラッチ20およびハイクラッチ30は、図外
のコントロールバルブから車両走行条件に応じて、第1
ピストン24と第1クラッチドラム22の閉止端との間
および第2ピストン34と第2クラッチドラム32の閉
止端上の間に液圧供給されることにより、第【ピストン
24および第2ピストン34はリターンスプリング52
゜54の付勢力に抗して図中左方に移動し、クラッチ板
26.36を夫々押圧することにより締結されるように
なっている。そして、リバースクラッチ20およびハイ
クラッチ30の解放時は、液圧を排除することにより第
1.第2ピストン24゜3・1はリターンスプリング5
2.54の付勢力で元位置に復帰し、クラッチ板26.
36の抑圧が解除されるようになっている。尚、リバー
スクラッチ20は後退時に締結され、ハイクラッチ30
は第3速、第4速時に締結されるようになっている。
リバースクラッチ20およびハイクラッチ30は、図外
のコントロールバルブから車両走行条件に応じて、第1
ピストン24と第1クラッチドラム22の閉止端との間
および第2ピストン34と第2クラッチドラム32の閉
止端上の間に液圧供給されることにより、第【ピストン
24および第2ピストン34はリターンスプリング52
゜54の付勢力に抗して図中左方に移動し、クラッチ板
26.36を夫々押圧することにより締結されるように
なっている。そして、リバースクラッチ20およびハイ
クラッチ30の解放時は、液圧を排除することにより第
1.第2ピストン24゜3・1はリターンスプリング5
2.54の付勢力で元位置に復帰し、クラッチ板26.
36の抑圧が解除されるようになっている。尚、リバー
スクラッチ20は後退時に締結され、ハイクラッチ30
は第3速、第4速時に締結されるようになっている。
ところで、本実施例にあっては第1ピストン24のリタ
ーンスプリング52が、第1クラッチドラム22内周と
第2クラッチドラム32外周との間に配置されるため、
前記第1ピストン24とこれが対向する前記第2クラッ
チドラム32の閉止端との間には、これら両者を隔離す
るための障害物は何ら存在しなくなる。従って、かかる
第1ピストン24と第2クラッチドラム32閉止端との
間の間隔は第1ピストン24のストローク量に応じて決
定すればよく、当該間隔を大幅に狭くすることができ、
延いてはリバースクラッチ20とハイクラッチ30の軸
方向のオーバーラツプ量を増大して、これら両クラッチ
20.30の軸方向組付寸法を著しく短縮化することが
できる。
ーンスプリング52が、第1クラッチドラム22内周と
第2クラッチドラム32外周との間に配置されるため、
前記第1ピストン24とこれが対向する前記第2クラッ
チドラム32の閉止端との間には、これら両者を隔離す
るための障害物は何ら存在しなくなる。従って、かかる
第1ピストン24と第2クラッチドラム32閉止端との
間の間隔は第1ピストン24のストローク量に応じて決
定すればよく、当該間隔を大幅に狭くすることができ、
延いてはリバースクラッチ20とハイクラッチ30の軸
方向のオーバーラツプ量を増大して、これら両クラッチ
20.30の軸方向組付寸法を著しく短縮化することが
できる。
尚、本実施例にあっては、互いに軸方向にオーバーラツ
プされるリバースクラッチ20とハイクラッチ30との
関係を例にとって述べたが、これに限ることなく他のク
ラッチにあっても互いに軸方向にオーバーラツプされる
クラッチが2組存在する場合は、これらクラッチ間に本
発明を適用できることはいうまでもない。
プされるリバースクラッチ20とハイクラッチ30との
関係を例にとって述べたが、これに限ることなく他のク
ラッチにあっても互いに軸方向にオーバーラツプされる
クラッチが2組存在する場合は、これらクラッチ間に本
発明を適用できることはいうまでもない。
発明の詳細
な説明したように本発明の自動変速機のクラッチ構造に
あっては、第1クラッチのクラッチドラム内に第2クラ
ッチのクラッチドラムが包含されて、これら第1.第2
クラッチが軸方向にオーバーラツプされるようになった
ものにあって、第1クラッチのピストンのリターンスプ
リングを、第1クラッチのクラッチドラム内周と第2ク
ラッチのクラッチドラム外周との間に配置したので、第
1クラッチの前記ピストンと、このピストンが多動方向
に対向ずろ面記第2クラッチとの間の距離を大幅に少な
くして、互いに軸方向にオーバーラツプされる第1.第
2クラッチの軸方向組付寸法を著しく短縮化することが
でき、延いては自動変速機の小型化を達成することがで
きるという優れた効果を奏する。
あっては、第1クラッチのクラッチドラム内に第2クラ
ッチのクラッチドラムが包含されて、これら第1.第2
クラッチが軸方向にオーバーラツプされるようになった
ものにあって、第1クラッチのピストンのリターンスプ
リングを、第1クラッチのクラッチドラム内周と第2ク
ラッチのクラッチドラム外周との間に配置したので、第
1クラッチの前記ピストンと、このピストンが多動方向
に対向ずろ面記第2クラッチとの間の距離を大幅に少な
くして、互いに軸方向にオーバーラツプされる第1.第
2クラッチの軸方向組付寸法を著しく短縮化することが
でき、延いては自動変速機の小型化を達成することがで
きるという優れた効果を奏する。
第1図は本発明のクラッチ構造を用いた自動変速機の一
実施例を示す要部破断側面図、第2図は本発明のクラッ
チ構造の一実施例を示す要部拡大斜視図である。 10・自動変速機、12・・・インプットシャフト、1
6・ギヤドレーン、20・・・リバースクラッチ(第1
クラッチ)、22・・・第1クラッチドラム、211・
・第1ピストン、26・・・第1クラッチ仮、30・・
・ハイクラッチ(第2クラッチ)、32・・・第2クラ
ッチドラム、34・第2ピストン、36・・・第2クラ
ッチ仮、50・・・スプリングリテーナ、52・・・リ
ターンスプリング。
実施例を示す要部破断側面図、第2図は本発明のクラッ
チ構造の一実施例を示す要部拡大斜視図である。 10・自動変速機、12・・・インプットシャフト、1
6・ギヤドレーン、20・・・リバースクラッチ(第1
クラッチ)、22・・・第1クラッチドラム、211・
・第1ピストン、26・・・第1クラッチ仮、30・・
・ハイクラッチ(第2クラッチ)、32・・・第2クラ
ッチドラム、34・第2ピストン、36・・・第2クラ
ッチ仮、50・・・スプリングリテーナ、52・・・リ
ターンスプリング。
Claims (1)
- (1)インプットシャフトとアウトプットシャフトとの
間のギヤドレーンに組込まれ、夫々クラッチドラムおよ
びこのクラッチドラム内に嵌合されるピストンを有して
変速ギヤの切換えを行う第1、第2クラッチを備え、第
1クラッチのクラッチドラム内に第2クラッチのクラッ
チドラムが包含されて、これら第1、第2クラッチが軸
方向にオーバーラップ配置されるようになった自動変速
機において、 第1クラッチのクラッチドラム内周に、該第1クラッチ
のピストンの外周先端部を挿通するスプリングリテーナ
を設け、このスプリングリテーナと第1クラッチのピス
トンとの間に配置されるリターンスプリングを、第1ク
ラッチのクラッチドラム内周と第2クラッチのクラッチ
ドラム外周との間に位置させたことを特徴とする自動変
速機のクラッチ構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62008841A JPS63176849A (ja) | 1987-01-17 | 1987-01-17 | 自動変速機のクラツチ構造 |
US07/143,413 US4881628A (en) | 1987-01-17 | 1988-01-13 | Automatic transmission having coaxially overlapped clutches |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62008841A JPS63176849A (ja) | 1987-01-17 | 1987-01-17 | 自動変速機のクラツチ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63176849A true JPS63176849A (ja) | 1988-07-21 |
Family
ID=11703997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62008841A Pending JPS63176849A (ja) | 1987-01-17 | 1987-01-17 | 自動変速機のクラツチ構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4881628A (ja) |
JP (1) | JPS63176849A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4970945A (en) * | 1989-04-28 | 1990-11-20 | General Motors Corporation | Actuating piston assembly, and seal therefor, for torque transmitting systems |
US5226517A (en) * | 1992-09-10 | 1993-07-13 | General Motors Corporation | Clutch assembly |
US8256600B2 (en) * | 2009-08-07 | 2012-09-04 | GM Global Technology Operations LLC | Torque-transmitting mechanism having a compact piston and spring assembly |
US10267368B2 (en) | 2016-12-06 | 2019-04-23 | GM Global Technology Operations LLC | Spring pack assembly for a torque transmitting device |
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Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US3596537A (en) * | 1969-06-11 | 1971-08-03 | Gen Motors Corp | Clutch piston and retraction spring subassembly and method of transmission assembly |
FR2079531A5 (ja) * | 1970-02-04 | 1971-11-12 | Peugeot & Renault | |
FR2112653A5 (ja) * | 1970-11-04 | 1972-06-23 | Peugeot & Renault | |
DE2125850B2 (de) * | 1971-05-25 | 1976-10-21 | ZF Getriebe GmbH, 6600 Saarbrücken | Kupplungsanordnung fuer planetenradgetriebe |
DE2125861A1 (de) * | 1971-05-25 | 1972-12-07 | Zf Borg Warner Gmbh | Kolben fur durch Druckmittel betätig bare Kupplungen |
US3765519A (en) * | 1972-01-13 | 1973-10-16 | Gen Motors Corp | Piston and retraction spring subassembly |
US4010833A (en) * | 1975-02-19 | 1977-03-08 | Zahnradfabrik Friedrichshafen Ag | Clutch assembly for planetary-gear trains |
FR2325851A1 (fr) * | 1975-09-25 | 1977-04-22 | Renault | Tambour porte-disques rotatif poour embrayages ou freins multidisques |
JPS624930A (ja) * | 1985-07-02 | 1987-01-10 | Aisin Warner Ltd | クラツチ |
JPH0781594B2 (ja) * | 1985-08-31 | 1995-08-30 | 三菱自動車工業株式会社 | 動力伝達装置 |
US4741422A (en) * | 1987-03-09 | 1988-05-03 | General Motors Corporation | Clutch assembly with a pressure balance chamber |
-
1987
- 1987-01-17 JP JP62008841A patent/JPS63176849A/ja active Pending
-
1988
- 1988-01-13 US US07/143,413 patent/US4881628A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6123537B2 (ja) * | 1977-01-26 | 1986-06-06 | Copal Co Ltd | |
JPS58207552A (ja) * | 1982-05-29 | 1983-12-03 | Aisin Warner Ltd | 車輌用自動変速機の摩擦係合装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4881628A (en) | 1989-11-21 |
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