JPS63176201A - 入出庫制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動倉庫システムにおける部品管理および入
出庫制御に係り、複数の入出庫口をもつ立体倉庫の入出
庫を一括管理し、必要部品の供給をおこなうのに適した
自動倉庫システムに関する。

〔従来の技術〕

自動倉庫システムに於ける入出庫方法は、コンベア、台
車等と自動倉庫を組み合せた１貫ラインと、オペレータ
が介在し、設定装置を利用した入出庫方法がある。

従来の方式は、特公昭５３−４７０７号のように、複数
の投入口から１つのコンベア上に荷を投入する際、投入
タイミングを各投入口と連携をもたせて制御し、投入結
果コンベア上に並ぶ荷の順序をゲート単位に予め定めら
れた順序にしておくものであった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前記従来技術は、１台のスタッカクレーンに対して、複
数の出庫口が存在する様な場合有効であるが、この場合
、入庫口、出庫口が完全に分離されてる必要がある。さ
らに限られたスペースに立体倉庫を設置する場合の問題
が発生する。

今回のように立体倉庫への入出庫にはオペレータが必ず
介入し、設定装置より入庫又は出庫の設定をおこなう方
法で自動倉庫を制御し、さらには入出庫口は全て兼用と
いう場合、従来技術では、制御不可となる。

本発明の目的は、複数の入出庫口から、ランダムに発生
する入出庫要求に対して、スタッカクレーンの動作を制
御し、オペレータに対して入出庫状況を適格に提供する
ことにある。

ｃ問題点を解決するための手段〕 各設定装置からの情報を入出庫予約として、制御装置内
に記憶する。この予約情報と、スタッカクレーン、入出
庫台車および入出庫コンベアの状況を基に入出庫順序を
決定する。

例えば、２つの入出庫口からの要求に対して。

要求の早い順に制御するものでなく、各設備の状況によ
り、どちらの動作を優先させるかを決定し、さらにその
結果を設定装置上へ表示することにより、オペレータに
対するガイドとなる。これにより上記目的は達成される
。

〔作用〕

本発明による自動倉庫入出庫制御方式は、オペレータか
らの入庫又は出庫要求に対し、スタッカクレーン、台車
およびコンベアの動作状態を加味し、どのオペレータか
らの要求から処理する入きかの優先順位を決定し、入出
庫予約ファイルを確立する。さらに該当オペレータの入
庫又は出庫要求が、予約ファイルに登録され、その要求
が処理されるタイミングを設定装置上へ表示し、オペレ
ータへのガイドとする。

入庫の場合、オペレータの要求に対し、制御装置は台車
又はコンベアをスタッカクレーン側へ移動させ予約ファ
イルへ登録すると共に設定装置上へ表示する。さらにス
タッカクレーンの動作状態を監視し、動作完了となった
時点で制御装置はスタッカクレーンに対し次の動作を指
令する。

出庫の場合は空台車をスタッカクレーン側へ移動させて
おき、台車へ部品が載った後、オペレータとの受渡し口
へ移動させる。

上記の入庫および出庫の要求がランダムに発生した場合
、台車又はコンベアの状態を監視し、入出庫の優先順位
を決定し、スタッカクレーンを動作させることができる
。

〔実施例〕

以下２本発明の実施例を図面により詳細に説明する。

第１図は、本発明を適用する自動倉庫システムの一例で
ある。

設備は、制御装置−１，設定装置−２，立体倉庫（棚）
−３，スタッカクレーン−４，入出庫台車−４，入出庫
コンベアー５より構成される。

スタッカクレーン−４，入出庫台車−５および入出庫コ
ンベアー６は、制御装置−１からの指令により動作する
。設定装置−２は入出庫台車−５゜入出庫コンベアー６
と１対１に対応しており、オペレータは該当の設定装置
−２により入庫又は出庫の設定をおこなう。

第２図は、制御装置のブロック図を示したものである。

制御装置−１は、入出庫予約ファイル−７、部品情報フ
ァイル−８、設備監視回路−９，スタッカクレーン管理
回路−１０，入出庫台車管理回路−１１，入出庫コンベ
ア管理回路−１２および入出力制御装置−１３より構成
される。

入出力制御装置−１３は、各設備群からの情報の収集（
入力）および指示、応答（出力）を実行するための装置
である。

スタッカクレーン管理回路−１０，入出庫台車管理回路
−１１，入出庫コンベア管理回路−１２は、対象設備の
情報を管理し、予約ファイル−７゜部品情報ファイル−
８に基づいた設備のコントロールを実行するための回路
である。

部品情報ファイル−９は、入出庫予約ファイル−８およ
び各管理回路からの情報を整理し、立体倉庫（棚）−３
に在荷する部品の情報を記憶するものである。

入出庫予約ファイル−７は、設定装置−２からの入庫又
は出庫要求に対する、スタッカクレーン−４の動作優先
順位を記憶するためのものである。

第３図は、入庫制御の処理フローを示したものである。

オペレータは入出庫台車−５の位置を確認し、クレーン
側にある場合、オペレータ側への移動を要求する（１０
１）。制御装置−１は入出庫台車の状態を監視しており
、該当入出庫台車が既に予約されていない事を確認し、
入出庫台車に対し、移動指令を出力する。この時、スタ
ッカクレーン−４に対する予、約状況は一切関係ないも
のとする。

すなわちスタッカクレーンの動作と、入出庫台車の動作
量には一切のインタロックはとらないものとすることに
より、スタッカクレーンの待ち時間の低減を計るものと
する。

次にオペレータは、部品を入出庫台車上へのせ（１０２
）、設定装置−２より入庫設定をおこなう　　（１０３
）　　。

制御装置−１は入庫要求を受は付けた後、入出庫台車−
５をクレーン側へ移動させる（１０４）とともに、既入
出庫予約状況により、予約ファイルへの登録を判断する
（１０５）。

予約ファイルへの登録が全く無い状況では、すぐにでも
クレーン動作量であるため、予約ファイルへの登録はお
こなわず、スタッカクレーンに対し、ただちに入庫動作
を指令する（１０６）。

予約ファイルに既に登録済の入庫又は出庫要求がある場
合には、今回の入庫要求を登録する（１０７）。登録済
の要求は、スタッカクレーンの動作完了により、優先順
位の高いものより、入庫又は出庫の動作を指令する（１
０８）。

予約ファイルに登録された要求は（１０８）の処理によ
り全て無くなるまで繰り返される。

このようにして次の入庫又は出庫要求へ処理がうつる（
１０９）。

上記動作は入出庫台車に関するものであるが、入出庫コ
ンベアについても同様の処理がおこなりれる。但し、入
出庫コンベアの場合（１０１）は不要となる。

第４図は、出庫制御の処理フローを示したものである。

オペレータは設定装置−２より出庫設定をおこなう（２
０１）。制御装置−１は入出庫台車の状態を監視してお
り、該当入出庫台車が既に予約されていない事を確認し
、入出庫台車−５をクレーン側へ移動させる（２０２）
。

次に、既予約状況を確認しく２０３）、予約無しの場合
は、スタッカクレーン−４に対して出庫動作を指令する
（２０４）。予約がある場合は、入出庫予行ファイルへ
出庫要求を登録しく２０５）、スタッカクレーンの動作
完了を監視する。

スタッカクレーンの動作完了を受信後、予約ファイル内
の優先順位の一番高いものの処理をおこなう　（２０６
）。

スタッカクレーンの動作が完了し、入出庫台車へ部品が
のったならば、制御装置は入出庫台車を移動させ（２０
７）、次の処理へうつる。

入出庫コンベアに関しても同様であるが、（２０２）の
処理は、該当入出庫コンベアの予約状況のみの確認とな
る。

〔発明の効果〕

本発明によれば、複数の入出庫口をもつ自動倉庫におい
て、ランダムに発生する入庫又は出庫要求に対し、該当
設備の動作状況により、優先順位を加味した入出庫制御
ができる。

さらに、オペレータは設備の動作状態不用のまま、入庫
又は出庫要求をおこなうため、該当の入出庫口の部品が
、いつ処理されるか不明であるという状態をなくすこと
ができる。

また、スタッカクレーンと、入出庫台車又は。

入出庫コンベア間の動作インタロックが不用のため、処
理性、応答性の向上が計れる等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用する自動倉庫システムの一実施例
の説明図、第２図は制御装置のブロック図、第３図は入
庫制御の処理フロー図、第４図は出庫制御の処理フロー
図である。 １・・・制御装置、２・・・設定装置、３・・・立体倉
庫、４・・・スタッカクレーン、５・・・入出庫台車、
６・・・入出庫コンベア、７・・・入出庫予約ファイル
、８・・・部品情報ファイル、９・・・設備監視回路、
１０・・・スタッカクレーン管理回路、１１・・・入出
庫台車管理回路、１２・・・入出庫コンベア管理回路、
１３・・・入出力制御装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、複数の入出庫口を持つ立体倉庫と、立体倉庫に対し
   て部品の入出庫を外部指令により行なう事が可能なクレ
   ーン、部品搬送をおこなう台車およびコンベアならびに
   立体倉庫内に格納された部品の情報を管理し、クレーン
   、台車、コンベアを制御可能な制御装置と、入出庫情報
   を設定する設定装置より構成される自動倉庫システムに
   おいて、複数の入出庫口より、ランダムにしかも同時に
   入庫又は出庫要求がおこなわれる自動倉庫システムにお
   いて、設備の動作状況と、入出庫要求内容より入出庫優
   先順位を決定し、入出庫台車、入出庫コンベアおよびス
   タツカクレーンに対して、順次、入出庫制御をおこなう
   ことにより、入出庫の効率向上を計るとともに、オペレ
   ータに対する入出庫状況をガイダンス表示することによ
   り、オペレータの作業効率向上を計ることを特徴とした
   入出庫制御装置。