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JPS63162697A - 新規抗生物質sf−2415a3物質及びsf−2415b3物質並びにそれらの製造法 - Google Patents

新規抗生物質sf−2415a3物質及びsf−2415b3物質並びにそれらの製造法

Info

Publication number
JPS63162697A
JPS63162697A JP61308100A JP30810086A JPS63162697A JP S63162697 A JPS63162697 A JP S63162697A JP 61308100 A JP61308100 A JP 61308100A JP 30810086 A JP30810086 A JP 30810086A JP S63162697 A JPS63162697 A JP S63162697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substance
toluene
methanol
sulfuric acid
chloroform
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61308100A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Gomi
修一 五味
Shokichi Ouchi
大内 章吉
Hiromi Watabe
渡部 宏臣
Tadashi Nakazawa
中沢 正
Takashi Shomura
庄村 喬
Masaji Sezaki
瀬崎 正次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiji Seika Kaisha Ltd
Original Assignee
Meiji Seika Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meiji Seika Kaisha Ltd filed Critical Meiji Seika Kaisha Ltd
Priority to JP61308100A priority Critical patent/JPS63162697A/ja
Publication of JPS63162697A publication Critical patent/JPS63162697A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Pyrane Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Compounds Of Unknown Constitution (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、新規抗生物質SF−2415A3物質及びS
F−2415B3物質並びにそれらの製造法に関する。
W木@伎度 従来、微生物が生産する種々の抗生物質が知られている
が、本発明による抗生物質SF−2415A3物質及び
SF−241583物質と類似の抗生物質としてはSF
−2415A1,SF−2415A2.SF−2415
81及びSF−2415B2[特願昭61−19271
81.ナピラノオマイシン(Napyradioeiy
cin)八、B1. B2. B3. C1及びC2[
5hio−ら:J、^ntibiotcs  39(4
)、 487’493(1986)及びJ、^ntib
iotics 39(4)、49j501(1986)
]が知られている。しかし、SF−241SA3物質及
びSF−241583物質はこれらの抗生物質とは理化
学的性状が異なり、明確に区別される。
明が ゛ しようとする  慨 本発明は、医療用として有用な新規抗生物質を得ること
を目的とする。
P ヴを tするための手を 本発明者らは、新規有用抗生物質の検索を続けた結果、
ストレプトマイセス属に属するある菌株の培養物中に優
れた抗菌力を有する新規抗生物質SF−2415A3物
質及びSF−241583が生産されていることを見出
し、本発明を完成した。すなわち、本発明は新規抗生物
質SF−2415A3物質及びSF−2415B3物質
並びに     □それらの製造法を提供するものであ
る。
以下にSF−2415A3物質及びSF−241583
物質並びにそれらの製造法について具体的に説明する。
(1)生産菌及び生産菌の菌学的性状 本発明の方法に使用されるSF2415A3物質及びS
F−241583物質生産曹としては、その培養物中に
採取するに充分な量のSF−2415A3物質及びSF
−241533物質を生産する能力を有するものであれ
ぽいかなるものであってもよいが、このような菌株の例
としては、本発明者らにより鳥取板の土壌より新たに分
離されたSF−2415株がある。SF−2415株の
菌学的性状は下記の通りである。
1、形 態 基土菌糸は長く伸長し、よく分岐し、通常の条件下では
分断しない。シュクロース・硝酸塩寒天、グリセロール
・アスパラギン寒天、スターチ寒天等で気菌糸をよく着
生し、胞子形成も豊富である。
気菌糸の分岐は単純分岐でJJI紬分岐は見られない。
気菌糸先端の胞子連鎖は主としてらせん状となる。
電子顕微鏡による観察では、胞子は楕円形で0.8−1
.2X1.O−1,6μ−の大きさを有し、表面はとげ
状(Spiny)ないしいぼ状(warty)である、
胞子は通常10胞子以上連鎖する。胞子のう、菌核、鞭
毛9子は観察されなかった。
■、各種培地上の生育状態 SF−2415株の各種培地上の生育状態は次表に示す
通りである。色の記載について[1内に示す標準はコン
テイナー・コーボレーシ1ン・イブ0アメリカ(Con
tainer Corporation of^mer
ica)社製ノ[カラー 拳ハーモニイー◆マニュアル
(C。
for llarmony Manual)Jに記載の
ものを用いた。観察は28℃で14−21日培養後に行
った。
■、生理的性質 (1)生付温度範囲:イースト・麦芽寒天において15
−37℃の温度範囲で上付し、26〜30°Cで良好に
lhy’rする。
(2)ゼラチンの液化:陽性 (3)スターチの加水分解:陽性 (・t)硝酸塩の還元:陰性 (5)脱脂乳のペプトン化:陰性 脱脂乳の凝固:陰性 (6)耐塩性:3%の食塩含有培地で生■するが、4%
以北では生育しない。
(7)メラニン様色素の生I&:陰性 ■、炭素源の利用性: (Pridba+iと(:oL
Llicbの基礎培地[重用) (1)利用する :D−グルコース、D−7ラクトース
、D−キシロース、1.−7ラビノース、D−マンニト
ール、ラフイ7−ス、 L−ラム7−ス (2)利用しない:i−イ7シトール、シェクロース■
、細胞壁組成 ベラカー(Becker)らの方法[^ppl、Mie
robio1.13e236、 (1965)]により
分析した結果、細胞壁組成成分中のノ7ミ7とメリン酸
はLL型であった。
以上の性状よ1)、SF−2415株は放線菌の中でス
トレプトマイセス属に属すると考えるのが女当である。
従って、本発明者らはSF−2415株をストレプトマ
イセス・エスピー・SF−2415(Streptom
yces sp、 SF−2415)と称することにし
た。
SF−2415株は工業技術院微生物工業技術研究所に
微工研萌寄第8801号(FEBN P−8801)と
して受託されている。
本菌株、すなわちSF−2415株は池の放線菌の場合
にみられるようにその性状が変化しやすい。たとえば、
SF−2415株の、またはこの株に由来する突然変異
株(自然発生または誘発性)、形質接合体または遺伝子
組換え体であってもSF−2415A3物質及びSF−
241583物質の生産能を有するストレプトマイセス
属の菌はすべて本発明の方法に使用することができる。
(2)培養法 本発明の方法では、前記の菌を通常の微生物が利用しう
る栄養物を含有する培地で培養する。栄養源としては、
グルコース、水あめ、デキストリン、シュクロース、澱
粉、糖蜜、動・植物油等を使J11できる。また窒素源
として、大豆粉、小麦はい芽、コーンステイープ・リカ
ー、綿実かす、肉エキス、ペプトン、酵母エキス、硫酸
アンモニウム、硝酸ソーダ、尿素等を使用できる。その
池、必要に応じ、ナトリウム、カリウム、カルシウム、
マグネシウム、コバルト、塩素、燐酸、硫酸、及びその
池のイオンを生成することのできる黒磯塩類を添加する
ことは有効である。また苗の生#を助け、SF2415
A3物質及びSF−241583物質の生産を促進する
ような有は物及び無磯物を適当に添加することができる
培養法としては、好気的条件での培養法、特に深部培養
法が最ら適している。培養に適当な温度は15−37℃
であるが、多くの場合。26−30℃付近で培養する。
SF−2415A3物質及びSl:′−241583物
質の生産は培地やt5=1条件により異なるが、振どう
培養、タンク培養とも通常1−10日の間でその蓄積が
最高に達する。培養物中のSF−2415A3物質及び
SF−241583物質の蓄積量が最高になった時に培
養を停止し、培養液から目的物質を単離精製する。
(3)精 製 本発明によって得られるSF−2415A3物質及びS
F−241583物質の培養物からの採取にあたっては
、その性状を利用した通常の分離手段、たとえば、溶媒
抽出法、イオン交換樹脂法、吸着又は分配カラムクロマ
ト法、ゲル濾過法、透析法、沈澱法等を単独で又は適宜
組合わせて抽出精製することができる。たとえばSF−
2415A3物質及びSF−241583物質は培養菌
体中からはアセトン−水又はメタノール−水で抽出され
る。また、培養液中に蓄積されたSF−2415A3物
質及びSF−2415B3物質は合成吸着剤であるダイ
アイオンHP−20等に吸着される。また、水と混ざら
ない有機溶剤、たとえば、酢酸エチル、クロロホルム等
で抽出すればSF−2415A3物質及びSF−241
583物質は育成溶剤層に抽出される。
SF−2415A3物質及びSF−241583物質を
さらに精製するには、シリカゲル(ワコーゲルC−30
0,和光純薬工業株式会社製)、アルミナ等の吸着剤や
セファデックスLH−20(7フルマシ7社91)等を
用いるクロマトグラフィーを行うとよい。
このようにして培養物中に生産されたSF−2,11s
A3物質SF−241583物質は遊離の形として分離
することができ、またSF−2415A3物質及びSF
−2415B3物質を含有する溶液又はその濃縮液を塩
基、すなわちたとえば水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム等のアルカリ金属化合物、たとえば水酸化カルシウム
、水酸化マグネシウム、等のアルカリ土類金属化合物、
アンモニア等のような黒磯塩基、たとえばエタノールア
ミン、トリエチルアミン、ジシクロヘキシルアミン等の
有機塩基により、各工程の捏作中、たとえば抽出、分離
又は精製の各工程の操乍中に処理した場合、SF−24
15A3物質及びSF−2415B 3物質は対応する
それらの塩類の形に変化し、分離される。また別にこの
ようにして製造されたSF−2415A3物質及びSF
−241583物質の塩類は、常法により遊離の形、す
なわちSF−2415A3物質及びSF−241583
物質それ自体に容易に変化させることができる。
さらに遊離の形で得られたSF−2415A3物質及び
SF−241583物質を前記塩基により常法で対応す
るその塩類に変化させてもよい。
従ってSF−2415A3物質及びSF−241583
物質と同様に前記のようなそれらの塩類も、この発明の
範囲内にの包含されるものとする。
前記製造法にしたがって得られたSF−2415A3物
質及びSF−241583物質は下記の物理学的性質を
有する。
1、抗生物質SF−2415A3物質の物理化学的性質 ■分子量及び分子式 %式% ■赤外線吸収スペクトル(KBr法、am−’)342
0、2980.2920.2850.2160.214
0゜1690、1650.1615.1515.143
0.1390゜1370、1270.1165.112
0.1090.800、750[5]紫外線吸収スペク
トルEλwax n+s(ε)1254(18300)
、 302(18900)。
376(4900)、 450(3800)252(1
3400)、 301(19200)。
375(5200)、 442(3800)■’HNM
Rスペクトル(400MH2)重クロロホルム溶液中、
TMSを基準物質として測定した。
δ(ppm)’、 11J6(IL s)+ 4.93
(IL mL4.77(III、 br dd)、 4
.40(ill、 dd)。
2.75(LH,br dd)、 2.72(11(、
br dd)。
2.64(IH,dcl)、 2.53(III、 d
d)。
2.12(311,s)= 1.74(411,br 
s)。
1.64(311,br s)、 1.51(6H,b
r 5)tl、38(311,br d)、 1.19
(3H,s)■11eNMR久ベクトル(100MHz
)重クロロホルム溶液中、TMSを基準物質として測定
した。
δ(ppm): 192.9(s)、192.2(s)
、 173.2(s)。
159.8(s)、 143.2(s)、 133.9
(s)。
131.7(s)= 123.1(d)、 122.9
(8)。
114.4(d)、112.8(s)、 83.5(s
)。
80.8(S)、 79.1(S)、 78.3(3)
、 58.2(d)42.9(t)、 41゜7(t)
、 39jl(t)、 28.8(q)26.3(t)
、 25.8(q)、 22.5(q)、 17.7(
q)16.7(q)= 9.3(q) ■溶解性 メタノール、クロロホルム、酢酸エチル、トルエン、ヘ
キサンに可溶。水に不溶。
■物質の色及び性状 赤色粉末 [相]呈色反応 モリブデン−硫酸、10%硫酸試薬に陽性■薄層クロマ
トグラフィー 担体ニジリカデルプレート(メルク社製)展開)8媒系
        R1値 トルエン−酢酸エチル(2:1)   0067ヘキサ
ンーアセトン(3:1)    0.53クロロホルム
−メタ7−ル(50: 1 )l’) 、70■、抗生
物質SF−2415B3物質の物理化学的性質 ■分子量および分子式 %式% ■赤外線吸収スペクトル(KBr法、cm’)3400
、2980.2920.2850.1685.1640
゜1600、1500.1430.1390.1370
.1350゜1305、1,280.1120.108
0.930.800.770、750[5]紫外線吸収
人ベクトル(λ1x止(ε))” eO■: 205(
21400>、 266(20900>。
八 m  a  x 327(7800)、360(7400)AHe””L
: 205(16600)、 267(21600)。
+11aX 332(7900)、 356(7600)■’ HN
 M Rスヘク) ル(400MHz>重クロロホルム
溶液中、TMSを基準物質として測定した。
δ(111111): 12,14(1111s)、 
7.33(IL s)+6.78(1111br s)
+ 4.87(111+ mL4.70(IH,br 
L)、4.43(III、 dd)12.7H2H,b
r d)、 2.48(IH,dd)。
2.43(ltl、 dd)、 2.22. (3H,
5)−1,62(311,br s)、 1.60(2
11,曽)。
1.58(2H,m)、 1.51(3fl、 s)。
1.48(3H,br d)、 1.38(3H,br
 d)。
1、18(311,s) ■13CNMRスペクトル(100MHz)重クロロホ
ルム溶液中、TMSを基準物質としで測定した。
δ(ppm): 196.8(sL 193.4(s)
、 162.1(s)。
161.3(s)、 142.3(s)、 131.5
(s)。
131.4(s)、 123.4(d)、 120.3
(s)。
114.6(d)、 109.4(s)、 107.0
(d)。
83.4(s)、79.1(s)、 78.7(s)、
 58.8(d)42.9D)、  41゜4(t)、
  39.8(t)、  28.9(q)26.1m、
 25.8(q)、 22.4(q)、 17.7(q
)16.7(q)、 8.6(q) ■溶解性 メタノール、クロロホルム、酢酸エチル、トルエン、ヘ
キサンに可溶。水に不溶。
■物質の色及び性状 黄色針状結晶 [相]呈色反応 モリブデン−硫酸、10%硫酸試薬に陽性■薄層クロマ
トグラフィー 担体ニジリカデルプレート(メルク社製)IJ1開溶媒
系       Rf値 トルエン−酢酸エチル(2:1)   0.65ヘキサ
ン−7七トン(3:1)    0.45クロロホルム
−メタノール(50: 1 )0. 51前期の物理学
的性状がらSF−2415A3(1)及びSF−241
583(n)物質の構造を、下記のように推定した。
(1)               (n)以下に本
発明の実施例を示すが、これらは単なる一例であって本
発明を限定するものではない。
ここに例示しなかった多くの変法あるいは修飾手段を用
い得ることは無論の事である。
実施例 1゜ 種培地としで、スターチ2.0%、グルコース1゜0%
、小麦はい芽0.6%、ポリプベプトン0.5%、酵母
エキス0.3%、大豆粉0.2%、炭酸カルシウム0.
1%、を含む培地を用いた。また生産培地として、スタ
ーチ2.0%、大豆油1.0%、綿実粕1゜5%、コー
ングルテンミール0.7%、炭酸カルシウム0.3%、
硫NL第一鉄(7水塩) 0.001%を含む培地を用
いた。なお、殺菌前pifはすべてP117.0に調整
して使用した。
前記種培地20輸1を分注した100e+l容三角7ラ
スフを120℃で30分間殺菌し、これにストレプトマ
イセス・エスピー・S F −2415(FERN P
−8801)の斜面培養の1−2白金耳を接種し、28
℃で3日間振どう培養し第1種培養とした。ついで種培
地8〇−を分注した50−1容三角フラスコを120℃
で30分間殺菌し、前記1種培14m1を接種し28℃
で2日間振どう培養し、これを第2種培養とした。さら
に種培地ILを分注した5L容三角7ラスフを120℃
で30分間殺菌し、第21培g150mlを接種し、2
8℃で1日間振どう培養し、これを第3iI+培養とし
た。予め120°C30分間殺菌した35Lの生産培地
を含む50L容ジヤー7アーメンターし前記のt53種
培1ILを接種し、28℃3日間通気(2017分)、
攪はん(初期250rpm+、 41時間以降400r
pm)培養した。
培養終了後、濾過助剤としてけい藻土な加えて濾過し、
濾液30Lと圧縮容量10Lの菌体が得られれな。
実施例 2゜ 実施例1で得られた培′11濾液30Lをダイヤイオン
HP−20(三菱化成株式会社!り3Lに、吸着させ、
活性成分を0.5N水酸化アンモニウム−アセトン(1
:1 ) (30L)で溶出する。活性成分を含む溶出
液を減圧濃縮して容積5Lとする。同時に実施例1で得
られた圧縮容filOLの菌体から7七トン−水(1:
1)30Lを用いて活性成分を抽出し、抽出液を菌体と
濾別後、減圧濃縮して容積10Lとする。先に得られた
濃縮液5Lと菌体抽出濃縮液10Lをあわせて15Lと
し、15Lの酢酸エチルで活性成分を抽出した。抽出し
た酢酸エチル溶液を減圧濃縮すると38gの油状物質が
得られた。
実施例 3゜ 実施例2で得られた油状物質38Fiをシリカゲル50
gにまぶし、減圧下充分乾燥後シリカゾルカラム400
m lの上部に充填した。展開溶媒トルエン−酢酸エチ
/l、(7s: 1 )300a+1(fr、 1−2
)、トルエン−酢酸エチル(50: 1 )340薗1
(ft、 3−4)、トルエン−酢酸エチル(20: 
1 )1000+al(fr、 5−10)およびトル
エン−酢酸エチル(10: 1 )11001Ill(
fr、 1l−16)の順に展開するとfr、3−5に
SF−2415B2物質を主に含む活性区が、r r、
6−7にSF−241581及びSF−2,115B3
物質を主に含む活性区が、rr。
8にSF−2415B1及びSF−2415A2物質を
主に含む活性区が、fr、 9−11にSF”−241
5A2及びSF”−2415A3物質を主に活性区が、
fr、13−15にSF−2415A1物質を主に含む
活性区が分離して得られた。
実施例 4゜ 実施例3で得られたSF−2415B2物質を主に含む
両分を減圧濃縮すると1.26gの粗物質が得られた。
粗物質を10gのシリカゾルにまぶし、予めトルエンで
充填したシリカゲルカラム300m1の上部にのせ、ト
ルエン−酢酸エチル(20:1)の展開溶媒で溶出した
。溶出画分のうちSF−241582物質の含まれる両
分を集め、濃縮乾固すると180■のSF−2415B
2物質が得られた。
実施例 5゜ 実施例3で得られたSF−2415B1及びSF−24
1583物質を主に含む両分を減圧濃縮すると1.09
gの粗物質が得られた。この粗物質を少量のメタ/−ル
ークロロホルム(1:9)の混液に溶解し、これを予め
同様の混液で充填したセファデックスL H−20(S
OOml)を使用するカラムクロマトグラフィーに付し
、メタノール−クロロホルム(1:9)混液で展開して
活性画分を集め減圧濃縮した。更に得られた粗物質を0
.5gのシリカゾルにまぶし、予めトルエンで充填した
シリカゲルカラム50噛1のに部にのせた。トルエン−
酢酸エチル(75:1)の展開溶媒で活性物質を溶出し
、SF−2415B1物質の含まれる両分を集め濃縮乾
固すると、280鴎gのSF−241581物質が得ら
れ、SF−2415B3物質の含まれる両分を巣め濃縮
乾固すると、25011gのSF−2415B3物質が
得られtこ。
実施例 6゜ 実施例3で得られたSF−2415A2及びSF−24
15A3物質を主に含む両分を減圧濃縮すると1.16
 gの粗物質が得られた。この粗物質を少量のメタノー
ル−クロロホルム(1:9)の混液に溶解し、これを予
め同様の混液で充填したセファデックスL H−20(
SOOml)を使用するカラムクロマトグラフィーに付
し、メタ7−ルークロロホルム(1:9)混液で展開し
て活性画分を集め減圧濃縮した。更に得られた岨物質を
0.SFlのシリカゲルにまぶし、予めトルエンで充填
したシリカゲルカラム40論1の上部にのせた。トルエ
ン−酢酸エチル(75: 1 )ついでトルエン−酢酸
エチル(so: i )の展開溶媒で活性物質を溶出し
、SF−241SA2物質の含まれる両分を集め濃縮乾
固すると、54HのSF−2,115A2物質が得られ
た。SF−2415A3物質を主に含む両分は減圧濃縮
し、更に分取用T L C(Merck社製^rt、5
744. R量系ヘキサン−アセトン(3:1))で精
製すると、50噛gSF−2415A3物質が得られた
実施例 7゜ 実施例3で得られたSF−2415A1物質を主に含む
両分を減圧濃縮すると1.14gの粗物質が得られた。
この粗物質を少量のメタノール−クロロホルム(1:9
)の混液に溶解し、これを予め同様の混液で充填したセ
ファデックスLH−20(80(lel)を使用するカ
ラムクロマトグラフィーに付しメタ/−ルークロロホル
ム(1:9)混液で展開して活性画分を集め減圧濃縮す
ると31hgのSF−2415A1物質を主に含む$1
物質が得られた。この粗物質を0.5gのシリカゾルに
まぶし、予めトルエンで充填したシリカゲルカラム60
m lの上部にのせた。トルエン−酢酸エチル(10:
1)の展開溶媒で活性物質を溶出し、SF−2415A
1物質の含まれる画分を集め濃縮乾固すると、132H
のSF−2415A1物質が得られた。
発明の効果 本発明によるSF−2415物質はダラム陽性菌に活性
を示し、抗菌剤としての有用性が期待される。各被検菌
に対する最小発を阻止濃度を第1表に示す。
S、 enLeritidis No、11   >1
00   >100
【図面の簡単な説明】
第1図:SF −2415A3物質の臭化カリウム錠で
の赤外部吸収スペクトルを示す。 第2図:SF−241583物質の臭化カリウム錠での
赤外部吸収スペクトルを示す。 第3図:SF−2415^3物質のメタノール中での紫
外部吸収スペクトルを示す。 第4図:SF−2415^3物質の塩酸−メタノール中
での紫外部吸収スペクトルを示す。 第5図:SF−241583物質のメタ/−ル中での紫
外部吸収スペクトルを示す。 第6図:SF−241583物質の塩酸−メタノール:
8液中での紫外部吸収スペクトルを示す。 第7図:SF−2415^3物質の重クロロホルム中で
の400MIIzの水素核磁気共鳴スペクトルを示す。 第8図:SF−241583物質の重クロロホルム中で
の400MIIzの水素核磁気共鳴スペクトルを示す。 第9図:SF −2415A3物質の重クロロホルム中
での100MIIzの炭素核磁気共鳴スペクトルを示す
。 第10図:SF−241583物質の重クロロホルム中
での100MIlzの炭素核磁気共鳴スペクトルを示す

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の理化学的性状を有する新規抗生物質SF−
    2415A3物質及びその塩。 [1]分子量及び分子式 520、C_2_6H_3_0N_2O_5Cl_2 [2]マススベクトル(FD−MS) m/z521(MH^+) [3]比旋光度 [α]_D+195°(c0.5、MeOH) [4]赤外線吸収スペクトル(KBr法、cm^−^1
    ) 3420、2980、2920、2850、2160、
    2140、1690、1650、1615、1515、
    1430、1390、1370、1270、1165、
    1120、1090、800、750 [5]紫外線吸収スペクトル[λmax nm(ε)] λ^M^e^O^H_m_a_x:204(19500
    )、240(16900、sh)、254(18300
    )、302(18900)、376(4900)、45
    0(3800) λ^M^e^O^H^−^H^C^I:_m_a_x2
    04(14900)、240(17500、sh)25
    2(18400)、301(19200)、375(5
    200)、442(3800) [6]^1H NMRスペクトル(400MHz) 重クロロホルム溶液中、TMSを基準物質として測定し
    た。 δ(ppm):11.36(1H、s)、4.93(1
    H、m)、4.77(1H、br dd)、4.40(
    1H、dd)、2.75(1H、br dd)、2.7
    2(1H、br dd)2.64(1H、dd)、2.
    53(1H、dd)、2.12(3H、s)、1.74
    (4H、br s)、1.64(3H、br s)、1
    .51(6H、br s)、1.38(3H、br d
    )、1.19(3H、s) [7]^1^3C NMRスペクトル(100MHZ) 重クロロホルム溶液中、TMSを基準物質として測定し
    た。 δ(ppm):192.9(s)、192.2(s)、
    173.2(s)、159.8(s)、143.2(s
    )、133.9(s)、131.7(s)、123.1
    (d)、122.9(s)、114.4(d)、112
    .8(s)、83.5(s)、80.8(s)、79.
    1(s)、78.3(s)、58.2(d)、42.9
    (t)、41.7(t)、39.8(t)、28.8(
    q)、26.3(t)、25.8(q)、22.5(q
    )、17.7(q)、16.7(q)、9.3(q) [8]溶解性 メタノール、クロロホルム、酢酸エチル、トルエン、ヘ
    キサンに可溶。水に不溶。 [9]物質の色及び性状 赤色粉末 [10]呈色反応 モリブデン−硫酸、10%硫酸試薬に陽性 [11]薄層クロマトグラフィー 担体:シリカゲルプレート(メルク社製) 展開溶媒系             Rf値 トルエン−酢酸エチル(2:1)   0.67 ヘキサン−アセトン(3:1)    0.53 クロロホルム−メタノール(50:1)0.70
  2. (2)下記の理化学的性状を有する新規抗生物質SF−
    2415B3物質及びその塩。 [1]分子量及び分子式 494、C_2_6H_3_2O_5Cl_2 [2]マススベクトル(FD−MS) m/z494(M^+) [3]比論光度 [α]_D+33°(c 0.5、MeOH) [4]赤外線吸収スペクトル(KBr法、cm^−^1
    ) 3400、2980、2920、2850、1685、
    1640、1600、1500、1430、1390、
    1370、1350、1305、1280、1120、
    1080、930、800、770、710 [5]紫外線吸収スペクトル[λ max nm(ε)
    ] λ^M^e^O^H_m_a_x:205(21400
    )、266(20900)、327(7800)、36
    0(7400) λ^M^e^O^H^−^H^C^l_m_a_x:2
    05(16600)、267(21600)、332(
    7900)、356(7600) [6]^1H NMRスペクトル(400MHZ) 重クロロホルム溶液中、TMSを基準物質として測定し
    た。 δ(ppm):12.14(1H、s)、7.33(1
    H、a)、6.78(1H、br s)、4.87(1
    H、m)、4.70(1H、br t)、4.43(1
    H、dd)、2.71(2H、br d)、2.48(
    1H、dd)、2.43(1H、dd)、2.22(3
    H、s)、1.62(3H、br s)、1.60(2
    H、m)、1.58(2H、m)、1.51(3H、s
    )、1.48(3H、br d)、1.38(3H、b
    r d)、1.18(3H、s) [7]^1^3C NMRスペクトル(100MHz) 重クロロホルム溶液中、TMSを基準物質として測定し
    た。 δ(ppm):196.8(s)、193.4(s、1
    62.1(s)、161.3(s)、142.3(s)
    、131.5(s)、131.4(s)、123.4(
    d)、120.3(s)、114.6(d)、109.
    4(s)、107.0(d)、83.4(s)、79.
    1(s)、78.7(s)、58.8(d)、42.9
    (t)、41.4(t)、39.8(t)、28.9(
    q)、26.1(t)、25.8(q)、22.4(q
    )、17.7(q)、16.7(q)8.6(q) [8]溶解性 メタノール、クロロホルム、酢酸エチル、トルエン、ヘ
    キサンに可溶。水に不溶。 [9]物質の色及び性状 黄色針状結晶 [10]呈色反応 モリブデン−硫酸、10%硫酸試薬に陽性 [11]薄層クロマトグラフィー 担体:シリカゲルプレート(メルク社製) 展開溶媒系             Rf値 トルエン−酢酸エチル(2:1)   0.65 ヘキサン−アセトン(3:1)    0.45 クロロホルム−メタノール(50:1)0.51
  3. (3)ストレプトマイセス(Streptomyces
    )属に属するSF−2415A3物質及びSF−241
    5B3物質生産曹を培地に培養し、その培養物から特許
    請求の範囲第1項及び第2項に記載の化合物またはその
    塩を採取することを特徴とするSF−2415A3物質
    及び/またはSF−2415B3物質の製造法。
  4. (4)ストレプトマイセス(Streptomyces
    )属に属する生産菌がストレプトマイセス・エスピーS
    F−2415(微工研菌寄第8801号)である特許請
    求の範囲第3項記載の製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0376609A2 (en) * 1988-12-27 1990-07-04 Eli Lilly And Company Antibiotic A80915 and process for its production

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