[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPS63161040A - 防汚ゴム組成物 - Google Patents

防汚ゴム組成物

Info

Publication number
JPS63161040A
JPS63161040A JP30771686A JP30771686A JPS63161040A JP S63161040 A JPS63161040 A JP S63161040A JP 30771686 A JP30771686 A JP 30771686A JP 30771686 A JP30771686 A JP 30771686A JP S63161040 A JPS63161040 A JP S63161040A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
halogen
rubber
antifouling
rubber composition
acid acceptor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30771686A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Sugimoto
真一 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP30771686A priority Critical patent/JPS63161040A/ja
Publication of JPS63161040A publication Critical patent/JPS63161040A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、ふじつぼ、藻類等の海中生物の付着による汚
線に耐え得る防汚ゴム組成物に関する。
C従来技術〕 防汚ゴム組成物は、浮標等の海洋構築物に使用される。
このため、防汚ゴム組成物のベースゴムとしては、耐候
性に優れたクロロプレンゴム等のハロゲン含有ゴムが使
用されることが多い。
また、防汚ゴム組成物中の防汚剤としては、■ゴムに比
較的多量に混入できること、および■ゴムとの相溶性(
分散)がよいことなどの理由から、有機スズ化合物が一
般的に用いられている。
しかし、ハロゲン含有ゴムおよび有機スズ化合物を含む
防汚ゴム組成物においては、ハロゲン含有ゴムから遊離
したハロゲンが防汚剤である有機スズ化合物を分解し、
防汚効果を低下させてしまうという欠点がある(特に、
フェニル系有機スズ化合物の場合には、その構造上から
みても不安定であり、ハロゲンの影舌を受は易い)。
そこで、ハロゲン含有ゴムに対する受酸剤として、Mg
Oを配合することが一般的に行われている。しかし、(
a) M g Oとハロゲンとの反応において発生する
ハロゲン化マグネシウムはかなりの強酸であり、この強
酸を中和する作用はMgOにはなく、(bl M g 
Oを多量に混入すれば成る程度の受酸効果は期待できる
が、反面、耐水性が悪化する。このような理由から、M
 g Oに代わる受酸剤が防汚効果増大のため要望され
ている。
〔発明の目的〕
本発明は、耐水性を損なうことなく防汚効果を向上させ
た防汚ゴム組成物を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
このため、本発明は、ハロゲン含有ゴムに対し有機スズ
化合物と受酸剤とを配合してなり、前記受酸剤がスズイ
オンよりもハロゲンと容易に反応する金属と炭酸イオン
とからなる化合物であり、かつ、前記ハロゲン含有ゴム
100重量部に対し該受酸剤を2〜201i量部配合し
たことを特徴とする防汚ゴム組成物を要旨とするもので
ある。
以下、本発明の構成につき詳しく説明する。
本発明で用いるハロゲン含有ゴムは、例えば、塩素化ブ
チルゴム、クロロプレンゴム等のハロゲンを含有するゴ
ムであって、公知のものである。
有機スズ化合物もまた、公知のものである。
例えば、ビス(トリーn−ブチルスズ)オキシド、トリ
ーn−ブチルスズフロライドなどのブチル系有機スズ化
合物、又は例えば、トリフェニルスズクロライド、トリ
フェニルスズハイドロオキサイドなどである。この有機
スズ化合物は、通常の配合割合で用いればよく、ハロゲ
ン含有ゴム100重量部に対し2重量部〜20重量部の
範囲で配合すればよい。
本発明で用いる受酸剤は、スズイオンよりもハロゲンと
容易に反応する金属と炭酸イオンとからなる化合物であ
る。ここで、スズイオンよりもハロゲンと容易に反応す
る金属とは、スズイオンよりもイオン化傾向の高いもの
で、例えば、N’a、に% kl F eなどである。
また、“炭酸イオンとからなる”としたのは、炭酸イオ
ンはイオン交換性でハロゲンを完全に中和できるからで
ある。
この受酸剤としては、例えば、炭酸カリウム、炭酸水素
カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、ハイ
ドロタルサイト類等のいわゆる含炭酸金属化合物が用い
られる。
また、この受酸剤の配合量は、ハロゲン含有ゴム100
重量部に対し2〜20重量部である。
2重量部未満では効果がなく、20重量部を超えると耐
水性、引張強度等が低下するからである。
以下に実施例を示す。
実施例 下記の本発明防汚ゴム組成物および従来防汚ゴム組成物
につき、防汚効果を評価した。
この結果、本発明防汚ゴム組成物が優れた防汚効果を呈
することが判った。
(1)  本発明防汚ゴム組成物。
下記の配合内容(重量部)からなる。
(本頁以下余白) 況イ11妄 クロロプレンゴム        100トリフエニル
スズ ハイドロオキサイド       8 炭酸水素ナトリウム       5 亜鉛華             5 カーボンブラツク        30プロセスオイル
         6 エチレン・千オ尿素       1 (2)  従来防汚ゴム組成物。
受酸剤として炭酸水素ナトリウムを用いる代わりにMg
Oを用いたことを除いて、上記本発明防汚ゴム組成物の
配合内容と同じ。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、受酸剤としてスズ
イオンよりもハロゲンと容易に反応する金属と炭酸イオ
ンとからなる化合物を用いたので、防汚効果に優れた防
汚ゴム組成物を提供することが可能となる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ハロゲン含有ゴムに対し有機スズ化合物と 受酸剤とを配合してなり、前記受酸剤がスズイオンより
    もハロゲンと容易に反応する金属と炭酸イオンとからな
    る化合物であり、かつ、前記ハロゲン含有ゴム100重
    量部に対し該受酸剤を2〜20重量部配合したことを特
    徴とする防汚ゴム組成物。
JP30771686A 1986-12-25 1986-12-25 防汚ゴム組成物 Pending JPS63161040A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30771686A JPS63161040A (ja) 1986-12-25 1986-12-25 防汚ゴム組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30771686A JPS63161040A (ja) 1986-12-25 1986-12-25 防汚ゴム組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63161040A true JPS63161040A (ja) 1988-07-04

Family

ID=17972382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30771686A Pending JPS63161040A (ja) 1986-12-25 1986-12-25 防汚ゴム組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63161040A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7350867B2 (en) 2002-03-29 2008-04-01 Johnson Controls Automotive Systems Corporation Vehicle seat
WO2014061526A1 (ja) * 2012-10-15 2014-04-24 横浜ゴム株式会社 ゴム組成物及びこれを用いる空気入りタイヤ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7350867B2 (en) 2002-03-29 2008-04-01 Johnson Controls Automotive Systems Corporation Vehicle seat
WO2014061526A1 (ja) * 2012-10-15 2014-04-24 横浜ゴム株式会社 ゴム組成物及びこれを用いる空気入りタイヤ
US9724967B2 (en) 2012-10-15 2017-08-08 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Rubber composition and pneumatic tire using the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR930012924A (ko) 수지 안정화제
US5002996A (en) Flame retardant olefinic resin composition
JPH0130856B2 (ja)
JPH0159291B2 (ja)
CA2063990C (en) Flame retardant polymer formulation
JPS63161040A (ja) 防汚ゴム組成物
JP2003064233A (ja) 農業用塩化ビニル系樹脂フィルム及び塩化ビニル系樹脂組成物
JP3409800B2 (ja) 安定化赤リン組成物および難燃性高分子材料
US5342874A (en) Flame retardant polymer formulation
JPH06219732A (ja) 過塩素酸イオン型ハイドロタルサイト類化合物および含ハロゲン樹脂組成物
US6316118B1 (en) Fire-retardant vinyl chloride resin molding
US4264364A (en) Thermally stable smoke suppressant additives to polymeric compositions
JP3465417B2 (ja) 難燃性樹脂組成物及びそれに用いる低融点ガラス組成物
CA2187986A1 (en) Universal epdm/butyl compound for use as an elastomeric barrier in water storage and treatment systems and the like
JPS63161041A (ja) 防汚ゴム組成物
JP4439917B2 (ja) Pvcコンパウンド中の水酸化アルミニウムの安定性改良
JPH0593107A (ja) 難燃性樹脂組成物
JPS60203657A (ja) 含ハロゲン樹脂組成物
KR890701674A (ko) 할로겐화된 중합체로 이루어진 혼합물을 안정화시키기 위한 방법
JPS5837039A (ja) 低発煙性軟質ポリ塩化ビニル組成物
JPH01174552A (ja) 塩素含有樹脂組成物
JPH10298380A (ja) 難燃性塩化ビニル樹脂組成物
SE426398B (sv) Antendningsretarderande tillsatsmedel for pvc innehallande zinkborat samt brandskyddad pvc der tillsatsmedlet ingar
JP3162697B2 (ja) 難燃性塩化ビニル系樹脂組成物
JP2002284948A (ja) 塩化ビニル系樹脂組成物