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JPS6315398B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6315398B2
JPS6315398B2 JP58189039A JP18903983A JPS6315398B2 JP S6315398 B2 JPS6315398 B2 JP S6315398B2 JP 58189039 A JP58189039 A JP 58189039A JP 18903983 A JP18903983 A JP 18903983A JP S6315398 B2 JPS6315398 B2 JP S6315398B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
base fabric
threads
running direction
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58189039A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPS6081391A (en
Inventor
Yukio Hamada
Yoshiharu Uemura
Toichi Nakajima
Seiji Nakagawa
Masakazu Yamamoto
Akira Suzuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP58189039A priority Critical patent/JPS6081391A/en
Priority to CA000463664A priority patent/CA1260749A/en
Priority to ES536193A priority patent/ES536193A0/en
Priority to AU33493/84A priority patent/AU572562B2/en
Priority to EP84870140A priority patent/EP0138797A3/en
Priority to DE198484870140T priority patent/DE138797T1/en
Priority to NO843988A priority patent/NO843988L/en
Priority to FI843927A priority patent/FI85889B/en
Priority to BR8405060A priority patent/BR8405060A/en
Publication of JPS6081391A publication Critical patent/JPS6081391A/en
Publication of JPS6315398B2 publication Critical patent/JPS6315398B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F3/00Press section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F3/02Wet presses
    • D21F3/0209Wet presses with extended press nip
    • D21F3/0218Shoe presses
    • D21F3/0227Belts or sleeves therefor
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/0027Screen-cloths
    • D21F1/0036Multi-layer screen-cloths

Landscapes

  • Paper (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)
  • Belt Conveyors (AREA)
  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

(イ) 産業上の利用分野 この発明は抄紙用エンドレス・ベルトに関する
もので、特に抄紙工程のプレスパートにおけるエ
クステンデツドニツププレス(Extended Nip
Press、以下ENPと略称する。)用ベルトとして
有用である。 (ロ) 従来技術 抄紙工程のプレスパートにおいて、プレスの方
式としてロールプレスおよびENPがあり、種々
の利点を有することからENPが近年普及しつつ
ある。 ENPは、簡単に説明すれば、2枚のフエルト
に挾まれた湿紙の一方側の面を回転ロールでおさ
え、他方側の面をENP用ベルトを介して加圧シ
ユーで加圧し、脱水を行うプレスである。 このENP用ベルトの従来のものとして、英国
特許公開第2106555A号、同2106557A号公報等が
開示されているが、これらは、合成繊維糸を多重
織にした平板状の基布を織り継いでエンドレス状
とし、その片側面に弾性材料層を形設した構成に
なつている。このベルトの弾性材料層面が加圧シ
ユーに摺設され、他方の基布露出面がフエルトに
当接される。 ところが、この従来のものは、合成繊維糸を多
重織にした平板状の基布を織り継いでエンドレス
状としているので、この織り継いだ部分の織物構
造および糸密度などが他の部分と不均一となるた
め、強度的に問題があり、また織継部マークが紙
に発生しやすくなる問題がある。 (ハ) 発明の目的 この発明は、従来のENP用ベルトよりも長時
間使用できかつ紙に織継部マークを発生させない
抄紙用エンドレス・ベルトを提供することを目的
とする。 (ニ) 発明の構成 かくしてこの発明によれば、基布の片面が弾性
材料層で被覆されたベルトであつて、基布は袋織
でエンドレス状に製織され、かつ基布が弾性材料
層で被覆されていない基布露出側において、ベル
トの走行方向の糸の屈曲の頂点に接する平面がベ
ルトの走行方向に交差する方向の糸の屈曲の頂点
に接する平面よりも低い位置となる多重織にて製
織された抄紙用エンドレス・ベルトが提供され
る。 従来のように多重織の平板状基布を織り継いで
エンドレス状ベルトとするためには、織り継ぎ部
の強度を上げるために‘ベルトの走行方向の糸’
を充分からませるべく充分に屈曲を大きくした構
造とする必要がある。すなわち、‘ベルトの走行
方向の糸’がベルト全体にわたつて大きな屈曲を
もつた構造の織り方(いわゆるヨコ多重織)とな
る。一方、ベルトの走行方向に交差する方向で
は、大きな強度を必要としないから、その方向の
屈曲は大きくする必要がない。そこで結局、‘ベ
ルトの走行方向の糸’の屈曲点は、‘ベルトの走
行方向に交差する方向の糸’よりも外側に位置す
ることになる。ところで、‘ベルトの走行方向の
糸’はベルトにおいて最も強度を要求される糸で
あるのに、上記のごとき構造では、その‘ベルト
の走行方向の糸’が直接にフエルトに接触し、最
も早く摩耗してしまうことになる。換言すれば、
従来のように多重織の平板状の基布を織り継いで
エンドレス・ベルトとしたものでは、構造上、最
も強度を要求される糸が最も早く摩耗してしまう
ということになるのを避けることができない。斯
く考察すると共に、この発明の発明者は、種々検
討した結果、基布を袋織の多重織とすることが、
上記問題点を解決しうることを見出したものであ
る。 すなわち、この発明においては、基布を袋織と
したために従来の織り継ぎ部での強度の問題が全
く解消される。また、織り継ぎ部がないので、上
記のごとく‘ベルトの走行方向の糸’の屈曲をこ
とさら大きくする必要がなくなり、従来と同じヨ
コ多重織手法を用いてもその‘ベルトの走行方向
の糸’の屈曲点が‘ベルトの走行方向に交差する
方向の糸’より外側へ位置することを避けうる構
造とする。むしろ逆に‘ベルトの走行方向の糸’
の屈曲点を‘ベルトの走行方向に交差する方向の
糸’よりも内側に位置させる織り方(いわゆるタ
テ多重織)すら可能となる。この結果、最も力の
かかる‘ベルトの走行方向の糸’の摩耗が‘ベル
トの走行方向に交差する方向の糸’の保護によつ
て避けられることとなり、ベルトの耐久性を著し
く向上させうることが見出された。 すなわち、この発明で使用する基布は、多重織
りでかつエンドレス状のものであることを必要と
する点は従来と同じであるが、加えて、従来にお
ける基布のごとき織り継いでエンドレス状とした
ものではなく、袋織によつてエンドレス状に製織
したものであり、しかも基布が弾性材料層で被覆
されていない基布露出側において、ベルトの走行
方向の糸の屈曲の頂点に接する平面がベルトの走
行方向に交差する方向の糸の屈曲の頂点に接する
平面よりも低い位置となる多重織にて製織された
ことを特徴するものである。そこで、この発明の
抄紙用エンドレスベルトは、作用する力が不均等
となる織り継ぎ部を有しないため、公知のENP
用エンドレス・ベルトより強度その他各種の点に
おいて極めて優れているという利点をもつもので
ある。 この発明に係る袋織の基布を製造するにあたつ
ては、いわゆるヨコ多重織およびタテ多重織のい
ずれの織り方をも用いることができる。しかし、
タテ多重織を用いて袋織とするのが、このベルト
の耐久性等より鑑みて好ましい。タテ多重織によ
る袋織をさらに具体的に説明すれば、ベルトの走
行方向と交差する方向の糸を織機の経糸(タテ
糸)とし、ベルトの走行方向の糸を織機の緯糸
(ヨコ糸)として袋織する。この際、ベルトの走
行方向の糸が2層〜4層となる多重織すなわち二
重織〜四重織とするのが通常好ましい。袋織する
場合、両袋耳の経糸密度を他の部分と同じように
するために中板を使用する。製織した基布を所定
の織長さに切断すると、その織物は袋織で製織さ
れているために、そのままでエンドレスの基布ベ
ルトとなる。この基布ベルトを仕上機で所定の張
力下でストレツチし熱風または赤外線または熱シ
リンダーでヒートセツトする。ベルトの走行方向
の糸に与える張力は、たとえば基布ベルトの幅1
cm当り4〜7Kgとする。また熱処理はたとえば
130〜170℃で基布ベルトの熱処理時間は30秒〜
120秒間行なう。 上記基布を製織する糸は、たとえば6−ナイロ
ン、6,6−ナイロン、6,10−ナイロン、12−
ナイロン、芳香族ポリアミド、あるいはポリエス
テルなどのモノフイラメントあるいはマルチフイ
ラメントの合成繊維糸を用いるのが好ましい。 二重織とする場合において、基布露出面側の糸
層のベルトの走行方向の糸は、必要な強力と厚さ
を満たすため、直径0.25mm以上で0.6mm以下のモ
ノフイラメントとし、弾性材料層側の糸層のベル
トの走行方向の糸は、上記の直径モノフイラメン
トとの製織上のバランス及び所定の通気度を得る
ため、1000デニール以上で4000デニール以下のマ
ルチフイラメントのテクスチヤードヤーンあるい
はナイロンのスパンヤーンあるいはポリエステル
のスパンヤーンとし、各層の糸数は、必要な厚
さ、強力および通気度を得るために、1cm当り5
本以上で30本以下とするのが好ましい。 この発明の最も好ましい多重織の形態は三重織
であるが、その場合において、基布露出面側の糸
層のベルトの走行方向の糸は前記二重織の場合と
同種とし、弾性材料層側の糸層のベルトの走行方
向の糸は、弾性材料との接着性を良くするため、
直径が0.25mm以上で0.6mm以下のモノフイラメン
トとするか又は450デニール以上で3500デニール
以下のマルチフイラメントとするか又はそれらの
撚糸とし、これら両糸層に挾まれた中間糸層の糸
は前記二重織の場合の弾性材料層側の糸層のベル
トの走行方向の糸と同種とし、各層の糸数は1cm
当り5本以上で12本以下とするのが好ましい。 四重織の場合において、基布露出面側の糸層お
よびその次の糸層のベルトの走行方向の糸は前記
三重織りの場合の基布露出面側の糸層のベルトの
走行方向の糸と同種とし、基布露出面側から3番
目の糸層および弾性材料層側の糸層のベルトの走
行方向の糸はそれぞれ前記三重織の場合の中間糸
層および弾性材料層側の糸層のベルトの走行方向
の糸と同種とし、これらの各層の糸数は前記三重
織の場合と同数とするのが好ましい。 ベルトの走行方向と交差する方向の糸は、必要
な厚さ、耐摩耗性およびベルトの安定性を得るた
め、直径0.3mm以上で0.7mm以下のモノフイラメン
トで、糸数は1cm当り12本以上で24本以下である
のが好ましい。 上記弾性材料層の弾性材料は、たとえばポリウ
レタン、アクリロニトリルブタジエン、エチレン
アクリル共重合体、フツ化炭化水素、エピクロロ
ヒドリンゴム、ポリエステルエラストマー、軟質
塩化ビニルあるいは熱可塑性ウレタンを用いるの
が好ましい。 弾性材料層の表面は、潤滑油の付着性を向上す
るために砥石等により粗面化が好ましい。 基布露出面に露出している糸の表面には、耐摩
耗性被膜、低摩擦係数被膜、あるいは防水被膜を
形成するのが好ましい。このような被膜として
は、たとえばフツ素樹脂、シリコン樹脂、フツ素
含有のエポキシ樹脂、ウレタン樹脂の被膜を挙げ
ることができる。 このように製造された基布ベルトにおいて、ベ
ルトの走行方向の糸の屈曲の頂点に接する平面よ
りベルトの走行方向に交差する方向の糸の屈曲の
頂点に接する平面を高い位置になるようにし、そ
の間の距離を0.11mm以上で0.33mm以下であるよう
にするのが強度と摩耗性の観点から好ましく、ま
た通気度(JIS L 1079−1976)は20cm3/cm2
sec以上で100cm3/cm2/sec以下であるようにする
のが弾性樹脂層形設の観点から好ましい。 上記において、20cm3/cm2/sec未満では、弾性
材料層中の空気が逃げにくく、また100cm3/cm2
secをこえると、弾性材料が基布を通過してしま
うので好ましくない。 弾性材料層の形設は、たとえば基布ベルトの片
面上に弾性材料を塗布し、硬化後に所定厚さに研
削することで行う。このとき弾性材料が基布の内
部に含浸されるのはよいが、他面にまで浸透して
しまうといけないので、注意する必要がある。こ
のためには硬化時間の短い弾性材料を用いるのが
一つの手段である。また前述のように基布の糸層
にテクスチヤードヤーンを用いて、これにより弾
性材料の浸透を制御するのも一つの手段である。
このテクスチヤードヤーンに代えてスパンヤーン
を用いてもよいが、スパンヤーンは毛羽立ちがあ
り弾性材料内に気泡を生成しやすいから、その場
合には毛焼き処理を行うのが好ましい。 弾性材料が硬化したあと研削して表面を粗面化
し所定厚さとすることにより、弾性材料層が形成
される。弾性材料層の表面の研削及び粗面化の為
に使用する砥石としては、材質が緑色炭化けい素
質(JIS表示;GC)で平均径が840〜500μ(JIS表
示;粒度24)が適当であり、これを用いた場合の
表面粗さはRmax20μmぐらいとなる。またさら
にそのあと基布露出面に露出している糸にスプレ
ー法やデイツピング法により耐摩耗性被膜、低摩
擦係数被膜あるいは防水被膜を形成するのが好ま
しい。 (ホ) 実施例 第1図に示す1は、この発明の抄紙用エンドレ
ス・ベルトの一実施例であり、ベルトの走行方向
αの長さは7.62m、ベルトの走行方向と交差する
方向βの幅は4.76mで、外側の面が基布露出面2
であり、内側がウレタンゴム層3になつている。 第2図は第1図のA−A′断面の一部を示す図
である。エンドレス・ベルト1の厚さT1は2.7mm、
基布4の厚さT2は1.76mm、ウレタンゴム層3の厚
さT3は2.2mmである。ベルトの走行方向αの糸は
基布露出面側糸層x1,x2……と中間糸層y1,y2
…とウレタンゴム層側糸層z1,z2……の3層であ
りかつベルトの走行方向と交差する方向βの糸
k1,k2……はベルトの走行方向の糸x1,x2……
z1,z2……の外側を通つている。基布露出面2側
において、ベルトの走行方向と交差する方向βの
糸k1,k2……の屈曲の頂点に接する仮想平面Pと
ベルトの走行方向αの糸x1,x2……の屈曲の頂点
に接する仮想平面Qの間の距離Hは0.21mmであ
る。 第3図は、基布4の構造を詳細に示すものであ
る。同図イにおいてベルトの走行方向と交差する
方向の糸k1,k2……は直径0.47mmナイロンモノフ
イラメントで、織機において経糸としてセツトさ
れる。ベルトの走行方向の糸のうち第3図イで上
層となる糸x1,x2……は直径0.37mmナイロンモノ
フイラメント、中層となる糸y1,y2……は1600デ
ニールのナイロンマルチフイラメントのテクスチ
ヤードヤーン、下層となる糸z1,z2……は直径
0.37mmナイロンモノフイラメントで、これらは織
機において緯糸としてセツトされる。このように
セツトした経糸と緯糸とを第3図ハに示す組織図
に基づき袋織する。したがつて、製織する際にお
ける経糸がエンドレス・ベルト1のベルトの走行
方向と交差する方向βの糸になり、緯糸がベルト
の走行方向αの糸になる。 上記基布4および上記基布4と同様の構造で糸
の種類を変えた基布の特性を表1−1〜表1−3
に示す。 第4図〜第6図は、基布の多重織の他の実施例
を示すものである。 第4図は、前記第3図とは異なる三重織の他の
実施例を示す。この実施例では、ベルトの走行方
向と交差する方向の糸k2とk4とによりベルトの走
行方向の糸x1,x2……およびz1,z2……が連結さ
れ、かつベルトの走行方向と交差する方向の糸k1
は糸x1,x2だけを織り合せ、ベルトの走行方向と
交差する方向の糸k3は糸z1,z2……だけを織り合
せているのが特徴である。糸k1およびk3の屈曲角
度が大きく、フエルトとの接触面積を広くできる
から、耐摩耗性にすぐれている。 この実施例におけるベルトの走行方向の基布露
出面側の糸層の糸x1,x2……は、直径0.43mmのナ
イロンモノフイラメント、中間糸層となる糸y1
y2……は、1600デニールのナイロンマルチフイラ
メントのテクスチヤードヤーン、ウレタンゴム側
層となるz1,z2……は、直径0.43mmのナイロンモ
ノフイラメントである。ベルトの走行方向と交差
する糸k1,k2……は、直径0.52mmのナイロンモノ
フイラメントである。 この実施例の基布の厚さ、目付等の特性は、表
2のとおりである。 この実施例の基布を使用してエンドレス・ベル
トを作成したときの該ベルトの長さ等は、第1図
〜第2図に示すものと同一である。この実施例の
基布は、第4図ハに示す組織図により製織され
る。 第5図は、ベルトの走行方向の糸x1,x2……
y1,y2……z1,z2……w1,w2……が4層である
四重織の基布を示す。この実施例では、ベルトの
走行方向の基布露出面側の糸層の糸x1,x2……は
直径0.35mmのナイロンモノフイラメント、第1中
間糸層の糸y1,y2……は直径0.35mmのナイロンモ
ノフイラメント、第2中間糸層の糸w1,w2……
は1600デニールのポリエステルスパンヤーン、ウ
レタンゴム層側の糸z1,z2……は直径0.35mmのナ
イロンモノフイラメントである。ベルトの走行方
向と交差する方向の糸k1,k2……は直径0.47mmの
ナイロンモノフイラメントである。 この実施例の基布の厚さ、目付等の特性は、表
3のとおりである。 この実施例の基布を使用してエンドレス・ベル
トを製作したときのベルトの長さ等は、第1図〜
第2図に示すものと同一である。この実施例の基
布は、第5図ハに示す組織図にもとづき製織され
る。 第6図は、ベルトの走行方向の糸x,yが2層
である二重織の基布を示す。この実施例における
ベルトの走行方向の基布露出面側の糸層の糸xは
1600デニールのナイロンマルチフイラメントのテ
クスチヤードヤーン、ウレタンゴム側の糸層の糸
yは直径0.52mmのナイロンモノフイラメントであ
る。ベルトの走行方向と交差する方向の糸k1,k2
は直径0.52mmのナイロンモノフイラメントであ
る。 この実施例の基布の厚さ、目付等の特性は、表
4のとおりである。 この実施例の基布を使用して抄紙用エンドレ
ス・ベルトを製作したときのベルトの長さ等は、
第1図〜第2図に示すものと同一である。この実
施例の基布は、第6図ハに示される組織図にもと
づき製織される。
(a) Industrial application field This invention relates to an endless belt for papermaking, and particularly relates to an extended nip press in the press part of the papermaking process.
Press, hereinafter abbreviated as ENP. ) is useful as a belt. (B) Prior Art In the press part of the papermaking process, there are roll presses and ENP as press methods, and ENP has become popular in recent years because it has various advantages. To put it simply, ENP is a wet paper sandwiched between two sheets of felt. One side of the paper is held down with a rotating roll, and the other side is pressurized with a pressure shoe via an ENP belt to dehydrate it. This is a press to do. Conventional belts for ENP have been disclosed in British Patent Publication No. 2106555A and British Patent Publication No. 2106557A, etc., but these belts are endless by weaving a flat base fabric made of multiple weaves of synthetic fiber threads. It has a configuration in which an elastic material layer is formed on one side. The elastic material layer surface of this belt is slid on the pressure shoe, and the other exposed surface of the base fabric is brought into contact with the felt. However, in this conventional method, a flat base fabric made of multiple weavings of synthetic fiber threads is weaved together to create an endless pattern, so the woven structure and thread density of the spliced parts are uneven compared to other parts. Therefore, there is a problem in terms of strength, and there is also a problem in that weaving joint marks are likely to occur on the paper. (C) Purpose of the Invention The object of the present invention is to provide an endless belt for papermaking that can be used for a longer period of time than conventional ENP belts and does not generate weave joint marks on paper. (d) Structure of the invention Thus, according to the present invention, there is provided a belt in which one side of the base fabric is covered with an elastic material layer, the base fabric is woven in an endless manner with a bag weave, and the base fabric is covered with the elastic material layer. On the exposed side of the base fabric that is not covered, the plane that touches the apex of the bend in the yarn in the running direction of the belt is at a lower position than the plane that touches the apex of the bend in the thread in the direction that crosses the running direction of the belt. A woven endless belt for papermaking is provided. In order to make an endless belt by splicing a multi-layered flat base fabric as in the past, in order to increase the strength of the spliced part, 'threads in the running direction of the belt' are used.
It is necessary to create a structure that has a sufficiently large bend in order to sufficiently entangle the two. In other words, the weave has a structure in which the ``threads in the running direction of the belt'' have large bends throughout the belt (so-called weft multiple weave). On the other hand, since great strength is not required in the direction intersecting the running direction of the belt, there is no need to increase the bending in that direction. Therefore, the bending point of the ``thread in the running direction of the belt'' is located outside of the ``thread in the direction that intersects with the running direction of the belt.'' By the way, the 'thread in the running direction of the belt' is the thread that requires the most strength in the belt, but in the above structure, the 'thread in the running direction of the belt' comes into direct contact with the felt, and the strength is the highest. It will wear out. In other words,
In conventional endless belts made by weaving multiple layers of flat base fabric, it is difficult to avoid the fact that the threads that require the most strength wear out the most quickly. Can not. In addition to considering the above, the inventor of the present invention has conducted various studies and found that it is possible to make the base fabric a multiple bag weave.
It has been discovered that the above problems can be solved. That is, in this invention, since the base fabric is a bag weave, the conventional problem of strength at the weaving joint is completely solved. In addition, since there is no weaving splice, there is no need to increase the bending of the ``threads in the running direction of the belt'' as described above, and even if the same horizontal multiple weaving method as before is used, the ``threads in the running direction of the belt'' The structure is such that the bending point of the belt can be avoided from being located outside of the ``thread in the direction that intersects the running direction of the belt.'' On the contrary, 'thread in the running direction of the belt'
Even a weaving method (so-called warp multiple weave) in which the bending point of the belt is located inside the ``threads in the direction intersecting the running direction of the belt'' is possible. As a result, the wear of the ``threads in the running direction of the belt'' that are subject to the most force can be avoided by protecting the ``threads in the direction that crosses the running direction of the belt,'' which can significantly improve the durability of the belt. was discovered. That is, the base fabric used in this invention is the same as the conventional one in that it needs to be multi-woven and endless, but in addition, it can be weaved repeatedly like the conventional base fabric to have an endless shape. It is woven in an endless manner by bag weaving, and on the exposed side of the base fabric where the base fabric is not covered with an elastic material layer, the plane that touches the apex of the bending of the yarn in the running direction of the belt is It is characterized by being woven in a multiple weave position lower than the plane that touches the apex of the bending of the yarn in the direction that intersects the running direction of the belt. Therefore, the endless belt for papermaking of the present invention does not have a spliced part where the applied force is uneven, and therefore
It has the advantage of being extremely superior in strength and other aspects to endless belts. In manufacturing the bag weave base fabric according to the present invention, both so-called horizontal multiple weave and warp multiple weave can be used. but,
In view of the durability of this belt, it is preferable to use vertical multiple weave to form a bag weave. To explain bag weaving using warp multiple weaving more specifically, the threads in the direction intersecting the running direction of the belt are used as the warp (warp threads) of the loom, and the threads in the running direction of the belt are used as the weft threads (horizontal threads) of the loom. do. In this case, it is usually preferable to use a multiple weave, that is, a double weave to a quadruple weave, in which the threads in the running direction of the belt have two to four layers. In case of bag weaving, a middle board is used to make the warp density of both bag selvedges the same as other parts. When the woven base fabric is cut to a predetermined length, it becomes an endless base fabric belt because the fabric is woven using a bag weave. This base fabric belt is stretched under a predetermined tension in a finishing machine and heat set with hot air, infrared rays, or a heat cylinder. The tension applied to the yarn in the running direction of the belt is, for example, the width of the base fabric belt 1
The weight should be 4 to 7 kg per cm. For example, heat treatment
The heat treatment time for the base fabric belt is 30 seconds at 130-170℃.
Do this for 120 seconds. The threads for weaving the base fabric are, for example, 6-nylon, 6,6-nylon, 6,10-nylon, 12-nylon,
Preferably, monofilament or multifilament synthetic fiber yarns such as nylon, aromatic polyamide, or polyester are used. In the case of double weaving, the threads in the belt running direction of the thread layer on the exposed side of the base fabric should be monofilament with a diameter of 0.25 mm or more and 0.6 mm or less in order to meet the required strength and thickness, and should be made of an elastic material. The yarn in the running direction of the belt in the yarn layer on the layer side is a multifilament textured yarn or nylon of 1000 denier or more and 4000 denier or less, in order to achieve a weaving balance with the monofilament diameter mentioned above and the specified air permeability. spun yarn or polyester spun yarn, and the number of threads in each layer is 5 per cm to obtain the required thickness, strength and air permeability.
It is preferable that the number be at least 30 books and no more than 30 books. The most preferred form of multiple weave in this invention is triple weave. In this case, the threads in the belt running direction of the thread layer on the exposed surface side of the base fabric are of the same type as in the case of the double weave, and The threads in the running direction of the belt in the thread layer have good adhesion to the elastic material.
Either monofilament with a diameter of 0.25 mm or more and 0.6 mm or less, or multifilament with a diameter of 450 denier or more and 3500 denier or less, or a twisted yarn thereof, and the yarn of the intermediate yarn layer sandwiched between these two yarn layers is as described above. In the case of double weave, the yarn layer on the elastic material layer side is the same type as the yarn in the running direction of the belt, and the number of yarns in each layer is 1 cm.
Preferably, the number is 5 or more and 12 or less. In the case of quadruple weave, the threads in the running direction of the belt in the thread layer on the exposed side of the base fabric and the next thread layer are the same as the threads in the running direction of the belt in the thread layer on the exposed side of the base fabric in the triple weave. The threads in the running direction of the belt in the third thread layer from the exposed surface of the base fabric and the thread layer on the elastic material layer side are the same as those in the intermediate thread layer and the thread layer on the elastic material layer side in the case of the triple weave, respectively. It is preferable that the threads are of the same type as those in the running direction of the belt, and that the number of threads in each layer is the same as in the case of the triple weave. In order to obtain the necessary thickness, abrasion resistance, and belt stability, the threads in the direction crossing the running direction of the belt should be monofilament with a diameter of 0.3 mm or more and 0.7 mm or less, and the number of threads should be 12 or more per 1 cm. Preferably, the number is 24 or less. As the elastic material of the elastic material layer, it is preferable to use, for example, polyurethane, acrylonitrile butadiene, ethylene acrylic copolymer, fluorinated hydrocarbon, epichlorohydrin rubber, polyester elastomer, soft vinyl chloride, or thermoplastic urethane. The surface of the elastic material layer is preferably roughened using a grindstone or the like in order to improve the adhesion of lubricating oil. It is preferable to form an abrasion-resistant coating, a low friction coefficient coating, or a waterproof coating on the surface of the yarn exposed on the exposed surface of the base fabric. Examples of such coatings include coatings of fluororesin, silicone resin, fluorine-containing epoxy resin, and urethane resin. In the base fabric belt manufactured in this manner, the plane that is in contact with the apex of the bending of the thread in the direction intersecting the running direction of the belt is located at a higher position than the plane that is in contact with the apex of the bending of the thread in the direction of running of the belt, It is preferable from the viewpoint of strength and abrasion that the distance between them is 0.11 mm or more and 0.33 mm or less, and the air permeability (JIS L 1079-1976) is 20 cm 3 / cm 2 /
From the viewpoint of forming the elastic resin layer, it is preferable that the velocity is not less than sec and not more than 100 cm 3 /cm 2 /sec. In the above, if the velocity is less than 20cm 3 /cm 2 /sec, it is difficult for air in the elastic material layer to escape;
If it exceeds sec, the elastic material will pass through the base fabric, which is not preferable. The elastic material layer is formed, for example, by applying an elastic material onto one side of the base fabric belt, and grinding it to a predetermined thickness after hardening. At this time, it is good that the elastic material is impregnated into the inside of the base fabric, but care must be taken because it must not penetrate to other surfaces. One way to achieve this is to use an elastic material that takes a short curing time. Another method is to use textured yarn in the yarn layer of the base fabric, as described above, to thereby control the permeation of the elastic material.
Spun yarn may be used in place of the textured yarn, but since spun yarn is fluffy and tends to generate air bubbles within the elastic material, in that case it is preferable to perform a fluffing treatment. After the elastic material is hardened, it is ground to roughen the surface and have a predetermined thickness, thereby forming an elastic material layer. For the grindstone used for grinding and roughening the surface of the elastic material layer, it is appropriate that the material is green silicon carbide (JIS: GC) and the average diameter is 840 to 500μ (JIS: particle size: 24). When this is used, the surface roughness will be approximately Rmax 20μm. Furthermore, it is preferable that a wear-resistant coating, a low friction coefficient coating, or a waterproof coating is then formed on the threads exposed on the exposed surface of the base fabric by a spraying method or a dipping method. (E) Embodiment 1 shown in FIG. 1 is an embodiment of the endless belt for papermaking of the present invention. The width is 4.76m, and the outer side is the base fabric exposed side 2.
The inner side is a urethane rubber layer 3. FIG. 2 is a diagram showing a part of the AA' cross section of FIG. 1. The thickness T 1 of endless belt 1 is 2.7 mm,
The thickness T 2 of the base fabric 4 is 1.76 mm, and the thickness T 3 of the urethane rubber layer 3 is 2.2 mm. The threads in the running direction α of the belt are the side thread layers x 1 , x 2 ... on the exposed surface of the base fabric, and the intermediate thread layers y 1 , y 2 ...
... and the urethane rubber layer side thread layer z 1 , z 2 ... and the thread in the direction β that intersects the running direction of the belt.
k 1 , k 2 ... are the threads x 1 , x 2 ... in the running direction of the belt
It passes outside of z 1 , z 2 .... On the side of the base fabric exposed surface 2, a virtual plane P touches the bending vertices of the yarns k 1 , k 2 . The distance H between the virtual planes Q that are in contact with the vertices of the bend is 0.21 mm. FIG. 3 shows the structure of the base fabric 4 in detail. In the figure (A), the threads k 1 , k 2 . . . in the direction crossing the running direction of the belt are nylon monofilaments with a diameter of 0.47 mm, and are set as warp threads in a loom. Among the yarns in the running direction of the belt, the upper layer yarns x 1 and x 2 ... in Figure 3 A are nylon monofilament with a diameter of 0.37 mm, and the middle layer yarns y 1 and y 2 ... are 1600 denier nylon multifilament. textured yarn, the underlying yarn z 1 , z 2 ... is the diameter
0.37mm nylon monofilaments, these are set as weft threads on the loom. The warp and weft yarns set in this way are woven together based on the organization chart shown in FIG. 3C. Therefore, during weaving, the warp becomes a thread in the direction β that intersects the running direction of the endless belt 1, and the weft becomes a thread in the belt running direction α. Tables 1-1 to 1-3 show the characteristics of the above base fabric 4 and the base fabrics with the same structure as the above base fabric 4 but with different types of threads.
Shown below. FIGS. 4 to 6 show other embodiments of multiple weave of the base fabric. FIG. 4 shows another embodiment of a triple weave different from that shown in FIG. 3. In this embodiment , the threads x 1 , x 2 . . . and z 1 , z 2 . Thread k in the direction crossing the running direction 1
is characterized in that only yarns x 1 and x 2 are woven together, and yarn k 3 in the direction intersecting the running direction of the belt is woven together only yarns z 1 , z 2 . . . . Since the bending angles of the yarns k1 and k3 are large and the contact area with the felt can be widened, it has excellent abrasion resistance. In this example, the threads x 1 , x 2 ... of the thread layer on the exposed surface side of the base fabric in the running direction of the belt are nylon monofilament with a diameter of 0.43 mm, the thread y 1 , which becomes the intermediate thread layer,
y 2 ... is a textured yarn of 1600 denier nylon multifilament, and z 1 , z 2 ..., which will be the urethane rubber side layer, are nylon monofilament with a diameter of 0.43 mm. The threads k 1 , k 2 ... that intersect with the running direction of the belt are nylon monofilaments with a diameter of 0.52 mm. The characteristics of the base fabric of this example, such as thickness and basis weight, are as shown in Table 2. When an endless belt was made using the base fabric of this example, the length etc. of the belt were the same as those shown in FIGS. 1 and 2. The base fabric of this example is woven according to the organization chart shown in FIG. 4C. Figure 5 shows the threads x 1 , x 2 . . . in the running direction of the belt.
y 1 , y 2 ... z 1 , z 2 ... w 1 , w 2 ... indicates a four-layer weave base fabric. In this example, the threads x 1 , x 2 ... of the thread layer on the exposed surface side of the base fabric in the running direction of the belt are nylon monofilament with a diameter of 0.35 mm, and the threads y 1 , y 2 ... of the first intermediate thread layer are nylon monofilament with a diameter of 0.35 mm. are nylon monofilament with a diameter of 0.35 mm, and the threads w 1 , w 2 of the second intermediate thread layer are...
is 1600 denier polyester spun yarn, and the threads z 1 , z 2 on the urethane rubber layer side are nylon monofilament with a diameter of 0.35 mm. The threads k 1 , k 2 . . . in the direction crossing the running direction of the belt are nylon monofilaments with a diameter of 0.47 mm. The characteristics of the base fabric of this example, such as thickness and basis weight, are as shown in Table 3. The belt length etc. when manufacturing an endless belt using the base fabric of this example are shown in Figure 1~
It is the same as that shown in FIG. The base fabric of this example is woven based on the organization chart shown in FIG. 5C. FIG. 6 shows a double-woven base fabric having two layers of yarns x and y in the running direction of the belt. In this example, the yarn x of the yarn layer on the exposed surface side of the base fabric in the running direction of the belt is
The textured yarn is 1600 denier nylon multifilament, and the yarn y in the yarn layer on the urethane rubber side is nylon monofilament with a diameter of 0.52 mm. Threads k 1 , k 2 in the direction that intersects the running direction of the belt
is a nylon monofilament with a diameter of 0.52 mm. The characteristics of the base fabric of this example, such as thickness and basis weight, are as shown in Table 4. The length of the belt when an endless belt for papermaking is manufactured using the base fabric of this example is as follows:
This is the same as that shown in FIGS. 1 and 2. The base fabric of this example is woven based on the organization chart shown in FIG. 6C.

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

【表】 ーンは、毛焼処理をしている。
[Table] The corn has been subjected to a sintering process.

【表】 (ヘ) 発明の効果 この発明の抄紙用エンドレス・ベルトは、上述
した構成で、基布は袋織でエンドレス状に製織さ
れ、かつこの基布が弾性材料層で被覆されていな
い基布露出側において、ベルトの走行方向の糸の
屈曲の頂点に接する平面がベルトの走行方向に交
差する方向の糸の屈曲の頂点に接する平面よりも
低い位置となるように、すなわちベルトの走行方
向の糸よりもベルトの走行方向に交差する方向の
糸が外側に位置する構造とすれば、ベルトの走行
方向の糸がベルトの走行方向に交差する糸で保護
される構造となり、フエルトとの当接により外側
から糸が摩耗してくるが、主として摩耗するのは
高張力を受けないベルトの走行方向に交差する糸
で、高張力を受けるベルトの走行方向の糸は、ほ
とんど摩耗しない。この結果、ベルトは長寿命と
なり、長期間にわたり安定して湿紙の水分の搾出
を行ない得る利点がある。ちなみに、第1図のエ
ンドレス・ベルトの試験片30mm幅×500mm長で、 屈曲往復行程 130mm 屈曲往復速度 180回/分 環境温度 25℃〜35℃ 試験荷重 100Kg のベルト屈曲試験(JIS K 6323に準拠)を行な
つたところ、従来品では約50万回で試験片の走行
方向の糸の摩耗がひどく、使用に絶えなくなつた
のに、本発明品は約100万回まで試験片の走行方
向の糸の摩耗がほとんどみられなかつた。すなわ
ち本発明品は、従来品の2倍以上のライフがある
と推定される。また、袋織によりエンドレスに製
織されるので、基布の組織、厚さ及び通気度が不
均一になる織継部がなく、紙のマークトラブル発
生がない。
[Table] (F) Effects of the Invention The endless belt for papermaking of the present invention has the above-described structure, and the base fabric is endlessly woven with a bag weave, and the base fabric is not covered with an elastic material layer. On the exposed side, the plane in contact with the apex of the bend in the yarn in the running direction of the belt is at a lower position than the plane in contact with the apex of the bend in the thread in the direction crossing the running direction of the belt, that is, in the running direction of the belt. If the structure is such that the threads in the direction that intersects with the running direction of the belt are located on the outside of the threads, the threads in the running direction of the belt will be protected by the threads that intersect with the running direction of the belt, thereby preventing contact with the felt. As a result, the threads are worn from the outside, but the threads that cross the running direction of the belt, which are not subject to high tension, are mainly worn, and the threads that are subject to high tension, that are in the running direction of the belt, are hardly worn. As a result, the belt has a long service life and has the advantage of being able to stably squeeze out moisture from the wet paper over a long period of time. By the way, a belt bending test (based on JIS K 6323) was carried out using the endless belt test piece shown in Figure 1, 30 mm wide x 500 mm long, with a reciprocating bending stroke of 130 mm, a reciprocating bending speed of 180 times/min, an environmental temperature of 25°C to 35°C, and a test load of 100 kg. ), it was found that with the conventional product, the threads in the running direction of the test piece were worn out so much after about 500,000 cycles that it became unusable, but the product of the present invention could not be used in the running direction of the test piece until about 1,000,000 cycles. There was almost no wear on the threads. In other words, the product of the present invention is estimated to have a lifespan more than twice that of the conventional product. Furthermore, since the fabric is endlessly woven by bag weaving, there are no weaving joints where the texture, thickness, and air permeability of the base fabric are uneven, and there is no problem with paper marks.

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of the drawing]

第1図はこの発明の抄紙用エンドレス・ベルト
の一実施例の斜視図、第2図は第1図のA−
A′断面の一部拡大図、第3図イ,ロ,ハは第1
図に示すエンドレス・ベルトに用いる基布の断面
構造図、織り方の説明断面図および組織図、第4
図〜第6図はそれぞれ基布の他の実施例の第3図
相当図である。 1……抄紙用エンドレス・ベルト、2……基布
露出面、3……ウレタンゴム層、4……基布、α
……ベルトの走行方向、β……ベルトの走行方向
と交差する方向、x1,x2……y1,y2……z1,z2
…ベルトの走行方向の糸、k1,k2……ベルトの走
行方向と交差する方向の糸。
FIG. 1 is a perspective view of an embodiment of the endless belt for papermaking according to the present invention, and FIG.
Partially enlarged view of cross section A', Figure 3 A, B, and C are the first
A cross-sectional structural diagram of the base fabric used in the endless belt shown in the figure, an explanatory cross-sectional diagram of the weaving method, and an organization chart, Part 4
6 to 6 are views corresponding to FIG. 3 of other embodiments of the base fabric, respectively. 1...Endless belt for paper making, 2...Exposed surface of base fabric, 3...Urethane rubber layer, 4...Base fabric, α
...Belt running direction, β...Direction intersecting the belt running direction, x 1 , x 2 ... y 1 , y 2 ... z 1 , z 2 ...
...Threads in the running direction of the belt, k 1 , k 2 ...Threads in the direction that intersects with the running direction of the belt.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 基布の片面が弾性材料層で被覆されたベルト
であつて、基布は袋織でエンドレス状に製織さ
れ、かつ基布が弾性材料層で被覆されていない基
布露出側において、ベルトの走行方向の糸の屈曲
の頂点に接する平面がベルトの走行方向に交差す
る方向の糸の屈曲の頂点に接する平面よりも低い
位置となる多重織にて製織されたことを特徴とす
る抄紙用エンドレス・ベルト。 2 ベルトの走行方向の糸の屈曲の頂点に接する
平面とベルトの走行方向に交差する方向の糸の屈
曲の頂点に接する平面との間の距離が0.11mm以上
で0.33mm以下である請求の範囲第1項記載の抄紙
用エンドレス・ベルト。 3 基布の多重織が、ベルトの走行方向の糸が3
層になる三重織である請求の範囲第1項及び第2
項のいずれかに記載の抄紙用エンドレス・ベル
ト。 4 3層のベルトの走行方向の糸のうち、弾性材
料層側に最も近い層の糸は、直径が0.25mm以上で
0.6mm以下のナイロンモノフイラメント又はポリ
エステルモノフイラメントであり、次に近い層の
糸は1000デニール以上で4000デニール以下のナイ
ロンマルチフイラメントのテクスチヤードヤーン
あるいはナイロン又はポリエステルのスパンヤー
ンであり、また最も遠い層の糸は直径が0.25mm以
上で0.6mm以下のナイロンモノフイラメント又は
ポリエステルモノフイラメントであり、これら各
層における糸数は1cm当り5本以上で12本以下で
ある請求の範囲第3項記載の抄紙用エンドレス・
ベルト。 5 ベルトの走行方向に交差する方向の糸が、直
径0.3〜0.7mmのナイロンモノフイラメントであ
り、かつ糸数は1cm当り12本以上で24本以下であ
る請求の範囲第1項〜第4項のいずれかに記載の
抄紙用エンドレス・ベルト。 6 弾性材料層が、製織した基布の片側面にウレ
タンエラストマーを塗布しかつ基布の他側面に滲
出しない程度に含浸させて形設されたものである
請求の範囲第1項〜第5項のいずれかに記載の抄
紙用エンドレス・ベルト。 7 基布露出面に露出している糸の表面に耐摩耗
性被膜が形成されている請求の範囲第1項〜第6
項のいずれかに記載の抄紙用エンドレス・ベル
ト。
[Scope of Claims] 1. A belt in which one side of a base fabric is covered with an elastic material layer, the base fabric is endlessly woven with a bag weave, and the base fabric is exposed without being covered with the elastic material layer. The belt is characterized by being woven in a multi-layered weave in which the plane that touches the apex of the bend in the yarn in the running direction of the belt is at a lower position than the plane that touches the apex of the bend in the thread in the direction that crosses the running direction of the belt. Endless belt for paper making. 2 Claims in which the distance between the plane that is in contact with the apex of the bend in the thread in the running direction of the belt and the plane that is in contact with the apex of the bend in the thread in the direction that intersects with the running direction of the belt is 0.11 mm or more and 0.33 mm or less The endless belt for papermaking described in item 1. 3 The multiple weave of the base fabric is such that the threads in the running direction of the belt are 3
Claims 1 and 2 are triple weave layers.
The endless belt for papermaking described in any of the above. 4 Among the threads in the running direction of the three-layer belt, the threads in the layer closest to the elastic material layer have a diameter of 0.25 mm or more.
Nylon monofilament or polyester monofilament of 0.6 mm or less, the next nearest layer is textured yarn of nylon multifilament or spun yarn of nylon or polyester of 1000 denier or more and 4000 denier or less, and the furthest layer The endless thread for paper making according to claim 3, wherein the thread is nylon monofilament or polyester monofilament with a diameter of 0.25 mm or more and 0.6 mm or less, and the number of threads in each layer is 5 or more and 12 or less per 1 cm.
belt. 5. The method according to claims 1 to 4, wherein the threads in the direction crossing the running direction of the belt are nylon monofilament with a diameter of 0.3 to 0.7 mm, and the number of threads is 12 or more and 24 or less per 1 cm. The endless belt for papermaking described in any of the above. 6. Claims 1 to 5, wherein the elastic material layer is formed by applying urethane elastomer to one side of a woven base fabric and impregnating the other side of the base fabric to an extent that it does not bleed. An endless belt for papermaking according to any of the above. 7. Claims 1 to 6 in which an abrasion-resistant coating is formed on the surface of the yarn exposed on the exposed surface of the base fabric.
The endless belt for papermaking described in any of the above.
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