JPS63156878A - 接着剤付きシ−ト - Google Patents
接着剤付きシ−トInfo
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- JPS63156878A JPS63156878A JP30439286A JP30439286A JPS63156878A JP S63156878 A JPS63156878 A JP S63156878A JP 30439286 A JP30439286 A JP 30439286A JP 30439286 A JP30439286 A JP 30439286A JP S63156878 A JPS63156878 A JP S63156878A
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Landscapes
- Adhesive Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、ラミネートやカバーリングに用いられる保
護用シートや装飾用シートとなり、あるいは、熱溶融性
材料でできたシートあるいは袋状体等に開いた穴の修理
等に用いられる補修用シートとなる等、多くの用途を有
する接着剤付きシートに関する。
護用シートや装飾用シートとなり、あるいは、熱溶融性
材料でできたシートあるいは袋状体等に開いた穴の修理
等に用いられる補修用シートとなる等、多くの用途を有
する接着剤付きシートに関する。
従来、一般に用いられている接着剤は液状のものが多い
。ポリ塩化ビニル(PVC)シート用の接着剤について
も例外ではなく、全てが液状である。
。ポリ塩化ビニル(PVC)シート用の接着剤について
も例外ではなく、全てが液状である。
つぎに、板状の金属、木材あるいは剛性を有するプラス
チックスをある大きさに切断したものとPVCシートを
貼りあわせる場合の従来の工程を第10図を用いて説明
する。図にみるように、ロール状に巻かれたPVCシー
ト1を搬送用コンベア2に送り、コンベア2上でゾルコ
ーター3によりpvcシート1上面にpvcゾル4を薄
く均一に塗布する。PvCゾルが塗布されたPVCシー
ト1の上に、木材製、金属製あるいは剛性プラスチック
ス製等の板体(板状の被ラミネート材)5を載置したの
ち、ホットプレス6に送る。ホットプレス6によりPV
Cシート1と板体5に熱と圧を加えてPVCゾル4をゲ
ル化させて、板体5にPVCシート4を接着し、ラミネ
ートを完了させる。板体5が接着されたPVCシート1
は、搬送用ピンチロール7により、ホットプレス6から
引き出される。
チックスをある大きさに切断したものとPVCシートを
貼りあわせる場合の従来の工程を第10図を用いて説明
する。図にみるように、ロール状に巻かれたPVCシー
ト1を搬送用コンベア2に送り、コンベア2上でゾルコ
ーター3によりpvcシート1上面にpvcゾル4を薄
く均一に塗布する。PvCゾルが塗布されたPVCシー
ト1の上に、木材製、金属製あるいは剛性プラスチック
ス製等の板体(板状の被ラミネート材)5を載置したの
ち、ホットプレス6に送る。ホットプレス6によりPV
Cシート1と板体5に熱と圧を加えてPVCゾル4をゲ
ル化させて、板体5にPVCシート4を接着し、ラミネ
ートを完了させる。板体5が接着されたPVCシート1
は、搬送用ピンチロール7により、ホットプレス6から
引き出される。
前記工程においては、接着剤となるPVCゾルが、液状
(いわゆる、ゾル状)であるので、板体を置いたとき気
泡が入りやすく、そのため、接着不良を起こすことが多
かった。また、接着剤の流失や塗りむら等によっても接
着不良が生じることが多かった。PVCシートは、接着
剤を用いないで、これに圧力と熱を直接に加えることに
よりラミネーI−させることも行われているが、この場
合には、圧力や温度の不足によって接着不良が生じるこ
とが多かアた。
(いわゆる、ゾル状)であるので、板体を置いたとき気
泡が入りやすく、そのため、接着不良を起こすことが多
かった。また、接着剤の流失や塗りむら等によっても接
着不良が生じることが多かった。PVCシートは、接着
剤を用いないで、これに圧力と熱を直接に加えることに
よりラミネーI−させることも行われているが、この場
合には、圧力や温度の不足によって接着不良が生じるこ
とが多かアた。
前記のように、pvcシートに板体を貼り合わせる場合
のほか、PVCシート同志を貼り合わせる場合、あるい
は、硬質のpvc@と軟質PVC材料を貼り合わせる場
合においても、接着剤で貼り合わせるか、あるいは、圧
力と熱を直接加えて貼り合わせるときは、やはり、接着
不良が生じることが多かった。
のほか、PVCシート同志を貼り合わせる場合、あるい
は、硬質のpvc@と軟質PVC材料を貼り合わせる場
合においても、接着剤で貼り合わせるか、あるいは、圧
力と熱を直接加えて貼り合わせるときは、やはり、接着
不良が生じることが多かった。
〔発明の目的〕
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであ
って、接着不良が生じる恐れの非常に少ない接着剤付き
シートを提供することを目的としている。
って、接着不良が生じる恐れの非常に少ない接着剤付き
シートを提供することを目的としている。
前記のような目的を達成するため、この発明は、熱溶融
性材料からなるシート状基体の少なくとも片面に、常温
では固形で接着性を有しない熱溶融性接着層が設けられ
ている接着剤付きシートをその要旨としている。
性材料からなるシート状基体の少なくとも片面に、常温
では固形で接着性を有しない熱溶融性接着層が設けられ
ている接着剤付きシートをその要旨としている。
以下に、この発明の詳細な説明する。
第3図は、この発明にかかる接着剤付きシートをあられ
す。図にみるように、この接着剤付きシート8は、シー
ト状基体9の片面に接着mlOが設けられている。シー
ト状基体9は、PvC等の熱溶融性材料からなる。接着
FflOは、熱溶融性を有し、常温下では、固形状で接
着性を有しない接着剤で構成されている。このような接
着剤としては、たとえば、PVCのゾル状のものを、こ
れに熱を加えることによって半ゲルの状態としたものが
あげられる。ここで、半ゲルの状態とは、ゾルとゲルの
中間の状態を指し、常温では固体であってベタつかず、
また、完全にゲル化していないので低い温度で熔融状態
になる性質を持った状態である。
す。図にみるように、この接着剤付きシート8は、シー
ト状基体9の片面に接着mlOが設けられている。シー
ト状基体9は、PvC等の熱溶融性材料からなる。接着
FflOは、熱溶融性を有し、常温下では、固形状で接
着性を有しない接着剤で構成されている。このような接
着剤としては、たとえば、PVCのゾル状のものを、こ
れに熱を加えることによって半ゲルの状態としたものが
あげられる。ここで、半ゲルの状態とは、ゾルとゲルの
中間の状態を指し、常温では固体であってベタつかず、
また、完全にゲル化していないので低い温度で熔融状態
になる性質を持った状態である。
この発明にかかる接着剤付きシートは、加熱により接着
層を溶融させることにより、ラミネー1−やコーティン
グ等をさせることができる。
層を溶融させることにより、ラミネー1−やコーティン
グ等をさせることができる。
この発明にかかる接着剤付きシートは、前記のように常
温下では固形状で接着性を有しない接着層を有するので
、接着剤が流失することもなく、ラミネートやコーティ
ング等の際気泡が生じにくい。そのため、接着不良が生
じる恐れが非常に少ない。このように接着不良が生じる
恐れが少なく、接着層かへ夕つかないので、ラミネー1
−やコーティング等の作業性も向上する。また、シート
状基体が熱溶融性材料でできているので、シート状基体
自体を熱溶着させることも可能である。
温下では固形状で接着性を有しない接着層を有するので
、接着剤が流失することもなく、ラミネートやコーティ
ング等の際気泡が生じにくい。そのため、接着不良が生
じる恐れが非常に少ない。このように接着不良が生じる
恐れが少なく、接着層かへ夕つかないので、ラミネー1
−やコーティング等の作業性も向上する。また、シート
状基体が熱溶融性材料でできているので、シート状基体
自体を熱溶着させることも可能である。
前記実施例は、シート状基体の片面のみに接着層が設け
られているが、両面に設けられるようであってもよい。
られているが、両面に設けられるようであってもよい。
つぎに、この発明にかかる接着剤付きシートの製造例を
、第1図により説明する。
、第1図により説明する。
図にみるように、まず、ロール状に巻かれたPvC製シ
ート状基体9を搬送用コンベア2に送り、コンヘア2上
でゾルコーター3によりPvC製シー1−状基体9上面
にPVCゾル4を薄く均一に塗布する。PVCゾルが塗
布されたPVC製シート状基体9をボットプレス6に送
り、ここで加圧しつつ熱を加えてPVCゾル4を半ゲル
状とする。そして、PVC製シート状基体9の上面に接
着層を備えた接着剤付きシート8を得る。この例のよう
にPvCゾルを用いる場合は、ホットプレス6の温度を
約100°Cとし、プレス時間は約1分とするとよい。
ート状基体9を搬送用コンベア2に送り、コンヘア2上
でゾルコーター3によりPvC製シー1−状基体9上面
にPVCゾル4を薄く均一に塗布する。PVCゾルが塗
布されたPVC製シート状基体9をボットプレス6に送
り、ここで加圧しつつ熱を加えてPVCゾル4を半ゲル
状とする。そして、PVC製シート状基体9の上面に接
着層を備えた接着剤付きシート8を得る。この例のよう
にPvCゾルを用いる場合は、ホットプレス6の温度を
約100°Cとし、プレス時間は約1分とするとよい。
ホットプレスの温度を高くすれば、その分だけプレス時
間を短くしてもよく、ホットプレス6の温度を低くすれ
ば、その分だけプレス時間を長(してもよい。接着剤付
きシート8は、搬送用ピンチロール7によりボッ1−プ
レス6から引き出され、ロール状に巻かれる。
間を短くしてもよく、ホットプレス6の温度を低くすれ
ば、その分だけプレス時間を長(してもよい。接着剤付
きシート8は、搬送用ピンチロール7によりボッ1−プ
レス6から引き出され、ロール状に巻かれる。
第2図を用い、前記のようにして得られた接着剤付きシ
ートを木材製、金属製あるいは剛性プラスチックス製等
の板体(ピース状)にラミネートする例を示す。
ートを木材製、金属製あるいは剛性プラスチックス製等
の板体(ピース状)にラミネートする例を示す。
図にみるように、まず、ロール状に巻かれた接着剤付き
シート8を搬送用コンベア2に送り、コンベア2上で接
着剤付きシート8の上面(接着層のある面)に、板体(
板状の被ラミネート材)5を載置したのち、ホットプレ
ス6に送る。ホットプレス6により接着剤付きシート8
と板体5とを加熱、加圧する。このとき、接着剤付きシ
ート8の接着層を構成している半ゲル状のPVC(PV
Cゾル、半ゲル)は完全にゲル化し、接着力を発揮する
ようになる。この例のように接着層が半ゲル状のPvC
からなる場合は、たとえば、ホットプレス6の温度を1
70℃とし、加圧時間は2〜3分くらいとするとよい。
シート8を搬送用コンベア2に送り、コンベア2上で接
着剤付きシート8の上面(接着層のある面)に、板体(
板状の被ラミネート材)5を載置したのち、ホットプレ
ス6に送る。ホットプレス6により接着剤付きシート8
と板体5とを加熱、加圧する。このとき、接着剤付きシ
ート8の接着層を構成している半ゲル状のPVC(PV
Cゾル、半ゲル)は完全にゲル化し、接着力を発揮する
ようになる。この例のように接着層が半ゲル状のPvC
からなる場合は、たとえば、ホットプレス6の温度を1
70℃とし、加圧時間は2〜3分くらいとするとよい。
板体5が接着された接着剤付きシート8は、搬送用ピン
チロール7により、ホットプレス6から引き出される。
チロール7により、ホットプレス6から引き出される。
この発明にかかる接着剤付きシートは、シート状や袋状
のものに穴が開いた場合に、修理用の補材としても使用
することができる。その例をつぎに説明する。
のものに穴が開いた場合に、修理用の補材としても使用
することができる。その例をつぎに説明する。
まず、第4図に示されているように、接着剤付きシート
を所定の大きさに切断して、修理用の補材11をつくる
。第5図に示されているように、レジャー用の浮き輪1
2に小穴13が開いたときは、つぎのようにして修理を
行う。第6図に示されているように、浮き輸12の中の
空気を抜き、接着層9を内側にして修理用補材11を接
着面12aにあてる。修理用補材11の上から離型用の
シート14をあて、離型用シート14の上から、家庭用
のアイロン15等により加熱して、修理用補材11を接
着面12aに接着させる。離型用シート14としては、
ポリエチレンテレフタレートCPET)やフッソ系樹脂
のフィルム、織物等が用いられる。アイロン15を外し
、温度が充分下がってから離型シート14を剥がせば、
修理が完了する。
を所定の大きさに切断して、修理用の補材11をつくる
。第5図に示されているように、レジャー用の浮き輪1
2に小穴13が開いたときは、つぎのようにして修理を
行う。第6図に示されているように、浮き輸12の中の
空気を抜き、接着層9を内側にして修理用補材11を接
着面12aにあてる。修理用補材11の上から離型用の
シート14をあて、離型用シート14の上から、家庭用
のアイロン15等により加熱して、修理用補材11を接
着面12aに接着させる。離型用シート14としては、
ポリエチレンテレフタレートCPET)やフッソ系樹脂
のフィルム、織物等が用いられる。アイロン15を外し
、温度が充分下がってから離型シート14を剥がせば、
修理が完了する。
つぎに、第7図を用いて、簡易床暖房システムにおける
暖房パネルの修理を行う場合について説明する。図にみ
るように、この簡易床暖房システムは、半密閉型の石油
ストーブ16および床暖房パネル17を備えている。石
油ストーブ16の煙突16a内には熱交換器(図示せず
)が設けられており、この熱交換機と床暖房パネル17
とは循環路18でつながれている。循環路1日にはポン
プユニット19が設けられており、これにより前記熱交
換器と床暖房パネル17との間で水を循環させ、前記熱
交換器でつくられた温水の熱を床暖房パネル17で放出
させるようになっている。床暖房パネル17としては、
金属製のパネルが使用されることが多いが、一部には、
軟質塩化ビニル樹脂製の柔らかいパネルも使われている
。このような樹脂製の床暖房パネル17の表面に穴20
が開いた場合、当然、内部の水が漏れて漏水21が生じ
ることになるため、修理が必要となる。この場合、まず
、第8図に示されているように、床暖房パネル17に開
いた穴20の近辺を発熱させたコテ22で軽く触って穴
20の表側に薄い膜17aを設け、床暖房パネル17内
の水が出てこないよう仮止めする。つぎに、第9図に示
されているように、接着N9を内側に向けるようにして
、床暖房パネル17の膜172部分に、修理用補材(接
着剤付きシート)11をあて、その上から離型用シート
14をあてる。離型用シート14の上から、アイロン1
5等で修理用補材11を加熱して修理用補材11を床暖
房パネル17に接着する。
暖房パネルの修理を行う場合について説明する。図にみ
るように、この簡易床暖房システムは、半密閉型の石油
ストーブ16および床暖房パネル17を備えている。石
油ストーブ16の煙突16a内には熱交換器(図示せず
)が設けられており、この熱交換機と床暖房パネル17
とは循環路18でつながれている。循環路1日にはポン
プユニット19が設けられており、これにより前記熱交
換器と床暖房パネル17との間で水を循環させ、前記熱
交換器でつくられた温水の熱を床暖房パネル17で放出
させるようになっている。床暖房パネル17としては、
金属製のパネルが使用されることが多いが、一部には、
軟質塩化ビニル樹脂製の柔らかいパネルも使われている
。このような樹脂製の床暖房パネル17の表面に穴20
が開いた場合、当然、内部の水が漏れて漏水21が生じ
ることになるため、修理が必要となる。この場合、まず
、第8図に示されているように、床暖房パネル17に開
いた穴20の近辺を発熱させたコテ22で軽く触って穴
20の表側に薄い膜17aを設け、床暖房パネル17内
の水が出てこないよう仮止めする。つぎに、第9図に示
されているように、接着N9を内側に向けるようにして
、床暖房パネル17の膜172部分に、修理用補材(接
着剤付きシート)11をあて、その上から離型用シート
14をあてる。離型用シート14の上から、アイロン1
5等で修理用補材11を加熱して修理用補材11を床暖
房パネル17に接着する。
アイロン15を外し、温度が充分下がってから、離型用
シート14を剥がせば、修理完了となる。
シート14を剥がせば、修理完了となる。
修理用補材は、接着不良が生じる恐れが少なく、接着層
かベタつかないので、修理作業性が非常に良好である。
かベタつかないので、修理作業性が非常に良好である。
この発明にかかる接着剤付きシーI−は、熱溶融性材料
からなるシート状基体の少なくとも片面に、常温では固
形で接着性を有しない熱溶融性接着層が設けられている
ので、接着不良が生じる恐れが非常に少ない。しかも、
接着不良が生じる怨れが少なく、接着層がペタつかない
ので、ラミネートやコーティング等の作業性も良好で、
穴開き修理の作業性も良好゛となる。
からなるシート状基体の少なくとも片面に、常温では固
形で接着性を有しない熱溶融性接着層が設けられている
ので、接着不良が生じる恐れが非常に少ない。しかも、
接着不良が生じる怨れが少なく、接着層がペタつかない
ので、ラミネートやコーティング等の作業性も良好で、
穴開き修理の作業性も良好゛となる。
第1図はこの発明にかかる接着剤付きシートの製造工程
の1例をあられす説明図、第2図は同接着剤付きシート
を用いたラミネート工程の説明図、第3図は同接着剤付
きシートの構成説明図、第4図は同接着剤付きシートか
らつくられた修理用補材の斜視図、第5図は穴の開いた
浮き輪の斜視図、第6図は同浮き輪の修理用補材を用い
た修理工程の説明図、第7図は床暖房パネルに穴が開い
た簡易床暖房システムの斜視図、第8図および第9図は
同床暖房パネルの修理用補材を用いた修理工程の説明図
、第10図は従来のシートのラミネート工程の説明図で
ある。 8・・・接着剤付きシート 9・・・シート状基体 1
0・・・接着層 11・・・修理用補材代理人 弁理士
松 本 武 彦 第3図 第4図 第5図
の1例をあられす説明図、第2図は同接着剤付きシート
を用いたラミネート工程の説明図、第3図は同接着剤付
きシートの構成説明図、第4図は同接着剤付きシートか
らつくられた修理用補材の斜視図、第5図は穴の開いた
浮き輪の斜視図、第6図は同浮き輪の修理用補材を用い
た修理工程の説明図、第7図は床暖房パネルに穴が開い
た簡易床暖房システムの斜視図、第8図および第9図は
同床暖房パネルの修理用補材を用いた修理工程の説明図
、第10図は従来のシートのラミネート工程の説明図で
ある。 8・・・接着剤付きシート 9・・・シート状基体 1
0・・・接着層 11・・・修理用補材代理人 弁理士
松 本 武 彦 第3図 第4図 第5図
Claims (2)
- (1)熱溶融性材料からなるシート状基体の少なくとも
片面に、常温では固形で接着性を有しない熱溶融性接着
層が設けられている接着剤付きシート。 - (2)シート状基体がポリ塩化ビニルにより構成され、
熱溶融性接着層がゾル状ポリ塩化ビニルを加熱により半
ゲル状態とした接着剤により構成されている特許請求の
範囲第1項記載の接着剤付きシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30439286A JPS63156878A (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | 接着剤付きシ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30439286A JPS63156878A (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | 接着剤付きシ−ト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63156878A true JPS63156878A (ja) | 1988-06-29 |
Family
ID=17932466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30439286A Pending JPS63156878A (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | 接着剤付きシ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63156878A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004042659A1 (de) * | 2004-09-03 | 2006-03-09 | Wolfgang Kottmann | Brennstoffformkörper, insbesondere Spelzen enthaltend, sowie Verfahren zu dessen Herstellung |
-
1986
- 1986-12-19 JP JP30439286A patent/JPS63156878A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004042659A1 (de) * | 2004-09-03 | 2006-03-09 | Wolfgang Kottmann | Brennstoffformkörper, insbesondere Spelzen enthaltend, sowie Verfahren zu dessen Herstellung |
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