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JPS63130590A - クロメン化合物 - Google Patents

クロメン化合物

Info

Publication number
JPS63130590A
JPS63130590A JP27628186A JP27628186A JPS63130590A JP S63130590 A JPS63130590 A JP S63130590A JP 27628186 A JP27628186 A JP 27628186A JP 27628186 A JP27628186 A JP 27628186A JP S63130590 A JPS63130590 A JP S63130590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
double line
compound
line
formula
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27628186A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuya Satou
佐藤 藹也
Takamasa Shindo
新藤 隆将
Akira Terahara
寺原 昭
Kazuo Hasegawa
和雄 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP27628186A priority Critical patent/JPS63130590A/ja
Publication of JPS63130590A publication Critical patent/JPS63130590A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Pyrane Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 本発明は過酸化脂質生成阻害作用を有する新規なりロメ
ン化合物に関する。
従来、クロメン化合物としては例えばホヤから抽出され
た2−メチル−2−(4−メチルベント−3−エニル)
−2H−クロメン−6−オ+ /l/ (W、 S、 
Keeranら、  J、 Nat、 Prod*+ 
471556〜557 (1984) )、  緑藻か
ら抽出された6−ヒトロキシー7−プロモー2−メチル
−2−(4−メチルベント−3−エニル)−2H−1−
ベンゾピラy (R,H,Thomson et al
、、 J、 Cm8、、 Perkin I、 197
6、1696〜1701 )  または軟体サンゴの一
種から抽出された2、7−シメチルー2−[: (Et
E)−4’、  li’、  12’−)リメチルトリ
デカ−3’、 ?’、 11’−トリエニル〕−2H−
1−ベンゾビラン(J、 C,call et aム。
Au5t、 J、 Chem、、 34.2677〜2
681 (1981))などが仰られている。しかしな
がら、これらの化合物について薬理作用は知られていな
い。
本発明者らは、アマロウジャム属に属するミナミシモフ
リボヤの抽出物およびその誘導体について種々研究した
結果、これらが過酸化H言質生成阻害作用を有すること
を見出して本発明を完成した。
〔発明の構成〕
(式中、R1は水素原子またはアルキル基を示し、R2
は水素原子またはアシル基を示す。)を有するクロメン
化合物に関する。
ここに R1がアルキル基である場合、例えばメチル、
エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−7’チル、
i−7’チル、t−ブチル、ペンチル、i−ペンチル、
ヘキシル、1.3−ジメチルブチル、ヘプチル、オクチ
ル、1−メチルヘフチル、2−エチルヘキシル、テシル
のヨウな炭素数1乃至10個を有するアルキル基であり
、好ましくは1乃至6個を有するアルキル基である。
R2がアシル基である場合、例えばアセチル、プロピオ
ニル、n−ブチリル、i−ブチリル、ペンタノイル、イ
ンペンタノイル、ヘキサノイルのような炭素数2乃至8
個を有する脂肪族アシル基、ベンゾイル、p−メチルベ
ンゾイル、サリチロイル、ナフトイルのような芳香族ア
シル基、フロイル、ニコチノイルのような複素環アシル
基であり、好ましくは脂肪族アシル基である。
本発明の前記一般式(1)を有する化合物としては、例
えば次のような化合物を列挙することができる。
前記一般式(I)を有する化合物のうち、8−ヒドロキ
シ−7−メトキシ−2−メチル−2−(4−メチルベン
ト−3−エニル)−2H−1−ベンゾビランはホヤ類か
ら生産される。即ち、原索動物門尾索綱ホヤ目ボリクリ
ニ科アマロウジャム(Amaroucium )属に属
する前記化合物を生産するホヤ類、特にミナミシモフリ
ボヤ(Amaroucium multiplicat
um )から抽出分離することによって得られる。抽出
分離は一役動植物における方法に準じて行なわれる。即
ち、採取したミナミシモフリボヤをメタノール、エタノ
ールのような親水性溶媒で抽出することによって前記化
合物を含有する抽出物が得られる。このようにして得ら
れた抽出物から前記化合物を精製するためにはシリカゲ
ル、フロリジルのような担体を用いた吸着カラムクロマ
トグラフィー、オクタデシル基、オクチル基などを有す
る担体を使用する逆相分配クロマトグラフィー、アビセ
ル(旭化成工朶(株)製)などのセルロースマタはセフ
ァデックスLH−20(ファルマシア社製)などを用い
た分配カラムクロマトグラフィー、あるいは混在する不
純物との溶媒に対する分配率の差を利用した抽出法など
が有効である。以上の精製手段を単独あるいは適宜組み
合せ、反復して用いることにより前記化合物を得ること
ができる。
あるいは、前記一般式(I)を有する化合物は次のよう
な化学合成法によっても得ることができる。
(u)          (m) 式中、R1は前述したものと同vc義を有する。
R3はアシル基またはアルキル基を示し、R4はアシル
基を示す。
第一工程は4−クロマノン化合物(F/)を製造する工
程であり、通常のマンニッヒ反応であり、ハンスーヨア
ヒム・カツベの方法(特開昭56−164192号)に
準じて実施される。 即ち、塩基の存在下で前記式(]
IIを有する化合物と2−メチル−2−へブテン−6−
オン(II)を縮合することによって達成される。反応
に使用される塩基としては例えばピロリジン、ピペリジ
ン、N−メチルピペラジン、モルホリン、ジメチルアミ
ン、ジエチルアミンなどの有機アミンをあげることがで
きるが、好ましくはピロリジンである。反応は溶剤の存
在下で好適に実施される。
使用される溶剤としては例えばベンゼン、トルエンのよ
うな芳香族炭化水素類、エチルエーテル、イソプロピル
エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエ
ーテル類が好適である。反応温度は通常0′c乃至12
0℃であり、反応時間は反応温度等によって異なるが通
常2時間乃至8時間である。
第二工程は前記式(V)を有する化合物を製造する工程
であり、カルボニル基を水酸基に還元することによって
達成される。使用される還元剤としては例えば水素化ア
ルミニウムリチウム、水素化ホウ紫リチウム、水素化ホ
ウ素ナトリウム、水素化アルミニウムなどが好ましい。
反応は溶剤の存在下で好適に行なわれる。使用される溶
剤は還元剤の種類によって異なるが、通常はエチルエー
テル、イソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサンのようなエーテル類、メタノール、エタノール
のようなアルコール類が好適である。反応温度は使用す
る還元剤の種類によって異なるが副反応を抑えるため一
10℃乃至室温程度の低温が好ましい。
第三工程は前記式(W)を有する化合物を製造する工程
であり、水酸基をアシル化することによって達成される
。アシル化剤としては酸ハロゲン化物、酸無水物などが
好適に使用される。
反応は塩基の存在下で行なわれる。使用される塩基とし
ては例えばピリジン、モルホリン、ピペリジン、ピ・ロ
リジンなどのアミン類、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム
などの有機酸アルカリ金属塩、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウムなどのアルカリ金属炭酸塩が好ましい。反応は溶
剤の存在下で好適に行なわれる。使用される溶剤として
は例tばベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素類、
エチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンなど
のエーテル類、塩化メチレン、クロロホルムなどのハロ
ゲン化炭化水素類をあげることができる。反応温度は通
常0℃乃至100℃である。
第四工程は前記式(Vn)を有する化合物を製造する工
程であり、加熱による親有機酸反応である。反応は例え
ばジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ヘキ
サメチルホスホロアミドのような溶剤の存在下で通常1
50〜200℃に加熱するのが好ましい。
第五工程は前記式(■)を有する化合物を製造する工程
であり、脱アシル化反応である。反応は塩基の存在下で
達成される。使用される塩基としては水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム、水酸化リチウムなどのアルカリ金属
水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカ
リ金属炭酸塩等が好適に使用される。反応は溶剤の存在
下で好適に行なわれる。使用される溶剤としては水と混
合するものであれば特に限定はなく例えばメタノール、
エタノールなどのアルコール類またはこれらのアルコー
ル類と水との混合溶剤が好ましい。反応温度は通常室温
乃至溶剤の還流温度である。
各工程の反応終了後、目的化合物は必要に応じてカラム
クロマトグラフィーや再結晶に付すことによって精製す
ることができる。
〔発明の効果〕
本発明の前記一般式(1)を有するクロメン化合物は、
過酸化脂質生成阻害活性を有するので、それに由来する
成人病の予防・治療に用いられる。
その投与形態としては皮下注射、静脈注射、筋肉注射な
どによる非経口投与法または練剤、カプセル剤、散剤、
頃粒剤などによる経口投与法があげられる。投与量は対
象疾患、投与経路、投与回数などによって異なるが、例
えば成人に対して通常1日1■乃至1.0 OOηを1
回または数回に分けて投与するのが好ましい。
次に実施例をあげて本発明を更に詳しく説明するが、本
発明はこれに限定されるものではな(′−0 実施例1.6−ヒトロキシー7−メトキシー2−メチル
−2−(4−メチルベント−3−工二ル) −2H−1
−ベンゾピラン 高知哄土佐市で採集したミナミシモフリボヤ(Amar
oucium multiplicatum )  の
湿重量14−をメタノール20 jに浸し、 −昼夜室
温に放置した。次いでr別後、残渣をメタノール151
中でホモジナイズしてそのまま二昼夜放置した。
得られた抽出液より減圧下でメタノールを留去し、次い
で得られた油状物質を酢酸エチルに転溶し、水洗した。
酢酸エチル層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し1次いで減
圧下で溶媒を留去すると粗抽出エキス531が得られた
。 得られた粗抽出エキスを90%含水メタノールに 
溶解した後、n−ヘキサンで洗浄してn−ヘキサン可溶
分画を除去した。90%含水メタノール分画を減圧下で
濃縮すると過酸化脂質生成阻害活性エキス(I5Q :
 0.3〜1.0μI/ml ) 9.0 IFが得ら
れた。
Mllvyらの方法(Malvy et al、* B
iochem。
Biophys、 Res、 Comnun、 95.
734 (1980) )による過酸化脂質生成阻害活
性を指標にしながら、得られたエキス9.Ofをシリカ
ゲル90gを用いたカラムクロマトグラフィーに付した
。10%n −ヘキサン−酢酸エチルで留出する分画を
集め、更に逆相クロマトグラフィーに付し85%含水メ
タノールで留出する分画を集め、次いで溶剤を留去する
と無色油状の目的化合物34ηが得られた。
1) 比旋光度: 〔α〕DO((==Q、5.クロロ
ホルム)2)質量分析(El−MSS法会分子イオンビ
ーク二m/Z 274 3)元素分析値(%): 実測値 c、 14.21  H,8,15計算値 C
,74,45H,103 4)紫外線吸収スペクトル λxp/ −/′nm(ε
):ax 276 (1,000) 、・326 (3,000)
5)赤外線吸収スペクトル νgD C!II+ ;a
x 3350、 1625. 1585. 1500. 1
445,1290゜918,868 6)プロトン核磁気共鳴スペクトル δ:ppm:重ク
ロロホルム中、内部基準にテトラメチルシランを使用し
て270MHzで測定したプロトン核磁気共鳴スペクト
ルは次の通りである。
1.36 (3H,−重線) 、  1.58 (3H
,−重線)。
1.66 (3H,−重線)、1.6〜1.8 (2H
,多重線)、2.0〜2.2 (2H,多重線)t  
3.84 (3H。
−重線’) 、  5.09 (IH,三重線) 、 
 5.45 (IH。
二重線) 、 6.25 (IH,二重線)t  6.
38 (IH。
−重線) 、 6.56 (IH,−重線)ア)炭素−
13核磁気共喝スペクトル δ: ppm :重クロロ
ホルム中、内部基準にテトラメチルシランを使用して2
2.5 MHzで測定した炭素−13核磁気共鳴スペク
トルは次の通りである。
17.6(四重線)、22.7(三重線)、25゜6(
四重線)、26.0(四重線)、40.9(三重線)、
55.9(四重線)、78.0(−重線)。
1oo、o (二重線)、  111.6 (二重線)
113.8(−重線)、  122.3 (二重線)。
124.1 (二重線)、127.4(二重線)。
1314 (−重線)t  139.1 (−重線)。
146.5(−重線)、  146.6 (−重線)実
施例2.6−アセドキシー7−メトキシー2−メチル−
2−(4−メチルベント−3−エニル) −2H−1−
ベンゾピラン υ 下記参考例2で得られた4、6−ジアセドキシー7−メ
トキシー2−メチル−2−(4−メチルベント−3−エ
ニル)クロマン4.01  ヲシ)チルスルホキシド4
0@lに溶解し、180’Cで20分間加熱した後、水
冷下で水を加えてエチルエーテルで抽出した。エチルエ
ーテルノーをXlf酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下
でエチルエーテルを留去した。得られた残渣を5%硝酸
銀−シリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィーに付
し【目的化合物380 mgが油状物として得られた。
1)元素分析値(%): 実測値C,72,01H,7J2 計算値C,72,15H,7,59 2)赤外線吸収スペクトル νりo!:lホA/A個−
にaX 1760.184G、1580.1480.12003
)プロトン核磁気共鳴スペクトル δ: ppm :重
クロロホルム中、内部基準にテトラメチルシランを使用
して270MHzで測定したプロトン核磁気共鳴スペク
トルは次の通りである。
1.36 (3H,−重機) 、  1.57 (3H
,−重線)。
1.66 (3H,−重#)、1.6〜1.8 (2H
,多重H) 、  2.0〜2.2 (2H,多重線)
 、  2.27 (3H。
−重線) 、  3.85 (3H,−重&[) 、 
 5.09 (3H。
多重線) 、  5.46 (IH,二重線) 、  
6.25 (IH。
二重線) 、  6.36 (IH,−重線) 、  
6.56 (IH。
−重線) 4)炭素−13核磁気共鳴スペクトル δ:ppm:重
クロロホルム中、内部基準にテトラメチルシランを使用
して22.5MHzで測定した炭素−13核磁気共鳴ス
ペクトルは次の通りである。
0.6(四重線)、22.8(三重線)、25.6(四
重線)、26.0(四重線)、30.2(四重線)、4
0.9(三重線)、55.7(四重線)。
78.1(−重線)、  100.1 (二重線)、 
 111.6(二重線)、  113.8 (−重?t
iA)、  122.3(二重線)、  124.2 
(二重線)、127.6(二重線)。
131.4 (−重線)、  139.1 (−重機)
、  146.5(−重線)t  146.7 (−重
線)実施例3.6−ヒドロキシ−T−メトキシ−2−メ
チル−2−(4−メチルベント−3−工二ル) −2H
−t−ペンゾピラン 実施例2で得られた6−アセドキシー7−メトキシー2
−メチル−2−(4−メチルベント−3−エニル) −
2H−1−ベンゾピラン340范9をメタノール10*
Jに磐解した後、5%水酸化カリウム溶液1肩lを加え
て攪拌した。反応終了後、反応混合物より溶剤を留去し
、得られた残渣に酢酸を加えて酸性とした。次いでエチ
ルエーテルを加えて抽出した。抽出液より溶剤を留去し
得られだ残渣をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラ
フィーに付してギ5製すると目的化合物290■が優ら
れた。
*J浬恒数は実施例1で得られたものと同じであった。
参考例1. 6−ヒトロキシー7−メトキシー2−(4
−メチルペン)−3−エニル)クロマン−4−オン 2.5−ジヒドロキシ−4−メトキシアセトフェノン5
.80.f、2−メチル−2−へブテン−6−オン5.
329およびピロリジン2.4Ofを無水トルエン5Q
xlに溶解した後、5時間還流した。
反応終了後、トルエン層を3 :J、’x 酸で洗浄し
てピロリジンを除去した。次いで反応混合物を水洗し、
硫酸ナトリウムで乾燥後、浴剤を留去した。得られた油
状物をシリカゲル1001を用いたカラムクロマトグラ
フィーに付して目的化合物5.799が油状物として得
られた。
1)元素分析値(%): 実7則イ直  C,70,17H,7,75計二は値 
C,70,34H,7,592)紫外線吸収スペクトル
 λZ p 7− A/ nm (ε):max 239(16,400)、 273(9,800)、 
346 (6,000)3)赤外線吸収スペクトル ν
りaoホ#A  −1゜max    備 ・ 3550、3300.167G、 1625.150G
、 1290゜リ プロトン核磁気共鳴スペクトル δ
:ppm:本クロロホルり中、内部基準にテトラメチル
シランを使用して270MH!で測定したプロトン核磁
気共鳴スペクトルは次の通りである。
1.40 (3H,−重線)t  1.58 (3H,
−重線)。
1.67 (3H,−重線)、16〜1.9 (2H,
多重Ivll) 、  2.0〜2.2 (2H,多重
線) 、  2.58(2H1四重線) 、  3.9
2 (3H,−重線)。
5、(+8 (3H,三重線) 、  5.25 (I
H,−重線)。
6.39 (IH,−重線) 、  7.33 (IH
,−重線)5)炭素−13核磁気共鳴スペクトル δ:
 ppm :重クロロホルム中、内部基準にテトラメチ
ルシランを使用して22.5MHzで測定した炭素−1
3核磁気共鳴スペクトルは次の通りである。
1γ劃(四重線)、22.3(三重線)、23.8(四
重線)、25.6(四重線)、39.4(三重線)、 
 47.1 (三重線)、56.1(四重線)。
81.2 (−重@)、99.8(二重線)e  11
3.2(二を線)、123.2(−重線)w  132
.0(−重線)、  140.1 (−重線)、  1
53.8(−重線L  155.2 (−重線)、  
191.1(−重線) 参考例2.4.6−ジアセドキシーγ−メトキシ−2−
メチル−2−(4−メチルベント−3−エニル)クロマ
ン 水素化リチウムアルミニウム0.5gを無水テトラヒド
ロフラン50露lに溶解した後、 この溶液に水冷下で
6−ヒトロキシー7−メトキシー2−(4−メチルベン
ト−3−エニル) りo −r 7−4−オン4.Of
を無水テトラヒドロフラン10IIlに溶解した溶液を
滴下した。滴下終了後、反応混合物に6N−塩酸を加え
て酸性とし、次いでエチルエーテルを加えて抽出した。
抽出液より溶剤を留去し、得られた残渣をシリカゲルを
用いたカラムクロマトグラフィーに付して4,6−シヒ
ドロキシー7−メトキシー2−メチルー2−(4−メチ
ルベント−3−エニル)り。7ンのジアステレオマー混
合物3,6g が得られた。
得られた4、6−シヒドロキシー7−メトキシー2−メ
チル−2−(4−メチルベント−3−エニル)クロマン
にピリジン5 ytlおよび無水酢酸5 mlを加えて
室温で攪拌した。反応終了後、反応混合物に水を加え、
次いでエチルエーテルを加えて抽出した。抽出液より溶
剤を留去すると目的化合向4.60gが油状物として得
られた。
1)元素分析1直 (%): 実測値 C,67,20H,7,39 計算値 C,67,02H,7,45 2)質量分析(gl−MSS法会分子イオンピーク二m
/ z 376、334.274.191クロロホルム
  −1゜ 3)赤外線吸収スペクトル νmax    ”  ’
176G、1735.1610. 1590. 151
0.1440゜1230、 1200 試験例1. ラット肝ミクロソームにおける過酸化脂質
生成阻害作用 Malvyらの方法(Malvy et al、、 B
iochem。
Biophys、 Res、  Commun、  9
5. 734〜737  (1980))に従って、ラ
ット肝ミクロソームに硫酸第一鉄(Fe SO4” 7
 H2O)とシスティン(cysteine )を加え
て過酸化反応を起し、チオバルビッール酸(TBA )
を加えて煮沸した後、吸光度(OD)を測定した。そし
て過酸化脂質生成阻害活性を求めた。
結果を表1に示す。
表1より、本発明の目的化合物は顕著な過酸化脂質生成
阻害活性を示した。
試峻例2. リポキシゲナーゼ阻害作用wallach
らの方法(Wallach D、 P、 et al、
Biochem、 n1ophys、 Acta、 6
63.361〜372 (1981))に従って、大豆
リポキシゲナーゼにアラキドン酸を加えて反応させ、緩
衝液中の溶存酸素の減少を酸素電極で測定した。そして
リポキシゲナーゼ阻害活性を求めた。
結果を表1に示す。
表1より、本発明の目的化合物は顕著なりボキシゲナー
ゼ阻害活性を示した。
表  1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は水素原子または アルキル基を示し、
    R^2は水素原子またはアシル基を示す。)を有するク
    ロメン化合物。
JP27628186A 1986-11-19 1986-11-19 クロメン化合物 Pending JPS63130590A (ja)

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