JPS63130234A - 溝入りボルトの製造方法 - Google Patents
溝入りボルトの製造方法Info
- Publication number
- JPS63130234A JPS63130234A JP27524686A JP27524686A JPS63130234A JP S63130234 A JPS63130234 A JP S63130234A JP 27524686 A JP27524686 A JP 27524686A JP 27524686 A JP27524686 A JP 27524686A JP S63130234 A JPS63130234 A JP S63130234A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- vertical groove
- screw
- bolt
- steel rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 17
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 19
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims abstract description 19
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims abstract description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 10
- 239000000047 product Substances 0.000 abstract 2
- 239000013067 intermediate product Substances 0.000 abstract 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003801 milling Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Forging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、溝入りボルトを製造するに際して、先に溝を
刻設して、かつネジの転造を円滑に行うことのできる製
造方法に関するものである。
刻設して、かつネジの転造を円滑に行うことのできる製
造方法に関するものである。
〈従来の技術〉
軸部分に溝を刻設した溝入りボルトは、ボルトの位置決
めや、ワッシャの回転を阻止したはめあい構造に用いら
れている。(英国特許第1144996号公報Fig、
2に記載のものなど)くイ〉ところが従来の溝入りボル
トは、ねじ部分に溝を入れる場合に、まずネジの転造を
行い、つぎにフライスなどによって溝を刻入して行って
いる。
めや、ワッシャの回転を阻止したはめあい構造に用いら
れている。(英国特許第1144996号公報Fig、
2に記載のものなど)くイ〉ところが従来の溝入りボル
トは、ねじ部分に溝を入れる場合に、まずネジの転造を
行い、つぎにフライスなどによって溝を刻入して行って
いる。
しかし、そのままでは溝加工時のパリがネジの谷部分に
飛び出しているために、再度転造を行ってパリを取り除
くという工程が必要になる。
飛び出しているために、再度転造を行ってパリを取り除
くという工程が必要になる。
このように製造の工程が多いという欠点を有する。
く口〉それならば先に溝を刻設しておき、その後にネジ
の転造を行えばパリの除去作業を必要としないことにな
る。
の転造を行えばパリの除去作業を必要としないことにな
る。
ところが先に溝を刻設した鋼棒は、両側からネジ転造ダ
イスを加圧したときに、ダイスが溝に落ち込んでしまう
。
イスを加圧したときに、ダイスが溝に落ち込んでしまう
。
そのために鋼棒の等速の回転が不可能となり、正確なネ
ジを刻設することができず、結局溝入りのボルトの製造
はできないことになる。
ジを刻設することができず、結局溝入りのボルトの製造
はできないことになる。
く本発明の目的〉
本発明はこのような欠点を改善するためになさらたちの
で、ネジの転造を行った後には再度転造することな(完
成させることのできる溝入りボルトの製造方法を提供す
ることを目的とする。
で、ネジの転造を行った後には再度転造することな(完
成させることのできる溝入りボルトの製造方法を提供す
ることを目的とする。
く本発明の構成〉
つぎに本発明の製造方法の一実施例について説明する。
くイ〉本発明のボルト
本発明の製造方法で製造をしたボルトの実施例を第1図
に示す。
に示す。
すなわち本発明のボルトは頭部1に接続する首下2と、
ネジ部3とよりなり、ネジ部3には縦溝4を刻設する。
ネジ部3とよりなり、ネジ部3には縦溝4を刻設する。
この縦溝4はネジ部3の先端より開始し、ネジ部3の全
長よりは短く形成してある。
長よりは短く形成してある。
したがってネジ部3の首下2側には縦溝4の刻設してい
ない、完全な円筒ネジ部5が形成してあることになる。
ない、完全な円筒ネジ部5が形成してあることになる。
さらに本発明のボルトは首下2に偏心鍔7をはめ込んで
固定してある。
固定してある。
く口〉製造方法
つぎに本発明のボルトの製造方法について説明する。
(1)素材
まず頭部1だけを形成した鋼棒8を、素材として用意す
る。
る。
(2)鍔の圧入と溝の形成
次に、頭部1だけを形成した鋼棒8に、偏心鍔7を圧入
して固定すると同時に縦溝4を形成する。
して固定すると同時に縦溝4を形成する。
このとき縦溝4は、鋼棒8の一部にのみ(全長に刻設す
るのではなく〉に刻設する。
るのではなく〉に刻設する。
その縦溝4の一端は鋼棒8の端から開始する。
偏心鍔7の圧入と、縦溝4の形成は、第3図に示すよう
なプレス下型Pを使用する。
なプレス下型Pを使用する。
すなわちこのプレス下型Pには鋼棒8を挿入する貫通孔
P1を貫通して設ける。
P1を貫通して設ける。
そして貫通孔P1の入口側には、その周囲を凹段するこ
とによって、鍔受は溝P2を形成する。
とによって、鍔受は溝P2を形成する。
一方貫通孔P1の出口側には、孔の内面に溝切り刃P3
を突設する。
を突設する。
この状態の下型Pの鍔受は溝P2内に偏心鍔7をセット
し、貫通孔P1の内部に鋼棒8を挿入する。
し、貫通孔P1の内部に鋼棒8を挿入する。
そのままでは鋼棒8の先端が溝切り刃P3に当たって挿
入が不可能となる。
入が不可能となる。
そこで頭部1の上方からプレスの上型で強力に加圧する
と、徐々に縦溝4が形成される。同時に、縦溝4の形成
が終了した時には偏心鍔7が強固に首下2の付は根に圧
着されることになる。
と、徐々に縦溝4が形成される。同時に、縦溝4の形成
が終了した時には偏心鍔7が強固に首下2の付は根に圧
着されることになる。
このようにプレス下型Pの形状が決まっているから、常
に偏心鍔7と縦溝4との位置の関係が正確に決定し、工
程を別けて別々に加工する場合のような不正確さがない
。
に偏心鍔7と縦溝4との位置の関係が正確に決定し、工
程を別けて別々に加工する場合のような不正確さがない
。
両作業を別の工程で加工する場合にはボルト1本ごとに
偏心鍔7の方向と縦溝4の方向を正確に管理する必要が
あるが、以上の同時加工によればそうした管理が不要で
ある。
偏心鍔7の方向と縦溝4の方向を正確に管理する必要が
あるが、以上の同時加工によればそうした管理が不要で
ある。
(3)ネジの転造
偏心鍔7が固定してあり、すてに縦溝4が刻設してある
鋼棒8にネジを転造する。
鋼棒8にネジを転造する。
そのためには第1図に示すような一般の転造ダイス6を
使用する。
使用する。
この転造ダイス6の転造幅LLは、縦溝4の長さL2よ
りも長く形成してある。
りも長く形成してある。
その結果縦溝4の刻設していない、円筒ネジ部5が形成
されることになる。
されることになる。
そして、ネジの転造加工の際には縦溝4の刻設してある
部分と円筒ネジ部5とを、強制的に回転を与えて同時に
加工する。
部分と円筒ネジ部5とを、強制的に回転を与えて同時に
加工する。
そのために、ネジの加工に際しては、縦溝4がすでに刻
設してあるにもかかわらず、鋼棒に強制的に回転を与え
ることができる。
設してあるにもかかわらず、鋼棒に強制的に回転を与え
ることができる。
したがって、ネジ転造ダイス6が縦溝4部分の段落に落
ち込んで鋼棒8の等速回転が阻害されてしまうことがな
い。
ち込んで鋼棒8の等速回転が阻害されてしまうことがな
い。
く二〉使用方法
本発明のボルトはその側面に縦溝4を1本または複数本
刻設してある。
刻設してある。
一方板体9の中央にはボルトのネジ部3の外径とほぼ等
しい内径の挿入孔91が開口してある。
しい内径の挿入孔91が開口してある。
さらに挿入孔91の内面には、ボルトの縦溝4の形状に
一致した舌片92が突設してある。
一致した舌片92が突設してある。
そのためにボルトを板体9の挿入孔91に挿入する場合
には両者の位置関係が一定に拘束されることになる。
には両者の位置関係が一定に拘束されることになる。
その状態で両者の位置決めをおこない、ボルトのネジ部
3の端から公知のナツトをねじ込んで板体9を固する。
3の端から公知のナツトをねじ込んで板体9を固する。
く本発明の効果〉
本発明は上記したような順序によって加工を行うもので
ある。
ある。
くイ〉したがって、先に溝を刻設してしまうにもかかわ
らず、ダイスが溝の内部に落ち込んで等速回転が阻止さ
れることがなく、最後まで正確なネジを転造加工するこ
とができるものである。
らず、ダイスが溝の内部に落ち込んで等速回転が阻止さ
れることがなく、最後まで正確なネジを転造加工するこ
とができるものである。
く口〉そして、先に溝を刻設してしまい従来のようにネ
ジ部を削りとらないから、再度の転造の工程を必要とせ
ず短時間に少ない工程で製造を完了することができる。
ジ部を削りとらないから、再度の転造の工程を必要とせ
ず短時間に少ない工程で製造を完了することができる。
くハ〉また従来の工程のように溝の切削工程が存在しな
いから、その量だけ材料を節約することができる。
いから、その量だけ材料を節約することができる。
同時に作業時間の長い切削工程を省略できることでも経
済的な製造が可能となる。
済的な製造が可能となる。
く二〉従来の一般のボルトの製造装置、製造工程をその
まま利用して本発明のボルトを製造することができるか
ら、製造コストは一般の標準ボルトとあまり違わない。
まま利用して本発明のボルトを製造することができるか
ら、製造コストは一般の標準ボルトとあまり違わない。
くホ〉板体の挿入孔の形状が非円形であり、内面に突出
した舌片がボルトの縦溝に噛み込む構造である。
した舌片がボルトの縦溝に噛み込む構造である。
したがって板体とボルトの組み合わせ状態は必ず一定の
関係のみとなり、所定の組み合わせを確実に得ることが
できる。
関係のみとなり、所定の組み合わせを確実に得ることが
できる。
くべ〉縦溝を刻設する工程と、鍔を固定する工程とを同
時に行う方法を採用したので、両者の位置が正確に設定
することができる。
時に行う方法を採用したので、両者の位置が正確に設定
することができる。
′;
第1図:本発明の方法によって製造したボルトの実施例
の側面図 第2図:製造方法の説明図 第3図:加工装置の一実施例の説明図 出願人 株式会社三之橋製作所 日産自動車株式会社
の側面図 第2図:製造方法の説明図 第3図:加工装置の一実施例の説明図 出願人 株式会社三之橋製作所 日産自動車株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ネジの転造前の鋼棒の一部に、 鋼棒の軸方向と平行に縦溝を凹設し、 つぎに溝入りの鋼棒に対して、溝の延長よりも長いネジ
部を有するダイスを使用し、 このダイスによって、 縦溝を刻設していない部分を介して鋼棒を強制的に回転
させることによって、 すでに溝を刻設してある鋼棒にネジを転造しておこなう
、 溝入りボルトの製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27524686A JPS63130234A (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 | 溝入りボルトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27524686A JPS63130234A (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 | 溝入りボルトの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63130234A true JPS63130234A (ja) | 1988-06-02 |
JPH0557055B2 JPH0557055B2 (ja) | 1993-08-23 |
Family
ID=17552731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27524686A Granted JPS63130234A (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 | 溝入りボルトの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63130234A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63190919A (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-08 | 株式会社 ト−プラ | 溝付きネジ部品及びその製造方法 |
JP2004504552A (ja) * | 2000-07-13 | 2004-02-12 | アルテンロー・ブリンク・ウント・コー・ゲー・エム・ベー・ハー・ウント・コー・カー・ゲー | 偏心ディスク付き締結具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5412416A (en) * | 1977-05-05 | 1979-01-30 | Chloride Silent Power Ltd | Method of sealing ceramiccelectrolyte tube |
-
1986
- 1986-11-20 JP JP27524686A patent/JPS63130234A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5412416A (en) * | 1977-05-05 | 1979-01-30 | Chloride Silent Power Ltd | Method of sealing ceramiccelectrolyte tube |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63190919A (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-08 | 株式会社 ト−プラ | 溝付きネジ部品及びその製造方法 |
JP2004504552A (ja) * | 2000-07-13 | 2004-02-12 | アルテンロー・ブリンク・ウント・コー・ゲー・エム・ベー・ハー・ウント・コー・カー・ゲー | 偏心ディスク付き締結具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0557055B2 (ja) | 1993-08-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1864740B1 (de) | Verfahren und Vorrichtung zur Erzeugung eines Gewindes in wenigstens zwei Arbeitsschritten | |
DE2811567C3 (de) | Bohrschraube sowie Verfahren und Vorrichtung zu ihrer Herstellung | |
JP2667790B2 (ja) | ブラインドファスナ、ブラインドファスナの製造方法およびブラインドファスナ製造用加工装置 | |
DE3050452C2 (ja) | ||
US4136597A (en) | Drill screw and die for producing same | |
DE10232265B3 (de) | Verfahren zum Herstellen eines Pleuels einer Hubkolbenmaschine | |
JPS63130234A (ja) | 溝入りボルトの製造方法 | |
US5171186A (en) | Method of manufacture of a long point drill screw | |
JP2619684B2 (ja) | 偏心鍔付き溝入りボルトの製造方法 | |
JPH0555211B2 (ja) | ||
JPH01289532A (ja) | タペットアジャスティングスクリューの成形方法 | |
DE102016114631B4 (de) | Verfahren und Computerprogrammprodukt zur Erzeugung von Gewinden in Bauteilen | |
JPH05104173A (ja) | くびれ部付きパイプの加工法 | |
JPS6225062B2 (ja) | ||
JPH026166Y2 (ja) | ||
JP2865538B2 (ja) | ねじ軸の製造方法および雄ねじ形成用ダイス | |
JPH04344878A (ja) | 抵抗溶接用電極の製造方法 | |
US6004214A (en) | Method of forming a device having a captured washer | |
JPH0745082B2 (ja) | 首切りボルトの製造法 | |
JPH0389011A (ja) | ねじ及びその製造方法 | |
US3200422A (en) | Method of forming a screw with a slot in the shank | |
JP2577258B2 (ja) | 緩み止めナットの製造方法 | |
KR20050020919A (ko) | 홈이있는 볼트의 제조장치 | |
JPH03234331A (ja) | ドリルねじの製造方法および転造ダイス | |
JPH11267785A (ja) | ねじ軸の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |