[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPS63101861A - 静電荷像現像用トナ−の製造方法及び製造装置 - Google Patents

静電荷像現像用トナ−の製造方法及び製造装置

Info

Publication number
JPS63101861A
JPS63101861A JP61246613A JP24661386A JPS63101861A JP S63101861 A JPS63101861 A JP S63101861A JP 61246613 A JP61246613 A JP 61246613A JP 24661386 A JP24661386 A JP 24661386A JP S63101861 A JPS63101861 A JP S63101861A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
particles
classified
particle size
toner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61246613A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Kanda
仁志 神田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP61246613A priority Critical patent/JPS63101861A/ja
Publication of JPS63101861A publication Critical patent/JPS63101861A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/0802Preparation methods
    • G03G9/0817Separation; Classifying
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07BSEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
    • B07B7/00Selective separation of solid materials carried by, or dispersed in, gas currents
    • B07B7/08Selective separation of solid materials carried by, or dispersed in, gas currents using centrifugal force
    • B07B7/086Selective separation of solid materials carried by, or dispersed in, gas currents using centrifugal force generated by the winding course of the gas stream
    • B07B7/0865Selective separation of solid materials carried by, or dispersed in, gas currents using centrifugal force generated by the winding course of the gas stream using the coanda effect of the moving gas stream

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は効率よ(結着樹脂を有する固体粒子を粉砕・分
級を行って所定の粒度を有する静電荷像現像用トナーを
得るための製造方法及びその装置に関する。
〔背景技術〕
電子写真法、静電写真法、静電印刷法の如き画像形成方
法では静電荷像を現像するためにトナーが使用される。
最終製品が微細粒子であることが要求される静電荷像現
像用トナーの製造に於る原料固体粒子を粉砕・分級して
最終製品を得る工程については、従来、第7図のフロー
チャートにより示される方法が一般に採用されている。
その方法は、結着樹脂・着色剤(染料、顔料又は磁性体
等)の如き所定材料を溶融混練し、冷却して固化させた
後粉砕し、粉砕された固体粒子群を原料の粉砕物として
いる。
粉砕物は、第1分級手段に連続的又は逐次供給されて分
級され、分級された規定粒度以上の粗粒子群を主成分と
する粗粉体は粉砕手段に送って粉砕された後、再度第1
分級手段に循環される。他の規定粒径範囲内の粒子及び
規定粒径以下の粒子を主成分とする粉体は第2分級手段
に送られ、規定粒度を有する粒子群を主成分とする中粉
体と規定粒度以下の粒子群を主成分とする細粉体とに分
級される。
例えば重量平均粒径が10〜15μmであり且つ5μm
以下の粒子が1%以下である粒子群を得る場合は、粗粉
域を除去するための分級機構を備えた衝撃式粉砕機或い
はジェット粉砕機の如き粉砕手段で所定の平均粒径まで
原料を粉砕して分級し、粗粉体を除去した後の粉砕物を
別の分級機にかけ、微粉体を除去して所望の中粉体を得
ている。
重量平均、粒子径は、例えばコールタエレクトロニクス
社(米国)製のコールタカウンターによる測定結果の表
現方法である。
以下、重量平均粒子径を単に「平均粒径」という。
このような従来の方法については、問題点として、粗粉
体を除去する分級機構を備えた粉砕機による処理と、微
粉体を除去する分級機による処理とが別工程で行われる
ことから工程の数が多くなり、操作が複雑であること、
長時間運転の場合は発熱を伴なったり、粉体に避けがた
い付着及び凝集物が多く生じてしまうことがある。
粗粉体を除去する目的の分級手段は、ある粒度以上の粒
子群だけを粉砕機に送ることが目的である。従来の分級
機は粉体の滞留時間が数分間と非常に長いため、粗粉域
を除去後に粒子群の一部が相互に凝集したり、あるいは
粗粒子に微粒子が付着して再度、粉砕機に戻されるため
に過粉砕が生じる傾向がある。そのため粉砕効率の低下
、次工程の微粉域を除去するための分級機においての収
率低下の如き現像を引きおこすという問題点がある。
微粉体を除去する目的の第2分級手段については、極微
粒子で構成される凝集物が生じることがあり、凝集物を
微粉体として除去することは困難である。
その場合、凝集物は最終製品に混入し、その結果精緻な
粒度分布の製品を得ることが難しくなるとともに凝集物
はトナー中で解壊して極微粒子となって画像品質を低下
させる原因となる。従来方式の下で精緻な粒度分布を有
する所望の製品を得ることができたとしても工程が繁雑
になり、分級収率の低下を引きおこし、生産効率が悪く
、コスト高のものになることが避けられない。この傾向
は、所定の粒度が小さくなればなる程顕著になる。
〔発明の目的〕
本発明は、従来の静電荷像現像用トナーの製造方法に於
る前述の各種問題点を解決した製造方法を提供すること
を目的とする。本発明の目的は、精緻な粒度分布を有す
る静電荷像現像用トナーを効率良く生成する製造方法を
提供することにある。本発明の他の目的は小粒径(例え
ば2〜8μm)の品質の良いトナーを効率良く製造する
方法を提供することにある。
本発明の目的は、結着樹脂、着色剤および各種添加剤か
らなる混合物を溶融混練し、溶融混合物を冷却後、粉砕
により生成した固体粒子群から精緻な所定の粒度分布を
有する微細粒子製品(トナーとして使用される)を効率
的に収率良く製造する方法を提供することにある。
本発明の目的は、分画手段により少な(とも3つに分画
されてなる多分割分級域に結着樹脂を含有する固体着色
粒子群を導入して湾曲線的に降下せしめ;第1分画域に
S粒子群を主成分とする粗粉体を分割補集し;゛第2分
画域に所定粒径範囲の粒子群を主成分とする中粉体を分
割補集し;第3分画域に所定粒径以下の粒子群を主成分
とする細粉体を分割補集し;前記分級された粗粉体は粉
砕工程に供給;及び粉砕された粉体を該多分割分級域に
導入することを特徴とする静電荷像現像用トナーの製造
方法を提供することにある。
本発明の目的は、導入される結着樹脂を含有する固体着
色粒子群を分級するための少なくとも3つに分画されて
てなる多分割分級手段;該多分割分級手段によって分級
された粗粉を粉砕するための粉砕手段;及び該粉砕手段
で粉砕された粉砕粉を該多分割分級手段へ循環するため
の連通手段を有することを特徴とする静電荷像現像用ト
ナーの製造装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の方法は、粉砕物を原料とするものであって、第
1図はその方法の概要を示すフローチャートである。本
発明の方法は、原料を多分割分級域に送って少なくとも
大粒径区分(粗粒子を主成分とする粗粉体)、中粒径区
分(規定内粒径の粒子を主成分とする中粉体)、そして
小粒径区分(規定粒径以下の粒子を主成分とする細粉体
)の3種の粒径区分に分級し、大粒径区分の粒子群は適
宜の粉砕手段により粉砕し、新たに導入される原料と共
に前記多分割分級域に再循環せしめて前記と同様の分級
処理にかける。中粒径区分の規定内粒径の粒子群と小粒
径区分の規定粒径以下の粒子群は、前記多分割分級域か
ら適宜の取り出し手段によりそれぞれ取り出す。中粒径
区分からの粒子群は好適な粒度分布のものであって、そ
のままトナーとして使用可能である。他方、小粒径区分
の粒子群は溶融工程に循環して再利用してもよい。分級
される粉体の真比重は約0.5〜2.好ましくは0.6
〜1.7であることが分級効率の上で好ましい。
前記多分割分級域を提供する手段としては、USPat
ent  No、4,132,634に記載されている
装置及び手段がある。例えば第2図、第3図又は第4図
に示す形式の多分割分級機を具体例の1つとして例示し
得る。第2図、第3図及び第4図において、側壁断面は
32.51で示される形状を成し、底面は、はぼ長方形
であって、長手方向に底部を底面に所定間隔で平行に固
着又は嵌着したナイフエッヂ型の分級エッヂ27(また
は39)、28(または40)の如き分級フェンスによ
り3分画されている。湾曲壁5−1のほぼ直立始点に対
向する垂直壁32の部分に分級室に開口する原料供給ノ
ズル26を設け、該ノズルの底部接線の延長方向に対し
て下方に折り曲げて長楕円弧を描いた形のコアンダブロ
ック30を垂直側壁32に突設し、分級室上部は直立角
筒形状を成し、頂壁中央に長手方向にナイフエッヂ型の
入気エッヂ29(または41)を設け、更に前記頂壁に
は分級室に開口する人気管24.25を設ける。分級エ
ッヂ27(または39)、28(または40)の位置は
、多分割分級域の室の規模により異なり、又、被処理原
料の種類により異なる。室底面には、それぞれの分画域
に対応させて室内に開口する排出管21.22.23を
設ける。排出管21.22.23はそれぞれバルブ手段
の如き開閉手段を具備していても良い。
分級エッヂ27(または39)、28(または40)は
、エッチ部を上方にして室内空間に突出するように設け
る。人気エッヂ29(または40)はエッチ部を下方に
して頂壁から室内空間に設けるのが通常である。中粒径
区分の粒子群をごく限られた粒径範囲のものにしようと
する場合、分級エッヂ28と人気エッヂ29を第4図に
40. 41として示すように、各エッチの固定位置は
そのままにしておき、前者については立上り部、後者に
ついては垂下部をそれぞれ図示する如く傾けてもよい。
原料供給ノズル26を介しての分級室内への原料の供給
は、原料の種類に応じた検定曲線に従って行う。
以上のように構成してなる多分割分級域での原料の分級
操作は例えば次のようにして行う。
原料供給ノズル26から粉体原料を供給させると、コア
ンダ効果により粉体はコアンダブロック30の作用と、
その際流入する空気の如き気体の作用とにより湾曲線3
5又は38を描いて移動し、それぞれの粒径の大小及び
重量の大小に応じて分級される。粒子の比重が同一であ
るとすると、大きい粒子(粗粒子)は気流の外側、すな
わち分級エッヂ28の左側の第1分画に分級され、中間
の粒子(規定内の粒径の粒子)は分級エッヂ28と27
の間の第2分画に分級され、小さい粒子(規定粒径以下
の粒子)は分級エッヂ27の右側の第3分画に分級され
る。分級された大きい粒子は排出口21より、排出され
、中間の粒子は排出口22より排出され、小さい粒子は
排出口23よりそれぞれ排出される。第2分画域に分級
される粒子の平均粒径は約1〜15μとなるように分級
条件を調整するのが好ましい。
上述の方法を実施するには、通常相互の機器をパイプの
如き連通手段等で連結してなる一体装置システムを使用
するのが通常であり、好ましい例を第5図に示す。第5
図に示す一体装置システムは、3分割分級機2(第2図
、第3図又は第4図に示される形式のもの)、粉砕機3
、捕集サイクロン4、捕集サイクロン5、定量供給機6
、振動フィーダー7、捕集サイクロン8、捕集サイクロ
ン9を連通手段で連結してなるものである。
この装置において、いわゆる粉砕物原料100は、開閉
バルブ1を備えた原料供給導管31を介して捕集サイク
ロン5に送られ、ついで定量供給機6に送り込まれ、つ
いで振動フィーダー7を介し、原料供給ノズル26を介
して3分割分級機2内に導入される。導入に際しては、
捕集サイクロン4,8及び/又は9の吸引力を利用して
粉砕物を3分割分級機2内に吸引導入し得る。吸引導入
の場合は、装置システムのシール性が加圧式導入よりも
厳密には要求されないので好ましい。吸引導入にし際し
ては、粒子の比重および粒径によって変動するが、通常
50〜200 m 7秒の、流速で3分割分級機2内に
粉砕物を導入すると、分級精度および分級効率の点で好
ましい。分級機2の分級域を構成する大きさは通常〔1
0〜50cm) X (10〜5 Q (m ]なので
、粉砕物は0.1〜0.01秒以下の瞬時に3種以上の
粒子群に分級し得る。3分割分級機2により、大きい粒
子(粗粒子)、中間の粒子(規定内の粒子径の粒子)、
小さい粒子(規定粒径以下の粒子)に分割される。
その後、大きい粒子は、排出導管21を通って捕集サイ
クロン4に送られ、ついで粉砕機3に送られて粉砕され
原料供給導管31を介して新たに導入される粉体原料1
00と共に補集サイクロン5に送られ、ついで定量供給
機に送られ前述と同様にして分級処理される。中間の粒
子は、排出導管22を介して系外に排出され捕集サイク
ロン9で捕集されトナー製品91となるべく回収される
。小さい粒子は、排出導管23を介して系外に排出され
捕集サイクロン8で捕集され、ついで規定外微小粉81
として回収される。捕集サイクロン4,8.及び9は、
粉砕原料をノズル26を介して分級域に吸引導入するた
めの吸引減圧手段としての働きもしている。
粉砕機3には、衝撃式粉砕機、ジェット粉砕機の如き粉
砕手段が使用できる。衝撃式粉砕機としてはターボ工業
社製ターボミルが挙げられ、ジェットを利用した粉砕機
としては日本ニューマチック工業社製超音速ジェットミ
ルPJM−1,紙用ミクロン社製ミクロンジェットが挙
げられる。第1分画域から送られてくる粗粉体は中粉体
の平均粒径乃至中粉体の平均粒径+20μに粉砕して循
環するのが収率的に好ましい。本発明の方法における多
分割分級機としては、8鉄鉱業社製エルボージェットの
如きコアンダブロックを有し、コアンダ効果を利用した
分級手段が挙げられる。
第6図に、ノズル26に開閉バルブlを介して加圧気体
101を導入する場合の例を示す。加圧気体101とし
ては、圧縮空気が使用できる。加圧気体101を付加し
て、振動フィーダー7を介して粉体を3分割分級機2内
に導入する場合には、各工程の気密性及び各工程を連結
する連結手段の気密性が必要となる。粉砕機および3分
割分級機が定常的に稼動されている場合、単位時間当り
に第2分画域を通過する中粉体を1重量部とすると、第
1分画域を通過する粗粉体を0.01〜100重量部、
好ましくは0.1〜20重量部に調整し、第3分画域を
通過する細粉体を0.001〜0.2重量部、好ましく
は0.001〜0.1重量部になるように調整すること
が収率を良くする上で好ましい。
以上説明したように、本発明の方法は、特定の分級手段
により粗粉粒子群と微粉粒子群とを同時に除去し、粗粒
子群は粉砕して再循環させるので、粉砕物から迅速に所
定の粒径範囲内のものであって精緻な粒度分布を有する
粒子群を得ることが効率良(できる。更に、本発明の方
法は、工程数が少な(てすむものであることから製品コ
ストを従来のものに比べ下げることができる。
さらに、本発明の方法は、分級域での滞留時間がほとん
ど無いため、従来の粗粉域を除去するための分級機で見
られたような凝集物が生じ難く、粉砕機にはある規定粒
度以上の粗大粒子だけが送られるため、粉砕機の負荷が
少な(、粉砕効率が非常に良好であり、過粉砕を引き起
こす傾向が少ない。そのため微粉域を除去することも非
常に効率よ(行うことができ、分級収率を良好に向上さ
せることができる。従来の中粉域と微粉域とを分級する
目的の分級方式では、現像画像のカブリの原因となる微
粒子の凝集物を生じ易い。凝集物が生じた場合、中粉域
から除去することが困難であったが本発明の方法による
と凝集物が粉砕物に混入したとしてもコアンダ効果およ
び/又は高速移動に伴なう衝撃により凝集物が解壊され
て細粉体として除去されるとともに、解壊を免れた凝集
物があったとしても粗粉域へ同時に除去できるため、凝
集物を効率よく取り除くことが可能である。通常、静電
荷像現像用トナーはスチレン系樹脂、スチレン−アクリ
ル酸ニスチル樹脂、スチレン−メタクリル酸エステル樹
脂、ポリエステル系樹脂の如き結着樹脂、着色剤(又は
/及び磁性材料)、オフセット防止剤、荷電制御剤の如
き原料を溶融混練した後、冷却、粉砕、分級を行うこと
により製造される。この際、混練工程において各原料を
均一に分散した溶融物を得ることが困難なため、粉砕さ
れた粉砕物中には、トナー粒子として不法な粒子(例え
ば、着色剤または磁性粒子を有していないもの或は各種
素原料単独粒子)が混在している。従来の粉砕分級方法
では粉砕分級過程において粒子の滞流時間が長く、この
ため不適当な粒子が凝集しやす(なるとともに、生じた
凝集物を除去することが困難であった。そのため、トナ
ーの特性が低下していた。
本発明の方法は粉砕後に瞬時に三分画以上に分級を行う
ため、前記凝集物を生じ難(、また生じたとしても凝集
物を粗粉域へ除去することが可能なため、均一成分の粒
子であり、かつ精緻な粒度分布のトナー製品を得ること
ができる。
本発明の方法によって得られるトナーは、トナー粒子間
またはトナーとスリーブ、トナーとキャリアの如きトナ
ー担持体との間の摩擦帯電量が安定である。従って、現
像カブリや、潜像のエッヂ周辺へのトナーの飛び散りが
極めて少なく、高い画像濃度が得られ、ハーフトーンの
再現性が良くなる。さらに、現像剤を長期にわたり連続
使用した際も初期の特性を維持し、高品質な画像を長期
間にわたり提供することができる。さらに、高温高湿度
の環境条件での使用においても、極微粒子及びその凝集
物の存在が少ないので現像剤摩擦帯電量が安定で、常温
常湿度と比較してほとんど変化しないため、カブリや画
像濃度の低下が少なく、潜像に忠実な現像を行える。さ
らには得られたトナー像は紙の如き転写材への転写効率
もすぐれている。
低温低温下条件の使用においても、摩擦帯電量分布は常
温湿度のそれとほとんど変化がなく、帯電量のきわめて
大きいトナーの極微粒子成分が除去されているため、画
像濃度の低下やカブリもな(、ガサツキや転写の際の飛
び散りもほとんどないという特性を本発明の方法で得ら
れたトナーは有している。
粒径の小さな中粉体(例えば平均粒径3〜7μ)を製造
する際には、従来の方法よりも効率よく本発明は実施し
得る。
以下、実施例に基づいて本発明の詳細な説明する。
実施例1 上記処方の混合物よりなるトナー原料を約180℃で約
1.0時間溶融混線後、冷却して固化し、ハンマーミル
で100〜1000μの粒子に粗粉砕し、次いでホンカ
ワミクロン社製ACMパルベライザにより重量平均粒径
100μの粉砕物に粉砕した。粉砕物の真比重は約1.
4であった。得られた粉砕物を開閉バルブlを介し原料
供給導管31に導入し、捕集サイクロン5.定量供給機
6及び振動フィーダー7を介して毎分1 、 OK g
の量でコアンダ効果を利用して粗粉体、中粉体、及び細
粉体の3種に分級するために第2図に示す多分割分級装
置2に導入した。
多分割分級装置としてエルボ−ジェットEJ−45−3
型機(8鉄鉱業社製)を使用した。導入に際しては、排
出口21.22.及び23のそれぞれに連通している捕
集サイクロン8,9及び4の吸引減圧による系内の減圧
から派生する吸引力によって粉砕物を約100 m /
 s e cの流速で供給ノズル26に導入した。導入
された粉砕物は0.01秒以下の瞬時に分級された。分
級された中粉体を捕集する捕集サイクロン9には重量平
均粒径的12μ(粒径5°、04μ以下の粒子を0.5
重量%含有し、粒径20.2μ以上の粒子の含有量は0
,1重量%以下であり、実質的に含有していないとみな
し得る)のトナーとして好ましい中粉体が分級収率85
重量%で得られた。
ここでいう分級収率とは、供給された粉砕物原料の全1
に対しての最終的に得られた中粉体(トナー粉)の量と
の比率をさしている。得られた中粉体を電子顕微鏡で見
たところ、極微細粒子が凝集した約5μ以上の凝集物は
実質的に見出されなかった。
分級された粗粉体は捕集サイクロン4に捕集され、粉砕
機3(日本ニューマチック工業社製の超長音速ジェット
ミルPJM−1−10)に導入して重量平均粒径的20
μとなるように粉砕した。粉砕された粉体は多分割分級
装置で分級するために、供給導管31に供給した。定常
運転時の各分画域における単位時間当りの粒子の通過量
は第2分画域における単位時間当りの粒子の通過量を1
重量部とすると、第1分画域における粒子の通過量は約
8〜9重量部であり、第3分画域における粒子の通過量
は約0.05重量分であった。
得られた中粉体をトナーとして使用し、疎水性シリカ0
.3重量%を該トナーと混合して現像剤を調整し、複写
機NP−270(キャノン製)に調整した現像剤を供給
して複写試験をおこなったところカブリのない細線現像
性の良好な複写画像が得られた。
比較例1 実施例1と同様にして得た粉砕物を第7図に示す如く構
成された分級システムで分級した。重量平均粒径100
μ粉砕物を毎分1.0 K gの量で、第1分級機(日
本ニューマチック工業社製気流分級機DS−IOUR)
に導入し、分級された粗粉体を粉砕機(日本ニューマチ
ック工業社製超音速ジェットミルPJM−1−10)に
導入して粉砕後、第1分級機に循環した。第1分級機で
分級された中粉体及び細粉体を第2分級機(DS−10
UR)に導入し、中粉体と細粉体に分級した。得られた
中粉体は、重量平均粒径的12μを有し分級収率70重
1%で得られたが電子顕微鏡で見たところ極微粒子が凝
集した約5μ以上の凝集物が点在しているのが見出され
た。
得られた中粉体をトナーとして使用し、疎水性シリカ0
.3重量%を該トナーと混合して現像剤を調製し、複写
機NP−270(キャノン製)に調製した現像剤を供給
して複写試験をおこなったところ実施例1で得られた複
写画像よりもカブリが多かった。
〔実施例2〜4〕 実施例1と同様にして重量平均粒径50μ・30μおよ
び20μの粉砕物をそれぞれ調製し、実施例1と同様に
して粉砕物の分級及び粉砕をおこなった。
結果を下記表に示す。
〔比較例2〕 実施例1と同様にして体積平均粒視的20μの粉砕物を
調製し、比較例1と同様にして体積平均粒径5μの中粉
体を生成したところ分級収率が50重1%であり、実施
例4と比較して収率の点で劣っていた。中粉体の粒径が
小さくなる捏、分級収率において本発明の実施例と比較
例とに差が太き(なる傾向があった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法のフローチャートであり、第2図
、第3図及び第4図は本発明における粉体粒子多分割分
級手段を実施するための1具体例である装置の断面図を
示す。第5図及び第6図は本発明の方法を実施するため
の分級装置システムを示す概略図である。第7図は従来
方式のフローチャート図を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)分画手段により少なくとも3つに分画されてなる
    多分割分級域に結着樹脂を含有する固体着色粒子群を導
    入し;粒子群を湾曲線的に降下せしめ;第1分画域に粗
    粒子群を主成分とする粗粉体を分割捕集し、第2分画域
    に所定粒径範囲の粒子群を主成分とする中粉体を分割捕
    集し;第3分画域に所定粒径以下の粒子群を主成分とす
    る細粉体を分割捕集し;前記分級された粗粉体は粉砕工
    程に供給し;及び粉砕された粉体を該多分割分級域に導
    入することを特徴とする静電荷像現像用トナーの製造方
    法。
  2. (2)導入される結着樹脂を含有する固体着色粒子群を
    分級するためのすくなくとも3つに分画されててなる多
    分割分級手段;該多分割分級手段によって分級された粗
    粉を粉砕するための粉砕手段;及び該粉砕手段で粉砕さ
    れた粉砕粉を該多分割分級手段へ循環するための連通手
    段を有することを特徴とする静電荷像現像用トナーの製
    造装置。
JP61246613A 1986-10-17 1986-10-17 静電荷像現像用トナ−の製造方法及び製造装置 Pending JPS63101861A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61246613A JPS63101861A (ja) 1986-10-17 1986-10-17 静電荷像現像用トナ−の製造方法及び製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61246613A JPS63101861A (ja) 1986-10-17 1986-10-17 静電荷像現像用トナ−の製造方法及び製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63101861A true JPS63101861A (ja) 1988-05-06

Family

ID=17151007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61246613A Pending JPS63101861A (ja) 1986-10-17 1986-10-17 静電荷像現像用トナ−の製造方法及び製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63101861A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04271876A (ja) * 1991-02-28 1992-09-28 Nittetsu Mining Co Ltd 気流分級機における粗大粒子除去方法
JPH0938583A (ja) * 1995-07-25 1997-02-10 Canon Inc 気流式分級装置及びトナーの製造方法
JPH0938582A (ja) * 1995-07-25 1997-02-10 Canon Inc 気流式分級装置及びトナーの製造方法
US6586151B1 (en) * 1999-10-06 2003-07-01 Canon Kabushiki Kaisha Toner, process for producing toner image forming method and apparatus unit

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04271876A (ja) * 1991-02-28 1992-09-28 Nittetsu Mining Co Ltd 気流分級機における粗大粒子除去方法
JPH0938583A (ja) * 1995-07-25 1997-02-10 Canon Inc 気流式分級装置及びトナーの製造方法
JPH0938582A (ja) * 1995-07-25 1997-02-10 Canon Inc 気流式分級装置及びトナーの製造方法
US6586151B1 (en) * 1999-10-06 2003-07-01 Canon Kabushiki Kaisha Toner, process for producing toner image forming method and apparatus unit
US6703176B2 (en) * 1999-10-06 2004-03-09 Canon Kabushiki Kaisha Toner, process for producing toner image forming method and apparatus unit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2791013B2 (ja) 静電荷像現像用摩擦帯電性トナーの製造方法及び製造装置
JP3054883B2 (ja) 静電荷像現像用トナーの製造方法及びそのための装置システム
US5016823A (en) Air current classifier, process for preparing toner, and apparatus for preparing toner
JPH0619586B2 (ja) 静電荷像現像用トナ−の製造方法
US4784333A (en) Process for producing toner powder
EP0417561B1 (en) Collision-type gas current pulverizer and method for pulverizing powders
US4782001A (en) Process for producing toner for developing electrostatic images and apparatus therefor
JPS63101861A (ja) 静電荷像現像用トナ−の製造方法及び製造装置
JPS63101859A (ja) 静電荷像現像用トナ−の製造方法
JP2851872B2 (ja) 静電荷像現像用トナーの製造方法
JPS63101860A (ja) 静電荷像現像用トナーの製造方法及びそのための製造装置
JPS62187861A (ja) 静電荷像現像用トナ−の製造方法
JPH0359674A (ja) 静電荷像現像用トナーの製造方法
KR930004694B1 (ko) 기류분급기, 토너의 제조방법 및 토너의 제조장치
JP3606710B2 (ja) 気流式ds分級装置
JP2704777B2 (ja) 衝突式気流粉砕機及び粉砕方法
JP3295794B2 (ja) 気流式分級装置及びトナーの製造方法
JPH0666033B2 (ja) トナー粉の製造方法及びトナー粉を製造するための装置システム
JPH03287173A (ja) 静電荷像現像用トナーの製造方法
JPH01205172A (ja) 静電荷像現像用トナーの製造方法
JPH078916A (ja) 気流式分級機
JPH03206466A (ja) 静電荷像現像用トナーの製造方法
JPH07148467A (ja) 気流式分級機及びこれを用いるトナーの製造方法
JPH0938582A (ja) 気流式分級装置及びトナーの製造方法
JPH0359676A (ja) 静電荷像現像用トナーの製造方法