JPS629869Y2 - - Google Patents
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- JPS629869Y2 JPS629869Y2 JP7317181U JP7317181U JPS629869Y2 JP S629869 Y2 JPS629869 Y2 JP S629869Y2 JP 7317181 U JP7317181 U JP 7317181U JP 7317181 U JP7317181 U JP 7317181U JP S629869 Y2 JPS629869 Y2 JP S629869Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、薬液を霧状に噴出させて咽喉、口
腔に投与するのに用いられる噴霧吸入器の改良に
関する。
腔に投与するのに用いられる噴霧吸入器の改良に
関する。
従来、この種の噴霧吸入器は薬液タンクを具備
し、この薬液タンクに薬を投入するのに薬剤調合
用さじが用いられるが、このさじは噴霧吸入器に
常備されていないため、使用の度毎に、噴霧吸入
器とは別箇所の調合用さじ保管場所から取り出し
て来なければならないという煩雑さがあり、また
不利不便があつた。
し、この薬液タンクに薬を投入するのに薬剤調合
用さじが用いられるが、このさじは噴霧吸入器に
常備されていないため、使用の度毎に、噴霧吸入
器とは別箇所の調合用さじ保管場所から取り出し
て来なければならないという煩雑さがあり、また
不利不便があつた。
この考案は、かかる事実に着目して、薬剤調合
用さじを常備することによりその使用の便をはか
ることができ、しかも噴霧吸入器の使用に支障を
来たすことなく、また衛生的に常備することので
きる噴霧吸入器を提供しようとするものである。
用さじを常備することによりその使用の便をはか
ることができ、しかも噴霧吸入器の使用に支障を
来たすことなく、また衛生的に常備することので
きる噴霧吸入器を提供しようとするものである。
以下、この考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
まず第1実施例を示す第1図ないし第10図に
おいて、1は噴霧吸入器で、これは本体ケース2
とこれに着脱自在に装着される薬液タンク3とか
らなる。本体ケース2は合成樹脂材で全体がピス
トン形状に成形され、横筒部4とこれに直交して
一体成形された縦筒部5とを有するとともに、横
筒部4の下面4aとこれに直交する縦筒部5の前
面壁5aとで形成される入隅空間部をタンク装着
部6としてある。
おいて、1は噴霧吸入器で、これは本体ケース2
とこれに着脱自在に装着される薬液タンク3とか
らなる。本体ケース2は合成樹脂材で全体がピス
トン形状に成形され、横筒部4とこれに直交して
一体成形された縦筒部5とを有するとともに、横
筒部4の下面4aとこれに直交する縦筒部5の前
面壁5aとで形成される入隅空間部をタンク装着
部6としてある。
本体ケース2の横筒部4内においてその先端開
口部内のノズル保持筒7には噴霧ノズル8が内挿
され、該噴霧ノズル8の後方には噴霧ノズル8に
圧縮空気を送る空気圧送機構9が内蔵されてい
る。縦筒部5内には空気圧送機構9の駆動源であ
る縦型のモータ10と、モータ10の電源である
電池11とが内蔵されている。図例で示す空気圧
送機構9はダイヤフラムポンプが採用され、噴霧
ノズル8の後方に設けた吐出弁12と該吐出弁1
2の下方に設けた吸込弁13の双方の後方にダイ
ヤフラム14を装備し、モータ10の軸上に直結
したバランサー付き偏心カム15の回転で前記ダ
イヤフラム14を往復させることにより、空気を
吸込弁13よりダイヤフラム14内に吸入しこれ
を吐出弁12より吐出して噴霧ノズル8に圧送す
るようにしてある。吸込弁13は本体ケース2の
側方に突設した吸気口16と連通させてある。
口部内のノズル保持筒7には噴霧ノズル8が内挿
され、該噴霧ノズル8の後方には噴霧ノズル8に
圧縮空気を送る空気圧送機構9が内蔵されてい
る。縦筒部5内には空気圧送機構9の駆動源であ
る縦型のモータ10と、モータ10の電源である
電池11とが内蔵されている。図例で示す空気圧
送機構9はダイヤフラムポンプが採用され、噴霧
ノズル8の後方に設けた吐出弁12と該吐出弁1
2の下方に設けた吸込弁13の双方の後方にダイ
ヤフラム14を装備し、モータ10の軸上に直結
したバランサー付き偏心カム15の回転で前記ダ
イヤフラム14を往復させることにより、空気を
吸込弁13よりダイヤフラム14内に吸入しこれ
を吐出弁12より吐出して噴霧ノズル8に圧送す
るようにしてある。吸込弁13は本体ケース2の
側方に突設した吸気口16と連通させてある。
また横筒部4の下面4aには吸液管17がタン
ク装着部6に垂下するように突設され、この吸液
管17の上端の吸出口18は噴霧ノズル8内に臨
むように設けられ、その下端には吸液口19が備
えられている。
ク装着部6に垂下するように突設され、この吸液
管17の上端の吸出口18は噴霧ノズル8内に臨
むように設けられ、その下端には吸液口19が備
えられている。
吸液口19は第6,7図に示すように、吸液管
17の下端に嵌合される有底筒形状に合成樹脂成
形され、その底壁19aには薬液の通る小さい孔
20群が形成されている。小さい孔20群は、底
壁19aの外面側に複数の円形凹部21を同一円
上に列設し、同底壁19aの内面側の中央には前
記円形凹部21のそれぞれの円周一部と重合する
配置の下でひとつの円形凹部22を設けてこれら
外側の凹部21と内側の凹部22との重合部を貫
通状態にすることにより、形成される。このさい
図例とは反対に複数の凹部21群を底壁19aの
内面側に、ひとつの凹部22を底壁19aの外面
側に設けることにより前記小さい孔20群を形成
することもできる。このような小さい孔20群は
吸液口19を合成樹脂成形することにより同時に
加工されるため、従来の吸液口のような布や金網
状フイルタに比し、きわめて容易にかつ安価に加
工することができるとともに、従来のフイルター
に生じがちだつた使用薬液との不必要な化学反応
に、特別な配慮をする必要がなく設計の自由度が
増す。
17の下端に嵌合される有底筒形状に合成樹脂成
形され、その底壁19aには薬液の通る小さい孔
20群が形成されている。小さい孔20群は、底
壁19aの外面側に複数の円形凹部21を同一円
上に列設し、同底壁19aの内面側の中央には前
記円形凹部21のそれぞれの円周一部と重合する
配置の下でひとつの円形凹部22を設けてこれら
外側の凹部21と内側の凹部22との重合部を貫
通状態にすることにより、形成される。このさい
図例とは反対に複数の凹部21群を底壁19aの
内面側に、ひとつの凹部22を底壁19aの外面
側に設けることにより前記小さい孔20群を形成
することもできる。このような小さい孔20群は
吸液口19を合成樹脂成形することにより同時に
加工されるため、従来の吸液口のような布や金網
状フイルタに比し、きわめて容易にかつ安価に加
工することができるとともに、従来のフイルター
に生じがちだつた使用薬液との不必要な化学反応
に、特別な配慮をする必要がなく設計の自由度が
増す。
薬液タンク3は上記タンク装着部6に合致する
四角筒状に合成樹脂成形され、横筒部4の下面4
aに対し接当する、その上面壁3aには吸液管1
7の下端の吸液口19が挿入される薬液供給口2
3が上向きに突設され、縦筒部5の前面壁5aに
対し重合される後面壁3bの外面にはさじ通し孔
24を有するさじ保持突片25が突設され、その
さじ通し孔24に薬剤調合用さじ26が柄部26
aを上下方向に抜き差し可能に挿通して縦姿勢に
支持されるようにしてある。
四角筒状に合成樹脂成形され、横筒部4の下面4
aに対し接当する、その上面壁3aには吸液管1
7の下端の吸液口19が挿入される薬液供給口2
3が上向きに突設され、縦筒部5の前面壁5aに
対し重合される後面壁3bの外面にはさじ通し孔
24を有するさじ保持突片25が突設され、その
さじ通し孔24に薬剤調合用さじ26が柄部26
aを上下方向に抜き差し可能に挿通して縦姿勢に
支持されるようにしてある。
また薬液タンク3の後面壁3bの左右側縁およ
び下側縁の三方には薬剤調合用さじ26を囲む壁
27,28,29を後向きに突設する。そのうち
左右の囲い壁27,28は、上記縦筒部5の前面
側に突設した1対のL形断面の装着ガイド突片3
0,31に対し上下方向に摺動自在に嵌合するよ
う溝形断面に形成して、装着ガイド片30,31
の溝部30a,31aに嵌合する突部27a,2
8aと、装着ガイド片30,31の突部30b,
31bに嵌合する溝部27b,28bとを有して
いる。従つて、本体ケース2のタンク装着部6に
薬液タンク3を納めるに際しては薬液タンク3の
左右囲い壁27,28の上端を装着ガイド突片3
0,31に嵌合させてから、薬液タンク3をその
装着ガイド突片30,31の案内下で上方にスラ
イドさせれば、薬液タンク3は、薬液供給口23
に吸液管17の下端を挿入し、また上面壁3aを
横筒部4の下面4aに接当するとともに左右囲い
壁27,28の端面を縦筒部5の前面壁5aに重
合する納まり状態が得られる。この納まりによつ
て薬液タンク3の後面壁3bと縦筒部5の前面壁
5aとの合わせ面間に、三方の囲い壁27,2
8,29および横筒部4の下面4aによりその四
方が囲まれるさじ収容空間32が形成される。
び下側縁の三方には薬剤調合用さじ26を囲む壁
27,28,29を後向きに突設する。そのうち
左右の囲い壁27,28は、上記縦筒部5の前面
側に突設した1対のL形断面の装着ガイド突片3
0,31に対し上下方向に摺動自在に嵌合するよ
う溝形断面に形成して、装着ガイド片30,31
の溝部30a,31aに嵌合する突部27a,2
8aと、装着ガイド片30,31の突部30b,
31bに嵌合する溝部27b,28bとを有して
いる。従つて、本体ケース2のタンク装着部6に
薬液タンク3を納めるに際しては薬液タンク3の
左右囲い壁27,28の上端を装着ガイド突片3
0,31に嵌合させてから、薬液タンク3をその
装着ガイド突片30,31の案内下で上方にスラ
イドさせれば、薬液タンク3は、薬液供給口23
に吸液管17の下端を挿入し、また上面壁3aを
横筒部4の下面4aに接当するとともに左右囲い
壁27,28の端面を縦筒部5の前面壁5aに重
合する納まり状態が得られる。この納まりによつ
て薬液タンク3の後面壁3bと縦筒部5の前面壁
5aとの合わせ面間に、三方の囲い壁27,2
8,29および横筒部4の下面4aによりその四
方が囲まれるさじ収容空間32が形成される。
この薬液タンク3の納まり状態のみでは、薬液
タンク3は左右囲い壁27,28の突部27a,
28aと装着ガイド突片30,31の突部30
b,31bとの嵌合により本体ケース2から前方
へ分離移動するのを阻止されているだけで、本体
ケース2から下方向に移動自由な状態にある。従
つてこの薬液タンク3の装着状態を保持するには
その下方移動をも阻止しなければならない。この
下方移動阻止手段の好ましい例を挙示すれば、薬
液タンク3が上記のようにタンク装着部6に納め
られた状態において、その後面壁3bのさじ保持
突片25の下面25aに対し係合する半球形の突
起33を縦筒部5の前面壁5aの一部に開口した
孔34より出没自在に突設する。その突起33は
縦筒部5の前面壁5aの内部に上端を固着した板
ばね35の自由下端と結合して、そのばね35の
力で突起33を常時、孔34より突出するように
してある。
タンク3は左右囲い壁27,28の突部27a,
28aと装着ガイド突片30,31の突部30
b,31bとの嵌合により本体ケース2から前方
へ分離移動するのを阻止されているだけで、本体
ケース2から下方向に移動自由な状態にある。従
つてこの薬液タンク3の装着状態を保持するには
その下方移動をも阻止しなければならない。この
下方移動阻止手段の好ましい例を挙示すれば、薬
液タンク3が上記のようにタンク装着部6に納め
られた状態において、その後面壁3bのさじ保持
突片25の下面25aに対し係合する半球形の突
起33を縦筒部5の前面壁5aの一部に開口した
孔34より出没自在に突設する。その突起33は
縦筒部5の前面壁5aの内部に上端を固着した板
ばね35の自由下端と結合して、そのばね35の
力で突起33を常時、孔34より突出するように
してある。
この突起33は、薬液タンク3が上記のように
タンク装着部6に上向きにスライドされる過程で
先ずさじ保持突片25の上面25bとの衝当によ
り孔34内に押込まれたのちさじ突片25の後面
25cを滑り、薬液タンク3の完全なる納まりと
同時に板ばね35の力で孔34より突出してさじ
保持突片25の下面25aに係合し、これにて薬
液タンク3の下方移動を阻止する。そして、薬液
タンク3を装着ガイド突片30,31に沿つて下
方にスライドさせてタンク装着部6から取外すと
きは、さじ保持突片25の押力で突起33は孔3
4内に押込まれ、さじ保持突片25の通過に伴い
突起33はばね35の力で孔34より突出するの
である。
タンク装着部6に上向きにスライドされる過程で
先ずさじ保持突片25の上面25bとの衝当によ
り孔34内に押込まれたのちさじ突片25の後面
25cを滑り、薬液タンク3の完全なる納まりと
同時に板ばね35の力で孔34より突出してさじ
保持突片25の下面25aに係合し、これにて薬
液タンク3の下方移動を阻止する。そして、薬液
タンク3を装着ガイド突片30,31に沿つて下
方にスライドさせてタンク装着部6から取外すと
きは、さじ保持突片25の押力で突起33は孔3
4内に押込まれ、さじ保持突片25の通過に伴い
突起33はばね35の力で孔34より突出するの
である。
この薬液タンク3の下方移動阻止手段はさじ保
持突片25を兼用した構造であるので、きわめて
簡単に構成される。なお、上記突片25の上面2
5bおよび下面25aに図示するようなテーパを
形成しておけば、突起33の半球形状と相まつて
この突起33との係脱作用がきわめて円滑に行わ
れる。
持突片25を兼用した構造であるので、きわめて
簡単に構成される。なお、上記突片25の上面2
5bおよび下面25aに図示するようなテーパを
形成しておけば、突起33の半球形状と相まつて
この突起33との係脱作用がきわめて円滑に行わ
れる。
なお、第1図中において、36は防塵キヤツプ
で、これは横筒部4の先端開口部内において噴霧
ノズル8の外周を囲むとともに、その前方に突出
する口筒37の先端に、着脱自在に被冠できるよ
うにしてある。
で、これは横筒部4の先端開口部内において噴霧
ノズル8の外周を囲むとともに、その前方に突出
する口筒37の先端に、着脱自在に被冠できるよ
うにしてある。
上記構成において、噴霧吸入器の使用にあたつ
ては、まず本体ケース2より薬液タンク3を上述
の要領で取外し、このタンク3に食塩水、うがい
薬液などの薬液を供給口23より供給する。この
とき、薬剤調合用さじ26は薬液タンク3の後面
壁3bから取外して食塩、うがい薬などのすくい
とりやタンク3への投入に使用される。そして、
薬液調合用さじ26を薬液タンク3の後面壁3b
上に納め、薬液タンク3を本体ケース2のタンク
装着部6に装着して吸液管17の下端の吸液口1
9をタンク3内の薬液中に浸漬する。次に、図外
の電源スイツチを入れモータ10の駆動によりダ
イヤフラム14を往復させて圧縮空気を噴霧ノズ
ル8から噴出させる。この噴出過程において圧縮
空気の吸引作用でタンク3内の薬液は吸液管17
を通つて噴気中に混入され噴霧ノズル8から霧状
になつて噴出され、使用者の口腔中に送り込まれ
ることになる。
ては、まず本体ケース2より薬液タンク3を上述
の要領で取外し、このタンク3に食塩水、うがい
薬液などの薬液を供給口23より供給する。この
とき、薬剤調合用さじ26は薬液タンク3の後面
壁3bから取外して食塩、うがい薬などのすくい
とりやタンク3への投入に使用される。そして、
薬液調合用さじ26を薬液タンク3の後面壁3b
上に納め、薬液タンク3を本体ケース2のタンク
装着部6に装着して吸液管17の下端の吸液口1
9をタンク3内の薬液中に浸漬する。次に、図外
の電源スイツチを入れモータ10の駆動によりダ
イヤフラム14を往復させて圧縮空気を噴霧ノズ
ル8から噴出させる。この噴出過程において圧縮
空気の吸引作用でタンク3内の薬液は吸液管17
を通つて噴気中に混入され噴霧ノズル8から霧状
になつて噴出され、使用者の口腔中に送り込まれ
ることになる。
第11図ないし第13図はいずれも上記薬液タ
ンク3の本体ケース2に対する他の装着例を示す
もので、第11図は本体ケース2の後面2a全体
をタンク装着部6とし、第12図は本体ケース2
の下面2b全体をタンク装着部6として各々に薬
液タンク3を着脱自在に装着するとともに、本体
ケース2の後面2aと薬液タンク3との重合面
間、本体ケース2の下面2bと薬液タンク3との
重合面間にはそれぞれ、さじ収容空間32を形成
してこの収容空間32に薬剤調合用さじ26を収
容してある。さじ収容空間32の形成にさいして
は各図示例のように薬液タンク3側に凹所38を
設けるか、あるいは本体ケース2側に凹所を設け
るかは任意である。第13図は本体ケース2の前
面2cの一部に凹部39を設け、この凹部39に
薬液タンク3を着脱自在に嵌合させてあり、また
薬液タンク3の本体ケース2との合わせ面間にさ
じ収容空間32を形成してこの空間32に薬剤調
合用さじ26を納めてある。なお、第11図ない
し第13図に示す各実施例において、薬液タンク
3の着脱操作が容易に行ないうるように、吸液管
17は可撓材で構成される。
ンク3の本体ケース2に対する他の装着例を示す
もので、第11図は本体ケース2の後面2a全体
をタンク装着部6とし、第12図は本体ケース2
の下面2b全体をタンク装着部6として各々に薬
液タンク3を着脱自在に装着するとともに、本体
ケース2の後面2aと薬液タンク3との重合面
間、本体ケース2の下面2bと薬液タンク3との
重合面間にはそれぞれ、さじ収容空間32を形成
してこの収容空間32に薬剤調合用さじ26を収
容してある。さじ収容空間32の形成にさいして
は各図示例のように薬液タンク3側に凹所38を
設けるか、あるいは本体ケース2側に凹所を設け
るかは任意である。第13図は本体ケース2の前
面2cの一部に凹部39を設け、この凹部39に
薬液タンク3を着脱自在に嵌合させてあり、また
薬液タンク3の本体ケース2との合わせ面間にさ
じ収容空間32を形成してこの空間32に薬剤調
合用さじ26を納めてある。なお、第11図ない
し第13図に示す各実施例において、薬液タンク
3の着脱操作が容易に行ないうるように、吸液管
17は可撓材で構成される。
また、これら各実施例において本体ケース2と
薬液タンク3の重合面間における結合手段として
は、第1実施例で示すように装着ガイド突片3
0,31と囲い壁27,28との嵌合手段、およ
び出没自在な突起33とさじ保持突片25との係
合手段を採用するか、あるいは第14図に示すよ
うに本体ケース2または薬液タンク3の片方にほ
ぞ40を設け、他方にそのほぞ40に嵌合するあ
り溝41を設けたものであつてもよく、また第1
3図に示すように本体ケース2または薬液タンク
3の片方に小さい突起42を設け、他方にその突
起42に係脱自在な凹部43を設けるようにして
もよい。
薬液タンク3の重合面間における結合手段として
は、第1実施例で示すように装着ガイド突片3
0,31と囲い壁27,28との嵌合手段、およ
び出没自在な突起33とさじ保持突片25との係
合手段を採用するか、あるいは第14図に示すよ
うに本体ケース2または薬液タンク3の片方にほ
ぞ40を設け、他方にそのほぞ40に嵌合するあ
り溝41を設けたものであつてもよく、また第1
3図に示すように本体ケース2または薬液タンク
3の片方に小さい突起42を設け、他方にその突
起42に係脱自在な凹部43を設けるようにして
もよい。
この考案の噴霧吸入器は上記のように、着脱自
在な薬液タンク3と本体ケース2との合わせ面間
に形成されたさじ収容空間32内に薬剤調合用さ
じ26を取出し可能に収容したものであるから、
薬液タンク3に薬液を供給するさい薬剤調合用さ
じ26がつねに手許にあつてこの使用を至便とす
るし、また薬液タンク3と本体ケース2との合わ
せ面間に納められた薬剤調合用さじ26は塵埃付
着を避けて衝生的に納められるとともに、噴霧吸
入器の使用に際し何ら支障を来たすようなことが
なく、しかも噴霧吸入器の外観体裁を損うことも
ないなどの利点がある。
在な薬液タンク3と本体ケース2との合わせ面間
に形成されたさじ収容空間32内に薬剤調合用さ
じ26を取出し可能に収容したものであるから、
薬液タンク3に薬液を供給するさい薬剤調合用さ
じ26がつねに手許にあつてこの使用を至便とす
るし、また薬液タンク3と本体ケース2との合わ
せ面間に納められた薬剤調合用さじ26は塵埃付
着を避けて衝生的に納められるとともに、噴霧吸
入器の使用に際し何ら支障を来たすようなことが
なく、しかも噴霧吸入器の外観体裁を損うことも
ないなどの利点がある。
第1図ないし第10図はこの考案に係る噴霧吸
入器の一実施例を示すもので、第1図は噴霧吸入
器の外観斜視図、第2図は薬液タンクの装着過程
を示す斜視図、第3図は使用態様図、第4図は噴
霧吸入器の縦断側面図、第5図は薬液タンクを取
外した状態で示す本体ケースの底面図、第6図は
吸液口の半欠截断面図、第7図は吸液口の底面
図、第8図は本体ケースに対する薬液タンクの装
着状態をケース底から見て示す拡大断面図、第9
図は薬液タンクの斜視図、第10図はさじ収容空
間の拡大断面図である。第11図ないし第13図
はいずれも噴霧吸入器の他の変形実施例を示す側
面図である。第14図は本体ケースと薬液タンク
の合わせ面における結合手段の他の変形例を示す
断面図である。 2……本体ケース、3……薬液タンク、6……
タンク装着部、8……噴霧ノズル、9……空気圧
送機構、17……吸液管、32……さじ収容空
間、26……薬剤調合用さじ。
入器の一実施例を示すもので、第1図は噴霧吸入
器の外観斜視図、第2図は薬液タンクの装着過程
を示す斜視図、第3図は使用態様図、第4図は噴
霧吸入器の縦断側面図、第5図は薬液タンクを取
外した状態で示す本体ケースの底面図、第6図は
吸液口の半欠截断面図、第7図は吸液口の底面
図、第8図は本体ケースに対する薬液タンクの装
着状態をケース底から見て示す拡大断面図、第9
図は薬液タンクの斜視図、第10図はさじ収容空
間の拡大断面図である。第11図ないし第13図
はいずれも噴霧吸入器の他の変形実施例を示す側
面図である。第14図は本体ケースと薬液タンク
の合わせ面における結合手段の他の変形例を示す
断面図である。 2……本体ケース、3……薬液タンク、6……
タンク装着部、8……噴霧ノズル、9……空気圧
送機構、17……吸液管、32……さじ収容空
間、26……薬剤調合用さじ。
Claims (1)
- 噴霧ノズル8、噴霧ノズル8に圧縮空気を送る
空気圧送機構9を有し、かつ外側面にタンク装着
部6を設けた本体ケース2と、前記タンク装着部
6に着脱自在に重合状態で装着される薬液タンク
3と、薬液タンク3内の薬液を前記噴霧ノズル8
に導く吸液管17とからなる噴霧吸入器におい
て、前記薬液タンク3と本体ケース2との合わせ
面間にさじ収容空間32を形成し、該さじ収容空
間32内に薬剤調合用さじ26を取出し可能に収
容してなることを特徴とする噴霧吸入器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7317181U JPS629869Y2 (ja) | 1981-05-19 | 1981-05-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7317181U JPS629869Y2 (ja) | 1981-05-19 | 1981-05-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57185345U JPS57185345U (ja) | 1982-11-25 |
JPS629869Y2 true JPS629869Y2 (ja) | 1987-03-07 |
Family
ID=29868958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7317181U Expired JPS629869Y2 (ja) | 1981-05-19 | 1981-05-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS629869Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6223494Y2 (ja) * | 1981-06-12 | 1987-06-15 |
-
1981
- 1981-05-19 JP JP7317181U patent/JPS629869Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57185345U (ja) | 1982-11-25 |
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