JPS6296714A - 多気筒エンジンのクランク軸の軸受潤滑構造 - Google Patents
多気筒エンジンのクランク軸の軸受潤滑構造Info
- Publication number
- JPS6296714A JPS6296714A JP23504985A JP23504985A JPS6296714A JP S6296714 A JPS6296714 A JP S6296714A JP 23504985 A JP23504985 A JP 23504985A JP 23504985 A JP23504985 A JP 23504985A JP S6296714 A JPS6296714 A JP S6296714A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- bridge member
- bearing cap
- crankshaft
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases or frames
- F02F7/0043—Arrangements of mechanical drive elements
- F02F7/0053—Crankshaft bearings fitted in the crankcase
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M11/00—Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
- F01M11/02—Arrangements of lubricant conduits
- F01M2011/026—Arrangements of lubricant conduits for lubricating crankshaft bearings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は多気筒エンジンのクランク軸の軸受潤滑構造に
関する。
関する。
〈従来の技術〉
一般に多気筒エンジンに於ては、シリンダブロックのク
ランクケースに一体的に形成される複数のジャーナル壁
と、該ジャーナル壁に結合ボルトにより結合される軸受
キャップとによりクランク軸を回転自在に支承している
。
ランクケースに一体的に形成される複数のジャーナル壁
と、該ジャーナル壁に結合ボルトにより結合される軸受
キャップとによりクランク軸を回転自在に支承している
。
近年、エンジンの高速回転化、及び低燃費化が要求され
てきており、クランク軸を軽量化し得るように、ジャー
ナル壁を気筒毎に設けている。また、エンジンの低燃費
化のためにはエンジンの重量を低減すると良く、特にエ
ンジンの重量の大きな要素でおるシリンダブロックの軽
量化が効果的である。このシリンダブロックの軽量化の
ためには、シリンダ壁を極力薄くシてエンジンの全長を
短（すると良く、エンジンの小型化ともなり得るため極
めて効果的である。
てきており、クランク軸を軽量化し得るように、ジャー
ナル壁を気筒毎に設けている。また、エンジンの低燃費
化のためにはエンジンの重量を低減すると良く、特にエ
ンジンの重量の大きな要素でおるシリンダブロックの軽
量化が効果的である。このシリンダブロックの軽量化の
ためには、シリンダ壁を極力薄くシてエンジンの全長を
短（すると良く、エンジンの小型化ともなり得るため極
めて効果的である。
しかしながら、多気筒エンジンに於けるクランク軸の軸
受部には、爆発力による力がシリンダ軸の軸線に直交す
る方向に加わり、特に、Ｖ型多気筒エンジンに於ては、
爆発力による力が上下方向のみならず横方向にも加わり
、クランク軸及びその軸受部に多大な応力を発生させ、
同部分の強度が問題となり得る。このような多気筒エン
ジンに於ては、クランク軸の軸受部の強度及び剛性を十
分高くしなければならないが、前記したように高速回転
化及び低燃費化に対応するためにシリンダ壁を薄肉に形
成する傾向が一般的になっており、クランク軸の軸受部
の幅も比較的小さくなり、上記した問題が一層顕著とな
る。
受部には、爆発力による力がシリンダ軸の軸線に直交す
る方向に加わり、特に、Ｖ型多気筒エンジンに於ては、
爆発力による力が上下方向のみならず横方向にも加わり
、クランク軸及びその軸受部に多大な応力を発生させ、
同部分の強度が問題となり得る。このような多気筒エン
ジンに於ては、クランク軸の軸受部の強度及び剛性を十
分高くしなければならないが、前記したように高速回転
化及び低燃費化に対応するためにシリンダ壁を薄肉に形
成する傾向が一般的になっており、クランク軸の軸受部
の幅も比較的小さくなり、上記した問題が一層顕著とな
る。
〈発明が解決しようとする問題点〉
このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の主な目的
は、クランク軸の各軸受部の剛性を高めると共にエンジ
ン全体としての軽量化をなし得る多気筒エンジンのクラ
ンク軸の軸受潤滑構造を提供することにある。
は、クランク軸の各軸受部の剛性を高めると共にエンジ
ン全体としての軽量化をなし得る多気筒エンジンのクラ
ンク軸の軸受潤滑構造を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉
このような目的は、本発明によれば、シリンダブロック
のクランクケースに一体的に形成された複数のジャーナ
ル壁と、クランク軸を回転自在に支承する複数の軸受部
を形成するべく前記ジャーナル壁のそれぞれに結合され
た軸受キャップと、前記軸受部に潤滑油を導く通路とを
有する多気筒エンジンのクランク軸の軸受潤滑構造であ
って、前記複数の軸受キャップがブリッジ部材により互
いに一体的に連結されており、前記ブリッジ部材内に、
潤滑油の流通するオイルギヤラリと、該オイルギヤラリ
から前記軸受キャップに穿設された給油路に連通ずる分
岐油路とが形成されており、更に、前記分岐油路及び前
記給油路から所定の間隔をおいて前記ブリッジ部材と前
記軸受キャップとの間に位置決めピンが介設されている
ことを特徴とする多気筒エンジンのクランク軸の軸受潤
滑構造を提供することにより達成される。
のクランクケースに一体的に形成された複数のジャーナ
ル壁と、クランク軸を回転自在に支承する複数の軸受部
を形成するべく前記ジャーナル壁のそれぞれに結合され
た軸受キャップと、前記軸受部に潤滑油を導く通路とを
有する多気筒エンジンのクランク軸の軸受潤滑構造であ
って、前記複数の軸受キャップがブリッジ部材により互
いに一体的に連結されており、前記ブリッジ部材内に、
潤滑油の流通するオイルギヤラリと、該オイルギヤラリ
から前記軸受キャップに穿設された給油路に連通ずる分
岐油路とが形成されており、更に、前記分岐油路及び前
記給油路から所定の間隔をおいて前記ブリッジ部材と前
記軸受キャップとの間に位置決めピンが介設されている
ことを特徴とする多気筒エンジンのクランク軸の軸受潤
滑構造を提供することにより達成される。
〈作用〉
このように軸受キャップをブリッジ部材と一体的にクラ
ンクケースのジャーナル壁へ結合することによりクラン
ク軸の軸受部の剛性を高めることが可能となる。
ンクケースのジャーナル壁へ結合することによりクラン
ク軸の軸受部の剛性を高めることが可能となる。
更に、ブリッジ部材を軸受キャップに位置決めする位置
決めピンをブリッジ部材と軸受キャップとを連通する潤
滑油の通路から所定の間隔を有して設けることにより、
潤滑油の通路回りの肉厚を十分確保することができるた
め、クランク軸の軸受部の幅を比較的小さくすることが
可能となる。
決めピンをブリッジ部材と軸受キャップとを連通する潤
滑油の通路から所定の間隔を有して設けることにより、
潤滑油の通路回りの肉厚を十分確保することができるた
め、クランク軸の軸受部の幅を比較的小さくすることが
可能となる。
〈実施例〉
以下に添付の図面を参照して本発明を特定の実施例につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
第１図は本発明に基づく潤滑構造が適用された■型６気
筒エンジンの全体図である。
筒エンジンの全体図である。
シリンダブロック１は９０度のバンク角をもって相互に
Ｖ字型に配置される略同−の構造からなるシリンダ列２
．３と、それぞれのシリンダ列２．３の集合下部を一体
的に結合するクランクケース４とにより構成されている
。前記シリンダ列２．３には、それぞれ３本のシリンダ
５が形成されており、それぞれのシリンダ列２．３の上
端には図示されていないシリンダヘッドが固着されてい
る。
Ｖ字型に配置される略同−の構造からなるシリンダ列２
．３と、それぞれのシリンダ列２．３の集合下部を一体
的に結合するクランクケース４とにより構成されている
。前記シリンダ列２．３には、それぞれ３本のシリンダ
５が形成されており、それぞれのシリンダ列２．３の上
端には図示されていないシリンダヘッドが固着されてい
る。
また、シリンダ５にはシリンダライナ６が内設されてお
り、シリンダ５壁にはシリンダライナ６を囲繞するよう
にウォータジャケット７が形成されている。
り、シリンダ５壁にはシリンダライナ６を囲繞するよう
にウォータジャケット７が形成されている。
シリンダ５の内部にはピストン８がシリンダライナ６内
に摺動自在に受容されており、そのピストン８はコンロ
ッド９を介してクランク軸１０に連結されており、爆発
力によるピストン８の往復運動を、クランク軸１０の回
転運動に変換し得るようにされている。
に摺動自在に受容されており、そのピストン８はコンロ
ッド９を介してクランク軸１０に連結されており、爆発
力によるピストン８の往復運動を、クランク軸１０の回
転運動に変換し得るようにされている。
クランクケース４にはクランク軸１０方向に沿って相対
峙する一対のスカート壁１１が一体的に垂設され、それ
ぞれのスカート壁１１の下端には取付７ランジ１２が一
体的に形成されており、これらの取付フランジ１２には
オイルパン１３が固着されている。
峙する一対のスカート壁１１が一体的に垂設され、それ
ぞれのスカート壁１１の下端には取付７ランジ１２が一
体的に形成されており、これらの取付フランジ１２には
オイルパン１３が固着されている。
また、クランクケース４にはクランク軸１０の軸線方向
に所定の間隔を有して、４つのジャーナル壁１４が一体
的に垂設されている。各ジャーナル壁１４は、前記それ
ぞれのスカート壁］１にも及んでおり、その下面が平坦
に形成されていると共に、下面の中央部にはクランク軸
１０を支承するための半円状の軸受半部１５が凹設され
ている。
に所定の間隔を有して、４つのジャーナル壁１４が一体
的に垂設されている。各ジャーナル壁１４は、前記それ
ぞれのスカート壁］１にも及んでおり、その下面が平坦
に形成されていると共に、下面の中央部にはクランク軸
１０を支承するための半円状の軸受半部１５が凹設され
ている。
前記各ジャーナル壁１４の下方には、後述する軸受キャ
ップ１６を嵌合するための凹部１７が形成されている。
ップ１６を嵌合するための凹部１７が形成されている。
この凹部１７の両側部内面上部にはそれぞれ第１嵌合雌
面１８が形成され、更に四部１７の両側部内面下部には
、前記第１嵌合雌面］８から所定の間隔を有してそれぞ
れ第２嵌合雌面１９が形成されている。尚、前記第１嵌
合雌面１８は、前記第２嵌合雌面１９よりも内側、即ち
クランク軸１０よりに段差を有して形成されている。
面１８が形成され、更に四部１７の両側部内面下部には
、前記第１嵌合雌面］８から所定の間隔を有してそれぞ
れ第２嵌合雌面１９が形成されている。尚、前記第１嵌
合雌面１８は、前記第２嵌合雌面１９よりも内側、即ち
クランク軸１０よりに段差を有して形成されている。
前記凹部１７には、鉄合金からなる軸受キャップ１６が
嵌合されている。この軸受キャップ１６は前記ジャーナ
ル壁１４の下面に接合する平坦な上面を有し、その上面
の中央部には前記軸受半部１５に対応する軸受半部２０
が形成されている。
嵌合されている。この軸受キャップ１６は前記ジャーナ
ル壁１４の下面に接合する平坦な上面を有し、その上面
の中央部には前記軸受半部１５に対応する軸受半部２０
が形成されている。
また、軸受キャップ１６の両側面の上部には前記それぞ
れの第１嵌合雌面１８に嵌合する第１嵌合雄面２］がそ
れぞれ形成され、更に軸受キレツブ１６の両側面の下部
には前記それぞれの第２嵌合雌面１つに嵌合する第２嵌
合雄面２２がそれぞれ形成されている。前記第１嵌合雌
面１８と前記第１嵌合雄面２１との間は密嵌合し得るよ
うに嵌合代を小さく設定されているが、前記第２嵌合雌
面１９と前記第２吹合雄面２２との間は嵌合代を大きく
設定されており遊嵌合し得ることになる。
れの第１嵌合雌面１８に嵌合する第１嵌合雄面２］がそ
れぞれ形成され、更に軸受キレツブ１６の両側面の下部
には前記それぞれの第２嵌合雌面１つに嵌合する第２嵌
合雄面２２がそれぞれ形成されている。前記第１嵌合雌
面１８と前記第１嵌合雄面２１との間は密嵌合し得るよ
うに嵌合代を小さく設定されているが、前記第２嵌合雌
面１９と前記第２吹合雄面２２との間は嵌合代を大きく
設定されており遊嵌合し得ることになる。
上記のような密、遊の二段嵌合により、軸受キャップ１
６のジャーナル壁１４への嵌合を容易にすると共に、そ
れぞれの嵌合による相互の剛性を高めることが可能とな
る。
６のジャーナル壁１４への嵌合を容易にすると共に、そ
れぞれの嵌合による相互の剛性を高めることが可能とな
る。
前記軸受キャップ１６の両側部には軸受キャップ１６の
下側より一対の類ボルト２３が挿通され、該類ボルト２
３はジャーナル壁１４に螺着して軸受キャップ１６をジ
ャーナル壁１４に固着している。このようにして、ジャ
ーナル壁１４と軸受キャップ１６とに設けられた両軸受
半部１５．２０とにより４つの軸受孔２４が形成されて
おり、これらの軸受孔２４により軸受メタル２５を介し
てクランク軸１０のジャーナル軸部が回転自在に支承さ
れている。
下側より一対の類ボルト２３が挿通され、該類ボルト２
３はジャーナル壁１４に螺着して軸受キャップ１６をジ
ャーナル壁１４に固着している。このようにして、ジャ
ーナル壁１４と軸受キャップ１６とに設けられた両軸受
半部１５．２０とにより４つの軸受孔２４が形成されて
おり、これらの軸受孔２４により軸受メタル２５を介し
てクランク軸１０のジャーナル軸部が回転自在に支承さ
れている。
軸受キャップ１６の下面は平坦に形成されており、その
下面にはアルミ合金などの軽合金からなるブリッジ部材
２６が接合される。ブリッジ部材２６には、前記一対の
類ボルト２３のそれぞれの内側に於て、ブリッジ部材２
６の下面より一対の長ボルト２７がブリッジ部材２６及
び軸受キャップ１６を貫通している。この長ボルト２７
をジャーナル壁１４に螺着することにより、ブリッジ部
材２６と軸受キャップ１６とが共線めによりジャーナル
壁１４に固着されている。
下面にはアルミ合金などの軽合金からなるブリッジ部材
２６が接合される。ブリッジ部材２６には、前記一対の
類ボルト２３のそれぞれの内側に於て、ブリッジ部材２
６の下面より一対の長ボルト２７がブリッジ部材２６及
び軸受キャップ１６を貫通している。この長ボルト２７
をジャーナル壁１４に螺着することにより、ブリッジ部
材２６と軸受キャップ１６とが共線めによりジャーナル
壁１４に固着されている。
更に、一対の補助結合ボルト２８が前記それぞれのスカ
ート壁１１の外側より該スカート壁１１及び前記第２嵌
合雌、雄面１８．２１を貫通して軸受キャップ１６の両
側部にそれぞれ螺着されている。
ート壁１１の外側より該スカート壁１１及び前記第２嵌
合雌、雄面１８．２１を貫通して軸受キャップ１６の両
側部にそれぞれ螺着されている。
前記したように各軸受キャップ１６の下面にはブリッジ
部材２６が固着されているが、第２図に良く示されてい
るように、ブリッジ部材２６は、クランク軸１０の軸線
方向に伸びる主部分２６ａと、それぞれの軸受キャップ
１６に対応して該主部分２６ａに一体的に立設された複
数の脚部分２６ｂとにより構成されている。主部分２６
ａには縦方向にオイルギヤラリ３１が形成されており、
また脚部分２６ｂにはオイルギヤラリ３１から分岐した
分岐油路３２が上方に伸びて穿設されている。分岐油路
３２は軸受キャップ１６に穿設された給油路３３と連通
しており、該給油路３３は前′記軸受半部２０の軸受面
に開口している。
部材２６が固着されているが、第２図に良く示されてい
るように、ブリッジ部材２６は、クランク軸１０の軸線
方向に伸びる主部分２６ａと、それぞれの軸受キャップ
１６に対応して該主部分２６ａに一体的に立設された複
数の脚部分２６ｂとにより構成されている。主部分２６
ａには縦方向にオイルギヤラリ３１が形成されており、
また脚部分２６ｂにはオイルギヤラリ３１から分岐した
分岐油路３２が上方に伸びて穿設されている。分岐油路
３２は軸受キャップ１６に穿設された給油路３３と連通
しており、該給油路３３は前′記軸受半部２０の軸受面
に開口している。
ブリッジ部材２６の軸受キャップ１６への接合面には、
第３図に良く示されているように、潤滑油の流通する分
岐油路３２の開口部の外周部に溝４１が周設されている
。溝４１には０リング４２が嵌挿されており、分岐油路
３２から給油路３３へ流通する潤滑油の洩れを防止して
いる。また、ブリッジ部材２６には分岐油路３２の開口
部から所定の間隔を有して孔４３が穿設されており、軸
受キャップ１６のブリッジ部材２６への接合面にも前記
孔４３に対応する位置に孔４４が穿設されている。これ
らの孔４３．４４には位置決めピン４５が、それぞれの
孔４３．４４に亘って嵌合されており、ブリッジ部材２
６を軸受キャップ１６に位置決めすることを容易にして
いる。
第３図に良く示されているように、潤滑油の流通する分
岐油路３２の開口部の外周部に溝４１が周設されている
。溝４１には０リング４２が嵌挿されており、分岐油路
３２から給油路３３へ流通する潤滑油の洩れを防止して
いる。また、ブリッジ部材２６には分岐油路３２の開口
部から所定の間隔を有して孔４３が穿設されており、軸
受キャップ１６のブリッジ部材２６への接合面にも前記
孔４３に対応する位置に孔４４が穿設されている。これ
らの孔４３．４４には位置決めピン４５が、それぞれの
孔４３．４４に亘って嵌合されており、ブリッジ部材２
６を軸受キャップ１６に位置決めすることを容易にして
いる。
〈発明の効果〉
このように本発明によれば、クランク軸の軸受部の剛性
を十分高め得るため、エンジンの高速回転化及び低燃費
化を高めることが可能となる。更に、ブリッジ部材と軸
受キャップとに潤滑油の通路を設けることにより潤滑油
の通路の加工を容易とする効果をも奏し得ることになる
。
を十分高め得るため、エンジンの高速回転化及び低燃費
化を高めることが可能となる。更に、ブリッジ部材と軸
受キャップとに潤滑油の通路を設けることにより潤滑油
の通路の加工を容易とする効果をも奏し得ることになる
。
第１図は本発明に基づく潤滑構造が適用されたＶ型６気
筒エンジンの要部断面図である。 第２図は第１図のＩＩ−ＩＩ線について見た縦断面図で
おる。 第３図は第１図の要部を示す拡大図である。
筒エンジンの要部断面図である。 第２図は第１図のＩＩ−ＩＩ線について見た縦断面図で
おる。 第３図は第１図の要部を示す拡大図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 シリンダブロックのクランクケースに一体的に形成され
た複数のジャーナル壁と、クランク軸を回転自在に支承
する複数の軸受部を形成するべく前記ジャーナル壁のそ
れぞれに結合された軸受キャップと、前記軸受部に潤滑
油を導く通路とを有する多気筒エンジンのクランク軸の
軸受潤滑構造であつて、 前記複数の軸受キャップがブリッジ部材により互いに一
体的に連結されており、前記ブリッジ部材内に、潤滑油
の流通するオイルギャラリと、該オイルギャラリから前
記軸受キャップに穿設された給油路に連通する分岐油路
とが形成されており、更に、前記分岐油路及び前記給油
路から所定の間隔をおいて前記ブリッジ部材と前記軸受
キャップとの間に位置決めピンが介設されていることを
特徴とする多気筒エンジンのクランク軸の軸受潤滑構造
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23504985A JPS6296714A (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | 多気筒エンジンのクランク軸の軸受潤滑構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23504985A JPS6296714A (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | 多気筒エンジンのクランク軸の軸受潤滑構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6296714A true JPS6296714A (ja) | 1987-05-06 |
Family
ID=16980327
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23504985A Pending JPS6296714A (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | 多気筒エンジンのクランク軸の軸受潤滑構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6296714A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0368508U (ja) * | 1989-11-09 | 1991-07-05 | ||
| GB2409498A (en) * | 2003-12-27 | 2005-06-29 | Ford Global Tech Llc | An internal combustion engine crankshaft support arrangement |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5526282A (en) * | 1978-06-30 | 1980-02-25 | Elite Diamant Veb | Patterning apparatus of knitting machine |
-
1985
- 1985-10-21 JP JP23504985A patent/JPS6296714A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5526282A (en) * | 1978-06-30 | 1980-02-25 | Elite Diamant Veb | Patterning apparatus of knitting machine |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0368508U (ja) * | 1989-11-09 | 1991-07-05 | ||
| GB2409498A (en) * | 2003-12-27 | 2005-06-29 | Ford Global Tech Llc | An internal combustion engine crankshaft support arrangement |
| US7152568B2 (en) | 2003-12-27 | 2006-12-26 | Ford Global Technologies, Llc | Internal combustion engine |
| GB2409498B (en) * | 2003-12-27 | 2007-12-19 | Ford Global Tech Llc | An internal combustion engine |
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