JPS6285770A - 自動車用スポイラ装置 - Google Patents
自動車用スポイラ装置Info
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- JPS6285770A JPS6285770A JP22482085A JP22482085A JPS6285770A JP S6285770 A JPS6285770 A JP S6285770A JP 22482085 A JP22482085 A JP 22482085A JP 22482085 A JP22482085 A JP 22482085A JP S6285770 A JPS6285770 A JP S6285770A
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- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、自動車の空力性能を向上するためのスポイラ
を、使用位置と収納位置とに回動できるように自ii車
の車体に枢着した可動式の自動車用スポイラ装置に関す
る。
を、使用位置と収納位置とに回動できるように自ii車
の車体に枢着した可動式の自動車用スポイラ装置に関す
る。
(従来の技術)
例えば、実開昭57−59189号公報に開示されてい
るように、自動車の車体の前部下面に、フロントスポイ
ラを、車体の下面より垂下する使用位置と、車体の下面
に近接する収納位置とに回動可能に枢着し、かつフロン
トスポイラを回動させる駆動手段を車体側に設けた自動
車用スポイラ装置は公知である。
るように、自動車の車体の前部下面に、フロントスポイ
ラを、車体の下面より垂下する使用位置と、車体の下面
に近接する収納位置とに回動可能に枢着し、かつフロン
トスポイラを回動させる駆動手段を車体側に設けた自動
車用スポイラ装置は公知である。
このような可動式の自動車用スポイラ装置は、自動車の
低速走行時又は悪路走行時等においては、フロントスポ
イラを収納位置に位置させておくことにより、フロント
スポイラが歩道の縁石や道路上の石等の障害物に衝突し
て破損するおそれをなくすことができ、また自動車の高
速走行時は、フロントスポイラを使用位置まで回動させ
、車体の下方に垂ドさせておくことにより、気流が11
L体の下方に進入するのを防止し、前槽揚力を低減させ
るというスポイラ本来の機能を発揮することができる。
低速走行時又は悪路走行時等においては、フロントスポ
イラを収納位置に位置させておくことにより、フロント
スポイラが歩道の縁石や道路上の石等の障害物に衝突し
て破損するおそれをなくすことができ、また自動車の高
速走行時は、フロントスポイラを使用位置まで回動させ
、車体の下方に垂ドさせておくことにより、気流が11
L体の下方に進入するのを防止し、前槽揚力を低減させ
るというスポイラ本来の機能を発揮することができる。
(発明が解決しようとする問題点)
上述のような従来の装置においては、横方向に長いフロ
ントスポイラの両側部を車体し=枢着し、かつ中央部を
駆動手段に連結して、その中央部でフロン1−スポイラ
を移動させるようにしていた。
ントスポイラの両側部を車体し=枢着し、かつ中央部を
駆動手段に連結して、その中央部でフロン1−スポイラ
を移動させるようにしていた。
このような構成によると、フロントスポイラを使用位置
として、自動車を高速走行させた場合、フロントスポイ
ラの中央部は、駆動手段に連結されているので確実に支
持され、揺動することはないが、フロントスポイラの両
側部は、車体に枢着されているだけであるので、風圧等
により、枢軸まわりに揺動したり、振動するおそれがあ
る。
として、自動車を高速走行させた場合、フロントスポイ
ラの中央部は、駆動手段に連結されているので確実に支
持され、揺動することはないが、フロントスポイラの両
側部は、車体に枢着されているだけであるので、風圧等
により、枢軸まわりに揺動したり、振動するおそれがあ
る。
その結果、フロントスポイラの両側部が中央部に対して
ねじられたり、高速走行時にフロントスポイラの両側部
が振動して、不快音が発生する等の問題点がある。
ねじられたり、高速走行時にフロントスポイラの両側部
が振動して、不快音が発生する等の問題点がある。
このような問題点は、フロントスポイラ装置の場合だけ
でなく、横長のスポイラを中央部のみで移動させるよう
にしたすべての可動式スポイラ装置に共通のものであり
、特にスポイラの横方向の長さが大であるほど顕著であ
る。またフロントスポイラの両側部を後方に向けて湾曲
させることにより、車体の前部両側の下方まで覆うよう
にしたフロントスポイラ装置の場合には特に顕著に現れ
る。
でなく、横長のスポイラを中央部のみで移動させるよう
にしたすべての可動式スポイラ装置に共通のものであり
、特にスポイラの横方向の長さが大であるほど顕著であ
る。またフロントスポイラの両側部を後方に向けて湾曲
させることにより、車体の前部両側の下方まで覆うよう
にしたフロントスポイラ装置の場合には特に顕著に現れ
る。
そのため、従来の可動式のスポイラ装置においては、ス
ポイラの板厚を大とする等の手段により、スポイラの強
度を大としなければならず、装置全体の重量が大となる
という欠点があった。
ポイラの板厚を大とする等の手段により、スポイラの強
度を大としなければならず、装置全体の重量が大となる
という欠点があった。
本発明は、上述のような問題点を解決することにより、
スポイラの薄肉、軽量化を図ることができるようにした
自動車用スポイラ装置を提供することを目的とするもの
である。
スポイラの薄肉、軽量化を図ることができるようにした
自動車用スポイラ装置を提供することを目的とするもの
である。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、自動車の車体に、スポイラを、使用位置と収
納位置とに回動し得るように枢着し、かつ前記スポイラ
を回動させる駆動手段を車体側に設けた自動車用スポイ
ラ装置において、車体側に設けられ、かつスポイラが使
用位置にあるとき、スポイラの側部に係合して、スポイ
ラの収納位置方向への回動を阻止するストッパ手段を、
スポイラを使用位置から収納位置に回動させる際の前記
駆動手段の初期作動により、該ストッパ手段がスポイラ
の側部から離脱させられるように前記駆動手段に連係し
たことを特徴としている。
納位置とに回動し得るように枢着し、かつ前記スポイラ
を回動させる駆動手段を車体側に設けた自動車用スポイ
ラ装置において、車体側に設けられ、かつスポイラが使
用位置にあるとき、スポイラの側部に係合して、スポイ
ラの収納位置方向への回動を阻止するストッパ手段を、
スポイラを使用位置から収納位置に回動させる際の前記
駆動手段の初期作動により、該ストッパ手段がスポイラ
の側部から離脱させられるように前記駆動手段に連係し
たことを特徴としている。
(作 用)
本発明においては、スポイラが収納位置にある状態から
、駆動手段を作動させて、スポイラを使用位置まで回動
させると、ストッパ手段がスポイラの側部に係合して、
スポイラの収納位置方向への回動が阻止される。
、駆動手段を作動させて、スポイラを使用位置まで回動
させると、ストッパ手段がスポイラの側部に係合して、
スポイラの収納位置方向への回動が阻止される。
したがって、この状態で自動車を高速走行させ。
スポイラ全体に風圧が掛かったとしても、スポイラの側
部は、ストッパ手段により拘束され、スポイラの中央部
に対してねじれたり、振動したりすることはない。
部は、ストッパ手段により拘束され、スポイラの中央部
に対してねじれたり、振動したりすることはない。
この状態から、スポイラを収納位置方向に回動させるよ
うに駆動手段を作動させると、まず、この駆動手段の初
期作動により、ストッパ手段が。
うに駆動手段を作動させると、まず、この駆動手段の初
期作動により、ストッパ手段が。
スポイラの側部から離脱するように移動させられ、次い
でスポイラは収納位置まで回動させられる。
でスポイラは収納位置まで回動させられる。
したがって、ストッパ手段により、スポイラの使用位置
から収納位置方向への回動が妨げられることなく、装置
全体が円滑に作動することができる。
から収納位置方向への回動が妨げられることなく、装置
全体が円滑に作動することができる。
(実 施 例)
以下、本発明の一実施例を、添付図面に基づいて説明す
る。
る。
(1)は、自動車の車体、(2)は、車体(1)の前部
両側部に配設され、車体(1)の一部を構成する側部フ
レーム、(3)は、車体(1)の前部に配設され、車体
(1)の一部を構成する左右方向を向く前部フレームで
ある。
両側部に配設され、車体(1)の一部を構成する側部フ
レーム、(3)は、車体(1)の前部に配設され、車体
(1)の一部を構成する左右方向を向く前部フレームで
ある。
各側部フレーム(2)の外側面には、ブラケット(4)
における前方を向く前向片(4a)の後部が、ボルト(
5)をもって固着されている。
における前方を向く前向片(4a)の後部が、ボルト(
5)をもって固着されている。
なお、左右のブラケット(4)、及び後述する各ブラケ
ット(4)に関連する構成は左右対称をなしているので
、その右方のもののみを図示し、左方のものは図示を省
略しである6 ブラケット(4)は、上述の前向片(4a)と、その前
端部下縁より外側方に延出する水平片(4b)と、水平
片の先端より垂下する垂下片(4C)とからなっている
。
ット(4)に関連する構成は左右対称をなしているので
、その右方のもののみを図示し、左方のものは図示を省
略しである6 ブラケット(4)は、上述の前向片(4a)と、その前
端部下縁より外側方に延出する水平片(4b)と、水平
片の先端より垂下する垂下片(4C)とからなっている
。
(6)は、フロントスポイラ(以下単にスポイラという
)で、車体(1)の前端の平面形状に沿って、中央部が
前方に向けてゆるやかな弧状に膨出する横長の前面部(
6a)と、この前面部(6a)の両側端より後方に向け
て延出する側面部(6b)と、前面部(6a)の後面両
側部に固着され、かつ後上方に向かって延出する腕部(
6C)と、前面部(6a)の後面中央部に固着された軸
受片(6d)とからなっている。
)で、車体(1)の前端の平面形状に沿って、中央部が
前方に向けてゆるやかな弧状に膨出する横長の前面部(
6a)と、この前面部(6a)の両側端より後方に向け
て延出する側面部(6b)と、前面部(6a)の後面両
側部に固着され、かつ後上方に向かって延出する腕部(
6C)と、前面部(6a)の後面中央部に固着された軸
受片(6d)とからなっている。
スポイラ(6)は、各腕部(6C)の上端部を、ブラケ
ット(4)の垂下片(4C)に、左右方向を向く軸(7
)をもってそれぞれ枢着することにより、第3図、第4
図及び第11図に示すように、前面部(68)が車体(
1)の下面に近接し、かつ側面部(6b)の一部が車体
(1)内に侵入する収納位置と、第5図乃至第10図、
及び第12図に示すように、前面部(6a)及び側面部
(6b)が車体(1)の下面より垂下して、車体(1)
前部と地面(E)(第12図参照)との間隙の一部を閉
塞する使用位置との間を、軸(7)を中心として回動し
得るようになっている。
ット(4)の垂下片(4C)に、左右方向を向く軸(7
)をもってそれぞれ枢着することにより、第3図、第4
図及び第11図に示すように、前面部(68)が車体(
1)の下面に近接し、かつ側面部(6b)の一部が車体
(1)内に侵入する収納位置と、第5図乃至第10図、
及び第12図に示すように、前面部(6a)及び側面部
(6b)が車体(1)の下面より垂下して、車体(1)
前部と地面(E)(第12図参照)との間隙の一部を閉
塞する使用位置との間を、軸(7)を中心として回動し
得るようになっている。
なお、この実施例においては、スポイラ(6)の使用位
置とは、スポイラ(6)が、第5図、第6図の実線部分
、及び第9図に示す安定使用位置から、第6図の想像線
部分、第7図及び第8図に示すように、安定使用位置よ
りわずかたけ同図の時計方向に回動した最大突出位置ま
での間にある場合をすべて含むものとしである。
置とは、スポイラ(6)が、第5図、第6図の実線部分
、及び第9図に示す安定使用位置から、第6図の想像線
部分、第7図及び第8図に示すように、安定使用位置よ
りわずかたけ同図の時計方向に回動した最大突出位置ま
での間にある場合をすべて含むものとしである。
したがって、より正確にいうと、スポイラ(6)は、収
納位置から最大突出位置までの間を、軸(7)を中心と
して回動可能である。
納位置から最大突出位置までの間を、軸(7)を中心と
して回動可能である。
各腕部(6c)の上部における軸(7)の後方の部分に
は、軸(7)を中心とする弧状の長孔(8)が穿設され
ている。
は、軸(7)を中心とする弧状の長孔(8)が穿設され
ている。
各ブラケット(4)の垂下片(4c)における軸(7)
より軸(7)と長孔(8)との間の距離と等距離の位置
には、円形の孔(9)が穿設されており、この孔(9)
には、ブラケット(4)の水平片(4b)の下面に固着
された正面形が下向きコ字状の保持枠(10)により左
右方向に摺動自在に支持されたス1−ソバ手段であるス
トッパピン(11)の先端部が外方に向けて出没自在に
嵌合されている。
より軸(7)と長孔(8)との間の距離と等距離の位置
には、円形の孔(9)が穿設されており、この孔(9)
には、ブラケット(4)の水平片(4b)の下面に固着
された正面形が下向きコ字状の保持枠(10)により左
右方向に摺動自在に支持されたス1−ソバ手段であるス
トッパピン(11)の先端部が外方に向けて出没自在に
嵌合されている。
ストッパピン(11)の中間部には、円板状のばね座金
(lla)が止着されており、このばね座金(lla)
と保持枠(10)の内側の側片(10a )との間にお
けるストッパピン(11)まわりには、圧縮コイルばね
(12)が縮設され、この圧縮コイルばね(12)によ
り、ストッパピン(11)は、その先端部が孔(9)よ
り外方に向けて突出するように常時付勢されている。
(lla)が止着されており、このばね座金(lla)
と保持枠(10)の内側の側片(10a )との間にお
けるストッパピン(11)まわりには、圧縮コイルばね
(12)が縮設され、この圧縮コイルばね(12)によ
り、ストッパピン(11)は、その先端部が孔(9)よ
り外方に向けて突出するように常時付勢されている。
なお、ストッパピン(11)の先端部が孔(9)より適
量だけ突出したとき、ばね座金(11a )が保持枠(
10)の外側の側片(to b )に当接して、ストッ
パピン(11)は停止するようになっている。
量だけ突出したとき、ばね座金(11a )が保持枠(
10)の外側の側片(to b )に当接して、ストッ
パピン(11)は停止するようになっている。
ストッパピン(11)と、スポイラ(6)の腕部(6C
)、特にその長孔(8)との関係は、スポイラ(6)が
安定使用位置から最大突出位置までの間に位置している
ときは、ストッパピン(11)の先端部が長孔(8)に
突入可能で、それ以外の場合は、ストッパピン(11)
の先端が腕部(6C)の内側面に当接して、ストッパピ
ン(11)の先端部が孔(9)から突出するのが阻止さ
れるような関係としである。
)、特にその長孔(8)との関係は、スポイラ(6)が
安定使用位置から最大突出位置までの間に位置している
ときは、ストッパピン(11)の先端部が長孔(8)に
突入可能で、それ以外の場合は、ストッパピン(11)
の先端が腕部(6C)の内側面に当接して、ストッパピ
ン(11)の先端部が孔(9)から突出するのが阻止さ
れるような関係としである。
また、スポイラ(6)が安定使用位置にあるときは、ス
トッパピン(11)の先端部が長孔(8)の下縁に係合
して、スポイラ(6)の収納位置方向への回動が阻止さ
れるようになっている。
トッパピン(11)の先端部が長孔(8)の下縁に係合
して、スポイラ(6)の収納位置方向への回動が阻止さ
れるようになっている。
保持枠(10)の内側の側片(10a )を貫通して内
方に突出するストッパピン(11)の基端部には、中間
部に例えばターンバックル等の公知の長さ調節機構(図
示路)を備える左右方向を向く連結ロッド(13)の外
方端部が、適宜の連結具(13a )をもって連結され
ている。
方に突出するストッパピン(11)の基端部には、中間
部に例えばターンバックル等の公知の長さ調節機構(図
示路)を備える左右方向を向く連結ロッド(13)の外
方端部が、適宜の連結具(13a )をもって連結され
ている。
(14)は、車体(1)の前部中央に設けられ、かつス
ポイラ(6)を回動させる+1動手段で、前部フレーム
(3)に固着されたブラケット(15)と、このブラケ
ット(15)により支持された正逆回転可能なモータ(
16)と、ブラケット(15)により支持されるととも
に、モータ(16)に連係され、モータ(16)の回伝
力を、公知のウオームとウオーム歯車(いずれも図示略
)等により減速して、ブラケット(15)の右方に突出
する出力軸(17)に伝達する減速装置(18)と、出
力@(17)の先端部に基部が固着され、出力軸(17
)に対して半径方向に延出するクランクアーム(19)
と、一端がクランクアーム(19)の先端部に左右方向
を向く軸(20)をもって連結され、かつ他端がスポイ
ラ(6)の軸受片(6d)に左右方向を向く軸(21)
をもって連結された連結リンク(22)とからなってい
る。
ポイラ(6)を回動させる+1動手段で、前部フレーム
(3)に固着されたブラケット(15)と、このブラケ
ット(15)により支持された正逆回転可能なモータ(
16)と、ブラケット(15)により支持されるととも
に、モータ(16)に連係され、モータ(16)の回伝
力を、公知のウオームとウオーム歯車(いずれも図示略
)等により減速して、ブラケット(15)の右方に突出
する出力軸(17)に伝達する減速装置(18)と、出
力@(17)の先端部に基部が固着され、出力軸(17
)に対して半径方向に延出するクランクアーム(19)
と、一端がクランクアーム(19)の先端部に左右方向
を向く軸(20)をもって連結され、かつ他端がスポイ
ラ(6)の軸受片(6d)に左右方向を向く軸(21)
をもって連結された連結リンク(22)とからなってい
る。
この駆動手段(14)により、スポイラ(6)は、次の
ようにして、収納位置から使用位置へ、及びその逆方向
に回動させられる。
ようにして、収納位置から使用位置へ、及びその逆方向
に回動させられる。
すなわち、第3図に示すように、スポイラ(6)が収納
位置にある状態では、クランクアーム(19)は後上方
を向き、かつ連結リンク(22)はほぼ面直方向を向い
た状態で引き上げられ、スポイラ(6)を収納位置に保
持している。
位置にある状態では、クランクアーム(19)は後上方
を向き、かつ連結リンク(22)はほぼ面直方向を向い
た状態で引き上げられ、スポイラ(6)を収納位置に保
持している。
この状態から、モータ(16)を、予め定められた例え
ば正転方向に作動させると、クランクアーム(19)が
第3図における時計方向に回動じ、このクランクアーム
(19)と連結リンク(22)とのクランク運動により
、スポイラ(6)は、第5図に示す安定使用位置と、第
7図に示す最大突出位置とを経て、第9図に示すように
、再度安定使用位置まで戻される。
ば正転方向に作動させると、クランクアーム(19)が
第3図における時計方向に回動じ、このクランクアーム
(19)と連結リンク(22)とのクランク運動により
、スポイラ(6)は、第5図に示す安定使用位置と、第
7図に示す最大突出位置とを経て、第9図に示すように
、再度安定使用位置まで戻される。
また、第9図に示す状態から、モータ(16)を逆転さ
せると、上述の場合と逆に、クランクアーム(19)が
第9図における反時計方向に回動し、スポイラ(6)は
、安定使用位置から、一旦最大突出位置まで回動した後
、再度安定使用位置を経て、収納位置まで回動させられ
る。
せると、上述の場合と逆に、クランクアーム(19)が
第9図における反時計方向に回動し、スポイラ(6)は
、安定使用位置から、一旦最大突出位置まで回動した後
、再度安定使用位置を経て、収納位置まで回動させられ
る。
なお、クランクアーム(19)が第3図に示す位置に達
したときに作動して、モータ(16)の逆転を停止させ
るリミットスイッチ(図示略)や、クランクアーム(1
9)が第9図に示す位置に達したときに作動して、モー
タ(]6)の正転を停止させるリミットスイッチ(図示
略)等が、減速装置(18)内に内蔵されている。
したときに作動して、モータ(16)の逆転を停止させ
るリミットスイッチ(図示略)や、クランクアーム(1
9)が第9図に示す位置に達したときに作動して、モー
タ(]6)の正転を停止させるリミットスイッチ(図示
略)等が、減速装置(18)内に内蔵されている。
(23)は、ブラケット(15)の下部に設けられたゴ
ム等の弾性体よりなるストッパで、スポイラ(6)が収
納位置に達したとき、スポイラ(6)の前面部(6a)
の後面中央がこのストッパ(23)に当接して停止する
ようになっている。
ム等の弾性体よりなるストッパで、スポイラ(6)が収
納位置に達したとき、スポイラ(6)の前面部(6a)
の後面中央がこのストッパ(23)に当接して停止する
ようになっている。
クランクアーム(19)の左側面には、側片(24)が
固着されており、この側片(24)には、側面形が0字
状をなすつめ部材(25)の中間部が、左右方向を向く
軸(26)をもって枢着されている。
固着されており、この側片(24)には、側面形が0字
状をなすつめ部材(25)の中間部が、左右方向を向く
軸(26)をもって枢着されている。
つめ部材(25)は、軸(26)に巻設した適宜の巻き
ばね(27)により、軸(26)を中心として、第1図
、第3図、第5図等における時計方向に付勢され、常時
は、左方に折曲された、出力軸(17)寄りの基端部(
25a )が、側片(24)の一部を左方に折曲して形
成したストッパ(24a )に当接して停止している。
ばね(27)により、軸(26)を中心として、第1図
、第3図、第5図等における時計方向に付勢され、常時
は、左方に折曲された、出力軸(17)寄りの基端部(
25a )が、側片(24)の一部を左方に折曲して形
成したストッパ(24a )に当接して停止している。
ブラケット(15)の側片(15a )の前部右側面に
は、前後方向を向くリンクレバー(28)の中間部が、
左右方向を向く軸(29)をもって枢着されている。
は、前後方向を向くリンクレバー(28)の中間部が、
左右方向を向く軸(29)をもって枢着されている。
リンクレバー(28)の後部右側面には、つめ部材(2
5)の先端部(25b )の出力軸(17)を中心とす
る回動軌跡内に位置する右方を向くピン(30)が突設
され、またリンクレバー(28)の前部左側面には、左
方を向くピン(31)が突設されている。
5)の先端部(25b )の出力軸(17)を中心とす
る回動軌跡内に位置する右方を向くピン(30)が突設
され、またリンクレバー(28)の前部左側面には、左
方を向くピン(31)が突設されている。
このリンクレバー(28)は、常時はその面部下縁に連
設された左方を向く突片(28a )が、ブラケット(
15)における側片(15a )の前端に連設された左
方を向く前片(15b )の前面に当接して停止してい
る。
設された左方を向く突片(28a )が、ブラケット(
15)における側片(15a )の前端に連設された左
方を向く前片(15b )の前面に当接して停止してい
る。
ブラケット(15)の前片(15b)の前面には、正面
形がほぼ十字形をなす連結レバー(32)が、はぼ前後
方向を向く軸(33)をもって枢着されている。
形がほぼ十字形をなす連結レバー(32)が、はぼ前後
方向を向く軸(33)をもって枢着されている。
連結レバー(32)の上方を向く腕部(32a)の先端
部には、上述の右方のストッパピン(11)に右端が連
結された連結ロッド(13)の左端が連結されており、
また連結レバー(32)の下方を向く腕部(32b)の
先端部には、左方のスI・ツバピン(図示略)に左端が
連結された連結ロッド(13)の右端が連結されている
。
部には、上述の右方のストッパピン(11)に右端が連
結された連結ロッド(13)の左端が連結されており、
また連結レバー(32)の下方を向く腕部(32b)の
先端部には、左方のスI・ツバピン(図示略)に左端が
連結された連結ロッド(13)の右端が連結されている
。
先端部が後方に向けて折曲された連結レバー(32)の
左方を向く腕部(32C)の先端部には、軸(33)に
巻設され、かつ一端がブラケット(15)の前片(15
b)の下縁に係止された巻きばね(34)の他端が係止
され、連結レバー(32)はこの巻きばね(34)によ
り、第2図における時計方向に向けて常時付勢されてい
る。
左方を向く腕部(32C)の先端部には、軸(33)に
巻設され、かつ一端がブラケット(15)の前片(15
b)の下縁に係止された巻きばね(34)の他端が係止
され、連結レバー(32)はこの巻きばね(34)によ
り、第2図における時計方向に向けて常時付勢されてい
る。
連結レバー(32)の右方を向く腕部(32d)におけ
る前方に同番プて折曲された先端部は、リンクレバー
(28)のピン(31)の回動軌跡内に位置し、リンク
レバー(28)が第1図、第3図等における時計方向に
回動させられたとき、ピン(31)により腕部(32d
)の先端部が押し上げられて、連結レバー(32)は巻
きばね(34)の付勢力に抗して、第2図における反時
計方向に回動させられるようになっている。
る前方に同番プて折曲された先端部は、リンクレバー
(28)のピン(31)の回動軌跡内に位置し、リンク
レバー(28)が第1図、第3図等における時計方向に
回動させられたとき、ピン(31)により腕部(32d
)の先端部が押し上げられて、連結レバー(32)は巻
きばね(34)の付勢力に抗して、第2図における反時
計方向に回動させられるようになっている。
各連結ロッド(13)の長さは、連結レバー(32)の
上述のような反時計方向の回動により、各ストッパピン
(11)を、ブラケット(4)の垂下片(4c)から外
方に突出した位置から、垂下片(4c)の内方に没入す
る位置まで引き込むことができるように調節しておく。
上述のような反時計方向の回動により、各ストッパピン
(11)を、ブラケット(4)の垂下片(4c)から外
方に突出した位置から、垂下片(4c)の内方に没入す
る位置まで引き込むことができるように調節しておく。
かくして、つめ部材(25)、リンクレバー(28)、
連結レバー(32)、連結ロッド(13)等により、ス
ポイラ(6)を使用位置から収納位置に回動させる際の
駆動手段(14)の初期作動により、ストッパピン(1
1)がスポイラ(6)の側部から離脱させられるように
、ストッパピン(11)を駆動手段(14)に連係する
連係手段(35)が形成されている。
連結レバー(32)、連結ロッド(13)等により、ス
ポイラ(6)を使用位置から収納位置に回動させる際の
駆動手段(14)の初期作動により、ストッパピン(1
1)がスポイラ(6)の側部から離脱させられるように
、ストッパピン(11)を駆動手段(14)に連係する
連係手段(35)が形成されている。
次に、この実施例の全体の作用について説明する。
第3図、第4図及び第11図に示すように、スポイラ(
6)が収納位置にある状態から、モータ(16)を正転
させると、クランクアーム(I9)が第3図における時
計方向に回動させられ、スポイラ(6)は、軸(7)を
中心として、使用位置方向に向けて回動させられる。
6)が収納位置にある状態から、モータ(16)を正転
させると、クランクアーム(I9)が第3図における時
計方向に回動させられ、スポイラ(6)は、軸(7)を
中心として、使用位置方向に向けて回動させられる。
第5図及び第6図に示すように、スポイラ(6)が安定
使用位置に達すると、それまで各腕部(6c)の内面に
摺接していたストッパピン(]1)の先端が。
使用位置に達すると、それまで各腕部(6c)の内面に
摺接していたストッパピン(]1)の先端が。
長孔(8)に突入する。
また、このころからつめ部材(25)の先端部(25b
)がリンクレバー(28)のピン(30)に当接し、つ
め部材(25)は、クランクアーム(I9)の第5図に
おける時計方向の回動に伴って、巻きばね(27)の付
勢力に抗して、軸(26)を中心として第5図における
反時計方向に回動させられながら、ピン(30)を通過
する。なお、このとき、リンクレバー(28)は、突片
(28a )がブラケット(15)の前片(15b )
に当接することにより、第5図における反時計方向への
回動が阻止されている。
)がリンクレバー(28)のピン(30)に当接し、つ
め部材(25)は、クランクアーム(I9)の第5図に
おける時計方向の回動に伴って、巻きばね(27)の付
勢力に抗して、軸(26)を中心として第5図における
反時計方向に回動させられながら、ピン(30)を通過
する。なお、このとき、リンクレバー(28)は、突片
(28a )がブラケット(15)の前片(15b )
に当接することにより、第5図における反時計方向への
回動が阻止されている。
この状態から、クランクアーム(J9)が第5図におけ
る時計方向にさらに回動し、第7図に示すように、クラ
ンクアーム(19)と連結リンク(22)とが−直線状
となると、スポイラ(6)は、第8図に示すように、ま
た第6図に想像線で示すように、最大突出位置に達する
。
る時計方向にさらに回動し、第7図に示すように、クラ
ンクアーム(19)と連結リンク(22)とが−直線状
となると、スポイラ(6)は、第8図に示すように、ま
た第6図に想像線で示すように、最大突出位置に達する
。
この間に、ストッパピン(11)は長孔(8)内を相対
的に遊動するので、スポイラ(6)の安定使用位置から
最大突出位置までの回動がストッパピン(11)により
妨げられることはない。
的に遊動するので、スポイラ(6)の安定使用位置から
最大突出位置までの回動がストッパピン(11)により
妨げられることはない。
また、スポイラが最大突出位置に達したころには、つめ
部材(25)はピン(30)を通過し1巻きばね(27
)の付勢力により、基端部(25a )がストッパ(2
4a )に当接するもとの位置に復帰している。
部材(25)はピン(30)を通過し1巻きばね(27
)の付勢力により、基端部(25a )がストッパ(2
4a )に当接するもとの位置に復帰している。
スポイラ(6)が最大突出位置にある状態から、クラン
クアーム(19)が第7図における時計方向にさらに回
動すると、スポイラ(6)は安定使用位置側に逆戻りし
、クランクアーム(19)が第9図に示す位置に達する
と、スポイラ(6)は安定使用位置に達し、ストッパピ
ン(11)が長孔(8)の下端に係合しく第6図実線部
分)、スポイラ(6)の収納位置方向への回動が阻止さ
れる。
クアーム(19)が第7図における時計方向にさらに回
動すると、スポイラ(6)は安定使用位置側に逆戻りし
、クランクアーム(19)が第9図に示す位置に達する
と、スポイラ(6)は安定使用位置に達し、ストッパピ
ン(11)が長孔(8)の下端に係合しく第6図実線部
分)、スポイラ(6)の収納位置方向への回動が阻止さ
れる。
また、クランクアーム(19)が第9図に示す位置に達
すると、減速袋[(18)内のリミットスイッチが作!
PIjシて、モータ(16)の正転が停止させられ、ス
ポイラ(6)は、第9図、第6図の実線部分及び第12
図に示す安定使用位置で停止する。
すると、減速袋[(18)内のリミットスイッチが作!
PIjシて、モータ(16)の正転が停止させられ、ス
ポイラ(6)は、第9図、第6図の実線部分及び第12
図に示す安定使用位置で停止する。
このとき、スポイラ(6)は、左右のストッパピン(1
1)により、両側部の収納位置方向への回動が阻止され
、かつ中央部が連結リンク(22)に連結されているの
で、自Uノ車の高速走行時に、スポイラ(6)の前方よ
り風圧が作用しても、両側部が振動したり、ねじれたり
するおそれはない。
1)により、両側部の収納位置方向への回動が阻止され
、かつ中央部が連結リンク(22)に連結されているの
で、自Uノ車の高速走行時に、スポイラ(6)の前方よ
り風圧が作用しても、両側部が振動したり、ねじれたり
するおそれはない。
スポイラ(6)を、使用位置から収納位置まで戻したい
場合には、モータ(16)を逆転させる。
場合には、モータ(16)を逆転させる。
すると、クランクアーム(19)が、第9図に示す位置
から反時計方向に回動し、第7図に示す位置に達するま
での間に、スポイラ(6)を第8図に示す最大突出位置
まで回動させる。
から反時計方向に回動し、第7図に示す位置に達するま
での間に、スポイラ(6)を第8図に示す最大突出位置
まで回動させる。
クランクアーム(19)が第7図に示す位置に達すると
、つめ部材(25)の先端部(25b)がピン(30)
に当接し、その状態でクランクアーム(19)がさらに
反時計方向に回動すると、第10図に示すように、ピン
(30)がつめ部材(25)の先端部(25b )によ
り押し下げられて、リンクレバー(28)が同図におけ
る時計方向に回動させられ、そのときのピン(31)の
上向き移動により、連結レバー(32)の腕部(32d
)が押し上げられて、連結レバー(32)が第2図にお
ける反時計方向に回動させられ、かつ連結ロッド(13
)を介して、左右のストッパピン(11)が、圧縮コイ
ルばね(12)の付勢力に抗して、互いに内方に引き寄
せられ、各ストッパピン(11)の先端が長孔(8)よ
り内方に離脱する。
、つめ部材(25)の先端部(25b)がピン(30)
に当接し、その状態でクランクアーム(19)がさらに
反時計方向に回動すると、第10図に示すように、ピン
(30)がつめ部材(25)の先端部(25b )によ
り押し下げられて、リンクレバー(28)が同図におけ
る時計方向に回動させられ、そのときのピン(31)の
上向き移動により、連結レバー(32)の腕部(32d
)が押し上げられて、連結レバー(32)が第2図にお
ける反時計方向に回動させられ、かつ連結ロッド(13
)を介して、左右のストッパピン(11)が、圧縮コイ
ルばね(12)の付勢力に抗して、互いに内方に引き寄
せられ、各ストッパピン(11)の先端が長孔(8)よ
り内方に離脱する。
第1O図に示す状態から、クランクアーム(19)がさ
らに反時計方向に回動すると、スポイラ(6)は安定使
用位置を通過し、その通過後に、つめ部材(25)の先
端部(25b )がピン(30)から外れる。
らに反時計方向に回動すると、スポイラ(6)は安定使
用位置を通過し、その通過後に、つめ部材(25)の先
端部(25b )がピン(30)から外れる。
すると、つめ部材(25)は、巻きばね(27)の付勢
力により、基端部(25a )がストッパ(24a )
の当接する位置まで復帰させられ、また巻きばね(34
)の付勢力により、連結レバー(32)は第2図に示す
位はに、かつリンクレバー(28)は第3図及び第5図
等に示す位置にそれぞれ復帰させられる。
力により、基端部(25a )がストッパ(24a )
の当接する位置まで復帰させられ、また巻きばね(34
)の付勢力により、連結レバー(32)は第2図に示す
位はに、かつリンクレバー(28)は第3図及び第5図
等に示す位置にそれぞれ復帰させられる。
さらに、各ストッパピン(11)は、圧縮コイルばね(
12)により、それぞれ外側方に向かって復帰させられ
るが、このとき、スポイラ(6)は安定使用位置を通過
して、収納位置側に回動しており、長孔(8)がストッ
パピン(11)の位置から後上方に外れているので、各
ストッパピン(11)の先端は、長孔(8)に突入する
ことはできず、腕部(6C)の内面に当接し、スポイラ
(6)が収納位置に復帰するまで、ストッパピン(11
)の先端は腕部(6c)の内面を摺接するだけで、孔(
9)から外側方に突出することはない。
12)により、それぞれ外側方に向かって復帰させられ
るが、このとき、スポイラ(6)は安定使用位置を通過
して、収納位置側に回動しており、長孔(8)がストッ
パピン(11)の位置から後上方に外れているので、各
ストッパピン(11)の先端は、長孔(8)に突入する
ことはできず、腕部(6C)の内面に当接し、スポイラ
(6)が収納位置に復帰するまで、ストッパピン(11
)の先端は腕部(6c)の内面を摺接するだけで、孔(
9)から外側方に突出することはない。
クランクアーム(19)が、第3図に示す位置まで復帰
回動すると、スポイラ(6)の前面部(6a)の後面中
央がストッパ(23)に当接し、スポイラ(6)が収納
位置に達した後、減速装置(18)内のリミットスイッ
チが作動して、モータ(16)の逆転作動が停止される
。
回動すると、スポイラ(6)の前面部(6a)の後面中
央がストッパ(23)に当接し、スポイラ(6)が収納
位置に達した後、減速装置(18)内のリミットスイッ
チが作動して、モータ(16)の逆転作動が停止される
。
なお、モータ(16)の制御は、自動車の運転席近傍に
設けた正転用及び逆転用の操作スイッチにより行なうよ
うにしてもよいが、例えば上述の実開昭57−5918
9号公報に開示されているように、車速に応じて制御す
るようにしてもよい。
設けた正転用及び逆転用の操作スイッチにより行なうよ
うにしてもよいが、例えば上述の実開昭57−5918
9号公報に開示されているように、車速に応じて制御す
るようにしてもよい。
(変 形 例)
上述の実施例は、本発明をフロントスポイラ装置に適用
した場合のものであるが5本発明は、例えば後部車輪の
揚力を低減させるための可動式のりヤスボイラ装置等に
も適用できることはもちろんである。
した場合のものであるが5本発明は、例えば後部車輪の
揚力を低減させるための可動式のりヤスボイラ装置等に
も適用できることはもちろんである。
(発明の効果)
以上から明らかなように、本発明によると、スポイラを
使用位置としたとき、スポイラの側部が収納位置方向に
回動するのを、ストッパ手段により阻止することができ
るので、自動車の高速走行時における風圧に対するスポ
イラの側部の支持が確実となり、従来のもののように、
スポイラの側部が風圧等により振動したり、ねじれたり
するのを防止することができ、特に横方向の長さが大き
い横長の可動式スポイラ装置に最適である。
使用位置としたとき、スポイラの側部が収納位置方向に
回動するのを、ストッパ手段により阻止することができ
るので、自動車の高速走行時における風圧に対するスポ
イラの側部の支持が確実となり、従来のもののように、
スポイラの側部が風圧等により振動したり、ねじれたり
するのを防止することができ、特に横方向の長さが大き
い横長の可動式スポイラ装置に最適である。
また、上述のように、風圧に対するスポイラの側部の支
持が確実となることにより、スポイラの板厚を薄肉化し
て、軽量化を図ることが可能となる。
持が確実となることにより、スポイラの板厚を薄肉化し
て、軽量化を図ることが可能となる。
さらに、本発明によると、スポイラを使用位置から収納
位置に戻す場合には、駆動手段の初期作動により、スト
ッパ手段がスポイラの側部から離脱するように移動させ
られるので、ストッパ手段によりスポイラの使用位置か
ら回動位置方向への回動が妨げられることなく、装置全
体が円滑に作動することができる。
位置に戻す場合には、駆動手段の初期作動により、スト
ッパ手段がスポイラの側部から離脱するように移動させ
られるので、ストッパ手段によりスポイラの使用位置か
ら回動位置方向への回動が妨げられることなく、装置全
体が円滑に作動することができる。
第1図は、本発明の一実施例の一部切欠斜視図、第2図
は、同じくフロントスポイラの前面部を取外した状態の
要部の正面図、 第3図は、フロントスポイラが収納位置にあるときの状
態を、第2図のA−A線に沿って縦断して示す縦断側面
図、 第4図は、第3図の状態と同一状態を、第2図のB−B
線より見た側面図、 第5図は、クランクアームが回動途中で、かつフロント
スポイラが安定使用位置にあるときの状態を示す、第3
図と同様の縦断側面図、第6図は、第5図の状態と同一
状態を実線で。 かつフロントスポイラが最大突出位置にあるときの状態
を想像線で示す、第4図と同様の側面図、第7図は、フ
ロントスポ、イラが最大突出位置にあるときの状態を示
す、第3図と同様の縦断側面図、 第8図は、第7図の状態と同一状態を示す、第4図と同
様の側面図、 第9図は、クランクアームが停止し、かつフロントスポ
イラが安定使用位置にあるときの状態を示す、第3図と
同様の縦断側面図、 第10図は、クランクアームの収納位置方向への復帰回
動時の途中の状態を示す、第3図と同様の縦断側面図、 第11図は、フロントスポイラが収納位置にあるときの
自動車の前部を示す概略側面図、第12図は、フロント
スポイラが使用位置にあるときの自動車の前部を示す概
略側面図である。
は、同じくフロントスポイラの前面部を取外した状態の
要部の正面図、 第3図は、フロントスポイラが収納位置にあるときの状
態を、第2図のA−A線に沿って縦断して示す縦断側面
図、 第4図は、第3図の状態と同一状態を、第2図のB−B
線より見た側面図、 第5図は、クランクアームが回動途中で、かつフロント
スポイラが安定使用位置にあるときの状態を示す、第3
図と同様の縦断側面図、第6図は、第5図の状態と同一
状態を実線で。 かつフロントスポイラが最大突出位置にあるときの状態
を想像線で示す、第4図と同様の側面図、第7図は、フ
ロントスポ、イラが最大突出位置にあるときの状態を示
す、第3図と同様の縦断側面図、 第8図は、第7図の状態と同一状態を示す、第4図と同
様の側面図、 第9図は、クランクアームが停止し、かつフロントスポ
イラが安定使用位置にあるときの状態を示す、第3図と
同様の縦断側面図、 第10図は、クランクアームの収納位置方向への復帰回
動時の途中の状態を示す、第3図と同様の縦断側面図、 第11図は、フロントスポイラが収納位置にあるときの
自動車の前部を示す概略側面図、第12図は、フロント
スポイラが使用位置にあるときの自動車の前部を示す概
略側面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 自動車の車体に、スポイラを、使用位置と収納位置とに
回動し得るように枢着し、かつ前記スポイラを回動させ
る駆動手段を車体側に設けた自動車用スポイラ装置にお
いて、 車体側に設けられ、かつスポイラが使用位置にあるとき
、スポイラの側部に係合して、スポイラの収納位置方向
への回動を阻止するストッパ手段を、スポイラを使用位
置から収納位置に回動させる際の前記駆動手段の初期作
動により、該ストッパ手段がスポイラの側部から離脱さ
せられるように前記駆動手段に連係したことを特徴とす
る自動車用スポイラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22482085A JPS6285770A (ja) | 1985-10-11 | 1985-10-11 | 自動車用スポイラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22482085A JPS6285770A (ja) | 1985-10-11 | 1985-10-11 | 自動車用スポイラ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6285770A true JPS6285770A (ja) | 1987-04-20 |
JPH0470188B2 JPH0470188B2 (ja) | 1992-11-10 |
Family
ID=16819708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22482085A Granted JPS6285770A (ja) | 1985-10-11 | 1985-10-11 | 自動車用スポイラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6285770A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7780223B2 (en) * | 2007-08-09 | 2010-08-24 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Aerodynamically activated front skirt for a vehicle |
US20110049913A1 (en) * | 2009-07-28 | 2011-03-03 | Gm Global Technology Operations, Inc. | Front part for a motor vehicle body |
JP2019077303A (ja) * | 2017-10-24 | 2019-05-23 | アイシン精機株式会社 | 可動式フロントスポイラ装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101966604B1 (ko) * | 2015-09-23 | 2019-04-05 | 멀티매틱 인코퍼레이티드 | 차량용 내하중 스포일러 메커니즘 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6051279U (ja) * | 1983-09-14 | 1985-04-10 | 中右 勉 | オ−トドア開閉操作ケ−ブル |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6051279B2 (ja) * | 1977-10-19 | 1985-11-13 | 呉羽化学工業株式会社 | 熱可塑性樹脂圧電性焦電性フイルムの成極方法 |
-
1985
- 1985-10-11 JP JP22482085A patent/JPS6285770A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6051279U (ja) * | 1983-09-14 | 1985-04-10 | 中右 勉 | オ−トドア開閉操作ケ−ブル |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US20110049913A1 (en) * | 2009-07-28 | 2011-03-03 | Gm Global Technology Operations, Inc. | Front part for a motor vehicle body |
JP2019077303A (ja) * | 2017-10-24 | 2019-05-23 | アイシン精機株式会社 | 可動式フロントスポイラ装置 |
US10625792B2 (en) * | 2017-10-24 | 2020-04-21 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Movable front spoiler device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0470188B2 (ja) | 1992-11-10 |
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