JPS6271773A - スク−タ−の冷却装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、水冷エンジンを塔載したスクータ−の冷却
装置に関する。

〔発明の技術的背景と問題点〕

スクータ−では、エンジンの排気量増加、出力アップ等
の高性能化に対応して、冷却の点で優る水冷エンジン化
が行われている。その場合、エンジン冷却水を冷すラジ
ェターは、走行による風を利用して冷すようにするため
、ハンドルの前側に前向きにして走行風が当り易いよう
に取付けている。しかし、ハンドルの前側に突出させて
ラジェターを設けることは、前輪に加る荷重が１して具
合が悪い。

〔発明の目的〕

この発明は、かかる点に鑑み、前輪より後側のフロント
カバー内にラジェターを設けて、前輪荷重が重くなり過
ぎないようにできると共に、ラジェターが目立たなくて
体裁もよいスクータ−の冷却装置を得ることを目的とす
る。

〔発明の構成〕

以下、本発明を図面に示す実施例について説明する。

スクータ−は、足置き部が低くできていて、その前方に
フロントカバーが設けてあゆ、運転者の脚部前方を覆う
ようにしである。フロントカバーは、前部フロントカバ
ー１の後面に後部フロントカバー２を連結して２重壁構
造とし、内部を中空に形成する。後部フロントカバー２
には、物入れボックス３を一体的に設けることもある。

前部フロントカバー１には一側に縦長にルーバー４を設
ける。ルーバー４の内側には、ラジェター５を配電する
。ラジェター５は、後部フロントカバー２との間に隙間
６を設け、ゴムクッション７を介して、後部フロントカ
バー２にボルトで締着する。

ラジェター５は、エンジンとホースで連結されていて、
エンジンの冷却水が循環するようになっている。前部フ
ロントカバー１には、下端に排風口８を設ける。

しかして、前部フロントカバー１のルーバー４は、前部
フロントカバー１の一側に寄せて設けであるので、走行
による風が、中央の前輪に邪魔されることがなく、直接
走行風が、ルーバー４内に流れラジェター５を通り抜け
るときに、ラジェター５を冷却する。そして、ラジェタ
ー５の後側に入った走行風は、隙間６を通り、後部フロ
ントカバー２に沿って下方に流れ、前部フロントカバー
ｌの下端に設けた排風口８から後方に向けて排風される
。ラジェター５は、前部フロントカバー１と後部フロン
トカバー２の間の空間に取付けられ、外見上目立つこと
がなく体裁もよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明は、前部フロントカバー
の後側に空間を設けて後部フロントカバーを連結し、前
部フロントカバーの一側にルーバーを設け、ルーバーの
後側にラジェターを配置し、該ラジェターを後部フロン
トカバーとの間に隙間を設けて後部フロントカバーに締
着し、前部フロントカバー下端に排風口を設けたので、
ルーバーが片側に寄っていて、前輪に邪魔されずに走行
風がよく流入し、冷却効果を高めることができる。

そして、冷却後の風は、ラジェターの後側の隙間を通り
、後部フロントカバーに沿ってスムースに流れ、下端の
排風口から排風できる。ラジェターは、前部フロントカ
バーと後部フロントカバーの空間に配置され、外見上目
立つこともない。そして、ラジェターの位置は、前輪よ
り後側で、前輪に加る荷重も少くできる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示し、第１図は正面図、第２図
は側面図、第３図は要部の拡大縦断側面図である。 ｌ・・・前部フロントカバー、２・・・後部フロントカ
バー、４・・・ルーバー、５・・・ラジェター、６・・
・隙間、８・・・排風口。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 前部フロントカバーの後側に空間を設けて後部フロント
   カバーを連結し、前部フロントカバーの一側にルーバー
   を設け、ルーバーの後側にラジエターを配置し、該ラジ
   エターを後部フロントカバーとの間に隙間を設けて後部
   フロントカバーに締着し、前部フロントカバー下端に排
   風口を設けたことを特徴とするスクーターの冷却装置。