JPS6266150A - 結露センサ - Google Patents
結露センサInfo
- Publication number
- JPS6266150A JPS6266150A JP20603485A JP20603485A JPS6266150A JP S6266150 A JPS6266150 A JP S6266150A JP 20603485 A JP20603485 A JP 20603485A JP 20603485 A JP20603485 A JP 20603485A JP S6266150 A JPS6266150 A JP S6266150A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- electrodes
- dew condensation
- dew
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、基板上に対向して形成された電極間の電気抵
抗変化により結露量を測定する結露センサに関する。
抗変化により結露量を測定する結露センサに関する。
〈従来の技術〉
車輌、住宅、産業施設などに於て、空気調和或いは結露
を嫌う機器の保護のために空気中の水分が結露している
か否かを検出する必要がある場合がある。従来から、基
板上に一対の電極を形成し、基板上に結露する水分によ
る両電極間の電気抵抗変化を検出して結露を判定する結
露センサが知られているが、結露した水分が表面張力に
より電極上にて水滴状に凝縮する傾向があり、電極上に
は水分が付着しているにもかかわらず、これを検知でき
なかったり、或いは結露量に比例した抵抗値変化を得る
ことができず、測定値のばらつきが大きい欠点があった
。
を嫌う機器の保護のために空気中の水分が結露している
か否かを検出する必要がある場合がある。従来から、基
板上に一対の電極を形成し、基板上に結露する水分によ
る両電極間の電気抵抗変化を検出して結露を判定する結
露センサが知られているが、結露した水分が表面張力に
より電極上にて水滴状に凝縮する傾向があり、電極上に
は水分が付着しているにもかかわらず、これを検知でき
なかったり、或いは結露量に比例した抵抗値変化を得る
ことができず、測定値のばらつきが大きい欠点があった
。
例えば、第1図に示したように、このような公知の結露
センサ1によれば、基板2の上に積層された電極3.4
は保水性の表面を有するものであるため、凝縮した空気
中の水分が電極3.4の表面或いは電極間空隙5内にて
粒状化することとなリ、第1に測定感度が悪く、第2に
電極の表面状態によつそ水滴6の大きざ、発生箇所が変
動することとなり、測定上のばらつきが大きくなる。
センサ1によれば、基板2の上に積層された電極3.4
は保水性の表面を有するものであるため、凝縮した空気
中の水分が電極3.4の表面或いは電極間空隙5内にて
粒状化することとなリ、第1に測定感度が悪く、第2に
電極の表面状態によつそ水滴6の大きざ、発生箇所が変
動することとなり、測定上のばらつきが大きくなる。
そこで、例えば特開昭53−48792号公報に開示さ
れているように、多数の電極をそれぞれ電極間の間隙が
異なるように設けることにより、結露■に対応した出力
を得る技術が提案されているが、検出出力が結露量に応
じて段階的に変化することとなり、必ずしも満足できる
測定精度を得ることができない。
れているように、多数の電極をそれぞれ電極間の間隙が
異なるように設けることにより、結露■に対応した出力
を得る技術が提案されているが、検出出力が結露量に応
じて段階的に変化することとなり、必ずしも満足できる
測定精度を得ることができない。
そこで電極表面に感湿膜を形成し、該感湿膜を湿潤する
水分による電極間抵抗値変化を検出することも考えられ
るが、特開昭56−70449@公報に於て指摘されて
いるように、感湿膜を湿潤する水分が結露条件解消後も
残存し、感湿膜内の水分が自然乾燥するまで結露はンサ
が使用不能となる不都合があり、これを解消するために
は湿度センサにヒータを付設してこのような水分を積極
的に除去することが提案されているが、加熱により湿度
センサが劣化し、構造が複雑化する不都合がある。
水分による電極間抵抗値変化を検出することも考えられ
るが、特開昭56−70449@公報に於て指摘されて
いるように、感湿膜を湿潤する水分が結露条件解消後も
残存し、感湿膜内の水分が自然乾燥するまで結露はンサ
が使用不能となる不都合があり、これを解消するために
は湿度センサにヒータを付設してこのような水分を積極
的に除去することが提案されているが、加熱により湿度
センサが劣化し、構造が複雑化する不都合がある。
〈発明か解決しようとする問題点〉
このような従来技術の欠点に鑑み、本発明の主な目的は
、単llTlな構造を有し、しかも結露量に比例した出
力を発生し得る結露センサを提供することにある。
、単llTlな構造を有し、しかも結露量に比例した出
力を発生し得る結露センサを提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉
このような目的は、本発明によれば、測定面に貼付可能
なフィルム状絶縁材からなる基板と、前記基板上に積層
されかつ粗面加工された表面を有する一対の電極と、前
記電極表面に被着された親水基層とを備えることを特徴
とする結露センサを提供することにより達成される。
なフィルム状絶縁材からなる基板と、前記基板上に積層
されかつ粗面加工された表面を有する一対の電極と、前
記電極表面に被着された親水基層とを備えることを特徴
とする結露センサを提供することにより達成される。
〈作用〉
電極上に親水基層が被着されているため、凝縮した水分
が粒状になることなく、電極面及び電極間空隙を一様に
覆う水膜となり、結露量に比例した出力を得ることがで
き、また結露条件が解消した時には、結露センサ上の水
分が直ちに蒸発することとなり、上記した不都合が解消
される。また、基板を、測定面に貼付可能なフィルム状
材料からなるものとすることにより、測定面の結露条件
を正確に検知することが可能となる。
が粒状になることなく、電極面及び電極間空隙を一様に
覆う水膜となり、結露量に比例した出力を得ることがで
き、また結露条件が解消した時には、結露センサ上の水
分が直ちに蒸発することとなり、上記した不都合が解消
される。また、基板を、測定面に貼付可能なフィルム状
材料からなるものとすることにより、測定面の結露条件
を正確に検知することが可能となる。
〈実施例〉
以下、本発明の好適実施例を添付の図面について詳しく
説明する。
説明する。
第2図及び第2図は本発明に基づく結露センサを示す。
基板8は、約2ミクロンの厚さを有するエポキシ樹脂フ
ィルムからなり、その表面に一対の電極9.10がそれ
ぞれ櫛歯状に対向するように積層されている。この電極
は、例えば銅ニツケル合金からなり、これを塩化第2鉄
の水溶液により銅のみを選択的にエツチングし、その表
面に微細な凹凸を形成してなるものである。このように
して粗面加工された電極9.100表面には親水性ポリ
マ或いは高級脂肪酸のナトリウム塩などからなる親水基
層11が被着されている。
ィルムからなり、その表面に一対の電極9.10がそれ
ぞれ櫛歯状に対向するように積層されている。この電極
は、例えば銅ニツケル合金からなり、これを塩化第2鉄
の水溶液により銅のみを選択的にエツチングし、その表
面に微細な凹凸を形成してなるものである。このように
して粗面加工された電極9.100表面には親水性ポリ
マ或いは高級脂肪酸のナトリウム塩などからなる親水基
層11が被着されている。
特に、第3図は、この結露センサ7の使用要領を示して
おり、電源14に、電流計15と結露センサ7とを直列
に接続することにより、結露センサ上の結露量を、セン
サの抵抗値変化即ち電流計15に於ける電流値の変化と
して検出することができる。
おり、電源14に、電流計15と結露センサ7とを直列
に接続することにより、結露センサ上の結露量を、セン
サの抵抗値変化即ち電流計15に於ける電流値の変化と
して検出することができる。
本発明に基づく結露センサによれば、基板が薄膜からな
るため、測定面とセンサとの間の熱抵抗が非常に小ざく
、測定面の温度とセンサ電極面との温度差を小さくする
ことができる。そのため、測定面に於ける結露量とセン
サ表面に於ける結露量との差を小さくすることができ、
センサ周囲の条件に対する忠実度の高い検出が可能とな
る。特に、基板の裏面に粘着層を設け、測定面に簡便に
貼付し得るようにすると良い。
るため、測定面とセンサとの間の熱抵抗が非常に小ざく
、測定面の温度とセンサ電極面との温度差を小さくする
ことができる。そのため、測定面に於ける結露量とセン
サ表面に於ける結露量との差を小さくすることができ、
センサ周囲の条件に対する忠実度の高い検出が可能とな
る。特に、基板の裏面に粘着層を設け、測定面に簡便に
貼付し得るようにすると良い。
また電極表面が粗面加工されていることから、親水基層
11を均一に被着することができ、しかも長期間の使用
後も親水基層が剥@するなどの問題が生じない。
11を均一に被着することができ、しかも長期間の使用
後も親水基層が剥@するなどの問題が生じない。
本発明に基づく結露センサ6上にて空気中の水分か結露
した場合、凝縮した水分は水滴状となることなく、滑ら
かな膜状となってセンサ表面に均一に拡がり、電極間の
間隙12内に24)留することとなる。そのため、電極
9.10と凝縮水分との間の接触面積が大きくなり、感
度の高い測定が可能となると共に、結露量に比例する抵
抗値変化を発生することができる。また、電極と水との
間の接触面積が大きいことから、比較的低い電圧による
測定が可能となり、測定用の電流による発熱に起因する
測定誤差を回避することが可能となる。
した場合、凝縮した水分は水滴状となることなく、滑ら
かな膜状となってセンサ表面に均一に拡がり、電極間の
間隙12内に24)留することとなる。そのため、電極
9.10と凝縮水分との間の接触面積が大きくなり、感
度の高い測定が可能となると共に、結露量に比例する抵
抗値変化を発生することができる。また、電極と水との
間の接触面積が大きいことから、比較的低い電圧による
測定が可能となり、測定用の電流による発熱に起因する
測定誤差を回避することが可能となる。
本発明に基づく結露センサは、上記したように結露量を
精度良く測定する用途に広く応用可能でおるが、特に車
室内の結露を検出するためにウィンドシールドなどの窓
ガラスに貼付する目的に特に適している。
精度良く測定する用途に広く応用可能でおるが、特に車
室内の結露を検出するためにウィンドシールドなどの窓
ガラスに貼付する目的に特に適している。
〈発明の効果〉
このように、本発明によれば、極めて簡単な構成により
精度良く結露量を検出することができ、例えば車室内に
て運転者の視野を狭める可能性のおる結露を早期に検出
し、空調機器などの自動運転により結露を防止し、車輌
運転の快適性及び安全性を改善する上で極めて大なる効
果を奏することができる。
精度良く結露量を検出することができ、例えば車室内に
て運転者の視野を狭める可能性のおる結露を早期に検出
し、空調機器などの自動運転により結露を防止し、車輌
運転の快適性及び安全性を改善する上で極めて大なる効
果を奏することができる。
第1図は従来技術に基づく結露センサを示す拡大断面図
である。 第2図は本発明に基づく結露センサを示す断面図である
。 第3図は本発明に基づく結露センサを示す平面図である
。 1・・・結露センサ 2・・・基板3.4・・・電
極 5・・・空隙6・・・水滴 7・
・・結露センサ8・・・基板 9.10・・
・電極11・・・親水基層 12・・・空隙13・
・・水膜 14・・・電源15・・・電流計 特 許 出 願 人 本田技研工業株式会社代 理
人 弁理士 大 島 陽 −第1− 第2図 第3図
である。 第2図は本発明に基づく結露センサを示す断面図である
。 第3図は本発明に基づく結露センサを示す平面図である
。 1・・・結露センサ 2・・・基板3.4・・・電
極 5・・・空隙6・・・水滴 7・
・・結露センサ8・・・基板 9.10・・
・電極11・・・親水基層 12・・・空隙13・
・・水膜 14・・・電源15・・・電流計 特 許 出 願 人 本田技研工業株式会社代 理
人 弁理士 大 島 陽 −第1− 第2図 第3図
Claims (2)
- (1)基板上に対向して形成された電極間の電気抵抗変
化により結露量を測定する結露センサであって、 測定面に貼付可能なフィルム状絶縁材からなる基板と、 前記基板上に積層されかつ粗面加工された表面を有する
一対の電極と、 前記電極表面に被着された親水基層とを備えることを特
徴とする結露センサ。 - (2)前記電極が、少なくとも2種の金属からなり、こ
れら金属の選択的なエッチングによりその表面を粗面加
工してなることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
載の結露センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20603485A JPS6266150A (ja) | 1985-09-18 | 1985-09-18 | 結露センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20603485A JPS6266150A (ja) | 1985-09-18 | 1985-09-18 | 結露センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6266150A true JPS6266150A (ja) | 1987-03-25 |
Family
ID=16516799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20603485A Pending JPS6266150A (ja) | 1985-09-18 | 1985-09-18 | 結露センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6266150A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019044640A1 (ja) * | 2017-09-01 | 2019-03-07 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 | 乾湿応答センサー |
WO2020100778A1 (ja) * | 2018-11-12 | 2020-05-22 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 | 結露検出素子 |
-
1985
- 1985-09-18 JP JP20603485A patent/JPS6266150A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019044640A1 (ja) * | 2017-09-01 | 2019-03-07 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 | 乾湿応答センサー |
US11486843B2 (en) | 2017-09-01 | 2022-11-01 | National Institute For Materials Science | Dryness/wetness responsive sensor |
WO2020100778A1 (ja) * | 2018-11-12 | 2020-05-22 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 | 結露検出素子 |
JPWO2020100778A1 (ja) * | 2018-11-12 | 2021-09-09 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 | 結露検出素子 |
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