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JPS626227A - 光可変型積層体 - Google Patents

光可変型積層体

Info

Publication number
JPS626227A
JPS626227A JP60144442A JP14444285A JPS626227A JP S626227 A JPS626227 A JP S626227A JP 60144442 A JP60144442 A JP 60144442A JP 14444285 A JP14444285 A JP 14444285A JP S626227 A JPS626227 A JP S626227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laminate
color
dithizone
light
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60144442A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0782176B2 (ja
Inventor
Yasuo Tateoka
舘岡 康雄
Takatoshi Sagawa
佐川 孝俊
Eiji Kawasaki
英二 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP60144442A priority Critical patent/JPH0782176B2/ja
Publication of JPS626227A publication Critical patent/JPS626227A/ja
Publication of JPH0782176B2 publication Critical patent/JPH0782176B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、光が当たることにより光線透過率が変化す
る光可変型積層体に関するものである。
(従来の技術) 従来の光可変型積層体としては、例えば第2図に示すよ
うなものがある。これは、無機ガラスla、lbの間に
ポリビニルブチラールの中間層2a、2bを介して予め
フォトクロミック材をコーティングしたナイロンフィル
ム5を積層するものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の光可変型積層体にあた
っては、フォトクロミック材の暗化→退色の平衡位置が
高温時(40’C以上)には退色側による性質となって
いたため、高温時には着色が起こらず、ウィンド用7オ
トク7ミツクシエードバンドやサンルーフには適用する
には望ましくないという問題点があった。
(問題点を解決するための手段) この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、積層体の構成体として、低温から常温におい
ては無色透明であり高温時に着色するサーモクロミック
材料を用いることにより上記問題点を解決したものであ
る。
すなわちこの発明は、光が当たると色が変化する光可変
物質と熱が加えられると色が変化する熱可変物質とから
なる層を有する光可変型積層体としたものである。
この発明においては、フォトクロミック材は水銀ジチゾ
ン錯体や亜鉛ジチゾン錯体のようなジチゾン系に限定さ
れるものではなく、スピロピラン系、ビオロゲン系等、
他のすべての7オトクロミツク材料を適用することがで
きる。
また、フォトクロミック材をコーティングするフィルム
もナイロン、ポリエステルフィルム等に限定されること
なく、すべてのフィルムを用いることができる。
この発明において、サーモクロミック材としては酸化バ
ナジウムが好ましく、更に、好ましくは次の一般式; c式中のRoは炭素数1〜8個のアルキル基、アラキル
基、R2およびR8は夫々水素原子、ハロゲン原子、ニ
トロ基、炭素数1〜8個のアルキル基またはアルコキシ
基を示す)で表わされる化合物またはその誘導体がある
。また、かかる式中のベンゼン環の一部または全部をナ
フタレン環もしくはその誘導体で置換されたものとする
ことができる。
(作 用) フォトクロミック材として、例えば次式:ジチゾン錯体
を用いた場合、光が当たると琥珀色から灰青色に変化す
る。しかし、高温時の暗化→退色の平衡位置が退色側に
あるため、第3図に示すようにこの錯体だけを用いた従
来品においては光量変化量が60℃では初期の光量変化
量の半分以下に落ちてしまい、実用化が難しい。
これに対し、上記錯体を使用すると共に酸化バナジウム
のようなサーモクロミック材のコーティングを施した本
発明品では、酸化バナジウムが50℃で透明から灰青色
へ変化するので、全体として第8図に示すように60℃
以上でも光量変化を保つことが可能となり、高温でも色
変化が起こる理想的なフォトクロミックサンルーフやシ
ェードバンドを得ることが出来る。
(実施例) この発明を図面を参照して実施例につき説明するO 実施例1 第1図に、この発明の一例の光可変型積層体を示す。こ
の積層体は、無機ガラスla 、 lbの間にポリビニ
ルブチラールza 、 2bの中間層を介して、前記構
造の水銀ジチゾン錯体をコーティングしたナイロンフィ
ルム8を従来法に従って積層した。
但し、ガラス1の内面にはサーモクロミック材である変
化バナジウム層4を予めコーティングしておいた。
コーティング方法は、ガラス板1に、バナジウムl−プ
ロピレートXi、2プロパツ一ル8部、V10014#
J49/lを含有する溶液で室温において流し塗りを行
なった。次に、空気中で加水分解を行なった。しかる後
にカリフラックス(OalifluX)T、T(プ四七
ル油、ライトコ(Witco )ケネルヵル社製)の浴
を160℃に加熱することによって得られる炭化水素蒸
気に1分間コーティングガラスを875℃に保ちながら
接触させ、これにより酸化バナジウムコーティングガラ
スを得た。
実施例2 第4図に示すこの発明の他の一例の光可変型積層体を実
施例1と同様にて作製した。但し、この実施例では水銀
ジチゾン錯体をコーティングしたナイロンフィルムの代
りに亜鉛ジチゾン錯体をコーティングしたポリエステル
フィルム6を使用した。亜鉛ジチゾン錯体は次式: で表わさられる。
サーモクロミック材料7としては次式:で表わされる材
料を使用した。
亜鉛ジチゾンの場合は光が当たると琥珀色から赤紫色に
変化し、また上記サーモクロミック材は40℃で無色か
ら赤紫色に変化するため、高温側の色変化が補なわれる
。かかる効果を第5図に示す。
実施例8〜8 本発明に係るサーモクロミック層およびフォトクロミッ
ク層を用いた他の積層体として、第6〜11図に示すよ
うな構成体とすることもできる。
第6図は、透明体9の両側にサーモクロミック層10と
7オトクロミツク層8を設けたものである。
第7図は、第6図に示す積層体の両側上にハードコート
層11を設けたものである。
第8図は、7オトクロミツク層およびサーモクロミック
層の混合層12を透明体上に積層したものである。
第9図は、第8図に示す積層体の混合層上にハードコー
ト層11を設けたものである。
第10図は、各透明体9a 、 9bの内側にサーモク
ロミック層10と7オトクロミツク層8を設け、これら
を接着JiF18を介して積層したものである。
第11図は、透明体フィルム14に予めサーモクロミッ
ク層とフォトクロミック層とをコーティング法かまたは
染色法により付着せしめ、かかるフィルム14を2枚の
透明体9a 、 9bの間に挾み込んだものである。
その他、構成体の中にサーモクワミック層を有する光可
変体すべてにこの発明は適用される。
(発明の効果) 以上説明してきたように、この発明において光可変体の
構成の一部に、高温時に着色するサーモクロミック材料
を併用する構成としたため、低温時の7オトクロミンク
材による着色と高温時のサーモクロミック材による着色
との補完関係により、窓ガラスや自動車のサンルーフに
適した周囲の温度に左右されない理想的な光可変型積層
体を作製できるという効果が得られる。
また、特に酸化バナジウムコーティングを施すことによ
り、該酸化バナジウムコーティングが赤外線に対しても
温度によるスイッチング効果を有するために高温時の赤
外線をカット出来るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一例光可変型積層体の部分断面図、 第2図は、従来の光可変型積層体の部分断面図、第8図
は、第1図に示す光可変型積層体の色変化と周囲温度と
の関係を示す線図、 第4図は、本発明の他の一例光可変型積層体の部分断面
図、 第5図は、第4図に示す光可変型積層体の色変化と周囲
温度との関係を示す線図、 第6〜11図は、夫々この発明を適用することができる
一例光可変型積層体の部分断面図である。 1a、lb・・・無機ガラス 2a、2b−・・ポリビニルブチラール中間層8・・・
水銀ジチゾン錯体をコーティングしたナイロンフィルム 4・・・酸化バナジウム層 6・・・フォトクロミック材をコーティングしたナイロ
ンフィルム 6・・・亜鉛ジチゾン錯体をコーティングしたポリエス
テルフィルム 7・・・サーモクロミック材料 8・・・フォトクロミック層 9a、 9b・・・透明体 10・・・サーモクロミック層 11・・・ハードフート層 12・・・混合層 18−・・接着層 14・・・フォトクロミック材およびサーモクロミック
材を塗布したフィルム 特許出願人 日産自動車株式会社 第1図 二 埴← 第2図      燭 勿 第4図 一第5図 周利L71 (’C) 第7図 手続補正書 昭和60年 8 月27日 1、事件の表示 昭和60年 特 許 願第144442号2発明の名称 光可変型積層体 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (899)日産自動車株式会社 1、明細書第2頁第19行「ビオロゲン系等」を「ビオ
ロゲン系、インドロールスビロナストオキサジン系等」
に訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、光が当たると色が変化する光可変物質と熱が加えら
    れると色が変化する熱可変物質とからなる層を有する光
    可変型積層体。
JP60144442A 1985-07-03 1985-07-03 光可変型積層体 Expired - Lifetime JPH0782176B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP60144442A JPH0782176B2 (ja) 1985-07-03 1985-07-03 光可変型積層体

Applications Claiming Priority (1)

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JP60144442A JPH0782176B2 (ja) 1985-07-03 1985-07-03 光可変型積層体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS626227A true JPS626227A (ja) 1987-01-13
JPH0782176B2 JPH0782176B2 (ja) 1995-09-06

Family

ID=15362311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60144442A Expired - Lifetime JPH0782176B2 (ja) 1985-07-03 1985-07-03 光可変型積層体

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