JPS6261850A - サイドコンビネ−シヨンランプ回りの組付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、自動車のサイドコンビネーションランプ（
以下サイドコンビラングと称する）回）の組付構造に関
するものである。

〔従来技術〕

従来のサイドコンビランプ回りの組付構造としては、第
４図に示すようなものがある。にッサンブルーバードＵ
ｌｌ型整備要領書！−２頁診照）フロントフェンダ−１
の前端部は切り欠かれ、サイドコンビランプ２の収容部
７が形成されている。そして収容部７の後端部にはサイ
ドコンビランプ２の取り付は部１０がプレスによりフェ
ンダ−１と一体に成形されており、ここにスクリューグ
ロメット５を挿着する為の穴が設けられている。

ヘッドランプ３はラジェータコアサポート（図示せず）
に固着される構造となってお９、ヘッドランプ３の上部
のサイドコンビランプ２側にはネジ穴３ａが設けられて
いる。

サイドコンビランプ２の後縁部には、前記スクリューグ
ロメット５の位置と対応する位置にビス止め用の穴が穿
設されている。また、サイドコンビランプ２の車体側上
部にはブラケット６が突設され、該ブラケット上部は、
ヘッドランプ上面と適合するように形成され、前記ネジ
穴３ａに対応する位置忙ビス止め用の穴が設けられてい
る。

ヘッドランプ３はラジェータコアサポートに固着される
一方、サイドコンビランプ２はビス４とスクリューグロ
メット５とにより、フロントフェンダ１に固着される。

ビス４をブラケット６を介し、ヘッドランプ３のネジ穴
３ａに締着させることにより、ヘッドランプ３にサイド
コンビランプ２を取り付ける構造となっている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら上記のような従来の構造にあっては、サイ
ドコンビランプ２は外表面からフロントフェンダにビス
止めされるため、ビス４０頭部が外側から見え、外観の
見栄えを害する。またヘッドランプ３がラジェータコア
サポートに、サイドコンビランプ２がフェンダに取付ら
れるので、ラジェータコアサポートとフロントフェンダ
との組付は誤差がおった場合、ヘッドランプ３とサイド
コンビランプ２との間の間隙に大小を生ずる、或は両者
の外表面に段差が生ずるといったことがあり、外観品質
上問題があった。さらに、フロントフェンダの前端部に
大きな切り欠きを設けるため、フロントフェンダ前端部
の剛性が低下し、場合によってはこの部分が変形し、確
性精度が悪くなり、組付時に支障をきたすという問題点
があった。

ｃ問題点を解決するための手段〕 この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、フロントフェンダのサイドコンビランプ収容
部の上壁と下壁とにサイドコンビランプを迂回するステ
イ片を跨設すると共に、前記サイドコンビランプ収容部
の後部にフランジを突投し、ヘッドランプ側部を前記ス
テイ片に固有する一方、サイドコンビランプを前記ステ
イ片および前記フランジに係止させ装着するようＫなっ
ている。

〔作用〕

かかる構成により、サイドコンビラングとヘッドランプ
はともＶｃＡｆＩ記ステイ片に固着されることになり、
またサイドコンビランプは、外表面からビスを使うこと
なしに装着できる。さらに、フロントフェンダ前端部の
剛性は、ステイ片により向上させることができる。

〔実施例〕

以下、この発明を実施例に基いて説明する。

第１図乃至第３図は、この発明の一実施例を示す図であ
る。尚、以下に於いて従来と共通の部分については同一
の符号を付して説明する。

フロントフェンダ１の前端部は、大きく切り欠かれサイ
ドコンビランプ２の収容部７が形成されている。この収
容部７の縁は、サイドコンビランプの形状と一致するよ
うに、内側へと曲げられている。前記収容部７の下壁９
から、サイドコンビランプを迂回するようにして、上壁
８に至るステイ片１１を跨設する。このステイ片１１は
中央の部分が地面に対してほぼ垂直な平面部となってお
り、この上下の部分が斜めに曲げられて、上壁８及び下
壁９に達する。ステイ片１１の中央の平面部の形状は、
第２図に示されるように、後方において、ヘッドランプ
側面をボルトで締着する為の穴１１ａが上下に２つ設け
られており、その前方には、車体内側に凸状となる縦方
向のビードｌｌｂが設けられている。さらに、この平面
部には、車体内側へと曲げられたツメｌｉｅが上下２ケ
所に突設されている。また、前記収容部７の後端には、
幅一定で前方へと延びるフランジ１２が設けられている
。ステイ片１１およびフランジ１２はプレスによりフロ
ントフェンダ−１と一体に成形できる。

サイドコンビランプ２の裏面の前部から、前記ビードｌ
ｌｂの凸部に嵌合する凹部を持ち、上下の幅が、前記ツ
メｌｌｃの間隔に適合する腕部２ａが、車体後方へと向
うように突設されている一方、第３図の断面図に示され
るように、サイドコンビランプの後端面２ｃにおいて、
前記フランジ１２に嵌合するｕ２ｂが凹設されている。

ヘッドランプ３の側部には、前記ステイ片１１の穴１１
ａに対応する位置にナツト部３ｂが設けられている。

以上の構成により、組付方法について説明すると、ヘッ
ドランプ３は、側面をボルト１２によりステイ片１１に
締着され、さらに、裏面がラジェータコアサポートに係
止されることにより、ヘッドランプ３は、ステイ片１１
を建材基準に拘止さレル。サイドコンビランプ２は車体
前方からすベシ込ませ、まず腕部２ａを上下２つのツメ
１ｉｅＯ間に挾み込んだ後、さらに後方へと押し込み、
溝２ｂとフランジ１２を嵌合させる一方、腕部２ａの凹
部とビードｌｌｂとを嵌合させる。

このとき、サイドコンビランプ２は、ヘッドランプ３と
ステイ片１１とフランジ１２によって、係止させられる
ことになる。ここで、腕部２ａとビードｌｌｂとの嵌合
によりサイドコンビランプ２の前後方向のずれが防止さ
れるとともに、フランジ１２と溝２ｂとの嵌合によって
、開き方向のずれが防止される。さらに、２つのツメ１
ｌｃＯ間に腕部２ａを嵌挿することによシ、上下方向の
ずれが防止される。また、ヘッドランプ３、サイドコン
ビランプ２ともにステイ片１１１Ｃ固着され、このステ
イ片が取付の基準になる為に、両者の間の隙間の大小の
発生及び両者の外表面の段差の発生を防止できる。

上記のような組付方法によりサイドコンビランプは係止
されるが、さらに、ヘッドランプ３の上部にネジ穴３ａ
を設け、サイドコンビランプの正体側上部にブラケット
６を設け、ビス４でブラケット６を止めることや、サイ
ドコンビランプ２の後端部２ｃと収容部７の縁の後端ｇ
１５との間に両面テープ１４を介在させることを併わせ
て実施すればより大きな力に対して、サイドコンビラン
プ２の脱落が防止できる。

以上の組付構造によれば、サイドコンビランプを外表面
からビス止めすることがなくなる。また、ビードのらる
ステイ片がフロントフェンダ前端部に設けられることに
よシ、フェンダ前端部の剛性が向上し、この部分が変形
することが少なくなり、その結果ヘッドランプ３とサイ
ドコンビランプ２の建材精度が上昇することとなる。

〔発明の効果〕

以上、説明したように、この発明のサイドコンビランプ
回りの組付構造によれば、ヘッドランプとサイドコンビ
ランプとの間の間隙の大小並びに両者外表面の段差の発
生が防止でき、サイドコンビランプの外観品質が向上し
、さらにヘッドランプとサイドコンビランプの建材精度
が向上するという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第４図は従来例のサイドコンビランプ回りの組付構造を
示した斜視図、第１図は本発明のサイドコンビランプ回
りの組付構造を示した第４図同様の斜視図、第２図は第
１図のステイ片１ａの拡大図、第３図は第１図０Ａ−Ａ
線断面図である。 １°・・フロントフェンダ− ２・・・サイドコンビランプ ３・・・ヘッドランプ １１・・・ステイ片 １２・・・フランジ ３ｂ・・・ナツト部 ２ａ・・・腕部 第　１　図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ヘッドランプと並んで、フロントフエンダ前端部にまで
   延びるサイドコンビネーションランプを、フロントフエ
   ンダ前端を切り欠いてサイドコンビネーションランプ収
   容部を形成することにより、車体に装着するようにした
   サイドコンビネーションランプ回りの組付構造において
   、前記サイドコンビネーションランプ収容部の上壁と下
   壁とにサイドコンビネーションランプを迂回するステイ
   片を跨設すると共に、前記サイドコンビネーションラン
   プ収容部の後端にフランジを突設し、ヘッドランプ側部
   を前記ステイ片に固着する一方、サイドコンビネーショ
   ンランプを前記ステイ片および前記フランジに係止させ
   装着したことを特徴とするサイドコンビネーションラン
   プ回りの組付構造。