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JPS6261833A - 車両の走行制御装置 - Google Patents

車両の走行制御装置

Info

Publication number
JPS6261833A
JPS6261833A JP20288785A JP20288785A JPS6261833A JP S6261833 A JPS6261833 A JP S6261833A JP 20288785 A JP20288785 A JP 20288785A JP 20288785 A JP20288785 A JP 20288785A JP S6261833 A JPS6261833 A JP S6261833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle speed
signal
speed
lower limit
limit value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20288785A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyotaka Mamiya
清孝 間宮
Tadashi Kaneko
金子 忠志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP20288785A priority Critical patent/JPS6261833A/ja
Publication of JPS6261833A publication Critical patent/JPS6261833A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野) 本発明は、車速をほぼ所望の設定値に維持して走行させ
る走行制御装置に関するものである。
(従来技術) 近年、自動車の車速を運転者が設定した所望の車速に自
動的に維持する定速走行装置が実用化されている。この
定速走行装置は、車速が所望の車速になった時に運転者
によるセット操作によってその車速を定速走行の目標値
として設定するとともに、それ以後は、この設定車速と
実車速とを比較して、両者の間に差が生じた時にその差
に応じてエンジンのスロットルバルブを制御することに
より、実車速を設定車速に一致させるようにしたもので
ある。
このような装置を用いて定速走行を行なうには、設定車
速に相当するエンジン回転を維持するように常にスロッ
トルバルブ開度を所定開度に保つ必要があるが、設定車
速を一定の範囲内に維持するという目的に鑑みれば、車
速が一定範囲内にある時はクラッチを切ってエンジンと
車輪との駆動力伝達を切断して車を惰性走行させ、この
間はエンジンはアイドリンク回転まで低下させるように
すれば燃費の良い定速走行制御を行なうことができる。
このようなことから、例えば特開昭56−22113号
公報には、定速走行条件が生じたときの設定車速を基準
として所定の速度領域を決め、この領域での上下限値の
間において緩加速、惰性走行を繰り返すようにした車両
走行制御方法および装置が提案されている。
この走行制御においては、車速が上限値に達するとクラ
ッチを切るとともにエンジンスロットルバルブを全開に
して惰性走行を行なわせ、車速か下限値になるとエンジ
ン回転を車速に対応した回転まで上げ、次いで、クラッ
チを繋いでエンジン回転を徐々に上げて車速が上限値に
達するまで緩加速を行なうようにυj御して、車速を上
限値および下限値で定まる一定範囲内に維持して定速走
行を行なわせる。
このような定速走行制御を行なう場合に、上下限値を設
定車速から上下に一定の幅を持たせて設定するのである
が、この幅を設定車速から上下に同じ幅に設定する(例
えば、設定車速を801に/Hでこの幅を上下に5Ks
/I−1とし、上限値を85−/H1下限値を75/!
llI/Hとする)と、定速走行時の平均車速が設定車
速を下まわるという問題がある。このようなことが生ず
る第1の原因は、走行抵抗が車速の2乗に比例するため
、上限値近傍での惰性走行の速度低下率が下限値近傍で
の速度低下率より大きくなることによるものであり、第
2の原因は、惰性走行において車速が下限値に達し、ク
ラッチを接続しエンジン回転を上げて緩加速を行なう際
に、惰性走行から緩加速へ移行するまでに若干の時間遅
れがあることによるものである。
(発明の目的) 本発明はこのような事情に鑑み、緩加速と惰性走行の繰
り返しで車速を一定に保って定速走行させる際に、実車
速の平均値を設定車速に精度良く保つように制御するこ
とができる走行制御装置を提供することを目的とするも
のである。
(発明の構成) 本発明の走行制御装置は、エンジンへの燃料供給量制御
により車速を設定車速近傍の所定範囲内に維持して定速
走行を行なわせる装置であり、定速走行条件検出手段に
より定速走行条件が生じているか否かを検出し、定速走
行条件が生じている場合において定速走行を行なわせる
際には、上下限車速設定手段により設定車速を基準に定
速走行車速範囲内での上限値および下限値を設定し、下
限値から上限値に車速が達するまでは緩加速手段により
エンジンへの燃料供給量を制御して緩加速を行なわせ、
車速が上限値に達したときには惰性走行手段によりクラ
ッチ等を作動させてエンジンから車輪への駆動力伝達を
切断して車速が下限値に達するまで惰性走行を行なわせ
て定速走行を行なわせるものであり、この場合、上限値
と設定車速の差が設定車速と下限値の差より大きくなる
ように上下限値を設定するようにしたことを特徴とする
ものである。
(実施例) 以下、図面により本発明の好ましい実施例について説明
する。
第1図は本発明に拘る走行制御装置の全体構成を示す概
略図である。
本装置の制御はコンピュータユニット30からの信号に
基づいて、クラッチ10の断続およびスロットルアクチ
ュエータ25によるスロットルバルブ26の開度制御を
行なうことによってなされる。コンピュータユニット3
0はクルーズコントロールスイッチ30aのON・OF
Fによってなされるのであるが、コンピュータユニット
30には、ブレーキペダル1に連動してブレーキペダル
1の作動を検出するブレーキスイッチ2からの信号、ア
クセルペダル3に連動してアクセルペダル3の踏込量を
検出するアクセルペダルポジションセンサ4からの信号
、ディストリビュータにおいてエンジン20の停止の有
無を検出するエンジン停止検出センサ21からの信号、
エンジン20の冷却水温を検出する水温センサ22から
の信号、スロットルバルブ26の開度を検出するスロッ
トルポジションセンサ23からの信号、吸気温を検出す
る吸気温センサ24からの信号、およびクラッチ10よ
り出力側における動力伝達系の回転により車速を検出す
る車速センサ16からの信号が入力されており、これら
の入力信号に基づいてスロットルアクチュエータ25お
よび電磁制御弁13へ作動信号を出力する。電磁制御弁
13はクラッチ作動シリンダ11への油圧供給を制御し
てクラッチ10の断続を制御するものであり、アキュム
レータ14を介して電動ポンプ15から送られた油圧は
電磁制御弁13によりクラッチ作動シリンダ11に給排
され、ロッド11aを図中左右いずれかへ動かし、レバ
ー12を介してクラッチ10の断続を行なわせるように
なっている。
第2図は本走行制御装置により走行制御を行なった場合
の車速、エンジン回転等の経時変化を示すグラフである
。このグラフではA時点においてクルーズコントロール
スイッチ30aがONになったときの変化を示しており
、このときの設定車速Vに対し、走行制御を行なう車速
範囲の上限値(■+ΔVl)および下限値(■−ΔV2
)が定められ、まずこの状態からエンジンスロットル開
度が徐々に開けられ車速が上限値(■+ΔV1)に達す
るまで緩加速がなされる。車速が上限値に達するとく8
時点)、クラッチ10がOFFにされ同時にスロットル
開度は全閉にされてエンジン回転はアイドリンク回転ま
で低下し、この状態のまま惰性走行される。惰性走行中
は走行抵抗等により車速が徐々に低下し、この車速が下
限値(■−ΔV2)に達すると(C時点)、クラッチ1
゜が再びONとなり、スロットル開度もエンジン回転が
この下限値の車速とマツチする早さまで上げられる。こ
の後、再びスロットル開度が徐々に開けられ、車速が上
限値に達するまで緩加速が行なわれる。
この制御を行なう場合に、上限値および下限値を定める
ための車速の許容変動幅ΔV1.Δv2はΔVl>Δv
2となるように設定される。これは、車速が下限1i1
(V−ΔV2)に達して(C時点)、クラッチ10JE
:ONにするとともにスロットル開度を大きくする場合
に図示の如く若干の作動遅れがあるため、緩加速に移行
するまでにΔを時間の遅れが生ずること、および惰性走
行時において車速と走行抵抗の関係から上限値近傍での
車速低下率(α1)が下限値近傍での車速低下率(α2
)より大きくなることにより、定速走行時の平均車速が
上限値と下限値との中央値より低くなることに鑑みたも
ので、設定車速■に対し、ΔVl>ΔV2とすることに
より設定車速Vが上下限値の中央値より低くなるように
して、設定車速Vと平均車速とをできる限り近づけて正
確な走行制御性なわせるものである。なお、上記車速の
許容変動幅Δ■1、ΔV2は、車速が高速のときには大
きくしても走行フィーリングが損なわれることも少ない
ことなどに鑑み、この幅Δ■1.ΔV2を車速に応じて
変えるようにしてもよい。
第3図はコンピュータユニット30の構成を示すブロッ
ク図で、コンピュータユニット30は走行切換制御ブロ
ック31.エコノミークルーズ制御ブロック32.オー
トクルーズ制御ブロック331通常走行制御ブロック3
4.スロットル開度制御ブロック35およびクラッチ[
0ブロツク36からなる。
走行切換制御ブロック31には入力ライン31a〜31
fおよび出力ライン310〜31kが接続する。入力ラ
イン31aからはブレーキスイッチ2からのブレーキ信
号BR5Wが、入力ライン31bからはクラッチの作動
を検出するクラッチスイッチからのクラッチ信号CLS
Wが、入力ライン31Gからはクルーズスイッチからの
クルーズ信j3AcsWが、入力ライン31dからはク
ルーズ方法スイッチからのクルーズ方法信号ECMOD
が、入力ライン31eからは車速セットスイッチからの
設定信号vsswが、入力ライン31fからは車速セン
サ16からの車速信号■Sがそれぞれ入力される。なお
、クルーズスイッチは通常走行と定速走行との切換えを
行なうスイッチで、クルーズ方法スイッチは定速走行が
選択された時に、従来の定速走行(以下、オートクルー
ズという)と本発明による緩加速と惰性走行とを繰り返
す定速走行(以下、エコノミークルーズという)との切
換えを行なうスイッチで、車速セットスイッチは定速走
行の車速を設定するためのスイッチであり、これらによ
り第1図のクルーズコントロールスイッチ30aが構成
される。
出力ライン310からはクラッチ制御ブロック36にク
ラッチ操作許可信@CLtJTC1−1を出力し、出力
ライン31hからはスロットル開度制御ブロック35に
スロットル開度制御許可信号TH8Wを出力する。クラ
ッチ操作許可信号CLIJTCHはON・OFF信号で
あり、ON信号が出力されているときにのみエコノミー
クルーズ制御ブロック32からの出力ライン32dのク
ラッチ制御信号CLBをクラッチ制御ブロック36に入
力させるようにするものである。スロットル開度制御許
可信号T)−18Wは1,2.3の3種の信号があり、
信号1のときはライン32Gを介してエコノミークルー
ズ制御ブロック32からの信号TH81を、信号2のと
きはライン33Cを介してオートクルーズ制御ブロック
からの信号TH82を、信号3のときはライン34bを
介して通常制御ブロック34からの信号Tl−lB5を
それぞれスロットル開度制御ブロック35に入力させる
出力ライン311からは、オートクルーズ用の設定車速
信号vSSがオートクルーズ制御ブロック33へ出力さ
れ、出力ライン31jおよび31kからはエコノミーク
ルーズ用の車速の上限値信号VSHおよび下限値信号V
SLがエコノミークルーズ制御ブロック32へ出力され
る。出力ライン311からはモード信号MODがエコノ
ミークルーズ制御ブロック32.オートクルーズ制御ブ
ロック33および通常走行制御ブロック34へ出力され
る。モード信号MODは、1.2.3の3種の信号があ
り、これらの信号により上記3つの制御ブロック32.
33.34のうちのいずれか1つのみを選択作動させる
エコノミークルーズ制御ブロック32には、上記ライン
31 i、311からの信号に加えて、入力ライン32
aからのエンジンスピード信号NEおよびライン32b
からの車速信号vSが入力され、これらに基づき、ライ
ン32cからスロットル開度制御ブロック35ヘスロツ
トルti制御信号TH81を、ライン32dからクラッ
チ制御ブロック36へクラッチ制御信号CLBを出力す
る。
オートクルーズ制御ブロック33へはモード信号MOD
に加えて、ライン33aを介して車速信号vSが、ライ
ン33bを介してアクセル開度信号ACPが入力され、
ライン33Cからスロットル間度制御ブロック35ヘス
ロットルI制御信号TH82が出力される。通常走行制
御ブロック34へはモード信号MODに加えて、ライン
34aを介してアクセル開度信号ACPが入力され、ラ
イン34bからスロットル開度制御ブロック35ヘスロ
ツトル制御信号TH83が出力される。
一方、スロットル開度制御ブロック35からはうイン3
5aを介してスロットルアクチュエータ25へその作動
信号を出力してスロットルバルブ26を作動させ、クラ
ッチ制御ブロック36からはうイン36aを介して電磁
制御弁13へ作動信号を出力してクラッチ作動シリンダ
11およびレバー12を介してクラッチの作動をさせる
ようになっている。
以上のように構成したコンピュータユニット30の制御
作動を以下に示すフローチャートにより説明する。
第4図は走行切換制御ブロック31における制御を示す
フローチャートで、ステップS1から開始してステップ
S2において20m5タイマを起動させ、以下20m5
毎に本フローを繰り返すようになし、次いでステップS
3においてブレーキ信号BR8WがONか否かを判定す
る。これがONのとき、すなわちブレーキが踏まれてい
るときにはステップ818,819に進み、設定車速信
号VSS、上限および下限値信号VSH,VSLを零に
し、モード信号MODおよびスロットル開度制御許可信
号Tl−18Wを3にし、クラッチ操作許可信号CLU
TCHをOFFにして、通常走行制御を行なわせる。ブ
レーキが作動していない時はステップS4に進みクラッ
チ信号CLSWがONが否かを判定し、ONのときはス
テップ818゜S19に進んで通常走行制御に移行させ
、一方、OFFのときはステップS5に進んでリセット
スイッチがONにされたか否かを判定し、ONのときに
はフラグ2を零にする。このリセットスイッチは惰性走
行中にエンジンが停止してクラッチを接続してオートク
ルーズ制御に移行した場合に、これを再びエコノミーク
ルーズに復帰させるためのもので、このスイッチがON
にされたときにフラグ2を零にすることにより再びエコ
ノミークルーズ制御を行なわせる。次いで、ステップS
7に進みクルーズ信号AC8WがONか否かを判定し、
OFFのときはステップ818.819に進んで通常走
行11JIIIに移行させ、ONのときはステップS8
に進んで車速が401に/H以下か否かを判定する。オ
ートクルーズ、エコノミークルーズ共に車速が40/C
m/H以上のときにのみこれを行なうようにしているた
め、車速が401に/)−1以下のときはステップ81
8.819に進む。車速が40K11/H以上のときは
ステップS9に進んで設定信号vsswがONか否かを
判定し、OFFのときはステップ811に進んで設定車
速信号VSSが零より大きいか否か判定する。これは設
定信号VSSWはトリガ信号でしかなく、定速走行の車
速設定は設定信号vsswが送られたときに設定される
と、以後、設定信号vsswがOFFになってもそのま
ま維持されるようになっているためであり、設定信@v
sswがOFFであっても設定車速信号■SSに所定値
が記憶されている限り定速走行を続行させるものである
。このため、設定車速信号が零のときにはステップS1
8へ進んで通常走行制御に移行させVSS>Oのときに
はステップ313へ進む。
一方、設定信号vsswがONのときにはステップS1
0に進み、設定車速信号VSSとして実車速vSもしく
は100KJR/Hのいずれか小さい方を記憶しくこれ
は、1007m/H以上の定速走行は安全等のため行な
わせないようなするものである)、上限値信号としてこ
の設定車速信号■SSに5−/Hを加えた値を記憶し、
下限値信号として設定車速信号VSSから3&/Hを減
じた値もしくは401fa/Hのいずれか大きい方を記
憶する(これは、40KA/H以下の定速走行は安定性
の点から好ましくないためである)。すなわち、本実施
例では、上限値と設定車速との差の方が設定車速と下限
値の差より21m/Hだけ大きく設定される。次いで、
設定車速信号SSが40KMZH以上か否か確認し、4
0&/H以下のときはステップ818へ進み、40KI
R/H以上のときはフラグ2に1が立っているか否かを
判定する。フラグ2に1が立つということは、惰性走行
中にエンジンが停止しクラッチを接続させていることを
意味し、このときにはオートクルーズモードになるので
ステップ816に進みモード信号MODをII 211
にしてオートクルーズ制御ブロック33を作動させ、ス
ロットル開度制御許可信号TH8Wを2″にするととも
にクラッチ操作許可信号CLLITC)−1をOFFに
する。一方、フラグ2に1が立っていないときは、クル
ーズ方法信号ECMODがONか否かを判定する。この
クルーズ方法信号ECMODがOFFということはオー
トクルーズが選択されていることを意味し、この場合は
ステップ816に進み、上記と同様にしてオートクルー
ズ制御を行なわせ、この信号ECMODがONのときに
はステップ815に進み、モード信号MODを1″にし
てエコノミークルーズ制御ブロック32を作動させ、ス
ロットル開度制御許可信号TH8Wを1″にするととも
に、クラッチ操作許可信号CLLITCHをONにする
ステップS15.S16もしくは819が完了するとス
テップ8817に進み、20m5の経過を待ってフロー
の最初へ戻り、以後、20m5毎に本フローを繰り返す
第5図はオートクルーズ制御ブロック33におけるi、
II御を示すフローチャートで、ステップS31から開
始してステップ332において100m5タイマを起動
させ、以下、100m5毎に本フローを繰り返す。次い
で、ステップ833においてモード信号MODが“2″
か否か判定し、これが2″のときにのみ次のステップ8
34へ進む。
すなわち、本フローはモード信号MODがII 2 I
+以外のときには実質的に作動しない。ステップS34
においては設定車速信号■SSから車速信号VSを減じ
た値、すなわち設定車速と実車速の差に相当する値を比
例値vSPとして記憶し、実車速VSから前回のフロー
での車速VLAST (本フローは100m5毎に繰り
返されるので100m5前の時点の車速)を減じた値を
微分値VSDとして記憶し、前記比例値VSPの値に応
じて1゜Oもしくは−1を積分値VSIとして記憶する
積分11Vs Tは、比例値VSPが2以上のときは1
”で、比例値VSPが2以下で一2以上のときはO″で
、−2以下のときはl  I IIとなる値で、これに
より実車速が設定車速から2Ks/H以上離れていると
きは、より急速に設定車速へ近ずけさせるようにしてい
る。
次いで、ステップ835において上記比例値VSP、微
分値VSD、積分値VSIにそれぞれ所定係数Kp、K
d、Kiを乗じたのち、演算(VspxKp−VSDX
Kd−K i )を行ない、これをスロットル開度修正
値THDとして求める。
ステップ836においては、この修正値THDによりス
ロットル制御信号TH82を修正し、車速を設定車速へ
近ずけるためのスロットル制御信号TH82を得る。さ
らに、この制御信号TH82はスロットル開度の全閉(
開度0’ )から全開く開度80°)の間になければな
らないので、ステップ837において、信号TH82が
80゛以上のときはこれを80°にし、0°以下のとき
はこれをOoにする。さらに、ステップ838において
現時点の車速をVLASTとして記憶し、ステップS3
9においてアクセル開度信号ACPから算出したスロッ
トルバルブ開度FN2 (ACP)を実スロツトル開度
信号TH82Bとして記憶する。次に、ステップS40
においてスロットル制御信号THB2としてステップ8
34〜S37で締出した信号1−IB2と実スロツトル
開度信号TH82Bとの大きい方を選択する。これは定
速走行中に運転者が加速させようとしてアクセルペダル
を踏んだような場合にはこれに応じてさらにスロットル
開度を大きくして、加速を行なうことができるようにす
るものである。この後、100m5の経過を待ってフロ
ーの最初に戻り、以後100m5毎に本フローを繰り返
す。
第6図はエコノミークルーズ制御ブロック32における
υj′nを示すフローチャートで、本フローはステップ
851から開始してステップ852においてモードメモ
リMODMを零にして初期化を行ない、次いでステップ
853において20m5タイマを起動させ、以下20m
5毎に本フローを繰り返すようになす。まず、ステップ
854においてモード信号MODに′1″が入力されて
いるか否かを判定し、これが″“1″以外のときはステ
ップ875.876に進んでクラッチ制御信号CLBを
ONにし、スロットル制御信号THBIを零にする。な
お、本フローがなされるのはモード信@MODがII 
I 11のときであるため、ステップS54の判定はノ
イズ等に対する安全のためのものであると言える。
次に、ステップS55においてエンジンスビ−ド信号N
Eがエンスト判定回転信号NFLより小さいか否かを判
定し、エンストの有無を判定する。
そして、エンスト判定回転信号NFLより小さいとき、
すなわちエンスト状態のときはフラグ1にII 111
を立て、NFLより大きいとき、すなわちエンスト状態
でないときはフラグ1に0”を立てる。その後、ステッ
プ858においてモードメモリMODMが“1″か否か
を判定し、01″でないときはステップS59に進み加
速モード信号に1′′を入れ、下限値信号VSLに基づ
いて車速下限値を得るためのエンジンスピードをギヤ比
等により演算する関数FN (VSL)からこの下限エ
ンジンスピード信号NEMを求めこれを記憶しステップ
860に進む。一方、モードメモリMODMが“1″の
ときはそのままステップ860・に進み、モード信号M
ODの値をモードメモリMODMに記憶させるが、これ
は本フローの第1回目においてステップ859のセット
を行なえば、第2回目以降のフローにおいてはモードメ
モリMODMが1である限りこのセットを繰り返す必要
がないためである。
次いで、ステップ861に進んで加速モード信号ACC
が°′1′′か否かを判定する。この加速モード信号A
CCはエコノミークルーズにおける緩加速状態と惰性走
行状態とを区別する信号でII I Hのときは緩加速
状態で、′0”のときは惰性走行状態であることを示す
。なお、ステップ359で加速モード信号ACCに“1
”を入れるが、これはエコノミーモードが選定されると
、まずその設定車速の上限値まで緩加速を行なわせるた
めである。
加速モード信号ACCが“1″のときはステップS62
に進み、車速信号vSが上限値信号vSHより大きいか
否かを判定し、これがVSHより小さいとき、すなわち
車速がまだ上限値に達していないときは車速とスロット
ル開度との関係から現在の車速に対して緩加速を行なう
ために必要なスロットル開度を求める関数FN2 〈■
s)から所定のスロットル制御信号THBIを求める。
一方、車速が上限値に達して車速信号■Sが上限値信号
VSHより大きいか、もしくはこれに等しくなったとき
には、ステップ863〜865を行ない、スロットル制
御信号THB1を“Onにし、クラッチ制御信号CLB
をOFFにし、加速モード信号ACCを“OIIにして
、惰性走行に移行する。
一方、ステップ861において加速モード信号ACCが
0″である、すなわち惰性走行状態であると判定される
と、ステップ867に進み車速信号vSが下限値信号V
SLより小さいか否かが判定される。下限値信号VSL
より大きい場合は、そのまま惰性走行状態を継続させ、
下限値信号VSLと等しいか、もしくはこれより大きい
場合はステップ868〜S70に進み、スロットル制御
信号TH81にスロットル開度を所定量だけ開ける信号
αを入力し、このときのエンジンスピード信号NEとス
テップ859において算出した下限エンジンスピード信
号NEMとの差NEIを算出し、この差NEIの絶対値
が所定微少値βより小さいか否か判定する。差NEIが
βより大きい場合は、信号αを微少量Δαだけ増加させ
、ステップ368〜S70を繰り返す。すなわち、これ
によりエンジン回転が設定車速の下限、値に相当する回
転に達するまで清らかにスロットルバルブを開放するも
ので、この後ステップ372〜874を行ない、クラッ
チ制御信号をONにし、現行車速に対して緩加速を行な
うために必要なスロットル開度を求める関数FN2 (
VS)から所定のスロットル制御信号TH81を求め、
加速モード信号を“1″にする。
以上のフローの後、ステップ377において20m5の
経過を待ってステップ853に戻り、以下20m5毎に
本フローを繰り返す。
第7図は通常走行制御ブロック34における制御を示す
フローヂャートで、ステップS90からスタートし、ス
テップ891においてモード信号MODが3″か否かを
判定する。モード信号M○Dが“l 3 nでないとき
は本フローによる制御は不要なのでスロットル制御信号
T)−183を零にして本フローを終了する。一方、モ
ード信号MODが113 IIのときは、ステップS9
3においてアクセル開度信号ACPに応じて必要なスロ
ットル制御信号を求める関数FN2 (ACP)からス
ロットル制御信号TH83を求め、本フローを終了する
。第8図は、スロットル開度制御ブロック35における
$131111を示すフローチャートで、ステップ$1
01から開始してステップ5102において20m5タ
イマを起動させ、次いでステップ$103〜5107に
おいてスロットル開度制御許可信号TH8Wが゛1”、
“2′′、“3”のいずれであるか判定するとともに、
T)−18W−1のときはスロットル制御信号THBI
をアクチュエータ信号THOBjとして記憶させ、TH
8W−2のときはTH82をアクチュエータ信号THO
Bjとして記憶させ、TH8W−3のときはTH83を
アクチュエータ信号THOBjとして記憶させる。次に
、ステップ8108においてアクチュエータ信号THO
Bjをアクチュエータ25に出力し、この信号THOB
jで定まる開度になるようにスロットルバルブ26を開
閉制御する。この後、ステップ5109において20m
5の経過を待ち、以下20m5毎に本フローを繰り返す
第9図は、クラッチ制御ブロック36における制御を示
すフローチャートで、本フローはステップ5121から
開始し、ステップ5122においてクラッチ操作許可信
号CLUTCHがONか否か、すなわちエコノミークル
ーズか否かを判定する。エコノミークルーズでないとき
はステップ5124に進んで、クラッチアクチュエータ
13をOFFにしてクラッチを接続させ本フローは終了
する。一方、許可信号CLLJTCI−1がONのとき
には、ステップ5123に進みクラッチ制御信号CLB
がONか否かを判定し、この信号CLBがOFFのとき
は惰性走行状態でありアクチュエータ13をONにして
クラッチを切断させ、信号CLBがONのときは緩加速
状態でありクラッチアクチュエータ13をOFFにして
クラッチを接続させて本フローを終了する。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によればエコノミークルー
ズを選択した場合には車速の所定範囲内において緩加速
と惰性走行を繰り返すことにより、比較的低燃費の定速
走行を実現させることができ、ざらに、上限値と設定車
速との差を、設定車速と下限値との差より大きくしてい
るので、定速走行中の平均車速を設定車速に近い値とな
るように制御でき、精度の良い走行制御を行なわせるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る走行制御装置の全体構成を示す概
略図、 第2図は上記走行制御装置による走行制御を行なった場
合の車速、エンジン回転等の経時変化を示すグラフ、 第3図は上記走行制御装置に用いるコンピュータユニッ
トの構成を示すブロック図、 第4図から第9図は上記コンピュータユニットの各制御
ブロックでの制御内容を示すフローチャートで、第4図
は走行切換制御ブロック、第5図はオートクルーズ制御
ブロック第6図はエコノミークルーズ制御ブロック、第
7図は通常走行制御ブロック、第8図はスロットル開度
制御ブロック、第9図はクラッチ制御ブロックでの制御
を示す。 1・・・ブレーキペダル  3・・・アクセルペダル1
0・・・クラッチ 11・・・クラッチ操作シリンダ 13・・・電磁制御弁   16・・・車速センサ22
・・・水温センサ 25・・・スロットルアクチュエータ 26・・・スロットルバルブ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 外部から入力される設定車速信号に基づいてエンジンへ
    の燃料供給量を制御し、車速を前記設定車速近傍の一定
    範囲内に維持して定速走行を行なわせる走行制御装置を
    有する車両において、定速走行条件が生じているか否か
    を検出する定速走行条件検出手段と、 定速走行条件が生じて定速走行が行なわれる際に、前記
    設定車速を基準に前記一定範囲での車速の上限値および
    下限値を設定する上下限車速設定手段と、 該下限値から該上限値に車速が達するまで前記エンジン
    への燃料供給量の制御により緩加速走行を行なわせる緩
    加速手段と、 車速が前記上限値に達したときに、エンジンから車輪へ
    の駆動力伝達を切断して車速が前記下限値に達するまで
    惰性走行を行なわせる惰性走行手段とからなり、 前記上下限車速設定手段により設定された前記上限値と
    前記設定車速との差を、前記設定車速と前記下限値との
    差より大きくなるようにしたことを特徴とする車両の走
    行制御装置。
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