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JPS624922Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS624922Y2
JPS624922Y2 JP9743081U JP9743081U JPS624922Y2 JP S624922 Y2 JPS624922 Y2 JP S624922Y2 JP 9743081 U JP9743081 U JP 9743081U JP 9743081 U JP9743081 U JP 9743081U JP S624922 Y2 JPS624922 Y2 JP S624922Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
gear
lever
recording
partially toothed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9743081U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS582746U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9743081U priority Critical patent/JPS582746U/ja
Publication of JPS582746U publication Critical patent/JPS582746U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS624922Y2 publication Critical patent/JPS624922Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はテープレコーダーの操作機構部の改
良に関し、特には、停止状態から録音状態に移行
する時機構部の衝撃音を抑制するためのシヨツク
ノイズ防止機構に関するものである。
マイクを内蔵した所謂マイクビルトインタイプ
のテープレコーダに於いては、録音時に回転部等
のノイズがマイクに伝わらない様に配慮する必要
がある。しかし、多くのこの種のタイプのテープ
レコーダーは、モーターの回転を利用して録音ヘ
ツドを移動させているため、録音ヘツドが録音位
置に移動した瞬間に回転ギアを停止しなければな
らなく、その瞬間の機構部内に生ずる機械的衝撃
音を避けるのが困難であつた。
この考案の目的は、簡単な機構により上記の様
な機械的衝撃音を避け、ノイズがマイクに伝わら
ない様にしたシヨツクノイズ防止機構を提供する
ことにある。
以下この考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1、2図はこの考案の実施例であるシヨツク
ノイズ防止機構を適用した録音ヘツド作動機構部
の構造図であつて、第1図は停止モード、第2図
は録音モードの状態を示す。
第1図に於いて、1はシヤーシから成る主基
板、2は録音ヘツドで、この録音ヘツド2は、図
示しない案内部材によつて矢印A若しくはB方向
にスライドするスライド板3に一体的に固定され
ている。またこのスライド板3は矢印A方向にス
ライドした時磁気ヘツド2が磁気テープ4に接触
し、矢印B方向にスライドした時磁気テープ4か
ら離脱する様その取付位置が適当に設定されてい
るが、主基板1との間に掛けられたスプリング5
により、常時は矢印A方向に付勢されている。6
は図示しないモーターに減速ギアを介して連結す
る駆動ギアで、主基板1に設けられた軸1aを中
心に常時矢印C方向に回転する。7は欠歯ギア
で、主基板1に設けられた軸1bを中心に、前記
駆動ギア6と噛合つている時だけ矢印D方向に回
転する一方、同軸に前記スライド板3を移動する
ためのカム7aを連結し、また欠歯ギア回転起動
用のスプリング8が当接する起動シヤフト7bと
この欠歯ギアの回転を止め所定の位置で係止する
ための係止片7cを有している。前記起動用のス
プリング8は、コイル中心を主基板上に設けられ
た支軸1cにより支持され、一方の腕部8aは主
基板上に設けられた支軸1dに、また他方の腕部
8bは前述の様に起動シヤフト7bにそれぞれ圧
接していて、このスプリングの弾性力によつて欠
歯ギア7に矢印D方向の回転トルクを与えてい
る。第1図に示す停止モードでは、駆動ギア6が
欠歯ギア7のギア部に噛合う直前の関係位置とな
る様後述の係止手段の取付位置が定められている
が、上記の構成によつて欠歯ギア7には矢印D方
向の回転トルクが与えられているから、欠歯ギア
の係止が解除された時、その回転トルクによつて
駆動ギア6と噛み合う迄欠歯ギアの予備的な回転
が行われることになる。
9はカム7aの回転に従動する従動レバーで、
主基板上に設けられた支軸1eによつて、矢印E
若しくはF方向に揺動自在となる様に支承され、
その中復部がカム7aに当接するとともに、先端
がスライド板3の背面部に当接している。10は
係止片7cと係合して欠歯ギア7を係止するため
の係止レバーで、欠歯ギア7を停止モードで係止
するための第一の係止部10a、録音モードで係
止するための第二の係止部10b、およびこれら
の係止部を主基板上に設けられた支軸1fを中心
に矢印G若しくはH方向に回転させるアーム10
cから構成され、常時は、復帰スプリング11に
よつて矢印G方向の回転力が付勢されている。ま
た、前記係止部10a,10bは各々その構造を
異にし、前者は爪状の形状にあり、後者はくびれ
10dを形成することによつて外力を吸収する弾
性体構造にされる。
前記係止レバー10のアーム10cの背部に
は、操作レバー12の先端部が垂直に対向する。
この操作レバー12は、主基板上に設けられた案
内軸1gによつて矢印I若しくはJ方向に案内ス
ライドされる構造にあり、常時は復帰スプリング
13によつて矢印J方向に付勢されている。
なお、上記欠歯ギア7、係止レバー10および
係止片7cは、停止モードに於いて係止部10a
で係止片7cが係合し且つ駆動ギア6と欠歯ギア
7が噛合う直前の状態を形成し、録音モードに於
いて係止部10bで係止片7cが係合し且つ駆動
ギア6と欠歯ギア7が噛合いを終えた直後の状態
を形成する様、各要素の位置関係および欠歯部の
長さ等が適切に定められている。
次に以上の構成から成る録音ヘツド移動機構部
の動作を説明する。
第1図に示す停止モードの状態に於いて、操作
レバー12を矢印I方向に押圧すると、同レバー
12の先端部はアーム10cを押圧する。このた
め係止レバー10は支軸1fを中心に矢印H方向
に回転する。なおこの場合操作レバー12が所定
の位置まで押圧されると、図示しないロツクレバ
ーにて操作レバー12がロツクされるため、その
押圧を中止しても元の状態に戻らない。つまり押
圧状態が保持される。
一方、この操作レバー12に対応して動く係止
レバー10は、所定の角度回転することによつて
係止片7cとの係合を解除するため、スプリング
8の力により欠歯ギア7は前述した予備回転を行
う。そして駆動ギア6と欠歯ギア7が噛合うこと
によつて、欠歯ギア7はモーターからの回転力に
よつて矢印D方向に回転していく。この欠歯ギア
7の回転に伴い、同軸に連結したカム7aも回転
を始めるが、このカム7aの周縁形状に従い従動
レバー9は矢印E方向に回転する。従つて、スラ
イド板3はスプリング5に抗して矢印B方向にス
ライドし録音ヘツド2を磁気テープ4に接触させ
る。録音ヘツド2の移動はこの様な動作によつて
行われる。
なお、この場合、欠歯ギア7のギア部と駆動ギ
ア6の噛合いが終了する時点で欠歯ギア7への回
転伝達力が無くなるが、この終了時に於いてカム
7aの頂点が従動レバー9との当接点を越えてい
るため、従動レバー9の圧接力(スプリング5に
よつて開接的に与えられるカム7aに対する反
力)によりカム7aは更に回転を続けようとす
る。しかし、この直後に係止片7cは係止レバー
10の係止部10bに係合し、カム7aの回転、
つまり欠歯ギア7の回転が強制的に停止させられ
るため、従動レバー9の作動が停止する。第2図
に示す状態はこの様にして欠歯ギア7の回転が停
止した時の状態であり、録音ヘツド2のヘツド面
が安定に磁気テープ4に接触している録音モード
にあることを示している。
ところで、以上の説明から明らかな様に、係止
レバー10によつて欠歯ギア7の回転が強制的に
停止させられる時、より詳細に述べれば欠歯ギア
7に設けられる係止片7cが係止レバー10の第
二の係止部10bに係合する時、比較的大きな力
が係止部10bに作用する。しかし、この実施例
では、上記係止部10bにくびれ10dを形成し
ているため、この係止部全体が弾性作用をして上
記の大きな力を吸収しながら欠歯ギアの回転を止
める。それ故、回転停止時に係止部10dに加わ
る力は衝撃力とならず、緩衝されながら吸収され
るから、衝撃音の発生が軽減する。即ち、既に電
気的には録音モードに入つている状態に於いて、
機構上の衝撃音の録音を軽減、若しくは無くする
ことが出来る。多くのテープレコーダーがそうで
ある様に、電気的録音モードの完結が機械的録音
モードの完結に先行するこの様な装置に於いて、
上述の様なシヨツクノイズ防止機構を設けること
により、容易に衝撃音の録音を防止することが出
来る。なお、精度上の問題が無ければ、くびれ1
0dの幅や長さ、或いは係止レバー10の材質、
材厚等を適宜変更して、係止部10bの弾性定数
を小さくし、欠歯ギア7の停止を更にスムースに
することによつて衝撃音の発生を皆無にすること
も出来る。
第2図に示す録音モードから、最初の停止モー
ドに移すには、図示しないロツク解除レバーを操
作し、操作レバー12のロツク状態を解除すれば
良い。即ち、この解除操作によつて操作レバー1
2は復帰スプリング13の作用により矢印J方向
に復帰し、これに伴つて係止レバー10がスプリ
ング11の作用によつて矢印G方向に回転するか
ら、係止部10bと係止片7cの係合が解除す
る。そうすると、従動レバー9がカム7aを押圧
しているからカム7aに回転トルクが生じ、欠歯
ギア7は矢印D方向に回転し、駆動ギア6と欠歯
ギア7が噛合う直前の状態で係止片7cと第一の
係止部10aが係合して停止する。即ち第1図の
停止モードの状態に戻る。なお、この時の係止片
7cと係合部10aの係合時に衝撃音が発生して
も、電気的には録音モードから既に停止モードに
移行しているので、その衝撃音によつてトラブル
の生じることは無い。必要なことはシヨツクノイ
ズの録音を軽減若しくは無くすことであるから、
この第一の係合部10aを弾性体構造にする必要
はない。
また、以上の実施例では、くびれ10dを形成
することによつて係合部10bを弾性体構造にし
ていたが、この部分に必要な弾性力を与えるには
更に多くの実施態様がある。例えば第3図に示す
様に、ゴム等の弾性材料10eを係止部10bに
取着しても同様な作用効果を得ることが出来る。
更にこの様に係止部10bを弾性体構造にせず、
係止片7cを弾性体構造にしても良いのはいうま
でもない。
以上の様に、この考案によれば、録音モードの
完結時に作用する比較的大きな力を弾性力を利用
して緩衝する様にしたので、シヨツクノイズを軽
減、或いは無くすことが出来、テープレコーダー
の録音性能を向上することが出来る。しかも、構
造が簡単になるため、小型化を阻害することもな
く、また内蔵マイクとの間の防音手段を簡略化す
ることも出来るためコストダウンを図れる利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1、2図はこの考案の実施例であるシヨツク
ノイズ防止機構を適用した録音ヘツド作動機構部
の構造図であつて、第1図は停止モード、第2図
は録音モードの状態を示す。また第3図は他の実
施例のシヨツクノイズ防止機構を適用した録音ヘ
ツド作動機構部の構造図であつて、録音モードで
の状態を示している。 2……録音ヘツド、6……駆動ギア、7……欠
歯ギア、7a……カム、7c……係止片、9……
従動レバー、10……係止レバー、10a……第
一の係止部、10b……第二の係止部(録音モー
ドでの係止部)、10d……くびれ、10e……
弾性体、12……録音操作レバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 モーターに連絡する駆動ギアと、このギアに噛
    合い同軸にカムを連結させた欠歯ギアと、前記カ
    ムの回転に従動しつつ録音ヘツドを移動させる従
    動レバーと、録音モードおよび停止モードに対応
    する所定の回転位置で前記欠歯ギアを係止する係
    止手段を有し、この係止手段を前記欠歯ギアに設
    けた係止片と録音操作レバーに連結する係止レバ
    ーとで構成したテープレコーダーに於いて、 前記係止片若しくは録音モードでの前記係止レ
    バーの係止部を、衝撃力を緩和する弾性体構造に
    したことを特徴とする、テープレコーダーのシヨ
    ツクノイズ防止機構。
JP9743081U 1981-06-29 1981-06-29 テ−プレコ−ダ−のシヨツクノイズ防止機構 Granted JPS582746U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9743081U JPS582746U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 テ−プレコ−ダ−のシヨツクノイズ防止機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9743081U JPS582746U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 テ−プレコ−ダ−のシヨツクノイズ防止機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS582746U JPS582746U (ja) 1983-01-08
JPS624922Y2 true JPS624922Y2 (ja) 1987-02-04

Family

ID=29892237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9743081U Granted JPS582746U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 テ−プレコ−ダ−のシヨツクノイズ防止機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS582746U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002001189A (ja) * 2000-04-20 2002-01-08 Yayoi Chemical Industry Co Ltd 壁紙糊付機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS582746U (ja) 1983-01-08

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