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JPS624438A - ゾルゲル転移を生ずる組成物 - Google Patents

ゾルゲル転移を生ずる組成物

Info

Publication number
JPS624438A
JPS624438A JP60143005A JP14300585A JPS624438A JP S624438 A JPS624438 A JP S624438A JP 60143005 A JP60143005 A JP 60143005A JP 14300585 A JP14300585 A JP 14300585A JP S624438 A JPS624438 A JP S624438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gel
carrageenan
composition
sol
liq
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60143005A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Mochida
望田 直規
Kazumi Sugibayashi
杉林 和美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Acetate Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Acetate Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Acetate Co Ltd filed Critical Mitsubishi Acetate Co Ltd
Priority to JP60143005A priority Critical patent/JPS624438A/ja
Publication of JPS624438A publication Critical patent/JPS624438A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Colloid Chemistry (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は外力を印加すればゾル化し、外力を除去すれば
ゲル化する組成物に関する。
病人への投薬、喫食に際しては固型物よりもできるだけ
流動性を有するものが望まれている。
しかし、病人、特に寝たきりの病人にとって液状の医薬
、ヌープ、汁類、飲料等の液状物を寝たまま喫食するの
は困難である。
このため医薬、喫食物として液状、半流動性固体状の形
態が任意にとり得るものが期待されていた。
〔従来の技術〕
このような要請に対し、ゼラチン、寒天などのゲル化能
を有する高分子物質を少量添加することが考えられるが
、これでは単にゲル化させるだけであってゾμに戻すこ
とはできない。
一方、ゾルゲル転移を行わせる方法としては特定のpH
範囲でのみゲル化するものを用い、酸やアルカリ等を用
いてpHを変化させて可逆的にゾルゲル転移を行わせる
もの、ある温度以下でゲル化するものを用い温度を変化
させることによシゾpゲル転移を可逆的に行わせる方法
がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしpH変化によるものでは転移を行う度に酸やアル
カリを添加するためイオンが蓄積するという問題があり
、食用に供する場合には味を変化させるという問題があ
シ、薬用に供する場合は薬効の減少をもたらすことがあ
るという欠点がある。さらに工業用に用いる場合では腐
蝕の問題や、装置や他の成分にとって好ましくないpH
にしたり好ましくない成分を添加しなければならないと
いう問題がある。
一方、温度変化によるゾμゲp転移はあたたかい飲食物
として喫したいものであってもゾμゲル転移のため冷た
いものとして喫食しなければならないとか、甚しい場合
には喫食に不都合な温度をとらざるを得ないという状況
にもなる。
また医薬用としても溶解性、薬効の点で問題が生ずる場
合もある。
本発明者らはかかる状況に鑑み、pHや温度といった従
来のゾルゲル転移因子に大きく依存することなくゾルゲ
ル転移を可逆的に行い得る組成物につき鋭意検討した結
果本発明に到達した。
〔問題点を解決するだめの手段〕
即ち本発明の要旨は含有水分に対しカラギーナンを0.
005乃至’z、o@金含有てなる外力の加除により可
逆的にゾルゲル転移を生ずる組成物にある。
本発明においてカラギーナンとしてはカッパ、イオタ、
ラムダのいずれのタイプのものをも使用できるがイオタ
カラギーナンを含有していることが好ましい。イオタカ
ラギーナンは全カラギーナン中60−以上含有されてい
ることがより好ましい。このイオタ量は赤外吸収スペク
トル法で測定できる。
本発明の組成物は水分を含有していることが必要であり
、含有水分は705以上あることが好ましく、85%以
上であることがより好ましい。
さらにカラギーナンの含有量は該含有水分に対しO,Q
 05乃至2.0チであることが必要である。含有量が
Q、OO5%未満の場合は該組成物はゲル化せず、まだ
、2.0チをこえると常時ゲル状態となっていて通常の
使用に不便な温度でなければゾルにならないものとなる
。カラギーナンの最適添加量は組成物中に含まれる物質
、例えば電解質の種類、含量、水素イオン濃度等に影響
をうけ、またゾμゲμの転移温度を何度付近にしたいか
によっても異なってくるので0、 OO5乃至2.0チ
の範囲内で組成、目的にあわせて適宜選択すればよい。
本発明の組成物は糖類、蛋白質類、塩類、多価アルコ−
p類等と共存していてもよく、ゾpゲμ挙動に実用上支
障を与えなければ他の低糖類を含有していてもよい。
本発明の組成物は含有水分に対してカラギーナンの含有
量をO,OO5乃至2.0チと規定しているが、これは
最終製品としてゾルゲル転移をおこさせる状態での含有
水分とそれに対するカラギーナン含有量を示すものであ
り、取引形態として粉体、あるいは濃縮体で取引される
ものであっても水で溶解あるいは希釈して上記状態にす
ることを目的とするものは当然本発明に含まれるもので
ある。
〔実施例〕
本発明の内容を更に詳しく、以下、実施例により説明を
加える。
実施例1 カウンターカチオンの大部分を力μシウム型としたイオ
タカラギーナン(三菱アセテート社製)のQ、2チ水溶
液を作成し、冷蔵庫中で液温を1℃とした。この水溶液
は弱いゲル状でちりスプーンで充分にすくいとれるほど
のゲル化能を示した。
この弱いゲル状物を容器にとり、温度を1℃に保ちつつ
手で強く振とうすると、非常にさらつとしだ液状となっ
た。   − 更にこの液を冷蔵庫中で液温1℃にすると再びゲル状と
なった。
実施例2 カウンターカチオンの大部分がカルシウム型としたイオ
タカラギーナン(三菱アセテート社製)のα4チ水溶液
を作成し、5℃に冷したところ弱いゲル状となった。こ
のゲル状物はスプーンで充分す(いとれる程であった。
このゲル状物を容器に入れ手で強く振とりすると液状と
なった。更にこの液を静置すると再びゲル化した。
実施例3 カウンターカチオンの大部分がカルシウム−型としたイ
オタカラギーナン(三菱アセテート社製)の1.0チ水
溶液を作成し、40℃の恒温槽中に放置したところ弱い
ゲル状となった。このゲル状物はスプーンです(いとれ
る程であった。
このゲル状物を容器に入れ手で振とぅすると液状となっ
た。更にこの液を静置すると再びゲル化しはじめた。
実施例4 カウンターカチオンの大部分が力pシウム型としたイオ
タカラギーナン(三菱アセテート社製)をグリセリン5
05水溶液に溶解し濃度を0.2チとした。この溶液を
5℃として静置したところゲル化した。更にこの溶液を
容器にとシ5℃で強くせん断を加えたところ、液状化し
た。
更にせん断の印加を中止し、静置したところ、液状物は
ゲル化した。
〔本発明の効果〕
本発明にかかるゾル−ゲル転移組成物は従来のものと異
り、振動、かくはんといった平易な外力の印加によって
容易にゲルがらゾルに転移し、放置することによってゾ
ルからゲルに戻るという極めて特異な効果を有するもの
である。
かかる特異な効果を利用して、ねたきり病人用の全用品
、医薬品のみならず、一般の医薬品、食品、また固液転
移用センサ等、一般の工業、がん具、燃料など各種の分
野に使用することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、含有水分に対しカラギーナンを0.005乃至2.
    05含有してなる外力の加除により可逆的にゾルゲル転
    移を生ずる組成物。 2、カラギーナンがイオタカラギーナンを含有している
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の組成物。
JP60143005A 1985-06-28 1985-06-28 ゾルゲル転移を生ずる組成物 Pending JPS624438A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60143005A JPS624438A (ja) 1985-06-28 1985-06-28 ゾルゲル転移を生ずる組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60143005A JPS624438A (ja) 1985-06-28 1985-06-28 ゾルゲル転移を生ずる組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS624438A true JPS624438A (ja) 1987-01-10

Family

ID=15328733

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60143005A Pending JPS624438A (ja) 1985-06-28 1985-06-28 ゾルゲル転移を生ずる組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS624438A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4998542A (en) * 1989-02-23 1991-03-12 Philip Morris Incorporated Wrapper for smoking articles and method for preparing same
JPH0780309A (ja) * 1993-09-16 1995-03-28 Agency Of Ind Science & Technol 炭化水素製造用触媒及び炭化水素の製造方法
JP2000051343A (ja) * 1998-07-31 2000-02-22 Les Lab Brothier 傷治療製品

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57167333A (en) * 1981-04-09 1982-10-15 San Ei Chem Ind Ltd Preparation of aqueous sol of carrageenan

Patent Citations (1)

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