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JPS6244362Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6244362Y2
JPS6244362Y2 JP79581U JP79581U JPS6244362Y2 JP S6244362 Y2 JPS6244362 Y2 JP S6244362Y2 JP 79581 U JP79581 U JP 79581U JP 79581 U JP79581 U JP 79581U JP S6244362 Y2 JPS6244362 Y2 JP S6244362Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
probe
ultrasonic
front surface
liquid fluid
jet nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP79581U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57142358U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP79581U priority Critical patent/JPS6244362Y2/ja
Publication of JPS57142358U publication Critical patent/JPS57142358U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6244362Y2 publication Critical patent/JPS6244362Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、超音波探触子と被検材との間に液流
体を噴出介在させて、被検材の疵探傷や寸法測定
を行なう超音波カツプリング用液流体の噴出ノズ
ルに関するものである。
超音波による自動探傷装置あるいは自動測寸装
置においては、探触子より被検材に超音波を伝達
する媒体としては液体(水)を用いるのが一般的
である。
而して、超音波探触子と被検材との間に超音波
カツプリング用としての液流体を噴出介在させ
て、超音波で被検材の疵探傷や寸法測定を行なう
この種噴出ノズルにあつては、超音波探触子と被
検材との間に介在する液流体中に空気成分(気
泡)が存在すると、被検材に入射する超音波が減
衰するだけでなく、また気泡からの反響音を受信
してノイズの原因となる問題がある。しかも、上
記超音波探触子と被検材との間に介在する液流体
の流れは、乱流であれば、超音波の通りが悪くな
り、受信時の反響音のS/N比が悪くなる問題が
ある。また超音波探触子と被検材との間の距離が
長くなると、途中での超音波の拡散損失が大きく
なることと、入射角度ズレの影響が大きくなる。
従つて、上記両部材間の液流体には気泡が存在し
ないこと、及びその流れは層流であること、また
両部材間の距離は探傷・測寸に悪影響を及ぼさな
い範囲で出来るだけ短いことが理想的である。
第1図及び第2図は、夫々従来のこの種噴出ノ
ズルの実施例を示すものである。
第1図の従来例において、1は被検材Sに向け
て液流体を噴出させる噴出ノズル本体、2はこの
本体1内に装着された超音波探触子、3はカツプ
リング用液流体(以下は液流体を水として説明す
る)の供給管、4は供給口、5は吐出口である。
供給口4は、探触子前面2aより前方に開口され
ている。
この従来例にあつては、上述の如く供給口4が
探触子前面2aより前方に開口されているので、
水の流れが供給管3の探触子前面2aと供給口4
との間で澱み、水の供給開始時にここに閉じ込め
られた空気が停滞或いは探触子前面2aに附着し
たままになることがあつた。また水と探触子2と
の温度差によつては、探触子前面2aに気泡が発
生するが、この気泡も探触子前面2aに附着した
ままになつていた。このため、探触子2より発信
される超音波は、上記気泡の存在により、減衰し
たり、或いは気泡に反射されてノイズを発生して
いた。更に、供給管3より供給される水は、噴出
ノズル本体1内に入ると、その流路の容積が拡張
されるので、噴出ノズル本体1内で乱流を起こ
し、超音波の伝播を悪くしていた。また供給口4
を探触子前面2aより前方に開口するこの構成で
は、探触子前面2aと吐出口5との距離が長くな
り、超音波の拡散損失大きい問題があつた。
第2図のものは、第1図の実施例における噴出
ノズル本体1の先端1aを絞つた例であるが、こ
の従来例もやはり前記従来例同様の問題があつ
た。
要するに、従来のこの種噴出ノズルは、前述し
た理想的な要件を満足しておらず、検出若しくは
測定を実行する上で探触子と被検材間の超音波の
良好な伝達が得られなかつた。
そこで本考案は従来のこの種噴出ノズルの上記
欠点に鑑みてこれを改良し、直角断面積が下流方
向に向つて減少し、且つ探触子の前面の接線方向
に液流体を案内する部分を有する通路を、探触子
の外周全面に設け、該通路の途中に液流体の旋回
を防止するフインを設けることにより、探触子と
噴出ノズル本体の吐出口間の距離を小さくした構
造となし、また液流体の流れを乱流から層流に整
流して探触子前面に沿つて流すようにし、探触子
前面に附着する気泡等を除去するようにした探触
子と被検材間の良好な超音波の伝達が可能な超音
波カツプリング用液流体の噴出ノズルを提供せん
とするものである。
以下本考案の構成を図面に示す実施例に基づい
て説明すると次の通りである。
本考案の噴出ノズルは第3図乃至第6図に示す
ように、超音波探触子6、筒状の異径体7、中間
部材8、ホルダー9、ノイズ本体10、液流体
(以下は液流体を水として説明する)の供給管1
1,11及びフイン12で構成されている。超音
波探触子6は、その外周にフランジ13とコネク
ター(図示せず)との結合用螺子部14を有し、
コネクターを介して超音波装置に接続される。筒
状の異径体7は、その外周面部に形成された螺子
部が中間部材8の内周面に形成まれた螺子部と螺
合15して一体化され、これらの両部材7,8は
超音波探触子6の外周面上に嵌合装着される。そ
して、中間部材8の環状の段部16に、供給管1
1,11を一体化してなるノズル本体10の一方
側の開口端部が装着され、ノズル本体10は、中
間部材8にボルト17で締結される。また中間部
材8は、探触子6のフランジ13を挾んでホルダ
ー9にボルト20で締結される。これにより全体
の組立が完了し、ノズル本体10の内周面と筒状
の異径体7と外周面との間に、水の供給通路18
が構成される。筒状の異径体7の外周面は、探触
子前面6a側に向うに連れてその径が増大し、そ
してやがて探触子前面6aと接する様にR部19
が構成されている。このため、上記通路18は、
下流側に向うに従つて直角断面積が減少する。
フイン12は第5図に示すように、通路18の
円周等配位置に複数個(図面では8個の場合を図
示している)が設置され、この実施例では筒状の
異径体7のR部19に一体的に取付けられてい
る。そしてフイン12の上流側の端面部12a
は、このフイン12の設置に起因して発生する水
の乱流を防止するために、鋭いエツヂ構造となつ
ている。尚、21は水の供給口、22は吐出口で
ある。吐出口22の径は、探触子6より発信され
る超音波ビームが全て被検材に入射できるよう
に、探触子6の有効径よりも大きく設定してあ
る。
次に上記構成噴出ノズルの動作要領を説明す
る。先づ対向する2つの供給口11,11より供
給される水は、供給口21を通つて超音波探触子
6の全周に構成された通路18へ流入する。この
時点では、上記供給水は乱流状態である。供給水
は、直角断面積が下流方向に伴つて減少しる通路
18を流れるに従つて縮流されることになり、ま
たフイン12で旋回が防止されるので、順次整流
されて層流状態となる。そしてR部19で探触子
前面6aの接線方向に案内され、探触子6の全周
からその前面6aに沿つて流下し、吐出口22よ
り被検材に対して吐出される。このため、探触子
前面6aを流れる供給水は、該供給水と探触子前
面6aとの温度差に因つて発生してその前面6a
に附着する気泡を除去流出することができる。ま
た水の供給開始時に、探触子前面6aの近傍に存
在する気泡をも、流出することができる。
従つて、探触子前面6aと被検材との間をカツ
プリングする供給水中には気泡の存在がなくな
り、気泡の存在に起因する被検材に入射する超音
波の減衰及びノイズの発生等の問題がない。また
供給水の流動状態は層流状態であるため、超音波
の伝播性に優れ、超音波のビームを全て被検材に
入射できる。更に供給口21を探触子前面6aよ
り後方に配置する構成であるから、探触子前面6
aとノイズ先端部の吐出口22との間の距離を小
さくすることができ、探触子6と被検材との間の
距離短縮が図れる。このため超音波の拡散損失が
少なくなる。
以上説明したように本考案にあつては、直角断
面積が下流方向に向つて減少し、且つ探触子の前
面の接線方向に液流体を案内する部分を有する通
路を、探触子の外周全面に設け、該通路の途中に
液流体の旋回を防止するフインを設けることによ
り、探触子と噴出ノズル本体の吐出口間の距離を
小さくした構造となし、また液流体の流れを乱流
から層流に整流して探触子前面に沿つて流すよう
にし、探触子前面に附着する気泡等を除去するよ
うにしたから、超音波の減衰及びノイズの発生、
更には拡散損失の少ないこの種噴出ノズルの提供
が可能となり、誤差の少ない高精度の検出若しく
は測定が行えなる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の噴出ノズルの縦断面
図、第3図乃至第6図は本考案に係る噴出ノズル
の一実施例を示すもので、第3図は全体を示す半
断面側面図、第4図は正面図、第5図はフイン及
び異径体の正面図、第6図は中間部材の正面図で
ある。 6……超音波探触子、6a……探触子前面、1
8……通路、12……フイン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 超音波探触子と被検材との間に液流体を噴出介
    在させて、被検材の疵探傷や寸法測定を行なう超
    音波カツプリング用液流体の噴出ノズルにおい
    て、直角断面積が下流方向に向つて減少し、且つ
    探触子の前面の接線方向に液流体を案内する部分
    を有する通路を、探触子の外周全面に設け、該通
    路の途中に液流体の旋回を防止するフインを設け
    たことを特徴とする超音波カツプリング用液流体
    の噴出ノズル。
JP79581U 1981-01-06 1981-01-06 Expired JPS6244362Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP79581U JPS6244362Y2 (ja) 1981-01-06 1981-01-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP79581U JPS6244362Y2 (ja) 1981-01-06 1981-01-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57142358U JPS57142358U (ja) 1982-09-07
JPS6244362Y2 true JPS6244362Y2 (ja) 1987-11-21

Family

ID=29799343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP79581U Expired JPS6244362Y2 (ja) 1981-01-06 1981-01-06

Country Status (1)

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JP (1) JPS6244362Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT524519B1 (de) 2020-12-01 2022-12-15 Facc Ag Ultraschall-Prüfvorrichtung

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Publication number Publication date
JPS57142358U (ja) 1982-09-07

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