JPS6241061A

JPS6241061A - 熱転写プリンタ

Info

Publication number: JPS6241061A
Application number: JP60181108A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Ueno; 博上野; Osamu Asada; 修浅田
Original assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Current assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date: 1985-08-20
Filing date: 1985-08-20
Publication date: 1987-02-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は熱転写プリンタに関し、特に？ンド紙の如く凹
凸のはげしい表面を有する普通紙に対しても良好な記録
を行なえる熱転写プリンタに関する。

（従来の技術）従来、このような分野の技術としては１画像電子学会誌
１２　［：４］（１９８３）Ｐ、２８５−２９１に記載
されるものがあった。以下、その構成を図を用いて説明
する。

第２図は従来の熱転写プリンタの一構成例を示すブロッ
ク図であシ、サーマルヘッドｌ、プラテンローラ２、熱
溶融性インク層３とベースフィルム４とからなるインク
リがン５、および被転写紙６から構成される装置ド１とプラテンロー２２との間には適当な静圧力が加え
られており、被転写紙６はインクＩＪ　ｆ７５と重ねた
状態でサーマルヘッド１とプラテンローラ２との間に挟
持されている。

本装置における記録プロセスは次の通シである。

まず、サーマルヘッド１に記録画像に応じた信号を入力
することにエフ、サーマルヘッド１は信号に応じた熱分
布で発熱する。インクリボン５に塗布された熱溶融イン
ク３はサーマルヘッド１の熱分布による加熱により活性
化されて粘度が小さくなり、サーマルヘッド１とプラテ
ンローラ２との間に加えられた静圧力により被転写紙６
に転写される。この転写された熱溶融性インクは剥離プ
ロセスを経て被転写紙６に固定記録される。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、上記従来の装置ではインク受容体となる
被転写紙表面の特性は転写率を通じて画質に大きな影響
を与える。前記文献によれば転写確率５０％以上を基準
にとった場合、被転写紙の表面平滑度はベック法で測定
して５００秒以上必要であり、文字記録でも表面平滑度
２００秒以上が必要であると報告されている。

第３図は従来の装置における表面平滑度の低い普通紙へ
の転写記録を説明するための図である。

第３図（、）は普通紙６が熱溶融性インク層３とベース
フィルム４とからなるインクリゲ７５に加圧されずに接
していることを示す図であり、普通紙６表面のあらさに
よシ紙面と熱溶融性インクとの間には空間があいている
。第３図（ｂ）は図示されていないプラテンロー２２と
サーマルヘッド１とによシ普通紙６とインクリボン５が
加圧された状態を示す図で第３図（、）にくらべ空間が
減少していることがわかる。ここで従来装置において普
通紙における転写ヌケは第３図（Ｃ）に示す様に記録画
素がちょうど空間にあたった時に発生し、サーマルヘッ
ド１によって加熱され粘度が小さくなったインク部分７
はこの状態では普通紙６とは接していないためインク２
が転写しない。この転写ヌケをふせぐにはサーマルヘッ
ド１とプラテンローラ２間に加える圧力を上げインクＩ
Ｊ　ｇン５と紙面との間の空間を無くすか、紙面の平滑
な紙を使うしかない。

しかし加える圧力ては限界がちシ、紙面を十分平滑にす
るだけの圧力を加えられないため今までは平滑度の高い
紙にしか印字できなかった。

ここでインクが溶けていない部分を版とみれば第３図（
ｃ）では近似的に凹版を形成しておシ、凹版印刷の印刷
時に大きな圧縮性と紙面の平滑性を必要とすること等従
来の熱転写プリンタとの類似点が多い。又、第３図（ｃ
）においてインクの粘度を小さくして転写を良くしよう
とサーマルヘッド１の発熱量を上げると第３図（ｄ）の
様に溶融するインク７の面積が増加し、転写は改善され
るが画像が太ってデケてしまうという欠点もあった。

つまシ、従来の熱転写プリンタでは平滑度数十秒程度の
普通紙ては十分な画質の記録を行うことは不可能であっ
た。

本発明は以上述べた熱転写プリンタにおいて平滑度の低
い記録紙に十分な画質の記録が行なえないという欠点を
除去し、ボンド紙等の平滑度の低い普通紙においても良
好な転写、記録の行なえる新規な熱転写プリンタを提供
することにある。

（問題を解決するための手段）本発明は前記問題点を解決するために被転写紙に熱溶融
性インクを熱転写記録する熱転写プリンタておいて、転
写媒体と、前記転写媒体上に記録画像に対し鏡像関係に
あるポジ画像の熱溶融性インクパターンを形成する手段
と、前記転写媒体上に形成されたポジ画像の前記熱溶融
性インクパターンを加熱溶融させて前記被転写紙上に熱
転写記録させる加熱手段とを備えるようにしたものであ
る０（作用）本発明によれば、以上のように熱転写プリンタを構成し
たので、ポジ画像形成手段によシまず転写媒体上に記録
画像に対し鏡像関係ＶＣあるポジ画像の熱溶融性インク
パターンを形成した後、転写媒体と被転写紙とを当接さ
せ加熱手段による加熱により転写媒体上に形成されたポ
ジ画像の熱溶融性インクパターンを被転写紙上に熱転写
記録することかできる。

（実施例）第１図は本発明の第１の実施例の構成を示すブロック図
であり、行印字タイプの熱転写プリンタを示している。

第１図において、１０は・被転写紙、１１は被転写紙の
幅に対応した幅を有し且つベースフィルム上に熱溶融性
インク層を形成してなる幅広長尺のインクシート、１２
ａ　、１２ｂはインクシート１１を巻回支持する支持ロ
ーラ、１３ａ〜１３ｅはインクシートのガイドを行なう
ガイドローラ、１４は幅広長尺でフィルム状のネガ画像
被転写シート１５ａ、１５ｂはネガ画像被転写シートを
巻回支持する支持ローラ、１６はインクシート１１の幅
に対応した長さを有するサーマルヘッド、１７はサーマ
ルヘッド１６に対向して設げられサーマルヘッド１６と
協働してインクシート１１とネガ画像被転写シート１４
とを加圧・挟持するプラテンローラ、Ｉ８はインクシー
トｌｌ上だ形成されるポ・ノ画像のインクパターンを被
転写紙１０に溶融転写させるためのヒートロール、１９
はヒートロール１８に対向して設けられヒートロール１
８と協働して被転写紙１０とインクシート１ノとを加圧
・挟持するプラテンローラである。

なおヒートロール１８に代えて一列全面で発熱するサー
マルヘッド、あるいはヒータを用いてもよＸ、Ｓｏ次に本実施例の動作てついて説明する。

インクシート１１は支持ローラ１２　ａ　＋　１２ｂ。

プラテンローラ１７、ヒートロール１８等の回転によシ
矢印Ａ方向に送られ、サーマルヘッド１６とプラテンロ
ーラ１７とで挟持される位置でその熱溶融性インク層側
がネガ画像被転写シート１４に当接される。この時にサ
ーマルヘッド１６に図示しない制御部から記録画像の白
黒反転画像信号すなわちネガ画像信号が与えられると、
この信号に応じてサーマルヘッド１６は選択的に発熱し
インクシート１１上の熱溶融性インクを溶融させる。

この溶融された熱溶融性インクはネガ画像被転写シート
１４上てネガ画像２０のインクパターンとして転写され
、インクシート１１上には残った熱融性インクによシ記
録画像の左右反転画像すなわち鏡像関係だあるポジ画像
２１のインクパターンが形成される。ここで、ネガ画像
被転写シート１４は十分平滑度の高いものを使用するの
で、ネガ画像被転写シート上には良好なネガ画像が転写
され、その結果インクシート１１上に形成されるポジ画
像２１も十分な画質を有している。なお、インクシート
１ノの支持ローラ１２ａ、１２ｂとネガ画像被転写シー
トの支持ローラ１５ｔｈ、１５ｂとは同期的に回転を行
なうものである。

ポジ画像２１のインクツやターンが形成されたインクシ
ート１ノはさらにＡ方向に送られ、ヒートロール１８と
プラテンローラ１９とで加圧・挟持される位置でその熱
溶融性インク面側すなわちポジ画像形成面が被転写紙１
０に当接される。この時、ヒートロール１８は熱溶融性
インクが溶融するのに十分な程度に発熱しているので、
ポジ画像のインク・母ターンは溶融して被転写紙１０上
にオリジナルの記録画像に対応した画像として転写記録
される。そして被転写紙１０の各行の転写記録終了毎に
被転写紙１０、インクシート１１及びネガ画像被転写シ
ート１４はフィードされる。

第４図は本発明の第２の実施例の構成を示すブロック図
であり、行印字タイプの熱転写プリンタを示している。

第４図において、３０は被転写紙、３１は被転写紙３０
に対応した幅を有する幅広長尺でフィルム状のポジ画像
被転写シート、３２ａ。

３２ｂはポジ画像被転写シート３１を巻回支持する支持
ローラ、３３ａ〜３３ｅはポジ画像被転写シート３１の
ガイドを行なうガイドローラ、３４はポジ画像被転写シ
ート３１Ｖｃ対応した幅を有し且つベースフィルム上に
熱溶融性インク層を形成してなる幅広長尺のインクシー
ト、３５ａ、３５ｂはインクシート３４１ｒ、巻回支持
する支持ローラ３６はインクシート３ノの幅に対応した
長さを有するサーマルヘッド、３７ｎサーマルヘンド３
６に対向して設けられサーマルヘッド３６と協働してイ
ンクシート３４とポジ画像被転写シー）３１とを加圧・
挟持するプラテンローラ、３８はポジ画像被転写シート
３１に対応した幅を有し、１列全面で発熱を行なうサー
マルヘッド、３９はサーマルヘッド３８に対向して設け
られ、サーマルヘッド３８と協働して被転写紙３０とポ
ジ画像被転写シートを加圧・挟持するプラテンローラで
ある。なおサーマルヘッド３８に代えてヒートロールあ
るいはヒータを用いてもよい。

次に本実施例の動作について説明する。

本実施例ではサーマルヘッド３６に図示しない制御部か
ら記録画像の左右反転像すなわち鏡像関係にあるポジ画
像信号が与えられると、この信号に応じてサーマルヘッ
ドは選択的に発熱しインクシート３４上の熱溶融性イン
クを溶融させる。この溶融された熱溶融インクはポジ画
像被転写シート３１上に記録画像と鏡像関係にあるポジ
画像４０のインクツやターンとして転写される。ポジ画
像４０のインクパターンが形成されたポジ画像被転写シ
ート３ノはサーマルヘッド３８とプラテンローラ３９と
で加圧・挟持される位置へ送られそのポジ画像形成面が
被転写紙３ｏに当接される。そしてサーマルヘッド３８
により加熱されることにょシ、ポジ画像のインクパター
ンは溶融されて被転写紙３０上にオリジナルの記録画像
に対応した画像として転写記録される。なおその他の各
部の動作は前記第１の実施例とほぼ同様であるので説明
を省略する。

第５図は本発明の第３の実施例の構成を示すブロック図
であシ、シリアル型の熱転写プリンタを示している。第
５図において４ノは記録キャリッジであシ、図示しない
ガイド手段により主走査方向Ｂに移動可能となっている
。この記録キャリツノ４ノは、ベースフィルム上に熱溶
融性インク層を形成してなる長尺のインクリボン４２、
インクリケン４２を巻回支持する支持ロー２４３ｍ、４
３ｂ、インクリボン４２のガイドを行なうガイドローラ
４（ａ、４４ｂ、４４ｃ、長尺でフィルム状のネガ画像
被転写用ＩＪ　、ｐン４５、ネガ画像被転写用リボン４
５を巻回支持する支持ローラ４６ｈ、４６ｂ、ネガ画像
転写のためのサーマルヘッド４７、サーマルヘッドイア
に対向して設けられサーマルヘッド４７と協働してイン
クリが７４２とネガ画像被転写用リゲ７４５とを加圧・
挟持するプラテンローラ４８、インクリぜン４２上のポ
ジ画像のインクパターンを加熱溶融させるためのサーマ
ルヘッド４９を備えている。また、５０は被転写紙であ
り、５１は記録キャリッジ４１の主走査幅にわたってサ
ーマルヘッド４９に対向する如く設けられサーマルヘッ
ド４９と協働して被転写紙５０とインクリボン４２とを
加圧・挟持するプラテンローラである。

なおインクリボン４２の熱溶融性インクを加熱溶融させ
るための発熱体としてはサーマルヘッド４９の代わりに
ヒートロールあるいはヒータを用いてもよい。

本実施例の転写記録の動作は前述の第１の実施例とほぼ
同様であるので説明を省略するが、異なる点は第１の実
施例では１竹園時に転写記録を行なうのに対し、この第
３の実施例ではインクキャリッジ４１が主走査方向に移
動しながらシリアル的に転写記録を行なうことである。

また本実施例の場合記録キャリツノ４ノの移動に伴ない
、１行の転写記録が終了するとプラテンローラ５１の回
転により被転写紙５０は副走査方向に送られ、次の転写
記録に備える。

第６図は本発明の第４の実施例の構成を示すブロック図
であり、シリアル型の熱転写プリンタを示している。

第６図において、６ノは記録キャリッジであシ、図示し
ないガイド手段によシ主走査方向Ｂに移動可能となって
いる。この記録キャリッジ６１は、長尺でフィルム状の
ポジ画像被転写用リチン６２、ポジ画像被転写用リボン
６２を巻回支持する支持ローラ６３ａ、６３ｂ、ポジ画
像被転写用リボン６２のガイドを行なうがイドローラ６
４ａ、６４ｂ。

６４Ｃ、ベースフィルム上に熱溶融性インク層を形成し
てなる長尺のインクリボン６５、インクリボンを巻回支
持する支持ローラ６６ａ、６６ｂ。

ポジ画像転写のためのサーマルヘッド６７、サーマルヘ
ッド６７に対向して設けられサーマルヘッド６７と協働
してインクリボン６７とポジ画像数転用リボン６２とを
加圧・挟持するプラテンロー２６８、ポジ画像被転写用
リボン６２上に転写されたポジ画像のインクパターンを
加熱溶融させるためのサーマルヘッド６９を備えている
。また、７０は被転写紙であシ、７１は記録キャリッジ
６１の、主走査幅にわたってサーマルヘッド６９に対向
する如く設けられサーマルヘッド６９と協働して被転写
紙２０とポジ画像被転写用リボン６２とを加圧・挟持す
るプラテンローラである。なお、サーマルヘッド６９の
代わりにヒートロールあるいはヒータを用いてもよい。

本実施例の転写記録の動作は前述の第２の実施例とほぼ
同様であるので説明を省略するが、異なる点は第２の実
施例では１行間時に転写記録を行なうのに対し、この第
４の実施例ではインクキャリッジ６１が主走査方向に移
動しながらシリアル的に転写記録全行な９ことである。

また第３の実施例と同様知副走査方向への被転写紙７０
の送りはプラテンローラ７ノの回転によフ行なわれる。

なお、前記第１の実施例〜第４の実施例では、記録画像
に関してのポジ画像あるいはネガ画像のインクツクター
ンを形成するための選択的に熱を与える熱印字手段とし
てサーマルヘッドを用いた場合を示したが、このサーマ
ルヘッドに代えてレーザ光源を用いて選択的に熱を与え
るようにしてもよい。また前記第１の実施例〜第４の実
施例ではインクリボンあるいはインクシートとして使い
捨てタイプのものを示したが、これに代えて特公昭生す
ることができるタイプのものを使うこともできる。

第７図は本発明による表面平滑度の低い普通紙への転写
記録を説明するための図である。第７図に示すように被
転写紙８０への転写位置においてインクリボンのベース
フィルム８１（あるいハ被転写シニト）上にはポジ画像
としての熱溶融性インク８２しか付着していないため、
被転写紙８０と熱溶融性インク８２との空間は前述の第
３図で説明した従来例の場合に比べ非常に小さくなって
いる。ここでヒートロール８３（あるいはサーマルヘッ
ド）によって熱溶融性インク８２は十分に加熱され、ま
た熱溶融性インクの粘度を小さくしても画像の部分にし
か熱溶融性インクはないので。

前述の第３図（ｄ）に示されるような画像の太シも発生
させることなく平滑度の低い普通紙にも十分な画質で転
写記録される。

（発明の効果）以上、詳細に説明したように本発明によれば、被転写紙
と接するインクリボンあるいは被転写シート上には記録
画像に対応した部分にしか熱溶融性インクがないので、
ヒートロールあるいはサーマルヘッド等の加熱手段によ
シインクを十分に溶融させても画像の太りがなく、また
被転写紙面とインクの接触を良くすることができるため
ポンド紙のような平滑度の低い記録紙においても良好な
転写記録を行うことができ、転写特性の良い熱転写プリ
ンタを実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例の構成を示すブロック図
、第２図は従来装置の構成を示すブロック図、第３図（
ａ）〜（ｄ）は従来の装置における表面平滑度の低い普
通紙への転写記録を説明するための図、第４図は本発明
の第２の実施例の構成を示すブロック図、第５図は本発
明の第３の実施例の構成を示すブロック図、第６図は本
発明の第４の実施例の構成を示すブロック図、第７図は
本発明による表面平滑度の低い普通紙への転写記録を説
明するための図である。１０．３０，５０．７０・・・被転写紙：１１．３４・
・・インクシート”、４２．６５・・・インクリメン；
１２ａ、１２ｂ、３５ａ、３５ｂ−−インクシート支持
ローラ：　４３ａ、４３ｂ、６６ａ、６６ｂ・−インク
リボン支持ローラ：１３ａ〜１３ｅ・・・インクシート
ガイ　トローラ；４４ａ〜４４ｃ・・・インクリボンガ
イドローラ；１４・・・ネガ画像被転写シー）　；　１
５ａ、１５ｂ・・・ネガ画像被転写シート支持ローラ；
１６，３６，４７．６７・・・信号記録用サーマルヘッ
ド；ｌｖ、ｘｙ、３ｙ。３９．４Ｂ、５１．６８．７１・・・プラテンローラ；
１８・・・ヒートロール”、２０，４．１，５２．７３
・・・ネガ画像”、２１，４０．５３．７２・・・ポジ
画像；３１・・・ポジ画像被転写シー）　；　３３ａ〜
３３ｅ・・・ポジ画像被転写シートガイドローラ”、３
ｇ、４９゜６９・・・インク溶融用サーマルヘッド；４
１，６１・・・記録キャリッジ；４５・・・ネガ画像被
転写用リボン；　４６ａ　、４６ｂ・・・ネガ画像被転
写用リボン支持ローラ；６２・・・ポジ画像被転写用リ
ボン；６４ａ〜６４ｃ・・・ポジ画像被転写用リボンガ
イドローラ。特許出願人　　沖電気工業株式会社ノ宇（≧宍５日月、１＄１　　、ｌプに施イク１」、７
°ロ゛・ンｙｍ第１ＦｊｌＪ４Ｉべ一人フィルム石し米のタへ転写７″″リレタ旬７°°ロック図本発明
、、ｊ普通＃ＣｒＪｆ↑る転写記銖祇悦明苫第７図ネ江、栗イｆｆ’Ｊ　て・・の晋ｌ湧５秀９氏１く丈１
０車左享言も１４にの寡を明ｆｆｉ第３図３３ｏ〜３３ｅ；７０）”ローラ本発明。第２゜大施伊ｊ。１０７７目第４図４１：　↓乙様キイソッシ゛本発明の築３＾大施イ月のフロ１７図第５図本発明、、ｌ第４のＸ施イ列。ブａ７７ｍ第６図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）被転写紙に熱溶融性インクを熱転写記録する熱転
写プリンタにおいて、転写媒体と、前記転写媒体上に記録画像に対して鏡像関係にあるポジ
画像の熱溶融性インクパターンを形成する手段と、転写媒体上に形成されたポジ画像の前記熱溶融性インク
パターンを加熱溶融させて前記被転写紙上に熱転写記録
させる加熱手段とを備えることを特徴とする熱転写プリ
ンタ。
（２）前記転写媒体がベースフィルム上に熱溶融性イン
ク層を形成してなるものであり、転写媒体上にポジ画像の熱溶融性インクパターンを形成
する前記手段が、外部よりの信号に応じて前記転写媒体
に選択的に熱を与える熱印字手段と、シート状あるいは
リボン状のネガ画像被転写媒体とを備えるものであって
、前記熱印字手段が前記転写媒体に選択的に熱を与え前
記ネガ画像被転写媒体上に記録画像のネガ画像の熱溶融
性インクパターンを熱転写させることにより前記転写媒
体のベースフィルム上に記録画像に対して鏡像関係にあ
るポジ画像の熱溶融性インクパターンを形成させるもの
であることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の熱
転写プリンタ。
（３）前記転写媒体がシート状あるいはリボン状のフィ
ルムであり、転写媒体上にポジ画像の熱溶融性インクパターンを形成
する前記手段が、ベースフィルム上に熱溶融性インク層
を形成してなるシート状あるいはリボン状のインク担体
と、外部よりの信号に応じ前記インク担体に選択的に熱
を与える熱印字手段とを備えるものであって、前記熱印
字手段が前記インク担体に選択的に熱を与え前記転写媒
体上に記録画像に対して鏡像関係にあるポジ画像の熱溶
融性インクパターンを形成させるものであることを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載の熱転写プリンタ。
（４）前記熱印字手段がサーマルヘッド及びレーザ光源
のうちのいずれか一方であることを特徴とする特許請求
の範囲第２項、または第３項記載の熱転写プリンタ。
（５）前記加熱手段がヒートローラ、サーマルヘッド、
及びヒータのうちのいずれか１つであることを特徴とす
る特許請求の範囲第２項、または第３項記載の熱転写プ
リンタ。