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JPS6240766Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6240766Y2
JPS6240766Y2 JP10337483U JP10337483U JPS6240766Y2 JP S6240766 Y2 JPS6240766 Y2 JP S6240766Y2 JP 10337483 U JP10337483 U JP 10337483U JP 10337483 U JP10337483 U JP 10337483U JP S6240766 Y2 JPS6240766 Y2 JP S6240766Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sand paper
elastic
grinding
grinding wheel
support member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10337483U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6011749U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10337483U priority Critical patent/JPS6011749U/ja
Publication of JPS6011749U publication Critical patent/JPS6011749U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6240766Y2 publication Critical patent/JPS6240766Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は弾性研削ホイールに関するものであ
り、更に詳しくは研削加工に際し、ワーク研削力
を増強すると共に、振動の少ない研削条件を作り
出す、新規な構造的特徴を有する弾性研削ホイー
ルに関するものである。
イ 従来技術 回転円板にサンド・ペーパーを固着してなる研
削ホイールがワークの表面仕上げ工具として汎用
せられている。在来の研削ホイールは、回転円板
の外面に多数の帯状に裁断されたサンド・ペーパ
ーを放射状に植設し、ワークの押し付けによつて
容易に変形する比較的剛性の低い研削面を形成し
ている(第1図参照)。斯かる研削ホイールGに
於いてサンド・ペーパー1は、ワークの押し付け
によつて簡単に回転方向の後側に向かつて倒伏し
て了うから、ワークに作用する研削力は急激に低
下し実用上十分な研削能力を維持することが困難
となる。一方、カーボンランダムやアランダム等
の粒状研磨材を焼結してなる剛直なグラインデイ
ング・ストーンが研削ホイールとして汎用されて
いるが、斯かるグラインデイング・ストーンに於
いては剛直な研削面にワークが接触したとき、所
謂びびり現象が発生しワーク保持の安定性が損な
われる。この為、ワークの研削加工精度が低下
し、更に作業者に疲労の多い作業条件を強いる不
都合が認められた。
ロ 考案の目的 本考案の主要な目的は、在来の研削ホイールに
認められた上記の如き欠点を解消し得る、弾性研
削ホイールの構造を見出すことにある。
本考案の他の主要な目的は、サンド・ペーパー
の交換を容易になし得る操作性と経済性に優れた
弾性研削ホイールを提供することにある。
ハ 考案の構成 本考案は、その外周面から放射状に穿設された
複数のサンド・ペーパー挿入溝2を有する回転円
板3と、前記サンド・ペーパー挿入溝2内に基端
1′を挿入固着された帯状のサンド・ペーパー1
と、前記回転円板3の外周面に沿つて配置され前
記サンド・ペーパー1を弾撥的に挾持する弾性支
持部材4からなり、該弾性支持部材4はサンド・
ペーパー1の裏面Bに接着され、また該弾性支持
部材4の頂部4′から外側に向かつて延びる前記
サンド・ペーパー1の先端1″はその研削面Sと
裏面Bとを一部分接着された状態で前記研削面S
を表側に指向せしている弾性研削ホイールGを要
旨とするものである。
尚、本考案の好適な実施態様に於いては、弾性
研削ホイールGの側端面に保護布層5を接着し、
サンド・ペーパー1の保形性向上部材として機能
せしめている。
ニ 実施例 直径80mm、幅30mmの軟鋼製回転円板3の外周面
から軸芯に向かつて放射状に5mm間隔でサンド・
ペーパー挿入溝2を穿設し、該サンド・ペーパー
挿入溝2内に幅29mm、長さ100mmに裁断されたサ
ンド・ペーパー1の基端部1′を挿入固着した。
本実施例に於いては、前記回転円板3内に側方か
ら嵌入する第2の回転円板3′により前記サン
ド・ペーパー1の基端部1′を第1の回転円板3
の内周面と第2の回転円板3′の外周面の間に挾
持しているが、サンド・ペーパー1に抜落ちのな
い固着状態を付与し得るものであれば、接着等の
固着手段によりサンド・ペーパー1を前記挿入溝
2内に固着をすることもできる。回転円板3の表
面から突出している複数のサンド・ペーパー1の
間に、高さ40mm、幅29mm、厚さ4.9mmの軟質ゴム
製の弾性支持部材4を挿入し、サンド・ペーパー
1の裏面Bに塗布された接着剤を利用してサン
ド・ペーパー1と弾性支持部材4を一体構造に接
着した。この後、弾性支持部材4の頂部4′から
外側に向かつて延びている前記サンド・ペーパー
1の先端1″を隣り合うサンド・ペーパー間で部
分的に接着し、研削面Sを表側に指向せしめた直
径160mmの弾性研削ホイールGを作成した、該弾
性研削ホイールGの側端面には保護布層5を接着
し、サンド・ペーパー1の保形性向上部材として
機能せしめた。尚、以上の説明に於いては理解を
容易にするため、シート状研削材料をサンド・ペ
ーパーなる語句で総括的に表示しているが、微粉
状乃至は微粒状研削材が接着されるシートの材質
は紙のみに限定解釈されるべきものではなく、繊
維糸条を繊成してなる布帛を始めとする公知のシ
ート状基材から任意に選択することができる。ま
た、図示する実施態様に於いては中実の弾性支持
部材が使用されているが、サンド・ペーパー1の
研削面Sが図示しないワークによつて押圧された
ときの弾性変形能を更に向上せしめるため、該弾
性支持部材4を中空の軟質ゴムあるいは可撓性を
有するプラスチツク材料から形成してもよい。
前記の如く弾性支持部材4の頂部4′から外側
に向かつて延びるサンド・ペーパー1の先端1″
は接着剤によつて部分的に接着されいるが、この
先端1″の接着に際しては、研削面Sに弾性支持
部材4の弾性と平衡する適度の剛性を与えるた
め、弾性支持部材4の頂部4′と隣り合う2枚の
サンド・ペーパー1,1との間に隙間6を残した
状状態で前記先端1″を強固に接着することが望
ましい。このため先端1″には、弾性支持部材4
とサンド・ペーパー1の裏面Bとの間を接着する
のに使用した接着剤よりも接合強度の高い接着剤
が付与されている。
尚、上記第2図に例示する実施態様に於いて、
弾性支持部材4の頂部4′は回転円板3の回転方
向と逆方向に一定距離だけ偏位してスパイラル状
に湾曲し、その表面をサンド・ペーパー1の裏面
Bに接着されているが、異なれる実施態様とし
て、前記弾性支持部材4を回転円板3の軸芯に向
かつて放射状に配置することも可能である。
ホ 考案の効果 以上の説明に明らかなように、本考案に係る弾
性研削ホイールは、振動乃至はびびりのない安定
した研削条件を確保せしめると共に、弾力性に富
んだ支持部材の上側に剛直な研削面を形成せしめ
ている。従つてワークの研削精度が在来の研削ホ
イールを使用した場合に比較して大幅に向上し、
更にワークの保持が容易化されるため作業者の疲
労軽減に対しても顕著な効果を発揮することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は在来の研削ホイールの正面図であり、
第2図は本考案に係る弾性研削ホイールの一部破
断正面図である。また第3図は第2図要部の部分
拡大図である。 1…サンド・ペーパー、2…サンド・ペーパー
挿入溝、3…回転円板、4…弾性支持部材、5…
保護布層、S…サンド・ペーパーの研削面、B…
サンド・ペーパーの裏面、4′…弾性支持部材の
頂部、1′…サンド・ペーパーの基端、1″…サン
ド・ペーパーの先端、G…弾性研削ホイール、6
…隙間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) その外周面から放射状に穿設された複数のサ
    ンド・ペーパー挿入溝を有する回転円板と、前
    記サンド・ペーパー挿入溝内に基端を挿入固着
    された帯状のサンド・ペーパーを弾撥的に挾持
    する弾性支持部材からなり、該弾性支持部材の
    頂部から外側に向かつて延びる前記サンド・ペ
    ーパーの先端はその研削面と裏面とを一部分接
    着された状態で前記研削面を表側に指向せしめ
    ていることを特徴とする弾性研削ホイール。 (2) 前記弾性研削ホイールの側端面に保護布層を
    接着してなる実用新案登録請求の範囲第1項の
    弾性研削ホイール。
JP10337483U 1983-07-01 1983-07-01 弾性研削ホイ−ル Granted JPS6011749U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10337483U JPS6011749U (ja) 1983-07-01 1983-07-01 弾性研削ホイ−ル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10337483U JPS6011749U (ja) 1983-07-01 1983-07-01 弾性研削ホイ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6011749U JPS6011749U (ja) 1985-01-26
JPS6240766Y2 true JPS6240766Y2 (ja) 1987-10-19

Family

ID=30243224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10337483U Granted JPS6011749U (ja) 1983-07-01 1983-07-01 弾性研削ホイ−ル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6011749U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013039647A (ja) * 2011-08-19 2013-02-28 Nitolex Honsha:Kk 研磨布紙および研磨体

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6011749U (ja) 1985-01-26

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