JPS6239445A - ビンケ−ス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般に任意の構造のビンケースであって、特に
プラスチック、例えば低圧プロピルエチレン製のものに
関する。

従来技術 ビンケースには中でも背の高いケースと背の低いケース
とがある。低いケースではビンはケースから上方へ突出
しているので、ビンヲ詰めた低いケースを上下に積重ね
た場合には上段のケースの底部がそれぞれ下段のケース
に配置されたビンの頭部と接触する。この場合には積層
状態における本来の支持機能はビンは別として低 ケース底部が担う。讃ケースではケース底部がリングを
備えているので普通であり、積層状態で直下の層の単数
または複数の低いケースに挿入されたビンの頭部、例え
ば王冠部が、下段のケースのビンがリング内でセンタリ
ングされて保持されるようにリングに係合し得るように
なっている。それとは異なり高いケースでは、ケースを
上下に積重ねた場合にそれぞれ上段のビンケースがその
下にあるビンケース層の壁土に直接載るようにビンはビ
ンケース内に含まれる。

しかし高いケースは更に構造によシ、更には積層可能性
の形式により基本的に３つのグルーに関する。支柱積重
ねでは、ビンケース積層状態でそれぞれ上段のビンケー
スが厳密にその下段のビンケース層 ビンケース積層体全体が二次元に配列された別個の鉛直
なビンケース支柱に分けられる。

別の２つのグループは、上下に位置する異なる層に積重
ねられたビンケースが互いにずらされて配置されている
点において第１グループとは異なっている。このような
高いケースは更に２グループ、すなわち第２グループと
第３グループに分けられ、第２グループのビンケースで
は鉛直方向の力線が１つの層のビンケースの角部を通り
、その上下の層でずらされて積まれた高いケースの手掛
は口のそばを通り、第３グループのビンケースでは鉛直
方向の力線が１つの層のビンケースの角部を通シ、その
上下の層でずらされて積まれだ高いケースの手掛は口を
通る。第３グループは６対２の比での交互列積層に関し
、第２グループはその他の交互列比に関し、一番多いの
は６対４の交互列比である。

低ケースは以下の考察において第４グループを構成する
。。

この間殆ど概観不可能な程多数のビンケース構造が公け
にされたが、上記のグループ分けは、上記４グループの
ビンケースを同じ方向の目的本発明による明細書の範囲
内において他のグループで知られている若干の特徴は新
しいグループに付は加えると新しい効果を発揮すること
が示された。

その上に本発明は有利には仕切りを備えたビンケースの
最適化を包含するが、ただし仕切シのないビンケースに
対する本発明の適用を排除するものではない。同じこと
は高ケースで二重壁構造の角部を有するものにも該当す
る。

上記の詳細な考察とは別個に従来２つの世代のビンケー
スが知られていると、言うこともできる。ビンケースの
第１世代は特に−重壁の角部構成を特徴とする。それと
は異なシ第２世代は二重壁の角部構成を特徴とする。高
ケースに関する限り本発明は有利に（ただし専らではな
い）二重壁の角部構成全有する高ケースの改良に関する
。

ビンケースの第２世代は比較的相違なく、ただビンケー
ス角部の安定性を前面に出しだものである。

発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、ビンケース機能、材料消費および美観
を更に最適にするだめにビンケースの異なる形式に応じ
て相違する、第３世代のビンケースを作り出すことであ
る。その意味で本発明により得られる解決手段はビンケ
ースの上記４グループで異なる。その場合第２グループ
はこれに限られる訳ではないが、特に頻度の高い、比５
対４の交互列積層を特徴とし、第３グループは同様に頻
度の高い、比３対２の交互列積層を特徴とするが、第２
グループおよび第３グループは専ら上記の精確な割合に
固定されることはない。むしろ上述したように上位の基
準は積層体中で支持力が手掛は口のそばを通るか、手掛
は口を通るかの問題である。本発明の特定の特徴がグル
ープ別なく使用し得ることが示された。

問題点を解決するだめの手段 上記の課題を解決するだめの本発明の手段は、第１グル
ープと第２グループについては特許請求の範囲第１項記
載の特徴により、第３グループについては特許請求の範
囲第７項記載の特徴により、かつ第４グループの低ケー
スについては特許請求の範囲第１０項記載の特徴によシ
得られる。特許請求の範囲第１９項は第１グループから
第３グループに関する。その他の従属請求項において更
にグループ別に差異が設けられる。特許請求の範囲第１
４項以下はすべてのグループのビンケースに関して上記
の課題の意味における特別な観点によるもう１つの最適
化を提供する。少なくとも当該グループでは新規である
特定の特徴の組合わせの保護を本発明の目的とする。更
に特許請求の範囲第１項記載の特徴ａ）は少なくとも高
ケースに関して、特許請求の範囲第７項記載の特徴ａ）
はビンケース一般において、特許請求の範囲第１０項に
記載の特徴ａ）は少なくとも低ケースに関して、特許請
求の範囲第１４項の全特徴は全体的にビンケースに関し
て、そして特許請求の範囲第１９項記載の特徴ｂ）は基
本的に新規と見なすことができる。上記の特許請求の範
囲に記載されたその他の特徴は別に組合わせた場合には
公知であることもあろうが、ここではいちいち詳細に説
明しない。

その他の従属請求項は本発明の少な（とも有利な実施態
様を記載するが、これらの実施態様においてどの程度の
部分特徴が公知のものであシ得るか詳しくは説明しない
。

すべてのグループに共通な、本発明の特に重要な解決思
想は、所定の静荷重を支える構成を、これを必要とする
所にのみ設けることにある。

したがって特許請求の範囲第１項記載の特徴ａ）を有す
る第２、第３グループの高ケースについては従来一般的
な手掛は縁の余分な補強安定化をやめて、異形度を強め
だ構成が採用されている。積層力の力線は手掛は口を通
過して延び必要のない場合には、むしろ手掛は縁におけ
るＬ形プロフィールで十分である。しかし特許請求の範
囲第７項による第３グループの高ケースでは力線が手掛
は口を通過することは不可避であるので、この場合には
手掛は口に安定な架橋を設ける必要がある。そのために
は手掛は縁の構成において上記の形式のビンケースで公
知のＥ形またはＥＥ形プロフィールが残っている。この
場合ＥＥ形プロフィールとは、中央の横フランジが役目
上２つの中央の横フランジに分割されていて、全体で４
つの横フランジが存在するようなＥ形プロフィールであ
る。これら２つの特別なプロフィール形式を挙げること
によって等価の他のフ０ロフイール形式をも包含するも
のである。

他方特許請求の範囲第１項の交互列積層可能な高ケース
（特許請求の範囲第５項による）並びに特許請求の範囲
第７項による第３グループの高ケースでは、ビンケース
底部が荷重全支持する役割を負わず、積層力は専らビン
ケース下縁（場合により角部と一緒に）によって伝達さ
れるように、ケース底部を特別に構成することによって
保証される。これによって積層可能性を損なわずに荷重
下におけるケース底部の特定の変形性が可能であるのみ
ならず、中でもケース内部構造、例えば仕切り、まだケ
ース底部自体全余り強（ない構成にすることが可能であ
る。

最後に低ケースでは、特許請求の範囲第１０項と同様に
積層状態において荷重を伝達しない角部は、内壁が少な
くとも部分的に省略された構成のいわば疑似二重壁とし
て角部を構成することによって二重角部よりも弱くされ
ている。これは、低ケースでは積層状態における荷重の
伝達がビン底とビンとの間で行なわれ、ビンケースの角
部を含む側壁構造を介しては行なわれないだめに可能で
ある。

既に上記の特徴によってグループ独自に完全な静荷重支
持機能が同時に保証されてしかも材料節減が得られ、も
ちろん従来通りの経費枠内で上記の機能を改善すること
もできる、それというのも一定の材料費は、それが実際
に必要とされるところのみにおいてではあるが、場合に
よっては問題になるからである。したがって本発明によ
る手段は正しい構造形式においては特に積層状態におけ
る形状安定性を損なう結果をもたらすことはない。

他の組合わされた特徴は、一部は機能上の観点での改善
に寄与し、一部は美観の改善に寄与する。グループによ
ってはある程度割引されるが、更に次のような最適化の
効果が得られる：前方へ出ている広告面を構成する側壁
は、周知のようにビンケース内部のアンダーカット構成
を型から取出す際に考慮しなければならないような欠点
を持つ。しかし本発明による組合わせの範囲内において
は、特徴の組合わせに適合せしめられた次のような組合
わせ効果が得られる、例えば裂は目が最小な表面による
最適な美的印象、同様に同じ理由による汚れ易さの低下
、自動ビジ洗浄区間または他の洗浄機内での良好な洗浄
性、最小の材料重複、ビンケース（特許請求の範囲第１
８項により最適化された、手掛は口の上方に横フランジ
のあるＬ形プロフィールまたはＥ形プロフィール）を持
上げる際のフィンガーグリップに対する軟振動、力伝達
の最適なプレプログラミング等。その場合特に手掛は縁
の外面は広告面と厳密に整列することができるが、これ
は厳密には必ずしも必要ではない。

特許請求の範囲第１４項以下に記載された手段は、ビン
ケース全体の外寸を積重ねリブの分だけ減少させること
を許す。これまではビンケースの外面で積重ねリブの群
が突出しているのが常であり、かつケースの向き合った
側面においてそれぞれ互いに若干ずらされて配置されだ
ので、積重ねみそは積重ねリブ相互間に設けられ、しか
も積重ねみその底は積重ねリブが突出する出発面である
ビンケース外面にほぼ位置していた。本発明では積重ね
みそは積重ねリブとは別個にビンケースの外面に形成さ
れるので、ビンケースを並べた際の横寸法は両側でそれ
ぞれ積重ねリブの高さだけ減少する。この場合にはそれ
ぞれ一方の積重ねリブの材料が節約さへかつ積重ね場所
が得られるのみならず、ケース全体のその他の寸法ｍｂ
を若干違う様に選択することもできる、すなわち所定の
パレット化面においてはビンケース壁が一応認められて
いる僅かな程度外側へずらされ、かつ僅かであるが貯蔵
空間の増加が得られる。

所属の従属請求項は、各ビンケースの側壁の弱体化が適
切な積重ねみそによって実質的な横形 害な（受容し得るように、もしくは弱体化の効書 薬を減少せしめるように配慮している。ビンケースのタ
イプによってはこれらの付加的な手段は多少ではあるが
重要である。

第３グループの高ケースの、比３対２で交互列積重ねが
可能であるタイプのものでは、各手掛げ口周囲の架橋構
造が手掛は縁の横けたが各手掛は口の左右の鉛直の支柱
もしくは支持リグと結合したＥ形またはＥＥ形プロフィ
ールによって構成されるようになっていると有利である
と言える。第２グループの高ケース、すなわち比３対４
で交互列積重ね可能なグループでは、特に特許請求の範
囲第３項により手掛は口がビンケースの端面でのみ設け
られている場合には、対応する鉛直方向の支持リブまた
は支柱は番手に 掛は口の左右近傍！延びていてよい（ただし長手側壁に
設けられた一般的な構成の手掛は口は荷重支持の鉛直方
向の力線範囲内にある）。

更に他の従属請求項による、荷重を支持する縁範囲より
も高位置にビン底が置かれることまたは相応して角部が
高位置にあることまたはビンケースの上側の支柱範囲が
突出していることは比較的僅かな程度でのみ行なえばよ
く、まさに僅かな程度で行なわれるからこそ、荷重下で
撓んだ際にも所定の力の流れが専ら荷重を支える範囲内
にとどまることは明らかである。

ビンケースでは本発明の基礎となった課題設定の意味に
おいてケース底部の構成に関して更に進んだ結論さえ引
出すことができる。ケース底部が積層体内で荷重の伝達
に寄与しない高ケースでは積重ねられた高ケース内に収
容されたビンの膜相互間の鉛直方向の距離は特許請求の
範囲第１９項によるケース底部の構成によって減少せし
めることができる。特許請求の範囲第１９項の特徴ａ）
は低ケースから転用されている“ビン頭部”なる概念は
場合により王冠がビンに締付けられたものであってもよ
い。特徴ｂ）はリングの引出し部が通常は若干の距離を
有して配置されるビン頭部もしくは王冠部のだめの運動
距離制限部材（ストッパ）としてのみ役立つ限りにおい
てビンケースでそもそも新規と見なされるのであり、低
ケースでは従来引出し部は上の段のビン底と下段のビン
頭部との間の荷重を支持する中間層として役立っていた
。特許請求の範囲第１９項は高ケースについては既にこ
れ自体が本発明の課題の１つの解決手段であるが、しか
し上記の他の解決思想との関連で特に重要である。ビン
ケースの積層体における各段間の鉛直方向の距離の減少
は同時に各ビンケースσより小さな構造高さを意味する
。更に積層体における静荷重吸収能力に対する要求を相
応して減少させることができる。これら２つのことは材
料消費の減少をもたらす。この場合特許請求の範囲第１
９項の特徴ｂ）は、積層体中下段のビンの頭部がその上
段のビン底に直接ぶつかることがないように保証する。

これによ多積層体中鉛直方向で互いに連続する各段のビ
ンが例えば乗物で輸送中の振動によって相互に近すいて
も下段のビン頭部が上段のビン底に直接ぶつかることに
よって割れる危険がないことが保証される。

特許請求の範囲第２０項に記載された実施態様は仕切り
（または相応して他の、所定のおよその、ケース内での
ビン配置形式）を有するビンケースにおいてビンを収容
したビンケースの積層状態における締付けまたはロック
を特徴する特許請求の範囲第２１項によれば、高ケース
の構造高さの節約はオーダ上王冠部の高さ、またはそれ
以上に等しくてよく、すなわち高ケースにおいてすら各
ビンケースの高さの数多のオーダまでの構造高さの節約
に相当してよい、そぐ れというのもビン頭部を直２上の段のビン底に従来より
も近づけて配置することができるからである。

特許請求の範囲第１９項によるビンケースの距離を減少
させ、かつ衝撃を吸収する機能と並んで特許請求の範囲
第２２項によれば第３の機能としてリング内にないしは
リングに集まる液体、例えば雨水を滴下させ、しかも有
利にはビン頭部の上方部、例えばコルクまたは王冠郡全
体に滴下する液体が当らないように滴下させる方法を提
供する。これは特に特許請求の範囲第２０項による手段
との関連で有効であるが、しかし一般的に滴下縁がビン
軸線ないしは各リングの鉛直方向軸線から半径方向に十
分に離れている場合には常に有効である。

特許請求の範囲第１９項に記載された実施態様は、リン
グの引出し部をその上方範囲で閉じだ構成にし、かつ液
体の滴下を場合により　ＩＪングの外面を介して行なう
方法を包含する。しかしく特許請求の範囲第２３項によ
れば）リングの引出された範囲は部分的に開いた構成に
し、そのようにして液体がリングの内面によっても下方
へ導かれ、かつ場合により特許請求の範囲第２２項によ
り滴下させられると、°有利である。

特許請求の範囲第２４項および第２５項はそれぞれケー
ス底部の構成に関し、これらの構成は特許請求の範囲第
２３項記載の機能と特許請求の範囲第１９項により構成
されたケース底部の良好な、静的な構成とを結合する。

特にリングの表作に変形可能なプラスチックを使用した
場合に、特許請求の範囲第１９項によるリングの引出し
部を、特に特許請求の範囲第２５項による構成において
も積層体中においてビン頭部の個別の固定に、したがっ
て例えば輸送車両上で傾倒する傾向を低下させるのに利
用することが可能でもある。

実施例 ビンケースはすべてその上部に通常の形式の仕切り４を
有するケース底部２を備えており、仕切り４は四方のケ
ース壁６の内部に配置されており、かつこのケース壁よ
りも小さな高さを有している。第４図による背の低いケ
ースではこの高さの差は比較的重要ではなく、背の高い
ケースでは顕著である。

更に高ケースではすべてにおいて、各２つのケース壁が
互いに境を成すケース角部が外壁８と内壁１０とを有す
る二重壁構造になっている。

第４図による低ケースでは内壁１０は外壁から延びる２
つの壁基部１０ａに退行しており、したがってこの角部
は外側に位置する外壁８から成る一重壁角部の形式によ
った”二重壁角部（ずれ”である。図示された各ビンケ
ースは２つの長手側面とをつの短い側面とを有しており
、大体において上方で開いた直方体を成している。

ケース壁６は柱状のケース角部１２の他に側壁１４を有
しており、側壁１４は平らな外面において広告面１６を
提供する。広告面１６を提供する側壁１４の外面はケー
ス角部の外壁８、並びにこの外壁８とほぼ同列の、ケー
ス底部の突出部１８および場合により存在する他の外側
のウェブよりも若干引っ込んでいる。

すべてのビンケースの少なくとも端面には更に縦長に延
びる手掛は口２０が形成されている。

第１図と第３図による実施例では適切な手掛は口がビン
ケースの長手側面にも設げられており、第２図と第４図
による実施例では長手側面は閉鎖されている。

広告面１６を構成する側壁１４の外面がケース角部１２
へ並びに突出部１８へ移行する移行部は公知の構成のよ
うにほぼ直角ではな（、大きな曲率半径の丸味を有する
ように形成されていて、隅部ができる限シ汚れないよう
に構成されている。有利には同様のことがビンケースの
その他の隅部に、場合によっては内側のケース構造の隅
部にも適用される。ビンケースの通常の直立状態でみて
水平方向の手掛は縁２２が手掛げ口２０の上部で水平に
延びている。手掛は縁２２はすべての実施例において、
鉛直フランジ２４が各側壁１４と鉛直方向で整列するプ
ロフィールを有している。

第１図、第２図並びに第４図による実施例では、手掛は
縁２２はＬ字形プロフィールを有しており、そのプロフ
ィールの横フランジ２６はそれぞれ手掛は口２０の上側
制限部として内側を向いており、かつ下面でもってこの
ビンケースを持上げようとする人間の手でその下からつ
かまれる握シ面を構成している。

それとは異なり第３ａ図から第３ｄ図には通常の形式で
Ｅ形またはＥＥ形プロフィール（第３ｃ図もしくは第３
ｂ図）として構成されだ手掛げ縁２２を備えだ、背の高
いビンケースが示されている。図示されたプロフィール
の形状の代わりに、手掛は縁の内面を著しく成形し、外
面での切込みを浅くしだ形状も配慮することができる。

第３ｂ図と第３ｃ図の形状では各手掛は口２０は上方で
複雑なリブ状に成形された手掛は縁２２によって、かつ
側方で鉛直の支持ウェブ２８によって制限されている。

かかる支持ウェブ２８は他のすべての実施例においても
手掛は口２０の側方に設けることができるが、この支持
ウェブは必ずしも必要ではない、それというのも積重ね
状態において手掛は口に対して直角な、鉛直方向におけ
る力の伝達は行なわれないからである。したがって第１
図、第２図および第４図に示された他のすべての実施例
においては、各手掛は縁２２はそれぞれＬ形プロフィー
ルに構成されている。該プロフィールの上端部では同時
に上級を構成する隆起部３０を設けることができる。隆
起部３０は第３０図ないしは第３ｂ図のＥ形またはＥＥ
形プロフィールの最上部の横フランジを若干細くした形
で該横フランジの代わりとなっている。

手掛は縁の内面は更に内側へ突出していて、しだがって
側壁１４に対してアンダーカラトラ構成しており、側壁
１４はアンダーカットよりも外側に位置しているので、
すべてのビンケースできわめて円滑な外壁形状が得られ
ると同時にケース内部空間内においても空間が得られる
可能性を与える。この場合側壁１４は、一方の外壁８と
、他方の内壁１０ないしは壁基部１０ａとによって形成
されるケース角部空間のほぼ中央の範囲においてケース
角部１２に続いている。

特に第１ｃ図と第１ｄ図から判るように、第１図から第
３図の高ケースは更に各ケース底部の下面に下向きに突
出しだ積重ねリブ３２を有しており、第２図と第３図に
よる交互列積重ねではこの積重ねリブ３２は、積層体の
中で上下に位置したビンケースを互いに相対的に適合せ
しめるために互い違いにされた上下のビンケースの支持
線の範囲で切欠かれており、この切欠きによってビンケ
ースの上縁と係合するようになっている。各ビンケース
はこの積重ねリゾ３２を介して床の上に置かれる。積層
体自体の中で積重ねリブは荷重を支持する機能を持たな
い。高ビンケースではすべてにおいて荷重支持機能はむ
しろ積層体の中でそれぞれ下段に位置するビンケースの
上縁に接触するケース縁またはケース角部における支持
面によって担われている。

第１ａ図から第１３図による支柱積重ねでは、積層体内
の荷重の伝達は二重壁のケース角部１２を介してのみ行
なわれる。残りのケース壁６全体を構成する側壁１４か
ら荷重支持機能の負担を取除くだめには、第１ａ図と第
１ｂ図によればケース角部が僅かに下方へ突出している
か（いわゆる低角部３４）、かつ（または）第１ｃ図と
第１ｄ図によれば上方へ僅かに上がっている（高角部３
６）（いずれもケース角部間の側壁１４に対して）。

第２ａ図または第３ａ図に示された積層法パターンから
判るように、交互列積重ね可能なものでは異なる層で上
下に配置されたビンケースの各ケース角部同士も上下に
配置されるという、支柱積重ねの条件はもはや満たされ
ない。この場合にはむしろケース壁も荷重支持機能を一
緒に果たさなければならない。他方背の高いビンケース
ではケース壁の支持機能は、積重ね体中では支持機能金
持たずに、単にビンを保持するにすぎない各ケース底部
の機能とは機能的にできる限９分離されるべきである。

しだがって第２ｂ図と第３ｄ図に示されているように、
ケース底部２の最下面３８は積層体中で上段に位置する
ビンケースを支持する縁４０よりも高位置にある（高位
置とは、第２ｂ図と第３ｄ図の図面を上下逆にした、上
方に開いたビンケース横断面を有し、かつビンケース底
部を有する通常の天地方向のビンケースに関する）。

この場合最下面３８はケース角部１２を越えるまで循環
しているが、このことは交互列積層においてのみ点状の
伝力を行なうために厳密にそのようにする必要はない。

上記の形式のビンケースにおいて、まだ他のすべてのビ
ンケースにおいて、更にビンケースの外面４４に積重ね
リブ４１群と積重ねみぞ４２群とを設けるのが近年一般
的になった。積重ねリブと積重ねみぞとはケース角部１
２の外壁８によって提供され、かつ積重ねリブ４１が対
応する積重ねみぞ４２内に係合することによって同一層
内で並置されたビンケース相互の整列を雨水平方向にお
いて達成するだめに役立つ。

これは例えば第１ｃ図と第１ｄ図に示された共通性を制
限するものではない。したがって積重ねリブ４１と積重
ねみぞ４２とは、鉛直方向における、ビンケースの上部
の開いた内径横断面と協働する積重ねリブ３２と同様の
調節の役割を水平方向において有する（いわばキーとみ
ぞ）。

第１Ｃ図と第１ｄ図の実施例では、例えば水平方向に整
列した上方のグループ４６と、鉛直方向に整列した中央
のグループ４８と水平方向に整列した下方のグループ５
０とが設げられている。整列の方向をそれぞれ逆に選択
しても機能は変らない。パレット上に積付けられたビン
ケースを結束するだめの平滑な外面を中央範囲に得るた
めに、中央のグループ４８が省略され、上方と下方のグ
ループがそれぞれより明確に、しかもこの場合には互し
・に異なる方向を持つように構成された実施例も得られ
る。

１ｊＪｌｅ図で上方のグループ４６と下方のグループ５
０についてより詳しく、あるいは第５図でもより詳しく
示されているように、積重ねリブ４１は更に外面４４か
ら突出している。ただし上述のように積重ねリブ４１は
間に積重ねみぞを有していない。積重ねみそは積重ねリ
ブと交互にではなく、別個に形成されており、かつ所属
の外面４４に、有利には０．５ｍｍ以下の深さで切込ま
れている。

もちろん外壁８に構成された外面４４の上記のような切
込入は外壁８全ある程度弱体化させる。この弱体化を最
小にするためには、有利に第５図によればグループ４６
，４８．５０７５：それぞれ少なくとも２つの下位グル
ープ（符号ａとｂとを付す）に分けられている。この場
合圧いに並んで位置する各下位グルー７°内で積重ねリ
ブ４１または積重ねみぞ４２として特徴が等しくても、
まだ異なっていることも可能である。

したがって各グループ４６，４８．５０内でそれぞれ同
一配列を配慮し、かつ同一グループ内の下位ブルーフ０
相互間でそれぞれ積重ねリブと積重ねみぞとの交換を行
なうことも可能である。

しかし交換が推奨され、したがって各下位グループにお
ける積重ねリブ４１と積重ねみぞ４２とから構成される
みぞ／突起部材がすべて同一の符号ａまたはｂに関して
同一の特徴を持つ必要はない。

第１ｅ図によれば積重ねリゾと積重ねみそは有利には丸
味をおびたフランクを有する比較的鈍 調い形状に構成されている。

第１１図に示されているように、有利には手掛は口によ
って構成された壁区分も角部で人間工学的に（ｅｒｇｏ
ｎｏｍｅｔｒｉｓｃｈ）　７９成されている。

最後に他のすべての実施例にも該当するが、第１１図か
ら手掛は縁２２の横フランジ２６に設げられた各手掛げ
口２０の下面５２は有利には水平ではな（、はぼ鉛直方
向に湾曲して延びていることが判る。その結果ケースを
つかむ人間の手の曲線に対する人間工学的な適合が最適
になるようにされている。この湾曲は該当するケース壁
６に沿った水平方向においての入ならず、場合により手
掛は口の深さの方向にも設けることができる。

第１１図による高ケースの仕切り４は第１ｆ図にも見ら
れる。仕切りはケース内部を手掛は口２０の下方でほぼ
正方形の隔室５４に分割している。仕切シの形状は公知
であり、かつ第１１図からその幾何学的な形状が見られ
る。各隔室にはビン５６（第３ａ図参照）を挿入するこ
とができる。ビンはケース底部２上に載り、ケース底部
２は第１ｆ図によれば（第３ａ図、または第３ｂ図〜第
３ｇ図も参照のこと）いわゆるリング底部として構成さ
れている。リング底部は各隔室５４の底部中央で各リン
グ５５を構成している。ケース積層状態で当該ケース底
部２の下にある層のビンケース（この場合には高ケース
）の隔室５４に入れられた各ビンの頭部、第３ａ図、第
３ｇ図の場合には王冠部５８がリング５５内に下から突
入し得るようになっている。

しかし特定の低ケースで知られているリング底部は、下
のビン５６の頭部が各リング５５を通過して上にあるケ
ースの底部に直接接触するまで突出するのに対して、一
方の第１ｆ図と第３ａ図による構成あるいは他方の第３
ｂ図から第３ｆ図による構成では各リング５５の引出さ
れた上方部６０ば、ビン５６の頭部、第３ａ図では王冠
部５８のだめのストッパのみを構成するにすぎないよう
に引出された形状を成している。第３ａ図によればビン
頭部または王冠部５８は更に若干の距離５７を置いてケ
ース底部２の下に配置されている。しかし例えばビンの
製作誤差の差異のだめに、または例えば底部との距離を
作らせる夾雑物（石、破片、砂等）のし 存在によって隔室底部に完全に接触２杯ないだめにビン
頭部または王冠部５８が他のビンよりも若干浮き上がっ
たビンは支障なくリング５５内に係合することができる
（第３ａ図参照）。

ビンケース積層状態でも輸送中の振動によシビンの頭部
または王冠部５８が特別に考慮された背の高いケースの
ケース底部２に載置された（第３ａ図によれば上方の）
ビン５６の底部にぶつかることはなく、輸送の振動でビ
ンがとびはねてもストッパとしての引出された上方部６
０によって穏やかに抑えられる。

ビン頭部、第３ａ図によれば王冠部５８を包囲する各リ
ング５５の範囲は半径方向の遊びを有している。この遊
び６２は、隔室５４内における下方の各ビン５６の位置
とは無関係にビン頭部もしくは王冠部５８が締付けられ
ることな（リングに係合し得るような寸法になっている
。

その場合リングの、滴下条片６４として構成された下側
制限部を、滴下する液体がビンの王冠部５８または他の
上端面、例えば他の閉鎖部材、コルク等の上に滴下しな
いようにビン頭部の外側に配置することが同時に達成さ
れる。下方のビン頭部のリング５５内への突入深さは王
冠部５８の高さに厳密に、あるいはほぼ等しい。この場
合有利には突入深さは引出された上方部６０の高さより
も大きい。

引出された上方部６０は第３ｅ図と第３ｆ図によれば完
全な閉鎖状態に構成されている。第３ｅ図による水平に
延びたプレート状の構成の代わりに、第３ｆ図による中
央から外側へ向かって傾斜した構成は液体をリング５５
の外縁へ導き、ここから滴下条片６４へ導くのに好適で
ある。各隔室５４内に配置されるビンのだめの、有利な
、水平な、または他の湾曲した形式のビン載置面６６は
リング５５の上面に設けられたガイドみぞ構造６８によ
って構成することができる。

また第１ｆ図、第３ａ図から第３ｄ図に示されているよ
うに引出された上方部は水を通過するように切欠かれて
いてもよく、そのだめに液体はリング５５の内壁面に沿
って滴下条片６４まで流れることができる。第３ｄ図で
は切欠きは各開ロア０によって構成されている。しかし
第１ｆ図、第３ａ図から第３ｃ図による１つの中央の開
ロア２が有利である。

第３ｃ図によればリング５５の引出された上方部６０は
、リング横断面を円錐台形に構成することによって得る
ことができる。図示されているように、リング５５のリ
ング壁７６は一定の厚さの条板によって構成することが
できる。

あるいはリング５５のリング壁７６は段状成形部７８と
して構成することができる（第１ｆ図、第３ａ図、第３
ｂ図、第３ｄ図〜第３ｇ図）。

リング壁の段状成形部７８は第１ｆ図、第３ａ図、第３
ｄ図〜第３ｇ図ではＴ字形であり、第３ｂ図の場合には
逆り字形であり、それぞれ段状成形部の下方のウェブは
同時に滴下条片６４を成している。滴下条片６４は第３
Ｃ図による実施例ではリング壁７６を構成する斜めの全
体的な条板によって構成されている。一般に滴下条片は
単なる滴下縁であってもよく、例えば液体がリング壁７
６の内面を介して滴下縁まで導かれるか外面を介するか
に応じて幅広く構成されたリング壁７６の内縁８０また
は外縁８２である。

第３ａ図から判るように、ビン５６が各リング５５の横
寸法よりも大きな載置面を有していると、有利である。

したがってリング５５は格子構造８４（第１ｆ図）内に
包含されており、格子構造８４はリングと一緒にケース
底部２を構成している。リング５５を支える格子構造８
４のけた８６はリングのリング壁と同一のプロフィール
を有していてよく、例えば第１ｆ図の例では第３ａ図の
Ｔ字形プロフィールを有している。ただしこのことは必
ずしも必要ではない。第１ｆ図によるげた８６はケース
壁６に対して平行に、しかも仕切り４に対して平行にこ
れをそれぞれ半分割しながら延びていて、フォーク状の
分岐先端部８８となってケース壁６に通じていると、有
利である。

発明の効果 本発明によるビンケースは高められた技術的利点、例え
ばＮ量低減と所要空間最適化を示す。

その上に該ビンケースは例えば手掛は部の構成によれば
ユーザにとって使い易く、その表面構造のために例えば
自動洗浄区間においてより良好な洗浄性を示し、また外
観が平滑であるだめに感じが良い。後者はまた銘付は可
能性および広告効果性を提供する。所望の場合には下縁
の上方の空間を広告面として利用する可能性も得られる
。

【図面の簡単な説明】

第１ａ図は支柱積層可能な高ケースの斜視図、第１ｂ図
は同ケースの下からみた斜視図、第１Ｃ図は同ケースを
第１ｆ図のＡ−Ａ線に沿って部分的に断面して示しだ側
面図、第１ｄ図は同ケースを第１ｆ図のＢ−Ｂ線に沿っ
て部分的に断面して示した側面図、第１ｅ図は積重ねリ
ブの群と積重ねみその群を示した図と第１ｃ図の積重ね
リブと積重ねみぞとの分配図とこれらを縮尺１０対１で
拡大して示しだ図、第１ｆ図は図の左半分と右半分とに
示された２つの異なる実施例の部分的に断面して示した
、部分平面図と下からみた部分図、第１ｇ図は第１ｆ図
のＤ−り線に沿った断面図、第１ｈ図は第１．　ｆ図の
Ｅ−Ｅ線に沿った断面図、第１１図は第１ｆ図の右半分
に示された実施例による、人間工学的な湾曲を有する手
掛は口の変更形の部分図、第１３図は第１１図のＦ−Ｆ
線に沿った断面図、第２ａ図は比３対４を積層されるビ
ンケースの積層パターｙを示した図、第２ｂ図は同高ケ
ースの斜視図、第３ａ図は比３対２で積層されるタイプ
のビンケースの積層パターンを示しだ図、第３ｂ図と第
３ｃ図はそれぞれ異なる構成の手掛は線を有する同ケー
スの部分図、第３ｄ図は同ケースを下からみだ図、第４
図は低ケースの斜視図、第５ａ図は積重ねリブと積重ね
みぞとを備えたビンケースの破断図、第５ｂ図は第５ａ
図でＡとＢによって示された部分図が互いに係合する、
並べて緊密に配置された状態の２つのビンケースの協働
関係を示した図、第５Ｃ図は第５ａ図のＣ−Ｄ線に沿っ
た断面図、第３ａ図は第１ｆ図による構成のケース底部
を備えた、ビンを収容した高ケースの積層状態を部分的
に断面して示した側面図、第３ｂ図、第３ｃ図、第３ｄ
図、第３ｅ図、第３ｆ図は第１ｆ図と第３ａによるケー
ス底部のリングの種々の構成の鉛直断面図、第３ｇ図は
ビンを収容したビンケースの積層状態を部分的に断面し
て示した側面図である。 ２・・・ケース底部、４・・・仕切シ、６・・・ケース
壁、８・・・外壁、１０・・・内壁、１０ａ・・・壁基
部、１２・・・ケース角部、１４・・・側壁、１６・・
・広告面、１８・・・突出部、２０・・・手掛は口、２
２・・・手掛は縁、２４・・・鉛直フランジ、２６・・
・横フランジ、２８・・・支持ウェブ、３０・・・隆起
部、３２・・・積重ねリブ、３４・・・低角部、３６・
・・高角部、３８・・・最下面、４０・・・縁、４１・
・・積重ねリゾ、４２・・・積重ねみそ、４４・・・外
面、４６・・・上方グループ、４８・・・中央グループ
、５０・・・下方グループ、５２・・・下面、５４・・
・隔室、５５・・・リング、５６・・・ビン、５７・・
・距離、５８・・・王冠部、６０・・・上方部、６２・
・・遊び、６４・・・滴下条片、６６・・・ビン載置面
、６８・・・ガイドみぞ構造、７０．７２・・・開口、
７６・・・リング壁、７８・・・段状成形部、８０・・
・内縁、８２・・・外縁、８４・・・格子構造、８６・
・・けだ、８８・・・分岐先端部、■・・・第１グルー
プ、■・・・第２グルーフ０、■・・・第３グループ、
■・・・第４グループ。 ２６−損フフソジ 第３ｄ図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、支柱積層可能な、または２対３以外の比での交互列
   積層可能な高いビンケースにおいて、特徴ａ）手掛け縁
   （２２）が内向きの横フランジ（２６）を有するＬ字形
   プロフイールを有している；と、特徴ｂ）広告面（１６
   ）を構成する側壁（１４）が手掛け縁（２２）の内面よ
   りも前方へ出ている；とを組合わせて持つていることを
   特徴とする、ビンケース。 ２、前方へ出ている側壁（１４）が手掛け縁（２２）の
   鉛直フランジ（２４）と整列している、特許請求の範囲
   第１項記載のビンケース。 ３、手掛け縁（２２）の鉛直フランジ（２４）の上端が
   隆起部（３０）として構成されている、特許請求の範囲
   第１項または第２項記載のビンケース。 ４、支柱積層可能であり、ケース角部（１２）の下面が
   下方に突出しており、かつ（または）上面が上方へ突出
   している、特許請求の範囲第１項から第３項までのいず
   れか１つの項記載のビンケース。 ５、２対３以外の比で交互列積層可能であり、ケース底
   部（２）がケース下面の支持作用を行なう縁範囲および
   （または）角部範囲に対して高位置にある、特許請求の
   範囲第１項から第３項までのいずれか１つの項記載のビ
   ンケース。 ６、手掛け口（２０）がビンケースの端面にのみ設けら
   れている、特許請求の範囲第５項記載のビンケース。 ７、比３対２で積層可能な高いビンケースにおいて、特
   徴ａ）ケース底部（２）がケース下面の支持作用を行な
   う縁範囲および（または）角部範囲よりも高位置にある
   ；と、特徴ｂ）手掛け縁（２２）がＥ形またはＥＥ形プ
   ロフイルを有している；と、特徴ｃ）広告面（１６）を
   構成する側壁（１４）が手掛け縁（２２）の内面よりも
   前方へ出ている；とを組合わせて持つていることを特徴
   とする、ビンケース。 ８、前方へ出ている側壁（１４）が手掛け縁の鉛直フラ
   ンジ（２４）と整列している、特許請求の範囲第７項記
   載のビンケース。 ９、二重壁構造のケース角部を有しており、外側へずら
   された側壁（１４）は二重壁のケース角部（１２）の厚
   さの中央の範囲でケース角部に続いている、特許請求の
   範囲第１項から第８項までのいずれか１つの項記載のビ
   ンケース。 １０、低いビンケースにおいて、特徴ａ）ケース角部（
   １２）が外側に置かれた一重壁角部として構成されてい
   る；と、特徴ｂ）手掛け縁（２２）が内向きの横フラン
   ジを有するＬ形プロフイールを有している；と、特徴ｃ
   ）広告面（１６）を構成する側壁（１４）が手掛け縁の
   内面よりも前方へ出ている；とを組合わせて持つている
   ことを特徴とする、ビンケース。 １１、前方へ出ている側壁（１４）が手掛け縁（２２）
   の鉛直フランジ（２４）と整列しており、鉛直フランジ
   が有利には上端において隆起部（３０）として構成され
   ている、特許請求の範囲第１０項記載のビンケース。 １２、ケース外面において側壁（１４）が大きな曲率半
   径を有して突出部（１８）に移行している、特許請求の
   範囲第１項から第１１項までのいずれか１つの項記載の
   ビンケース。 １３、突出部（１８）が角部範囲と底部範囲に設けられ
   ている、特許請求の範囲第１２項記載のビンケース。 １４、特にグループを成して一部は水平に、一部は鉛直
   に延びる、ビンケースの外面から突出した積重ねリブ（
   ４１）を備えており、該積重ねリブ（４１）がビンケー
   スを並べて積重ねた状態で対向する相補的な積重ねみぞ
   （４２）に係合するようになつており、積重ねみぞ（４
   ２）がビンケースの外面（４４）に凹設されている、特
   許請求の範囲第１項から第１４項までのいずれか１つの
   項記載のビンケース。 １５、積重ねリブ（４１）と積重ねみぞ（４２）のグル
   ープが、延び方向で積重ねリブが積重ねリブと、積重ね
   みぞが積重ねみぞと整列しているグループに分割されて
   いる、特許請求の範囲第１４項記載のビンケース。 １６、積重ねリブ（４１）と積重ねみぞ（４２）が、延
   び方向で積重ねリブと積重ねみぞが整列するように分割
   されている、特許請求の範囲第１４項または第１５項記
   載のビンケース。 １７、積重ねみぞ（４２）が最大でも約０．５ｍｍの深
   さである、特許請求の範囲第１４項から第１６項までの
   いずれか１つの項記載のビンケース。 １８、手掛け口（２０）の上方の手掛け縁（２２）の下
   面（５２）が手掛け口（２０）に沿つて手に関する人間
   工学的に延びている、特許請求の範囲第１項から第１７
   項までのいずれか１つの項記載のビンケース。 １９、特徴ａ）ケース底部（２）がリング（５５）を備
   えており、該リング（５５）内に、ケース積層状態で直
   下の段の単数または複数のケース内に挿し込まれたビン
   （５６）の頭部ないしは王冠部（５８）が下から突入し
   得るようになつている；と、特徴ｂ）各リング（５５）
   が上方部（６０）においてビン頭部または王冠部（５８
   ）の端面ストッパとして引出された構成を有している；
   とを組合わせて持つた、特許請求の範囲第１項から第９
   項および第１２項から第１８項までのいずれか１つの項
   記載のビンケース。 ２０、ビン頭部ないしは王冠部（５８）を取巻くリング
   （５５）の範囲が、ケース積層状態で直下の層のビンケ
   ース内におけるビン（５６）の位置とは無関係にビン頭
   部が締付けられることなくリング内に係合し得るように
   遊び（６２）を有している、特許請求の範囲第１９項記
   載のビンケース。 ２１、ビン頭部ないしは王冠部（５８）のリング（５５
   ）内への可能な突入深さがほぼ王冠部（５８）の高さに
   等しい、特許請求の範囲第１９項または第２０項記載の
   ビンケース。 ２２、リング（５５）の下方の円周制限部が滴下縁（８
   ０；８２）として構成されている、特許請求の範囲第１
   ９項から第２２項のいずれか１つの項記載のビンケース
   。 ２３、リング（５５）の引出された上方部（６０）が水
   を通過するように切欠かれた（７０；７２）構成を有し
   ている、特許請求の範囲第１９項から第２２項までのい
   ずれか１つの項記載のビンケース。 ２４、リング壁（７６）が段状成形部（７８）として構
   成されている、特許請求の範囲第２３項記載のビンケー
   ス。 ２５、リング横断面が円錐台形状に構成されている、特
   許請求の範囲第２３項記載のビンケース。