JPS6236887Y2 - - Google Patents
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- JPS6236887Y2 JPS6236887Y2 JP2902582U JP2902582U JPS6236887Y2 JP S6236887 Y2 JPS6236887 Y2 JP S6236887Y2 JP 2902582 U JP2902582 U JP 2902582U JP 2902582 U JP2902582 U JP 2902582U JP S6236887 Y2 JPS6236887 Y2 JP S6236887Y2
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- JP
- Japan
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- attached
- reinforcing plate
- japanese
- ceiling
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は表面の温度を均一化した和室用天井板
に関するものである。
に関するものである。
従来の和室用天井板は表面に木質単板や化粧紙
などを貼付けて木目模様等を付けた天井板の裏面
に、桟を枠状に貼着して形成されているが、天井
板に桟が貼着されている部分と貼着されていない
部分とでは和室用天井板の断熱性が異なることに
なるために、この和室用天井板が室内の天井に取
付けられた場合には、室内側の温度と天井裏の温
度との差によつて特に桟が貼着されていない和室
用天井板の表面に結露を生じ易く、そのため室内
の塵やほこりや煙等がこの結露に付着して汚れ、
裏面に桟が貼着されている部分と貼着されていな
い部分とでは汚れの差を生じるいわゆるゴースト
が発生するという問題があつた。特に、この汚れ
は表面の木目に沿つて平行に貼着されている縦桟
によつてできた場合には木目模様とまぎれて目立
ち難いが、表面の木目と直交して貼着されている
横桟によつてできた場合には白つぽい筋となつて
目立ち易く、和室用天井板の美観を損ねるという
問題があつた。
などを貼付けて木目模様等を付けた天井板の裏面
に、桟を枠状に貼着して形成されているが、天井
板に桟が貼着されている部分と貼着されていない
部分とでは和室用天井板の断熱性が異なることに
なるために、この和室用天井板が室内の天井に取
付けられた場合には、室内側の温度と天井裏の温
度との差によつて特に桟が貼着されていない和室
用天井板の表面に結露を生じ易く、そのため室内
の塵やほこりや煙等がこの結露に付着して汚れ、
裏面に桟が貼着されている部分と貼着されていな
い部分とでは汚れの差を生じるいわゆるゴースト
が発生するという問題があつた。特に、この汚れ
は表面の木目に沿つて平行に貼着されている縦桟
によつてできた場合には木目模様とまぎれて目立
ち難いが、表面の木目と直交して貼着されている
横桟によつてできた場合には白つぽい筋となつて
目立ち易く、和室用天井板の美観を損ねるという
問題があつた。
本考案は上記の点に鑑みて成されたものであつ
て、ゴーストを生じることがなく外観を向上する
ことができる和室用天井板を提供することを目的
とするものである。
て、ゴーストを生じることがなく外観を向上する
ことができる和室用天井板を提供することを目的
とするものである。
すなわち、本考案は化粧シートの裏面に補強板
を貼付けると共に補強板の裏面に桟を取付け、化
粧シートと補強板との間に金属シートを全面に亘
つて介在せしめることにより、金属シートの熱伝
導性を利用して裏面に取付けられた桟の有無にか
かわらず和室用天井板の表面の温度を均一化し、
上記目的を達成したものである。
を貼付けると共に補強板の裏面に桟を取付け、化
粧シートと補強板との間に金属シートを全面に亘
つて介在せしめることにより、金属シートの熱伝
導性を利用して裏面に取付けられた桟の有無にか
かわらず和室用天井板の表面の温度を均一化し、
上記目的を達成したものである。
以下本考案を実施例により詳述する。化粧シー
ト１は化粧紙、塩ビシートや杉単板等で形成さ
れ、表面には木目模様等の化粧が施してある。第
１図に示すように、化粧シート１の裏面には金属
シート４を接着剤等で貼着し、更にこの金属シー
ト４の裏面に補強板２を接着剤等で貼着してあ
る。つまり化粧シート１と補強板２との間に全面
に亘つて金属シート４を介在させてある。そして
さらに補強板２の裏面には縦桟３ａと横桟３ｂと
で枠組みされ枠桟５が接着剤等で取付けてある。
化粧シート１として表面に木目模様を有するもの
を使用した場合には、化粧シート１の木目方向を
長手方向に向けると共に縦桟３ａを木目方向に沿
つて取付けるものである。金属シート４は熱伝導
性に優れたアルミニウム，鉄，スズ等の金属材料
で形成され、これらの金属材料の金属繊維を織つ
て金属クロスとしたものや金属箔等を使用するこ
とができ、金属シート４を金属クロスで形成した
場合には、金属クロスの網を通して化粧シート１
と補強板２が接着剤等で直接接着するものであ
る。
ト１は化粧紙、塩ビシートや杉単板等で形成さ
れ、表面には木目模様等の化粧が施してある。第
１図に示すように、化粧シート１の裏面には金属
シート４を接着剤等で貼着し、更にこの金属シー
ト４の裏面に補強板２を接着剤等で貼着してあ
る。つまり化粧シート１と補強板２との間に全面
に亘つて金属シート４を介在させてある。そして
さらに補強板２の裏面には縦桟３ａと横桟３ｂと
で枠組みされ枠桟５が接着剤等で取付けてある。
化粧シート１として表面に木目模様を有するもの
を使用した場合には、化粧シート１の木目方向を
長手方向に向けると共に縦桟３ａを木目方向に沿
つて取付けるものである。金属シート４は熱伝導
性に優れたアルミニウム，鉄，スズ等の金属材料
で形成され、これらの金属材料の金属繊維を織つ
て金属クロスとしたものや金属箔等を使用するこ
とができ、金属シート４を金属クロスで形成した
場合には、金属クロスの網を通して化粧シート１
と補強板２が接着剤等で直接接着するものであ
る。
しかして、裏面に桟３が貼付けられている部分
と貼付けられていない部分とでは和室用天井板の
断熱性が異なるために、この和室用天井板が室内
の天井に取付けられた場合には、室内側と天井裏
との温度差によつて当然桟３が貼付けられていな
い部分の方が桟３が貼付けられている部分に比し
て冷却あるいは昇温等の温度変化を受け易いこと
になるが、化粧シート１と補強板２との間に金属
シート４を全面に亘つて敷設しておくことによ
り、金属シート４の優れた熱伝導性によつて桟３
が貼付けられていない部分と他の桟３が貼付けら
れている部分との温度差を短時間で均一にするこ
とができ、従つて、裏面の桟３の有無にかかわら
ず和室用天井板の表面の温度を均一化することが
できるものである。また、金属シート４として金
属クロスを使用することにより化粧シート１と補
強板２の接着強度を向上すると共に天井板の軽量
化を図ることができるものである。
と貼付けられていない部分とでは和室用天井板の
断熱性が異なるために、この和室用天井板が室内
の天井に取付けられた場合には、室内側と天井裏
との温度差によつて当然桟３が貼付けられていな
い部分の方が桟３が貼付けられている部分に比し
て冷却あるいは昇温等の温度変化を受け易いこと
になるが、化粧シート１と補強板２との間に金属
シート４を全面に亘つて敷設しておくことによ
り、金属シート４の優れた熱伝導性によつて桟３
が貼付けられていない部分と他の桟３が貼付けら
れている部分との温度差を短時間で均一にするこ
とができ、従つて、裏面の桟３の有無にかかわら
ず和室用天井板の表面の温度を均一化することが
できるものである。また、金属シート４として金
属クロスを使用することにより化粧シート１と補
強板２の接着強度を向上すると共に天井板の軽量
化を図ることができるものである。
本考案は化粧シートの裏面全面に亘つて金属シ
ートを配置し、この金属シートを介して補強板を
金属シートと共に前記化粧シートの裏面に貼着
し、該補強板の裏面に桟を取付けたので、金属板
の優れた熱伝導性によつて裏面の桟の有無にかか
わらず和室用天井板の表面の温度を均一にするこ
とができ、従つて室内側と天井裏との温度差によ
つて和室用天井板の表面に結露を生じ、塵等がこ
の結露に付着して和室用天井板の表面に汚れを生
じる場合においても、表面が均一に汚れることに
なつて桟の存在によつて生じるゴーストが発生す
ることがないものである。
ートを配置し、この金属シートを介して補強板を
金属シートと共に前記化粧シートの裏面に貼着
し、該補強板の裏面に桟を取付けたので、金属板
の優れた熱伝導性によつて裏面の桟の有無にかか
わらず和室用天井板の表面の温度を均一にするこ
とができ、従つて室内側と天井裏との温度差によ
つて和室用天井板の表面に結露を生じ、塵等がこ
の結露に付着して和室用天井板の表面に汚れを生
じる場合においても、表面が均一に汚れることに
なつて桟の存在によつて生じるゴーストが発生す
ることがないものである。
第１図は本考案一実施例の一部切欠分解斜視
図、第２図は同上の一部切欠断面図である。 １は化粧シート、２は補強板、３は桟、３ａは
縦桟、３ｂは横桟、４は金属シートである。
図、第２図は同上の一部切欠断面図である。 １は化粧シート、２は補強板、３は桟、３ａは
縦桟、３ｂは横桟、４は金属シートである。
Claims (1)
- 化粧シートの裏面全面に亘つて金属シートを配
置し、この金属シートを介して補強板を金属シー
トと共に前記化粧シートの裏面に貼着し、該補強
板の裏面に桟を取付けて成る和室用天井板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2902582U JPS58132032U (ja) | 1982-03-01 | 1982-03-01 | 和室用天井板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2902582U JPS58132032U (ja) | 1982-03-01 | 1982-03-01 | 和室用天井板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58132032U JPS58132032U (ja) | 1983-09-06 |
| JPS6236887Y2 true JPS6236887Y2 (ja) | 1987-09-19 |
Family
ID=30040835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2902582U Granted JPS58132032U (ja) | 1982-03-01 | 1982-03-01 | 和室用天井板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58132032U (ja) |
-
1982
- 1982-03-01 JP JP2902582U patent/JPS58132032U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58132032U (ja) | 1983-09-06 |
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