JPS6235680A - アモルフアスシリコン太陽電池およびその製造法 - Google Patents
アモルフアスシリコン太陽電池およびその製造法Info
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- JPS6235680A JPS6235680A JP60175084A JP17508485A JPS6235680A JP S6235680 A JPS6235680 A JP S6235680A JP 60175084 A JP60175084 A JP 60175084A JP 17508485 A JP17508485 A JP 17508485A JP S6235680 A JPS6235680 A JP S6235680A
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、アモルファスシリコン(以下a −Siと略
記する。)太陽電池およびその製造法に関するもので、
詳しくはn層が電気伝導度の異なるa−Si層と、微結
晶化シリコン層の2層からなるpin型太陽電池および
、プラズマCVD法による当該太陽電池の製造法に関す
るものである。
記する。)太陽電池およびその製造法に関するもので、
詳しくはn層が電気伝導度の異なるa−Si層と、微結
晶化シリコン層の2層からなるpin型太陽電池および
、プラズマCVD法による当該太陽電池の製造法に関す
るものである。
(従来の技術)
近年、クリーンで無限なエネルギー源として太陽エネル
ギーが注目され、太陽エネルギーの光電変換用に太陽電
池の開発が活発に推進されている。
ギーが注目され、太陽エネルギーの光電変換用に太陽電
池の開発が活発に推進されている。
太陽電池は、太陽から放射されるエネルギーのうち地上
に達しうるエネルギーを100%電気エネルギーに変換
しうるちのが理想であるが、現状ではa−Stを用いた
ものは高々10%強の変換効率を達成しうるにとどまっ
ている。
に達しうるエネルギーを100%電気エネルギーに変換
しうるちのが理想であるが、現状ではa−Stを用いた
ものは高々10%強の変換効率を達成しうるにとどまっ
ている。
a−S、i′太陽電池は、ガラス、ステンレスあるいは
ポリイミドの如き基板に電極を介してpinの接合が形
成されたものであり、大面積かつ安価なものが製造でき
ることから将来の太陽電池の中で主流を占めるといわれ
ている。
ポリイミドの如き基板に電極を介してpinの接合が形
成されたものであり、大面積かつ安価なものが製造でき
ることから将来の太陽電池の中で主流を占めるといわれ
ている。
a−Si太陽電池の開放電圧は、a−Stのバンドギャ
ップが1.7eVSp層のフェルミレベルが0.3eV
、およびn層のフェルミレベルが0.2eVであること
から理論的には1.2■の開放電圧が得られるはずであ
る。しかしながら、実際にはa−Si太陽電池の開放電
圧は0.80〜0.87 Vの実測値が得られているに
すぎない。
ップが1.7eVSp層のフェルミレベルが0.3eV
、およびn層のフェルミレベルが0.2eVであること
から理論的には1.2■の開放電圧が得られるはずであ
る。しかしながら、実際にはa−Si太陽電池の開放電
圧は0.80〜0.87 Vの実測値が得られているに
すぎない。
このような理論値と実測値の相違は種々の研究が行なわ
れた結果、p/i界面およびn/i界面での接合状態が
理想状態と現実の太陽電池とてかけはなれている為と考
えられている。
れた結果、p/i界面およびn/i界面での接合状態が
理想状態と現実の太陽電池とてかけはなれている為と考
えられている。
a−Si太陽電池は、グロー放電プラズマCVD法やス
パッタリング法等によって製造されるが、これら製造法
ではp/i界面やn/i界面をプラズマにより生じたエ
ネルギーの高い反応活性種が叩くことにより、欠陥や界
面で状態密度の高い部分をつ(るためと考えられる。
パッタリング法等によって製造されるが、これら製造法
ではp/i界面やn/i界面をプラズマにより生じたエ
ネルギーの高い反応活性種が叩くことにより、欠陥や界
面で状態密度の高い部分をつ(るためと考えられる。
このため、p/i界面およびi / n界面ではプラズ
マパワーを低下させる等、温和な条件が採用されている
。現実の太陽電池の開放電圧が理想よりもかなり小さい
理由としては、p/i界面およびi / n界面におい
てp、iおよびn層を構成する化合物の原子密度等の物
理化学的な相違から、欠陥を発生したり状態密度を増加
させるということも考えられる。このため、接合部分に
おいて構造を徐々に変化させることが検討されている。
マパワーを低下させる等、温和な条件が採用されている
。現実の太陽電池の開放電圧が理想よりもかなり小さい
理由としては、p/i界面およびi / n界面におい
てp、iおよびn層を構成する化合物の原子密度等の物
理化学的な相違から、欠陥を発生したり状態密度を増加
させるということも考えられる。このため、接合部分に
おいて構造を徐々に変化させることが検討されている。
最近、pin型a−Si太陽電池における、n層に相当
する部分を二層化したpin−n型のa−Si太陽電池
が提案された。
する部分を二層化したpin−n型のa−Si太陽電池
が提案された。
、これは、i / n界面において開放電圧の低下を抑
えるため、n層を形成する前にドーパントの濃度を下げ
てa−Stのn一層を形成せんとするものである。
えるため、n層を形成する前にドーパントの濃度を下げ
てa−Stのn一層を形成せんとするものである。
一方、同様な観点からn/金属電極界面に当該n層と異
なる微結晶化したシリコン層を挿入したa−Si太陽電
池も提案されている(特開59−83774号公報)。
なる微結晶化したシリコン層を挿入したa−Si太陽電
池も提案されている(特開59−83774号公報)。
これは、n層を形成したあとグロー放電電力を増大させ
て60八以上の微結晶化シリコン層を形成するもので、
とりわけ金属電極をスクリーン印刷と焼成によって形成
する場合に接触抵抗を低減し、出力電力を増大しうると
するものである。
て60八以上の微結晶化シリコン層を形成するもので、
とりわけ金属電極をスクリーン印刷と焼成によって形成
する場合に接触抵抗を低減し、出力電力を増大しうると
するものである。
(発明が解決しようとする問題点)
従来のpin−n型太陽電池は、n一層およびn層の各
々をa−Stで構成するものであるが、pin型と比べ
i/n界面での開放電力の低下は改善されるもののn/
金属電極界面での開放電力の低下は依然として克服され
ていない。
々をa−Stで構成するものであるが、pin型と比べ
i/n界面での開放電力の低下は改善されるもののn/
金属電極界面での開放電力の低下は依然として克服され
ていない。
また、既に提案されている2層のn層からなる太陽電池
のうち一方のn層をa−Stで構成し、他方の金属電極
側のn層を微結晶シリコンで構成するものは、製造コス
トが高くなるわりに出力電力が小さいという問題があっ
た。すなわち、この型の太陽電池はプラズマCVD法で
第一のn層を形成し次いでプラズマのパワーを増大させ
ることにより第二のn層を形成させ、最後に銀ペースト
等をスクリーン印刷し焼成することによりn1ili)
上へ金属電極を設けるものである。
のうち一方のn層をa−Stで構成し、他方の金属電極
側のn層を微結晶シリコンで構成するものは、製造コス
トが高くなるわりに出力電力が小さいという問題があっ
た。すなわち、この型の太陽電池はプラズマCVD法で
第一のn層を形成し次いでプラズマのパワーを増大させ
ることにより第二のn層を形成させ、最後に銀ペースト
等をスクリーン印刷し焼成することによりn1ili)
上へ金属電極を設けるものである。
従って、比較的高価な原料を用いているだけではなく焼
成条件が高温(例えば600℃以上)を必要とすること
があることから、n層との界面において不都合な原子状
態が生じ、この結果太陽電池として満足すべき開放電圧
が得られない。
成条件が高温(例えば600℃以上)を必要とすること
があることから、n層との界面において不都合な原子状
態が生じ、この結果太陽電池として満足すべき開放電圧
が得られない。
(問題点を解決するための手段)
本発明者らは、2層のn層からなるpini′太陽電池
いて開放電圧を格段に高めることを目的に鋭意研究を重
ねることにより、性能の高い太陽電池を安価にしかも効
率的に製造する技術を確−立し本発明を完成させた。
いて開放電圧を格段に高めることを目的に鋭意研究を重
ねることにより、性能の高い太陽電池を安価にしかも効
率的に製造する技術を確−立し本発明を完成させた。
本発明は、基板上に透明導電膜、pinの各層からなる
接合および金属電極を有し、n層が電気型導度の異なる
n1層およびn2層から構成される太陽電池において、
01層がa−8tでありn2層が微結晶化シリコンを含
有しているとともに、01層の厚さが60Å以上400
Å以下であることを特徴とする太陽電池である。
接合および金属電極を有し、n層が電気型導度の異なる
n1層およびn2層から構成される太陽電池において、
01層がa−8tでありn2層が微結晶化シリコンを含
有しているとともに、01層の厚さが60Å以上400
Å以下であることを特徴とする太陽電池である。
また本発明は、グロー放電によるプラズマCvD法によ
り一ヒ記太陽電池を製造する方法であって、基板へ透明
導電膜、p層およびi層を順次形成した後、a−3in
I層を形成し、次いで基板の温度を変化させることによ
り微結晶化02層を形成し、最後にスパッタリング又は
真空蒸着により金属電極を形成することを特徴とするa
−Si太陽電池の製造法に関するものである。
り一ヒ記太陽電池を製造する方法であって、基板へ透明
導電膜、p層およびi層を順次形成した後、a−3in
I層を形成し、次いで基板の温度を変化させることによ
り微結晶化02層を形成し、最後にスパッタリング又は
真空蒸着により金属電極を形成することを特徴とするa
−Si太陽電池の製造法に関するものである。
本発明のa−3t太陽電池の構造は、第1回に示すとお
りである。
りである。
すなわち、基板(1)、透明導電膜(2)p層(3)、
i層(4)およびn1層(5)とn2層(6)とからな
る接合、および金属電極(7)から構成される。
i層(4)およびn1層(5)とn2層(6)とからな
る接合、および金属電極(7)から構成される。
基板は、ガラス、ステンレスやアルミニウム等の金属薄
板あるいはポリイミド等の耐熱性プラスチックといった
材料から選択されるが特に好ましいのはガラスである。
板あるいはポリイミド等の耐熱性プラスチックといった
材料から選択されるが特に好ましいのはガラスである。
透明導電膜は、酸化スズおよび又はインジウムを主成分
とし、これに少量の添加剤を含むものであり、酸化スズ
を用いるのが好ましい。
とし、これに少量の添加剤を含むものであり、酸化スズ
を用いるのが好ましい。
p層は、a−3i中にドーパントとしてのホウ素の如き
元素周期律表第■族の元素が倉荷される。
元素周期律表第■族の元素が倉荷される。
i層はドーパントの存在しないa−3iである。
以上の基板からi層までの接合は、従来公知の構造であ
る。
る。
n層は、a−5iに比較的低濃度(0,01〜0.1%
)のリンの如き元素周期律表第■族の元素がドーパント
として含まれたもので、ドーパント以外に不純物として
フッ素、窒素、酸素および炭素の群から選択される一種
又は二種以上の元素を含むことができる。特に好ましい
のは窒素および又は酸素である。不純物の含有量は、n
1層の場合微結晶化を阻害する程度であり、窒素、酸素
とも0.1〜5原子パーセントの範囲か好ましい。
)のリンの如き元素周期律表第■族の元素がドーパント
として含まれたもので、ドーパント以外に不純物として
フッ素、窒素、酸素および炭素の群から選択される一種
又は二種以上の元素を含むことができる。特に好ましい
のは窒素および又は酸素である。不純物の含有量は、n
1層の場合微結晶化を阻害する程度であり、窒素、酸素
とも0.1〜5原子パーセントの範囲か好ましい。
01層の厚さは02層と比べて厚い方が好ましく、50
層以上、特に60八〜400八が好ましい。更に好まし
くは100〜300Aである。
層以上、特に60八〜400八が好ましい。更に好まし
くは100〜300Aである。
02層は、微結晶化したシリコン層でn1層と比べて薄
めで100八以下、特にIOA〜80八が好ましい。
めで100八以下、特にIOA〜80八が好ましい。
金属電極は、アルミニウム等の導電性金属祠料の薄層で
、本発明ではスパッタリングか真空蒸着により02層上
に形成される。
、本発明ではスパッタリングか真空蒸着により02層上
に形成される。
次に本発明のa−Si太陽電池を製造する方法について
説明する。
説明する。
本発明のa−3i太陽電池において、pin接合はプラ
ズマCVD装置を用いて製造される。プラズマCVD装
置は公知のものでよいがpinの各層を連続的にかつ安
定的に製造するため仕切りにより独立しうる反応室を有
し基板がベルトコンベアで運搬されるように構成された
装置を使用するのが好ましい。このプラズマCVD装置
により、基板上の透明電極へp層およびi層が公知の方
法で形成される。
ズマCVD装置を用いて製造される。プラズマCVD装
置は公知のものでよいがpinの各層を連続的にかつ安
定的に製造するため仕切りにより独立しうる反応室を有
し基板がベルトコンベアで運搬されるように構成された
装置を使用するのが好ましい。このプラズマCVD装置
により、基板上の透明電極へp層およびi層が公知の方
法で形成される。
次いで、n1+ n2層が製膜される。nl。
n2層の作製方法には、2つの方法があるが、いずれも
n1層はアモルファス層、02層は微結晶化層となるよ
うに工夫されている。
n1層はアモルファス層、02層は微結晶化層となるよ
うに工夫されている。
まず、第1の方法は、n1層はシラン、ジシラン及びフ
ッ化珪素といった原料ガス中にアンモニア等の窒素化合
物、フッ素化合物、メタン等の炭素化合物、酸素化合物
、−酸化窒素や一酸化炭素といった化合物のいずれか一
種以上を含むようにして、製造され、実質的にアモルフ
ァス状態とされる。珪素源は水素によって10〜60倍
に希釈される。02層は、従来知られている方法で微結
晶化させる。さらに、n1層は、60〜400A。
ッ化珪素といった原料ガス中にアンモニア等の窒素化合
物、フッ素化合物、メタン等の炭素化合物、酸素化合物
、−酸化窒素や一酸化炭素といった化合物のいずれか一
種以上を含むようにして、製造され、実質的にアモルフ
ァス状態とされる。珪素源は水素によって10〜60倍
に希釈される。02層は、従来知られている方法で微結
晶化させる。さらに、n1層は、60〜400A。
n2層は10〜80八になるように作製する。電力密度
は0.05〜0 、4W / cdが採用される。
は0.05〜0 、4W / cdが採用される。
第2の方法は、n1層と02層の原料ガス組成は同じで
あるが、n1作製時の基板温度を180〜220℃にし
て、基板温度の制御により結晶化を抑制する。02作製
時の?m度は、220〜250℃にして、微結晶化させ
る。これ等は、U板温度が低いときは微結晶化しないと
いう特性を利用したものである。この場合も、n1層は
60〜300A、n2層は10〜80人になるように作
製する。この基板温度の変化は、急激でも良いし時間を
かけて徐々に変化させてもよい。02層はプラズマ電力
を変えても製造できるが、プラズマ電力を変えず基板温
度を変化させた方が良質のn2層が形成できる。n2層
の厚さは、n’1層よりも薄い方かよ<100A以下、
特に10八〜80^の範囲となるようにプラズマ条件が
設定される。
あるが、n1作製時の基板温度を180〜220℃にし
て、基板温度の制御により結晶化を抑制する。02作製
時の?m度は、220〜250℃にして、微結晶化させ
る。これ等は、U板温度が低いときは微結晶化しないと
いう特性を利用したものである。この場合も、n1層は
60〜300A、n2層は10〜80人になるように作
製する。この基板温度の変化は、急激でも良いし時間を
かけて徐々に変化させてもよい。02層はプラズマ電力
を変えても製造できるが、プラズマ電力を変えず基板温
度を変化させた方が良質のn2層が形成できる。n2層
の厚さは、n’1層よりも薄い方かよ<100A以下、
特に10八〜80^の範囲となるようにプラズマ条件が
設定される。
こうしてpin接合を形成させた後、最後に金属電極が
形成される。金属電極は、通常スパッタリング法もしく
は真空蒸着法に依って形成される。
形成される。金属電極は、通常スパッタリング法もしく
は真空蒸着法に依って形成される。
原料は、アルミニウムや銀等の金属が選定され、公知の
条件で02層上に薄膜化される。
条件で02層上に薄膜化される。
他の金属電極の形成法として、スクリーン印刷と焼成に
依る方法が知られているが、この方法に依ると焼成温度
が高い場合にはn2層との接触部分に欠陥を生じること
があり、一方、銀エポキシペーストを用いる低温法では
経済的に問題がある。
依る方法が知られているが、この方法に依ると焼成温度
が高い場合にはn2層との接触部分に欠陥を生じること
があり、一方、銀エポキシペーストを用いる低温法では
経済的に問題がある。
(作 用)
本発明のptnln2構造を有するa−8’>太陽電池
が、いかなる理由で高い開放電圧を示すかは、完全に解
明されてはいないが、おおよそ次のように考えることが
できる。
が、いかなる理由で高い開放電圧を示すかは、完全に解
明されてはいないが、おおよそ次のように考えることが
できる。
まず、本発明のa−3t太陽電池は、i層がアモルファ
ス層であり、01層もアモルファス層であることから、
i / n 1界面の整合性が良く、界面準位の発生を
少なくすることができる。
ス層であり、01層もアモルファス層であることから、
i / n 1界面の整合性が良く、界面準位の発生を
少なくすることができる。
また、n2層は微結晶化しており、電気伝導度は、n2
層の方が01層よりも高い。これはフェルミレベルの位
置が、01層では0.2eVであり、n2層では0.l
eV以下であることによる。つまり、このn2層を利用
することにより、開放電圧を向上させることができる。
層の方が01層よりも高い。これはフェルミレベルの位
置が、01層では0.2eVであり、n2層では0.l
eV以下であることによる。つまり、このn2層を利用
することにより、開放電圧を向上させることができる。
しかし、01層のないp/i/n2型の太陽電池では、
L / n 2界面の整合性が悪く、開放電圧は向上せ
ず、本発明の構造にしないと、n2層の効果を充分に利
用できない。
L / n 2界面の整合性が悪く、開放電圧は向上せ
ず、本発明の構造にしないと、n2層の効果を充分に利
用できない。
また、01層と02層の膜厚については、n2層を厚く
すると、リーク電流が増加することがある。これを妨げ
るためには、n2層の厚みを10〜80Aにすることが
望しく、この場合、01層の厚みとしては、60〜40
0八が好しい。
すると、リーク電流が増加することがある。これを妨げ
るためには、n2層の厚みを10〜80Aにすることが
望しく、この場合、01層の厚みとしては、60〜40
0八が好しい。
さらに、本発明のa−Si太陽電池では、このn2層は
微結晶化したシリコンなため、n2/金属電極界面で電
気伝導度が高くなるものと考えられる。
微結晶化したシリコンなため、n2/金属電極界面で電
気伝導度が高くなるものと考えられる。
また、本発明のようにn1層をプラズマCVDで形成し
たあと基板の温度を変化させ02層を形成させることに
より性能の良い太陽電池を得ることができるのは、従来
のようにプラズマ電力を増大させるよりも微結晶化シリ
コンの結晶状態が良好になるため、n 1 / n 2
界面およびn2/金属界面の接合状態が改善されるもの
と考えられる。
たあと基板の温度を変化させ02層を形成させることに
より性能の良い太陽電池を得ることができるのは、従来
のようにプラズマ電力を増大させるよりも微結晶化シリ
コンの結晶状態が良好になるため、n 1 / n 2
界面およびn2/金属界面の接合状態が改善されるもの
と考えられる。
実施例1
ガラス基板上に5n02の透明導電膜、p層およびi層
を形成したあと01層として低パワーでa−3i層を約
20〇八つけて、その後n2層として高パワーで微結晶
シリコン層を約60A製膜した。その結果開放電圧は、
0.88 Vまで改善された。
を形成したあと01層として低パワーでa−3i層を約
20〇八つけて、その後n2層として高パワーで微結晶
シリコン層を約60A製膜した。その結果開放電圧は、
0.88 Vまで改善された。
実施例2
01層として、基板温度200℃でa−8i層、n2層
として基板温度250℃で結晶化シリコン層を製膜した
。その結果開放電圧0.89 Vが得られた。この場合
、基板温度を200から250℃まで、連続に上昇させ
ても同様の効果が得られた。
として基板温度250℃で結晶化シリコン層を製膜した
。その結果開放電圧0.89 Vが得られた。この場合
、基板温度を200から250℃まで、連続に上昇させ
ても同様の効果が得られた。
実施例3
次表のような原料ガスを用いて実施例2の方法で太陽電
池を製造した。
池を製造した。
不純物としては、NH3からのNが膜中に混入する。X
線回折から、01層は微結晶化せず、n2層は、微結晶
化していることがわかった。このn1層とn2層を用い
た太陽電池は開放電圧GJ(l Vとなった。また、F
、Co、NOを用いても同様な結果が得られた。
線回折から、01層は微結晶化せず、n2層は、微結晶
化していることがわかった。このn1層とn2層を用い
た太陽電池は開放電圧GJ(l Vとなった。また、F
、Co、NOを用いても同様な結果が得られた。
実施例4
TI (nt層のあつみ)、T2(n2層のあつみ)
の和71 +T2−200人となるよう(こして、厚み
依存性を見た。01層、12層の作製は実施例2と同じ
である。40<72 <TIで、高い開放電圧が得られ
ることが、表よりわかる。
の和71 +T2−200人となるよう(こして、厚み
依存性を見た。01層、12層の作製は実施例2と同じ
である。40<72 <TIで、高い開放電圧が得られ
ることが、表よりわかる。
(発明の効果)
本発明のa−3i太陽電池は、従来の太陽電池よりも格
段に改善された開放電圧を示す性能の高い太陽電池であ
る。また、本発明のプラズマCVD法によれば、高性能
の太陽電池を安定的に効率よく生産しうるという効果が
あるから、本発明は産業上きわめて有用なものである。
段に改善された開放電圧を示す性能の高い太陽電池であ
る。また、本発明のプラズマCVD法によれば、高性能
の太陽電池を安定的に効率よく生産しうるという効果が
あるから、本発明は産業上きわめて有用なものである。
第1図は、本発明の太陽電池の構造を例示する説明図で
ある。
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)基板上に透明導電膜、pinの各層からなる接合お
よび金属電極を有し、当該n層がn1層およびn2層の
2層から構成されるアモルファスシリコン太陽電池にお
いて、n1層がアモルファスシリコンであり、n2層が
微結晶化シリコンを含有するアモルファスシリコンであ
り、n1層の厚さが60Å以上400Å以下であること
を特徴とするアモルファスシリコン太陽電池。 2)n1層n2層のいずれか又は両層にフッ素、窒素、
酸素および炭素の群から選択される一種又は二種以上の
不純物が含有されている特許請求の範囲第1項に記載の
太陽電池。 3)グロー放電によるプラズマCVD法によりアモルフ
ァスシリコン太陽電池を製造する方法において、基板上
に透明導電膜、アモルファスシリコンのp層およびi層
を形成した後、アモルファスシリコンのn1層を形成し
、次いで基板の温度を変化させることにより少なくとも
一部が微結晶化したアモルファスシリコンのn2層を形
成し、最後にスパッタリング又は真空蒸着により金属電
極を形成することを特徴とするアモルファスシリコン太
陽電池の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60175084A JPS6235680A (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | アモルフアスシリコン太陽電池およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60175084A JPS6235680A (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | アモルフアスシリコン太陽電池およびその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPS6235680A true JPS6235680A (ja) | 1987-02-16 |
Family
ID=15989963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60175084A Pending JPS6235680A (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | アモルフアスシリコン太陽電池およびその製造法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JPS6235680A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1985
- 1985-08-09 JP JP60175084A patent/JPS6235680A/ja active Pending
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