JPS6229311Y2 - - Google Patents
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- JPS6229311Y2 JPS6229311Y2 JP1981053314U JP5331481U JPS6229311Y2 JP S6229311 Y2 JPS6229311 Y2 JP S6229311Y2 JP 1981053314 U JP1981053314 U JP 1981053314U JP 5331481 U JP5331481 U JP 5331481U JP S6229311 Y2 JPS6229311 Y2 JP S6229311Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- support leg
- leg
- seats
- floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 210000001364 upper extremity Anatomy 0.000 claims description 22
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、必要に応じて座席を折り畳み、荷
物を積むバン車両、主としてバン型自動車におけ
る座席の脚部折り畳み機構に関するものである。
物を積むバン車両、主としてバン型自動車におけ
る座席の脚部折り畳み機構に関するものである。
たとえば、前部座席の後方のフロアに第1及び
第2の後部座席が配置されたバン型自動車におい
ては、後部扉から荷物を積む際に両後部座席が折
り畳みされ、荷室用スペースが設けられるが、従
来のものは第1及び第2の両後部座席を折り畳ん
だ際、荷室用スペースが広くとれない欠点があつ
た。
第2の後部座席が配置されたバン型自動車におい
ては、後部扉から荷物を積む際に両後部座席が折
り畳みされ、荷室用スペースが設けられるが、従
来のものは第1及び第2の両後部座席を折り畳ん
だ際、荷室用スペースが広くとれない欠点があつ
た。
本考案の目的は主としてバン型車両における上
記従来欠点を解消すべく、第1及びその後方の第
2座席を折り畳んだ際に荷室用のスペースが広く
なし得て荷物の積載に都合のよい、主としてバン
型車両における座席の脚部折り畳み機構を提供す
ることにある。
記従来欠点を解消すべく、第1及びその後方の第
2座席を折り畳んだ際に荷室用のスペースが広く
なし得て荷物の積載に都合のよい、主としてバン
型車両における座席の脚部折り畳み機構を提供す
ることにある。
また、本考案の他の目的は、主としてバン型車
両における第1及び第2の座席が折り畳んだ際、
車両前部と荷室間の通り抜けが可能となる、第1
及び第2座席の脚部折り畳み機構を提供すること
にある。
両における第1及び第2の座席が折り畳んだ際、
車両前部と荷室間の通り抜けが可能となる、第1
及び第2座席の脚部折り畳み機構を提供すること
にある。
さらに本考案の他の目的は、正規状態の座席に
おける背当が後方にリクライニング可能であつて
着席者に都合が良く、かつ第2座席の位置が変更
可能となした、バン型車両座席の脚部折り畳み機
構を提供することにある。
おける背当が後方にリクライニング可能であつて
着席者に都合が良く、かつ第2座席の位置が変更
可能となした、バン型車両座席の脚部折り畳み機
構を提供することにある。
以下、本考案を具体化した図示の実施例により
説明する。図において、バン型自動車の前部座席
2後方のフロア1には第1後部座席3及び第2後
部座席13が着席可能な所定間隔に配置されて組
付けられている。前記第1後部座席3は座部4の
後端において、座部4と背当5がリクライニング
装置L1を介して接続され、正規の座席状態では
背当5がほぼ直角状にされ、必要に応じ背当5は
その背当面5Aが座部4上面4Aに重ね合せ自
在、及び座部4上面4Aの延長面の約180度まで
後傾自在にされている。そして、前記第1後部座
席3の座部4は後脚6、前脚7,7、及び折り畳
みに際し前脚7,7を案内する支持脚8,8とに
より水平状に固定されている。すなわち、前記支
持脚8,8は座部4裏面後端部の両側にビス着し
たブラケツト10,10に各々上端8B,8Bが
枢着され、座部4前部両側下方部位のフロア1に
ビス着したブラケツト11,11に下端8A,8
Aが枢着されて斜状にされていて、各支持脚8,
8の側面には長手方向に沿つて前脚7.7の案内
道8C,8Cが設けられている。
説明する。図において、バン型自動車の前部座席
2後方のフロア1には第1後部座席3及び第2後
部座席13が着席可能な所定間隔に配置されて組
付けられている。前記第1後部座席3は座部4の
後端において、座部4と背当5がリクライニング
装置L1を介して接続され、正規の座席状態では
背当5がほぼ直角状にされ、必要に応じ背当5は
その背当面5Aが座部4上面4Aに重ね合せ自
在、及び座部4上面4Aの延長面の約180度まで
後傾自在にされている。そして、前記第1後部座
席3の座部4は後脚6、前脚7,7、及び折り畳
みに際し前脚7,7を案内する支持脚8,8とに
より水平状に固定されている。すなわち、前記支
持脚8,8は座部4裏面後端部の両側にビス着し
たブラケツト10,10に各々上端8B,8Bが
枢着され、座部4前部両側下方部位のフロア1に
ビス着したブラケツト11,11に下端8A,8
Aが枢着されて斜状にされていて、各支持脚8,
8の側面には長手方向に沿つて前脚7.7の案内
道8C,8Cが設けられている。
前記後脚6は〓形状をなし、前記した座部4裏
面後端部両側のブラケツト10,10に、上端6
B,6Bが枢着され、座部4の裏面4B側へ充分
に回動可能にされている。一方、前記前脚7,7
は座部4裏面前端の両側にビス着したブラケツト
12,12に上端7B,7Bが枢着され、下端側
は前記支持脚8,8を挾む挾片7A,7Aとさ
れ、各一組の挾片7A,7A及び7A,7A間に
は案内道8C,8Cを介して連結ピン7C,7C
が挿通され、前脚7,7下端側は支持脚8,8に
ピン着されている。そして前脚7,7の各挾片7
A,7A及び7A,7A側は第1後部座席3の正
規状態時には(第1図において)案内道8C,8
Cの下端位置にあり、前脚7,7はたて向きにな
つているが、座部4の折り畳みに際しては前脚
7,7の挾片7A,7A側は案内道8C,8Cに
沿つて案内道8C,8C上端側に移動され前脚
7,7がよこ向きになるようにされている。
面後端部両側のブラケツト10,10に、上端6
B,6Bが枢着され、座部4の裏面4B側へ充分
に回動可能にされている。一方、前記前脚7,7
は座部4裏面前端の両側にビス着したブラケツト
12,12に上端7B,7Bが枢着され、下端側
は前記支持脚8,8を挾む挾片7A,7Aとさ
れ、各一組の挾片7A,7A及び7A,7A間に
は案内道8C,8Cを介して連結ピン7C,7C
が挿通され、前脚7,7下端側は支持脚8,8に
ピン着されている。そして前脚7,7の各挾片7
A,7A及び7A,7A側は第1後部座席3の正
規状態時には(第1図において)案内道8C,8
Cの下端位置にあり、前脚7,7はたて向きにな
つているが、座部4の折り畳みに際しては前脚
7,7の挾片7A,7A側は案内道8C,8Cに
沿つて案内道8C,8C上端側に移動され前脚
7,7がよこ向きになるようにされている。
第2後部座席13の座部14及び背当15は第
1後部座席3と同様にリクライニング装置L2に
より接続され、その背当面15Aが座部14上面
14Aと重ね合せ自在、及び座部14上面14A
の延長面と一致するよう約180度後傾自在にされ
ている。この第2後部座席13の脚部構造は前記
第1後部座席3と同様であり、同作用するもので
ある。すなわち、16は座部14後端のブラケツ
ト20,20に枢着された後脚で、座部14裏面
14B側に回動可能にされている。18,18は
支持脚で、ブラケツト20,20に上端18B,
18Bが枢着され、座部14前部両側下方部位の
フロア1側に下端18A,18Aが、載置されて
いる。ただし、第2後部座席13の支持脚18,
18はその下端18A,18Aに連結部材19が
枢着されている。17,17は前脚であつて、座
部14前部側のブラケツト22,22に上端17
B,17Bが枢着され、下端の挾片17A,17
A、17A,17Aが支持脚18,18の案内所
18C,18Cに各々連結ピン17C,17Cに
よりピン着されている。
1後部座席3と同様にリクライニング装置L2に
より接続され、その背当面15Aが座部14上面
14Aと重ね合せ自在、及び座部14上面14A
の延長面と一致するよう約180度後傾自在にされ
ている。この第2後部座席13の脚部構造は前記
第1後部座席3と同様であり、同作用するもので
ある。すなわち、16は座部14後端のブラケツ
ト20,20に枢着された後脚で、座部14裏面
14B側に回動可能にされている。18,18は
支持脚で、ブラケツト20,20に上端18B,
18Bが枢着され、座部14前部両側下方部位の
フロア1側に下端18A,18Aが、載置されて
いる。ただし、第2後部座席13の支持脚18,
18はその下端18A,18Aに連結部材19が
枢着されている。17,17は前脚であつて、座
部14前部側のブラケツト22,22に上端17
B,17Bが枢着され、下端の挾片17A,17
A、17A,17Aが支持脚18,18の案内所
18C,18Cに各々連結ピン17C,17Cに
よりピン着されている。
第1後部座席3の支持脚8,8下端8A,8A
のブラケツト11,11と、第2後部座席13支
持脚18,18の連結部材19外端側との間には
一組の伸縮リンク23,23が枢着されていて、
伸縮リンク23,23の枢支部23A,23Aは
内側に移動可能にされている。そして伸縮リンク
23,23が伸ばされた場合は、第1後部座席3
の所定の後方位置に第2後部座席13が載置さ
れ、伸縮リンク23,23が縮められた場合は第
2後部座席13が第1後部座席3に充分に接近す
るようにされている。
のブラケツト11,11と、第2後部座席13支
持脚18,18の連結部材19外端側との間には
一組の伸縮リンク23,23が枢着されていて、
伸縮リンク23,23の枢支部23A,23Aは
内側に移動可能にされている。そして伸縮リンク
23,23が伸ばされた場合は、第1後部座席3
の所定の後方位置に第2後部座席13が載置さ
れ、伸縮リンク23,23が縮められた場合は第
2後部座席13が第1後部座席3に充分に接近す
るようにされている。
なお、第1後部座席3及び第2後部座席13の
正規の座席状態における各後脚6,16下端6
A,16Aはフロア1の所定位置に取付けられた
係止片(図示しない。)により取外し可能に固定
される。
正規の座席状態における各後脚6,16下端6
A,16Aはフロア1の所定位置に取付けられた
係止片(図示しない。)により取外し可能に固定
される。
しかして、第1後部座席3を折り畳むに際して
は、まず、座部4の前端部4C側を上方に持ち上
げ状態にしながら、前脚7,7を後方へ充分に押
し込み、座部4を前傾させる。次いで、背当5を
後傾させ、前傾させた座部4上面4Aと後傾させ
た背当5の背当面5Aとをほぼ180度に拡げ、こ
の状態のままのの座部4及び背当5を、支持脚
8,8のフロア1側の枢着部位を回動中心とし
て、座部4前端部4Aがフロア1に接するまで前
方(前部座席2)側へ回動させ起立させる。しか
る後、後脚6を座部4裏面4B側に回動させて畳
むことにより第2後部座席13の前方側、すなわ
ち正規の座席状態の第1後部座席3跡部分にスペ
ースを設けることができる。
は、まず、座部4の前端部4C側を上方に持ち上
げ状態にしながら、前脚7,7を後方へ充分に押
し込み、座部4を前傾させる。次いで、背当5を
後傾させ、前傾させた座部4上面4Aと後傾させ
た背当5の背当面5Aとをほぼ180度に拡げ、こ
の状態のままのの座部4及び背当5を、支持脚
8,8のフロア1側の枢着部位を回動中心とし
て、座部4前端部4Aがフロア1に接するまで前
方(前部座席2)側へ回動させ起立させる。しか
る後、後脚6を座部4裏面4B側に回動させて畳
むことにより第2後部座席13の前方側、すなわ
ち正規の座席状態の第1後部座席3跡部分にスペ
ースを設けることができる。
そして、第2後部座席13は第1後部座席3の
場合と同操作により、前脚17,17を後方に押
し込み、座部14を前傾させ、次いで背当15を
後方に倒し、座部14上面14Aと背当面15A
がほぼ180度拡開状となし、これを支持脚18,
18下端18A,18Aの枢着部位を回動中心と
して前方へ回動させて起立させる。次いで、起立
状態の第2後部座席13を前方へ押し、伸縮リン
ク23,23を充分に縮めることにより、起立状
態の第1後部座席3後部の近接位置に起立状態の
第2後部座席13を並立させ、第2後部座席13
後方に荷物置用の広いスペースを設けることがで
きる(第5図参照)。なお、折り畳んだ第1後部
座席3及び第2後部座席13は前記した各折り畳
み手順の逆順序により各々正規の座席状態に戻さ
れる。
場合と同操作により、前脚17,17を後方に押
し込み、座部14を前傾させ、次いで背当15を
後方に倒し、座部14上面14Aと背当面15A
がほぼ180度拡開状となし、これを支持脚18,
18下端18A,18Aの枢着部位を回動中心と
して前方へ回動させて起立させる。次いで、起立
状態の第2後部座席13を前方へ押し、伸縮リン
ク23,23を充分に縮めることにより、起立状
態の第1後部座席3後部の近接位置に起立状態の
第2後部座席13を並立させ、第2後部座席13
後方に荷物置用の広いスペースを設けることがで
きる(第5図参照)。なお、折り畳んだ第1後部
座席3及び第2後部座席13は前記した各折り畳
み手順の逆順序により各々正規の座席状態に戻さ
れる。
また、第1後部座席3及び第2後部座席13の
背当5,15を座部4,14側にリクライニング
させ背当5,15を座部4,14に重合させた
後、前記した要領にて第1後部座席3及び第2後
部座席13を前部座席2側に折り畳んだ場合は、
第6図に示すように、第2後部座席13の後方に
荷物置用のスペースが確保できるとともに、折り
畳んだ両後部座席の上方には背当5,15が突出
していないので、前記座席2側とフロア後部側と
の通り抜けが便利になる。
背当5,15を座部4,14側にリクライニング
させ背当5,15を座部4,14に重合させた
後、前記した要領にて第1後部座席3及び第2後
部座席13を前部座席2側に折り畳んだ場合は、
第6図に示すように、第2後部座席13の後方に
荷物置用のスペースが確保できるとともに、折り
畳んだ両後部座席の上方には背当5,15が突出
していないので、前記座席2側とフロア後部側と
の通り抜けが便利になる。
また、本例構成の第1後部座席3及び第2後部
座席13において、第1後部座席3に乗員があ
り、荷室を広げたい場合には、第7図に示すよう
に、第2後部座席13のみを起立状に畳むことが
できる。
座席13において、第1後部座席3に乗員があ
り、荷室を広げたい場合には、第7図に示すよう
に、第2後部座席13のみを起立状に畳むことが
できる。
また、本例の第1後部座席3及び第2後部座席
13においては後脚6,16下端6A,16Aを
座部4,14前方へ移動させ、かつ前脚7,17
下端側を座部後方へ移動させ、かつ背当5,15
を各々座部4,14後方へ約180度リクライニン
グさせることにより、座部4,14及び背当5,
15が第8図に示すように低位のフラツト状態に
なすことができ、荷室をベツド化することができ
都合がよい。
13においては後脚6,16下端6A,16Aを
座部4,14前方へ移動させ、かつ前脚7,17
下端側を座部後方へ移動させ、かつ背当5,15
を各々座部4,14後方へ約180度リクライニン
グさせることにより、座部4,14及び背当5,
15が第8図に示すように低位のフラツト状態に
なすことができ、荷室をベツド化することができ
都合がよい。
前記した第1後部座席3及び第2後部座席13
の前脚7,7、及び17,17下端側を支持脚
8,8、18,18に摺接移動させる手段は、前
記した構成に限らず、たとえば第9図に示す第1
後部座席3の場合のように支持脚28に遊挿した
摺動環29に、前脚30の下端30Aを枢着せし
め、支持脚28の抜け止めピン28A,28A間
に摺動環29を移動可能になし前脚30を移動せ
しめるようにした構成など、摺接移動可能な手段
が採用される。
の前脚7,7、及び17,17下端側を支持脚
8,8、18,18に摺接移動させる手段は、前
記した構成に限らず、たとえば第9図に示す第1
後部座席3の場合のように支持脚28に遊挿した
摺動環29に、前脚30の下端30Aを枢着せし
め、支持脚28の抜け止めピン28A,28A間
に摺動環29を移動可能になし前脚30を移動せ
しめるようにした構成など、摺接移動可能な手段
が採用される。
以上説明したように本考案は車両のフロアの前
後方向に配置され背当が座部に対し重ね合せ及び
ほぼ180度後方にリクライニングする第1座席及
び第2座席において、この両座席の後脚は各座部
の裏面側に回動可能に座部後部に枢着され、かつ
各座部後部には一端が座部に枢着され、各座部の
前部側のフロア部位に他端が位置する支持脚が設
けられかつ各座部前部に枢着された前脚の他端が
前記支持脚に摺動移動可能に取付けられていて、
かつ前記第1座席の支持脚下端は該支持脚が第1
座席の前方側に回動し得るようにフロアに枢着さ
れ、前記第2座席の支持脚下端は、一端側が第1
座席の支持脚の一部あるいは第1座席の支持脚下
部付近のフロア部位に枢着され第1座席方向に伸
縮するリンク手段に接続されてなる脚部機構とな
したので、所期の目的が充分達成され、バン型自
動車等車両の座席として適するものである。すな
わち、本考案の第1座席及び第2座席においては
各背当が座部に対しほぼ180度開いた起立状態
で、両座部及び背当を前座席の後部付近に寄せて
並立せしめ得るようになしたため、正規の座席跡
のフロア部位に荷室スペースを広くとることがで
き、荷物の積載に都合がよい。また、本考案の第
1及び第2座席は各背当を座部に重ね合せ、高さ
の低い折り畳み状態で両座席を前部座席の後部付
近に寄せ合せ得るようになしたので、前部座席等
の車両前部と、後方の荷室間の通り抜けを容易に
することができる。さらに本考案においては第1
及び第2の両座席の背当はリクライニング手段に
て座部に取付けられているので、後傾可能であ
り、着席者に都合が良く、かつ第2座席は第1座
席方向に伸縮するリンク手段にて接続されている
ので第2座席は第1座席方向へ移動可能でありフ
ロアの荷物積載状態により第2座席の位置変更が
でき便利である。
後方向に配置され背当が座部に対し重ね合せ及び
ほぼ180度後方にリクライニングする第1座席及
び第2座席において、この両座席の後脚は各座部
の裏面側に回動可能に座部後部に枢着され、かつ
各座部後部には一端が座部に枢着され、各座部の
前部側のフロア部位に他端が位置する支持脚が設
けられかつ各座部前部に枢着された前脚の他端が
前記支持脚に摺動移動可能に取付けられていて、
かつ前記第1座席の支持脚下端は該支持脚が第1
座席の前方側に回動し得るようにフロアに枢着さ
れ、前記第2座席の支持脚下端は、一端側が第1
座席の支持脚の一部あるいは第1座席の支持脚下
部付近のフロア部位に枢着され第1座席方向に伸
縮するリンク手段に接続されてなる脚部機構とな
したので、所期の目的が充分達成され、バン型自
動車等車両の座席として適するものである。すな
わち、本考案の第1座席及び第2座席においては
各背当が座部に対しほぼ180度開いた起立状態
で、両座部及び背当を前座席の後部付近に寄せて
並立せしめ得るようになしたため、正規の座席跡
のフロア部位に荷室スペースを広くとることがで
き、荷物の積載に都合がよい。また、本考案の第
1及び第2座席は各背当を座部に重ね合せ、高さ
の低い折り畳み状態で両座席を前部座席の後部付
近に寄せ合せ得るようになしたので、前部座席等
の車両前部と、後方の荷室間の通り抜けを容易に
することができる。さらに本考案においては第1
及び第2の両座席の背当はリクライニング手段に
て座部に取付けられているので、後傾可能であ
り、着席者に都合が良く、かつ第2座席は第1座
席方向に伸縮するリンク手段にて接続されている
ので第2座席は第1座席方向へ移動可能でありフ
ロアの荷物積載状態により第2座席の位置変更が
でき便利である。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
バン型自動車における第1後部座席及び第2後部
座席の構造を示す側面図、第2図は第1後部座席
及び第2後部座席の脚部構造を示す説明図、第3
図は第2図−線における拡大断面図、第4図
は第1後部座席を前方に畳んだ状態の使用説明
図、第5図は第1後部座席及び第2後部座席を前
方に畳んだ状態の使用説明図、第6図は第1後部
座席及び第2後部座席の折り畳みの別態様図、第
7図は第2後部座席のみを畳んだ態様図、第8図
は第1後部座席及び第2後部座席を平面状に畳ん
だ状態の態様図、第9図は後部座席前脚の摺接移
動手段の別例を示す説明図である。 1……フロア、3……第1後部座席、4,14
……座部、5,15……背当、6,16……後
脚、7,17,30……前脚、7A,7A……挾
片、7C,17C……連結ピン、8,18,28
……支持脚、8,18C……案内道、19……連
結部材、23……伸縮リンク、29……摺動環、
L1,L2……リクライニング装置。
バン型自動車における第1後部座席及び第2後部
座席の構造を示す側面図、第2図は第1後部座席
及び第2後部座席の脚部構造を示す説明図、第3
図は第2図−線における拡大断面図、第4図
は第1後部座席を前方に畳んだ状態の使用説明
図、第5図は第1後部座席及び第2後部座席を前
方に畳んだ状態の使用説明図、第6図は第1後部
座席及び第2後部座席の折り畳みの別態様図、第
7図は第2後部座席のみを畳んだ態様図、第8図
は第1後部座席及び第2後部座席を平面状に畳ん
だ状態の態様図、第9図は後部座席前脚の摺接移
動手段の別例を示す説明図である。 1……フロア、3……第1後部座席、4,14
……座部、5,15……背当、6,16……後
脚、7,17,30……前脚、7A,7A……挾
片、7C,17C……連結ピン、8,18,28
……支持脚、8,18C……案内道、19……連
結部材、23……伸縮リンク、29……摺動環、
L1,L2……リクライニング装置。
Claims (1)
- 車両のフロアの前後方向に配置され背当が座部
に対し重ね合せ及びほぼ180度後方にリクライニ
ングする第1座席及び第2座席であつて、この両
座席の後脚は各座部の裏面側に回動可能に座部後
部に枢着され、かつ各座部後部には一端が座部に
枢着され、各座部の前部側のフロア部位に他端が
位置する支持脚が設けられかつ各座部前部に枢着
された前脚の他端が前記支持脚に摺接移動可能に
取付けられていて、かつ前記第1座席の支持脚下
端は該支持脚が第1座席の前方側に回動し得るよ
うにフロアに枢着され、前記第2座席の支持脚下
端は、一端側が第1座席の支持脚の一部あるいは
第1座席の支持脚下部付近のフロア部位に枢着さ
れ第1座席方向に伸縮するリンク手段にて接続さ
れていることを特徴とした主としてバン型車両の
座席の脚部折り畳み機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981053314U JPS6229311Y2 (ja) | 1981-04-14 | 1981-04-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981053314U JPS6229311Y2 (ja) | 1981-04-14 | 1981-04-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57165529U JPS57165529U (ja) | 1982-10-19 |
JPS6229311Y2 true JPS6229311Y2 (ja) | 1987-07-28 |
Family
ID=29849960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981053314U Expired JPS6229311Y2 (ja) | 1981-04-14 | 1981-04-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6229311Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59167039U (ja) * | 1983-04-25 | 1984-11-08 | いすゞ自動車株式会社 | 組換え可能の座席 |
-
1981
- 1981-04-14 JP JP1981053314U patent/JPS6229311Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57165529U (ja) | 1982-10-19 |
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