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JPS62292731A - 低温殺菌された免疫グロブリン製剤の製法 - Google Patents

低温殺菌された免疫グロブリン製剤の製法

Info

Publication number
JPS62292731A
JPS62292731A JP62143449A JP14344987A JPS62292731A JP S62292731 A JPS62292731 A JP S62292731A JP 62143449 A JP62143449 A JP 62143449A JP 14344987 A JP14344987 A JP 14344987A JP S62292731 A JPS62292731 A JP S62292731A
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JP
Japan
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solution
immunoglobulin
carboxylic acid
content
pasteurized
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JP62143449A
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English (en)
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JPH0525862B2 (ja
Inventor
ハンス・ミユラー
ヘルムート・ガイガー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Siemens Healthcare Diagnostics GmbH Germany
Original Assignee
Behringwerke AG
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Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=6302735&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPS62292731(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Behringwerke AG filed Critical Behringwerke AG
Publication of JPS62292731A publication Critical patent/JPS62292731A/ja
Publication of JPH0525862B2 publication Critical patent/JPH0525862B2/ja
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K16/00Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61K39/00Medicinal preparations containing antigens or antibodies
    • A61K39/395Antibodies; Immunoglobulins; Immune serum, e.g. antilymphocytic serum
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
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    • A61L2/0011Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor for pharmaceuticals, biologicals or living parts using physical methods
    • A61L2/0023Heat
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 6、発明の詳細な説明 本発明は病原体を不活化するために免疫グロブリンの溶
液を安定剤の存在下に加熱し、そして必要な場合は絖い
て精製することからなる、免疫グロブリン製剤の製法に
関する。
免疫グロブリン製剤を低温殺菌することによりウィルス
のような病原体を不活化せしめる方法が必要とされてお
り、その場合免疫グロブリンの活性は完全に保持されて
いなければならない。一般に、慣用の方法による免疫グ
ロブリンの調製においては、ウィルスまたはウィルス性
抗原の含量が単に用いられる試験系の検出限界以下に低
下される程度にまで、ありうる感染の危険を低下させた
ものである。しかしながら、検出限界は感染の危険を明
白に除去するには通常不充分であるか、またはある種の
夾雑するウィルスを検出するに充分な試験系は存在しな
い。
それゆえ加熱処理が好ましい。加熱による不活化により
感染性病原体が増殖できなくなるか、モして/または細
胞内でかまたはそれ以外で増殖できなくなる。
変性を回遭するために免疫グロブリンが長時間熱にさら
される期間中はそれらを安定化させることが必要である
。ウィルスを不活化させるには、許容されうる最高の温
度で長時間加熱することが不可欠である。
ヨーロッパ特許出願A−0,124,506号には、免
疫グロブリン溶液に硫酸アンモニウムを添加しそしてこ
の懸濁液を60℃で10時間加熱する方法が開示されて
いる。しかしながら、免疫グロブリン溶液を前記特許出
願実施例16記載のようにして処理した場合、重合体状
免疫グロブリンが形成される。筋肉内投与用の免疫グロ
ブリン溶液においては、ヨーロッパ薬局方で最高10%
までの重合体状免疫グロブリンしか許容されない。
日−ロツバ特許出願A−0.144,714号には、コ
ーン(Cohn )フラクションII + m ([、
T、 Am。
Chew、 Soo、 J 68.459 (1946
) )が緩和な条件でのみ、好ましくは52°Cで約3
0分間で低温殺菌されうろことが開示されている。たと
え真正グロブリンを予め除去しそして溶液を透析してエ
タノールを除去した場合でも、それにも拘らず集合物が
生成する。これらの条件下で絶対的なウィルス不活化が
確実かどうかは疑わしい0 「The Lancetj  1983年11月19日
号、1198〜99頁には、ヒト免疫グロブリンを45
%(w/v)のソルビトールおよび15%(W/v)の
グリシンを含有する溶液中で60℃で10時間加熱する
方法が開示されている。その場合活性損失も集合物含量
の増大も観察されなかった。
糖アルコール、アミノ酸または糖類を添加してのヒト血
漿の低温殺菌法はヨーロッパ特許出願人−0,139,
975号に記載されている。血漿を低温殺菌する場合は
免疫グロブリンを他の血漿タン/ぞり質によって保護す
る。工gGに対するアルブミンの安定化作用は知られて
いる。
本発明は免疫グロブリンの溶液をカルボン酸またはその
塩の1種、および/または糖類の存在下に、病ぶ体特に
肝炎ウィルスまたはHTLV [(「エイズ」)ウィル
スが不活化されるまで(すなわち増殖できなくなるかま
たは細胞内でもしくはそれ以外で増殖できなくなるまで
)加熱することからなる低温殺菌された免疫グロブリン
製剤の製法に関する。
かかる不活化に適当な条件は当業者に知られている。通
常約60°Cで約10時間加熱する。
そのカルボン酸は好ましくは1個またはそれ以上の他の
カルボキシル基、または1個またはそれ以上のアミ7基
、または1個またはそれ以上のヒドロキシル基で置換さ
れていることができる脂肪族カルボン酸が好ましい。こ
のカルボン酸は2〜10個の炭酸原子を有するのが好ま
しい。このカルボン酸はグリシン、グルタミン酸、クエ
ン酸または酒石酸が好ましい。
カルボン酸の好ましい塩は溶性金属塩特にアルカリ金属
またはアルカリ土類金属塩、特にナトリウムまたはマグ
ネシウム塩である。
用いられるグルタミン酸の塩はアルカリ金属塩、特にモ
ノナトリウム塩(ナトリウム グルタメート)が好まし
い。
カルボン酸またはそれらの塩は飽和限界までまたはそれ
を越える量、好ましくは安定化すべき免疫グロブリン溶
液に0.4二α69/−の量で添加されつる。
糖類としては単糖類または二糖類が使用されるのが好ま
しく、特にスクロースが好ましい。
これらの糖類は好ましくは安定化すべき免疫グロブリン
溶液に0.5〜1、l/−なる量にて添加される。
カルボン酸またはそれらの塩類、または糖類は安定化す
べき免疫グロブリン溶液の飽和限界までまたはそれを越
える量にて添加されうる。
これら物質を添加することにより免疫グロブリンの沈澱
が惹起されることがある。その場合でも、生成する懸濁
液は免疫グロブリンに対する有害な作用を伴うことなく
加熱される。
加熱工程においてpH値は5〜8.5、好ましくは6.
5〜Z5に調整される。
本発明方法により、その重合体含量が10%より少ない
低湿殺菌された免疫グロブリン溶液を得ることができる
。好ましい態様においては、重合体含量は加熱されなか
った免疫グロブリン溶液に比較して操作の実験誤差分散
の範囲内で未変化のままである。
本発明方法の出発物質は、文献ではガンマグロブリン、
工gG N免疫グロブリンGまたは「J。
Am、 Chew、 Soo、j 71. 541 (
1949)によればフラクション■と呼ばれる精製免疫
グロブリンであることができる。かかる免疫グロブリン
は血漿の分別から得られる免疫グロブリン含有フラクシ
ョンから段階的沈澱により主に導かれる。
免疫グロブリンを含有する沈澱は「Vox、Sang、
 J7.414(1962)のフラクションA1または
’J、 Am、 Che!!1. Soc、 J  6
B 、  459(1946)のフラクション■および
■である。
修飾された免疫グロブリンを出発物質として使用するこ
ともできる。かかる免疫グロブリンは化学的修飾例えば
スルフィトリシス、または酵素による処理例えば7〇一
部分のはプシンによる除去により修飾されうる。免疫グ
ロブリン分子をpH4ではプシンを用いてタンパク分解
することにより分解させると、分子量約100.000
および分析用超遠心器で測定して沈降係数約53(S=
スベドベリ単位)を有する!F(ab)2フラグメント
が主に得られる。
かかる生成物は7Sを有する未分解免疫グロブリン(分
子量約150,000)を含有するがしかし実際上何ら
免疫グロブリン重合体を含有しない。しかしながら、5
Sより小さい分子量を有する、より広範に断片化された
部分が10%以下の濃度で観察される。
驚くべきことに、本発明方法はエタノールを含有する免
疫グロブリンの溶液にも適することが見出された。
エタノールを用いて精製免疫グロブリンが得られる場合
、しばしば最終濃縮工程でエタノールにより免疫グロブ
リンが完全に沈澱されそして次に遠心分離により沈澱が
とり出される。沈澱を約10%溶液となるように溶解さ
せろとh約4容量%のアルコール残存含量を有する溶液
が得られる。エタノールは通常凍結乾燥または限外濾過
により除去される。安定剤の存在下に、例えば限外−過
ののちアルコール不含の溶液を加熱する場合は、これら
の添加剤を次に除去するために限外濾過を反復する必要
があろう。従って、工程を促進させそして経済的なもの
とするにはエタノールの存在下に加熱を行うのが好都合
である。
驚くべきことに、カルボン酸を添加した場合には免疫グ
ロブリンをエタノールの存在下に60℃で長時間、例え
ば40時間加熱しても何ら集合増大が観察されないこと
が見出された。
エタノールは通常高められた温度で免疫グロブリンを変
性させることが知られている。従って、たとえ安定剤と
してのカルボン酸またはそれらの塩の存在下に加熱を行
うとしても、アルコールなしの操作におけるよりもアル
コールの存在下における方がたしかに重合体の含量が高
くなった。
エタノール含有免疫グロブリン溶液のfllとしてはC
ohn氏他の「J、λm、Chem、Soc、J 68
 、459以下(1946)によりフラクションn +
 m ト呼ばれるかまたはNitschmann氏池、
(Kistnsrand Nitachmann 、 
Vox Sang。(1962)、 7.414)によ
りフラクションAと呼ばれるガンマグロブリンを含有す
るフラクションがあげられる。がかるフラクションはガ
ンマグロブリンのみならず、リポタンパク質、真正グロ
ブリン、α−およびβ−グロブリンおよび少量のアルブ
ミンをも含有している。総タンパク質100g中のガン
マグ賞プリン含量は約20〜80.9である。フラクシ
ョンn+m  1oogを蒸留水25〇−中に溶解した
場合、溶液のアルコール含量は4〜5−71[10dで
ある。かかるフラクション■+■はそれゆえ本発明方法
により低温殺菌されつる。
第1表には本発明方法を適用した後の重合体状免疫グロ
ブリンの含量を従来法と比較して示す。それぞれ60℃
で10時間加熱が行われた。
免疫グロブリン含量は溶液10〇−当りタンパク質10
〜11gであった。pHは7であった。
この表から、本発明方法を適用した場合、免疫グロブリ
ンの望ましからぬ重合体増加が、アルコールの存在下に
おいてすらも概して非常に低いことが示される。さらに
この所見は他の試験法、例えば抗補体活性の測定によっ
ても確認される。
加熱により生ずる分子量の高まった部分の金遣は知られ
た方法によりさらに低下されつる。
この目的には添加された安定剤を、例えば限外濾過によ
り、選ばれた精製法にとって適するイオン性媒体と置換
することが好都合である。
加熱の持続時間は一定の限界内で変動されうる。
ここに記載される方法の効力を試験するには、タンパク
質9.9g/100−およびエタノール3.6g/10
0−を含有する免疫グロブリン溶液に溶液1rn!当リ
スクロース1gおよびグリシン0.15gを加えた。ラ
ウス肉腫ウィルス(RSV)を感染性R3V1X10’
単位/d(U/d)なる濃度で添加したのちこの溶液を
60℃に加熱した。一時間加熱後でウィルス含量は検出
限界以下に低下していた。
第2表には、加熱が抗体活性に何の影響も及ぼさないこ
とが明示される。
2)放射線免疫検定(国際単位/−) 3)  K11aa(酵素結合免疫吸着検定、相互力価
)以下の実施例により本発明を説明する。
実施例 1 免疫グロブリン溶液をナトリウムグルタメートと加熱 タンパク質含量909/Lを有する免疫グロブリンの実
際上純粋な溶液200−に攪拌下にナトリウムグルタメ
ート(グルタミン酸のモノナトリウム塩)120!iを
添加した。それにより免疫グロブリンが沈澱した。l値
を7に調整したのちこの懸濁液を攪拌下に10時間60
℃で加熱した。混合物を室温まで冷却したのちこの沈澱
を濾過または遠心分離によりとり出した。沈澱を蒸留水
中に溶解させた。グルタミン酸塩を透析または限外濾過
により除去した。この溶液を等優性となしかつ所望のタ
ンノ(り賃金量に調整した。
タン・1り質濃度1559/lを有する溶液11o−が
得られた。重合体含量は16%であった(未加熱で1.
2%)。
実施例 2 免疫グロブリン溶液をスクロースおよびグリシンと加熱 塩化ナトリウム含量19/lおよびタンパク質含量97
9/lを有しそして3.6容量%のエタノールを含有す
る免疫グロブリン溶液89tにスクロース89神ならび
にグリシン13.3Jc9ヲ加えた。pH値を7に調整
したのちこの混合物を攪拌下に60℃に10時間加熱し
た。この溶液を0、i/100−の塩化ナトリウム溶液
100tで希釈しそして滅菌濾過した。安定剤を限外濾
過により知られた方法で除去した。次にこの溶液を等優
性となしそしてタンパク賃金fl 1609/lとなる
ように調整した。
2.6%の重合体含量(未加熱溶液で2%)を有する溶
液51tが得られた。スクロースの残存濃度はα041
1/lであった。
実施例 3 タンツク質含量100g/lおよび塩化す) IJウム
含量39/lを有するスルホン化された免疫グロブリン
10〇−中にスクロース1009およびグリシン159
を加えた。pHを76に調整したのちこの混合物を60
℃で攪拌下に10時間加熱した。
次にこの溶液を室温に冷却しそして0.3.!i’/1
00−の塩化す) IJウム溶液170−で希釈した。
安定剤は限外濾過により除去した。溶媒をα?l/10
0−の塩化す) IJウム溶液と交換した。免疫グロブ
リンの溶液を等優性となしモしてタンパり賃金世5og
7tyc調整した。
この操作により重合体含量5.6%(未加熱溶液で5.
8%)を有する溶液195−が得られた。
実施例4 ペプシンで分解され、タンパク質含量180g/lおよ
び塩化ナトリウム含量3.2g/Lを有する免疫グロブ
リン溶液13.74を0.1/10(lの塩化す) I
Jウム溶液13.5tで希釈した。次にスクロース27
.2 kgおよびグリシン4.D8ks+を添加した。
この混合物を攪拌下にpH7で60℃に10時間加熱し
た。次のこの溶液を室温に冷却しそして0.3g/10
0−の塩化ナトリウム溶液451で希釈した。滅菌濾過
したのち添加された安定剤を限外濾過により実質的に除
去した。次にこの溶液を等優性となしそしてタンパク質
濃度を50g/lに調整した。スクロースの残留濃度α
a1gitを有する溶液482が得られた。所定の分子
量を有する成分の含量は分析用限外濾過器で測定して以
下のとおりであった。
出発物質  :35以下=8.8% S約5 ” 75.5% S約7=15.7% 37以下=0% 加熱最終生成物 : 85以下=8.1  %S約5 
= 77.5% S約7=14.4% 87以上二〇% 実施例5 溶解されたエタノールを含有するフラクション■十mの
エタノールの存在下における加熱フラクションII+m
 20ONに蒸留水500−を加えそして攪拌下に溶解
させた。この溶液(約700m)にスクロース7001
!および0.6〜0.2モル/Lのグリシンを添加した
。pHを約7に調整したのちこの溶液を攪拌下に60℃
で10時間加熱した。次にこの加熱された溶液を分別し
た。
タンパク質含量661/lを有する免疫グロブリン溶液
304−が得られた。重合体含量は1.1%であった。
同じ<200gのフラクション■+■を用いて未加熱で
比較処理するとタンパク質濃度96.8g/lを有する
免疫グロブリン溶液208rntが得られた。重合体含
量は2.0%であった。
代理人 弁理士 商 木 千 4゛ 2外2名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)免疫グロブリンの溶液をカルボン酸またはその塩の
    1種、および/または糖類の存在下に、生存能力のある
    病原体特に肝炎ウィルスまたはHTLVIII(「エイズ
    」)ウィルスが不活化されるまで、すなわち増殖できな
    くなるかそして/または細胞内でもしくはそれ以外で増
    殖できなくなるまで加熱することからなる低温殺菌され
    た免疫グロブリン製剤の製法。 2)前記カルボン酸が場合により置換されていてもよい
    脂肪族カルボン酸であることからなる特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 3)前記カルボン酸が1個または2個の他のカルボキシ
    ル基、1個または2個のアミノ基、および/または1個
    またはそれ以上のヒドロキシル基で置換された、2〜1
    0個の炭素原子を有する脂肪族カルボン酸であることか
    らなる特許請求の範囲第1項記載の方法。 4)前記カルボン酸がグリシン、グルタミン酸、クエン
    酸または酒石酸であることからなる特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 5)前記糖類が単糖類または二糖類であることからなる
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 6)前記糖類がグルコース、フルクトース、ガラクトー
    スまたはスクロースであることからなる特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 7)特許請求の範囲第1項記載の免疫グロブリン製剤の
    治療または予防への使用。 8)特許請求の範囲第1項記載の免疫グロブリン製剤の
    診断試薬キットへの使用。
JP62143449A 1986-06-11 1987-06-10 低温殺菌された免疫グロブリン製剤の製法 Granted JPS62292731A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3619565.0 1986-06-11
DE19863619565 DE3619565A1 (de) 1986-06-11 1986-06-11 Verfahren zur herstellung einer pasteurisierten immunglobulinpraeparation

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62292731A true JPS62292731A (ja) 1987-12-19
JPH0525862B2 JPH0525862B2 (ja) 1993-04-14

Family

ID=6302735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62143449A Granted JPS62292731A (ja) 1986-06-11 1987-06-10 低温殺菌された免疫グロブリン製剤の製法

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JP (1) JPS62292731A (ja)
AT (1) ATE95067T1 (ja)
AU (1) AU598268B2 (ja)
CA (1) CA1340737C (ja)
DE (2) DE3619565A1 (ja)
DK (1) DK296387A (ja)
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