JPS62288499A - 玩具銃の圧力媒体による弾の発射方法およびその発射装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 「産業上の利用分野」 本発明はフロンガス、ブ０パンガスなと圧力媒体を利用
して弾を連発式に発射させる玩具銃の圧力媒体による弾
の発射方法およびその発射装置に関する。

「従来の技術」 従来、この種の発射方法および発射装置としては第１１
図で示すＪ、うな一実施例が提案されていた。。

すなわち、この玩具銃の圧力媒体Ｇによる弾１の発射装
置Ｘは、マガジン２と密閉状態に嵌合する骨導入部３を
有する筒ｎｉ材４と、この筒部十４４の先端部に固定的
に取付ｃノられた銃身５と、この銃身５に内装され前記
筒部材４の先端に位置するゴムパツキン６と、筒部材４
の後端部に固定的に嵌挿されかつガスボンベ７と連結づ
るガス導入バイブ８と、このガス導入バイブ８の適当な
箇所に図示しない引き金と連動するように設けられたガ
ス封止弁とから構成されていた。

前記構成にあっては、引き金を引くとガス封止弁９が聞
き、ガスがガスボンベ７から筒部材４に流れ込む。そう
すると、まず弾の１つがゴムパツキン６まで押し出され
る。ここで弾１はゴムパツキン６で一度受け１ヒめられ
る状態となるから、筒部材４の内圧が所要圧まで上がら
ないと直ちに発射されない。しかして、ガス圧が一定圧
になると弾１は銃身５側にスポーンとガスに押し出され
て発射する。この発射の瞬間法の弾がゴムパツキン６に
流れ込み、筒部材４の内圧がまた一定圧になると次の弾
が発射される。以下、ガスボンベ７から筒部材４にフロ
ンガスなどの圧力媒体Ｇが供給される限り、弾１はボン
、ボン、ボンと言う具合に連続的に発射される。

しかして、上記構成にあっては次に列挙するような欠点
があった。

■ゴムパツキン６は圧力媒体Ｇで押されて来に弾１を確
実に一旦受け止める役割を果すので、ゴムパツキン６の
ストッパー力が温度により微妙に変化ザると、それに対
応して弾１の発射速度が異なった。すなわら、ゴムパツ
キン６の締め飼（フカで弾１の出具合がコントロールさ
れているから、たとえば夏になるとゴムパツキン６は軟
らかくなり非常に弱いガス圧でも発射され、いわゆる散
播状態となる反面、冬になるとゴムパツキン６はゆくな
り、相当高いガス圧でないと発射されず、この場合弾は
強い力で発射されるから非常に危険な状態となる。

■マガジン２の中まで圧力媒体Ｇが自由に入り来む構造
となっているので、マガジン２そのものの密閉性が問題
となった。すなわら、マガジン２にほんの少しの孔が開
いていてもその孔から圧力媒体Ｇが逃げ、弾を発射でき
ない状態となる。

したがって、マガジンおよびその連結部は完全密閉の構
造のものでなければならない。

「本発明が解決しようとする問題点」 本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、パツキン部材
の外気温による締め付は力の変化あるいはパツキン部材
の砂・軟質に影響されることなく弾を常に一定のスピー
ドで発射させることができ、また弾を収納するマガジン
の密閉性をｐ４慮することがなく、たとえばマガジンが
漏斗状に開口していても弾を一発づつ確実に順序良く発
射させることができる玩具銃の圧力媒体による弾の発射
方法およびその装置を得るにある。

「本発明が解決するための手段」 本発明の玩具銃の圧力媒体による弾の発射方法は、外筒
部材の内圧が高まると錘りを係止するピストン部材が前
方へ摺動しマガジンと連通ずる弾導入口を閉じると共に
弾をパツキン部材にセラ１〜する発射準備工程と、この
発射準備工程が完了するやいなやピストン部材から錘り
を係合解除し圧力媒体を封止しているニードル弁に衝打
して弾を発ｑ・１する発射工（′Ｉと、この発射工程完
了後の外筒部材の内圧の低下を利用してピストン部材を
後方へ復帰させ錘りを該ピストン部材に係止させると共
に前記弾導入口を開口して弾をビス！・ン部材の先端側
へ移動させる骨導入初期工程から成ることを特徴とする
。

「本発明の実施例」 以下、図面に示す実施例により本発明の詳細な説明する
。

第１図は本発明の発射装置の一実施例を示す。

１なわち、１１は機関銃の形態の本体部分あるいは機関
部分を形成するパイプ状の外筒部材で、この外筒部材１
１の先端には該外筒部材１１の長手方向に銃身１２が一
体に設けられている。１３は外筒部材１１の先端部に該
外筒部材１１と交差するように設りられた図示しないマ
ガジンと連設する弾導入口部で、この弾導入口部１３に
はマガジンおよび前記銃身の弾発用通路口１２ａと連通
ずる弾導入口１３ａが形成されている。１４は弾導入口
１３ａＪ３よび前記弾発用通路１２ａと連通する外筒部
４４１１内に形成された機関収納部で、この機関収納部
１４には後）ボする各種の部材が内装され、その中央部
には複数の支柱１５を介して内局体１Ｇが宙釣り状態に
設けられている。この内筒体１６は前記支柱１５により
外筒部材１１の内壁に固定的に取付けらている。１７は
外筒部材１１の後端部に形成された前記機関収納部１４
と連通ずるホース取付孔あるいはガス導入孔で、このガ
ス導入孔１７には図示しないガスボンベと連結するガス
供給ホース１８が取付けられる。２０は外筒部材１１に
内装されガスボンベから供給されるフロンガス、プロパ
ンガスなどの圧力媒体の変化により前後に往復移動する
ビス１〜ン部材で、このピストン部材２０は前記弾導入
口１３ａよりも右側あるいは後方側の外筒部材内に形成
されたガイド孔の内壁１４ｂを摺動するピストン先端部
２０ａと、このピストン先端部２０ａと段部２０Ｇを介
して連結し機関収納部１４の内周壁１４ａと摺接する大
径摺ｅＪ部２０ｄと、この大径摺動部２０ｄの後側に連
設する該大径１！！ｆ　ｆＩＪ部２０ｄよりも多少小径
の取付部２０．ｅと、この取付部２０ｅに一端部が固定
的に取付けられ他端部に機関収納部１４の後方側に設け
られたニードル弁２２に移動可能に装着された錘り２３
と係脱する係止部２１ａが形成され複数の細長い板状の
係合片２１とから構成され、前記係合片２１はバネ力を
有し、本実施例では上下に対向するように２叫設けられ
、その中途部には前述した内筒体１６の後端に形成され
た外周テーバ而１６ａと作動中に線あるいは点接触する
テーバ状の折曲部２１ｂが形成されていると共に、係止
部２１ａより後方の後端部２１Ｃは外瓶している。

また前記ビス１−ン先端部２０ａの段部２０ｃ寄りの部
位にはピストン先端部２０ａに巻装されピストン部材２
０を常時後方側へ付勢する第１バネ部月２４を受ける７
リング部２Ｏｆが形成されている。またピストン部材２
０の大径摺動部２０ｄには圧力媒体がピストン先端部２
０ａ側に漏れないようにリング２５でシールされている
。前記ニードル弁２２は針状先端部２２ａが内筒体１６
の針弁室１６１）に設りられたシール用のリング２６に
常時圧接するように第２バネ部材２７に付勢されて機関
収納部１４の後方側に内装され、その後端部２２ｂは機
関収納部１４の俊壁１４ｃ中央部に形成された小径のガ
イド孔１４ｅにスライド嵌挿されている。また前記錘り
２３は、ニードル弁２２の棒状部２２ｃがスライド員装
するように該ニードル弁２２に設けられ、小径の円筒部
２３ａと、この円筒部２３ａと連設する断面台形状の摺
動係合部２３ｂとから構成され、内筒体１６の後端面と
前記摺動係合部２３ｂの前面との間に介装されかつ前記
第２バネ部材２７よりもバネ力が弱く設定された第３バ
ネ部材２８により常時ニードル弁の後端部２２ｂ方向に
付勢されていると共に、少なくと５初期段階では係合片
２１の係１Ｆ部２１ａと係合している。３０はピストン
部材２０のピストン先端部２０ａがＩ￥ｉ進して弾導入
口１３ａを閉じた際に骨導入部１３から落下した弾３１
を発射状態に受け止めあるいは受り入れるパツキン部材
で、本実施例ではこのパツキン部ｔ４３０は比較的軟質
のゴムで弾３１を１個分だけ人は受けることができるよ
うに円筒状に形成され、弾導入口１３ａよりも前方に相
当する外筒部材１１の弾発用油路内に適宜設けられてい
る。３２はピストン部材２０の少なくとも大径摺動部２
０ｄおＪ：び取ｆ１部２０ｅに貫通状態に形成された嵌
合部２０ｑに嵌挿する内筒体１６の先端部１６Ｇに環装
されたシール用リングである。

次に第１図で示す上記発射装置の作動態様に関連して第
２図ないし第９図に示す本発明の発射法について説明す
る。

まず第２図ないし第４図は、外筒部材１１の内圧が高ま
ると錘り２３を係止するピストン部材２０が前方へ囲動
し、マガジンと連通ずる骨導入１．Ｔ］１３ａを密閉状
態に閉じると共に弾３１をパツキン部材３０にセラ］〜
する発射準備工程を示す。すなわち、第２図は図示しな
いガスボンベからガス供給ホース１８を介して外筒部材
１１の機関収納部１４のニードル弁２２側にフロンガス
、プロパンガスなどの圧力媒体Ｇが供給され、その結果
、ピストン部材２０の大径Ｆ動部２０ｄに内圧がかかり
、ピストン部材２０が矢印方向へ多少前進し始めた状態
を示す。この場合ピストン部材２０は第１バネ部材２４
のバネ力に抗して１１４進し始めると共に弾導入口１３
ａから落下した弾３１はピストン部材２０の先端でパツ
キン部材３Ｇへと押し付けられる。また錘り２３は第３
バネ部材２８のバネ力に抗しながらピストン部材の係合
片と係合状態でかつニードル弁２２の杯状部２２ｃを摺
動しながら一緒に前進する。換言すれば錘り２３は複数
の係合片の係止部２１ａに係止され、該係合片に引っ張
られて一緒に進む格好となる。一方、ニードル弁２２は
圧力媒体Ｇが外筒部材１１の機関収納部１４の後部側に
入り込んでも第１図で示す初期状態と同様に何等の８３
￥Ｒも受けることなく第２バネ部月２７で付勢され、内
筒体１Ｇの針弁室１（３ｂは１１１じたままの状態であ
る。第３図はピストン部材２０が圧力媒体Ｇによりさら
に前進し、その先端で押し付けられた弾３１が略パツキ
ン部材３０に入り込むと同１１に、係合片２１の折曲部
２１ｂが内筒体１６の後部に形成された外周テーパ面１
６ｂに摺接し始めた状態を示す。この場合は弾片入口１
３ａに位置する次の弾３１ａはピストン部材２０のピス
トン先端部２０ａで区画されるが、弾片入口１３ａは該
ピストン先端部２０ａで完全に密１１１状態に閉じられ
ていない。錘り２３もまだ係合片２１に係止され該係合
片の内側に位置し、またニードル弁２２もそのままであ
る。第４図はピストン部材２０が圧力媒体Ｇによりまた
さらに前進し、その先端がパツキン部材３０の後端面に
突き当たり発ｒＪ４準備ＯＫの状態を示ず。この場合弾
３１はパツキン部材３０内に完全に押し込められると同
時に、弾片入口１３ａはピストン先端部２０ａでシール
され、圧力媒体Ｇがニードル弁２２側から噴射されても
弾を収納したマガジン側へ漏れない態勢となる。

次に第４図ないし第７図は、この発射準備工程が完了す
るやいなやピストン部材２０から錘り２３を自動的に係
合解除し、そして、圧力媒体Ｇを封止しているニードル
弁２２に衝打して該ニードル弁を一瞬聞き、ピストン部
材２０に圧力媒体Ｇを通過させてバッキング部材３０内
にセツティングされた弾３１を発射する発射工程を示す
。ずなわち、第４図は発射準備工程が完了するやいなや
ピストン部材２０の係合片２１の折曲部２１ｂが内筒体
１６の外周テーパ面ＩＧｂで押しＬげられ、その結果、
係合片２１が外瓶変位し、係合片２１の後端？ｌ１２１
０が聞いて錘り２３が係止部２１ａから外れ矢印で示す
後方側へ動き始めた状態を示す。第５図はピストン部材
２０およびニードル弁２２がそのままの状態で、錘り２
３だけが第３バネ部材２８のバネ力により後方側へ勢い
良くニードル弁２２の棒状部２２ｃを摺動している状態
を示す。第６図は勢い良く摺動した錘り２３がニードル
弁２２の大径の後端部２２ｂに衝打し、該ニードル弁２
２が後方側ヘパツクし始める状態を示す。この場合錘り
２３は非常に勢い良く移動するからピストン部材２０は
まだそのまま静止状態にある。第７図はニードル弁２２
が錘り２３の衝打により第２バネ部材２７のバネ力に抗
して後退し、その結果、針弁室ＩＧｂが開口し、圧力媒
体Ｇがピストン部材２０に噴射され、パツキン部材３０
内の弾３１が発射された状態を示す。この時ニードル弁
２２は錘り２３の慣性力により一瞬聞いている。寸なわ
ら、錘り２３には慣性力が働いて更に後退しようとする
力がまだニードル弁２２に作用している。

（，７終に第８図および第９図は、前記発射工程完了後
の外筒部材１１の内圧の低下を利用してピストン部材２
０を後方へ復帰させ、錘り２３を該ピストン部材２０に
係合させると共に弾片入口１３ａを開口して次の弾３１
ａをピストン部材２０の先端側へ移動させる骨導入初期
工程を示す。

すなわち、第８図は圧力媒体Ｇが機関収納部１４の後部
側からピストン部４１２０を一気に通り抜ｔ〕出てしま
い、その結果、機関収納部１４の後部側の内圧が下がり
、ピストン部材２０が第１バネ部月２４のバネ力で復帰
している状態を示す。この場合ピストン部材２０が後退
すると係合片２１の後端部の内面と錘り２３の摺動係合
部２３ｂの外周部が互いに粘接しようとすると同時に弾
片入口１３ａが開口し、次の弾３１ａがピストン先端部
２０ａの前方へ落下しようとする。一方、ニードル弁２
２は錘り２３の慣性力によりまだ開いている。第９図は
ビスｌ−２部材２０が第１バネ部材２４のバネ力により
初期位置まで復帰した状態を示す。この状態ではもはや
錘り２３の慣性力は全く失われ、ニードル弁２３は第２
バネ部材２７の反発力により錘り２３と共に前進し、２
１弁室１６ｂが閉じられると共に錘り２３は係合片２１
の係止部２１ａに再び係１［される。

以上が１発の弾３１が発射されるワンサイクルの過程で
、図示しない引き金を引き、ガスボンベから外筒部材１
１の機関収納部１４に圧力媒体Ｇが供給される続ける限
り、弾は順次１発づつ発射される。

「発明の効果」 以上の説明から明らかなように本発明にあっては、次に
列挙するような効果がある。

（１）弾を発ｒＪ４する際にピストン先端部で弾導入口
を密閉状態に閉じるので、マガジンおよびその連結部を
精密な密１１１構造とする必要はない。

したがって、マガジンの形状を自由に設計することがで
きると共にガス圧の漏れにより発射不可能という事態を
同盟することができる。

（２）パツキン部材の役割は、弾を軽くソフトタッチで
受【ノ止めあるいは受け入れるだけで十分であるから、
パツキン部材を従来のように全体として硬質のものとす
る必要がない。したがって、パツキン部材が外気温によ
り軟かくまたは硬くなって締め付は力が変化しても、弾
の発射速度に影響を与えることがほとんどない。

（３）ピストン部材で弾をパツキン部材に１発づつ確実
に押し込み、間欠的にボン・ボン・ボンという具合に発
射することかできる。したがって、従来のように散蒔ぎ
状態となることはない。

（４）パツキン部材の形状を自由に変え、圧力媒体Ｇの
圧力を基準に弾の発射速度が定まるようにすることがで
きる。たとえば第１０図で示すようにパツキン部材３０
Ａは、ピストン先端部２０ａが突き当たる後端部３０ａ
を比較的硬くし、一方、弾を受け止める側の先端部３０
ｂは単に弾を軽くソフ１〜なタッチで支持することがで
きるように薄く形成した一実施例であるが、このように
構成しても良い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の発射装置の一実施例を示す概略断面図
、第２図ないし第９図は本発明の発射方法の一実施例を
示す各概略断面説明図、第１０図は本発明に用いられる
パツキン部材の一実施例を示す説明図、第１１図は従来
の一実施例を示ず説明図である。 １１・・・外筒部材、　　　１２・・・銃身、１３・・
・弾片入部、　　　１３ａ・・・弾導入口、１４・・・
機関収納部、　　１６・・・内筒体、１６ｔ）・・・ｔ
Ｌ１弁室、　　　１８・・・ガス供給ボース、２０・・
・ピストン部材、　２０ａ・・・ピストン先端部、２０
ｄ・・・大径摺動部、　２１・・・係合片、２１ａ・・
・係止部、　　　２２・・・ニードル弁、２３・・・錘
り、　　　　　２３ｂ・・・店動係合部、２４・・・第
１バネ部材、　２７・・・第２バネ部材、２８・・・第
３バネ部材、　３０．３０Ａ・・・パツキン部材、３１
・・・弾。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）外筒部材の内圧が高まると錘りを係止するピストン
   部材が前方へ摺動しマガジンと連通する弾導入口を閉じ
   ると共に弾をパッキン部材にセットする発射準備工程と
   、この発射準備工程が完了するやいなやピストン部材か
   ら錘りを係合解除し圧力媒体を封止しているニードル弁
   に衝打して弾を発射する発射工程と、この発射工程完了
   後の外筒部材の内圧の低下を利用してピストン部材を後
   方へ復帰させ前記錘りを該ピストン部材に係止させると
   共に前記弾導入口を開口して次の弾をピストン部材の先
   端側へ移動させる弾導入初期工程とから成る玩具銃の圧
   力媒体による弾の発射方法。 ２）弾導入口を有する外筒部材と、この外筒部材に内装
   されかつ圧力媒体の変化により往復移動するピストン部
   材と、このピストン部材と係脱するようにニードル弁に
   設けられかつ該ニードル弁に衝打することができるよう
   に常時バネ部材で付勢された錘りと、外筒部材に内装さ
   れかつ前記ピストン部材の先端部が前記弾導入口を閉じ
   た際に弾を発射状態に受け止めあるいは受け入れるパッ
   キン部材とから成る玩具銃の圧力媒体による弾の発射装
   置。