JPS62270905A - 光ファイバコネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 肢土公立 本発明は、位置決めスリーブ内に配設されるプラグの端
面の…傷を防ぎ、挿入１員失と特性再現性を改善した双
円錐光ファイバコネクタに関する。

単一光ファイバケーブルの接続は双円錐コネクタと称さ
れるコネクタによって行なえる。このコネクタは双円錐
位置決めスリーブが内部に配設されるハウジングを有し
た結合子を含んでいる。スリーブは円錐台形の２個の空
胴を含み、これら空胴はその最小直径である共通面を介
して互いに連通している。接続される２本の光ファイバ
の各々はプラグで終端される。各プラグは第１ペデスタ
ルである円錐台形の端部を有しこの端部はスリーブの各
空胴に収容される。各光ファイバはプラグ内に挿入され
、その端部はプラグの第２ペデスタルに終端する。プラ
グはキャップ内に保持され、外側にネジ部を有したキャ
ップはハウジングの人口部分の内側のネジ部に螺合され
る。少なくともプラグとスリーブの円誰面が位置決め面
として作用するとともに整合的であるように企てられて
いる。キャップがハウジング内に螺合されると、プラグ
はそれが収容される空胴を規定している壁に対して強制
的に定位置に位置決めされる。

プラグで終端している２本の光ファイバが同軸的に位置
決めされる光ファイバの平らな端面が共通面で互いに接
触するときに、接続された２本の光ファイバは最小損失
となる。たとえばコア直径が８ミクロンでクラッド直径
が１２５ミクロンの大きさを有した光ファイバを考慮し
た場合、位置決めおよび端面分離要求を満足させるため
の整合的なプラグとスリーブ表面を付与する仕事は並大
抵のものではない。

この種のコネクタの問題点はプラグをスリーブ内に取付
けることに関連したものである。結合子のハウジングに
キャップを回転させながら入れる時にケーブルを固定す
ることは、コネクタによっては不可能とはいえないまで
も非常に困難となる。

キャップをスリーブが配設されたハウジング内に回転さ
せながら入れる時にプラグを固定しないと、プラグはキ
ャップと一緒に回転してしまう。プラグが回転すると、
プラグの端面、したがってこれに終端する光ファイバの
端面が既に結合子内にあるプラグと光ファイバの端面に
接触し摩耗が生じ、光ファイバの損傷の原因ともなる。

この問題は両端面内に間隙を存在させるようなテーパ長
によって解決できる。ここでテーパ長とは、プラグ境界
での基準周辺から第２ペデスタルの端面である光ファイ
バの終端面までの距離である。しかしこの解決は挿入損
失を増大させる。この損失は、スリーブの空胴内に光学
的インデックス整合材料を供給しその後光ファイバを空
胴内に押し込んで端部を円錐形の壁に係合させて光ファ
イバの位置決めを行って端面を近接させることによって
、減小できる。端面が接触していなくとも、このインデ
ックス整合材料は伝送損失を減少するのに役立つ。この
方法は適当な接続を与えることができるが、光ファイバ
の接合部に加えられた余分な媒体による汚れが問題とな
る場合がある。

プラグの不用意な回転による問題を解決しようとする際
に発生する他の問題は適合性である。既に多くの双円錐
コネクタが使用されているので、望ましくない回転の問
題は解決するが既に使用されているスリーブに対して適
合性のないプラグを提供することは分別のないことであ
る。

光ファイバを終端する円錐台形のプラグを光ファイバの
端面の摩耗なしに双円錐結合子内に取付ける問題点を簡
単に解決した方法を明らかに従来技術は提供していない
。求められるコネクタは積大損失と特性再現性を改善し
たものである。望ましくは、求められるコネクタのプラ
グとスリーブは当該分野で既に使用されているコネクタ
と適合性を有するものである。

各々光ファイバをｖ！端し、プラグを有している。

プラグはその長さ方向に通路を有し、光ファイバの端部
をその端面がプラグの端面に終端するようにして収容す
る。各プラグ構造体は少なくともプラグの一部を囲むと
ともにプラグに対して回転可能なキャップをも含んでい
る。少なくとも一方のプラグ構造体は、プラグに取付け
られ、かつ、光ファイバが終端するプラグの自由端に向
かって突出するキーを含んでいる。コネクタはスリーブ
をも含み、このスリーブは第１のプラグ構造体と第２の
プラグ構造体の各プラグを両端部に収容して、各プラグ
の案内面をスリーブの整合的案内面に係合させる。スリ
ーブのその両端部の少な（とも一方にキーが係合するノ
ツチを有し、前記少なくとも一方のプラグ構造体のキャ
ップとスリーブとが相対的回転運動を行う時に、プラグ
とスリーブとの相対的回転を阻止している。

ひとつの実施例によれば、プラグは円柱部に連らなる円
錐台形の端部を有している。プラグは外側にネジ部を有
してキャップに取付けられ、プラグの円錐台形の端部は
キャップから延出している。

両側に円錐台形の空胴を有するスリーブは内側にネジを
螺設した入口部を有する結合子ハウジング内に取付けら
れる。各入口部のネジは入口より内側に入り込み、キャ
ップをハウジングに固定するために結合子ハウジング内
にキャンプを回転螺合する前にプラグのキーをスリーブ
のノツチ外周部に係合させるに充分な距離だけプラグを
挿入できるようにしている。

詳、ｌ１ｌｉ臥吸 第１図を参照するに、全体として参照番号２０で示され
る双円錐コネクタが示されている。第２結合子２２を含
む、第２図は第１図を垂直軸のまわりに１８０°回転さ
せて示した図である。各プラグ構造体２３はライトガイ
ドすなわち光ファイバ２５を終端するプラグ２４を含ん
でいる（第３図参照）、第３図かられかるように、各プ
ラグ２４は内腔２８を含む円柱部２６と端部３０とを有
している。第１ペデスタルと称する端部３０は円錐台形
であって、内腔２８と連通する流路３２を有する。

例えばポリ塩化ビニール等のプラス千ツク材料でジャケ
ットされてケーブル３５を形成した一体の被覆光ファイ
バ２５はプラグ２４で終端される（再び第３図参照）ｅ
ジャケット材料と被覆とは１体の光フアイバケーブルの
端部３４から取除かれた後、ケーブルは内腔２８に挿入
され裸となった端部３４は流路３２に収容されるととも
に、光ファイバ２５の端部は第２ペデスタル３６に延出
する。光ファイバ２５の端部３４の端面は第２ペデスタ
ル３６の端面と一敗する。ケーブル内腔２８から出る場
所には歪除去部材３８が備えられている。

各プラグ２４はその端部３０に保持リングとワッシャと
を備えている（第１図、第２図参照）。

本発明の好ましい実施例を構成する第１図左側と第２図
右側とに示すプラグ２４かられかるように、保持リング
４０はプラグの自由端に向かって突出するキー４３を備
え（第４図、第５図をも参照）、プラグ２４に固定され
たワッシャ４７と当接する。

第１図の右側に示されているもう一方のプラグでは、保
持リング４２は第１ペデスタル近傍のプラグの周わりに
設けられ、保持リングの代わりにワッシャ４５にキーが
備えられている（第１Ａ図、第６図、第７図をも参照）
。ワッシャ４５は保持リング４２と当接して、ワッシャ
のキー４３は保持リング４２の切欠き４９に入っている
（第１Ａ図参照）。プラグの円柱部２６の周わりに、ワ
ッシャ４５ともうひとつのワッシャ４７　（第１図の右
側参照）との間、あるいはワッシャ４７．４７（第１図
の左側参照）との間に圧縮スプリング４４が張設されて
いる。プラグ２４はホルダあるいはキャップ４６の端部
に位置し、プラグをキャンプ内に保持するためにワッシ
ャ４５ともうひとつの保持リング４２とが環状リップ４
８と係合する。キャップ４６の一側は外側に螺設された
ネジ部５４を含み、一体のファイバケーブル３５はキャ
ップの他側から延出している。

前述したように、コネクタ２０の結合子２２（第１図、
第２図参照）はネジが螺設された２個のプラグ用キャッ
プ４６．４６と２個のプラグ２４．２４を収容する。結
合子２２は各々ネジ部５９を有した２個の対向する空胴
５８．５８を含むハウジング５７より構成され、ハウジ
ング５７は支持面に取付けられるフランジ６０を含んで
も含まなくてもよい。フランジ６０は内側に形成された
環状カラー６２に対して位置決めされ、環状カラー６２
はコネクタの長手方向軸６４（第２図参照）に沿って延
在する。結合子２２のハウジング５７は２個の対向する
円錐台形の空胴６８．７０より成る位置決めスリーブ６
６を収容する。

空胴６８．７０は共通面７２で連通ずる。

プラグ２４とスリーブ６６の両者は、たとえば、粉砕シ
リカを充填したトランスファモールドグレードエポキシ
合成物でつくられ、一方ハウジング５７はたとえばプラ
スチック材料でつくられている。しかし、プラグとスリ
ーブはたとえば金属材料等の他の材料でつくることもで
きる。

位置決めスリーブ６６がハウジング５７内に配設されて
いるので、キャップ４６．４６とその外側のネジ部５４
．５４が空胴５８．５８の内側のネジ部５９．５９に回
転螺合されると、対応するキャップに取付けられたプラ
グの端部３０．３０は空胴６８．７０に収容されて第２
ペデスタル３６．３６が共通面７２の近傍にくる。また
、キャップ４６．４６のネジ部５４．５４がハウジング
５７に回転螺合されると、プラグの円柱部２６．２６は
リップ４８．４８によって規定される開口内を動き保持
リング４２．４２を動かしてリップとの保合を解除させ
る（第２図の左側参照）。第２図の左側のプラグの保持
リング４０は、第２図の左側の空胴５８あるいは第１図
の右側の空胴内に回転螺合されてスリーブ６６をハウジ
ング５７に固定する外部ネジ付きカラー７４の近傍にあ
る。

このカラー７４は結合子２２の内側に螺合されて固定さ
れ、スリーブと必ずしも係合する必要はないが、スリー
ブが不用意にハウジングからはずれるのを　防止してい
る。スプリング４４は、プラグ端部３０を位置決めスリ
ーブの壁７６と確実に係合させて位置決めさせている。

さらに、第２図の右側のプラグ端部３０はスリーブ６６
の空胴６８内に移動し壁７８と接触する。スリーブ６６
はカラー６２の開ロア９内を移動でき２個のプラグ２４
．２４の位置決めを容易にしている。

最小損失を得るには、理想的には、スリーブ６６内に配
設されるプラグ２４．２４の長手方向軸は同一軸線上に
あり、光ファイバの端面は第２ペデスタル３６．３６が
互いに接触した状態である。各プラグ２４の円錐形の端
部３０の外表面とスリーブ空胴の壁７６．７８の面とは
、互いに整合的な位置決め面であり、これら位置決め面
によってプラグの円錐台形端部がスリーブ６６内に収容
される時に第２ペデスタル３６．３６の所望の位置決め
を行っている。プラグ２４．２４が位置決めスリーブ６
６に配設される時、プラグは空胴６８．７０の長さにも
とづいた必要な端狐離間を有する必要がある。同様に、
各プラグのいわゆるテーパ長は所定の長さである必要が
ある。前述したように、プラグのテーパ長は、プラグ境
界の基準周辺から第２ペデスタル３６の端面までの距離
として規定されている。

次に第８図を参照するに、従来技術の双円錐コネクタが
示されている。第８図および第１図のコネクタの対応す
る要素は同一参照番号で示されている。従来技術のコネ
クタの一方のプラグ２４を従来技術のスリーブ８０に挿
入してキャップ４６を結合子８２のハウジング内に回転
螺合すると、想像できることであるが、他方のプラグの
キャップを回転さ一！！３と光ファイバの端部が互いに
摩耗する場合がある。これはキャップ４６を回転させる
と、その内部のプラグも阻止しないかぎり回転する傾向
にあるからである。プラグ２４が回転すると、それに終
端した光ファイバの端面が、既にスリーブ６６内に位置
決めされた対向するプラグに終端した光ファイバの端面
と接触して摩耗することがある。ハウジング８１に取付
けられるプラグ構造体のケーブル３５を作業員が固定す
ることによって、当然プラグの端面の損傷を防ぐことが
できる。しかし、このようなことは作業員によって日常
的に行なわれない場合があり、さらに、ケーブルを固定
するのが不可能なこともある。コネクタ自体がこの問題
を解決する機能を有する必要があると考えられる。

本発明のコネクタ２０は、したがって、この問題を解決
するための備えを有している。前述したように、保持リ
ング４０は保持リング面から直角に突出するキー４３を
有するものである（第１図の左側のプラグと第４図、第
５図参照）。プラグ２４上の保持リングによって、その
キー４３はプラグの円錐台形端部の自由端側に突出する
。好ましい実施例では、キー４３は保持リング４０上に
形成されているが、キーはワッシャ４５　（第１図の右
側のプラグと第６図、第７図参照）あるいはプラグ２４
上にも同様に備えることができ、プラグに対してどの角
度の位置に［ｉえることができる。

キャップ４６を結合子２２に固定する際にプラグ２４が
不用意に回転しないよう、キー４３は結合子のある部分
と係合するようにされている。このため、位置決めスリ
ーブ６６はその周辺部に少なくとも１個のノツチ８６を
備えている（第１図、第２図参照）。プラグ２４の円錐
台形端部がスリーブの壁と係合するときにキー４３がノ
ツチ８６に収容されるために、ノツチを必要とする端部
でスリーブを拡大、すなわち、長手方向に延出させてい
る。さもなくば、従来技術のスリーブのノ・７チされる
入口端部が、キー４３を受入れるに充分な程結合子の入
口端部に延出することはない。

スリーブの一端あるいはスリーブ６６の両端にノツチを
備えてよいことは明らかである（第１図、第２図、第９
図参照）。第９図に示すように両端にノツチを備えると
、キー４３を持たない従来技術のプラグ２４を取付ける
ことができる。また、従来技術のスリーブ８０が結合子
ハウジングに取付けられている場合、キー４３を有した
プラグ構造体をキーが障害となることなく結合子ハウジ
ング内に挿入してプラグをスリニブ内に収容できる（第
１０図参照）ことは、特に上述の説明より明らかである
。

次に特に第１図を参照するに、プラグ構造体２３のキャ
ップ４６のネジが、キー４３がノツチ８６に収容される
前にハウジング５７と係合するので、先−がノツチに入
る感覚が作業員につかめないことは明らかである。これ
を解決するために、キャップ４６が結合子ハウジングの
ネジを螺設した入口部分に回転螺合される前に、キー４
３をスリーブ６６のノツチ８６と位置合せしなければな
らない。このことはコネクタのある使用状態では困難と
なる場合がある。例えば他の装置が障害となって、結合
子入口の端面を見ることができずノツチの位置を決定で
きなくなるこ、とがある。

この問題は結合子ハウジング５７の入口部分の対応する
部分を削ることによって解決できる。詳しくは、ネジ部
５９を参照番号８８で示すように切り取り、ネジ部５９
の始まりを空胴５８内に少し　入り込ませる。このこと
によってキャップ４６のネジ部５４を結合ハウジング５
７内に少しの長さ挿入でき、キー４３がスリーブのノツ
チに位置決めされるまでネジ部との係合を止めてプラグ
２４を回転させない。

本発明のコネクタ２０は当該分野に存在するコネクタと
適合性を有している。、たとえば、すべての新しいジャ
ンパケーブルが、キー付きワンシャあるいはキー付き保
持リングを有したプラグ２４．２４を備えていたものと
すると、当該分野で既に設置された結合子ハウジングお
よびスリーブと共にそのようなプラグを使用できること
が重要となる。従来技術のスリーブは拡大されていない
、すなわち周辺にノツチを備えるために長手方向に延出
されていない。従って、そのような位置決めスリーブを
有したハウジング（第１０図参照）内にキー付きプラグ
を回転螺合させる時、キーはスリーブと係合しない。そ
の結果、キーを備えたプラグも従来技術のスリーブに支
障なく取付けられる。

上述の好ましい実施例の変形は特定の取付構造にとって
有用である。たとえば、ある装置の国体内では、回路基
板をトラックに摺動可能に移動させて、基板の一端の１
個あるいはそれ以上のコネクタを背板１０１に取付けた
コネクタの結合子１００〜１００（第１１図参照）の空
胴内に収容している。第１１図に示すコネクタの結合子
１．００は、典型的には、背板に固定されるフランジ１
０３を有したハウジング１０２を含む。ハウジング１０
２はテーバ付き人口１０４と入口１０６とを含む。入口
１０６と空胴１０７とを規定する壁１０８はネジ部１１
０を備えている。ハウジング内に固定される位置決めス
リーブ１１２は、ネジ部１１０側に対向しノツチ１１５
を含む端部１１４を有する。カラー７４はスリーブ１１
２をハウジング１０２内に固定する。使用時は、回路基
板を移動させて、背板１０１に取付けたコネクタの結合
子１００〜１００の入口１０４〜１０４に双円錐プラグ
を収容させる。プラグの円錐台形端部は位置決めスリー
ブ１１２〜１１２のノツチの無い端部１１６〜１１６に
収容される。次に、キー付きの双円錐コネクタのプラグ
はコネクタの結合子１００−１００の入口１０６〜１０
６に挿入される。

コネクタ結合子１００の代わりに、分離可能な分離ブロ
ック１１９とライトガイド分離ブロック１２０を使用す
ることができる（第１２図参照）。

分離ブロック１１９は、背板１０１に固定されるフラン
ジ１２４を有した支持部１２２を含む。支持部１２２は
回路基板から延出するプラグを収容する入口空胴１２６
を含む、背板の反対側での分離プロ、７り１１９は、直
径方向に互いに逆の位置になる２個の曲折部１２７．１
２７を含む。各曲折部１２７．１２７は分離ブロック　
１゛２０のハウジング１３２から径方向に延出するスナ
ップロック舌片１３０を収容するスロット１２８を含む
。

第１１図の構造で使用したと同一のスリーブであり、分
離ブロック１２０のリング１３１によって固定される位
置決めスリーブ１１２を配設したハウジングの一端１３
４は支持部の空胴１３３に収容される。ハウジング１３
２の他端には、内側に螺設したネジ部１３８と、キー付
き双円錐プラグのネジ付きキャップを収容する削ずられ
たネジなしの入口部分１３９とを有する入口１３６とが
備えられている。

第１２図の構造の取付けでは、分離ブロック１１９〜１
１９が背板１０１に取付けられ、その後これらにライト
ガイド分離ブロック１２０〜１２０が取付けられる。一
本の光ファイバケーブルを終端する双円錐プラグが各分
離ブロック１２０の入口１３６に挿入され、そのキャッ
プがハウジング１３２に回転螺合される。次に、回路基
板を移動させて分離ブロック１１９〜１１９の入口１２
６〜１２６にプラグを収容する。

本発明の他の応用例では装置パネル１４０がバルクヘッ
ド取付はコネクタの接続キャビネットとして使用されて
いる（第１３図参照）装置パネル１４０は、たとえば１
個もしくは複数個の分離ブロック１４１〜１４１を含ｔ
Ｊｔ複数個の分離ブロック１４１〜１４１は国体の背板
に備えることができる。入カケープルは建造物等の内に
引込まれ、ケーブルの各光ファイバは双円錐コネクタに
終端される端部を有して１本の光フアイバジャンパケー
ブルに接続される。キー付きあるいはキーなしのこれら
双円錐コネクタの各々は、フランジ１４４を介してパネ
ル１４０に固定された分離ブロック１４１のハウジング
１４３の入口端部１４２に挿入される。分離ブロックの
入口はキー付きあるいはキーなしのプラグを収容するよ
うになっていることに注目されたい。この結果、パネル
に固定された分離ブロックアレーに接続されたケーブル
の多数のファイバを装置パネルは有している。次に、光
ファイバの特定のものを装置に接続するには、第１２図
の分離ブロックであるライトガイド分離ブロック１２０
を、スナップロック舌片１３０．１３０をスロット１２
８．１２日に結合させることによって、既にパネルにあ
るブロックに取付ける。前述したように、分離ブロック
１２０は、分離ブロックのフランジ端部に収容される端
部１３４と、内側ネジ部１３８．１３８を備えた壁によ
って規定される入口を存したもうひとつの端部１３６と
を有したハウジング１３２を含む。位置決めスリーブ１
１２は分離ブロック１２０内に固定されている。位置決
めスリーブ１１２は人口端部１３６に対向するノツチ付
き端部１１４を有し、このノツチ付き端部１１４は従来
技術の位置決めスリーブの端部から拡大せられて、ノツ
チ１１５を含む。

また、入口１３６は削ずられてネジのない部分１３９を
与えているので、ネジの始まりはハウジング１３２の内
部に入り込んでいる。分離ブロック１２０が分離ブロッ
ク１４１に取付けられた後に、キー付きプラグ２４は分
離ブロック１２０の入口１３６に挿入され、そのキャッ
プは分離ブロックのハウジング１３２に回転螺合される
。

第１３図の構造の取付けでは、キー付きあるいはキーな
しの双円錐プラグ構造体は、装置国体のパネル１４０に
取付けた分離ブロック１４１の入口１４２に回転螺合さ
れる。人口端部１４２に収容されるプラグは入ロケープ
ルの光ファイバを終端し、このプラグは分離ブロック１
２０が分離ブロック１４１の空胴１５１に対してスナッ
プロック挿入されるまで、使用されないままでいる。こ
の時分離ブロックの他の入口１３６側ではプラグはなに
もなく、キーは不要である。しかし、ジャンパケーブル
が分離ブロック１２０の入口１３６に取付けられる時に
は、プラグ端部が既に一側にプラグを有している位置決
めスリーブに接続されるのでキー付きプラグ２４を使用
することが望ましく、プラグ端部の損傷を避ける必要が
ある。

以上説明したように、本発明のコネクタはプラグが位置
決めスリーブに対して不用意に回転することを防いでい
る。また、キーは光ファイバの接続のたびに同一位置に
位置決めするので、改良された再現性を与える。コネク
タのファイバ位置による損失は、スリーブを拡大して形
成したノツチにプラグのキーが係合するので、コネクタ
の接続のたびに同一損失を再現する。

キー４３の他の構造も本発明の範囲に含まれることは明
らかである。たとえば、キー４３をワッシャ４５あるい
は保持リング４０から延出させる（第１３図参照）代わ
りにプラグ２４と一体に形成することもできる。

本発明の他の利点は第１４図から第１８図を参照するこ
とによって理解できる。第１４図と第１５Ａ図に見られ
るように、共通面７２でのプラグ２４の端面での光ファ
イバ１７１のコアの中心１７０は、一般に、プラグの端
面の中心１７５には位置しない。さらに、共通面７２で
終端される光ファイバ１７４のコアの中心１７３も光フ
ァイバ１７４をＰ：端するプラグの端面の中心１７５に
は位置しない。第１５Ｂ図に示すように、コアをプラグ
の中心１７５の同一側にして両プラグを接続させるのを
容易にするためには、位置決め部材１７６を光ファイバ
のコアの中心に対して特定の方向に各プラグに固定でき
る。キー４３であるこの位置決め部材は、コアの中心に
対して径方向に配設したり（第１５Ｂ図、第１６図参照
）、たとえばコアの中心に対して９０”のように、ある
角度で配設したり（第１７図参照）できる。このように
することによって、コアの中心が径方向の逆の位置やあ
るいはプラグの端面の中心１７５．１７５を通る長手方
向軸１７８．１７８のいずれかに定まらない側にあるよ
うな第１５Ａ図に示す情況が避けられる。位置決め部材
の位置は歪除去部材３８（第３図参照）の上あるいはプ
ラグ２４の上に指示することができる。

キー４３．４３とノツチ付きスリーブは第１７図に示す
ように配設でき、スリーブのノツチ８６．８６は１８０
°離れており、各キーはそのコアの中心から９０°ずれ
ている。コアの中心は第１７図の軸１７８．１７８に沿
って現われているが、代表的にはこれらコアの中心は軸
１７８．１７８を通る面に沿ってずれている。両方のス
リーブのノツチが表わされているが、光ファイバのコア
は同一径方向面に沿っている。第１８図に示す好ましい
実施例では、各キーはそのコアの中心に対して径方向に
配設されているので、たとえばスリーブ６６のノツチ８
６．８６はスリーブの平面図では互いに同一に表わされ
る。

上述した構成は単に本発明を説明するためのものと理解
されたい。本発明の原理を実施して本発明の精神と範囲
に包含される他の構成を当業者は工夫できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は位置決めスリーブと各々光ファイバを終端する
２個のプラグを含んだ、光フアイバケーブルの双円錐コ
ネクタの組立状態を示す正面図、第１Ａ図はキー付きワ
ッシャの近傍に位置した保持リングの詳細図、 第２図は第１図の双円錐コネクタの一方のプラグのみを
結合子ハウジング内に滞めた双円錐コネクタの部分分解
図、 第３図は一本の光ファイバを終端した第１図のコネクタ
の双円錐プラグの詳！ｌＩ図、第４図および第５図はロ
ックキーを備えた保持リングの端面図および側面図、 第６図および第７図は、コネクタの組立て睡にプラグが
回転するのをロックするキーを備えたワッシャの端面図
および側面図、 第８図は従来のプラグを一例に配置し他の従来のプラグ
を他側に並べた従来の位置決めのスリーブの正面図、 第９図は両端部にキー収容スロットを有し、キーを有す
るプラグが一端部に挿入され従来のプラグが他端部に並
べられた位置決めスリーブの正面図、 第１０図は従来のスリーブに取付けられたロックキーを
有したプラグとスリーブに挿入する位置に置かれたキー
付きのプラグとを含む、本発明のコネクタの部分組立図
、 第１１図は一端に内側ネジ部を有し他端に押し込められ
たプラグを収容するテーパ付き空胴を有するハウジング
内に位置した１個のキー収容ノツチを有した位置決めス
リーブの正面断面図、第１２図はキー収容ノツチを有し
スナップ結合されるライトビーム分離ブロックに配設さ
れた位置決めスリーブと、押し込められるプラグを収容
するテーパ付き人口を有した１個の分離ブロックとの分
解正面断面図、 第１３図はキー収容ノツチを有しスナップ結合されるラ
イトビーム分離ブロックに配設された位置決めスリーブ
と、内側ネジ部を有する分離ブロックと、スリーブ内に
挿入されるためにキーを定位置に有したプラグとの部分
断面正面図、第１４図はプラグで終端する光ファイバの
コアの中心が製造許容誤差の範囲内でばらついた方向に
位置した、従来の位置決めスリーブ内の２個のプラグの
部分・正面断面図、 第１５Ａ図および第１５Ｂ図は、第１４図の構造および
キー付きプラグとノツチ付き位置決めスリーブとが使用
された構造での共通面での光ファイバのコアの中心位置
を示す概略端面図、第１６図は各端部にノツチを有した
スリーブと、コアの中心が共通径方向面に沿って位置決
めされた各々キーを有する２個のプラグとの部分断面正
面図、 第１７図はコアの位置決め部材が互いに１８０゜ずれて
光フアイバコアの中心が挿入損失を最小にするように位
置決めされている、位置決めスリーブとその中の２個の
プラグとの部分断面正面図、そして 第１８図はコアの中心に位置決めされるノツチが共通径
方向面に沿って配設された本発明のスリ２４−プラグ、
　　２５−光ファイバ、　　３０−第１ペデスタル（端
部）、　３６−第２ペデスタル、４０．４２・・−保持
リング、　　４５．４７・・−ワッシャ、　　４３−・
−キー、　４４−圧縮スプリング、４６−キヤツジ、　
５７−ハウジング、　５８−空胴、　　６０−・フラン
ジ、　　６８．７０−・空胴、６６−位置決めスリーブ
、　７２−・共通面、７４・−カラー。 出願人　：　アメリカン　テレフォン　アンドテレグラ
フ　カムパニ− ｆｆ６ Ｅ台−７乙冬Ｊ−

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. （１）光ファイバを成端させるプラグと、前記プラグに
   組み立てられプラグとの間で相対的回転運動を行ない得
   るキャップとをそれぞれが有する第１及び第２のプラグ
   アセンブリと； その一端に前記第１のプラグアセンブリのプラグを受容
   し、その他端に前記第２のプラグアセンブリのプラグを
   受容して各プラグの案内面をその整合的案内面に係合さ
   せるスリーブ手段、とを有する２本の光ファイバを接続
   する光ファイバコネクタであって； 前記第１と第２のプラグアセンブリの少なくとも一つは
   前記少なくとも一つのプラグアセンブリのプラグの端部
   に向って突出するキー手段を有し；そして 前記スリーブ手段はその両端部のうち少なくとも一方に
   前記キー手段が係合するノッチを有し、前記コネクタの
   組み立てを行なうべく前記少なくとも一つのプラグアセ
   ンブリの前記キャップと前記スリーブ手段との間で相対
   的回転運動を行なう際に前記スリーブ手段と前記少なく
   とも一つのプラグアセンブリのプラグとの間で意図され
   ない相対的回転運動が生じるのを阻止することを特徴と
   する光ファイバコネクタ。
2. （２）前記プラグアセンブリの各々がキー手段を有し、
   前記スリーブ手段はその端部各々に前記第１プラグアセ
   ンブリのキー手段とその一端で、および前記第２プラグ
   アセンブリのキー手段とその他端で係合するノッチを有
   することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の光フ
   ァイバコネクタ。
3. （３）前記スリーブ手段を内部に配設するハウジングを
   も有することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   光ファイバコネクタ。
4. （４）前記プラグアセンブリの各々の前記キャップはネ
   ジ部を有し、前記ハウジングはその両端にネジ部を有し
   、そしてプラグアセンブリのキャップのネジ部が前記ハ
   ウジングの端部のネジ部に対して螺合される際にプラグ
   のキー手段とノッチとが協働してプラグが前記スリーブ
   に対して意図されない回転を行なうのを阻止することを
   特徴とする特許請求の範囲第３項記載の光ファイバコネ
   クタ。
5. （５）各プラグアセンブリのプラグは円錐台形の端部と
   これに連らなる円柱部とを有し、前記円錐台形の端部は
   前記キャップから延出し、前記円柱部はその周囲に圧縮
   バネを配設し、この圧縮バネは前記プラグに設けられて
   いるワッシャとその端部各々を係合させて前記プラグを
   前記スリーブ手段にバイアスし、そして前記円錐台形の
   端部近傍の前記円柱部には前記ワッシャの一方と係合す
   る保持リングが配設されていることを特徴とする特許請
   求の範囲第４項記載の光ファイバコネクタ。
6. （６）前記各プラグに配設された環状部材がキー手段を
   有し、このキー手段は前記プラグの長軸方向に沿ってプ
   ラグの短径側の端部に向かって延出することを特徴とす
   る特許請求の範囲第５項記載の光ファイバコネクタ。
7. （７）各プラグの保持リングがプラグの円錐台形の端部
   の短径側に向かって突出するキーを有することを特徴と
   する特許請求の範囲第６項記載の光ファイバコネクタ。
8. （８）プラグの円錐台形の端部近傍にある各プラグのワ
   ッシャがプラグの円錐台形の端部の短径側に向かって突
   出するキーを有することを特徴とする特許請求の範囲第
   ６項記載の光ファイバコネクタ。
9. （９）前記ハウジングはその両端部に空胴を有し、各空
   胴は前記プラグのひとつの円錐台形の端部を収容し、さ
   らに、各空胴はその入口部分から入り込んだネジ部を含
   む壁によって規定されることを特徴とする特許請求の範
   囲第５項記載の光ファイバコネクタ。