JPS62275546A - 圧延用アルミニウム合金鋳塊の製造方法 - Google Patents
圧延用アルミニウム合金鋳塊の製造方法Info
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- JPS62275546A JPS62275546A JP1332787A JP1332787A JPS62275546A JP S62275546 A JPS62275546 A JP S62275546A JP 1332787 A JP1332787 A JP 1332787A JP 1332787 A JP1332787 A JP 1332787A JP S62275546 A JPS62275546 A JP S62275546A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
この発明は、圧延用アルミニウム合金鋳塊の製造方法に
関するものである。
関するものである。
圧延用アルミニウム合金として、Fe0.05〜1.0
%、Si0.05〜1.0%を含有し、さらに通常の合
金成分としてMg1.5%以下、Cu0.5%以下−T
i 、Cr 、Mnの夫々が0.3%以下及び不可
避不純物を含む例えばJISlxxx及び5×××系ア
ルミニウム合金は、鋳塊内部にAl −Fe系の金属間
化合物を晶出する。(本願に於て組成%は重量%を示す
)この金属間化合物は半連続鋳造塊中に晶出して、しば
しば第1図及び第2図に見られるような樅の未組織と称
される特有の鋳塊組織を発生する。図において、Aは樅
の木&Il織内部領域、Bは樅の未組織外部領域を示す
。その形態は第2図に見られるように一見樅の木の自然
樹形に[(12していることからこの技術分野では樅の
木と称されている。
%、Si0.05〜1.0%を含有し、さらに通常の合
金成分としてMg1.5%以下、Cu0.5%以下−T
i 、Cr 、Mnの夫々が0.3%以下及び不可
避不純物を含む例えばJISlxxx及び5×××系ア
ルミニウム合金は、鋳塊内部にAl −Fe系の金属間
化合物を晶出する。(本願に於て組成%は重量%を示す
)この金属間化合物は半連続鋳造塊中に晶出して、しば
しば第1図及び第2図に見られるような樅の未組織と称
される特有の鋳塊組織を発生する。図において、Aは樅
の木&Il織内部領域、Bは樅の未組織外部領域を示す
。その形態は第2図に見られるように一見樅の木の自然
樹形に[(12していることからこの技術分野では樅の
木と称されている。
この樅の未組織を含有する鋳塊を圧延後、陽掻酸化処理
を施すと、鋳塊中の樅の木模様に対応して、帯状の縞模
様が発生し外観不良となり製品化できない。ところで、
一旦発生した樅の木組織は、その後の工程で充分に消す
ことが出来ないので、この問題の解消のためには、すべ
てが樅の木組織の外部領域から成る鋳塊を製造すること
が望ましい。 ′ 樅の未組織の発生は、鋳塊の凝固の冷却速度に支配され
ることが知られており、鋳造速度を遅くして鋳造すれば
、樅の未組織の内部領域が発生し易くなる。また反対に
鋳造速度を速くして鋳造すれば樅の未組織の外部領域が
発生しやすくなる。
を施すと、鋳塊中の樅の木模様に対応して、帯状の縞模
様が発生し外観不良となり製品化できない。ところで、
一旦発生した樅の木組織は、その後の工程で充分に消す
ことが出来ないので、この問題の解消のためには、すべ
てが樅の木組織の外部領域から成る鋳塊を製造すること
が望ましい。 ′ 樅の未組織の発生は、鋳塊の凝固の冷却速度に支配され
ることが知られており、鋳造速度を遅くして鋳造すれば
、樅の未組織の内部領域が発生し易くなる。また反対に
鋳造速度を速くして鋳造すれば樅の未組織の外部領域が
発生しやすくなる。
すなわち、この樅の木&fl織模様は、鋳塊内部のAl
−Fe系の金属間化合物が鋳塊各部での凝固速度の違
いによりFeAlm相、FeATo相、FeA1m相等
変化することが原因であることが知られている。
−Fe系の金属間化合物が鋳塊各部での凝固速度の違
いによりFeAlm相、FeATo相、FeA1m相等
変化することが原因であることが知られている。
一般に、樅の未組織内部領域は、Fe八へm +FeA
l1相から成り、外部領域はFeA1*相相から成って
おり、これら各々の電気化学的性質が異なるため、エツ
チング特性、陽極酸化特性に差が生じ、櫂の木模様とな
る。
l1相から成り、外部領域はFeA1*相相から成って
おり、これら各々の電気化学的性質が異なるため、エツ
チング特性、陽極酸化特性に差が生じ、櫂の木模様とな
る。
FeA 1.相−FeA1*相−FeA1m相の変態は
、平衡相から非平衡相への変態であるため、凝固速度が
速い程促進されるのみならず、第三元素の存在によって
も加速される。すなわち、3 i 、 Mg +C
a 、Sr 、Co 、Ni 、V等の添加に
より、樅の未組織の外部領域が発達しやすくなることが
知られている。このうち、Ca 、Sr 、Co
、Ni。
、平衡相から非平衡相への変態であるため、凝固速度が
速い程促進されるのみならず、第三元素の存在によって
も加速される。すなわち、3 i 、 Mg +C
a 、Sr 、Co 、Ni 、V等の添加に
より、樅の未組織の外部領域が発達しやすくなることが
知られている。このうち、Ca 、Sr 、Co
、Ni。
■等の添加は非常に効果的で、微量の添加により通常の
鋳造速度で、全面外部領域から成るもみの木模様のない
鋳塊を得ることが可能である。
鋳造速度で、全面外部領域から成るもみの木模様のない
鋳塊を得ることが可能である。
しかし、Ca 、Sr 、Co 、Ni 、V
等の添加は、溶湯の汚染を促進したり一般の商用に供さ
れているアルミニウム合金に通常使用されない比較的特
殊な元素を用いているため、経済的に高価格となったり
、返り材としての使用が制限される等の弊害があった。
等の添加は、溶湯の汚染を促進したり一般の商用に供さ
れているアルミニウム合金に通常使用されない比較的特
殊な元素を用いているため、経済的に高価格となったり
、返り材としての使用が制限される等の弊害があった。
そのため、−i的に常用されるSiやMgの添加量の制
御により樅の未組織のない鋳塊を得ることが強く望まれ
ていたが、SiやMgの樅の未組織に及ぼす影響が定量
的に把握されていなかったため、通常の鋳造速度で、安
定的に樅の未組織の生成しない鋳塊を得ることが出来な
いのが実情であった。
御により樅の未組織のない鋳塊を得ることが強く望まれ
ていたが、SiやMgの樅の未組織に及ぼす影響が定量
的に把握されていなかったため、通常の鋳造速度で、安
定的に樅の未組織の生成しない鋳塊を得ることが出来な
いのが実情であった。
かかる実情に鑑み、本発明者らは、このSiとMgの樅
の未組織の生成に及ぼす影響を詳細に検討した結果Si
は、Feとの比率が重要であり、Fe(%)/Si(%
)が小さいと外部領域が発達し、大きいと、内部領域が
発達するが、Mgは、Fe量とは無関係に添加量が多い
程樅の未組織の外部領域が発達することを見出し、Fe
(%)/Si(%)とMg Iを適切に調整することに
より通常の鋳造速度において鋳塊全域を樅の未組織内部
領域にすることにより、樅の木模様のない鋳塊を安定的
に得られることを見出した。
の未組織の生成に及ぼす影響を詳細に検討した結果Si
は、Feとの比率が重要であり、Fe(%)/Si(%
)が小さいと外部領域が発達し、大きいと、内部領域が
発達するが、Mgは、Fe量とは無関係に添加量が多い
程樅の未組織の外部領域が発達することを見出し、Fe
(%)/Si(%)とMg Iを適切に調整することに
より通常の鋳造速度において鋳塊全域を樅の未組織内部
領域にすることにより、樅の木模様のない鋳塊を安定的
に得られることを見出した。
すなわち、本発明によると、Fe 0.05〜1.0%
、3 i 0.05〜1.0%、Mg1.5%以下、C
u0.5%以下、Ti0.3%以下、Cr0.3%以下
、Mn0.3%以下、残部Al及び不可避不純物から成
る合金において、FeとSiの比率をFe(%)/Si
(%)≧6.5+3.0XMg(%)とすることにより
、鋳造状態において全面内部Mi織から成る樅の木のM
i織のない鋳塊が、通常の鋳造速度である30〜150
mg/winの範囲で得られる。
、3 i 0.05〜1.0%、Mg1.5%以下、C
u0.5%以下、Ti0.3%以下、Cr0.3%以下
、Mn0.3%以下、残部Al及び不可避不純物から成
る合金において、FeとSiの比率をFe(%)/Si
(%)≧6.5+3.0XMg(%)とすることにより
、鋳造状態において全面内部Mi織から成る樅の木のM
i織のない鋳塊が、通常の鋳造速度である30〜150
mg/winの範囲で得られる。
なお、各合金成分の組成範囲の限定理由は下記のとおり
である。
である。
Feは、0.05〜1.0%とする。0.05%未満に
規制するには高純度地金が必要で経済的でない。
規制するには高純度地金が必要で経済的でない。
1.0%より多いと耐食性が低下するので好ましくない
。
。
Si は、0.05〜1.0%とする。0.05%未満
に規制するには高純度地金が必要で経済的でない。
に規制するには高純度地金が必要で経済的でない。
1、0%をこえると、陽極酸化皮膜の色調が濃くなり好
ましくなく、さらに耐食性が低下する。
ましくなく、さらに耐食性が低下する。
Mgは、強度を高めるために添加するが、1.5%以下
とする。1.5%をこえると、Mg、Si系品出物が優
先しAl −Fe系金属間化合物の晶出がなくなり、本
発明による樅の木Mi織防止の対象外の合金となる。
とする。1.5%をこえると、Mg、Si系品出物が優
先しAl −Fe系金属間化合物の晶出がなくなり、本
発明による樅の木Mi織防止の対象外の合金となる。
Cuは、強度を高めるために添加するが、0.5%以下
とする。0.5%をこえると、耐食性が低下する。
とする。0.5%をこえると、耐食性が低下する。
Tiは、結晶粒微細化のために添加するが、0.3%以
下とする。0.3%をこえると効果が飽和し、さらに、
巨大金属間化合物の生成により成形性、陽極酸化皮膜の
耐食性を劣化させる。
下とする。0.3%をこえると効果が飽和し、さらに、
巨大金属間化合物の生成により成形性、陽極酸化皮膜の
耐食性を劣化させる。
Crは、強度向上、再結晶粒微細化の目的で添加するが
、0.3%以下とする。0.3%をこえると、巨大金属
間化合物が生成し、成形性、陽極酸化皮膜の耐食性を劣
化させる。
、0.3%以下とする。0.3%をこえると、巨大金属
間化合物が生成し、成形性、陽極酸化皮膜の耐食性を劣
化させる。
Mnは、強度向上・再結晶粒微細化の目的で添加するが
、0.3%以下とする。0.3%をこえると、Al
Fe−Mn系金属間化合物の晶出が優先し、Al −F
e系金属化合物がなくなり、本発明による樅の未組織の
防止の対象外の合金となる。
、0.3%以下とする。0.3%をこえると、Al
Fe−Mn系金属間化合物の晶出が優先し、Al −F
e系金属化合物がなくなり、本発明による樅の未組織の
防止の対象外の合金となる。
なお、Fe(%)とSi(%)の比率が2.0 + 0
.5x Mg(%)<Fe(%)/Si(%)<6.5
+3XMg(%)の範囲の場合には、通常の鋳造速度3
0〜150 mm/minの範囲では樅の未組織が発生
する。
.5x Mg(%)<Fe(%)/Si(%)<6.5
+3XMg(%)の範囲の場合には、通常の鋳造速度3
0〜150 mm/minの範囲では樅の未組織が発生
する。
鋳造後にA1合金が多種の熱処理を受けたとき、最も平
衡から遠いA1mFe(外部組織)よりAlhFe(内
部組¥a)の方が安定してA1.Feになり易いために
、内部m織のみからなる鋳塊はアルマイトの色調が安定
し易いという利点がある。
衡から遠いA1mFe(外部組織)よりAlhFe(内
部組¥a)の方が安定してA1.Feになり易いために
、内部m織のみからなる鋳塊はアルマイトの色調が安定
し易いという利点がある。
この発明は次の実施例によって一層明確になるであろう
。
。
第1表中に示す合金組成を有する各種合金を、半連続鋳
造によって第2表中に示す鋳造速度で鋳造した。得られ
た鋳塊はいずれも厚さ400 am、幅1200鳳朧、
長さ35001園である。
造によって第2表中に示す鋳造速度で鋳造した。得られ
た鋳塊はいずれも厚さ400 am、幅1200鳳朧、
長さ35001園である。
上記鋳造によって得られた各鋳塊を、頭部から500韻
の位置において切断し、スライスを切り出した後、スラ
イス面を10%力性ソーダ溶液にて60℃で10分間エ
ツチングし、水洗後、30%硝酸で酸洗した後、15%
硫酸中で電流密度2.5A/ds”、電解時間50分、
電解温度15℃の電解条件で陽極酸化処理を施した。こ
のように陽極酸化処理された各スライス面を観察した結
果は第2表に示す如くであった。
の位置において切断し、スライスを切り出した後、スラ
イス面を10%力性ソーダ溶液にて60℃で10分間エ
ツチングし、水洗後、30%硝酸で酸洗した後、15%
硫酸中で電流密度2.5A/ds”、電解時間50分、
電解温度15℃の電解条件で陽極酸化処理を施した。こ
のように陽極酸化処理された各スライス面を観察した結
果は第2表に示す如くであった。
第2表
第2表に見られるように、比較合金はいずれも樅の木組
織を呈したのに対し、本発明方法の合金は、通常の鋳造
速度の範囲内では樅の未組織を発生せず、全領域が樅の
木U織の内部領域から成る鋳塊が得られた。
織を呈したのに対し、本発明方法の合金は、通常の鋳造
速度の範囲内では樅の未組織を発生せず、全領域が樅の
木U織の内部領域から成る鋳塊が得られた。
この発明の合金に従えば、圧延用アルミニウム合金鋳塊
の樅の未組織の発生を抑制することができ、樅の木組織
の内部領域のみからなる鋳塊を得ることができる利点を
有する。
の樅の未組織の発生を抑制することができ、樅の木組織
の内部領域のみからなる鋳塊を得ることができる利点を
有する。
図面は圧延用アルミニウム合金鋳塊の断面にあられれる
樅の未組織を示すものにして、第1図は鋳塊の横断面図
、第2図は第1図のx−x ’線における鋳塊の縦断面
図である。
樅の未組織を示すものにして、第1図は鋳塊の横断面図
、第2図は第1図のx−x ’線における鋳塊の縦断面
図である。
Claims (1)
- 1、Fe0.05〜1.0%、Si0.05〜1.0%
、Mg1.5%以下、Cu0.5%以下、Ti0.3%
以下、Cr0.3%以下、Mn0.3%以下、残部Al
および不可避不純物からなる合金のFeとSiとの比率
を6.5+3×Mg(%)≦Fe(%)/Si(%)と
して、30〜150mm/minの鋳造速度で鋳造する
ことにより、鋳造状態で樅の木組織の内部組織からなる
圧延用アルミニウム合金鋳塊を製造する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1332787A JPS62275546A (ja) | 1987-01-24 | 1987-01-24 | 圧延用アルミニウム合金鋳塊の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1332787A JPS62275546A (ja) | 1987-01-24 | 1987-01-24 | 圧延用アルミニウム合金鋳塊の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8394380A Division JPS5826421B2 (ja) | 1980-06-23 | 1980-06-23 | 圧延用アルミニウム合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62275546A true JPS62275546A (ja) | 1987-11-30 |
Family
ID=11830055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1332787A Pending JPS62275546A (ja) | 1987-01-24 | 1987-01-24 | 圧延用アルミニウム合金鋳塊の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62275546A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010236055A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Nippon Foil Mfg Co Ltd | リチウムイオン二次電池用アルミニウム合金箔及びその製造方法 |
US10131971B2 (en) | 2013-08-13 | 2018-11-20 | Nippon Light Metal Company, Ltd. | High strength aluminum alloy sheet for anodic oxide coated material and method of producing same and high strength anodic oxide aluminum alloy sheet |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5713139A (en) * | 1980-06-23 | 1982-01-23 | Sukai Alum Kk | Aluminum alloy for rolling |
-
1987
- 1987-01-24 JP JP1332787A patent/JPS62275546A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5713139A (en) * | 1980-06-23 | 1982-01-23 | Sukai Alum Kk | Aluminum alloy for rolling |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010236055A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Nippon Foil Mfg Co Ltd | リチウムイオン二次電池用アルミニウム合金箔及びその製造方法 |
US10131971B2 (en) | 2013-08-13 | 2018-11-20 | Nippon Light Metal Company, Ltd. | High strength aluminum alloy sheet for anodic oxide coated material and method of producing same and high strength anodic oxide aluminum alloy sheet |
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