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JPS62220585A - 混合供給原料から炭化水素を分離する方法 - Google Patents

混合供給原料から炭化水素を分離する方法

Info

Publication number
JPS62220585A
JPS62220585A JP22225686A JP22225686A JPS62220585A JP S62220585 A JPS62220585 A JP S62220585A JP 22225686 A JP22225686 A JP 22225686A JP 22225686 A JP22225686 A JP 22225686A JP S62220585 A JPS62220585 A JP S62220585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
water
pressure
zone
stream
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22225686A
Other languages
English (en)
Inventor
パウリノ・フオルテ
ホセ・アントニオ・ビドウエイラ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Union Carbide Corp
Original Assignee
Union Carbide Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Union Carbide Corp filed Critical Union Carbide Corp
Publication of JPS62220585A publication Critical patent/JPS62220585A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は混合供給物から炭化水素上分離する水蒸気蒸留
法に関する。
(従来技術) ベンゼン−トルエン−CB芳香族1分(B ’r Xと
して知られ、本書でもこの略称を用いる)は、現在では
石油化学の製造原料として、またガソリンのオクタン価
を上げるのに望ましい成分として良く知られている。B
TXの分離方法には、米国特許第5714055号に記
載されている方法など数多くの方法が提案されている。
例えば30重量%以上のような高割合で入手できるBT
Xに対する工業的需要が、改質ガソリン、コークオープ
ン軽質油、及び分解ガソリンなどの広範囲な炭化水素供
給、原料において見られる。これらの供給原料は脂肪族
及び環状脂肪族炭化水素の両者を含んでいる。これらの
供給原料ti成する個々の炭化水素成分は良く知られて
いるので、ここでは詳しく取上げないが、ここで用いら
れる供給原料の主成分は25℃ないし175℃の沸点を
有する炭化水素であl)、n−へブタン・イソオクタン
、メチルシクロヘキセンの直鎖及び分岐鎖パラフィン及
びす7テン、及びBTXなどの芳香族である。
BTX留分はベンゼン、トルエン、及びオルトキシレン
、メタキシレン、バラキシレン及びエチルベンゼンなど
の08 芳香族、及び存在するとしても他成分に対して
極少量のC9芳香族類である。
BTXの回収のために溶剤抽出−水蒸気蒸留法に用いら
れる溶剤は、少なくとも約200’Cの沸点と少なくと
も#225℃の分解温度を有する水混和性の有機液体(
処理温度において)である。
ここに「水混和性」とは、広い温度範囲で完全に混合し
うる溶剤並びに常温で高い部分混合性を有する溶剤(こ
のものは処理温度では通常完全に混合しうる)を指す。
溶剤はまた極性を有し、一般に炭素、水素及び酸素(た
だし例外はある)よシ構成されている。本発明で使用で
きる溶剤の例には、ジプロピレングリフール、トリプロ
ピレングリコール、ジエチレングリコール、トリブチレ
ンクリコール、エチレングリコール、ジエチレングリコ
ール、エチレングリコール七ツメチルエーテル、エチレ
ングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチ
ルエーテル、スルホラン、N−メチルピロリドン、トリ
エチレングリコール1エトラエチレングリコール、エチ
レングリフールジエチルエ→チル、プロピレングリコー
ルモノエチルエーテル、ペンタエチレングリコール、ヘ
キサメチレングリコール、及びこれらの混合物がある。
好ましい溶剤の群には、ポリアルキレングリコールがあ
シ、好ましい溶剤はテトラエチレングリコールである。
単独で、または他の溶剤と、または上記の溶剤と組合せ
て使用できる他の溶剤には、ホルムアミド、アセトアミ
ド、ジメチルホルムアミド、ジエチルホルムアミド及び
ジメチルアセトアミドなどのアミド類、ジエチレントリ
アミン及びトリエチレンテトラミンのようなアミン類、
モノエタノールアミン、ジェタノールアミン及びトリエ
タノールアミンのようなアルカノールアミン類、β、β
′−オキシジブロビオニトリル及びβ、β′−チオジプ
ロビオニトリル類、フェノール及びクレゾール類、メチ
ルスルフオラン類、ジメチルスルホキシド及びジエチル
スルホキシドのようなスルホキシドf’、r−プロピオ
ラクトン及びr−ブチロラクトンのようなラクトン類な
どがある。
抽出及び蒸留に用いる装置は従来のもので良い。
例えば電動機で振動される垂直軸に取付けられた複数の
多孔板を中央に収納した多段往復型の抽出塔、沈降域を
有す本ポンプを含む抽出塔、上昇管を有する多孔トレイ
、或いは単なる中空管などを有する抽出$1−使用でき
、また蒸留は充填バブルトレイ、多孔板分留塔などが使
用できる。向流の流れを抽出及び蒸留塔のいずれにおい
ても使用できる。
主抽出塔のほかに、熱交換器、デカンタ−1貯槽、溶媒
発生器、凝縮器、圧縮器、ポンプ、その他各種抽出塔な
どを用いて所定の系統全完成する。
各種抽出塔には好ましくは単一段混合沈降器があるが、
他のどんな型式のものも使用できる。これらの装置はす
べて抽、出−蒸留工程で慣用されている。
溶剤は水を約1〜1014ii%、好ましくは約2〜6
重量外の範囲で含有する水性液として使用される。
一般に、抽出管行うには抽出塔中の溶剤(水は除外)対
供給原料の割合は約4〜8対1(重量比)である。この
範囲は余シ好ましくない溶剤が使用される場合には拡張
して良い。約5〜12(溶剤)対1(供給原料)、好ま
しくは約5〜7対1が良好な溶剤の場合には使用できる
。しかし、この割合は特定の供給原料について実験に基
づいて選択できるもので、部分的には回収率の高いもの
が必要か、或いは純度の高いものが必要かにも依存する
工程の重要な部分である抽出帯域への還流は炭素数5〜
7を有する脂肪族約20〜50重量%及び芳香族約50
〜80重ffi%から構成するのが一般的である。抽出
帯域における還流対供給原料の比は広くは約CL5〜1
5対1(重量比)、好ましくは約05〜toに保たれる
。この値はしかし実験及び他の面を考慮して選択される
。還流脂肪族は頂部でラフィネートと共に取出されない
で抽出物中に入シ、これは還流デカンタから抽出塔へ戻
される。
抽出帯域の温度は約100〜200°C1好ましい溶媒
に対しては好ましくは約125〜150℃が用いられる
抽出帯域の圧力は約75〜200 psig (5,2
5〜14. OKp/d ゲージ)に保たれる。しかし
、周知のように選ばれた1つの圧力が抽出帯域の全体で
維持されるのではなくて、この範囲内の高い方の圧力が
帯域の底部に、低い方の圧力が帯域頂部に、また中間圧
力が帯域の中間部に存在する。帯域内の圧力は装置の設
計と温度に依存するが、上記の範囲内には調整される。
装置名としては蒸留塔またはストリッパーなどと呼ばれ
る蒸留帯域の頂部温度は、そこに存在する芳香族類混合
物の沸点であシ、一方底部温度は一般に約155〜20
0°Cの範囲にある。
蒸留帯域の頂部圧力、この場合には上側フラッシュ帯域
の圧力は、約20−420−45pai〜五15Kp/
cIIゲージ)の範囲にある。上側フラッシュ帯域の直
ぐ下側の下側フラッシュ帯域の圧力は、約1o 〜25
 pssir ((L7〜t 7 sKp/cdゲージ
)であシ、これは上側フラッシュ帯域よりも約10〜2
0 pslg (r:L7〜t 4Kp/cd)低い。
残りの蒸留帯域の圧力は場所によって成る程度変動する
けれども約15〜25 paIg (105〜t75K
P/cIIゲージ)に保たれる。
蒸留帯域の底へ導入される水蒸気または水蒸気−水混合
物は、約100〜150℃の温度、及び約10〜25 
pmlg ((L7〜t7sKp/c1i)の圧力を有
する。蒸留帯域へ注入される水蒸気または水蒸気−水の
総量は、帯域内の芳香族類1重量部に対して約11〜G
、5部、好ましくは約01〜IILs部である。ストリ
ップ用水蒸気として用いられる水は通常ストリップ水と
呼ばれる。少量の水は溶媒中に溶解して蒸留帯域中に液
体として存在すΣ。
溶剤抽出−水蒸気蒸留の工程においては、供給原料は予
熱されてから主抽出塔の中間トレイの個所へ送入される
。水性溶剤液(含溶剤と呼ばれる)は抽出塔の頂部トレ
イへ入シ、塔を下降して供給原料から芳香族類を除去す
る。芳香族がほぼ無くなったラフィネートは塔の頂部か
ら出て行く。ラフィネートから溶剤と残シの芳香族類及
び洗剤に用いられた水t−+4収するための手段が用い
られる。
抽出塔の下半分では、芳香族の溶剤溶液が底部トレイの
下から抽出塔に入って来る還流液と向流接触する。還流
は抽出塔の下半分を上昇する間に次第に芳香族の溶剤溶
液中に溶けてその純化を行う。
抽出物(富溶剤と呼ばれる)は抽出塔の底から出て行き
、次いで蒸留塔(ストリッパー、または蒸留帯域)の上
側7,7ツシユ室(上側フラッシュ帯域)へ流入する。
抽出物の1部はフラッシュ室に入ると直ぐに蒸発し、気
体として頂部に分離され、残シの抽出物は液体として下
側フラッシュ室(下側クラッシュ帯域)へ流れる。ここ
でも抽出物の1部は頂部でフラツシユ蒸留し、残)の抽
出物(少なくとも約80重量%)は塔を流下して分留帯
域に入シ、そこでストリップ蒸気(水蒸気)と向流接触
し、さらに蒸気が生成される。蒸気の1部は塔の頂部へ
昇って行き、そこでフラッシュ蒸発された蒸気と混合し
て塔頂蒸留物を形成する。
この塔頂蒸留物は抽出塔のための還流を提供する。
富溶剤が塔を約半分まで下降したとき、実質的に脂肪族
類は存在しなくなる。この点で、蒸気の側留分は除去さ
れる。この側留分は芳香族と溶剤−水成分とに分離され
、芳香族は回収され水は系に戻される。との側留分から
の水と系からの他の水とは蒸留塔の底に水蒸気亥たは水
蒸気−水混合物として戻される・液状の水と溶剤は蒸留
塔の底から出て行く。この溶液の一部はりボイラーに送
られ、そこで気化されて再び蒸留塔の底部トレイの下か
ら送入されて熱を供給する。残シの溶剤−水溶液は主抽
出塔の頂部トレイへ戻される。
上記の方法には多くの変形例があるが、それらは装置上
の要件、投入資金1工ネルギー消費1各種部品の効率的
な利用、純度条件などを考慮して決定される。
溶剤抽出−蒸留法は少ないエネルギー消費量で効率の良
い実施が必要であるが、現在までのところ十分な方法は
提案されていない。
(発明の目的) 本発明はエネルギー消費量が少なく、能率の良い溶剤抽
出−蒸留法により混合供給原料から炭化水素を分離する
方法を提供することを目的とする。
(発明の概要) ゛  本発明においては、蒸留帯域における圧力よりも
低圧の水を、蒸留帯域からの塔頂物流と間接熱交換する
ことにより、低エネルギー消費量で水蒸気蒸留を実施す
る。この低圧力は水を気化させるのに十分な圧力であシ
、この圧力は気化した塔頂物を、供給物流或いは水蒸気
のような蒸留帯域へ流入するよシ高圧の流れが通される
流体ニジエフ  、ターの低圧口へ流すことにより維持
される。さらに、熱交換器からの未気化水を水蒸気発生
器へ送り、発生した動力水蒸気管流体エジェクター用の
流体として使用すれば、エネルギー消費量はさらに減じ
る。
本発明は単にエネルギー消費量を減じるだけでなく、ス
トリップ水の再利用を可能にする。多くの水蒸気蒸留方
法においては、蒸留帯域からの塔頂物中のストリップ水
は分離すべき少量成分を含有している。従って、ストリ
ップ水は廃棄したシ、水蒸気ボイ2−など系内の他の装
置に用いるのは適当でない。本発明の方法はとのス) 
IJツブ水を経済的かつ能率的に水蒸気蒸留塔に再循環
させることができるもので、熱は塔頂物水蒸気から回収
されて能率良く水蒸気蒸留帯域へ戻されることになる。
しかも、この方法は装置費用をほとんど必要とせず、ま
た必要以上の保守も必要としない。
これは熱交換器内に低圧ta持するのに流体エジェクタ
ーを用いるからである◇ 本発明の方法は、水と混和し得ない成分の分離を行う各
種水蒸気蒸留に適している。分離は炭化水素、精油、脂
肪酸、ターペンタイン、撥油、しょうのう、重合体中の
単量体などに対して行われ、また酸性ガスの除去、ペン
フィールド法、アルカノールアミン酸性ガス処理装置、
等に応用しうる。
本発明は、(i)富溶剤がフラッシュ蒸留される1次フ
ラッシュ帯域を蒸留帯域の頂部に有し、又は(或いは同
時に)αυ蒸留帯域の中間から側留分蒸気を取出す手段
を有している水蒸気蒸留方法における改良である。
本発明の特徴は、(a)フラッシュ蒸留された富溶剤蒸
気または側留分蒸気をストリップ水と熱交換することに
より、ストリップ水の蒸気及び少なくとも水の沸点近く
にあるストリップ水を形成し、(b)工程(a)からの
ストリップ水の蒸気を水蒸気エジェクターに送、!7、
(c)工程(a)からのストリップ水を動力蒸気発生器
へ送ってこのストリップ水管加圧下に気化し、(d)工
程(c)からのストリップ水の蒸気を工tLA(b)の
水蒸気エジェクターへ送り、そして(e)工程(b)及
び(d)にょシ水蒸気エジェクターへ導入されたストリ
ップ水の蒸気t−蒸留帯域の下半分へ送ることにある。
本発明の他の特徴によると、蒸留帯域からの塔頂物水蒸
気は、熱交換圧力下で少なくとも水の沸点近くの温度に
おいてス) IJツブ水と熱交換され、これによりス)
 IJツブ水の蒸気が形成され、そして水蒸気エジェク
ターに送られる。高い圧力のこの水蒸気は水蒸気エジェ
クターを通って蒸留帯域に送られ、それにより熱交換器
の圧力は水蒸気蒸留帯域の圧力よ)も低くなる。
本発明のさらに他の特徴によると、水と混和しない少な
くとも1種の被分離成分を含有している供給物流と、水
及び水蒸気の少なくとも1種とが、温度及び圧力を含む
水蒸気蒸留条件下にある水蒸気蒸留帯域に導入され、そ
れにょシ少なくとも1種の被分離成分を含有するガス状
塔頂物流と液状底部留分とが形成される。液状底部留分
は塔の下部から抜出され、塔頂物流は塔の頂部から抜出
されて間接熱交換器に送られる。塔頂物流は凝縮されて
少なくとも1種の被分離成分を富化した流体流と水流と
を生じる。水流の少なくとも1部は熱交換媒体として間
接熱交換器へ送られ、少なくとも一部は水蒸気蒸留帯域
(#E)内の圧力よりも低圧で気化する0この気化した
流れは、高い圧力で少なくとも1種の供給流及び少なく
とも一部の動作流とが流れている流体エジェクターの低
圧入口へ送られ・そこから水蒸気蒸留塔へ送入される。
これにより間接熱交換器の熱交換媒体側は塔頂物流中に
含まれている熱を用いて水蒸気を発生するのに充分な低
い絶対圧力に維持される。
(発明の詳細な説明) 半抽出塔、供給原料、溶剤、温度、及び圧力は必要な変
更を除けば既に述べた通シのものt本発明でも用いる。
本発明は、主フラッシュ帯域及び/又は側留分蒸気取出
部のある任意の水蒸気蒸留法に適用できるが、特に興味
ある用途は芳香族炭化水、素の回収を行う溶剤抽出−水
蒸気蒸留法である0 図面を参照して本発明の詳細な説明する。抽出塔(図示
せずからの富溶剤は約100〜150℃の温度を有する
。富溶剤は管路1から蒸留塔(ストリッパー)3の頂部
の1次フラッシュ室2へ入る。1次フラッシュ室2は約
20〜60 pgig(14〜4.2 KP/crIゲ
ージ)の圧力に維持されている。
富溶剤中の炭化水素及び水の一部は、フラッシュ蒸留し
て塔頂物蒸気1として管路4に出て、約90−140℃
の温度及び約15〜55 pgig (105〜5.8
5KP/cdゲージ)の圧力で管路5を流れ、次いでス
トリップ水気化器である熱交換器6へ入る。
ストリップ水は約35〜85℃°の温度で管路7か熱交
換器6に入る。1次フラッシュ蒸留した蒸気が凝縮して
来ると、ストリップ水の温度は約100℃に上昇する。
これは大気圧における水の沸点に相当する。ストリップ
水の一部は大気圧下で蒸発し、他の部分は液体のままで
ある。熱交換器6が大気圧以下で動作する場合には、水
の肺臓は尚然低下する。
ストリップ水は2つの流れに分れて蒸気管路9及び液体
管路10に流れる。凝縮した1次7ラッシュ蒸気は管路
5をさらに流れて2次フラッシュ室11からの蒸気及び
蒸留塔3の頂部からのそれぞれの管路12.13の合併
流14と合流する。
流れ5.12.13は塔頂留分である。流れ5.14は
合体して管路15に入シ、還流凝縮器16に入る。凝縮
器16でa!!縮された蒸気はデカンタ−17に導かれ
て、炭化水素還流相が水性相から分離される。還流は抽
出塔へ再循環され、水性相はデカンタ−29からの水性
相と合併されてストリップ水として再使用のためポンプ
18に送られる。デカンタ−17からの水性相は管路1
7Aから、またデカンタ−29からの水性相は管路29
から来る。約25〜80℃の範囲の温度を有するストリ
ップ水はポンプ18から管路7に進み、すでに述べたス
) IJツブ水気化器(熱交換器)6に入る。
釣100℃のストリップ水は管路10からポンプ19に
、次いで動力水蒸気発生器20に導かれ、そこで約17
0〜250°Cの温度及び約100〜a o o ps
ig (7,0〜28KP/c++!ゲージ)の圧力の
高圧水蒸気に変換される。これは約125〜450ps
ig(a75〜5t5Kp/にdゲージ)の圧力含有す
る水蒸気を動力水蒸気発生器20に導入することにより
達成される。発生器20からのストリップ水蒸気(動力
水蒸気)は管路22を経て水蒸気エジェクター23に入
シ、そのための駆動力となる0100℃のストリップ水
蒸気は管路9から水蒸気エジェクター23に入って蒸留
塔3へ放出される。
水蒸気エジェクターのほぼ全部が蒸留塔3へ圧送される
発生器20へ入って来るストリップ水中の溶剤含有率は
約IIi量%よりも小さい。この少量の溶剤は発生器2
0中で濃縮され、発生器20から追出され、図示してい
ないパージ手段によって蒸留塔3へ送入される。
発生器20で用いられる水蒸気は管路21の下流へ進み
、次いでリボイラー24に入シ、そこで蒸留塔5の底か
ら管路25に出る含溶剤水溶液の一部を気化する。氷−
気は凝縮されて管路21に出て行き、含溶剤水溶液の蒸
気は管路25の下流に流れて蒸留塔5へ戻される。含溶
剤水溶液は管路26を経て主抽出塔の頂部へ送られる。
側留分蒸気は蒸留塔3の中間から管路27に引出されて
凝縮器28に送られる。こうして液化され先側留分はデ
カンタ−29において芳香族相と水性相に分離される。
水性相はストリップ水としてポンプ18にσ]かれ、一
方芳香族相はさらに蒸留及び分離ヲ行うために回収され
る。
図示しない別法としては、側留分の蒸気を1次フラッシ
ュ蒸気として用いる。側留分の蒸気は約90〜140℃
の温度と約0〜20 psig (0−14に5J/i
ゲージ)の圧力でストリップ水気化器である熱交換器6
に入る。その他の構成は1次フラッシュ蒸気について述
べたものと同一である。
熱が側留分蒸気から回収された後、残シの蒸気は凝縮器
2Bへ流れ、凝縮物は管路27の下流へ流れる。さらに
、他の方法を追加しても良い。例え#i1次フラフラッ
シュ蒸気留分蒸気から熱を回収することができる。とれ
を行うには、追加のストリップ水気化器と管路を用いて
側留分蒸気を処理する必要がある。エネルギー回収に重
要なポイントは、膨張前の加圧゛状態、すなわち1次ク
ラッシュ蒸気にあっては約20〜60 psig (t
4〜4.2KIP/dゲージ)、及び側留分蒸気にあっ
ては約0〜2 s pelt (o 〜t7sJ1/−
ゲージ)の圧力下に゛あるこれら蒸気を利用することで
ある。好ましい例(すなわち最高の熱回収)は、第1に
側留分蒸気の利用、第2にこれと1次フラッシュ蒸気の
利用、第5に1次クラッシュ蒸気の利用であるが、この
順序は本発明を適用する対象によって変わシうる。
蒸気からの熱の回収は高熱束管式熱交換器を用いれば約
2〜3℃の接近した温度間でも実行でき、回収率が高く
できる@側留分の純度からは、ストリップ水気化器に高
熱束管式熱交換器を用いるのが適当である。
本発明の方法の利点は次の通シである。
t 高い省エネルギー。芳香族類を分離するのに用いる
ストリップ水の流量が大きい程、エネルギーの節約が得
られる。
2 溶剤から炭化水素(又は任意の溶質)t−除去する
のにストリップ水を用いる任意の蒸留塔へ適用可能であ
る。
S ストリップ水気化器(熱交換器)及び動力水蒸気発
生器に要する費用は他の同種のシステムに必要な他の熱
交換器が省略できることで相殺できる。
4、 水蒸気エジェクターは一通常の圧縮器に比べて安
価である。
本発明を次に例によって示す。なお%及び割合は重量比
である。
実施例 好ましい条件を用いて上に述べ且つ図面に示した方法を
2回実施した。1回目は1次フラッシュ蒸気を用い(方
法A)、また2r!21目は側留分蒸気を用いた(方法
B)。供給原料は匙63%BTXを含有する苛酷改質物
であシ、含溶剤溶液は約94%のテトラエチレングリコ
ール及び約6%の水よシ成るものを用いた。
動作条件及び結果は方法A、Bとも特記した以外は同一
であった。
蒸留塔(ストリッパー)3に入 る富溶剤の温度        138℃l     
 温度     125℃側留分の蒸気の温度    
    126℃蒸留#!t3の温度        
     156℃管路9のストリップ水の温度   
    100℃p      EE力      1
気圧管路7のストリップ水の温度       49℃
管路10のストリップ水の温度      100℃溶
剤溶液/供給原料比          5.2回収率
(回収量/供給成分量)% ベンゼン              9997トルエ
ン             9978キシレン   
          ?FL55クメン       
      84.48不純物(ppm)      
        652方法Btr         
   510方法33      p        
    12.0方法人におけるエネルギー減少見積量
(資) 12方法Br            19注
:エネルギー節約量及び減少量((6)は、1次フラッ
シュ蒸気及び側留分蒸気をストリップ水の加熱に用°、
いなかった他は同一の工程及び条件で行った実験結果と
比較した。但し、富溶剤−ストリップ水熱交換器を代り
に用いてストリップ水の加f!P4を行った。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明による方法を実施するための装置の概略図
である。 図面の浄8ζ内容に変更なし) 手続補正書(方式) %式% 事件の表示 昭和61年特願第222256  号発明
の名称  混合供給原料から炭化水素を分離する方法補
正をする者

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(i)蒸留帯域の頂部に富溶剤がフラツシユされる
    1次フラツシユ帯域が存在し、及び/又は(ii)蒸留
    帯域の中間から側留分蒸気が抜き出されるようになつて
    いる炭化水素回収のための水蒸気蒸留方法において、(
    a)フラツシユ蒸留された富溶剤蒸気または側留分蒸気
    をストリツプ水と熱交換させてストリツプ水の蒸気及び
    少なくとも水の沸点近くにあるストリツプ水を形成し、
    (b)工程(a)からのストリツプ水の蒸気を水蒸気エ
    ジエクターに送り、(c)工程(a)からのストリツプ
    水を動力蒸気発生器へ送つてこのストリツプ水を加圧下
    に気化し、(d)工程(c)からのストリツプ水の蒸気
    を前記水蒸気エジエクターへ送り、そして(e)工程(
    b)及び(d)により水蒸気エジエクターへ導入された
    ストリツプ水の蒸気を蒸留帯域の下半分へ送入すること
    を特徴とする水蒸気蒸留方法。 2、水蒸気蒸留方法は芳香族炭化水素の回収のための溶
    剤抽出−水蒸気蒸留方法である前記第1項記載の水蒸気
    蒸留方法。 3、(i)水と混和しない少なくとも1種の被分離成分
    を含有している供給物流と(ii)水及び水蒸気の少な
    くとも1種を含有する動作流とを水蒸気蒸留帯域へ供給
    し、温度及び圧力を含む水蒸気蒸留条件下に前記帯域を
    維持することにより少なくとも1種の被分離成分を含む
    気体状塔頂流と液状底部留分に分離し、塔頂流を抜出し
    て間接熱交換器へ通すことにより前記塔頂流を凝縮して
    少なくとも1種の被分離成分に富む液体流と水流とを形
    成し、前記水流の少なくとも1部を熱交換媒体として前
    記間接熱交換器へ送入してその少なくとも一部を前記水
    蒸気蒸留帯域中の圧力よりも低い絶対圧力で気化し、こ
    うして生成した水蒸気を流体エジエクターの低圧入口に
    導入し、前記少なくとも1種の被分離成分及び少なくと
    も1部の動作流を含む流れを高い絶対圧力で前記エジエ
    クターに流通させ、得られた流れを前記水蒸気蒸留帯域
    へ送入し、以つて前記間接熱交換器の熱交換媒体側の圧
    力を塔頂流中に含まれる熱を利用して水蒸気を発生させ
    るのに充分な低い絶対圧力に維持することを特徴とする
    水蒸気蒸留方法。 4、流体エジエクターに流通される動作流は水蒸気であ
    る前記第3項記載の水蒸気蒸留方法。 5、蒸留帯域中で水及び水蒸気を含有する供給流から少
    なくとも1種の水と混和しない成分を回収する方法にお
    いて、(a)前記蒸留帯域からの塔頂蒸気流を熱交換圧
    力下では少なくともほぼ水の沸点の温度でストリツプ水
    と間接熱交換し、(b)前記工程(a)で生成したスト
    リツプ水の蒸気を水蒸気エジエクターの低圧側へ送り、
    そして(c)前記エジエクターからの流れを前記蒸留帯
    域へ送入し、それにより前記工程(b)により前記工程
    (a)の熱交換圧力が前記蒸留帯域の圧力よりも低くさ
    れていることを特徴とする水蒸気蒸留方法。 6、工程(a)からの未気化ストリツプ水は動力水蒸気
    発生器へ送られ、そこでこのストリツプ水は気化された
    後工程(b)のエジエクターに送入される前記第5項記
    載の水蒸気蒸留方法。
JP22225686A 1986-03-14 1986-09-22 混合供給原料から炭化水素を分離する方法 Pending JPS62220585A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50108226A (ja) * 1974-02-05 1975-08-26
JPS56120793A (en) * 1980-01-31 1981-09-22 Union Carbide Corp Separation of aromatic hydrocarbons from petroleum fraction

Patent Citations (2)

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