JPS62228707A - ネジ穴作成方法 - Google Patents
ネジ穴作成方法Info
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- JPS62228707A JPS62228707A JP7095786A JP7095786A JPS62228707A JP S62228707 A JPS62228707 A JP S62228707A JP 7095786 A JP7095786 A JP 7095786A JP 7095786 A JP7095786 A JP 7095786A JP S62228707 A JPS62228707 A JP S62228707A
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- JP
- Japan
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- nut
- hole
- workpiece
- cutting
- screw hole
- Prior art date
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- Pending
Links
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Landscapes
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野と従来技術
本発明は、機械要素のボルトを螺着させるためのネジ穴
の作成方法に関する。
の作成方法に関する。
ネジ穴とボルトとの螺着は、基本的機械要素であり、部
材相互の固定、万力のような動力伝達、マイクロメータ
のような距離調節の作用をもつ。このネジ穴の作成は、
加工物上のおけるネジ穴の位置決め、ドリルによる穴あ
け、穴内面のネジ山切削の行程からなる。ここでネジ山
切削には、手作業切削と機械切削がある。手作業切削は
、荒削り、中削り、そして仕上げ削りのタップを用いて
、ネジ山切削行程を3段階に分けて行うものである。し
かもこのタップによる切削作業は、タップの垂直度を保
ちながら、回転力とともに押圧力も加えなければならな
いという熟練を要する作業であった。もう一方の機械切
削は、荒削りと中削りと仕上げ削りのタップを1本化し
たタップを用いて1行程で行うものである。ただし長尺
のタップの全長を穴に挿入するので、慣通穴のネジ山切
削はできるが、止まり穴へはできないものであった。ま
た各タップの種類に合わせて機械の切削回転数と送り速
度を設定する必要があった。このようにネジ穴の作成行
程は繁雑であった。
材相互の固定、万力のような動力伝達、マイクロメータ
のような距離調節の作用をもつ。このネジ穴の作成は、
加工物上のおけるネジ穴の位置決め、ドリルによる穴あ
け、穴内面のネジ山切削の行程からなる。ここでネジ山
切削には、手作業切削と機械切削がある。手作業切削は
、荒削り、中削り、そして仕上げ削りのタップを用いて
、ネジ山切削行程を3段階に分けて行うものである。し
かもこのタップによる切削作業は、タップの垂直度を保
ちながら、回転力とともに押圧力も加えなければならな
いという熟練を要する作業であった。もう一方の機械切
削は、荒削りと中削りと仕上げ削りのタップを1本化し
たタップを用いて1行程で行うものである。ただし長尺
のタップの全長を穴に挿入するので、慣通穴のネジ山切
削はできるが、止まり穴へはできないものであった。ま
た各タップの種類に合わせて機械の切削回転数と送り速
度を設定する必要があった。このようにネジ穴の作成行
程は繁雑であった。
また単にネジといっても、その種類は非常に沢山ある。
まずネジ山の形状であるが、断面が三角形、方形、台形
、円形の概形があり、このうち三角ネジに限ってもネジ
山の高さ、角度の違いからさらに種類が分かれる。メー
トル並目ネジ、ユニファイ並目ネジ、ユニファイ細目ネ
ジから自転車用、ミシン用のネジまでJIS規格にてJ
ISB0205から0255に定められている。そして
上記それぞれのネジにおいて、ネジの直径という種類が
加わる。さらにネジの加工精度によって1級から3級に
等級分けされるし、材質も高張力鋼から軟鋼、プラスチ
ック、その他新素材のものがある。つまりネジ山形状の
種類と、ネジ形の種類と、加工精度の種類と、材質の種
類枝で組み合わされる多大な種類のネジがあるわけであ
る。ゆえに前述のネジ穴作成過程で使用されるタップの
種類も膨大な数となり、加工作業をさらに繁雑にし、膨
大な工具数を必要とした。
、円形の概形があり、このうち三角ネジに限ってもネジ
山の高さ、角度の違いからさらに種類が分かれる。メー
トル並目ネジ、ユニファイ並目ネジ、ユニファイ細目ネ
ジから自転車用、ミシン用のネジまでJIS規格にてJ
ISB0205から0255に定められている。そして
上記それぞれのネジにおいて、ネジの直径という種類が
加わる。さらにネジの加工精度によって1級から3級に
等級分けされるし、材質も高張力鋼から軟鋼、プラスチ
ック、その他新素材のものがある。つまりネジ山形状の
種類と、ネジ形の種類と、加工精度の種類と、材質の種
類枝で組み合わされる多大な種類のネジがあるわけであ
る。ゆえに前述のネジ穴作成過程で使用されるタップの
種類も膨大な数となり、加工作業をさらに繁雑にし、膨
大な工具数を必要とした。
課題
従来のネジ穴作成行程において、行程の繁雑さ、工具数
の膨大さが問題となっていた。そこでネジの種類にかか
わらず、かつ簡単な行程でネジ穴を作成する行程を提供
することを課題とする。
の膨大さが問題となっていた。そこでネジの種類にかか
わらず、かつ簡単な行程でネジ穴を作成する行程を提供
することを課題とする。
解決手段
本発明はナットをネジ穴作成位置に固定することにて前
記課題を解決するものである。その固定方法は、溶接あ
るいは接着などを用いる。
記課題を解決するものである。その固定方法は、溶接あ
るいは接着などを用いる。
実施例
実施例1を図1に示す。工作物1の所定位置にナット2
を置き、適宜溶接手段を用いて工作物1と接触している
ナット2外周部を溶接する。この場合溶接法は、ガス、
アーク、電気抵抗、ろう付等何でも良い。
を置き、適宜溶接手段を用いて工作物1と接触している
ナット2外周部を溶接する。この場合溶接法は、ガス、
アーク、電気抵抗、ろう付等何でも良い。
実施例2は図2のごとく工作物1の所定位置にボルトを
通せるバカ穴3をあけたうえで、その裏面にナット2を
接着固定する。
通せるバカ穴3をあけたうえで、その裏面にナット2を
接着固定する。
実施例3は、図3のようにナット2がはいる径と深さの
穴4を工作物1にあけたうえで、ナット2を圧入する。
穴4を工作物1にあけたうえで、ナット2を圧入する。
そしてナット2外周を溶接して固着させる。この場合は
ナット2と工作物1の接触部分が奥深いので、電気抵抗
溶接か接着剤による接着が適している。ここでネジ穴の
深さを深くしたい場合は、複数のナット2・・・を挿入
していけばよい。ただしネジ山がそろうように、あらか
じめナット2・・・同士を一体的に接着したうえで、工
作物1の穴4に固定する。
ナット2と工作物1の接触部分が奥深いので、電気抵抗
溶接か接着剤による接着が適している。ここでネジ穴の
深さを深くしたい場合は、複数のナット2・・・を挿入
していけばよい。ただしネジ山がそろうように、あらか
じめナット2・・・同士を一体的に接着したうえで、工
作物1の穴4に固定する。
実施例4は、図4Aに示すキャップ5とナット2を図4
Bのように合わせ、工作物1中の穴4にキャップ5を挿
入して溶接固定する。
Bのように合わせ、工作物1中の穴4にキャップ5を挿
入して溶接固定する。
実施例5は、図5Aのようにナット2の外周を切削して
円筒形にしたうえで、工作物1の穴4の中に挿入接着す
るものである。このとき切削加工面を多少荒くしておけ
ば、接着強度は増す。接着剤ははく離に弱いが剪断力に
は強いからである。
円筒形にしたうえで、工作物1の穴4の中に挿入接着す
るものである。このとき切削加工面を多少荒くしておけ
ば、接着強度は増す。接着剤ははく離に弱いが剪断力に
は強いからである。
実施例6は、工作物1にナット2がスライドできる溝6
をフライス切削し、その溝6にナット2を挿入し、所定
位置にて溶接する。
をフライス切削し、その溝6にナット2を挿入し、所定
位置にて溶接する。
ちなみに固定強度と作業の簡易性の面からナット固定法
として最も適したものに、電気抵抗法があげられる。こ
の電気抵抗法にてナット2を固定するための溶接装置8
を説明する。まず溶接装置8に求められる要件は、ナッ
トに電流を伝える電極と、垂直度を保つナットの保持と
、ナットへの押圧力の伝達である。そして付加的に求め
られる要件として適用できるナットの大きさの範囲が広
いことと、連続作業ができるように多数のナットを保持
できることである。ここでナットを保持する方法として
は、ナットのネジ穴に保持部材を挿入して、保持部材を
広げることで保持する方法が考えられる。別の方法とし
ては、ボルト7を一時的に溶接装置8の保持部材9に固
定し、そのボルト7とナット2を螺着させて保持する方
法がある。その概略を図7,8に示した。また多数のナ
ット2を保持する方法としては、図9のように形状可変
のレール10を構成する方法がある。
として最も適したものに、電気抵抗法があげられる。こ
の電気抵抗法にてナット2を固定するための溶接装置8
を説明する。まず溶接装置8に求められる要件は、ナッ
トに電流を伝える電極と、垂直度を保つナットの保持と
、ナットへの押圧力の伝達である。そして付加的に求め
られる要件として適用できるナットの大きさの範囲が広
いことと、連続作業ができるように多数のナットを保持
できることである。ここでナットを保持する方法として
は、ナットのネジ穴に保持部材を挿入して、保持部材を
広げることで保持する方法が考えられる。別の方法とし
ては、ボルト7を一時的に溶接装置8の保持部材9に固
定し、そのボルト7とナット2を螺着させて保持する方
法がある。その概略を図7,8に示した。また多数のナ
ット2を保持する方法としては、図9のように形状可変
のレール10を構成する方法がある。
作用効果
通常、ナットはボルト、座金と一組にして流通しており
、ナットの入手に何らの問題はない。また本発明の方法
は強度的にも問題はない。ナットの軸方向の長さは、そ
のナットと螺着するボルトの許容引張り力に耐え得る長
さに設計されている。
、ナットの入手に何らの問題はない。また本発明の方法
は強度的にも問題はない。ナットの軸方向の長さは、そ
のナットと螺着するボルトの許容引張り力に耐え得る長
さに設計されている。
そしてボルト断面積よりも、ナットと工作物の接触面積
の方が広いので、ナットが工作物から離脱することはな
い。
の方が広いので、ナットが工作物から離脱することはな
い。
次に効果を述べると、本発明によるネジ穴作成方法は、
ナット係合部の加工工程と、ナット固定工程のみからな
る方法なので、従来の工程よりも工程数が少く、どんな
ネジ穴も同一作業で行なえ簡単である。また工具として
タップを使用せず、溶接装置あるいは接着のための器具
があれば良く、加工工具を大幅に減らすことができる。
ナット係合部の加工工程と、ナット固定工程のみからな
る方法なので、従来の工程よりも工程数が少く、どんな
ネジ穴も同一作業で行なえ簡単である。また工具として
タップを使用せず、溶接装置あるいは接着のための器具
があれば良く、加工工具を大幅に減らすことができる。
図1は実施例1の斜視図、図2は実施例2の斜視図、図
3は実施例3の斜視図、図4Aはキャップ5の斜視図、
図4bはナット2とキャップ5の組み図、図4Cは実施
例4の斜視図、図5Aはナット2の外周を削ったものの
斜視図、図5bは実施例5の斜視図、図6は実施例6の
斜視図、図7は溶接装置8の全体図、図8は溶接装置8
の要部の断面図、図9はレール10の上面図、である。 1・・・・・・工作物、2・・・・・・ナット、3・・
・・・・バカ穴、4・・・・・・穴、5・・・・・・キ
ャップ、6・・・・・・溝、7・・・・・・ボルト、8
・・・・・・溶接装置、9・・・・・・保持部材、10
・・・・・・レール。
3は実施例3の斜視図、図4Aはキャップ5の斜視図、
図4bはナット2とキャップ5の組み図、図4Cは実施
例4の斜視図、図5Aはナット2の外周を削ったものの
斜視図、図5bは実施例5の斜視図、図6は実施例6の
斜視図、図7は溶接装置8の全体図、図8は溶接装置8
の要部の断面図、図9はレール10の上面図、である。 1・・・・・・工作物、2・・・・・・ナット、3・・
・・・・バカ穴、4・・・・・・穴、5・・・・・・キ
ャップ、6・・・・・・溝、7・・・・・・ボルト、8
・・・・・・溶接装置、9・・・・・・保持部材、10
・・・・・・レール。
Claims (1)
- ネジ穴を設ける工作物上の位置に、ナットを固定するこ
とによるネジ穴作成法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7095786A JPS62228707A (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | ネジ穴作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7095786A JPS62228707A (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | ネジ穴作成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62228707A true JPS62228707A (ja) | 1987-10-07 |
Family
ID=13446507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7095786A Pending JPS62228707A (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | ネジ穴作成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62228707A (ja) |
-
1986
- 1986-03-31 JP JP7095786A patent/JPS62228707A/ja active Pending
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