JPS62214248A - 燃料噴射方法 - Google Patents
燃料噴射方法Info
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- JPS62214248A JPS62214248A JP5443186A JP5443186A JPS62214248A JP S62214248 A JPS62214248 A JP S62214248A JP 5443186 A JP5443186 A JP 5443186A JP 5443186 A JP5443186 A JP 5443186A JP S62214248 A JPS62214248 A JP S62214248A
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Landscapes
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は燃料噴射式内燃機関の燃料噴射方法に関し、特
に燃料噴射量が大きく変化する場合、例えば理論空燃比
が互いに大きく異なるガソリンとアルコールとの混合燃
料の各種アルコール濃度を有するものを使用する場合等
に利用できる燃料噴射方法に関するものである。
に燃料噴射量が大きく変化する場合、例えば理論空燃比
が互いに大きく異なるガソリンとアルコールとの混合燃
料の各種アルコール濃度を有するものを使用する場合等
に利用できる燃料噴射方法に関するものである。
[従来の技術]
従来燃料噴射式内燃機関において燃料噴射量は、吸気圧
から求めた11ナイクル当りの吸入空気量又は流り計に
より求めた空気量をその時のエンジン回転速度で除した
1サイクル当りの空気量のいずれか及び目標とする空燃
比を基に決定している。
から求めた11ナイクル当りの吸入空気量又は流り計に
より求めた空気量をその時のエンジン回転速度で除した
1サイクル当りの空気量のいずれか及び目標とする空燃
比を基に決定している。
この目標空燃比は、ガソリンと空気とが完全燃焼をする
ための重量比、すなわら理論空燃比の近傍とされるか、
又は軽負荷定常運転時には燃費向上の観点から理論空燃
比よりも少しガソリンの少ない、いわゆるリーンバーン
領域とされることが多い。いずれにせよ、その目標空燃
比は狭い範囲内でしか変化゛Vず、また1サイクル当り
の吸入空気量もエンジン回転速度により大きな変化がな
いため、燃お1噴q]弁の1回当りの噴射量はスロット
ルバルブの開度の変化に応じた比較的狭い範囲内に収ま
っており、燃料噴射弁もその範囲内で精密な制御を行う
ように設h1されている。
ための重量比、すなわら理論空燃比の近傍とされるか、
又は軽負荷定常運転時には燃費向上の観点から理論空燃
比よりも少しガソリンの少ない、いわゆるリーンバーン
領域とされることが多い。いずれにせよ、その目標空燃
比は狭い範囲内でしか変化゛Vず、また1サイクル当り
の吸入空気量もエンジン回転速度により大きな変化がな
いため、燃お1噴q]弁の1回当りの噴射量はスロット
ルバルブの開度の変化に応じた比較的狭い範囲内に収ま
っており、燃料噴射弁もその範囲内で精密な制御を行う
ように設h1されている。
し発明が解決しようとする問題点コ
近年、ガソリンにアルコールを混合した燃料を用いる内
燃機関に関する研究・開発が進められているが、その使
用する混合燃料のアルコール)開度は、市場において様
々な程度のものが供給される可能性がある。内燃機関用
燃料として用いられるアルコールとしては、メタノール
がその代表的なものであるが、メタノールと空気との理
論空燃比は約6.5と、ガンリンと空気との理論空燃比
的14.7とは大きくか(プ離れている。従って、給油
した燃料のアルコール濃度により、同一吸入空気量に対
して燃料噴射量は大ぎな範囲で変化さぜな(ブればなら
ない。しかし、従来の燃料噴射弁では前述の通り一回の
噴射Mが比較的狭い範囲内でしか精密な噴射m制御がな
されないということと、−回に多量、すなわち長時間連
続的に噴射をした場合には、燃お1の霧化が不十分にな
るという問題点がおる。
燃機関に関する研究・開発が進められているが、その使
用する混合燃料のアルコール)開度は、市場において様
々な程度のものが供給される可能性がある。内燃機関用
燃料として用いられるアルコールとしては、メタノール
がその代表的なものであるが、メタノールと空気との理
論空燃比は約6.5と、ガンリンと空気との理論空燃比
的14.7とは大きくか(プ離れている。従って、給油
した燃料のアルコール濃度により、同一吸入空気量に対
して燃料噴射量は大ぎな範囲で変化さぜな(ブればなら
ない。しかし、従来の燃料噴射弁では前述の通り一回の
噴射Mが比較的狭い範囲内でしか精密な噴射m制御がな
されないということと、−回に多量、すなわち長時間連
続的に噴射をした場合には、燃お1の霧化が不十分にな
るという問題点がおる。
さらに、排気中の残存酸素濃度をフィードバックして目
標空燃比から算出された燃料噴射量を補正する、いわゆ
る字消制御を行っている場合には、混合燃料のアルコー
ル濃度が変化したときに燃焼後の排気中の酸素濃度が大
きく変化するため、学習値も累積的に増加又は減少を続
けて排気中の酸素濃度を目標値に近イ」(プようとする
が、前述の所定の上下限値で抑えられてしまい、それ以
上の空燃比補正ができないという問題点もおる。
標空燃比から算出された燃料噴射量を補正する、いわゆ
る字消制御を行っている場合には、混合燃料のアルコー
ル濃度が変化したときに燃焼後の排気中の酸素濃度が大
きく変化するため、学習値も累積的に増加又は減少を続
けて排気中の酸素濃度を目標値に近イ」(プようとする
が、前述の所定の上下限値で抑えられてしまい、それ以
上の空燃比補正ができないという問題点もおる。
[問題点を解決するための手段]
上記問題点を解決するために本発明が採用した。
手段は、第1図にその概要を例示するごとく、内燃機関
の排気中の酸素濃度をフィードバックして燃料噴射mの
補正を行う燃料噴射方法において、 1回当り燃料噴射量が所定範囲を上回ったとぎには燃料
噴射回数を増加させ、(S3)、1回当りの燃料噴射量
が該所定範囲を下回ったときには燃料噴射回数を減少さ
せる(55)°ことを特徴とする燃料噴射方法をその要
旨とするものである。
の排気中の酸素濃度をフィードバックして燃料噴射mの
補正を行う燃料噴射方法において、 1回当り燃料噴射量が所定範囲を上回ったとぎには燃料
噴射回数を増加させ、(S3)、1回当りの燃料噴射量
が該所定範囲を下回ったときには燃料噴射回数を減少さ
せる(55)°ことを特徴とする燃料噴射方法をその要
旨とするものである。
[作用]
1゛す゛イクル当りの吸入空気量と目標空燃比とから基
本燃料噴射量を算出した後、排気中の酸素濃度により補
正を行い、ざらに現在の燃料噴射回数で除して、又は噴
射回数で除した後に補正を行って、1回当り燃料噴射量
を算出する(Sl)。この1回当り燃料噴射量が所定の
範囲を上回るかどうかを判断しくS2)、もし上回って
いるならば燃料噴射回数を増加する(S3)。1回当り
燃料噴!)Iffiが所定範囲を上回らないと判断され
れば、次に該所定範囲を下回るかどうかを判断しくS4
)、もし下回っているならば燃料噴射回数を減少する(
S5)。
本燃料噴射量を算出した後、排気中の酸素濃度により補
正を行い、ざらに現在の燃料噴射回数で除して、又は噴
射回数で除した後に補正を行って、1回当り燃料噴射量
を算出する(Sl)。この1回当り燃料噴射量が所定の
範囲を上回るかどうかを判断しくS2)、もし上回って
いるならば燃料噴射回数を増加する(S3)。1回当り
燃料噴!)Iffiが所定範囲を上回らないと判断され
れば、次に該所定範囲を下回るかどうかを判断しくS4
)、もし下回っているならば燃料噴射回数を減少する(
S5)。
S3及びS5にて燃料噴射回数を増加又は減少させた場
合には、新たに1回当りの燃料噴射量を算出し直し、ま
たS2,34にて1回当り燃料噴l1)l但が所定範囲
内に収まっている場合にはそのまま、いずれもその後、
定められた回数の燃料噴射を実行する。
合には、新たに1回当りの燃料噴射量を算出し直し、ま
たS2,34にて1回当り燃料噴l1)l但が所定範囲
内に収まっている場合にはそのまま、いずれもその後、
定められた回数の燃料噴射を実行する。
[実施例]
本発明に係る方法を用いた実施例の一つを以下に述べる
。本実施例はアルコールとガソリンとの混合撚お1を用
いることのできる内燃機関で、It気気中酸素Q度をフ
ィードバックして燃料噴射量の学習制御を行っている場
合に、本発明に係る方法を適用したものである。
。本実施例はアルコールとガソリンとの混合撚お1を用
いることのできる内燃機関で、It気気中酸素Q度をフ
ィードバックして燃料噴射量の学習制御を行っている場
合に、本発明に係る方法を適用したものである。
第2図は、本実施例が適用される自動車エンジンと電子
制御式燃料噴射装置の構成図である。エンジン10は4
気筒でありガソリン及びアルコールの混合燃料を用いる
ことができるように、配管系及び点火系等が調整されて
いる。エンジン10の吸気管12内にはスロットルバル
ブ14があり、アイドル用バイパス路16がそのスロッ
トルバルブ14を迂回している。スロットルバルブ14
の開度はスロットルポジションセンサ18により検出さ
れる。吸気管12のスロットルバルブ14よりも下流に
は吸気管内の圧力を検出する吸気圧センサ20及び各気
筒に燃11噴射弁22が配設されている。各燃料噴射弁
22へは、燃料タンク24の中の燃料がポンプ26によ
り燃料パイプ28を通して送られる。排気管2つには酸
素′Q度ゼンサ30が配設され、この酸素温度センサ3
0は排気中の残存酸素濃度を検出する。31は三元触a
!装置でおる。
制御式燃料噴射装置の構成図である。エンジン10は4
気筒でありガソリン及びアルコールの混合燃料を用いる
ことができるように、配管系及び点火系等が調整されて
いる。エンジン10の吸気管12内にはスロットルバル
ブ14があり、アイドル用バイパス路16がそのスロッ
トルバルブ14を迂回している。スロットルバルブ14
の開度はスロットルポジションセンサ18により検出さ
れる。吸気管12のスロットルバルブ14よりも下流に
は吸気管内の圧力を検出する吸気圧センサ20及び各気
筒に燃11噴射弁22が配設されている。各燃料噴射弁
22へは、燃料タンク24の中の燃料がポンプ26によ
り燃料パイプ28を通して送られる。排気管2つには酸
素′Q度ゼンサ30が配設され、この酸素温度センサ3
0は排気中の残存酸素濃度を検出する。31は三元触a
!装置でおる。
スロットルポジションセンサ18.吸気圧センサ20及
び酸素濃度センサ30からの信号は電子制御装置(EC
U>32に入力される。ECU32への入力信号はこの
他に、ディストリビュータ34内に設けられたクランク
角ヒンサ36からのものがある。またECU32からは
各燃料噴射弁22へ燃料噴射信号が出力される。
び酸素濃度センサ30からの信号は電子制御装置(EC
U>32に入力される。ECU32への入力信号はこの
他に、ディストリビュータ34内に設けられたクランク
角ヒンサ36からのものがある。またECU32からは
各燃料噴射弁22へ燃料噴射信号が出力される。
ECU32の構成を第3図に示す。
40は各セン’j J:り出力されるデータを制御プロ
グラムに従って入力及び演算すると共に、燃料噴射弁2
2等の各種装置を作動制御等するための処理を行うセン
トラルプロセシングユニット(以下単にCPUと言う)
、41は前記制御プログラム及び初期データが格納され
るリードオンリーメモリ(以下単にROMと言う)、4
2はECU32に入力されるデータや演算制御に必要な
データが読み出きされるランダムアクセスメモリ(以下
単にRAMと言う)、43はキースイッチがオフにされ
てもエンジン作動に必要なデータを保持するJ:う、バ
ッテリによってバックアップされたバックアップランダ
ムアクセスメモリ(以下単にバックアップRAMと呼ぶ
。)、44は図示していない入カポ−1〜、必要に応じ
て設けられる波形整形回路、各センサの出力信号をCP
U40に選択的に出力するマルチプレクサ、アナログ信
号をデジタル信号に変換するA/D変換器等が備えられ
た入力部をそれぞれ表わしている。45は図示し、てい
ない出力ポート及び各燃料噴射弁22等をCPU40の
制御信号に従って駆動する駆動回路等が備えられた出力
部、46は、CPU40.ROM41等の各素子及び入
力部44、出力部45を結び各データが送られるパスラ
インをそれぞれ表わしている。
グラムに従って入力及び演算すると共に、燃料噴射弁2
2等の各種装置を作動制御等するための処理を行うセン
トラルプロセシングユニット(以下単にCPUと言う)
、41は前記制御プログラム及び初期データが格納され
るリードオンリーメモリ(以下単にROMと言う)、4
2はECU32に入力されるデータや演算制御に必要な
データが読み出きされるランダムアクセスメモリ(以下
単にRAMと言う)、43はキースイッチがオフにされ
てもエンジン作動に必要なデータを保持するJ:う、バ
ッテリによってバックアップされたバックアップランダ
ムアクセスメモリ(以下単にバックアップRAMと呼ぶ
。)、44は図示していない入カポ−1〜、必要に応じ
て設けられる波形整形回路、各センサの出力信号をCP
U40に選択的に出力するマルチプレクサ、アナログ信
号をデジタル信号に変換するA/D変換器等が備えられ
た入力部をそれぞれ表わしている。45は図示し、てい
ない出力ポート及び各燃料噴射弁22等をCPU40の
制御信号に従って駆動する駆動回路等が備えられた出力
部、46は、CPU40.ROM41等の各素子及び入
力部44、出力部45を結び各データが送られるパスラ
インをそれぞれ表わしている。
ECU32にて実行される制御プログラムのうら、本発
明に係るサブルーチンによる処理を、第4図に示すフロ
ーチャートを基に以下に説明する。
明に係るサブルーチンによる処理を、第4図に示すフロ
ーチャートを基に以下に説明する。
本1ノブルーチンはエンジン1のクランク角度(第1気
筒の吸入サイクル前の上死点からの角度で表わす。°C
Aと表記する。)がO’CAとなる毎にメインの制御プ
ログラムから割込みによって処理される。なお、本すブ
ルーヂンに入る前に、メインルーチンにて上記諸センV
からの信号が入力され、RAM42に収められている。
筒の吸入サイクル前の上死点からの角度で表わす。°C
Aと表記する。)がO’CAとなる毎にメインの制御プ
ログラムから割込みによって処理される。なお、本すブ
ルーヂンに入る前に、メインルーチンにて上記諸センV
からの信号が入力され、RAM42に収められている。
本ルーチンに入ると、まずステップ100にて1サイク
ル当りの基本燃料噴射時間TIBが算出される。ここで
は既に入力されRAM42に収められた吸気圧を基に、
各気筒に吸入される空気量を予め設定された式等により
算出し、その空気量と目標空燃比及びエンジン回転速度
とから基本燃料噴射時間を算出する。そしてこの基本燃
料噴射量を燃料噴射弁22の単位時間当り噴tA量で除
して1サイクリ当りの基本燃料噴射時間T I B@n
出するのである。
ル当りの基本燃料噴射時間TIBが算出される。ここで
は既に入力されRAM42に収められた吸気圧を基に、
各気筒に吸入される空気量を予め設定された式等により
算出し、その空気量と目標空燃比及びエンジン回転速度
とから基本燃料噴射時間を算出する。そしてこの基本燃
料噴射量を燃料噴射弁22の単位時間当り噴tA量で除
して1サイクリ当りの基本燃料噴射時間T I B@n
出するのである。
ここで用いた目標空燃比は例えば所定のアルコール)農
度のガソリン・アルコール混合燃料の理論空燃比に設定
する等の方法により予め定めておいた値である。
度のガソリン・アルコール混合燃料の理論空燃比に設定
する等の方法により予め定めておいた値である。
次にステップ110にて酸素濃度センサ30の基準電流
値IRを算出する。この基準電流値IRは、RAM42
内に納められた吸気圧及びエンジン回転速度により表わ
されるエンジン状態を基に、予め定められた排気中の残
存酸素濃度の目標値に対応するように、数式又はテーブ
ル等により算出される。
値IRを算出する。この基準電流値IRは、RAM42
内に納められた吸気圧及びエンジン回転速度により表わ
されるエンジン状態を基に、予め定められた排気中の残
存酸素濃度の目標値に対応するように、数式又はテーブ
ル等により算出される。
次にステップ120において、既に入力されRAM42
に納められている酸素濃度センサ30の出力電流値IO
が基準電流値IR以上でおるがどうかを判断する。IO
がIR以上であるとすると、これは排気中の酸素濃度が
基準値以上であることを表わしており、以下フィードバ
ック補正係数FAFを増加し、及び場合により学習値G
を増加する処理が行なわれる。まずステップ130にお
いて、リーンフラグFLの値が1であるかどうかがヂエ
ツクされる。リーンフラグFLは1のときには酸素濃度
センサ30の出力電流値IOが基準電流値IR以上でお
ることを示し、OのときにはIO<IRであることを示
す。ステップ130では前回の状態がIO≧IRであっ
たのか、又は10<IRであったのかをヂエツクしてい
るのである。
に納められている酸素濃度センサ30の出力電流値IO
が基準電流値IR以上でおるがどうかを判断する。IO
がIR以上であるとすると、これは排気中の酸素濃度が
基準値以上であることを表わしており、以下フィードバ
ック補正係数FAFを増加し、及び場合により学習値G
を増加する処理が行なわれる。まずステップ130にお
いて、リーンフラグFLの値が1であるかどうかがヂエ
ツクされる。リーンフラグFLは1のときには酸素濃度
センサ30の出力電流値IOが基準電流値IR以上でお
ることを示し、OのときにはIO<IRであることを示
す。ステップ130では前回の状態がIO≧IRであっ
たのか、又は10<IRであったのかをヂエツクしてい
るのである。
FL=1のときはIO≧IRの状態が継続していること
を表わし、次にステップ140にて現在のフィードバッ
ク補正係数FAFに所定の増分△FAFを加える。FL
=1でない、すなわらFL=OのときはIOくIRから
IO≧IRに変化したことを表わし、ステップ150に
てFAFをFAF十DFAFとする。ここでの増加ff
1DFAFは上述の△FAFよりも大きい値である。フ
ィードバック補正係数FAFの変化を10とIRとの関
係とともに示したのが第5図である。第5図のbからC
の間のFAFの増加が第4図のステップ140における
処理に対応し、aからbへの増加がステップ150にお
ける処理に対応する。なお、第5図のCからdへの減少
は後述するステップ250に、dからeの間の減少はス
テップ240に各々対応する。
を表わし、次にステップ140にて現在のフィードバッ
ク補正係数FAFに所定の増分△FAFを加える。FL
=1でない、すなわらFL=OのときはIOくIRから
IO≧IRに変化したことを表わし、ステップ150に
てFAFをFAF十DFAFとする。ここでの増加ff
1DFAFは上述の△FAFよりも大きい値である。フ
ィードバック補正係数FAFの変化を10とIRとの関
係とともに示したのが第5図である。第5図のbからC
の間のFAFの増加が第4図のステップ140における
処理に対応し、aからbへの増加がステップ150にお
ける処理に対応する。なお、第5図のCからdへの減少
は後述するステップ250に、dからeの間の減少はス
テップ240に各々対応する。
ステップ140又はステップ150の処理後、ステップ
160にてリーンフラグFLをセットし、次いでステッ
プ170において、FAFとFAFの直前の2回のスキ
ップ時の値の平均値FA FAV(第5図にお(プる(
a十c)/2.(c+e)/2等)との差が所定値1−
11以上であるかどうかを判断する。結果がYESであ
ればステップ180にて学習値Gに増分ΔGを加えステ
ップ300へ進む。そうでなければ、学習値には変更を
加えることなくステップ300へ進む。
160にてリーンフラグFLをセットし、次いでステッ
プ170において、FAFとFAFの直前の2回のスキ
ップ時の値の平均値FA FAV(第5図にお(プる(
a十c)/2.(c+e)/2等)との差が所定値1−
11以上であるかどうかを判断する。結果がYESであ
ればステップ180にて学習値Gに増分ΔGを加えステ
ップ300へ進む。そうでなければ、学習値には変更を
加えることなくステップ300へ進む。
ステップ120にてIOがIR以上でないと判断される
と、これは排気中の酸素Wi度が基準(i!【よりも低
い、すなわら燃お1が目標よりも過剰であることを表わ
しているため、以下ステップ2307’)’らステップ
280にてフィードバック補正係数FAFの減少及び場
合により学習値Gの減少のための処理が行われる。ステ
ップ230からステップ280までの処理は前述のステ
ップ130からステップ180までの処理と対応してい
るため、説明は省略する。
と、これは排気中の酸素Wi度が基準(i!【よりも低
い、すなわら燃お1が目標よりも過剰であることを表わ
しているため、以下ステップ2307’)’らステップ
280にてフィードバック補正係数FAFの減少及び場
合により学習値Gの減少のための処理が行われる。ステ
ップ230からステップ280までの処理は前述のステ
ップ130からステップ180までの処理と対応してい
るため、説明は省略する。
次にステップ300にて学習値Gが所定の上限値GtJ
以上であるかどうかが判断される。G≧GUでおるなら
ばステップ310において燃料噴射回数Nlが1だけ増
加され、ざらにステップ320において学習値Gが噴射
回数Nlの増加に反比例して減少される。学習値Gは後
述する通り1回当りの噴射時間に対して飼加される値で
あるためである。その後処理はステップ500へ進む。
以上であるかどうかが判断される。G≧GUでおるなら
ばステップ310において燃料噴射回数Nlが1だけ増
加され、ざらにステップ320において学習値Gが噴射
回数Nlの増加に反比例して減少される。学習値Gは後
述する通り1回当りの噴射時間に対して飼加される値で
あるためである。その後処理はステップ500へ進む。
学習値Gが上限値GU以上でなければ次にステップ40
0にて下限値GL以下かどうかが判断される。G≦GL
であるならばステップ410にて燃料噴射回数Nlが1
だけ減少され、ざらにステップ420おいて学習値Gが
噴射回数Nlの減少に反比例して増加される。その後処
理はステップ500へ進む。
0にて下限値GL以下かどうかが判断される。G≦GL
であるならばステップ410にて燃料噴射回数Nlが1
だけ減少され、ざらにステップ420おいて学習値Gが
噴射回数Nlの減少に反比例して増加される。その後処
理はステップ500へ進む。
学習値Gが上限値GU、下限値GLで規定される範囲内
にあるならば噴射回数NI及び学習値Gは何ら変更され
ることなくステップ500に進む。
にあるならば噴射回数NI及び学習値Gは何ら変更され
ることなくステップ500に進む。
ステップ500では1回当り燃料噴射時間TIを算出す
る。すなわら前記算出した1サイクル当りの基本燃料噴
射時間T1Bを噴射回数NIで除して1回当りの値とし
、それに対して学習値Gを加え、ざらにその和にフィー
ドバック補正係数FAFを乗じて1回当り燃料噴射時間
TIとするのである。次にステップ510ではN1回の
噴射の1サイクル内での各噴射時期AI (i)(’1
≦i≦NI>をクランク角度℃Aを単位として決定する
。
る。すなわら前記算出した1サイクル当りの基本燃料噴
射時間T1Bを噴射回数NIで除して1回当りの値とし
、それに対して学習値Gを加え、ざらにその和にフィー
ドバック補正係数FAFを乗じて1回当り燃料噴射時間
TIとするのである。次にステップ510ではN1回の
噴射の1サイクル内での各噴射時期AI (i)(’1
≦i≦NI>をクランク角度℃Aを単位として決定する
。
これには等間隔で、すなわち(720/NI)Xi(1
≦i≦NI>(℃A>とする方法等が考えられる。
≦i≦NI>(℃A>とする方法等が考えられる。
以上で本すブルーヂンの処理を終えてメインルーチンへ
戻り、メインルーチンにて上記算出され、RAM42に
記憶された噴射回数N1.噴rJJ簡期AI(i)(1
≦i≦Nl)及び1回当り噴射時間−「■を基に、EC
U32は燃料噴射弁22に対し燃料の噴射を命令する信
号を発するのである。
戻り、メインルーチンにて上記算出され、RAM42に
記憶された噴射回数N1.噴rJJ簡期AI(i)(1
≦i≦Nl)及び1回当り噴射時間−「■を基に、EC
U32は燃料噴射弁22に対し燃料の噴射を命令する信
号を発するのである。
本実施例によれば、混合燃料の理論空燃比が大きく変化
した場合にも適切な燃料噴射が行える。
した場合にも適切な燃料噴射が行える。
すなわら例えばガソリン・アルコール混合燃料のアルコ
ール濃度が基準とした値よりも高いものであるときは燃
料噴射量が増加されてゆき、その結果学習値が所定の上
限値を越えた場合には燃料噴射回数が増加されるという
ように、1回当りの燃料噴射量が常に所定の範囲内に収
まるようにすることができる。このため常に燃料噴射弁
22の最適な噴射時間領域が使用でき、正確な燃おI噴
射吊i、11御が行える。また一度その混合燃料のアル
コール濃度に適した噴射回数が定まった後は、従来通り
の空燃比の学習制御を行うため、燃料の理論空燃比の変
化にかかわらずエンジン出力向上、排気対策が適切に行
える。
ール濃度が基準とした値よりも高いものであるときは燃
料噴射量が増加されてゆき、その結果学習値が所定の上
限値を越えた場合には燃料噴射回数が増加されるという
ように、1回当りの燃料噴射量が常に所定の範囲内に収
まるようにすることができる。このため常に燃料噴射弁
22の最適な噴射時間領域が使用でき、正確な燃おI噴
射吊i、11御が行える。また一度その混合燃料のアル
コール濃度に適した噴射回数が定まった後は、従来通り
の空燃比の学習制御を行うため、燃料の理論空燃比の変
化にかかわらずエンジン出力向上、排気対策が適切に行
える。
[効果]
本発明に係る燃料噴射方法を採用することにより、燃料
の理論空燃比が大きく変化しても燃料噴射弁の1回当り
燃料噴射04間は常にその燃料噴射弁に適した範囲内に
収めることができるため、燃料噴射量は精密に制御でき
、燃料の霧化も十分に行える。
の理論空燃比が大きく変化しても燃料噴射弁の1回当り
燃料噴射04間は常にその燃料噴射弁に適した範囲内に
収めることができるため、燃料噴射量は精密に制御でき
、燃料の霧化も十分に行える。
さらに本発明に係る燃料噴射方法では排気中の酸素濃度
のフィードバックにより燃料噴射量を制御するため、予
め燃料の理論空燃比を知る必要がないことから、燃料の
判別手段、例えばガソリン・アルコール混合燃料ではア
ルコール濃度計等が不要であるという特長をも有する。
のフィードバックにより燃料噴射量を制御するため、予
め燃料の理論空燃比を知る必要がないことから、燃料の
判別手段、例えばガソリン・アルコール混合燃料ではア
ルコール濃度計等が不要であるという特長をも有する。
第1図は本発明の概略の流れを例示するフローチャート
、第2図は本発明の詳細な説明するためのエンジン周辺
の構成図、第3図は電子制御装置(ECU)のブロック
図、第4図は実施例においてECUが行う処理のフロー
チャート、第5図は学習値の変化を説明するためのタイ
ミングチャートである。 10・・・エンジン 22・・・燃料噴射弁 24・・・燃料タンク 30・・・酸素濃度センサ
、第2図は本発明の詳細な説明するためのエンジン周辺
の構成図、第3図は電子制御装置(ECU)のブロック
図、第4図は実施例においてECUが行う処理のフロー
チャート、第5図は学習値の変化を説明するためのタイ
ミングチャートである。 10・・・エンジン 22・・・燃料噴射弁 24・・・燃料タンク 30・・・酸素濃度センサ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内燃機関の排気中の酸素濃度をフィードバックして
燃料噴射量の補正を行う燃料噴射方法において、 1回当りの燃料噴射量が所定範囲を上回つたときには燃
料噴射回数を増加させ、1回当りの燃料噴射量が該所定
範囲を下回つたときには燃料噴射回数を減少させること
を特徴とする燃料噴射方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5443186A JPS62214248A (ja) | 1986-03-12 | 1986-03-12 | 燃料噴射方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5443186A JPS62214248A (ja) | 1986-03-12 | 1986-03-12 | 燃料噴射方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62214248A true JPS62214248A (ja) | 1987-09-21 |
Family
ID=12970529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5443186A Pending JPS62214248A (ja) | 1986-03-12 | 1986-03-12 | 燃料噴射方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62214248A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS635131A (ja) * | 1986-06-24 | 1988-01-11 | Honda Motor Co Ltd | 多種燃料エンジン用空燃比制御方法 |
JP2009236073A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Daihatsu Motor Co Ltd | 内燃機関の燃料噴射弁制御装置 |
-
1986
- 1986-03-12 JP JP5443186A patent/JPS62214248A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS635131A (ja) * | 1986-06-24 | 1988-01-11 | Honda Motor Co Ltd | 多種燃料エンジン用空燃比制御方法 |
JP2009236073A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Daihatsu Motor Co Ltd | 内燃機関の燃料噴射弁制御装置 |
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