[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPS62201867A - 循環改善剤 - Google Patents

循環改善剤

Info

Publication number
JPS62201867A
JPS62201867A JP61164692A JP16469286A JPS62201867A JP S62201867 A JPS62201867 A JP S62201867A JP 61164692 A JP61164692 A JP 61164692A JP 16469286 A JP16469286 A JP 16469286A JP S62201867 A JPS62201867 A JP S62201867A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
improving agent
compound
effect
circulation
circulation improving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61164692A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0811730B2 (ja
Inventor
Kazuo Kikazawa
気賀沢 和雄
Osamu Irino
入野 理
Hideo Honda
本多 秀雄
Seiichi Oba
大場 誠一
Kiyoshi Saito
清 斉藤
Katsuyuki Uchida
勝幸 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aska Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Grelan Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Grelan Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Grelan Pharmaceutical Co Ltd
Publication of JPS62201867A publication Critical patent/JPS62201867A/ja
Publication of JPH0811730B2 publication Critical patent/JPH0811730B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D211/00Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings
    • C07D211/04Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D211/06Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D211/08Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to ring carbon atoms
    • C07D211/10Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to ring carbon atoms with radicals containing only carbon and hydrogen atoms attached to ring carbon atoms
    • C07D211/14Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to ring carbon atoms with radicals containing only carbon and hydrogen atoms attached to ring carbon atoms with hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals attached to the ring nitrogen atom
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/435Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with one nitrogen as the only ring hetero atom
    • A61K31/44Non condensed pyridines; Hydrogenated derivatives thereof
    • A61K31/445Non condensed piperidines, e.g. piperocaine
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P7/00Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
    • A61P7/02Antithrombotic agents; Anticoagulants; Platelet aggregation inhibitors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Hydrogenated Pyridines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
イ1発明の目的 産業上の利用分野 本発明は、2−(4−ベンジルピペリジノ)−1〜U4
−ベンジルオキシフェニル】プロバンー1〜オールまた
はその塩を有効成分とする循環改善剤に関する。 従来の技術 本発明薬剤の有効成分である2−(4−ベンジルピペリ
ジノ)−1〜(4−ベンジルオキシフェニル)プロパン
霊−1〜オールは特u昭55−28903号、同56−
79666号および同56−79667号公報に記載さ
れる化合物であるが、その薬理作用については全く知ら
れていない。また、その関連化合物については、例えば
特公昭47−15348号および同58−24434号
公報にその記載がみられる。 近年、ことに人口の老齢化1食生活の変化などに伴ない
循環系の疾患が増加の傾向にあり、その治療、予防は医
療上の重要課題となっている。従来、循環系における異
常、例えば(L)血管の狭窄ないし閉塞状態によって血
流障害が起こったとき、血管拡張剤が使用されている;
(b)冠状動脈の狭窄あるいは閉塞によって末梢への血
液供給が阻害されると、心筋は虚血状態におちいシ冠不
全症状を呈してぐるが、このとき冠血管拡張剤(その本
質的作用は冠動脈の平滑筋を弛緩させるものである]に
よって冠血管の拡張、冠血流量の増大がはかられている
【C】狭心症に対してはカルシウム(Ca)拮抗剤が
使用されている(心筋や平滑筋の電気的興奮は、細胞外
カルシウムイオンが細胞膜のスローチャンネルを通して
細胞内Caa度を上昇させることによっておこる。Ca
拮抗薬は、このスローチャンネルを遮断し、その結果、
心筋収縮力抑制と平滑筋弛緩をおこすものである);(
d)血管壁が障害をうけると、血小板が粘着性を示し、
血小板相互が凝集塊を形成し、血栓へと発展すると言わ
れているが、このとき抗血栓剤が使用されている;(e
)高血圧症に対しては血圧降下の几め降圧利尿剤、α−
ま九はβ−受容体遮断剤、血管拡張剤、カルシウム拮抗
剤、などが使用されている。 上記薬物としては、例えばニトログリセリン。 インソヤビド、シナイトレート、ベラパミル、ニアニジ
ピン、ニカルジピン、ジルチアゼム、プロプ510−ル
、イ7エングロジル、プクゾシン、チクロピジン、ホパ
ンテン酸カルシウムを挙げることができる。 しかしながら、これらの薬物にνいては、対症疾患の範
囲、効果発現の早さ1作用の持続性、副作用、*すざる
作用のため扶病のコントロールがしにくいこと等の問題
点が見られる。 近年、特にα−受容体遮断剤の開発が注目されている。 a−受容体としては、αヨーおよびα、−受容体の存在
が確認され、それらの役割が明らかにされつつある。す
なわち、町−受容体が刺激されると末梢血管抵抗が増大
し血圧上昇を引き起こすが、α、−受容体が刺激される
と昇圧的に作用するノルエピネフリンの遊離が抑制さr
る。従って、α、−受容体と比べてα、−受容体をより
特異的kiX断できる物質でわれば降圧剤としての適用
が期待できることになる。この点、殆んどのα−受容体
遮断剤においては、かかる選択性が見られずα1〜およ
びα、−受容体の両者に作用するので降圧剤などとして
の使用が困−であった。 一方では、脳循環ま几は脳代謝を改善できる薬物、例え
ば、末梢器管よシも脳に対してより強く作用する薬物の
開発も注目されている。 本発明の目的は、従来の薬物における上記問題点を要訣
した、循環改善剤として要望されている薬剤を提供する
ことにある。 口0発明の構成 上記技術状況に鑑み、本発明者らは新規循環器用剤の開
発・研究の途上、2−(4−ペンジルビベ/)−1〜(
4−ベンジルオキシフェニル)フロパン−1〜オール〔
以下、化合物(I)と略称することもある。〕は、循環
系に対して有効な作用を有することを知見し、さらに研
究を重ねた結果、本発明を完成させるに至りft、。 すなわち、本発明は、化合物(I)ま九はその塩を有効
成分として含有する伽壌改善剤に関する。 化合物CI)は、下記の構造を有する化合物である。化
合物CI)は、 立体化学的にエリスロ(erythro 3体とスレオ
(threo )体の両異性体を包含し、本発明ではこ
れら両者金層いることができるが、通常はエリスロ体の
方が好ましく使用される。 化合物(1)の塩としては、薬学的に許容される有機酸
ないし無機酸の塩が挙げられる。かかる有機酸の塩とし
ては、酒石酸、乳酸、酢酸、リンゴ酸、クエン酸、7マ
ール酸、マレイン酸、コハク酸、バルミチン酸、ステア
リン酸、オレイン酸。 リノール酸、リルン酸などの炭素数2〜20の脂肪族カ
ルボン酸の塩;トシル酸、メシル醗、ナグシル酸などの
炭素数1〜10の脂肪族ないし芳香族スルホン酸の塩が
例示され、また無機酸の塩としては、塩酸、臭化水素酸
、リン酸、硫酸などの無機鉱酸の塩が代表的である。 化合物1f)Fi、例えば特開昭55−289O3号公
報記載の方法によって製造することができる。 化合物(口の塩は、化合物(1)と上記の酸と全溶媒(
例:エタノール、メタノール、ベンゼン、アセトン、ク
ロロホルム、水]中で反応させることによって常法によ
り製造することができる。 本発明薬剤は、化合物(1)またはその塩をそのまま用
いてもよいが、通常は薬理学的、製剤学的に許容される
添加物を加えて使用するのが良い。 当該添加物を用いる場合、本発明薬剤中の化合物(I)
の配合量は通常はα1〜lO重量%、好ましくは0.2
〜5重量%である。 上記添加物としては、公知の製剤用成分、例えばA、0
. ChainnanらlI[シmlngton’s 
Phanmceuti calScience J (
1980年版、Maek Publishing Co
8発行、米国)に記載の成分を便宜に採用することがで
きる。具体的には、内服用製剤(経口剤)、注射用製剤
(注射剤)、粘膜投与剤(バッカル、トローチ、坐剤等
)、外皮投与剤(軟膏、貼付剤等]などの投与経路に応
じて適当な製剤用成分が選択される。例えば、経口剤お
よび粘膜投与剤にあっては、賦形剤(例:でんぷん、乳
糖]、崩壊剤(例:カルボキシメチルセルロース)、滑
沢剤(例ニステアリン酸マグネシウム)、コーティング
剤(例:ヒドロキシエチルセルロース)、矯味剤などの
製剤用成分が、また注射剤にあっては、水性注射剤を構
成し得る溶解剤ないし溶解補助剤(例:注射用蒸留水、
生理食塩水、プロピレングリコール)、1!!!濁化剤
(例:ボリンルベー)80などの界面活性剤)、PH調
整剤(例:有機酸ま九はその金属塩)、安定化剤などの
製剤用成分が、さらに外皮投与剤にあっては、水性ない
し油性の溶解剤ないし溶解補助剤(例:アルコール、脂
肪酸エステル類)、粘着剤(例:カルボキシビニルボリ
マー、多糖類)、乳化剤(例:界面活性剤)などの製剤
用成分が使用される。 本発明薬剤の製造法としては、本発明の目的を阻害しな
い限り、種々の製造法を採用することができる。一般に
は、自体公知の製造法〔例:日本薬局方第1O版(日周
X)製剤総則記載の方法もしくは食品、菓子類の製造に
利用された手段〕またはこれらの方法1手段に適当な七
ディフイヶーシw”t−加えた方法によって製造するこ
とができる。 本発明にンける循環改善は、体液の循環に関与する体内
各部の器管訃よび組織における病的状態を改善すること
を意味し、より具体的には、脳。 心臓、肝臓、腎臓、中枢2よび末梢の血管系などの循環
に関与する6管・組織の構造または機能に影響を及tγ
すことによって、これらの6管・組織における障害な埴
し疾病の症状改gI、予防および治療をはかることを包
含する4 C)C6る。#h合によっては、特に脳の障
害においてこのような循環改善によりて二次的にあるい
は付随的に代謝系の改1!ンよび賦活かもたらされる。 本発明薬剤は、ヒト、fル、イヌ、ネコ、ウサギ、ラッ
ト、マウスなどO鴫乳動吻に対して、上記のような慴壕
改善作用
【有するので、楯壌改醤剤として有効に使用で
きる。すなわち、本発明薬剤は、脳循環改善作用、血管
拡張作用、冠血管拡張作用、カルシウム拮抗作用、抗血
小板作用(血小板凝集抑制作用)、C1〜受容体遮断作
用(C1〜ブロッカ−作用)などの種々の作用を有する
ので循環改善剤として使用できる。このことから、本発
明の循環改善剤の具体的態様としては、例えば、ヒトの
脳循環改善剤、血管拡張剤、冠血管拡張剤、カルシウム
拮抗剤、抗血小板剤(血小板凝集抑制剤]、αl−ブロ
ッカー1抗血栓剤、血圧降下剤、脳代謝改善剤を挙げる
ことができる。 本発明薬剤の対象疾患としては、ヒトの狭心症。 労作性狭心症、狭心痛、不整脈、高血圧1本悪性高血圧
、冠硬化症、動脈硬化症、急性ないし慢性の心筋梗塞症
、脳梗朧、!出血、動脈硬化症、(一過性)脳虚血性発
作、エンドトキシンシlツク。 冠動脈閉塞症、末梢動脈血栓症、肺塞栓症、川崎病、脳
循環障害、脳代謝障害、血栓症などが挙げられる。そし
て、本発明薬剤は、これらの疾病および障害の予防、治
療および症状改善、もしくはその後遺症の治療および症
状改善の目的で使用することができる。 本発明薬剤の投与法としては、化合物[1)もしくはそ
の塩ま友はこれらに前述の添加物を加え製剤化したもの
を、経口的および非経口的(注射。 粘膜ま九は外皮投与)に使用できる。 本発明薬剤の投与量としては、例えば、ヒト成人に対す
る投与量は、化合物(I)また゛はその塩の量に換算し
て、経口剤、外皮投与剤にあっては、10〜300 w
g/ day 、好ましくは20〜200wII/ d
ay f 1日1回または2〜4回にわけて投与するの
がよく、また注射剤、粘膜投与剤にあっては、上記投与
量の1/2〜1/20の量で充分なことが多い。しかし
、対象疾患の種類と症状、患者の年令、性別などにより
て適宜増減して投与するの力五望ましい。 次に、本発明薬剤に関する薬理試験例を示す。 経口);)70(マウス、静注)。 化合物(I)は極めて低毒性の化合物でおる。 試験例2 〈実験方法〉 雑msおよび雄成熟イヌ(体重10〜17〜)ヶ8い、
pentobarbital sodium (、ff
i&名口勅畑taP、米国Abbott社)麻酔下で放
血致死さぜた後、脳底および大腿動脈を摘出し、クレプ
ス−パイカーボネート(Kreb’s bicarbo
nate )溶液(組成:NaC1117,7nM、K
CI 47 mM、 CaC1,15mM、Mg80゜
・1.2 mM%gluaoae 10 mM、 Na
HCQ、 244 mW ) を満たしたシャーレの中
で付着した血液や結合組織をていねいに除去後、リング
状標本とし比。この標本を、95チo、 、 s * 
CO,で通気したクレプス嗜バイカーボネート溶液を満
次し7tlO−の栄養槽中に懸垂し次。 次いで、KCl50mMを適用して脳底および大腿動脈
標本を収縮させ、この収縮が持続、安定することを確認
した後、(’)化合物(■)(エリ11体)乳酸塩、(
b目し金物(口(スレオ体)乳酸塩2よび(C)イ7工
、ンプロジ# (1fenprozil :2−(4−
ベンジルピペリジノ)−1〜(4−ヒドロキシフェニル
)グロバンー1〜オール)11石酸塩をそれぞれ被験化
合物として累積的に投与し、用量−地理作用を検討し次
。 張力変化の記録にはストレンゲ−シトランスジ為−サ(
日本光電Il!5R−IT屋)を使用し、その等尺性収
it−レコーダ(日立製作所QP053塁)上に記録し
た。 く結 果〉 以上の結果を第1表および第2表に示した。 以上の結果から、化合物(I)は持続的収縮状態の血管
を弛緩させる作用を有するので、本発明薬剤は血管拡張
剤として有効に使用できるものであり、脳および末梢血
管、ことに脳血管に対してより強く作用するので脳循環
改善剤として使用できるものである。 試験例3 く実験方法〉 試験例1における脳底および大樋動脈0伐シに起動[−
用い、試験例2の方法に従って実験を行なった。 く結 果〉 以上の結果t−第3表に示し九。ここで、弛緩の程度は
papaverine 10−’M適用時の弛緩反応’
1100チとしたときの相対値で示し穴。 以上の結果から、化合物(I)は持続的収縮状態の血管
を弛緩させる作用を有するので、本発明薬剤は冠血管拡
張剤として有効に使用できるものである。 試験例4 〈実験方法〉 試験例2の方法に従って処理した脳底動脈標本および大
腿動脈標本を用い、試験例2の場合と同様の測定を行な
った。 Ca拮抗作用の検討においては、Ca除去栄養液中50
 mM KCIで両動脈標本を拘縮させ、続いて困 CaC1,t−累積的に適佑した。被験化合物として、
(a)化合物(■)(エリスロ体]乳酸塩および(b)
イアェンプロジル酒石酸塩は、CaC1,l加える用 15分前に適応した。 く結 果〉 以上の結果を第4表に示した。 第4表 K−拘縮標本のCa収縮におけるp4値注1) 注1)  p4値:医薬品開発基礎講座■「薬効の評価
α)」中巻、第763頁[1971年、(株]地人書館
発行〕参照。 注23  n=3〜4  注3)  n=6米米米: 
p(0,001、米*:p<0.01こ\で、化合物(
I)はイアエンプロジルと比べてより強いカルシウム拮
抗作用を示すことが理解される。 また、K−拘縮脳底および大腿動脈標本のCaによる収
縮に対して、両化合物は、競合的拮抗作用を示したが、
その程度は脳底動脈標本の方が大であっ危。 以上の結果から、本発#8J薬剤はカルシウム拮抗剤と
して前述の疾患に対して有効に使用できるものである。 さらに、本発明薬剤は、脳および末梢血管、ことに脳血
管に対してより強く作用するので脳循環改善剤として使
用できるものである。 試験例5 (+)  ADPが惹起する血栓塞栓性呼吸抑制に対す
る作用 アデノシン−2−リン酸(ADP)は生理的血小板凝集
惹起作用を有し、血小板血栓形成に重要な役割を臂する
とされている。〔血橙症−基礎と臨床−村上元孝監修、
29〜31頁(昭和52年1日本メディカルセンター出
版]〕。このADP t−静脈内に投与することによっ
て起こるマウス肺血管内の血小板血栓の強さは、呼吸数
の減少をもって測定できるものである。従って、例えば
、この呼吸数減少を指標として、被験薬剤の抗血小板血
栓作用を評価することができる。 く試験方法〉 ddY系雄性マウス(体重27〜30g)を用い、下記
薬物をそれぞれ、1〜アラビアゴムに懸濁し友もの(1
0ad/4 )を経口投与した。 (ロ))化合物(I)(エリスロ体)   30η/K
f(b)  酒石酸イアエンプロジル   30η/K
f(e)  塩酸テクロビジy (ticlopidi
ne −)C1)30岬/Kf (d)  塩酸ジkf7ゼA (diltiajenx
−Eel )10wII/麺 対照群としてFillアラビアゴム10 d/に4を同
様投与した。これらの投与後”6 、1 、2 、 a
および5時間に、ADP40yq/hを生理食塩水に溶
かしたものを、尾静脈よ93〜4秒を要して投与し、そ
の10秒後の呼吸数を測定した。ここで、相対呼吸数(
−]は下式によシ算出し次。 (Thromfosia Re5earch 、第35
巻、311頁(1984年)参照〕 く結 果〉 上記の試験結果を第5−1表に示し次。 第5−1表 注1) 注1) n:使用動物数、米米: P<0.01 :*
: p<0.05 ;el: p<0.1 (:iyト
o−ル&c対fる有意差]。 仁の表から理解されるように、化合物(I)の投与によ
って、他の使用薬物の場合と比較して、より速効的、か
つ持続的な抗血小板作用かも几らされた。従って、本発
明薬剤は、抗血小板剤および抗血栓剤として、特に、血
小板の粘着や凝集が関与する場合に有効に便用できるも
のでるる。 (1)  、Sンドトキシン* 7 m yり(end
otoxinshock ) Kよる死亡に対する抑制
作用血小板凝集抑制などの血小板機能の抑制によって、
  endotoxinのも几らす循環不全を改曽し、
死亡率を低下させることができる。 〈実験方法〉 化合物(1)および酒石酸イアェンプロジルをマウスに
経口投与し、endotoxin 5hock時の死亡
に対する抑制作用?公知の方法(日本薬埋字t4誌、第
86巻N177!、1985年)に従って検討し几。 なお、対照群については薬物無投与でbつ比。 〈結 果〉 上記実験の結果を第5−2表に示し九。 第5−2表注1】 注13  na==not 51gn1ficant 
(:7ントロールニ対して有意差なし) 米;p(0,05(コントロールに対する有意差)この
結果から、化合物(I) 200−v/II投与によっ
て著BAな死亡抑制作用が認められること、および酒石
酸イアエンプロジルではこのような作用が見られないこ
とが理解される。 OiD  血小板凝集抑制作用 化合物(I)の抗血栓作用は、抗血小板凝集作用に基ず
く。本実験では、その作用の確認および作用機序の検討
を行なった。 く実験方法〉 ウサギの血小板上用い、化合物α)および酒石酸イアエ
ングロジルの血小板膜の流動性に対する作用を、n −
butyl alcohol f陽性対照として、公知
の方法(Biochimica et Biophys
iea Aeta 、 @ 798巻第210頁、19
84年]に従りて検討し友。 く結 果〉 上記実験の結果を第5−3表に示し九。 この結果から、化合物(I)およびn −butyl 
alcoholO投与によって、血小板膜流動性金高め
る作用が認められるが、酒石酸イアエンプロジルには、
このような作用が見られないことが理解さnる。 第5−3表注目 床 讃l) 螢光変色性の値が小さいほど、血小板膜流動性
が大となる。 *:pくα05(コントロールに対する有意差)従って
、化合物CI)の作用機序については、イアエンプロジ
ルとは異なり、血小板膜の流動性を高めることによって
血小板凝集抑制作用を発揮するものであることが推認さ
れた。 く実験方法〉 試験例2における脳底および大腿動脈の代シに伏在静脈
を用い、試験例2の方法に従つて実験を行なった。 本試験においては、α、 −agonistとしてフェ
ニレフリンを、α、 −agonistとしてクロニジ
ンを用い、これらagonistを累積的に投与し、用
量−作用曲線を求めた。この用量−作用曲線が安定した
ことを確認した後、同一標本について15分間それぞれ
、下記3種の検体を用いて処理し、同様に用量−作用曲
線を求めPAt値、pN値を求めた。 A:化合物α)(?1石酸塩) B:イアエンプロジル(酒石酸塩) C:プラゾシン(塩酸塩] 〈結 果〉 以上の結果を第6表に示した。 注1) 数値は平均値(n=2)および平均値上標準偏
差(n=33で示した。 注2) 作用薬の用量−作用曲線t−2倍だけ高濃度側
に平行移動させる遮断剤用量の負対数。 注3) 作用薬の最大反応tsos抑制する遮断剤用量
の負対数。 注4) p4値は求められなかった。 上記結果から理解されるように、イアエンプロジルなら
びにプラゾシンは7エ二−7リン(α1〜agonia
t )およびりoニシン(a、 −agoniat )
の用量作用曲線を高濃度側に平行移動し競合拮抗作用を
示した。イアエンプロジルはα、−および6− ago
nigtに対しほぼ同等の拮抗作用を示したが、プツシ
シンはα(4 agonist K%異性を示し九〇一
方、化合物(I)は、a、 −agoni@tに対し競
合的拮抗作用を示し、その活性はイアエンプロジルの約
−、プラゾシンの約籟であり九がCpAs値で比較】、
a、 −agonistに対しては10−’Mという大
量適用によシはじめて非競合的拮抗作用を示した( 1
0−’M適用において書競合的拮、抗作用は認められな
かり九。]このように、化合物(I)については伏在静
脈においてα−受容体遮断作用を示し、その作用はプラ
ゾシンよりα1〜受容体に特異性が高いことが認められ
た。 以上の結果から、本発明薬剤は、α、−ブロッカー1よ
び血圧降下剤として有効に使用できるものであり、こと
にal−受容体に対してより特異的に作用するという特
徴を有する。 試験例7 (1)低酸素性脳障害の改善作用 く実験方法〉 化合物(I)および酒石酸イアエンプロジルの各301
11r/KtF、ならびにα−受容体遮断薬であるph
entolamine 167111/Kg ’k s
それぞれddY系雄性マウスの腹腔内に投与し九。投与
の30分後、動物をデシケータ−中に入れ、その内部’
i6秒間を要して160■Hgまで減圧状態とし九。そ
して、減圧開始より動物の呼吸停止までの時間を測定し
た。なお、対照群では、薬物無投与であった。 く結 果〉 上記の実験結果を第7−1!!に示した。 第7−1表注1) 注1) 米:p(0,05(コントロールに対する有意
差)この結果から、生存時間に関して、化合物CI)t
j:著明に延長すること、酒石酸イアエンプロジルは殆
んど影響を及はさないこと、およびphentoXam
tneは逆にこれを短縮することが理解される。 (li)  完全虚血脳動物のgasptngに対する
作用く実験方法〉 化合物(1) 、 ?Ii石酸インエンプロジル、ホパ
ンテン酸カルシウムおよびグルコースを1それぞれdd
Y系雄性マウス(1群lO匹]に腹腔内投与し次。投与
30分後に新漬し、その後、発現するgasplugの
持続時間を測定し次。なお、対照群では薬物無投与であ
った。 く結 果〉 上記実験の結果を第7−2表に示し九。 この結果から、化合物α)は、用量依存的にgj18p
ingの持続時間を延長すること、特に3019/に投
与群においては 第7−2表注1) 注1)+**:P(0,001;嚢◆:P(0,01;
脣:Pくαo s ;(+)二P(0,1(コントロー
ルに対する有意差) 対照群と比べ116.3−の延長を示し、他の被検薬物
中最強であった2&7%+酒石酸イフェンプロジル30
 W/Ill )と比べても極めて強力な作用であるこ
とが理解される。 以上から、本発明薬剤は、脳O循環および代謝系の障害
に対して有効に作用するので、脳循環改曹剤および脳代
謝改善(賦活)剤として使用できるものである。 試験例8 く実験方法〉 試験例2の方法に従って処理した脳底および大腿動脈標
本を用い、公知の方法(J、 Membran、Bto
l。 a!59巻第19頁、1981年]に従って、45C,
−1nfluxおよび45Ca−uptake 4C及
ぼす、蓮)化合物(I)乳酸塩、 (b)イアエンプロ
ジル酒石酸塩および(e)ベラパミル塩酸塩の作用につ
いて検討した。 く結 果〉 上記実験の結果を第8−1.8−2および8−3表に示
した。 この結果から、化合物(I)は、KおよびPGF−αに
よる” Ca=inf luxおよび45Ca−upt
ake の増大を抑制する作用を有することが理解さ%
” Cm−uptake O抑制作用( nmol/g wt、tissue )注1】畳:P<
0.05;骨畳;p<o、ox;+骨骨P(0,001
(50mMKCI群に対する有意差)Bx4〜5O45
Ca −uptak@O抑制作用(n mol/gWt
、tissue )注1)  (費) : P(0,1
; * : P(0,05;肴畳:P(0,01(10
′M P GF、 a群に対する有意差)n=4は、血
管平滑筋に訃いてpotential−sensiti
vechannelIIf介するC&の細胞内流入を抑
制する薬物であることが確認された。 試験例9 く実験方法〉 化合物α)25++v/Kpを雄性マウス(3匹]に経
口投与した。投与の30分後、β−受容体作動薬である
インプロテレノール0.01キ/駒を静脈内投与し、そ
れによって惹起される頻脈を観察した。 対照群は化合物(1)無投与であった。 く結 果〉 この実験結果tsgs表に示した。 第9表 以上から、本発明薬剤は、β−受容体の刺微iC対する
抑制作用を有するので、抗不整脈剤および狭心症の治療
剤として使用できるもの′!?ちる。 試験例10 く実験方法〉 雄性マウス(3匹]を高コレステロール食で7日間飼育
し、6日および7白目に、化合物(1) 200wy/
Kft経口投与し7t、7白目から一夜絶食した後、血
清の総コレステロール量の測定(Abellら。 ’5tandard Method of C11ni
cal Chomiatry’ 第2巻ff126 M
 、 1985年、 Academic Preas社
発行;合弁ら2%臨床検査法提要l第7巻第64頁。 1978年、金製出版発行)およびβ−リボプロティン
量の測定(Fr1ed Hoefhnayey 、 K
11n。Wsehr、 。 第41巻第246頁、1963年;合弁ら、′。′臨床
検査法提要l第7巻第79頁、1978年、金製出版発
行)を行なった。対照群は化合物0)無投与であった。 く結 来〉 上記の実験結果′ft第10表に示した。 この表から、本発明薬剤は、龍コレステロールおよびβ
−リボプロティンを低下させる作用を有M10表 するので、アテローム性動脈硬化症などの循環障害の予
防、治療に使用できるものであることが理解される。 以下に、本発明薬剤の処方例を示す。 処方例1(錠剤1錠の処方) 化合物鎖           20WIf結晶セルロ
ース        8011iF乳糖      4
8q トウモロコシデンプン     20119全   量
        170■ 処方例2(注射剤1アングルの処方) 化合物(J)乳酸塩         5キ全   景
           2叩処方例3(軟膏剤100g
の処方) 化合物(I)             1 gゼラチ
ン            3gヒドロキシエチルセル
ロース     2gポリアクリル酸ナトリウム   
  o、 s gブチレングリコール        
  4gエタノール             30g
精 製 水     全量全100gとする貸金   
量       100g 以下に化合物(I)の合成例を示す。 合成例 1〜(4−ベンジルオキシフェニル)−2−(4−ベン
ジルピペリジノ)プロパン−1〜オン5.0g+iメタ
ノール10100lおよび水10−の混iK溶かし、撹
拌下氷冷しながら水素化ホウ素ナトリウムZOgを少量
ずつ加える。添加後室温で1時間撹拌する。メタノール
金留去し、残留物?10チ塩酸で酸性とし、さらに飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液でアルカリ性としベンゼン2
00 tptlで抽出。溶媒を留去し、残留物をシリカ
ゲル60g金用い友カラムクロマトグラフィーに付し、
クロロホルム留分よりスレオ体およびエリスロ体を分離
。 分離した上記スレオ体tエタノールエク丙結晶すること
によp融点153〜154λの無色プリズム晶トシて、
スレオ−2−(4−ベンジルピペリジノ)−1〜(4−
ベンジルオキシフェニル)プロパン−1〜オール1.1
g(収率27.4チ)を得。 IR(KBr、 cm  ):3280(OH)NMR
(CDC1,lδ: 0.70+3H,二M線、 J=7Hz 、CH−CH
,]1.0−3.2 (12H、多重線) 4.16+IH,二i@’、 J=10Hz 、 CH
−OH)4.5〜5゜3(IH,幅広い一重線、 OH
5,00(2I(、−重線、C,H,C鴇O)6.6〜
7.6(14H,多重線、芳香環プロトン]元素分析 
 C15HsaNo。 計算値: C、80,92: H,8,00;N、 3
.37実験値: C、80,77; H、7,96;N
、 3.41さらに上記エリスロ体をエタノールより再
結晶することにより融点126〜127°の無色鱗片状
ハ 晶トして、エリスロー2−(4−ベンジルピペリジノ)
−1〜(4−ベンジルオキシフェニル)プロパン−1〜
オールZ1g(収率5zト1を得。 IR(KBr、cゴ” ):3150(OH)NMR(
CDCI、 ) J : 0.81(3H,二重線、J−7Hz、CH−Cへ1.
1〜3.2(12H,多重線) a67(IH,幅広い一重線、0)I)4.74(IH
,二重線、 J=5Hz 、CH−OH4,99(2H
,−重線、C・H,CHHO26,7〜7.6(14H
,多重線、芳香環プロトン]元素分析  028H,N
O。 計算値: C,80,92;H,&00;N、a37実
験値:C,80,96;H,&10;N、3.27ハ、
発明の効果 以上述べたことから明らかなように、本発明によって、
広範な循環改善作用(Ni循循環改作作用血管拡張作用
、冠血管拡張作用、カルシウム拮抗作用、α、−ブロッ
カー作用、抗血栓作用など)を有する、特に作用の持続
性1作用の強さおよび特異性において優れた特徴を有す
る循環改善剤が提供され九。か\る本発明薬剤は、前述
の種々の循環障害および疾病の予防、治療および症状改
善の目的で使用できるものであシ、医療上価値ある薬剤
である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2−(4−ベンジルピペリジノ)−1−(4−ベ
    ンジルオキシフェニル)プロパン−1−オールまたはそ
    の塩を有効成分とする循環改善剤
  2. (2)脳循環改善剤である特許請求の範囲第1項記載の
    循環改善剤
  3. (3)血管拡張剤である特許請求の範囲第1項記載の循
    環改善剤
  4. (4)冠血管拡張剤である特許請求の範囲第1項記載の
    循環改善剤
  5. (5)カルシウム拮抗剤である特許請求の範囲第1項記
    載の循環改善剤
  6. (6)抗血小板剤である特許請求の範囲第1項記載の循
    環改善剤
  7. (7)α_1−ブロッカーである特許請求の範囲第1項
    記載の循環改善剤
  8. (8)有効成分である2−(4−ベンジルピペリジノ)
    −1−(4−ベンジルオキシフェニル)プロパン−1−
    オールの塩が薬学的に許容される炭素数2〜20の脂肪
    族カルボン酸の塩、炭素数1〜10の脂肪族ないし芳香
    族スルホン酸の塩または無機鉱酸の塩である特許請求の
    範囲第1項記載の循環改善剤
  9. (9)有効成分がエリスロ−2−(4−ベンジルピペリ
    ジノ)−1−(4−ベンジルオキシフェニル)プロパン
    −1−オールまたはその塩である特許請求の範囲第1項
    記載の循環改善剤
  10. (10)経口剤、注射剤、粘膜投与剤または外皮投与剤
    である特許請求の範囲第1項記載の循環改善剤
JP61164692A 1985-07-24 1986-07-15 循環改善剤 Expired - Fee Related JPH0811730B2 (ja)

Applications Claiming Priority (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16212885 1985-07-24
JP16772785 1985-07-31
JP16772885 1985-07-31
JP18748285 1985-08-28
JP60-162128 1985-11-12
JP60-252069 1985-11-12
JP25206985 1985-11-12
JP60-167728 1985-11-12
JP60-167727 1985-11-12
JP60-187482 1985-11-12

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21125895A Division JP2587803B2 (ja) 1995-07-28 1995-07-28 カルシウム拮抗剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62201867A true JPS62201867A (ja) 1987-09-05
JPH0811730B2 JPH0811730B2 (ja) 1996-02-07

Family

ID=27528282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61164692A Expired - Fee Related JPH0811730B2 (ja) 1985-07-24 1986-07-15 循環改善剤

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0232423A4 (ja)
JP (1) JPH0811730B2 (ja)
WO (1) WO1987000433A1 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4867234A (ja) * 1971-12-15 1973-09-13
JPS5679666A (en) * 1979-12-04 1981-06-30 Grelan Pharmaceut Co Ltd Erythro 1- 4-benzyloxyphenyl -2- 4-benzylpiperidino propanol and its preparation

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR5733M (ja) * 1966-09-27 1968-01-22
FR2105119A1 (en) * 1970-09-29 1972-04-28 Synthelabo Analgesic piperidino ethanol deriv - 1-parabenzyloxyphenyl -2-4-benzylpiperidinoethanol
FR2534580A1 (fr) * 1982-10-13 1984-04-20 Synthelabo Derives de phenyl-1 piperidino-2 propanol, leur preparation, et medicaments qui les contiennent
FR2546166B1 (fr) * 1983-05-19 1985-10-25 Synthelabo Enantiomeres du erythro (benzyl-4 piperidino)-2 (hydroxy-4 ou benzyloxy-4 phenyl)-1 propanol, leur preparation et leur application en therapeutique

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4867234A (ja) * 1971-12-15 1973-09-13
JPS5679666A (en) * 1979-12-04 1981-06-30 Grelan Pharmaceut Co Ltd Erythro 1- 4-benzyloxyphenyl -2- 4-benzylpiperidino propanol and its preparation

Also Published As

Publication number Publication date
WO1987000433A1 (en) 1987-01-29
EP0232423A4 (en) 1987-12-09
EP0232423A1 (en) 1987-08-19
JPH0811730B2 (ja) 1996-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR830001243B1 (ko) N-(페녹시알킬) 이미다졸 유도체의 제조방법
CS253702B2 (en) Process for preparing new 3-/1-imidazolylalkyl/indoles
WO2014190015A1 (en) Cryopyrin inhibitors for preventing and treating inflammation
CN106800537B (zh) 丁苯酞-替米沙坦杂合物及其制备方法和用途
WO2020177292A1 (zh) Rock抑制剂-二氯乙酸复盐及其制备方法和用途
WO2003080556A1 (fr) Derive d'amine a fonction regulatrice des canaux potassiques, sa preparation et son utilisation
JP6014623B2 (ja) 急性心不全の治療のための方法および組成物
TW200303214A (en) Combinations of an alpha-2-delta ligand with a selective inhibitor of cyclooxygenase-2
CZ298542B6 (cs) Použití derivátu hydroxylaminu k príprave léciva pro lécbu a prevenci nemocí spojených s dysfunkcí vaskulárních endoteliálních bunek a farmaceutický prípravek tyto látky obsahující
JPWO2003024446A1 (ja) 酸化ストレス抑制剤および酸化ストレスの測定方法
JPS62201867A (ja) 循環改善剤
JP4039589B2 (ja) 置換インダニリジンアセチルグアニジン類、それらの製造方法、医薬または診断剤としてのそれらの使用およびそれらを含有する医薬
CZ298745B6 (cs) Farmaceutická kombinace, farmaceutický přípravek, způsob jeho výroby a použití kombinace
JP2012532855A (ja) 医薬として使用するための組合せ製剤
KR101061764B1 (ko) 신경보호효과를 가지는 피루베이트 유도체, 이의 제조방법 및 이를 포함하는 약제학적 조성물
MXPA97005737A (en) Substitute indianilidinacylukinides, procedure for its preparation, its use as medicines or diagnostic agents and medicines containing them
JP2587803B2 (ja) カルシウム拮抗剤
JP2003512420A (ja) 虚血状態により惹起される疾患の治療または予防用医薬の製造のための2−アミノ−3,4−ジヒドロキナゾリン類の使用
JP2010195759A (ja) 1,4−ベンゾチアゼピン誘導体並びにその製造方法及びその用途
JP2532918B2 (ja) グアニジノ安息香酸誘導体を有効成分として含有する抗動脈硬化剤
JP2006348023A (ja) アミン誘導体を有効成分として含む血管新生阻害剤
JPH0653678B2 (ja) アレルギ−性疾患治療剤
HRP970433A2 (en) Pharmaceutical products for curing and preventing illnesses connected with the malfunction of vascular endothelial cells
NL8302451A (nl) Verbindingen met calciumblokkerende werking, werkwijze voor het bereiden daarvan en farmaceutische preparaten daarvan.
JPH07188214A (ja) 4−アミノキナゾリン誘導体、その製造方法およびそれを含有する医薬品

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees