JPS6216098A - 同期機の励磁制御装置 - Google Patents
同期機の励磁制御装置Info
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- JPS6216098A JPS6216098A JP60150115A JP15011585A JPS6216098A JP S6216098 A JPS6216098 A JP S6216098A JP 60150115 A JP60150115 A JP 60150115A JP 15011585 A JP15011585 A JP 15011585A JP S6216098 A JPS6216098 A JP S6216098A
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- voltage
- synchronous machine
- time
- power system
- excitation
- Prior art date
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P9/00—Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output
- H02P9/14—Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output by variation of field
- H02P9/26—Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output by variation of field using discharge tubes or semiconductor devices
- H02P9/30—Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output by variation of field using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は同期機を電力系統へ並列させる時に同期機の出
力電圧を電力系統の電圧に合わせる揃圧制御に関するも
のである。
力電圧を電力系統の電圧に合わせる揃圧制御に関するも
のである。
[発明の技術的背景とその問題点]
同期機を電力系統に並列させる場合は、同期機の電圧2
周波数および位相と電力系統の電圧2周波数および位相
の差を適切な小さな値にして並列することが必要となる
。従来、同期機特に大型機の場合は連続運転時間が非常
に長かったこと、および、周波数2位相の調整に比較的
時間がかかったことなどから、電圧の調整(以下、揃圧
制御と称す)に要する時間はそれ程問題とならなかった
。
周波数および位相と電力系統の電圧2周波数および位相
の差を適切な小さな値にして並列することが必要となる
。従来、同期機特に大型機の場合は連続運転時間が非常
に長かったこと、および、周波数2位相の調整に比較的
時間がかかったことなどから、電圧の調整(以下、揃圧
制御と称す)に要する時間はそれ程問題とならなかった
。
しかし、近年は調速制御装置の機能向上により、あるい
は効率アップのため、大型機でも系統の負荷変動に合せ
て頻繁に駆動・停止する場合がふえたことなどから揃圧
制御に要する時間も無視しえなくなった。また、低周波
起動装置により、同期電動機を起動する場合は、電圧条
件を早く確立しておき速度および位相の条件が整えばす
ぐ同期機を並列させることも必要である。このように最
近は揃圧に要する時間をできる限り短くすることが要求
されてきている。
は効率アップのため、大型機でも系統の負荷変動に合せ
て頻繁に駆動・停止する場合がふえたことなどから揃圧
制御に要する時間も無視しえなくなった。また、低周波
起動装置により、同期電動機を起動する場合は、電圧条
件を早く確立しておき速度および位相の条件が整えばす
ぐ同期機を並列させることも必要である。このように最
近は揃圧に要する時間をできる限り短くすることが要求
されてきている。
第5図に従来の揃圧制御の構成例、第6図にこの場合の
同期機の出力電圧と電力系統電圧のタイムチャート例を
示し、従来の揃圧制御を説明する。
同期機の出力電圧と電力系統電圧のタイムチャート例を
示し、従来の揃圧制御を説明する。
なお、励磁装置としてサイリスタ励磁装置の場合を例に
とるが他の励磁装置の場合も同様である。
とるが他の励磁装置の場合も同様である。
同期機1の界磁巻線2には、界磁しゃ断器3を介して同
期機1の出力を励磁変圧器4を介して交流電源を得るサ
イリスタ励磁装置5と、初期励磁用開閉器6を介して初
期励磁用電源7が接続される。
期機1の出力を励磁変圧器4を介して交流電源を得るサ
イリスタ励磁装置5と、初期励磁用開閉器6を介して初
期励磁用電源7が接続される。
自動電圧調整装置8は、同期機1の出力電圧を第1の計
器用変圧器9ど介して入力して検出する自動電圧調整装
置検出器10と電圧設定器11と、同期機1の出力電圧
と設定電圧との偏差を検出し、その偏差に応じて位相制
御したパルスを発生し、パルストランス12を介してサ
イリスタ励磁装置5ヘゲートパルスを与えるグー1〜パ
ルス発生器13とから構成され、同期機1の出力電圧を
電圧設定器11に応じた値に制御するものである6 また、同期機1は同期機しゃ断器14を介して電力系統
15に並列される。第1の計器用変圧器9と電力系統1
5に接続される第2の計器用変圧器16の2次側を入力
として同期検定器17と揃圧装置1Bが設置される。
器用変圧器9ど介して入力して検出する自動電圧調整装
置検出器10と電圧設定器11と、同期機1の出力電圧
と設定電圧との偏差を検出し、その偏差に応じて位相制
御したパルスを発生し、パルストランス12を介してサ
イリスタ励磁装置5ヘゲートパルスを与えるグー1〜パ
ルス発生器13とから構成され、同期機1の出力電圧を
電圧設定器11に応じた値に制御するものである6 また、同期機1は同期機しゃ断器14を介して電力系統
15に並列される。第1の計器用変圧器9と電力系統1
5に接続される第2の計器用変圧器16の2次側を入力
として同期検定器17と揃圧装置1Bが設置される。
揃圧装置18は、第1の計器用変圧器9より入力する同
期機1の電圧を検出する同期機電圧検出器19と、第2
の計器用変圧器16より入力し、電力系統15の電圧を
検出する系統電圧検出器2Cと、同期機電圧検出器19
と系統電圧検出器20の偏差を検出し、その偏差に応じ
て自動電圧調整装置8の電圧設定器11の設定値を前記
偏差が零となる方向に制御する電圧設定器制御装置21
から構成される。
期機1の電圧を検出する同期機電圧検出器19と、第2
の計器用変圧器16より入力し、電力系統15の電圧を
検出する系統電圧検出器2Cと、同期機電圧検出器19
と系統電圧検出器20の偏差を検出し、その偏差に応じ
て自動電圧調整装置8の電圧設定器11の設定値を前記
偏差が零となる方向に制御する電圧設定器制御装置21
から構成される。
第6図は、同期機1を発電機の場合を例として同期機1
が無励磁の状態から電圧発生し、電力系統15に並列さ
れるまでの同期機1の出力電圧の時間推移と、電力系統
15の電圧の関係を示す図である。
が無励磁の状態から電圧発生し、電力系統15に並列さ
れるまでの同期機1の出力電圧の時間推移と、電力系統
15の電圧の関係を示す図である。
横軸は時刻、縦軸は同期機1および電力系統15の電圧
であり、VLは電力系統の電圧、Vgは同期機1の電圧
、Vgoは電圧設定器1】の初期設定値に対応する同期
機1の電圧である。
であり、VLは電力系統の電圧、Vgは同期機1の電圧
、Vgoは電圧設定器1】の初期設定値に対応する同期
機1の電圧である。
時刻toに界磁しゃ断器3、および、初期励磁用開閉器
6が閉路とされると、直流電源7の電圧が界磁巻線2に
印加され、界磁電流は界磁巻線の時定数に従って徐々に
増加する。時刻t1になり同期機1の出力電力Vgが自
動電圧調整装置8のゲートパルス発生器13がゲートパ
ルスを発生し得る電圧まで上昇すると、自動電圧調整装
置8によりサイリスタ励磁装置5が制御されるようにな
る。界磁巻線2には、励磁変圧器4を介し同期機1の出
力を電源とし、サイリスタ励磁装置5より電流が供給さ
れる。サイリスタ励磁装置5が導通し始めると、初期励
磁用開閉器6は開路される。サイリスタ励磁装置5が導
通し始めると自動電圧調整装置8の動作により、同期機
1の出力電圧は急速に上昇し、時刻t2で自動電圧調整
装置8の電圧設定器11の初期設定値に対応した電圧V
goに落ちつく。
6が閉路とされると、直流電源7の電圧が界磁巻線2に
印加され、界磁電流は界磁巻線の時定数に従って徐々に
増加する。時刻t1になり同期機1の出力電力Vgが自
動電圧調整装置8のゲートパルス発生器13がゲートパ
ルスを発生し得る電圧まで上昇すると、自動電圧調整装
置8によりサイリスタ励磁装置5が制御されるようにな
る。界磁巻線2には、励磁変圧器4を介し同期機1の出
力を電源とし、サイリスタ励磁装置5より電流が供給さ
れる。サイリスタ励磁装置5が導通し始めると、初期励
磁用開閉器6は開路される。サイリスタ励磁装置5が導
通し始めると自動電圧調整装置8の動作により、同期機
1の出力電圧は急速に上昇し、時刻t2で自動電圧調整
装置8の電圧設定器11の初期設定値に対応した電圧V
goに落ちつく。
同期機1の電圧が確立すると、次に揃圧制御が開始され
る。今、発電機しゃ断器14を閉路して同期機1を電力
系統15に並列させうるか否かを判別する同期検定器1
7の電圧条件が、同期機1の電圧Vgと電力系統の電圧
VLの間でIVL−VglくΔvであルトすれば、IV
L Vgol<ΔVの時は同期機1の電圧が電圧設定
器11の初期設定値に相当する電圧Vgoで安定した時
に電圧の同期条件が整った事になる。しかし、一般には
第6図に示すように、電力系統15の電圧VLは必らず
しも一定でなく、IVL Vgol<△Vとならない
場合が多い。この場合、揃圧装置18を動作させて同期
機電圧検出器19と系統電圧検出器20の偏差を零とす
るように電圧設定器11を駆動し、結果的に同期機1の
電圧Vgを電力系統15の電圧VLに近づけ時刻t3で
IVL−Vgl<ΔVとする。
る。今、発電機しゃ断器14を閉路して同期機1を電力
系統15に並列させうるか否かを判別する同期検定器1
7の電圧条件が、同期機1の電圧Vgと電力系統の電圧
VLの間でIVL−VglくΔvであルトすれば、IV
L Vgol<ΔVの時は同期機1の電圧が電圧設定
器11の初期設定値に相当する電圧Vgoで安定した時
に電圧の同期条件が整った事になる。しかし、一般には
第6図に示すように、電力系統15の電圧VLは必らず
しも一定でなく、IVL Vgol<△Vとならない
場合が多い。この場合、揃圧装置18を動作させて同期
機電圧検出器19と系統電圧検出器20の偏差を零とす
るように電圧設定器11を駆動し、結果的に同期機1の
電圧Vgを電力系統15の電圧VLに近づけ時刻t3で
IVL−Vgl<ΔVとする。
従って、V g oとVLの差が非常に小さい場合は時
間t3 t2は比較的短時間で揃圧が完了するが、その
差が大きい時は長い時間を要する問題点がある。
間t3 t2は比較的短時間で揃圧が完了するが、その
差が大きい時は長い時間を要する問題点がある。
[発明の目的]
本発明は、揃圧制御に要する時間を不要にした同期機の
励磁制御装置を提供することを目的とする。
励磁制御装置を提供することを目的とする。
[発明の概要コ
このため、本発明は同期機が電圧を発生する以前に、自
動電圧調整装置の電圧設定器の設定電圧を系統電圧にほ
ぼ合致するように制御するようにしたことを特徴として
いる。
動電圧調整装置の電圧設定器の設定電圧を系統電圧にほ
ぼ合致するように制御するようにしたことを特徴として
いる。
[発明の実施例コ
第1図は本発明の一実施例に係る同期機励磁制御装置の
構成図を示したものである。図中、第5図と同一符号は
同一機能を示し、異なる点は、揃圧装置22を、系統電
圧検出器20と、自動電圧調整装置8の電圧設定器11
の設定出力を入力とする電圧設定検出器23と、系統電
圧設定器20の出力と電圧設定検出器23との出力の偏
差を検出し、その偏差が零となる方向に電圧設定器11
を駆動する電圧設定器制御装置21とから構成した点で
ある。
構成図を示したものである。図中、第5図と同一符号は
同一機能を示し、異なる点は、揃圧装置22を、系統電
圧検出器20と、自動電圧調整装置8の電圧設定器11
の設定出力を入力とする電圧設定検出器23と、系統電
圧設定器20の出力と電圧設定検出器23との出力の偏
差を検出し、その偏差が零となる方向に電圧設定器11
を駆動する電圧設定器制御装置21とから構成した点で
ある。
第2図は、その時間推移図を示し、第6図と同一記号は
同一の値を示す。記号VRは電圧設定器11の設定値を
同期機1の電圧に換算した値を示す。
同一の値を示す。記号VRは電圧設定器11の設定値を
同期機1の電圧に換算した値を示す。
また、VRQはその初期値を示す(以後、設定値と同期
機電圧に換算した値を区別せずVRおよびVROと称す
)。
機電圧に換算した値を区別せずVRおよびVROと称す
)。
本実施例では界磁しゃ断器3が投入され、同期機1が電
圧を発生する時刻toより以前に揃圧装置22を動作さ
せる。第2図に示すように、電圧設定器11の初期設定
値VROが電力系統電圧VLとが大巾に異っていても、
揃圧装置22の動作により電圧設定器11の設定値VR
は界磁しゃ断器3が投入される前に電力系統15の電圧
VLとほぼ同一とな’J、IVL−VRl<ΔVとなる
。
圧を発生する時刻toより以前に揃圧装置22を動作さ
せる。第2図に示すように、電圧設定器11の初期設定
値VROが電力系統電圧VLとが大巾に異っていても、
揃圧装置22の動作により電圧設定器11の設定値VR
は界磁しゃ断器3が投入される前に電力系統15の電圧
VLとほぼ同一とな’J、IVL−VRl<ΔVとなる
。
時刻toに界磁しゃ断器3および初期励磁用開閉器6が
閉路され、第6図で説明したと同様、同期機1の電圧V
gは時刻toでの電圧設定器11の設定値VRに相当す
る電圧に時刻t2で安定する。
閉路され、第6図で説明したと同様、同期機1の電圧V
gは時刻toでの電圧設定器11の設定値VRに相当す
る電圧に時刻t2で安定する。
時刻toには既に電圧設定器11の設定値VRはIVL
−VRI<ΔVとなっているため、同期機1が時刻t2
に安定する電圧VgはIVL−Vgl<ΔVとなり、同
期検定器17での電圧条件を満足する。
−VRI<ΔVとなっているため、同期機1が時刻t2
に安定する電圧VgはIVL−Vgl<ΔVとなり、同
期検定器17での電圧条件を満足する。
以上より、同期機1が電圧を発生した後での揃圧制御は
不要となる。
不要となる。
以上は、本発明を発電機の励磁制御に適用した場合を述
べたが、他の実施例として本発明を低周波同期起動の同
期電動機の励磁制御に適用した場合について以下に述べ
る。これは、起動装置としてスタティックスターターを
使用し、低減電圧にて同期電動機を定格まで上昇させ、
定格回転数まで上昇後、電圧を急速に定格電圧まで上昇
させる場合の例である。
べたが、他の実施例として本発明を低周波同期起動の同
期電動機の励磁制御に適用した場合について以下に述べ
る。これは、起動装置としてスタティックスターターを
使用し、低減電圧にて同期電動機を定格まで上昇させ、
定格回転数まで上昇後、電圧を急速に定格電圧まで上昇
させる場合の例である。
第3図にその構成、第4図に同期電動機の端子電圧およ
び回転数の時間推移を示す。
び回転数の時間推移を示す。
第3図および第4図で第1図および第2図と同一符号ま
たは記号は同様の機能を示す。
たは記号は同様の機能を示す。
第3図の構成で第1図と異なる点は、サイリスタ励磁装
置5を、交流電源25から励磁変圧器24を介して交流
入力を得、直流に変換して界磁しゃ断器3を介して同期
機1の界磁巻線2へ電流を供給するようにした点。
置5を、交流電源25から励磁変圧器24を介して交流
入力を得、直流に変換して界磁しゃ断器3を介して同期
機1の界磁巻線2へ電流を供給するようにした点。
自動電圧調整装置28を、自動電圧調整装置検出器10
と、電圧設定器11と1手動電圧設定器27と。
と、電圧設定器11と1手動電圧設定器27と。
ゲートパルス発生器13と、切換回路26とを設けて構
成すると共に、切換回路26の共通接点26cをゲート
パルス発生器13に、一方の選択接点26bを自動電圧
調整装置検出器10と電圧設定器11の偏差信号へ、他
の選択接点26aを手動電圧設定器27に接続した点。
成すると共に、切換回路26の共通接点26cをゲート
パルス発生器13に、一方の選択接点26bを自動電圧
調整装置検出器10と電圧設定器11の偏差信号へ、他
の選択接点26aを手動電圧設定器27に接続した点。
電源開閉器29.電源変圧器30.順変換器31.直流
リアクトル32.逆変換器33より構成され低周波起動
しゃ断器34を介して同期機1および並列しゃ断器14
に接続されるスタティックスターター35を備えた点で
ある。
リアクトル32.逆変換器33より構成され低周波起動
しゃ断器34を介して同期機1および並列しゃ断器14
に接続されるスタティックスターター35を備えた点で
ある。
第4図でVuは同期機1の端子電圧、Ssは同期機の周
波数、SLは同期機1が並列される電力系統15の周波
数を示す。
波数、SLは同期機1が並列される電力系統15の周波
数を示す。
時刻taに起動開始されるが電圧設定器11の設定値V
Rはこれより以前に第1図の実施例と同じ方法でIVL
−VRI<Δ■となっている。
Rはこれより以前に第1図の実施例と同じ方法でIVL
−VRI<Δ■となっている。
時刻taで同期機1はサイリスタ励磁装置5より電流供
給され励磁されるが、この時自動電圧調整装置28は切
換回路26の選択接点26aが選択さも。
給され励磁されるが、この時自動電圧調整装置28は切
換回路26の選択接点26aが選択さも。
手動設定値27の設定値に応じてゲートパルス発生器1
3が制御を行なういわゆる定励磁制御が行なわれる。こ
れと同時に、スタティックスターター35も動作を開始
し、徐々に出力周波数Ssを上昇させる。出力周波数S
sが上昇するに従い、同期機1の端子電圧も概略周波数
Ssに比例して上昇していく。周波数は電力系統15の
周波数SLに等しい値よりわずか大きい値SLbまで上
昇させる。
3が制御を行なういわゆる定励磁制御が行なわれる。こ
れと同時に、スタティックスターター35も動作を開始
し、徐々に出力周波数Ssを上昇させる。出力周波数S
sが上昇するに従い、同期機1の端子電圧も概略周波数
Ssに比例して上昇していく。周波数は電力系統15の
周波数SLに等しい値よりわずか大きい値SLbまで上
昇させる。
この時、この低周波起動方式ではスタティックスタータ
ー35の経済性のため低減電圧方式を採用しているため
、同期機端子電圧VMは電力系統15の電圧VLよりか
なり低い値VMbとなっている。
ー35の経済性のため低減電圧方式を採用しているため
、同期機端子電圧VMは電力系統15の電圧VLよりか
なり低い値VMbとなっている。
時刻tbで周波数Ssが上記SLbまで達するとスタテ
ィックスターター35を動作停止させ低周波同期しゃ断
器34を開路する。
ィックスターター35を動作停止させ低周波同期しゃ断
器34を開路する。
従って、時刻tb後は同期機1の周波数は電力系統の周
波数SLの方へ向って低下し始める。ここで、自動電圧
調整装置28の切換回路26を選択接点26bを選択す
ると自動電圧調整装置28は同期機1の端子電圧V y
を電圧設定器11の設定値VRと同じとなるように制御
をする。電圧設定器11の設定値VRは既に電力系統1
5の電圧VLにほぼ等しい値とされているため、同期機
1の端子電圧VMは急速に上昇しほぼ電力系統15の電
力VLに等しい値で安定する。即ち、同期検出器17の
電圧条件は整ったことになる。同期機1の周波数Ssが
徐々に低下し、電力系統15の周波数SLとほぼ同じ値
となり、同期検定器17の周波数および位相の条件が整
えば並列しゃ断器14が閉路され、同期機1は電力系統
15に並列される。
波数SLの方へ向って低下し始める。ここで、自動電圧
調整装置28の切換回路26を選択接点26bを選択す
ると自動電圧調整装置28は同期機1の端子電圧V y
を電圧設定器11の設定値VRと同じとなるように制御
をする。電圧設定器11の設定値VRは既に電力系統1
5の電圧VLにほぼ等しい値とされているため、同期機
1の端子電圧VMは急速に上昇しほぼ電力系統15の電
力VLに等しい値で安定する。即ち、同期検出器17の
電圧条件は整ったことになる。同期機1の周波数Ssが
徐々に低下し、電力系統15の周波数SLとほぼ同じ値
となり、同期検定器17の周波数および位相の条件が整
えば並列しゃ断器14が閉路され、同期機1は電力系統
15に並列される。
この場合、スタティックスターター35を停止し同期機
1が回転低下する過程で同期並列させるため、同期検定
器17の同期判定条件を1回で満足する必要があり、電
圧条件を早く確立しておく事が肝要である。
1が回転低下する過程で同期並列させるため、同期検定
器17の同期判定条件を1回で満足する必要があり、電
圧条件を早く確立しておく事が肝要である。
このように、自動電圧調整装置28の電圧設定器11の
設定値を起動以前に電力系統15の電圧と同じとなるよ
うに揃圧制御することにより、低減電圧による同期電動
機の起動および同期並列が可能となる。
設定値を起動以前に電力系統15の電圧と同じとなるよ
うに揃圧制御することにより、低減電圧による同期電動
機の起動および同期並列が可能となる。
[発明の効果コ
以上のように本発明によれば、同期機が電圧を発生する
以前に自動電圧調整装置の電圧設定器の設定電圧を系統
電圧に一致させるようにしたので、同期機を電力系統に
並列する際の揃圧時間が不要となり同期機を効率良く電
力系統に同期並列させることができるようになる。
以前に自動電圧調整装置の電圧設定器の設定電圧を系統
電圧に一致させるようにしたので、同期機を電力系統に
並列する際の揃圧時間が不要となり同期機を効率良く電
力系統に同期並列させることができるようになる。
第1図は本発明の一実施例に係る同期機の励磁制御装置
の構成図、第2図は第1図の作用を説明するための時間
推移図、第3図は本発明の他の実施例に係る同期機の励
磁制御装置の構成図、第4図は第3図の作用を説明する
ための時間推移図、第5図は従来装置の構成図、第6図
は第5図の作用を説明するための時間推移図である。 1・・・同期機、2・・・界磁巻線、3・・・界磁しゃ
断器、4・・・励磁用変圧器、5・・・サイリスタ励磁
装置、6・・・初期励磁用開閉器、7・・・初期励磁用
直流電源、 8.28・・・自動電圧調整装置、9,1
6・・・計器用変圧器、10・・・自動電圧調整装置検
出器、11・・・電圧設定器、12・・・パルストラン
ス、13・・・ゲートパルス発生器、14・・・並列し
ゃ断器、15・・・電力系統、17・・同期検定器、1
8.22・・・揃圧装置、19・・・同期機電圧検出器
、 20・・・系統電圧検出器、21・・・電圧設定器
制御装置、23・・・電圧設定検出器、24・・・励磁
変圧器、25・・・交流電源、26・・・切換回路、2
6a 、 26b・・・選択接点。 26c・・・共通接点、27・・・手動電圧設定器、2
9・・・電源変圧器、30・・・電源変圧器、31・・
・順変換器、32・・・直流リアクトル、33・・・逆
変換器、34・・・低周波同期用しゃ断器、35・・・
スタティックスターター。 //−\、 第3図 第4図
の構成図、第2図は第1図の作用を説明するための時間
推移図、第3図は本発明の他の実施例に係る同期機の励
磁制御装置の構成図、第4図は第3図の作用を説明する
ための時間推移図、第5図は従来装置の構成図、第6図
は第5図の作用を説明するための時間推移図である。 1・・・同期機、2・・・界磁巻線、3・・・界磁しゃ
断器、4・・・励磁用変圧器、5・・・サイリスタ励磁
装置、6・・・初期励磁用開閉器、7・・・初期励磁用
直流電源、 8.28・・・自動電圧調整装置、9,1
6・・・計器用変圧器、10・・・自動電圧調整装置検
出器、11・・・電圧設定器、12・・・パルストラン
ス、13・・・ゲートパルス発生器、14・・・並列し
ゃ断器、15・・・電力系統、17・・同期検定器、1
8.22・・・揃圧装置、19・・・同期機電圧検出器
、 20・・・系統電圧検出器、21・・・電圧設定器
制御装置、23・・・電圧設定検出器、24・・・励磁
変圧器、25・・・交流電源、26・・・切換回路、2
6a 、 26b・・・選択接点。 26c・・・共通接点、27・・・手動電圧設定器、2
9・・・電源変圧器、30・・・電源変圧器、31・・
・順変換器、32・・・直流リアクトル、33・・・逆
変換器、34・・・低周波同期用しゃ断器、35・・・
スタティックスターター。 //−\、 第3図 第4図
Claims (1)
- 同期機の出力電圧を一定に制御する自動電圧調整装置と
、同期機が並列される電力系統の電圧と前記自動電圧調
整装置の電圧設定器との偏差を検出してその偏差を零に
するように前記電圧設定値を制御する揃圧装置とを備え
、同期機が電圧を発生する以前に前記電力系統の電圧と
前記自動電圧調整装置の電圧設定器の設定値がほぼ合致
するように制御することを特徴とする同期機の励磁制御
装置。
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