JPS621658A - 無線式車両保安装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、無線式車両保安装置に関する。

「従来の技術、発明が解決しようとする問題点」自動車
盗難防止システムとして、従来、例えば、特開昭５９−
２０７５１号公報に示されるものがある。この従来のシ
ステムにおいては、車内の送信手段と車外のＦＭラジオ
とからなる自動車盗難防止システムであり、前記送信手
段が送信手段を動作させるための電源とドアの開閉によ
って作動するドアスイッチとに接続されており、該ドア
スイッチの状態の変化により送信手段から発信された電
波が、ＦＭラジオによって受信される構成が示されてお
り、ドアスイッチの状態の変化により車内の送信手段か
ら電波を発信させ、電波を車外のＦＭラジオで受信する
ことにより、盗難防止システムの構成を簡単にし、かつ
安価にしている。

しかしながら、従来の盗難防止システムにおいては、警
報の発生時に、携帯者がこの警報に気付かない場合があ
るという問題があった。

本発明の目的は、警報の発生時に携帯者がこの警報に気
付かない場合には、警報効果を上げて、携帯者に注意を
喚起し、早期に盗難警報状態を知らせることができる無
線式車両保安装置を提供することにある。

「問題点を解決するための手段、作用」本発明は、車両
が盗難されていることを検出する盗難検出手段と、車両
に設けられており、盗難の検出時に車両が盗難されてい
ることを知らせるために盗難信号を送信する車載機と、
車両から離れた場所で前記盗難信号を受信し、車両が盗
難されていることを警報により携帯者に知らせる携帯機
と、を含み、前記携帯機は、警報時に携帯者の操作によ
り警報を停止させるリセット手段と、前記盗難信号を受
信したときに携帯者に警報を発生し、警報発生後、所定
時間内にリセット手段が操作されない場合には警報効果
を上げる制御部と、を有することを特徴とする。

「実施例」 以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。

第１図には、本発明の実施例による無線式車両保安装置
のブロック回路が示されている。

車両が盗難されていることを検出する盗難状態検出スイ
ッチ１０が設けられ、検出スイッチ１０は、バーグラア
ラーム制御部１２に接続され、制御部１２には、アンテ
ナ１４を有する車載側送信機１６と、警報装置１８と、
が接続されている。

そして、車両の盗難状態を検出スイッチ１０が検出する
と、制御部１２は、盗難状態を知らせるために、警報装
置１８を作動させて警報を発するとともに、車載側送信
機１６を作動させて、送信機１６から盗難信号２０を送
信させる。

前記盗難信号２０は、アンテナ２２を有する携帯側受信
機２４で受信され、携帯側受信機２４は、制御部２６に
接続されている。そして、制御部２６は、盗難信号２０
により盗難状態を検出すると、ドライバ２８を作動させ
、警報器３０により警報を行い、警報者にその旨を知ら
せる。制御部２６には、リセットスイッチ３２が接続さ
れており、このリセットスイッチ３２は、警報時に携帯
者の操作により警報を停止させるスイッチである。

前記制御部２６は、前述したように、盗難信号２０を受
信したときに携帯者に警報を発生するようになっている
が、警報発生後、所定時間内に前記リセットスイッチ３
２が操作されない場合には、警報効果を上げる、例えば
、警報音の断続周期を短くし、あるいは、警報音の音量
を上げる。

従って、警報効果を上げることによって、携帯者に注意
を喚起し、早期に盗難警報状態を知らせることができる
。

次に、第２図には、ブザー断続周期を短くする携帯側の
実施例が詳細に示されている。

第２図において、制御部はマイクロコンピュータ２６に
より構成され、ドライバ２８は、図示のように複数個の
トランジスタ及び抵抗から構成され、警報器はブザー３
０である。また、携帯側受信器２４は、高周波増巾器３
４、混合器３６、局部発振器３８、中間周波増巾器４０
、ＦＭ検波器４２、及び波形整形器４４を含む。また、
マイクロコンピュータ２６には、コード設定器４６が接
続されている。

そして、第３図には、ブザー断続周期を短くする携帯側
の実施例のフローチャートが示されている。

第３図において、スタート１００で始まり、ステップ１
０２で受信信号のコードを盗難状態のコードと比較し、
ステップ１０４で盗難信号の設定コードと一致しないと
きには、エンド１０６に進み、一方、盗難状態の設定コ
ードであると、ステップ１０８に進む。ステップ１０８
では、周期１（長い周期）でブザー吹鳴が行われ、ステ
ップ１１０でタイマがスタートし、ステップ１１２でリ
セットスイッチがオンになると、ステップ１１４でブザ
ーが停止する。

ステップ１１２でリセットスイッチがオンでないと、ス
テップ１１６に進み、所定時間経過していないと、ステ
ップ１１２に戻り、一方、所定時間経過していると、ス
テップ１１８に進む。ステップ１１８では、周期２（短
い周期）でブザー吹鳴が行われ、ステップ１２０でリセ
ットスイッチがオンになると、ステップ１１４でブザー
が停止し、エンド１０６に進み、一方、リセットスイッ
チがオンでないと、ステップ１２０に戻る。

次に、第４図には、ブザー音を大きくする携帯側の他の
実施例が詳細に示されている。

なお、第４図において、第２図の構成と同一部材には同
一符号を付して説明を省略する。

ドライバは２つ設けられており、ドライバ２８−１．２
８−２は、それぞれ、トランジスタ４８−１．４８−２
、及び抵抗５０−１．５０−２を含み、抵抗５０−１の
抵抗値は、抵抗値５０−２の抵抗値５０−２よりも大き
く設定されている。

そして、トランジスタ４８−１のオン時には、ブザー音
が小さく、一方、トランジスタ４８−２のオン時には、
ブザー音が大きい。

そして、第５図には、ブザー音を大きくする携帯側の他
の実施例のフローチャートが示されている。

第５図において、スタート４００で始まり、ステップ４
０２で受信信号のコードを盗難状態のコードと比較し、
ステップ４０４で盗難信号の設定コードと一致しないと
きには、エンド４０６に進み、一方、盗難状態の設定コ
ードであると、ステップ４０８に進む。ステップ４０８
では、トランジスタ４８−１がオンになってブザー吹鳴
が小さい音で行われ、ステップ４１０でタイマがスター
トし、ステップ４１２でリセットスイッチがオンになる
と、ステップ４１４でトランジスタ４８−１．４８−２
がオフになってブザーが停止する。

ステップ４１２でリセットスイッチがオンでないと、ス
テップ４１６に進み、所定時間経過していないと、ステ
ップ４１２に戻り、一方、所定時間経過していると、ス
テップ４１８に進む。ステップ４１８では、トランジス
タ４８−２がオンになってブザー吹鳴が大きい音で行わ
れ、ステップ４２０でリセットスイッチがオンになると
、ステップ４１４でトランジスタ４８−１．４８−２が
オフになってブザーが停止し、エンド４０６に進み、一
方、リセットスイッチがオンでないと、ステップ４２０
に戻る。

「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、警報の発生時に
携帯者がこの警報に気付かない場合には、警報効果を上
げて、携帯者に注意を喚起し、早期に盗難警報状態を知
らせることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施例による無線式車両保安装置の
ブロック回路図、 第２．３図は、それぞれ、ブザー断続周期を短くする携
帯側の実施例を詳細に示すブロック図、フローチャート
図、 第４．５図は、それぞれ、ブザー音を大きくする携帯側
の他の実施例を詳細に示すブロック回路図、フローチャ
ート図である。 １０・・・盗難状態検出スイッチ、１２・・・バーグラ
アラーム制御部、Ｉ４・・・アンテナ、１６・・・車載
側送信機、１８・・・警報装置、２０・・・盗難信号、
２２・・・アンテナ、２４・・・携帯側受信機、２６・
・・制御部、２８・・・ドライバ、３０・・・警報器、
３２・・・リセットスイッチ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　車両が盗難されていることを検出する盗難検出手段と
   、 車両に設けられており、盗難の検出時に車両が盗難され
   ていることを知らせるために盗難信号を送信する車載機
   と、 車両から離れた場所で前記盗難信号を受信し、車両が盗
   難されていることを警報により携帯者に知らせる携帯機
   と、 を含み、 前記携帯機は、 警報時に携帯者の操作により警報を停止させるリセット
   手段と、 前記盗難信号を受信したときに携帯者に警報を発生し、
   警報発生後、所定時間内にリセット手段が操作されない
   場合には警報効果を上げる制御部と、 を有することを特徴とする無線式車両保安装置。