JPS6212783A - (2,3)−α−メチレンペナム−3−カルボン酸及びその誘導体 - Google Patents
(2,3)−α−メチレンペナム−3−カルボン酸及びその誘導体Info
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- JPS6212783A JPS6212783A JP61124748A JP12474886A JPS6212783A JP S6212783 A JPS6212783 A JP S6212783A JP 61124748 A JP61124748 A JP 61124748A JP 12474886 A JP12474886 A JP 12474886A JP S6212783 A JPS6212783 A JP S6212783A
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- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D499/00—Heterocyclic compounds containing 4-thia-1-azabicyclo [3.2.0] heptane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. penicillins, penems; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は(2,3)−α−メチレンペナム−3−カルボ
ン酸及びその誘導体に関する。更に詳細には・本発明は
チアゾリジン環に融合したシクロプロピル基が(2,3
)−メチレン−ペナム核における3−カルボン酸基及び
6−アミノ基に関して分子の反対側にあるペナム誘導体
に関する。 特に、そして給体的意味において、これらの新規なペナ
ムの6α−位置にある橋頭炭素原子(bridge h
ead carbon atom)はR立体配置を有す
る〔給体配置表示のチャン−インボルドープレログ(C
ahn−Ingold−Prelog)法〕。この橋頭
炭素原子の水素原子置換分を分子のα−面からの伸びと
して表示する場合、またシクロプロピルメチレンもα−
面から伸びる。3−カルボン酸基及び6−アミノ基は全
て分子のβ−面にある。 この特定の配置において、カルボン酸置換基をもつ3−
位置における炭素原子の給体配置は全ての公知のペナム
抗生物質と正反対であることに注意すべきである。 融合したシクロプロピル基が全ての立体化学的配置を考
慮せずに述ぺられている2・、3−低級アルキル−メチ
レンペナム−3−カルボン酸M導体は1975年9月9
日付けのカミャ(Kami ya )等による米国特許
第3・9°4・6°7号に広く記載 iされ
ている。この明細書の分析によれば、生成し
:た化合物が分子のβ−面上に融合したシクロプロピ
ル基を有することを示している(6α−位置にある橋頭
炭素原子は上記の如くR立体配置を有している)。かか
る化合物は本発明の化合物の抗生物活性のレベル及びス
ペクトルをもっていない。 また、同様の化合物が1983年7月12日発行のケイ
ス(Keith)等による米国特許第4.393、00
3号に開示されているが、しかし上記の如く、これらの
化合物は該特許明細書に立体化学的に示されているよう
に、β−位置に融合したシクロプロピル基を有している
。そのスペクトル及び活性レベルは本化合物よシも劣っ
ている。 更に、ケイス等によシ、テトラヘドロン・レターズ(T
etrahedron Letters)、39(15
)、2445−2458(1983)に記載の文献には
、ペナム核における構造の相違による作用の機構及びペ
ニシリン抗バクテリア活性(antibac−teri
al activity)におけるその効果が論じられ
ている。かかる開示には、シクロプロピル基のメチレン
が「下」またはα−立体配置にあり、そしてカルボン酸
基が反体の且つ不自然な位置にある化合物は含まれてい
ない。 本発明は抗生物質ベナム誘導体の新規な族、合成方法及
びかかる誘導体の製造において有用な中間体並びに抗バ
クテリア剤としてのかかる誘導体の用途に関する。 新規なベナム誘導体は好ましくは一般式式中、R2は水
素、低級アルキル、低級アルコキシ、低級アルキルチオ
、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、トリハロメチル、ア
ジド、アリールチオ、5もしくは6−員のヘテロシクリ
ルチオ、5もしくは6−員のヘテロシクリルまたは−O
CORであり、ここに、Rは水素、低級アルキル、アリ
ールまたは置換された低級アルキルであシ:R3は水素
、アシル基または式 Haが基(li+ )である場合、メチレンベナム核の
6−位の窒素上に他の置換基が存在せず:R4は水素、
低級アルコキシ、アミン、低級アルキルチオまたはアミ
ドであシ:R9は水素、ヒドロキシ、アミン、低級アル
キル、低級アルカノイル、低級アルコキシ、低級アルカ
ノイルアミノ、低級アルキルアミノ、フェニル−低級ア
ルキル、フェニルまたは置換されたフェニルであり:R
10及びR11は水素、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ
、カルボキシ、ピリジル、低級アルキル、低級アミノア
ルキル、低級ヒドロキシアルキル、02〜C6−アルコ
キシカルボニル、低級アルキルアミノ−低級アルキル、
ジ(低級アルキルアミノ)−低級アルキル、フェニルま
たは置換されたフェニルであ6:Httは低級アルキル
、置換された低級アルキルまたはアリールアルキルであ
6:Hsa及びR14は低級アルキル、低級ハロアルキ
ル、低級ヒドロキシアルキル、低級アルコキシ−低級ア
ルキル、低級アルコキシカルボニル−低級アルキル、低
級シアノアルキル、低級アルカノイル−低級アルキル、
フェニル、置換されたフェニルまたは低級シクロアルキ
ルであるか、或いはR1及びR14はこれらが結合して
いる窒素原子と一緒になって炭素原子4〜8個を有する
飽和複素環式環を形成し、該環は炭素原子の代シに、随
時1個または2個の追加のへテロ原子を含んでいてもよ
く、mは0.1tたは2であシ、そしてR”は水素また
はエステル保鰻基である、の化合物、R63が水素であ
る式1の化合物の容易に加水分解し得るエステルまたは
塩、及びR”が水素である弐夏の化合物またはそのエス
テルもしくは塩の水和物である。 本明細書において用いる「低級」なる用語は炭素原子1
〜8個、好ましくは1〜4個を有する基及び化合物を示
す。「アルキル」なる用語は直鎖状及び分枝鎖状の双方
の飽和炭化水素基、例えばメチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、tert。 −ブチル等を示す。 「アルコキシ」なる用語はアルキル部分が上に定義した
通りである基を示す。例はメトキシ、エトキシ、プロポ
キシ等である。 「ハロ」、「ハルJtたはrハロゲン」ナル用語は・特
記″!″9限シ・そ04種0全1・即ち・″(ロロ、ブ
ロモ、ヨードまたはフルオロを表わす。 Bsとの組合せにおいて用いる「アシル」なる
゛用語はヒドロキシルの除去によって有機カルボ
ン酸”ら誘導さf″′全″″c0有機基を意味し且″t
′″ 1、らのものが含まれる。基Haは
多くのアシル基のいずれかであることができるが、下記
のアシル基が好ましい。 典型的なアシル基は6−アミノペニシラン酸及び誘導体
並びに7−アミノセファロスポラン酸及び誘導体を含む
β−ラクタム抗生物質をアシル化するためKこれまで用
いられていたアシル基である:例えばプリン(Flyn
n)編集、セファロスポラン酸・アミノペニシラン酸(
Cephalosporinsand Pen1cil
lins)、アカデミツク・プレス(Academic
Press)(1972)、1978年10月17日
発行のベルギー国特許第866.038号、1978年
12月11日発行のベルギー国特許第867.994号
、1979年5月1日発行の米国特許第4,152,4
32号、1976年6月27日発行の米国特許第3.9
71.778号及び1979年10月23日発行の米国
特許第4,173、199号参照。種々のアシル基を記
載しているこれらの文献の部分を本明細書に引用を以っ
て加える。次のアシル基のリストは「アシル」なる用語
を更に説明するものである:この用語を限定するものと
みなすべきではない。典型的なアシル基は下記の基(a
)〜(g)である: (a) 一般式R’−CO−(IV)(7)脂肪族基
、ココア、R1は低級アルキル、低級シクロアルキル、
低級アルコキシ、低級アルケニル、低級シクロアルケニ
ル、シクロヘキサジェニル、或いはハロゲン、シアノ、
ニトロ、アミノ、メルカプト、低級アルキルチオ及びシ
アノメチルチオからなる群よシ選ばれる1個またはそれ
以上の置換基で置換された低級アルキルまたはアルケニ
ル基である。 (b) 一般式 の炭素環式芳香族基、ここで、Eはカルボニル基と一緒
になって式−(CH2)−Co−1−CHR9G −C
o−1−CH,0CO−1−0CH2−Co−1−8C
H,−CO−1−cH(so 3−M+)−CO−−t
たは−CH(NH8O、−M+)−〇〇−の基であシ:
nは0,1.2または3であ#):R6、R7及びR8
は各々独立して、水素、ノ・ロゲン、ヒドロキシ、ニト
ロ、アミノ、シアノ、トリフルオロメチル、C,、C4
−アルキル、C、、C。 −アルコキシまたはアミノメチルであり、そしてRoo
はアミノ、アシルアミノ、ヒドロキシ、カルホキシル塩
、保護されたカルボキシ、例えばベンジルオキシカルボ
ニル、ホルミルオキシまたはアジドである。 好ましい炭素環式芳香族基には次の一般式の基が含まれ
る: 式中、R90は好ましくはアミノ基、ヒドロキシ基また
はカルボキシル塩もしくはスルホ塩である。 本発明の目的に対して適する他の炭素環式芳香族アシル
基はα−スルホフェニルアセチル、α−(ヒドロキシス
ルホニルオキシ)フェニルアセチル、α−スルファモイ
ルフェニルアセチル、α−(フェノキシカルボニル)フ
ェニルアセチル、α−(p−ト!Jルオキシカルボニル
)フェニルアセチル、α−ホルミルオキシフェニルアセ
チル、α−カルボキシフェニルアセチル、α−(ホルミ
ルアミノ)フェニルアセチル、α−(ベンジルオキシカ
ルボニル)フェニルアセチル;2−(N、N−ジメチル
スルファモイル)−2−フェニルアセチル、2−ブロモ
−2−チェニルアセチル、等テある。 (C)一般式 %式%() のベテロ芳香族基、但し、Fはカルボニル基と一緒にな
って式−(CH,)n−CO−1−CHRIIO−CO
−1−OCH2−Co−1−8CH,−CO−または−
coco−であ’) : ” I/′i0 s 1.2
または3であり、:R”は上に 二!Il
l!LD−C”i、(−LrRIO1a!!、![。 たけ硫黄原子1.2.3または4個(好ましくは
、□ 1個または2個)を含む置換されたまたは未置換
□”□の5−16−または7−員の複素環式環で
ある; “典型的なヘテロ芳香族環はチェ
ニル、フリル・ピロリル、ピリジニル、ピラジニル、チ
アゾリル、ピリミジニル及びテトラゾリルである。典型
的な置換基はハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、アミノ、
シアノ、トリフルオロメチル、C2〜C1−アルキルま
たは01〜C4−アルコキシである。 好ましいヘテロ芳香族アシル基には上記式(■1)、こ
こで、 RIOIば2−アミノル4−チアゾリル、2−
アミノ−5−ハロー4−チアゾリル、4−アミノピリジ
ン−2−イル、2−アミノ−1,3,4−チアジアゾル
−5−イル、2−チェニル、2−フラニル、4−ピリジ
ニルまたは2,6−ジクロロ−4−ピリジニルである、
の基が含まれる。 (d) 一般式 の〔〔(4−置換された−2,3−ジオキソ−1−ピペ
ラジニル)カルボニル〕アミン〕アリールアセチル基、
ここで R111は低級アルキル、低級ヒドロキシアル
キル、RIOIに対して定義した如きヘテロ芳香族基ま
たは一般式 の芳香族基であり、R6、R7及びRaは上に定義した
通シであり、そしてR120は低級アルキルまたは置換
された低級アルキルである〔ここで、該アルキル基はハ
ロゲン、シアノ、ニトロ、アミン及びメルカプトからな
る群より選ばれる1個まだはそれ以上の置換基で置換さ
れている〕:例えば4−低級アルキル(好ましくはエチ
ルまたはメチル)−2,3−ジオキソ−1−ピペラジン
カルボニル−D−フェニルグリシル。 (e) 一般式 %式%) の(置換されたオキシイミノ)アリールアセチル基、こ
こで、R101は上に定義した通りであり、そしてRj
jOは水素、低級アルキル、C5〜C1−シクロアルキ
ル″!!たは置換された低級アルキルである〔ここで、
該アルキル基はハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、メ
ルカプト、低級アルキルチオ、芳香族基(R111によ
って定義した通り)、カルボキシ(そのカルボキシル塩
を含める)、アミド、低級アルコキシカルボニル、フェ
ニルメトキシカルボニル、ジフェニルメトキシカルボニ
ル、ヒドロキシアルコキシホスフィニル、ジヒドロキシ
ホスフィニル、ヒドロキシ(フェニルメトキシ)ホスフ
ィニル及ヒジ(低級アルコキシ)ホスフィニルからなる
群より選ばれる1個またはそれ以上の置換基で置換され
ている〕。 式(vi++)の基の例は次のものである:2−(2−
(クロロアセトアミド)チアゾルー4−イル)−2−[
(p−ニトロベンジルオキシカルボニル)メトキシイミ
ノコアセチル、2−C2−(クロロアセトアミド)チア
ゾルー4−イル〕−2−(メトキシイミノ)アセチル、
2−(2−アミノチアゾルー4−イル’)−2−(イソ
プロポキシイミノ)アセチル、2−(2−アミノチアゾ
ルー4−イル)−2−(メトキシイミノ)アセチル、2
−(2−アミノチアゾルー4−イル)−2−(ヒドロキ
シイミノ)アセチル、2−チェニル−2−(メトキシイ
ミノ)アセチル、2−フリル−2−(メトキシイミノ)
アセチル、2−(4−ヒドロキシフェニル’)−2−(
メトキシイミノ)アセチル、2−フェニル−2−(メト
キシイミノ)アセチル、2−フェニル−2−(ヒドロキ
シイミノ)アセチル、2−チェニル−2−(ヒドロキシ
イミノ)アセチル、2−チェニル−2−(ジクロロアセ
チルオキシイミノ)アセチル、2−C4−(θ−D−グ
ルタミルオキシ)フェニル〕−2−(ヒドロキシイミノ
)アセチル、2−[4−(3−アミノ−3−カルボキシ
プロポキシ)フェニル)−2−(ヒドロキシイミノ)ア
セチル、2−(5−クロロ−2−(クロロアセトアミド
)チアシル〕−4−イル)−2−(メトキシイミノ)ア
セチル、2−(5−クロロ−2−アミノチアゾルー4−
イル)−2−(メトキシイミノ)アセチk、2−[r−
(t−7’)キシカルボニル)イソプロポキシイミノ〕
〜2−(2−スルホアミノ−チアゾルー4−イル)アセ
チル、2−[1−(t−ブトキシカカルニル)インプロ
ポキシイミノ〕−2−(2−トリフェニルメチルアミン
)チアゾルー4−イル−アセチル、2−(2−(クロロ
アセトアミド)チアゾルー4−イル]−2−(イソプロ
ポキシイミノ)アセチル、2−(メトキシイミノ)−2
−(2−(スルホアミノ)チアゾルー4−イルコアセチ
ル、2−(2−アミノチアゾルー4−イル’)−2−(
カルボキシメトキシイミノ)アセチル、2−(2−(メ
シルアミノ)チアゾルー4−イル)−2−(インプロポ
キシイミノ)アセチル、2−(2−イミノ−3−メシル
−4−チアゾリン−4−イル)−2−(イソプロポキシ
イミノ)アセチル、2−(2−アミノチアゾルー4−イ
ル)−2−(カルボキシイソプロポキシイミノ)アセチ
ル、等。 (f) 一般式 %式%() の(アシルアミノ)アリールアセチル基、ここで、R1
11は上に定義した通りであり、そしてR140は上記
式(vm)の基または式 の基〔ここで、R6、R7及びR8はすでに定義した通
りである〕、水素、低級アルキル、置換された低級アル
キル、アミン、低級アルキルアミノ、低級シアノアルキ
ルアミノまたはアシルアミノである。 上記式(1×)の好ましい(アシルアミノ)アリールア
セチル基にはR140がアミノまたはアシルアミノであ
る基が含捷れる。またR111がフェニルまたは2−チ
ェニルである基が好ましい。 (g) 一般式 の〔〔〔3−置換された−2−オキソ−1−イミダゾリ
ジニル〕カルボニル〕アミン〕アリールアセチル基、こ
こで、11111は上に定義した通シであり、そしてR
”は水素、低級アルキルスルホニル、−N−C)I−R
l l l [ここでR11lは上に定義した通シであ
る]、−CORI” [但し、R16は水素、低級アル
キルまたはハロゲン置換された低級アルキルである〕、
芳香族基〔上記R11lによって定義した通シである〕
、低級アルキルまたは置換された低級アルキル〔該アル
キル基はハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ及びメルカ
プトからなる群より選ばれる1個またはそれ以上の置換
基で置換されている〕である。 上記式(X)の好ましい〔〔〔3−置換された−2−オ
キソ−1−イミダゾリジニル〕カルボニル〕アミン〕ア
リールアセチル基にはR111がフェニルまたは2−チ
ェニルである基が含まれる。またRIsが水素、メチル
スルホニル、フェニルメチレンアミンまたは2−フリル
メチレンアミノである基が好ましい。 式 式中、mROであシ、R2はすでに定義した
i通シであり、Re”は水素であり、そしてRII
Gは水素またはヒドロキシである、 の化合物が特に好ましい。 R2置換基に関しては、「ヘテロシクリル」またけ「ヘ
テロシクリルチオ」なる用語は少なくと
二も1個のへテロ原子、例えば酸素テ黄または窒素を含
む飽和または不飽和の単環式または多環式の複素環式基
を示す。 f
かかる複素環式基の例として次の基本的な環系を挙げる
ことができる:チェニル、フリル、ピロリル、イミダゾ
リル、ピラゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、オキ
サシリル、イソキサゾリル、トリアゾリル、チアジアゾ
リル、オキサジアゾリル、テトラゾリル、チアトリアゾ
リル、オキサトリアゾリル、ピリジル、ピリミジル、ピ
ラジニル、ピリダジニル、チアジニル、オキサジニル、
トリアジニル、チアジアジニル、オキサジアジニル、ジ
チアジニル、ジオキサジニル、オキサチアジニル、テト
ラゾリル、チアトリアジニル、オキサトリアジニル、ジ
チアジアジニル、イミダゾリニル、ジヒドロピリミジル
、テトラヒドロピリミジル、及びプリニル、並びにベン
ゾ融合した誘導体、例えばベンゾキサゾリル、ベンズチ
アゾリル、ベンズイミダゾリル及びインドリル0 硫黄または酸素原子及び1〜3個の窒素原子を有する5
−員環系、例えばチアゾリル、殊にチアゾルー2−イル
及びチアゾルー2−イルN−オキシド、チアジアゾリル
、殊に1.3.4−チアジアゾル−5−イル及び1,2
.4−チアジアゾル−5−イル、オキサシリル、好まし
くはオキサゾルー2−イル、並びにオキサジアゾリル、
例えば1.3.4−オキサジアゾル−5−イルが好まし
い。更に、2〜4個の窒素原子を有する5−員環系、例
えばイミダゾリル、好ましくはイミダゾルー2−イル、
トリアゾリル、好ましくは1,3゜4−トリアゾル−5
−イル及び1,2.3−及び1.2.4−トリアゾル−
5−イル、並びにテトラゾリル、好ましくはIH−テト
ラゾルー5−イル及び2H−テトラゾリルが好ましい。 ま九ベンゾ融合した誘導体、殊にベンズオキサゾルー2
−イル、ベンズチアゾルー2−イル及びベンズイミダゾ
ルー2−イルが好ましい。 更に、他の好ましい環系は窒素原子1〜3個、好ましく
は1〜2個を有する6−員環系、例えばピリジル、例え
ばピリド−2−イル、ピリド−3−イル及びピリド−4
−イル、ピリミジル、好ましくはピリミド−2−イル及
びピリミド−4−イル、トリアジニル、好ましくは1,
3.4−トリアジン−2−イル及び1,3.5−トリア
ジン−4−イル、ピリダジニル、殊にピリダジン−3−
イル、並びにピラジニルである。 R−2がヘテロシクリルまたはヘテロシクリルチオ基で
ある場合、このものは例えば低級アルキル、低級アルケ
ニル(例えばビニル、アリル、ブテニル、等)、アリー
ル(例えばフェニル、トリル、#)、ハロゲン(例、t
ばクロロ、ブロモ、フルオロまたはヨード)、アミノ、
オキソ、ヒドロキシ、低級アルコキシ、トリフルオロメ
チル、メルカプトまたはカルボキシで一置換または二置
換されていてもよい。 「アリール」なる用語は該アリール基が1〜3個の適当
な置換基、例えばノ・ロゲン(フルオロ、クロロ、ブロ
モ、等)、ヒドロキシ等を有することができる置換され
たまたは禾置換の芳香族部分、例エバフェニル、トリル
、キシリル、メシチル、クマニル、ナフチル等を意味す
る。 本明細書において用いる「アシル」(R3以外に対して
用いた如きもの)或いは「低級アルカメイル」または「
アルカノイル」なる用語はR25がC1〜C0−アルギ
ルまたは水素である式R”−CO−の部分、例えばアセ
チル、プロピオニル、ブチリル等を意図するものとする
。 「置換されたフェニル」なる用語は、ノ・ロゲン(クロ
ロ、ブロモ、フルオロ、等)、低級アルキル、アミン、
ニトロ及びトリフルオロメチルからなる群より選ばれる
置換基で一置換または二置換されたフェニルを意味する
。 「置換されたアルキル」または「置換された低級アルキ
ル」なる用語は例えばハロゲン(クロロ、フルオロ、ブ
ロモ、等)、トリフルオロメチル、アミノ、シアノ、等
で置換された低級アルキル基を意味する。 「低級アルケニル」なる用語は炭素原子2〜6個を有す
るオレフィン性二重結合を含む直鎖状または分枝鎖状炭
化水素基、即ち、nが2〜6である式CnH2nの基、
例えばアリル、ビニル等を意味する。 [アリール−低級アルキルJなる用語は芳香族及び脂肪
族構造の双方を有する炭化水素基、即ち、水素原子が単
環式アリール基、例えばフェニル、トリル、等で置換さ
れる低級アルキル基を意味する。 すでに示した如く、置換基RIM及びR14は、これら
が結合した窒素と一緒になって、随時へテロ原子例えば
酸素、硫黄または窒素が介在していてもよい4−乃至8
−員の複素環式環、例えばモルホリノ、ピペリジノ、ピ
ペラジノ、ピロリジノ、等を形成することができる。 「低級シクロアルキル」なる用語は3−乃至6−員の飽
和炭素環式部分、例えばシクロプロピル、シクロブチル
、シクロヘキシル等を意味する。 式■の化合物の容易に加水分解し得るエステルトシて、
カルボキシ基(複数)(即ち2−カルボキシ基)が容易
に加水分解し得るエステルの形態で存在する式Iの化合
物と理解すべきである。普通のタイプであり得るかかる
エステルの例は低級アルカノイルオキシアルキルエステ
ル(例えばアセトキシメチル、ピパロイルオキシメチル
、1−アセトキシエチル及び1−ピバロイルオキシエチ
ルエステル)、低級アルコキシカルボニルオキシアルキ
ルエステル(例えばメトキシカルボニルオキシメチル、
l−エトキシカルボニルオキシエチル及び1−インプロ
ポキシカルボニルオキシエチルエステル)、ラクトニル
エステル(例エバフタリジル及びチオフタリジルエステ
ル)、低級アルコキシメチルエステル(例えばメトキシ
メチルエステル)並びに低級アルカノイルアミノメチル
エステル(例えばアセトアミドメチルエステル)である
。また他のエステル(例えばベンジル及びシアンメチル
エステル)を用いることもできる。 式Iの化合物の塩の例はアルカリ金属塩、例えばナトリ
ウム及びカリウム塩、アンモニウム塩、アルカリ土類金
属塩、例えばカルシウム塩、有機塩基による塩、例えば
アミンによる塩(例えばN−エチル−ピペリジン、プロ
カイン、ジベンジルアミン、N、N−ジベンジルエチレ
ンジアミン、アルキルアミンまたはジアルキルアミンに
よる塩)並びにアミノ酸による塩、例えばアルギニンま
たはリジンによる塩である。これらの塩は一塩、二基ま
たは三基であることができる。 また、式Iの化合物は有機酸または無機酸によって付加
塩を形成する。かかる塩の例は・・ロゲン化水素酸塩(
例えば塩酸塩、臭化水素酸塩及びヨウ化水素酸塩)、並
びに他の無機酸塩例えば硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩等、
アルキルスルホン酸塩及ヒモノアリールスルホン酸塩例
えば、エタンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、ベ
ンゼンスルホン酸塩等、そしてまた他の有機酸付加塩例
えば酢酸塩、酒石酸塩、マレイン酸塩、クエン酸塩、安
息香酸塩、サリチル酸塩、アスコルビン酸塩等である。 式Iの化合物並びにその塩及び容易に加水分解し得るエ
ステルを水和させることができる。この水利化は製造工
程中に行い得るか、或いは最初に無水生成物の吸湿性の
ために徐々に起こり得る。 本発明による(2,3−’)−α−メチレンペナム−3
−カルボン酸及びその誘導体はグラム陰性及びグラム陽
性バクテリアの双方の広い範囲に対して活性を有する。 本化合物は補乳動物種、例えば犬、ねと、馬及び人間に
おけるバクテリア感染(尿路感染及び呼吸路感染を含め
る)を防除するための薬剤として用いることができる。 種々なグラム陽性及びグラム陰性細菌に対して寒天ウェ
ル拡散法(Agar Well DiffuaionM
ethod)を用いて、A f / w!lにおける最
少抑制濃度(Minimum Inhibitory
Concentra−tion)(MIClp t/
WLt )で測定した際の本化合物の試験管内活性は次
の通りである: ゛尋常変形@(ProteuS Vulgaris) l0IN 7.8
大腸菌(Escherichia colt)94 15.7肺炎桿菌(
Klebsiella pneumoniae)369 15.7黄色
ブドウ球菌(Staphylo− coccus aureus) 82 0.
23黄色ブドウ球菌(Staphylococcusa
ureus ) 1059B 1.9
ミクロコツカス・ルテンス (Micrococcus 1utens)PCI
O,45巨大菌(Bacillus megate
rium)164 0、
9桿菌種(Bacillus 5p)E
1.9枯草菌(Bacillus 5ubtilis)
558 0.12
桿菌種(Bacillus 5p)TA O,
12尋常変形菌101N 〉so。 犬S菌94 15.6肺炎桿菌 36
9 15.6黄色ブドウ球1182
0.49黄色ブドウ球菌1059B
1.95ミクロコツカス・ルテンスP(J
O,98巨大菌164 1.9
5桿菌種E3.9 枯草菌558 0.24桿菌種TA
O,24尋常変形菌101N
7.8大腸菌94
7.8肺炎桿菌369 7.8黄色
ブドウ球菌82 0.24黄色ブドウ
球菌1059B 1.95ミクロコツカス・
ルテンスPCI O,49巨大菌164
0.98桿菌fliE15.6 枯草菌 0.24桿菌種TA
O,24哺乳動物におけるバ
クテリア感染を防除するために、本発明の化合物を約5
mq/#/日〜250〜/に9/日、好ましくは約10
■/ky/日〜20η/ kg/日の量で必要とする補
乳動物に投与することができる。感染部位にペニシリン
及びセファロスポリンを与えるためにこれまで用いられ
ていた全ての投与方法がまた本発明の(2,3)−α−
メチレンペナム−3−カルボ/酸またはその誘導体の新
規な族による用途に対して考えられる〇かかる投与方法
には経口的、静脈内、筋肉内及び生薬としての投与が含
まれる。 下記の反応式は式■の新規な目的生成物を製造する際に
有用な方法及び中間体を示すものである。 反応中に攻撃され得る置換基が存在する下記の反応順序
において、該基はよく知られた保護基を用いて保護され
た状態であるべきである。例えばアミン基をペプチド化
学において用いられる容易に除去し得る保護基、例えば
低級アルキルカルボニル基、例えばホルミル、アセチル
、プロピオニル、等、低級アルコキシカルボニル基、例
えばtert、−ブトキシカルボニル、等、低級アルコ
キシアルキルカルボニル基、例えばメトキシアセチル、
メトキシプロピオニル、等、置換された低級アルコキシ
カルボニル基IJtばトリクロロエトキシカルボニル、
等、置換された低級アルキル力# 、= #l@、 9
1Jえゆ、72゜。、ヶ2カフ、5=2、 )モ
ノク°01チ“力′ポ°′・ジク°°メチ“力
[ルポニル、ジクロロエチルカルボニル、)リク
t:10メチルカルボニル、トリクロロエチル力ルホニ
(ル、トリクロロプロピルカルボニル、等、アリール−
低級アルキルオキシカルボニル基、例エバベンジルオキ
シカルボニル、等、置換されたアリール−低級アルキル
オキシカルボニル基、例えばp−二トロベンジルオキシ
力ルボニル% 等、またはプロトンで保護されたアミノ
基で保護することができる。 好ましい保護基にはベンジルオキシカルボニル(CBZ
)またはtert、−ブチルオキシカルボニル(t−B
OC)或いはシリル保護基、例えばトリノチルシリルが
含まれる。 エステル保護基(Ras)として、酸またはアルカリで
の温和な処理によって、或いは還元によつて容易に遊離
カルボキシル基に転化し得るエステル型を用いることが
でき、該エステル保護基は例エバβ−メチルスルホニル
エチル、トリメチルシリル、 tert、−ブチルジ
メチルシリル、ベンズヒドリル、l、β、β−トリクロ
ロエチル、フェナシル、p−メトキシベンジル、p−ニ
トロベンジル、メトキシメチル、等である。反応終了後
、この基を上記の如くして除去することができる。 アミン置換基に対する保護基の除去を、tert。 −ブトキシカルボニル等に対しては酸処理によって、β
、β、β−トリクロロエトキシカルボニル等に対しては
亜鉛及び酸処理によって、またはp−ニトロベンジルオ
キシカルボニル等に対しては触媒的還元によって行うこ
とができる。 次の反応式は本発明の化合物を製造するだめの新規方法
及び中間体を示すものである。 式中、Rs 、 R4及びmは上記の通りであり;R3
1ijフエニルアセチルであり;Mはアルカリ金属であ
り:R63はトリハロ置換されたアセチルであ、?:R
”はハロゲン、アリールアミノ、アリールチオ、低級ア
ルキルチオ、ヘテロシクリルチオ、アリールオキシ、ヘ
テロシクリルオキシ或いは基RCO8−またはR−SO
,−(但し、Rは低級アルキルまたは了り−ルである)
であり:R61はエステル保護基であり:R661はノ
・ロゲンであり、そしてR86は離脱性基、例えばノ・
ロゲン、トリフレート、メシレート、アセテート、トリ
フルオロアセテートまたはトシレートであシ、そしてR
2は上記の通シであり、条件として、R2及びR”が双
方ハロゲンである場合には、これらのものは異なるもの
であり、更に条件として、R”がハロゲンである場合、
R”lはR”よシも異なる且つ更に容易に置換されたハ
ロゲンであるものとする。この反応式をβ−ラクタム構
造式におけるフェニルアセトアミド置換基(R81−N
H−)によって説明したが、この方法は同一位置におけ
るフェノキシアセトアミド置換基または他のアシルアミ
ノ置換基(即ち、保護基)を用いて同等に行われる。 即ち、R31はまたフェノキシアセチルまたは他のアシ
ル保護基であることができる。 ■→■ 式■の化合物は公知の化合物であり、その製造方法を、
当該分野において公知の容易に入手し得る物質を用いて
、実施例11に開示する。 式璽の化合物を好ましくは塩素化された炭化水素、例え
ばクロロホルムまたは塩化メチレン中で三ハofi!i
*1i*m*″″9196”IJ l o o−。 またはトリブロモ酢酸、好ましくは無水トリフルオロ酢
酸と反応させる。この反応は約−20℃乃至50℃間で
行われ、はぼ室温が好ましい。 ■→V 式■の化合物をその後酸捕捉剤として機能する不活性塩
基の存在下において、ハロゲン化剤によってハロゲン化
、好ましくは臭素を用いて臭素化する。適当な塩基には
酸化カルシウムまたは炭酸カリウムが含まれる。この反
応を一20℃乃至室温間で行うことができ、約0℃が好
ましい。 V→■ 式Vの化合物を水性塩基例えば重炭酸す) IJウムに
よって、非プロトン性溶媒中で水和したシリカゲルまた
は有機塩基例えばアニリンによって加水分解する。反応
温度を約0℃乃至50℃に変えることができ、はぼ室温
が好ましい。 ■→■′ その後、式■の化合物のハロ置換分R661を選んだ離
脱性基、例えばメシレート、トシレート、アセテートま
たは他のハロゲンで置換することができる。この反応は
選んだ離脱性基に対応する酸のアルカリ金属またはアル
カリ土類金属塩、例えば所望の置換基に応じてメタンス
ルホン酸、p−トルエンスルホン酸または酢酸の塩を用
いて行われる。反応は約−20℃乃至室温間で行われ、
はぼ室温が好ましい。工程■→Vにおける如く、酸捕捉
剤を用いることができる。 V−+V ’→■ その後、式Vの化合物を式v′のS−オキシドを得るた
めに酸化する。この酸を過酸、例えばm−’クロロ過安
息香酸、過酢酸または過トリフルオロ酢酸によって、或
いはアルカリ金属(Na またはK)過ヨウ化物によっ
て行うことができる。反応をハロゲン化された炭化水素
、例えばジクロロエタンまたは塩化メチレンの存在下に
おいて行うことができる。反応温度を約−20℃乃至5
0℃に変えることができ、はぼ室温が好ましい。またこ
の酸を適当な条件下で加オゾン分解によって行うことも
できる。 その後、酸化生成物を工程V−+■における如くして、
塩基によって加水分解する。 ■→■ その後、式■1の化合物を適当な還元剤、例えばジメチ
ルホルムアミド中の三ハロゲン化リン、即ち三塩化リン
または三臭化リン、或いはアセトン中のヨウ化ナトリウ
ム及び無水トリフルオロ酢酸で還元する。この還元は約
−20℃乃至室温間で行われ、約0℃が好ましい。 各々■または■′→%11及びVl その後、式■または■′の化合物を、上記工程V→V′
に示した如き同−反応体及び反応条件を用いて、過酸ま
たは過ヨウ化物によって酸化する。 各々■1−!たはV厘→■及び■′ 式■1及び■璽の化合物を、上記工程■→■に述ぺた如
き反応体及び反応条件を用いて、それぞれ式■及び■′
の化合物に還元することができる。 vllまたはVl→■或いは■または■′→X式■1、
Vl、■または■′の化合物を有極性有機溶媒、例えば
ジメチルホルムアミド、ジオキサ/またはテトラヒドロ
フラン中で有機アミン塩基、好ましくは第三アミン塩基
例えば1,4−ジアザビシクロ[2,2,2〕オクタン
、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0)ウンデク−7
−エンまたは1,5−ジアザビシクロ(4,3,03ノ
ン−5−エンとの反応によって式■またはXの化合物に
転化する。 反応温度を約−50℃乃至0℃に変えることができ、約
−10℃が好ましい。環形成を達成するために利用し得
る他の反応体及び反応条件は米国特許第3.904.6
07号のコラム23に開示されておシ、該示唆を本明細
書に参照として加える。 ■→X その後、式■の化合物を、上記工程■→■に示した反応
体及び反応条件を用いて、式Xの化合物に還元すること
ができる。 −4xlI その後、式Xの化合物をピリジンの如き第三アミン塩基
中で五ハロゲン化リン、好ましくは五塩化リンと反応さ
せる。この反応は約−20℃乃至 =50℃の範囲で行
われ、はぼ室温が好ましい。その後、中間生成物をC8
〜C6−アルカノール、例えばメタノールまたはエタノ
ール、好ましくはn −プロパツールで処理する。その
後、反応体を、上記工程■→■に示した反応体及び反応
条件を用いて、加水分解する。 X−+刀 エステル保護基R”を普通の方法によって、例えば加水
分解または水添分解によって除去するととができる。R
a5がp−ニトロベンジルである場合、このものを酢酸
エチル/水性アルカリ金属(NaまたはK)重炭酸塩或
いはメタノール/テトラヒドロフランの2相系による種
々な溶媒系中で、炭素に担持させたパラジウム及び水素
を用いて還元して除去し、水性アルカリ金属(Naまた
はK)重酸塩による処理が好ましい。得られる物質を公
知の方法を用いてクロマトグラフィーにかけ、アルカリ
金属塩を単離する。 ■→la 弐■の化合物を、塩基例えばアルカリ金属(Naまたは
K)水酸化物、炭酸塩または重炭酸塩或いは第三アミン
、例えばトリエチルアミンまたはピリジンの存在下にお
いて、アミノ化合物をBsが望ましいものであるカルボ
ン酸或いはその活性誘導体、例えば対応する酸ハライド
、例えばフェニルメトキシカルボニルクロライド、酸無
水物例えば無水クロロ酢酸、または活性エステルでアシ
ル化及び保護するための普通の方法を介して、式1aの
化合物に転化する。適当な溶媒には混成溶媒、例えば水
との混和性溶媒、例えばテトラヒドロフランまたはアセ
トン、或いは水との非混和性溶媒、例えばクロロホルム
が含まれる。温度は臨界的ではないが、一般に反応は約
0℃乃至30℃間で進行し、はぼ室温が好ましい。 その後、式1aの化合物を上記工程X−+XIに示した
反応条件に従ってエステル保瞳基を除去することができ
る。その後、アルカリ金属塩を酸、例えば塩化水素酸ま
たは硫酸で処理して反応させ、酸を生成させることがで
きる。 式1のカルボン酸の容易に加水分解し得るエステルを製
造するために、該カルボン酸を好ましくはエステル基を
含む適当なハライド、好ましくはアイオダイドと反応さ
せる。この反応を塩基例えばアルカリ金属水酸化物また
は炭酸塩、或いは有機アミン、例えばトリエチルアミン
で促進させることができる。このエステル化反応は好ま
しくは不活性有機溶媒、例えばジメチルアセトアミド、
ヘキサメチルリン酸ブロマイド、ジメチルスルホキシド
または、好ましくはジメチルホルムアミド中で行われる
。温度は好ましくは約0℃〜40℃の範囲である。 式Iの化合物の塩及び水和物、または該塩の水和物はそ
れ自体公知の方法において、例えば式■のカルボン酸を
適尚ならば、溶媒例えば水、または有機溶媒例えばエタ
ノール、メタノール、アセトン及び多くの他の溶媒中で
所望の塩基の当量と反応させて製造することができる。 塩生成の温度は臨界的ではなく、一般に室温であるが、
しかしまた、室温以上または以下、例えばO℃〜50℃
範囲であることができる。 水和物の製造は通常、製造工程中に、或いは最初に無水
の生成物の吸湿性のために自動的に起こる。水和物の製
造を調節するために、完全にまたは一部無水物(式1の
カルボン酸またはそのエステルもしくは塩)を例えば約
−10℃〜40℃で湿った雰囲気下に置くことができる
。 以下の実施例において、立体化学的配置を文書の式にお
いてアルファ(またはα)及びベータ(またはβ)で説
明する。 実施例1 乞 セコ−ペニシリン、即ち、[3R[1(R)、3α、4
α月−4−(ベンゾチアゾルー2−イルジチオ)−ff
−(1−メチルエチニル)−2−オキソ−3−[(フェ
ニルアセチル)アミノ】−1−7セチノンit−酸(4
−二トロフェニル)メチルエステル6゜3gを、分子ふ
るい上で乾燥し、次に塩基性アルミナを通したCHCl
345 mlに採り入れた。この混合物に冷無水ト1J
フルオロ酢酸45m1を加えた。 混合物を室温で攪拌し、約40分後、反応溶液が透明に
なり0反応混合物を濃縮し、トリエンと共に2回、そし
て乾燥CHChで1回共沸蒸留した。 残渣を真空下にて水浴温30〜35℃で乾燥し、所望の
目的生成物を得た。NMRによる分析は残りた出発物質
の微量を示した。 実施例2 L色 実施例1の生成物、即ち、トIノフルオロアセチルセコ
ーペニシリンを乾燥塩化メチレン40valに採り入れ
た。その後、反応混合物に酸化カルシウム1.12gを
加え、混合物を0℃に冷却した。 添加終了に続いて、臭素溶液(24,5mjりをほぼ1
0分間にわたって滴下した。その後1.エーテル(12
0111)/石油エーテル(95mjりの冷混合物を加
え、そして0℃で10分間攪伸した。 反応混合物をセライトのベッドを通して濾過し、炉液を
濃縮し、実施例2の表題に示したα−及びβ−ブロモメ
チルペナムイミドの混合物を得た。 この粗製の生成物を実施例3に対して用い、その際、チ
アゾリジンスル7アイドをスルホキシドに酸化した。実
施例3に述べた理由のために、同様に極めて不安定なト
IJフルオロアセチル7二二ルアセチルイミドの一部が
処理中に加水分解され 1□ た、かくして、また上記の粗製の混合物は成るイ
1ミド加水分解生成物、即ち、6β−フェニル
アセ□ チルアミド並びにイミドを含有していた。 実施例3 [ニ ジクロ 3.2.Oへブタン−2−カルボン酸(41−
二トロフェニルメチルエステル4−オキンーγ一実施例
2によるα−及びβ−ブロモメチルペナムの混合物を塩
化メチレン80o+42に採り入れた。 少量の物質が不溶性として残ったが、しかし混合物中に
放置した。混合物を再び0℃に冷却した。 塩化メチレン2OIIA中の輸−クロロ過安息香酸(純
度85%)1.93gを5〜10分間にわたって滴下し
、混合物を冷却しながら1時間攪拌した。反応混合物を
12.5%Na25O,(3回)、水(1回)及び塩水
(2回)で抽出することによって処理した。 得られた有機相をNa25O,上で乾燥し、濃縮し、残
渣を真空下で乾燥した。 その後、粗製のスルホキシド残渣を、溶離剤として酢酸
二チル/シクロヘキサンを用いて、シリカゾル上でクロ
マトグラフィーにかけた。表題(実施例3)の4種の異
性ブロモメチルペナムスルホキシドをこのクロマトグラ
フィーによって単離した。構造指示をそのNMRスペク
トルから行った。 通常、6β−イミド(例えば7タルイミド)をもつペニ
シラン酸の酸化により「a−スルホキシド」を生成する
が、しかるに、第二6β−アミド残基を有するペニシラ
ン酸の酸化によりβ−スルホキシドが誘導される 、こ
の反応混合物から、双方のa−及びβ−スルホキシドの
単離は、該生成物の単離において成るイミド加水分解を
起こすことを示した。 車アール・ディー・ノー・クーパー(R,D。 G 、 Cooper)及びジー・コツペル(G、 K
oppel)、[β−ラクタム抗生物質の化学及び生物
学(Chemistry and B 1oloI
?y of β−Lactam Antibio
tics)J(アール・ビー・モリン(R、B 0Ma
rin)及びエム・ゴールマン(M、Gorman)l
j集】、#!11巻、3〜17頁、アカデミツク・プレ
ス、ニューヨーク(A cadea+ic P re
ss、New York)(1982)。 実施例4 クロ 3 ・2.0 へブタン−2−カルボン 4−
ニトロフェニル メチルペナム 実施例3のa−ブロモメチルペナムα−スルホキシド2
.80gを乾燥ジメチルホルムアミド75m1に採り入
れ、モしてく0℃に冷却した。 このa−スルホキシド溶液に三臭化リン(1゜75mj
りをそのままでほぼ5分間にわたって加えた。混合物を
冷却しながら25分間攪拌した0反応混合物を冷水性重
炭酸す) 17ウム(水590ahl中の12.111
)中に注いだ。この混合物を酢酸エチル27On+1で
2回抽出した。有機層を合液し、水/塩水混合物(1:
1 )200mAで1回洗浄した。 次に抽出液を硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮し、そし
て真空下で濃縮し、a−ブロモメチルスル7フイドを得
た。 実施例5 二ニルメチルエステル 実施例4の目的生成物を乾燥ジメチルホルムアミr45
mj2に採り入れ、−30℃の浴中で冷却した。その後
、この混合物にDMF40mJ中の 11.
8−ノアザビシクロ[5,4,Olウンデク−17−エ
ン(DBU)0,78mj!を8〜9分闇1こわ
Iたって加えた。反応混合物を40℃で45分間
[攪拌した。その後、混合物を冷0.2NH
C1170mjl中に注いだ。混合物を酢酸二チル45
0mjiで抽出し、層を分離した。有機層を更に冷0.
2N HCII 70mj! 、次いで1%重炭酸ナ
トリウム(100mJり、最後に塩水で抽出した。 抽出液を硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮し、真空下で
乾燥した。 この粗製の物質をCHC13に溶解し、ジンタートφ〃
ラス・ロート中のシリカゲルのベッドに通した。約10
0mj!の7ラクシヨンを捕集した。 7ラクシヨン1〜3を合液し、aWlし、この物質
」を酢酸エチルから再結晶させた。冷却した際に
− :1部の結晶が晶出した。その後、ヘキサ
ンを加え、 □ゞ・覧 4□ 固体物質を濾過によって単離し、融点135〜1′14
2℃の結晶性固体として表題の化合物を得た。 実施例6 実施例5の三環式p−ニトロペンシルエステル目的生成
物を酢酸エチル2mAに採り入れた6次に水2−!、続
いて重炭酸カリウム3.8B、そして最後に触媒、即ち
、炭素に担持させた10%パラジウムを加えた6反応混
合物をはげしく攪拌しながら室温で水素添加した。2相
系をセライトのベッドを通して濾過して触媒を除外した
。2層を分離した。水相を酢酸エチルで洗浄し、有機相
を水で洗浄した。2水相を合渡し、濃縮して残った酢酸
エチルを除去した。濃縮した相をミリポア・フィルター
を通して枦遇し、残っている全ての触媒を除去した。炉
液を凍結乾燥した。 粗製の目的生成物を含むtP液を水に溶解し、セフ7デ
イクスーカラム[7アーマシカ(Pharvacia)
、セファデックス(S ephadex)G −25*
1 cmX 2 SC論】を用いてクロマトグラフィ
ーにか(すな。はぼ2+Jの7ラクシヨンを捕集した。 所望の目的生成物が7ラクシヨン9及び10に見出され
た。その各々を凍結乾燥し、非晶質の固体として、表題
の所望の目的生成物を単離した。構造式をNMR及びI
Rによって確かめた。 、′ 実施例7 実施例3の生成物の1種、α−ブロモメチルペナムβ−
スルホキシド(2,94g)を乾燥DMF35論!に採
り入れた。この溶液を一35℃乃至−40℃間に冷却し
、DMF25s+ji中の1,8−ジ7ザビシクロ[5
,4,0]ウンデク−7−エン0.81sjtを10分
間にわたって加えた。添加中、内部温度−35乃至−4
0℃に保持した。混合物を冷時45分間攪拌した。 反応混合物を冷0.2N MC1120mji中に注
ぎ、酢酸エチル300−で抽出した・生じた2層を分離
した。有機相を冷0.2N HC1120mjlで再
び抽出した。このものを冷1%重炭酸ナトリウム100
mAで、最後に水/塩水の1:1混合物で抽出した。抽
出した物質を硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮し、真空
下で乾燥した。 TLCによって饋体温合物であることがわかった粗製の
物質をブレブ(Prep)500上で、溶離剤として酢
酸エチル/ヘキサン(3:1)を用いて、クロマトグラ
フィーにかけた。所望の目的生成物を、適当な7ラクシ
ヨンを濃縮し、残渣を酢酸エチル/ヘキサンから結晶さ
せることによって単離し、結晶性物質として表題の三環
式β−スルホキシドを得た。 実施例8 5−チア−1−7トリシクロ 4.2.0L02#4オ
クタン−2−カルボン酸4−ニトロ7実施例7の三環式
β−スルホキシド0.803gを乾燥DMF20mj!
に採9入れ、この溶液を水−7七トン浴で冷却した。三
臭化リン(0,56m1)を滴下した。この混合物を温
度く0℃で20分間攪拌した0反応混合物を冷水性重炭
酸す) 17ウム(水190mJ!中の3.80g)中
に注いだ。混合物を酢酸エチル85■lで2回抽出した
。2つの有機抽出液を合液し、1%重炭酸す) +7ウ
ム50−2、次に水、そして最後に塩水で洗浄した。 有f’j!紺をNa25O<上で乾燥し、そして濃縮し
た。 濃縮した残渣を酢酸エチルに採り入れ、ジンタート・ガ
ラス・0−)中のシリカのベッドを通して、酢酸エチル
/ヘキサン(1:1)で溶離しながら濾過した。各々約
200mj!の2つの7ラクシシンを捕集し、酢酸エチ
ルで洗浄した。7ラクシヨン1を濃縮し、酢酸二チル/
ヘキサンから結晶させた。固体分を捕集し、乾燥し、表
題の化合物が得られ、このものは実施例5において単離
した物質と同一であった。 実施例9 0ベンジル 乾燥CHClz(2esl )中の実施例5による生成
物、6β−[(フェニルアセチル)アミノ]−(2,3
>−a−14−レンペニシリン酸p−二トロベンノル(
94mg、0.2ミリモル)及びピリジン(乾燥したも
の、32+sj!、0.38ミリモル)の溶液に一4℃
乃至−2℃でPCIs(46+H,0,22ミリモル)
を加えた。この混合物をこの温度で1時間攪拌した。P
ct、を添加して約30分後、白色沈殿を生じた1分子
ふるい(4A)で乾燥したn−プロパツール(0,3m
jt)、次にCHC13(1ml )を−T4℃乃至2
℃で加えた6反応混合物を同一温度で約45分間攪拌し
た後、このものは透明な溶液になった。沈殿物が45分
後にまだ残っている場合、PCls(2+eg)を加え
、反応溶液が透明になる。まで15分間攪拌した。沈殿
物が溶解しない場合、添加をくり返し行った。通常、P
ct、2〜4wagを必要とした。透明な溶液が得られ
た後、更に反応混合物を15分間攪拌した。次に塩水(
0,5mJ)を0℃で加え、そして15分間攪拌した。 EtOAc(61)、塩水(3mjり及び飽和NaHC
O3(0゜5−1)を順次加えた。2層を分離し、有機
相を塩水(2層3mjりで洗浄し、Na25On上で乾
燥し、そして濾過した。炉液を次の7シル化反応に対し
てそのまま用いた。この物質は5iOt/EtOAc系
によってRfO,35を有していた。 実施例10 6β−[(フェニル7セチル)アミノ]−(2,3)−
a−メチレンペニシリン酸p−ニトロベンジル0.1ミ
リモルから製造した酢酸エチル(41)中の実施例9に
よる生成物を飽和NaHCO,(0゜25tJi)の存
在下において0℃でペンシルクロロホルメート(22μ
m10.15ミリモル)で処理した。反応混合物を0℃
で1時間攪拌した。有機相を分離し、塩水(2層1ml
>で洗浄し、そして乾燥(NazSO−)した、炉液を
約ll1gに濃縮し、直ちにフラッシュカラムクロマト
グラフィーによって、酢酸エチル−ヘキサン(1:2
)で溶離して精製し、表題の化合物を得た−([0,3
7、EtOAc:ヘキサン(1:1)、この化合物をE
tOAc−ヘキサンから結晶化によって更に精製した。 実施例11 [2S−(2αf4β、5α、6β)]−3、3−ツメ
チル−7−オキソ−6−[(フェニル7セチル)アミノ
1−4−チア−1−7ザビシクロ[3,2,Olヘプタ
ン−2−カルボンfi!(4−二F口フェニル)メチル
エステルS−オキシド(224g、0.46モル)及び
2−メルカプトベンゾチアゾール(77g、0.46モ
ル)を合わせ、ディーンースターク(D e*n −S
tark)装置を備えた容fi3Nの丸底7ラスコ中
のトルエン2300+agに溶解した。この透明な貢色
溶液を油浴中に還流下で4Lf間加熱 )し
た、この反応により水8aj2を生じた。反応混合物を
真空下で濃縮して黄褐色の粘性油が得られ、次にこのも
のを温クロロホルム400+aj!、次いでエーテル5
00sj!で希釈した。室温に冷却し、 ニ
ー夜冷凍し、粗製の目的生成物を生じ、このものをエー
テル/クロロホルム(1:5:1、v/v)31と共に
破解し、EtOAc−ヘキサン(3:1、v/v)を用
いたTLCによって均一な結晶性生成物を得た。 実施例12 実施例11のシスル7アイド(15,0g、 23゜6
ミリモル)を乾燥した容量2βのフラスコ中に入れた。 クロロホルム(115ml、塩基性アルミナを通して乾
燥したもの)を加え、反応混合物をアルゴン下で5分間
攪拌した。無水トリフルオロ酢酸(100g、4フロミ
リモル)を一度に加え、生じた混合物をアルゴン下にて
室温で5時間攪拌した。反応混合物を35℃で濃縮し、
真空下で乾燥しくlJフルオロ酢酸を追い出すために乾
燥トルエンを用いた)、粗製のイミドを得た。 実施例13 実施例12の粗製のイミド(18,2g、23゜6ミリ
モル)を塩化メチレン(100mj!、塩基性アルミナ
上で乾燥したもの)にアルゴン下で溶解した。反応溶液
を一10℃に冷却し、酸化カルシウム(2,65g、4
7.3ミリモル)を加えた。 臭素(塩化メチレン中の0.195M溶液65mj2゜
10、’lリモル)を15分間にわたって滴下し、生じ
た混合物を10分間攪拌した(浴温−5℃乃至−10℃
間)。冷ジエチルエーテル(29−Omjり及び石油エ
ーテル(250mjりの混合物を加え、生じた混合物を
10分間攪拌した。混合物をセライトのベッドを通して
濾過し、清液を濃縮し、真空下で乾燥して泡状物を得た
。この泡状物を冷アセトン(275ml)/水(75m
jりに溶解し、飽和重炭酸ナトリウム溶液(16mA)
を5分間にわたって加え、溶液のpH値を7.3〜7.
5間にした。 酢酸エチル(600m4)を加え、生じた層を分離した
。有8!層を飽和塩化ナトリウム溶液で2回洗浄し、硫
酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮し、3a−及v3β−ブ
ロモメチルペナムの混合物として粗製の物質を得た。こ
の粗製の物質をウォータース・プレプ(Waters
prep) 5005N置を用いて高速液体クロマト
グラフィーにかけた。分離するために2本のカラムを用
いた。この物質を流速250mj!/分で酢酸エチル−
ヘキサン(2:3 )で溶離してブロマイドを得た。3
α−及び3β−ブロモメチル化合物の完全な分離ではな
かった。3β−ブロモメチル化合物はやや極性が小さか
った。 従って、ブロモメチルペナムを含む最初の7ラクシヨン
を、3β−ブロモメチル化合物が増加するように、別に
保存した。 実施例14 実施例13のブロマイド混合物、即ち、7ラクシヨン2
〜5(8,55g、15.6ミリモル)をN、N−ツメ
チルホルムアミド(150mj!、4a分子ふるい上で
乾燥したもの)に溶解し、得られた溶液を一35°Cに
冷却した。N、N−ジメチルホルムアミド(4a分子ふ
るい上で乾燥したもの)90mj!中の1.5−ジアザ
ビシクロ[5,4,Olウンデク−5−エンを20分間
にわたって滴下し、得られた溶液を15分間攪拌した。 反応混合物を水冷した0、IN塩酸(250vjり中に
注ぎ、酢酸エチル(400a+jりで抽出し、生じた2
相を分離した。有機層を水冷した0、IN塩酸(250
a+1)、次に1:1水−飽和塩化す) +7ウム溶液
で2回抽出した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥し、
濃縮し、真空下で乾燥した。粗製の三環式化合物をスタ
イル・7ラツシーL(S tille F 1ash
)法に −よって、溶離剤としてクロロホ
ルム(15)−酢酸エチル(1)を用いてクロマトグラ
フィーにかけた。 所望の7ラクシヨンを合液した(この反応条件下では、
3β−ブロモメチル化合物が多量に未反応で残った)。 このものをα−シクロプロピル化合物によって共溶離し
た。結晶化させた際、純粋なa−シクロプロピル化合物
が得られ、このものは実施例5により得られた物質と同
一であった。 実施例15 −5−チア−1−7トリシクロ 4.2.O602!4
オクタン−2−カルボン酸ナトリウム−実施例14のシ
クロプロピル化合物(60B、0.13ミリモル)を1
0%pd/C(63B)、酢酸エチル(6IIljり及
び0.05M重炭酸ナトリウム水溶液(2、6mff1
、 NaHCOs 0 、 13ミリモル)の混合物
に加えた。この混合物をマグネティク・スターラーでは
げしく攪拌しながら、大気圧及び室温で2時間水素添加
した。水素を合計5゜5+nl(理論量の47%)を吸
収した。反応混合物を予備洗浄したセライトを通して濾
過した。一部の触媒がしみだした。相を分離し、酢酸エ
チル層を水(5ミリ)で洗浄した。水性洗液を水性反応
相に加え、真空下で約0.5mj!の容量に濃縮した。 この濃縮物をC−18SEP−PAKカートリッジ(W
aters A 5soc、)に詰め、水で溶離し
た(247ラクシヨン、各0.5m1)。7ラクシヨン
20〜24は純粋な目的生成物を含有していた(TLC
シリカ、EtOAc−AcOH−H2O,85:9:6
、v/v/v%RfO,62、凍結乾燥後)。 7ラクシヨン10〜19は2つの生成物の混合物を含有
していた[TLCシリカ、EtOAc Ac0H−H
2O,85:9:6、V/V/VSRfO0(。 2(大部分)、Rfo、50(小部分)、凍結乾燥後1
゜この混合物をウオターズの分析用HPLCによってワ
ットマン(Whatman)M 9− OD S 2
(逆相)でクロマトグラフィーにかけたく溶媒プログラ
ムNo。 6.15分間流出、流速4tnl1分、CH30Hi0
θ%)、大部分の成分を捕集し、真空下で濃縮してメタ
ノールを除去し、凍結乾燥し、目的生成物を得た。 実施例16 フエニルアセチルアミド94.011111(0,2ミ
リモル)から製造した(2R−(2α、4α、6β、7
α)1−4−メチル−8−オキソ−7−7ミノー5−チ
ア−1−7ザトリシクロ[4,2,0,021’1オク
タン−2−カルボン酸(4−ニトロフェニル)メチルエ
ステルの溶液(実施例9参照)を0°Cで攪拌し、一方
、5−(2−チェニル−アセチル)メルカプトベンズオ
キサゾール50mg(0,180ミリモル)を1度に加
えた。1時間攪拌した後、飽和水性NaHCOコ2mJ
2を加え、攪拌を0℃で更に1時間続けた。有機層を分
離し、無水Mg5O。 上で乾燥し、この溶液を2IIINの容量に濃縮した。 フラッシュクロマトグラフィーにより(シリカゾル、1
0 :3 :9m化メチレン/酢酸エチル/ヘキサン)
、所望のアシル化された三環式化合物を得た。 実施例17 メタノール−テトラヒドロ7ラン(1:IH0ml中の
実施例16の生成物(27mg、 0.057ミリモル
)の溶液を、炭素に担持させた10%パラジウム30I
I1gを用いて、大気圧下で水素添加した。2時間後、
セライトを通して濾過することによって触媒を除去し、
新しい触媒30LI1gと替えた。 水素添加を2時間続け、混合物を再びセライトを通して
濾過し、溶媒を真空下で除去した。残渣を酢酸エチル(
5ミリ)に溶解し、水(2mjり及び炭酸カリウム(0
,1M溶液570μg、o、057ミリモル)を加え、
この混合物を15分間攪件した。水相を分離し、有機相
を水1mj!で洗浄した。 水性部分を合液し、逆相クロマトグラフィーによって精
製しEワットマンM9−パーティシル(Partisi
lH0−ODS−2、直線グラノエント、0〜100%
、水中のメタノール1、灰色がかった白色の凍結乾燥し
た粉末として目的生成物を得た。 実施例18 酢酸エチル(81IIA)中(7)[2R−(2a、4
Q、6β、?ff)]−]4−メチルー8−オキソー
7−7ミノー5チア−1−7ザトリシクロ[4,2,0
゜Q 2,4]オクタン−2・−カルボン酸(4−ニト
ロフ工二ル)メチルエステル[フェニルアセチル化合物
(0,2ミリモル)から製造1溶液を室温にて5−(2
−ベンゾチアゾリル)−2−7ミノー4−チアゾールグ
リオキシレー)(Z)−〇−メチルオキシム(60曽g
、0.18ミリモル)で処理した0反応混合物を真空下
で約3−1に濃縮し、室温で1.5時間攪拌した。反応
終了後(TLC%SiO□/EtOAcによって決定)
、混合物を水性N a HCOs、塩水で洗浄し、そし
て乾燥した(Na2SO4)、7ラツシユカラムクロマ
トグラフイー、EtOAc−ヘキサン=3:1、を用い
て精製し、目的生成物を得た。Rf=0,33*SiO
2/EtOAc。 実施例19 実施例18の目的生成物(33mg50.06ミリモル
)、10%Pd/C(40mg)及び酢酸エチル(2m
jり/水(3mjり中の0.1 M N a HCOs
溶液(07a+A)の混合物を大気圧及び室温で1.5
時間水素添加した。水層を分離し、真空下にて10℃で
約1mlに濃縮した。C1,セパツク(S七ppmk)
により水で溶離して精製し、凍結乾燥後、目的生成物を
得た、Rfo、25.5iOz/EtOAc:HOAc
:HzO(60:3:1)。 実施例20 [2R−(2a * 4 at 6β、Ta)]−]4
−/チルー8−オキソ−7−アミノ5−チア−1−7ザ
トリシクロ[4,2,O,O”=’lオクタンー2−□
カルボンII(4−ニトロフェニル)メチルエステル[
フェニル7セチル誘導体(140B’、 0.3ミリモ
ル)から製造したちの]の塩化メチレン溶液に2−[[
[[2−アミノ−4−チアゾリルJ−[(2−ベンゾチ
アゾリルチオ)カルボニル1メチレン]アミノ]オキシ
]−2−メチルプロピオン酸p−二トロベンノル(14
3,2a+g、0.257ミリモル)を加えた。生じた
溶液をアルゴン雰囲気下にて室温で3時間攪拌した6反
応混合物を飽和重炭酸ナトリウム溶液で1回、飽和塩化
ナトリウム溶液で1回洗浄した。有機層を無水硫酸ナト
リウム上で乾燥し、次に濾過した。炉液を13.3ミリ
バールの真空下にて15℃で中容量に濃縮し、次に7ラ
ツシユクロマトグラフイー(シリカゲル;酢酸エチル−
ヘキサン7:3で溶離)によって精製し、目的生成物を
得た:NMRスペクトルは所望の生成物及びトリーn−
プロとルホス7二一トの存在を示した。 実施例21 N、N−クメチルホルム7ミド(5,0mA、分子ふる
い(4A)で乾燥したもの)中の実施例20の目的生成
物(79,1vag、 0.108ミリモル)を、10
%Pd/C(80,01111)の懸濁液の存在下にお
いて、室温及び1気圧下で2時間水素添加した。この溶
液をセライトを通して濾過した。炉液を1.33ミリバ
ールの真空下にて23℃で濃縮してゴムにし、このもの
を重炭酸ナトリウム(18、laeg、0.215ミリ
モル)の水溶液の存在下において中容量のメタノールに
溶解した。この均質混合物を2,3分間攪拌し、次に脱
イオン水を加えた。これを酢酸エチルで2回洗浄した。 有機洗液を脱イオン水で1回逆洗浄した。水性抽出液を
合液しくpH値7.0)、1.33ミリバールの真空下
にて20℃で中容量に濃縮し、このものをカラムクロマ
トグラフィー(HP−20樹脂、水)で精製し、淡黄色
の固体として目的生成物を得た。 実施例22 a−ヒドロキシフェニル7セチルアミノ −4−メチル
−8−オキソ−5−チア−1−7トリD−マンデル酸(
14mg、 0.092ミリモル)、シシクロヘキシル
カルボノイミド(19mg、 0゜092ミリモル)及
び1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(13■、0.0
96ミリモル)を合わせ、クロロホルム(4a分子ふる
い上で乾燥したもの)21に溶解した。この溶液を塩水
−水浴(−2〜0℃)中で冷却しながら、アルゴン下で
40分間攪拌した。[2R−(2ff、4 ff、6β
、7a)]−]4−メチルー8−オキソ−7−アミノ5
−チア−1−7ザトリシクロ[4,2,0,02=4]
オクタン−2−カルボン酸(4−二トロフェニル)メチ
ルエステル[フェニルアセチル誘導体0.1ミリモルか
ら製造したもの]の酢酸エチル溶液を加え、この混合物
を真空下で約3mAの容量に濃縮した。 −2〜0℃で3.5時間放置した後、反応混合物を酢酸
エチルで希釈し、分液ロートに移し、塩水(2X5ml
)及び飽和重炭酸す) +7ウム水溶液(2X5ml)
で洗浄した。酢酸エチル層を分離し、乾燥しくWigS
O4)%真空下で濃縮し、シリカ上でクロマトグラフ
ィーにかけ(プレート、20X2OC論、厚さ0.25
鋤l、酢酸エチル/塩化メチレン、1:4v/v)、目
的生成物を得た。この生成物を酢酸エチル/塩化メチレ
ン/ヘキサンの混合物から結晶させた:融点183〜1
87℃。 実施例23 マグネティク攪拌子を含む25m1の丸底フラスコ中の
酢酸エチル(91)、重炭酸ナトリウム(8mg、0.
095ミリモル)及び水(2mg)に10%p d/
C(46mg)を加えた。内容物を水素雰囲気下にて、
水素の吸収が終了するまで(約30分間)、大気圧及び
室温(22℃)で攪拌した。実施例22による生成物(
46mg、 0.095ミリモル)を加え・この不均質
混合物を水素下にて2時間はげしく攪拌した0合計5m
lの水素を吸収した0反応混合物をセライト(水で予備
洗浄したもの)を通して濾過した。フィルターケーキを
水ですすぎ、すすぎ液を炉液と合液した。水相を分離し
、真空下で約1mlに濃縮した。この濃縮物をスウイン
ネツクX(Swinnex)GS(0,22μ輸)フィ
ルター及び2本の直列C−185EP−PAKSに通し
た。水で溶離し、凍結乾燥した後、目的生成物を得た。 実施例24 乾燥CHC13(3wrl )及びDMF(0,III
A )中のD−2−ベンジルオキシカルボニルアミノ7
エ二ル酢酸(85,5mg、0.3ミリモル)及びN−
ヒドロキシベンゾトリアゾール(42mg、 0.3ミ
リモル)の溶液にN、N’ −シシクロヘキシルカルポ
ノイミド(66mg、 0. 33ミリモル)を加え
、混合物を室温で1時間攪拌した。CHC13(81J
2 )中の[2R−(2a、4a、6β、7a)1−4
−メチル−8−オキソ−7−7ミノー5−チア−1−7
ザトリシクロ[4,2,0,02=’lオクタン−2−
カルボン酸(4−ニトロフェニル)メチルエステル[フ
ェニルアセチル誘導体(141mg、 0.3ミリモル
)から製造したもの]の溶液を加え、反応混合物の総容
量を真空下で約3mAに減少させた。 0℃で1.5時間攪拌した後、水性N a HCO3(
1,5mjりを加え、同一温度で30分間攪拌した。 反応混合物をCHCIz(10tal )に溶解し、水
(3val )で洗浄した。有機相を乾燥し、(Na2
SO4)、そして2talに濃縮した。エーテル(3m
g)を加え、混合物を濾過してウレア副生成物を除去し
た。母液を蒸発させて約1.5+Jにし、フラッシュカ
ラムクロマトグラフィー(シリカゲル80g)上で10
%E t OA c CHC+ 3で溶離して精製し
、目的生成物を得た:Rf=0.35(10%EtOA
c−CHC13)。 実施例25 無水ジクロロメタン(1ml)中の実施例5のシクロプ
ロピル化合物(93,Omg、0.2ミリモル)のアル
ゴン雰囲気下にて一30℃で攪拌された溶液に、ter
t、−ブチルヒドロクロライド(32,3mg、0.2
7ミリモル)及びメタノール性すチウムメチレート溶Q
(LiOMe8mgを含む170μN、0.2ミリモル
)を同時に加えた。−30℃で30分間攪攪拌た後、混
合物をHPLCによって精製しくワットマンMO,パー
ティシル10、溶媒混合物A中の溶媒混合物825%〜
70%直線グラノエント;A=イソオクタン/ジクロロ
メタン1:2;B=酢酸エチル/ジクロロメタン1:2
)、回収した出発β−ラウタム、生成物のβ−ラウタム
開環メチルエステル及び出発物質の混合物、並びに淡黄
色の粘つく固体として所望のメトキシル化された生成物
を得た。 実施例26 無水テトラヒドロ7ランーメタノール(1:1.5m1
)中の実711HM25のp−二トロペンシルエステル
(25mg、 0.05 ミリモル)の溶液を炭素に担
持させた10%パラジウム(28mg)上で大気圧下に
て水素添加した。2時間後、触媒をセライトに通して濾
過によって除去し、セライトをメタノール(3X2II
lj2)で洗浄した6合液した炉液及び洗液にNaHC
O*(4,4B10.05ミリモル)を含む重炭酸ナト
リウム水溶液(8mjりを加え、容量を5mj!に濃縮
した(真空下、大気圧)。得られた溶液をジクロロメタ
ン(IX3ml)で抽出し、次に水層を逆相液体クロマ
トグラフィーによって精製しくワットマン間9−パーテ
ィシル1O−ODS−2、直線グラジェント0〜100
%メタノール/水)、白色の凍結乾燥した粉末として目
的生成物を得た;融点159X161℃。 実施例27 [2R−(2Qt4(r、6β、7cr)]−]4−/
チルー8−オキソー7−7ミ/5−チア−1−7ザトリ
シクロ(4,2,0,02菅4]オクタン−2−カルボ
ン酸(4−ニトロフェニル)メチルエステル(126a
+g、0.269ミリモル)を実施例9の実験方法に従
って製造した。 その後、フェニルマロン酸モノ−p−ニトロベンジルエ
ステル(0,85uH10,269ミリモル)をチオニ
ルクロライド(0,25+nJ! 、 3. 49ミリ
モル)に溶解した。この溶液を70℃に1時間加熱した
。室温に冷却した後、溶液を真空下で濃縮し、残渣を真
空下でトルエンと共に蒸発させな。次に粗製の酸塩化物
を乾燥クロロホルム(2IIll)に溶解し、実施例9
に従って製造した塩基性 iの脱アシル化混
合物に0℃で加えた。この混合物 lをアル
ゴン雰囲気下にて一り℃〜θ℃で2時間攪拌した。相を
分離し、水相を酢酸エチル(2×10−りで抽出した。 酢酸エチル抽出液を有機相と を合液し、
次にこのものを飽和塩化ナトリウム溶液(2X10ml
)で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウ、よ、1、tFi
L、*□、。0、ツー、I1、゛ カデル[35g、カラム;溶離剤として酢酸エチル
j/ヘキサン/塩化メチレン、1:2:3、
(V/V/V) i。 1上でクロマトグラフィーにかけ、真空下で乾燥
hした後、粘性油として目的生成物を得た。
j1″″″′°1 −5−チア−1−7tとL辷ムμm土工じし、J工02
!4オクト−7−イルアミ7 カルボニルベ蒸留したテ
トラヒドロ7ラン(3mjり中の実施例27の目的生成
物(42B、0.065ミリモル)の溶液を乾燥THF
(2mg)中の予備水素添加した触媒(10%Pd/C
,42mg)に加えた。混合物を水素雰囲気下で3時間
攪拌した。混合物を予備洗浄したセライトを通して濾過
し、フィルターケーキをTHFですすいだ、溶液及びす
すぎ液を合液し、重炭酸ナトリウム(0,13ミリモル
)を含む水(2mg2)で処理した。はげしく混合した
後、水相をエーテル(2X10mA)で洗浄し、真空下
で濃縮した。濃縮物を逆相C−18カラム(10g1フ
ラツシユ、溶離剤として水)でクロマトグラフィーにか
け、凍結乾燥した後、白色粉末と−して目的生成物を得
た。 実施例29 5−チア−1−7トリシクロ 4,2.OoQ 2,4
オクタン−2−カルボン クシクロへキシルカルボジイミド(102mg。 0.49ミリモル)をマグネテイクスターラーで攪拌し
且つ氷水浴中で冷却しながら、ジクロロメタン(3mg
)中のシアノ酢酸(39mg、 0.45ミリモル)及
び1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(73,4
111[1,0,48ミリモル)の懸濁液に一度に加え
た。90分後、この懸濁液に[2R−(2α14a、5
β、7α)1−4−メチル−8−オキソ−7−[(フェ
ニルアセチル)アミノ]−5−チアー1−7ザトリシク
ロ[4,2,0,02=4]オクタン−2−カルボン酸
(4−ニトロフェニル)メチルエステル[溶媒として酢
酸エチルの代りにジクロロメタンを用いて上記方法によ
って、
ン酸及びその誘導体に関する。更に詳細には・本発明は
チアゾリジン環に融合したシクロプロピル基が(2,3
)−メチレン−ペナム核における3−カルボン酸基及び
6−アミノ基に関して分子の反対側にあるペナム誘導体
に関する。 特に、そして給体的意味において、これらの新規なペナ
ムの6α−位置にある橋頭炭素原子(bridge h
ead carbon atom)はR立体配置を有す
る〔給体配置表示のチャン−インボルドープレログ(C
ahn−Ingold−Prelog)法〕。この橋頭
炭素原子の水素原子置換分を分子のα−面からの伸びと
して表示する場合、またシクロプロピルメチレンもα−
面から伸びる。3−カルボン酸基及び6−アミノ基は全
て分子のβ−面にある。 この特定の配置において、カルボン酸置換基をもつ3−
位置における炭素原子の給体配置は全ての公知のペナム
抗生物質と正反対であることに注意すべきである。 融合したシクロプロピル基が全ての立体化学的配置を考
慮せずに述ぺられている2・、3−低級アルキル−メチ
レンペナム−3−カルボン酸M導体は1975年9月9
日付けのカミャ(Kami ya )等による米国特許
第3・9°4・6°7号に広く記載 iされ
ている。この明細書の分析によれば、生成し
:た化合物が分子のβ−面上に融合したシクロプロピ
ル基を有することを示している(6α−位置にある橋頭
炭素原子は上記の如くR立体配置を有している)。かか
る化合物は本発明の化合物の抗生物活性のレベル及びス
ペクトルをもっていない。 また、同様の化合物が1983年7月12日発行のケイ
ス(Keith)等による米国特許第4.393、00
3号に開示されているが、しかし上記の如く、これらの
化合物は該特許明細書に立体化学的に示されているよう
に、β−位置に融合したシクロプロピル基を有している
。そのスペクトル及び活性レベルは本化合物よシも劣っ
ている。 更に、ケイス等によシ、テトラヘドロン・レターズ(T
etrahedron Letters)、39(15
)、2445−2458(1983)に記載の文献には
、ペナム核における構造の相違による作用の機構及びペ
ニシリン抗バクテリア活性(antibac−teri
al activity)におけるその効果が論じられ
ている。かかる開示には、シクロプロピル基のメチレン
が「下」またはα−立体配置にあり、そしてカルボン酸
基が反体の且つ不自然な位置にある化合物は含まれてい
ない。 本発明は抗生物質ベナム誘導体の新規な族、合成方法及
びかかる誘導体の製造において有用な中間体並びに抗バ
クテリア剤としてのかかる誘導体の用途に関する。 新規なベナム誘導体は好ましくは一般式式中、R2は水
素、低級アルキル、低級アルコキシ、低級アルキルチオ
、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、トリハロメチル、ア
ジド、アリールチオ、5もしくは6−員のヘテロシクリ
ルチオ、5もしくは6−員のヘテロシクリルまたは−O
CORであり、ここに、Rは水素、低級アルキル、アリ
ールまたは置換された低級アルキルであシ:R3は水素
、アシル基または式 Haが基(li+ )である場合、メチレンベナム核の
6−位の窒素上に他の置換基が存在せず:R4は水素、
低級アルコキシ、アミン、低級アルキルチオまたはアミ
ドであシ:R9は水素、ヒドロキシ、アミン、低級アル
キル、低級アルカノイル、低級アルコキシ、低級アルカ
ノイルアミノ、低級アルキルアミノ、フェニル−低級ア
ルキル、フェニルまたは置換されたフェニルであり:R
10及びR11は水素、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ
、カルボキシ、ピリジル、低級アルキル、低級アミノア
ルキル、低級ヒドロキシアルキル、02〜C6−アルコ
キシカルボニル、低級アルキルアミノ−低級アルキル、
ジ(低級アルキルアミノ)−低級アルキル、フェニルま
たは置換されたフェニルであ6:Httは低級アルキル
、置換された低級アルキルまたはアリールアルキルであ
6:Hsa及びR14は低級アルキル、低級ハロアルキ
ル、低級ヒドロキシアルキル、低級アルコキシ−低級ア
ルキル、低級アルコキシカルボニル−低級アルキル、低
級シアノアルキル、低級アルカノイル−低級アルキル、
フェニル、置換されたフェニルまたは低級シクロアルキ
ルであるか、或いはR1及びR14はこれらが結合して
いる窒素原子と一緒になって炭素原子4〜8個を有する
飽和複素環式環を形成し、該環は炭素原子の代シに、随
時1個または2個の追加のへテロ原子を含んでいてもよ
く、mは0.1tたは2であシ、そしてR”は水素また
はエステル保鰻基である、の化合物、R63が水素であ
る式1の化合物の容易に加水分解し得るエステルまたは
塩、及びR”が水素である弐夏の化合物またはそのエス
テルもしくは塩の水和物である。 本明細書において用いる「低級」なる用語は炭素原子1
〜8個、好ましくは1〜4個を有する基及び化合物を示
す。「アルキル」なる用語は直鎖状及び分枝鎖状の双方
の飽和炭化水素基、例えばメチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、tert。 −ブチル等を示す。 「アルコキシ」なる用語はアルキル部分が上に定義した
通りである基を示す。例はメトキシ、エトキシ、プロポ
キシ等である。 「ハロ」、「ハルJtたはrハロゲン」ナル用語は・特
記″!″9限シ・そ04種0全1・即ち・″(ロロ、ブ
ロモ、ヨードまたはフルオロを表わす。 Bsとの組合せにおいて用いる「アシル」なる
゛用語はヒドロキシルの除去によって有機カルボ
ン酸”ら誘導さf″′全″″c0有機基を意味し且″t
′″ 1、らのものが含まれる。基Haは
多くのアシル基のいずれかであることができるが、下記
のアシル基が好ましい。 典型的なアシル基は6−アミノペニシラン酸及び誘導体
並びに7−アミノセファロスポラン酸及び誘導体を含む
β−ラクタム抗生物質をアシル化するためKこれまで用
いられていたアシル基である:例えばプリン(Flyn
n)編集、セファロスポラン酸・アミノペニシラン酸(
Cephalosporinsand Pen1cil
lins)、アカデミツク・プレス(Academic
Press)(1972)、1978年10月17日
発行のベルギー国特許第866.038号、1978年
12月11日発行のベルギー国特許第867.994号
、1979年5月1日発行の米国特許第4,152,4
32号、1976年6月27日発行の米国特許第3.9
71.778号及び1979年10月23日発行の米国
特許第4,173、199号参照。種々のアシル基を記
載しているこれらの文献の部分を本明細書に引用を以っ
て加える。次のアシル基のリストは「アシル」なる用語
を更に説明するものである:この用語を限定するものと
みなすべきではない。典型的なアシル基は下記の基(a
)〜(g)である: (a) 一般式R’−CO−(IV)(7)脂肪族基
、ココア、R1は低級アルキル、低級シクロアルキル、
低級アルコキシ、低級アルケニル、低級シクロアルケニ
ル、シクロヘキサジェニル、或いはハロゲン、シアノ、
ニトロ、アミノ、メルカプト、低級アルキルチオ及びシ
アノメチルチオからなる群よシ選ばれる1個またはそれ
以上の置換基で置換された低級アルキルまたはアルケニ
ル基である。 (b) 一般式 の炭素環式芳香族基、ここで、Eはカルボニル基と一緒
になって式−(CH2)−Co−1−CHR9G −C
o−1−CH,0CO−1−0CH2−Co−1−8C
H,−CO−1−cH(so 3−M+)−CO−−t
たは−CH(NH8O、−M+)−〇〇−の基であシ:
nは0,1.2または3であ#):R6、R7及びR8
は各々独立して、水素、ノ・ロゲン、ヒドロキシ、ニト
ロ、アミノ、シアノ、トリフルオロメチル、C,、C4
−アルキル、C、、C。 −アルコキシまたはアミノメチルであり、そしてRoo
はアミノ、アシルアミノ、ヒドロキシ、カルホキシル塩
、保護されたカルボキシ、例えばベンジルオキシカルボ
ニル、ホルミルオキシまたはアジドである。 好ましい炭素環式芳香族基には次の一般式の基が含まれ
る: 式中、R90は好ましくはアミノ基、ヒドロキシ基また
はカルボキシル塩もしくはスルホ塩である。 本発明の目的に対して適する他の炭素環式芳香族アシル
基はα−スルホフェニルアセチル、α−(ヒドロキシス
ルホニルオキシ)フェニルアセチル、α−スルファモイ
ルフェニルアセチル、α−(フェノキシカルボニル)フ
ェニルアセチル、α−(p−ト!Jルオキシカルボニル
)フェニルアセチル、α−ホルミルオキシフェニルアセ
チル、α−カルボキシフェニルアセチル、α−(ホルミ
ルアミノ)フェニルアセチル、α−(ベンジルオキシカ
ルボニル)フェニルアセチル;2−(N、N−ジメチル
スルファモイル)−2−フェニルアセチル、2−ブロモ
−2−チェニルアセチル、等テある。 (C)一般式 %式%() のベテロ芳香族基、但し、Fはカルボニル基と一緒にな
って式−(CH,)n−CO−1−CHRIIO−CO
−1−OCH2−Co−1−8CH,−CO−または−
coco−であ’) : ” I/′i0 s 1.2
または3であり、:R”は上に 二!Il
l!LD−C”i、(−LrRIO1a!!、![。 たけ硫黄原子1.2.3または4個(好ましくは
、□ 1個または2個)を含む置換されたまたは未置換
□”□の5−16−または7−員の複素環式環で
ある; “典型的なヘテロ芳香族環はチェ
ニル、フリル・ピロリル、ピリジニル、ピラジニル、チ
アゾリル、ピリミジニル及びテトラゾリルである。典型
的な置換基はハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、アミノ、
シアノ、トリフルオロメチル、C2〜C1−アルキルま
たは01〜C4−アルコキシである。 好ましいヘテロ芳香族アシル基には上記式(■1)、こ
こで、 RIOIば2−アミノル4−チアゾリル、2−
アミノ−5−ハロー4−チアゾリル、4−アミノピリジ
ン−2−イル、2−アミノ−1,3,4−チアジアゾル
−5−イル、2−チェニル、2−フラニル、4−ピリジ
ニルまたは2,6−ジクロロ−4−ピリジニルである、
の基が含まれる。 (d) 一般式 の〔〔(4−置換された−2,3−ジオキソ−1−ピペ
ラジニル)カルボニル〕アミン〕アリールアセチル基、
ここで R111は低級アルキル、低級ヒドロキシアル
キル、RIOIに対して定義した如きヘテロ芳香族基ま
たは一般式 の芳香族基であり、R6、R7及びRaは上に定義した
通シであり、そしてR120は低級アルキルまたは置換
された低級アルキルである〔ここで、該アルキル基はハ
ロゲン、シアノ、ニトロ、アミン及びメルカプトからな
る群より選ばれる1個まだはそれ以上の置換基で置換さ
れている〕:例えば4−低級アルキル(好ましくはエチ
ルまたはメチル)−2,3−ジオキソ−1−ピペラジン
カルボニル−D−フェニルグリシル。 (e) 一般式 %式%) の(置換されたオキシイミノ)アリールアセチル基、こ
こで、R101は上に定義した通りであり、そしてRj
jOは水素、低級アルキル、C5〜C1−シクロアルキ
ル″!!たは置換された低級アルキルである〔ここで、
該アルキル基はハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、メ
ルカプト、低級アルキルチオ、芳香族基(R111によ
って定義した通り)、カルボキシ(そのカルボキシル塩
を含める)、アミド、低級アルコキシカルボニル、フェ
ニルメトキシカルボニル、ジフェニルメトキシカルボニ
ル、ヒドロキシアルコキシホスフィニル、ジヒドロキシ
ホスフィニル、ヒドロキシ(フェニルメトキシ)ホスフ
ィニル及ヒジ(低級アルコキシ)ホスフィニルからなる
群より選ばれる1個またはそれ以上の置換基で置換され
ている〕。 式(vi++)の基の例は次のものである:2−(2−
(クロロアセトアミド)チアゾルー4−イル)−2−[
(p−ニトロベンジルオキシカルボニル)メトキシイミ
ノコアセチル、2−C2−(クロロアセトアミド)チア
ゾルー4−イル〕−2−(メトキシイミノ)アセチル、
2−(2−アミノチアゾルー4−イル’)−2−(イソ
プロポキシイミノ)アセチル、2−(2−アミノチアゾ
ルー4−イル)−2−(メトキシイミノ)アセチル、2
−(2−アミノチアゾルー4−イル)−2−(ヒドロキ
シイミノ)アセチル、2−チェニル−2−(メトキシイ
ミノ)アセチル、2−フリル−2−(メトキシイミノ)
アセチル、2−(4−ヒドロキシフェニル’)−2−(
メトキシイミノ)アセチル、2−フェニル−2−(メト
キシイミノ)アセチル、2−フェニル−2−(ヒドロキ
シイミノ)アセチル、2−チェニル−2−(ヒドロキシ
イミノ)アセチル、2−チェニル−2−(ジクロロアセ
チルオキシイミノ)アセチル、2−C4−(θ−D−グ
ルタミルオキシ)フェニル〕−2−(ヒドロキシイミノ
)アセチル、2−[4−(3−アミノ−3−カルボキシ
プロポキシ)フェニル)−2−(ヒドロキシイミノ)ア
セチル、2−(5−クロロ−2−(クロロアセトアミド
)チアシル〕−4−イル)−2−(メトキシイミノ)ア
セチル、2−(5−クロロ−2−アミノチアゾルー4−
イル)−2−(メトキシイミノ)アセチk、2−[r−
(t−7’)キシカルボニル)イソプロポキシイミノ〕
〜2−(2−スルホアミノ−チアゾルー4−イル)アセ
チル、2−[1−(t−ブトキシカカルニル)インプロ
ポキシイミノ〕−2−(2−トリフェニルメチルアミン
)チアゾルー4−イル−アセチル、2−(2−(クロロ
アセトアミド)チアゾルー4−イル]−2−(イソプロ
ポキシイミノ)アセチル、2−(メトキシイミノ)−2
−(2−(スルホアミノ)チアゾルー4−イルコアセチ
ル、2−(2−アミノチアゾルー4−イル’)−2−(
カルボキシメトキシイミノ)アセチル、2−(2−(メ
シルアミノ)チアゾルー4−イル)−2−(インプロポ
キシイミノ)アセチル、2−(2−イミノ−3−メシル
−4−チアゾリン−4−イル)−2−(イソプロポキシ
イミノ)アセチル、2−(2−アミノチアゾルー4−イ
ル)−2−(カルボキシイソプロポキシイミノ)アセチ
ル、等。 (f) 一般式 %式%() の(アシルアミノ)アリールアセチル基、ここで、R1
11は上に定義した通りであり、そしてR140は上記
式(vm)の基または式 の基〔ここで、R6、R7及びR8はすでに定義した通
りである〕、水素、低級アルキル、置換された低級アル
キル、アミン、低級アルキルアミノ、低級シアノアルキ
ルアミノまたはアシルアミノである。 上記式(1×)の好ましい(アシルアミノ)アリールア
セチル基にはR140がアミノまたはアシルアミノであ
る基が含捷れる。またR111がフェニルまたは2−チ
ェニルである基が好ましい。 (g) 一般式 の〔〔〔3−置換された−2−オキソ−1−イミダゾリ
ジニル〕カルボニル〕アミン〕アリールアセチル基、こ
こで、11111は上に定義した通シであり、そしてR
”は水素、低級アルキルスルホニル、−N−C)I−R
l l l [ここでR11lは上に定義した通シであ
る]、−CORI” [但し、R16は水素、低級アル
キルまたはハロゲン置換された低級アルキルである〕、
芳香族基〔上記R11lによって定義した通シである〕
、低級アルキルまたは置換された低級アルキル〔該アル
キル基はハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ及びメルカ
プトからなる群より選ばれる1個またはそれ以上の置換
基で置換されている〕である。 上記式(X)の好ましい〔〔〔3−置換された−2−オ
キソ−1−イミダゾリジニル〕カルボニル〕アミン〕ア
リールアセチル基にはR111がフェニルまたは2−チ
ェニルである基が含まれる。またRIsが水素、メチル
スルホニル、フェニルメチレンアミンまたは2−フリル
メチレンアミノである基が好ましい。 式 式中、mROであシ、R2はすでに定義した
i通シであり、Re”は水素であり、そしてRII
Gは水素またはヒドロキシである、 の化合物が特に好ましい。 R2置換基に関しては、「ヘテロシクリル」またけ「ヘ
テロシクリルチオ」なる用語は少なくと
二も1個のへテロ原子、例えば酸素テ黄または窒素を含
む飽和または不飽和の単環式または多環式の複素環式基
を示す。 f
かかる複素環式基の例として次の基本的な環系を挙げる
ことができる:チェニル、フリル、ピロリル、イミダゾ
リル、ピラゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、オキ
サシリル、イソキサゾリル、トリアゾリル、チアジアゾ
リル、オキサジアゾリル、テトラゾリル、チアトリアゾ
リル、オキサトリアゾリル、ピリジル、ピリミジル、ピ
ラジニル、ピリダジニル、チアジニル、オキサジニル、
トリアジニル、チアジアジニル、オキサジアジニル、ジ
チアジニル、ジオキサジニル、オキサチアジニル、テト
ラゾリル、チアトリアジニル、オキサトリアジニル、ジ
チアジアジニル、イミダゾリニル、ジヒドロピリミジル
、テトラヒドロピリミジル、及びプリニル、並びにベン
ゾ融合した誘導体、例えばベンゾキサゾリル、ベンズチ
アゾリル、ベンズイミダゾリル及びインドリル0 硫黄または酸素原子及び1〜3個の窒素原子を有する5
−員環系、例えばチアゾリル、殊にチアゾルー2−イル
及びチアゾルー2−イルN−オキシド、チアジアゾリル
、殊に1.3.4−チアジアゾル−5−イル及び1,2
.4−チアジアゾル−5−イル、オキサシリル、好まし
くはオキサゾルー2−イル、並びにオキサジアゾリル、
例えば1.3.4−オキサジアゾル−5−イルが好まし
い。更に、2〜4個の窒素原子を有する5−員環系、例
えばイミダゾリル、好ましくはイミダゾルー2−イル、
トリアゾリル、好ましくは1,3゜4−トリアゾル−5
−イル及び1,2.3−及び1.2.4−トリアゾル−
5−イル、並びにテトラゾリル、好ましくはIH−テト
ラゾルー5−イル及び2H−テトラゾリルが好ましい。 ま九ベンゾ融合した誘導体、殊にベンズオキサゾルー2
−イル、ベンズチアゾルー2−イル及びベンズイミダゾ
ルー2−イルが好ましい。 更に、他の好ましい環系は窒素原子1〜3個、好ましく
は1〜2個を有する6−員環系、例えばピリジル、例え
ばピリド−2−イル、ピリド−3−イル及びピリド−4
−イル、ピリミジル、好ましくはピリミド−2−イル及
びピリミド−4−イル、トリアジニル、好ましくは1,
3.4−トリアジン−2−イル及び1,3.5−トリア
ジン−4−イル、ピリダジニル、殊にピリダジン−3−
イル、並びにピラジニルである。 R−2がヘテロシクリルまたはヘテロシクリルチオ基で
ある場合、このものは例えば低級アルキル、低級アルケ
ニル(例えばビニル、アリル、ブテニル、等)、アリー
ル(例えばフェニル、トリル、#)、ハロゲン(例、t
ばクロロ、ブロモ、フルオロまたはヨード)、アミノ、
オキソ、ヒドロキシ、低級アルコキシ、トリフルオロメ
チル、メルカプトまたはカルボキシで一置換または二置
換されていてもよい。 「アリール」なる用語は該アリール基が1〜3個の適当
な置換基、例えばノ・ロゲン(フルオロ、クロロ、ブロ
モ、等)、ヒドロキシ等を有することができる置換され
たまたは禾置換の芳香族部分、例エバフェニル、トリル
、キシリル、メシチル、クマニル、ナフチル等を意味す
る。 本明細書において用いる「アシル」(R3以外に対して
用いた如きもの)或いは「低級アルカメイル」または「
アルカノイル」なる用語はR25がC1〜C0−アルギ
ルまたは水素である式R”−CO−の部分、例えばアセ
チル、プロピオニル、ブチリル等を意図するものとする
。 「置換されたフェニル」なる用語は、ノ・ロゲン(クロ
ロ、ブロモ、フルオロ、等)、低級アルキル、アミン、
ニトロ及びトリフルオロメチルからなる群より選ばれる
置換基で一置換または二置換されたフェニルを意味する
。 「置換されたアルキル」または「置換された低級アルキ
ル」なる用語は例えばハロゲン(クロロ、フルオロ、ブ
ロモ、等)、トリフルオロメチル、アミノ、シアノ、等
で置換された低級アルキル基を意味する。 「低級アルケニル」なる用語は炭素原子2〜6個を有す
るオレフィン性二重結合を含む直鎖状または分枝鎖状炭
化水素基、即ち、nが2〜6である式CnH2nの基、
例えばアリル、ビニル等を意味する。 [アリール−低級アルキルJなる用語は芳香族及び脂肪
族構造の双方を有する炭化水素基、即ち、水素原子が単
環式アリール基、例えばフェニル、トリル、等で置換さ
れる低級アルキル基を意味する。 すでに示した如く、置換基RIM及びR14は、これら
が結合した窒素と一緒になって、随時へテロ原子例えば
酸素、硫黄または窒素が介在していてもよい4−乃至8
−員の複素環式環、例えばモルホリノ、ピペリジノ、ピ
ペラジノ、ピロリジノ、等を形成することができる。 「低級シクロアルキル」なる用語は3−乃至6−員の飽
和炭素環式部分、例えばシクロプロピル、シクロブチル
、シクロヘキシル等を意味する。 式■の化合物の容易に加水分解し得るエステルトシて、
カルボキシ基(複数)(即ち2−カルボキシ基)が容易
に加水分解し得るエステルの形態で存在する式Iの化合
物と理解すべきである。普通のタイプであり得るかかる
エステルの例は低級アルカノイルオキシアルキルエステ
ル(例えばアセトキシメチル、ピパロイルオキシメチル
、1−アセトキシエチル及び1−ピバロイルオキシエチ
ルエステル)、低級アルコキシカルボニルオキシアルキ
ルエステル(例えばメトキシカルボニルオキシメチル、
l−エトキシカルボニルオキシエチル及び1−インプロ
ポキシカルボニルオキシエチルエステル)、ラクトニル
エステル(例エバフタリジル及びチオフタリジルエステ
ル)、低級アルコキシメチルエステル(例えばメトキシ
メチルエステル)並びに低級アルカノイルアミノメチル
エステル(例えばアセトアミドメチルエステル)である
。また他のエステル(例えばベンジル及びシアンメチル
エステル)を用いることもできる。 式Iの化合物の塩の例はアルカリ金属塩、例えばナトリ
ウム及びカリウム塩、アンモニウム塩、アルカリ土類金
属塩、例えばカルシウム塩、有機塩基による塩、例えば
アミンによる塩(例えばN−エチル−ピペリジン、プロ
カイン、ジベンジルアミン、N、N−ジベンジルエチレ
ンジアミン、アルキルアミンまたはジアルキルアミンに
よる塩)並びにアミノ酸による塩、例えばアルギニンま
たはリジンによる塩である。これらの塩は一塩、二基ま
たは三基であることができる。 また、式Iの化合物は有機酸または無機酸によって付加
塩を形成する。かかる塩の例は・・ロゲン化水素酸塩(
例えば塩酸塩、臭化水素酸塩及びヨウ化水素酸塩)、並
びに他の無機酸塩例えば硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩等、
アルキルスルホン酸塩及ヒモノアリールスルホン酸塩例
えば、エタンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、ベ
ンゼンスルホン酸塩等、そしてまた他の有機酸付加塩例
えば酢酸塩、酒石酸塩、マレイン酸塩、クエン酸塩、安
息香酸塩、サリチル酸塩、アスコルビン酸塩等である。 式Iの化合物並びにその塩及び容易に加水分解し得るエ
ステルを水和させることができる。この水利化は製造工
程中に行い得るか、或いは最初に無水生成物の吸湿性の
ために徐々に起こり得る。 本発明による(2,3−’)−α−メチレンペナム−3
−カルボン酸及びその誘導体はグラム陰性及びグラム陽
性バクテリアの双方の広い範囲に対して活性を有する。 本化合物は補乳動物種、例えば犬、ねと、馬及び人間に
おけるバクテリア感染(尿路感染及び呼吸路感染を含め
る)を防除するための薬剤として用いることができる。 種々なグラム陽性及びグラム陰性細菌に対して寒天ウェ
ル拡散法(Agar Well DiffuaionM
ethod)を用いて、A f / w!lにおける最
少抑制濃度(Minimum Inhibitory
Concentra−tion)(MIClp t/
WLt )で測定した際の本化合物の試験管内活性は次
の通りである: ゛尋常変形@(ProteuS Vulgaris) l0IN 7.8
大腸菌(Escherichia colt)94 15.7肺炎桿菌(
Klebsiella pneumoniae)369 15.7黄色
ブドウ球菌(Staphylo− coccus aureus) 82 0.
23黄色ブドウ球菌(Staphylococcusa
ureus ) 1059B 1.9
ミクロコツカス・ルテンス (Micrococcus 1utens)PCI
O,45巨大菌(Bacillus megate
rium)164 0、
9桿菌種(Bacillus 5p)E
1.9枯草菌(Bacillus 5ubtilis)
558 0.12
桿菌種(Bacillus 5p)TA O,
12尋常変形菌101N 〉so。 犬S菌94 15.6肺炎桿菌 36
9 15.6黄色ブドウ球1182
0.49黄色ブドウ球菌1059B
1.95ミクロコツカス・ルテンスP(J
O,98巨大菌164 1.9
5桿菌種E3.9 枯草菌558 0.24桿菌種TA
O,24尋常変形菌101N
7.8大腸菌94
7.8肺炎桿菌369 7.8黄色
ブドウ球菌82 0.24黄色ブドウ
球菌1059B 1.95ミクロコツカス・
ルテンスPCI O,49巨大菌164
0.98桿菌fliE15.6 枯草菌 0.24桿菌種TA
O,24哺乳動物におけるバ
クテリア感染を防除するために、本発明の化合物を約5
mq/#/日〜250〜/に9/日、好ましくは約10
■/ky/日〜20η/ kg/日の量で必要とする補
乳動物に投与することができる。感染部位にペニシリン
及びセファロスポリンを与えるためにこれまで用いられ
ていた全ての投与方法がまた本発明の(2,3)−α−
メチレンペナム−3−カルボ/酸またはその誘導体の新
規な族による用途に対して考えられる〇かかる投与方法
には経口的、静脈内、筋肉内及び生薬としての投与が含
まれる。 下記の反応式は式■の新規な目的生成物を製造する際に
有用な方法及び中間体を示すものである。 反応中に攻撃され得る置換基が存在する下記の反応順序
において、該基はよく知られた保護基を用いて保護され
た状態であるべきである。例えばアミン基をペプチド化
学において用いられる容易に除去し得る保護基、例えば
低級アルキルカルボニル基、例えばホルミル、アセチル
、プロピオニル、等、低級アルコキシカルボニル基、例
えばtert、−ブトキシカルボニル、等、低級アルコ
キシアルキルカルボニル基、例えばメトキシアセチル、
メトキシプロピオニル、等、置換された低級アルコキシ
カルボニル基IJtばトリクロロエトキシカルボニル、
等、置換された低級アルキル力# 、= #l@、 9
1Jえゆ、72゜。、ヶ2カフ、5=2、 )モ
ノク°01チ“力′ポ°′・ジク°°メチ“力
[ルポニル、ジクロロエチルカルボニル、)リク
t:10メチルカルボニル、トリクロロエチル力ルホニ
(ル、トリクロロプロピルカルボニル、等、アリール−
低級アルキルオキシカルボニル基、例エバベンジルオキ
シカルボニル、等、置換されたアリール−低級アルキル
オキシカルボニル基、例えばp−二トロベンジルオキシ
力ルボニル% 等、またはプロトンで保護されたアミノ
基で保護することができる。 好ましい保護基にはベンジルオキシカルボニル(CBZ
)またはtert、−ブチルオキシカルボニル(t−B
OC)或いはシリル保護基、例えばトリノチルシリルが
含まれる。 エステル保護基(Ras)として、酸またはアルカリで
の温和な処理によって、或いは還元によつて容易に遊離
カルボキシル基に転化し得るエステル型を用いることが
でき、該エステル保護基は例エバβ−メチルスルホニル
エチル、トリメチルシリル、 tert、−ブチルジ
メチルシリル、ベンズヒドリル、l、β、β−トリクロ
ロエチル、フェナシル、p−メトキシベンジル、p−ニ
トロベンジル、メトキシメチル、等である。反応終了後
、この基を上記の如くして除去することができる。 アミン置換基に対する保護基の除去を、tert。 −ブトキシカルボニル等に対しては酸処理によって、β
、β、β−トリクロロエトキシカルボニル等に対しては
亜鉛及び酸処理によって、またはp−ニトロベンジルオ
キシカルボニル等に対しては触媒的還元によって行うこ
とができる。 次の反応式は本発明の化合物を製造するだめの新規方法
及び中間体を示すものである。 式中、Rs 、 R4及びmは上記の通りであり;R3
1ijフエニルアセチルであり;Mはアルカリ金属であ
り:R63はトリハロ置換されたアセチルであ、?:R
”はハロゲン、アリールアミノ、アリールチオ、低級ア
ルキルチオ、ヘテロシクリルチオ、アリールオキシ、ヘ
テロシクリルオキシ或いは基RCO8−またはR−SO
,−(但し、Rは低級アルキルまたは了り−ルである)
であり:R61はエステル保護基であり:R661はノ
・ロゲンであり、そしてR86は離脱性基、例えばノ・
ロゲン、トリフレート、メシレート、アセテート、トリ
フルオロアセテートまたはトシレートであシ、そしてR
2は上記の通シであり、条件として、R2及びR”が双
方ハロゲンである場合には、これらのものは異なるもの
であり、更に条件として、R”がハロゲンである場合、
R”lはR”よシも異なる且つ更に容易に置換されたハ
ロゲンであるものとする。この反応式をβ−ラクタム構
造式におけるフェニルアセトアミド置換基(R81−N
H−)によって説明したが、この方法は同一位置におけ
るフェノキシアセトアミド置換基または他のアシルアミ
ノ置換基(即ち、保護基)を用いて同等に行われる。 即ち、R31はまたフェノキシアセチルまたは他のアシ
ル保護基であることができる。 ■→■ 式■の化合物は公知の化合物であり、その製造方法を、
当該分野において公知の容易に入手し得る物質を用いて
、実施例11に開示する。 式璽の化合物を好ましくは塩素化された炭化水素、例え
ばクロロホルムまたは塩化メチレン中で三ハofi!i
*1i*m*″″9196”IJ l o o−。 またはトリブロモ酢酸、好ましくは無水トリフルオロ酢
酸と反応させる。この反応は約−20℃乃至50℃間で
行われ、はぼ室温が好ましい。 ■→V 式■の化合物をその後酸捕捉剤として機能する不活性塩
基の存在下において、ハロゲン化剤によってハロゲン化
、好ましくは臭素を用いて臭素化する。適当な塩基には
酸化カルシウムまたは炭酸カリウムが含まれる。この反
応を一20℃乃至室温間で行うことができ、約0℃が好
ましい。 V→■ 式Vの化合物を水性塩基例えば重炭酸す) IJウムに
よって、非プロトン性溶媒中で水和したシリカゲルまた
は有機塩基例えばアニリンによって加水分解する。反応
温度を約0℃乃至50℃に変えることができ、はぼ室温
が好ましい。 ■→■′ その後、式■の化合物のハロ置換分R661を選んだ離
脱性基、例えばメシレート、トシレート、アセテートま
たは他のハロゲンで置換することができる。この反応は
選んだ離脱性基に対応する酸のアルカリ金属またはアル
カリ土類金属塩、例えば所望の置換基に応じてメタンス
ルホン酸、p−トルエンスルホン酸または酢酸の塩を用
いて行われる。反応は約−20℃乃至室温間で行われ、
はぼ室温が好ましい。工程■→Vにおける如く、酸捕捉
剤を用いることができる。 V−+V ’→■ その後、式Vの化合物を式v′のS−オキシドを得るた
めに酸化する。この酸を過酸、例えばm−’クロロ過安
息香酸、過酢酸または過トリフルオロ酢酸によって、或
いはアルカリ金属(Na またはK)過ヨウ化物によっ
て行うことができる。反応をハロゲン化された炭化水素
、例えばジクロロエタンまたは塩化メチレンの存在下に
おいて行うことができる。反応温度を約−20℃乃至5
0℃に変えることができ、はぼ室温が好ましい。またこ
の酸を適当な条件下で加オゾン分解によって行うことも
できる。 その後、酸化生成物を工程V−+■における如くして、
塩基によって加水分解する。 ■→■ その後、式■1の化合物を適当な還元剤、例えばジメチ
ルホルムアミド中の三ハロゲン化リン、即ち三塩化リン
または三臭化リン、或いはアセトン中のヨウ化ナトリウ
ム及び無水トリフルオロ酢酸で還元する。この還元は約
−20℃乃至室温間で行われ、約0℃が好ましい。 各々■または■′→%11及びVl その後、式■または■′の化合物を、上記工程V→V′
に示した如き同−反応体及び反応条件を用いて、過酸ま
たは過ヨウ化物によって酸化する。 各々■1−!たはV厘→■及び■′ 式■1及び■璽の化合物を、上記工程■→■に述ぺた如
き反応体及び反応条件を用いて、それぞれ式■及び■′
の化合物に還元することができる。 vllまたはVl→■或いは■または■′→X式■1、
Vl、■または■′の化合物を有極性有機溶媒、例えば
ジメチルホルムアミド、ジオキサ/またはテトラヒドロ
フラン中で有機アミン塩基、好ましくは第三アミン塩基
例えば1,4−ジアザビシクロ[2,2,2〕オクタン
、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0)ウンデク−7
−エンまたは1,5−ジアザビシクロ(4,3,03ノ
ン−5−エンとの反応によって式■またはXの化合物に
転化する。 反応温度を約−50℃乃至0℃に変えることができ、約
−10℃が好ましい。環形成を達成するために利用し得
る他の反応体及び反応条件は米国特許第3.904.6
07号のコラム23に開示されておシ、該示唆を本明細
書に参照として加える。 ■→X その後、式■の化合物を、上記工程■→■に示した反応
体及び反応条件を用いて、式Xの化合物に還元すること
ができる。 −4xlI その後、式Xの化合物をピリジンの如き第三アミン塩基
中で五ハロゲン化リン、好ましくは五塩化リンと反応さ
せる。この反応は約−20℃乃至 =50℃の範囲で行
われ、はぼ室温が好ましい。その後、中間生成物をC8
〜C6−アルカノール、例えばメタノールまたはエタノ
ール、好ましくはn −プロパツールで処理する。その
後、反応体を、上記工程■→■に示した反応体及び反応
条件を用いて、加水分解する。 X−+刀 エステル保護基R”を普通の方法によって、例えば加水
分解または水添分解によって除去するととができる。R
a5がp−ニトロベンジルである場合、このものを酢酸
エチル/水性アルカリ金属(NaまたはK)重炭酸塩或
いはメタノール/テトラヒドロフランの2相系による種
々な溶媒系中で、炭素に担持させたパラジウム及び水素
を用いて還元して除去し、水性アルカリ金属(Naまた
はK)重酸塩による処理が好ましい。得られる物質を公
知の方法を用いてクロマトグラフィーにかけ、アルカリ
金属塩を単離する。 ■→la 弐■の化合物を、塩基例えばアルカリ金属(Naまたは
K)水酸化物、炭酸塩または重炭酸塩或いは第三アミン
、例えばトリエチルアミンまたはピリジンの存在下にお
いて、アミノ化合物をBsが望ましいものであるカルボ
ン酸或いはその活性誘導体、例えば対応する酸ハライド
、例えばフェニルメトキシカルボニルクロライド、酸無
水物例えば無水クロロ酢酸、または活性エステルでアシ
ル化及び保護するための普通の方法を介して、式1aの
化合物に転化する。適当な溶媒には混成溶媒、例えば水
との混和性溶媒、例えばテトラヒドロフランまたはアセ
トン、或いは水との非混和性溶媒、例えばクロロホルム
が含まれる。温度は臨界的ではないが、一般に反応は約
0℃乃至30℃間で進行し、はぼ室温が好ましい。 その後、式1aの化合物を上記工程X−+XIに示した
反応条件に従ってエステル保瞳基を除去することができ
る。その後、アルカリ金属塩を酸、例えば塩化水素酸ま
たは硫酸で処理して反応させ、酸を生成させることがで
きる。 式1のカルボン酸の容易に加水分解し得るエステルを製
造するために、該カルボン酸を好ましくはエステル基を
含む適当なハライド、好ましくはアイオダイドと反応さ
せる。この反応を塩基例えばアルカリ金属水酸化物また
は炭酸塩、或いは有機アミン、例えばトリエチルアミン
で促進させることができる。このエステル化反応は好ま
しくは不活性有機溶媒、例えばジメチルアセトアミド、
ヘキサメチルリン酸ブロマイド、ジメチルスルホキシド
または、好ましくはジメチルホルムアミド中で行われる
。温度は好ましくは約0℃〜40℃の範囲である。 式Iの化合物の塩及び水和物、または該塩の水和物はそ
れ自体公知の方法において、例えば式■のカルボン酸を
適尚ならば、溶媒例えば水、または有機溶媒例えばエタ
ノール、メタノール、アセトン及び多くの他の溶媒中で
所望の塩基の当量と反応させて製造することができる。 塩生成の温度は臨界的ではなく、一般に室温であるが、
しかしまた、室温以上または以下、例えばO℃〜50℃
範囲であることができる。 水和物の製造は通常、製造工程中に、或いは最初に無水
の生成物の吸湿性のために自動的に起こる。水和物の製
造を調節するために、完全にまたは一部無水物(式1の
カルボン酸またはそのエステルもしくは塩)を例えば約
−10℃〜40℃で湿った雰囲気下に置くことができる
。 以下の実施例において、立体化学的配置を文書の式にお
いてアルファ(またはα)及びベータ(またはβ)で説
明する。 実施例1 乞 セコ−ペニシリン、即ち、[3R[1(R)、3α、4
α月−4−(ベンゾチアゾルー2−イルジチオ)−ff
−(1−メチルエチニル)−2−オキソ−3−[(フェ
ニルアセチル)アミノ】−1−7セチノンit−酸(4
−二トロフェニル)メチルエステル6゜3gを、分子ふ
るい上で乾燥し、次に塩基性アルミナを通したCHCl
345 mlに採り入れた。この混合物に冷無水ト1J
フルオロ酢酸45m1を加えた。 混合物を室温で攪拌し、約40分後、反応溶液が透明に
なり0反応混合物を濃縮し、トリエンと共に2回、そし
て乾燥CHChで1回共沸蒸留した。 残渣を真空下にて水浴温30〜35℃で乾燥し、所望の
目的生成物を得た。NMRによる分析は残りた出発物質
の微量を示した。 実施例2 L色 実施例1の生成物、即ち、トIノフルオロアセチルセコ
ーペニシリンを乾燥塩化メチレン40valに採り入れ
た。その後、反応混合物に酸化カルシウム1.12gを
加え、混合物を0℃に冷却した。 添加終了に続いて、臭素溶液(24,5mjりをほぼ1
0分間にわたって滴下した。その後1.エーテル(12
0111)/石油エーテル(95mjりの冷混合物を加
え、そして0℃で10分間攪伸した。 反応混合物をセライトのベッドを通して濾過し、炉液を
濃縮し、実施例2の表題に示したα−及びβ−ブロモメ
チルペナムイミドの混合物を得た。 この粗製の生成物を実施例3に対して用い、その際、チ
アゾリジンスル7アイドをスルホキシドに酸化した。実
施例3に述べた理由のために、同様に極めて不安定なト
IJフルオロアセチル7二二ルアセチルイミドの一部が
処理中に加水分解され 1□ た、かくして、また上記の粗製の混合物は成るイ
1ミド加水分解生成物、即ち、6β−フェニル
アセ□ チルアミド並びにイミドを含有していた。 実施例3 [ニ ジクロ 3.2.Oへブタン−2−カルボン酸(41−
二トロフェニルメチルエステル4−オキンーγ一実施例
2によるα−及びβ−ブロモメチルペナムの混合物を塩
化メチレン80o+42に採り入れた。 少量の物質が不溶性として残ったが、しかし混合物中に
放置した。混合物を再び0℃に冷却した。 塩化メチレン2OIIA中の輸−クロロ過安息香酸(純
度85%)1.93gを5〜10分間にわたって滴下し
、混合物を冷却しながら1時間攪拌した。反応混合物を
12.5%Na25O,(3回)、水(1回)及び塩水
(2回)で抽出することによって処理した。 得られた有機相をNa25O,上で乾燥し、濃縮し、残
渣を真空下で乾燥した。 その後、粗製のスルホキシド残渣を、溶離剤として酢酸
二チル/シクロヘキサンを用いて、シリカゾル上でクロ
マトグラフィーにかけた。表題(実施例3)の4種の異
性ブロモメチルペナムスルホキシドをこのクロマトグラ
フィーによって単離した。構造指示をそのNMRスペク
トルから行った。 通常、6β−イミド(例えば7タルイミド)をもつペニ
シラン酸の酸化により「a−スルホキシド」を生成する
が、しかるに、第二6β−アミド残基を有するペニシラ
ン酸の酸化によりβ−スルホキシドが誘導される 、こ
の反応混合物から、双方のa−及びβ−スルホキシドの
単離は、該生成物の単離において成るイミド加水分解を
起こすことを示した。 車アール・ディー・ノー・クーパー(R,D。 G 、 Cooper)及びジー・コツペル(G、 K
oppel)、[β−ラクタム抗生物質の化学及び生物
学(Chemistry and B 1oloI
?y of β−Lactam Antibio
tics)J(アール・ビー・モリン(R、B 0Ma
rin)及びエム・ゴールマン(M、Gorman)l
j集】、#!11巻、3〜17頁、アカデミツク・プレ
ス、ニューヨーク(A cadea+ic P re
ss、New York)(1982)。 実施例4 クロ 3 ・2.0 へブタン−2−カルボン 4−
ニトロフェニル メチルペナム 実施例3のa−ブロモメチルペナムα−スルホキシド2
.80gを乾燥ジメチルホルムアミド75m1に採り入
れ、モしてく0℃に冷却した。 このa−スルホキシド溶液に三臭化リン(1゜75mj
りをそのままでほぼ5分間にわたって加えた。混合物を
冷却しながら25分間攪拌した0反応混合物を冷水性重
炭酸す) 17ウム(水590ahl中の12.111
)中に注いだ。この混合物を酢酸エチル27On+1で
2回抽出した。有機層を合液し、水/塩水混合物(1:
1 )200mAで1回洗浄した。 次に抽出液を硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮し、そし
て真空下で濃縮し、a−ブロモメチルスル7フイドを得
た。 実施例5 二ニルメチルエステル 実施例4の目的生成物を乾燥ジメチルホルムアミr45
mj2に採り入れ、−30℃の浴中で冷却した。その後
、この混合物にDMF40mJ中の 11.
8−ノアザビシクロ[5,4,Olウンデク−17−エ
ン(DBU)0,78mj!を8〜9分闇1こわ
Iたって加えた。反応混合物を40℃で45分間
[攪拌した。その後、混合物を冷0.2NH
C1170mjl中に注いだ。混合物を酢酸二チル45
0mjiで抽出し、層を分離した。有機層を更に冷0.
2N HCII 70mj! 、次いで1%重炭酸ナ
トリウム(100mJり、最後に塩水で抽出した。 抽出液を硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮し、真空下で
乾燥した。 この粗製の物質をCHC13に溶解し、ジンタートφ〃
ラス・ロート中のシリカゲルのベッドに通した。約10
0mj!の7ラクシヨンを捕集した。 7ラクシヨン1〜3を合液し、aWlし、この物質
」を酢酸エチルから再結晶させた。冷却した際に
− :1部の結晶が晶出した。その後、ヘキサ
ンを加え、 □ゞ・覧 4□ 固体物質を濾過によって単離し、融点135〜1′14
2℃の結晶性固体として表題の化合物を得た。 実施例6 実施例5の三環式p−ニトロペンシルエステル目的生成
物を酢酸エチル2mAに採り入れた6次に水2−!、続
いて重炭酸カリウム3.8B、そして最後に触媒、即ち
、炭素に担持させた10%パラジウムを加えた6反応混
合物をはげしく攪拌しながら室温で水素添加した。2相
系をセライトのベッドを通して濾過して触媒を除外した
。2層を分離した。水相を酢酸エチルで洗浄し、有機相
を水で洗浄した。2水相を合渡し、濃縮して残った酢酸
エチルを除去した。濃縮した相をミリポア・フィルター
を通して枦遇し、残っている全ての触媒を除去した。炉
液を凍結乾燥した。 粗製の目的生成物を含むtP液を水に溶解し、セフ7デ
イクスーカラム[7アーマシカ(Pharvacia)
、セファデックス(S ephadex)G −25*
1 cmX 2 SC論】を用いてクロマトグラフィ
ーにか(すな。はぼ2+Jの7ラクシヨンを捕集した。 所望の目的生成物が7ラクシヨン9及び10に見出され
た。その各々を凍結乾燥し、非晶質の固体として、表題
の所望の目的生成物を単離した。構造式をNMR及びI
Rによって確かめた。 、′ 実施例7 実施例3の生成物の1種、α−ブロモメチルペナムβ−
スルホキシド(2,94g)を乾燥DMF35論!に採
り入れた。この溶液を一35℃乃至−40℃間に冷却し
、DMF25s+ji中の1,8−ジ7ザビシクロ[5
,4,0]ウンデク−7−エン0.81sjtを10分
間にわたって加えた。添加中、内部温度−35乃至−4
0℃に保持した。混合物を冷時45分間攪拌した。 反応混合物を冷0.2N MC1120mji中に注
ぎ、酢酸エチル300−で抽出した・生じた2層を分離
した。有機相を冷0.2N HC1120mjlで再
び抽出した。このものを冷1%重炭酸ナトリウム100
mAで、最後に水/塩水の1:1混合物で抽出した。抽
出した物質を硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮し、真空
下で乾燥した。 TLCによって饋体温合物であることがわかった粗製の
物質をブレブ(Prep)500上で、溶離剤として酢
酸エチル/ヘキサン(3:1)を用いて、クロマトグラ
フィーにかけた。所望の目的生成物を、適当な7ラクシ
ヨンを濃縮し、残渣を酢酸エチル/ヘキサンから結晶さ
せることによって単離し、結晶性物質として表題の三環
式β−スルホキシドを得た。 実施例8 5−チア−1−7トリシクロ 4.2.0L02#4オ
クタン−2−カルボン酸4−ニトロ7実施例7の三環式
β−スルホキシド0.803gを乾燥DMF20mj!
に採9入れ、この溶液を水−7七トン浴で冷却した。三
臭化リン(0,56m1)を滴下した。この混合物を温
度く0℃で20分間攪拌した0反応混合物を冷水性重炭
酸す) 17ウム(水190mJ!中の3.80g)中
に注いだ。混合物を酢酸エチル85■lで2回抽出した
。2つの有機抽出液を合液し、1%重炭酸す) +7ウ
ム50−2、次に水、そして最後に塩水で洗浄した。 有f’j!紺をNa25O<上で乾燥し、そして濃縮し
た。 濃縮した残渣を酢酸エチルに採り入れ、ジンタート・ガ
ラス・0−)中のシリカのベッドを通して、酢酸エチル
/ヘキサン(1:1)で溶離しながら濾過した。各々約
200mj!の2つの7ラクシシンを捕集し、酢酸エチ
ルで洗浄した。7ラクシヨン1を濃縮し、酢酸二チル/
ヘキサンから結晶させた。固体分を捕集し、乾燥し、表
題の化合物が得られ、このものは実施例5において単離
した物質と同一であった。 実施例9 0ベンジル 乾燥CHClz(2esl )中の実施例5による生成
物、6β−[(フェニルアセチル)アミノ]−(2,3
>−a−14−レンペニシリン酸p−二トロベンノル(
94mg、0.2ミリモル)及びピリジン(乾燥したも
の、32+sj!、0.38ミリモル)の溶液に一4℃
乃至−2℃でPCIs(46+H,0,22ミリモル)
を加えた。この混合物をこの温度で1時間攪拌した。P
ct、を添加して約30分後、白色沈殿を生じた1分子
ふるい(4A)で乾燥したn−プロパツール(0,3m
jt)、次にCHC13(1ml )を−T4℃乃至2
℃で加えた6反応混合物を同一温度で約45分間攪拌し
た後、このものは透明な溶液になった。沈殿物が45分
後にまだ残っている場合、PCls(2+eg)を加え
、反応溶液が透明になる。まで15分間攪拌した。沈殿
物が溶解しない場合、添加をくり返し行った。通常、P
ct、2〜4wagを必要とした。透明な溶液が得られ
た後、更に反応混合物を15分間攪拌した。次に塩水(
0,5mJ)を0℃で加え、そして15分間攪拌した。 EtOAc(61)、塩水(3mjり及び飽和NaHC
O3(0゜5−1)を順次加えた。2層を分離し、有機
相を塩水(2層3mjりで洗浄し、Na25On上で乾
燥し、そして濾過した。炉液を次の7シル化反応に対し
てそのまま用いた。この物質は5iOt/EtOAc系
によってRfO,35を有していた。 実施例10 6β−[(フェニル7セチル)アミノ]−(2,3)−
a−メチレンペニシリン酸p−ニトロベンジル0.1ミ
リモルから製造した酢酸エチル(41)中の実施例9に
よる生成物を飽和NaHCO,(0゜25tJi)の存
在下において0℃でペンシルクロロホルメート(22μ
m10.15ミリモル)で処理した。反応混合物を0℃
で1時間攪拌した。有機相を分離し、塩水(2層1ml
>で洗浄し、そして乾燥(NazSO−)した、炉液を
約ll1gに濃縮し、直ちにフラッシュカラムクロマト
グラフィーによって、酢酸エチル−ヘキサン(1:2
)で溶離して精製し、表題の化合物を得た−([0,3
7、EtOAc:ヘキサン(1:1)、この化合物をE
tOAc−ヘキサンから結晶化によって更に精製した。 実施例11 [2S−(2αf4β、5α、6β)]−3、3−ツメ
チル−7−オキソ−6−[(フェニル7セチル)アミノ
1−4−チア−1−7ザビシクロ[3,2,Olヘプタ
ン−2−カルボンfi!(4−二F口フェニル)メチル
エステルS−オキシド(224g、0.46モル)及び
2−メルカプトベンゾチアゾール(77g、0.46モ
ル)を合わせ、ディーンースターク(D e*n −S
tark)装置を備えた容fi3Nの丸底7ラスコ中
のトルエン2300+agに溶解した。この透明な貢色
溶液を油浴中に還流下で4Lf間加熱 )し
た、この反応により水8aj2を生じた。反応混合物を
真空下で濃縮して黄褐色の粘性油が得られ、次にこのも
のを温クロロホルム400+aj!、次いでエーテル5
00sj!で希釈した。室温に冷却し、 ニ
ー夜冷凍し、粗製の目的生成物を生じ、このものをエー
テル/クロロホルム(1:5:1、v/v)31と共に
破解し、EtOAc−ヘキサン(3:1、v/v)を用
いたTLCによって均一な結晶性生成物を得た。 実施例12 実施例11のシスル7アイド(15,0g、 23゜6
ミリモル)を乾燥した容量2βのフラスコ中に入れた。 クロロホルム(115ml、塩基性アルミナを通して乾
燥したもの)を加え、反応混合物をアルゴン下で5分間
攪拌した。無水トリフルオロ酢酸(100g、4フロミ
リモル)を一度に加え、生じた混合物をアルゴン下にて
室温で5時間攪拌した。反応混合物を35℃で濃縮し、
真空下で乾燥しくlJフルオロ酢酸を追い出すために乾
燥トルエンを用いた)、粗製のイミドを得た。 実施例13 実施例12の粗製のイミド(18,2g、23゜6ミリ
モル)を塩化メチレン(100mj!、塩基性アルミナ
上で乾燥したもの)にアルゴン下で溶解した。反応溶液
を一10℃に冷却し、酸化カルシウム(2,65g、4
7.3ミリモル)を加えた。 臭素(塩化メチレン中の0.195M溶液65mj2゜
10、’lリモル)を15分間にわたって滴下し、生じ
た混合物を10分間攪拌した(浴温−5℃乃至−10℃
間)。冷ジエチルエーテル(29−Omjり及び石油エ
ーテル(250mjりの混合物を加え、生じた混合物を
10分間攪拌した。混合物をセライトのベッドを通して
濾過し、清液を濃縮し、真空下で乾燥して泡状物を得た
。この泡状物を冷アセトン(275ml)/水(75m
jりに溶解し、飽和重炭酸ナトリウム溶液(16mA)
を5分間にわたって加え、溶液のpH値を7.3〜7.
5間にした。 酢酸エチル(600m4)を加え、生じた層を分離した
。有8!層を飽和塩化ナトリウム溶液で2回洗浄し、硫
酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮し、3a−及v3β−ブ
ロモメチルペナムの混合物として粗製の物質を得た。こ
の粗製の物質をウォータース・プレプ(Waters
prep) 5005N置を用いて高速液体クロマト
グラフィーにかけた。分離するために2本のカラムを用
いた。この物質を流速250mj!/分で酢酸エチル−
ヘキサン(2:3 )で溶離してブロマイドを得た。3
α−及び3β−ブロモメチル化合物の完全な分離ではな
かった。3β−ブロモメチル化合物はやや極性が小さか
った。 従って、ブロモメチルペナムを含む最初の7ラクシヨン
を、3β−ブロモメチル化合物が増加するように、別に
保存した。 実施例14 実施例13のブロマイド混合物、即ち、7ラクシヨン2
〜5(8,55g、15.6ミリモル)をN、N−ツメ
チルホルムアミド(150mj!、4a分子ふるい上で
乾燥したもの)に溶解し、得られた溶液を一35°Cに
冷却した。N、N−ジメチルホルムアミド(4a分子ふ
るい上で乾燥したもの)90mj!中の1.5−ジアザ
ビシクロ[5,4,Olウンデク−5−エンを20分間
にわたって滴下し、得られた溶液を15分間攪拌した。 反応混合物を水冷した0、IN塩酸(250vjり中に
注ぎ、酢酸エチル(400a+jりで抽出し、生じた2
相を分離した。有機層を水冷した0、IN塩酸(250
a+1)、次に1:1水−飽和塩化す) +7ウム溶液
で2回抽出した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥し、
濃縮し、真空下で乾燥した。粗製の三環式化合物をスタ
イル・7ラツシーL(S tille F 1ash
)法に −よって、溶離剤としてクロロホ
ルム(15)−酢酸エチル(1)を用いてクロマトグラ
フィーにかけた。 所望の7ラクシヨンを合液した(この反応条件下では、
3β−ブロモメチル化合物が多量に未反応で残った)。 このものをα−シクロプロピル化合物によって共溶離し
た。結晶化させた際、純粋なa−シクロプロピル化合物
が得られ、このものは実施例5により得られた物質と同
一であった。 実施例15 −5−チア−1−7トリシクロ 4.2.O602!4
オクタン−2−カルボン酸ナトリウム−実施例14のシ
クロプロピル化合物(60B、0.13ミリモル)を1
0%pd/C(63B)、酢酸エチル(6IIljり及
び0.05M重炭酸ナトリウム水溶液(2、6mff1
、 NaHCOs 0 、 13ミリモル)の混合物
に加えた。この混合物をマグネティク・スターラーでは
げしく攪拌しながら、大気圧及び室温で2時間水素添加
した。水素を合計5゜5+nl(理論量の47%)を吸
収した。反応混合物を予備洗浄したセライトを通して濾
過した。一部の触媒がしみだした。相を分離し、酢酸エ
チル層を水(5ミリ)で洗浄した。水性洗液を水性反応
相に加え、真空下で約0.5mj!の容量に濃縮した。 この濃縮物をC−18SEP−PAKカートリッジ(W
aters A 5soc、)に詰め、水で溶離し
た(247ラクシヨン、各0.5m1)。7ラクシヨン
20〜24は純粋な目的生成物を含有していた(TLC
シリカ、EtOAc−AcOH−H2O,85:9:6
、v/v/v%RfO,62、凍結乾燥後)。 7ラクシヨン10〜19は2つの生成物の混合物を含有
していた[TLCシリカ、EtOAc Ac0H−H
2O,85:9:6、V/V/VSRfO0(。 2(大部分)、Rfo、50(小部分)、凍結乾燥後1
゜この混合物をウオターズの分析用HPLCによってワ
ットマン(Whatman)M 9− OD S 2
(逆相)でクロマトグラフィーにかけたく溶媒プログラ
ムNo。 6.15分間流出、流速4tnl1分、CH30Hi0
θ%)、大部分の成分を捕集し、真空下で濃縮してメタ
ノールを除去し、凍結乾燥し、目的生成物を得た。 実施例16 フエニルアセチルアミド94.011111(0,2ミ
リモル)から製造した(2R−(2α、4α、6β、7
α)1−4−メチル−8−オキソ−7−7ミノー5−チ
ア−1−7ザトリシクロ[4,2,0,021’1オク
タン−2−カルボン酸(4−ニトロフェニル)メチルエ
ステルの溶液(実施例9参照)を0°Cで攪拌し、一方
、5−(2−チェニル−アセチル)メルカプトベンズオ
キサゾール50mg(0,180ミリモル)を1度に加
えた。1時間攪拌した後、飽和水性NaHCOコ2mJ
2を加え、攪拌を0℃で更に1時間続けた。有機層を分
離し、無水Mg5O。 上で乾燥し、この溶液を2IIINの容量に濃縮した。 フラッシュクロマトグラフィーにより(シリカゾル、1
0 :3 :9m化メチレン/酢酸エチル/ヘキサン)
、所望のアシル化された三環式化合物を得た。 実施例17 メタノール−テトラヒドロ7ラン(1:IH0ml中の
実施例16の生成物(27mg、 0.057ミリモル
)の溶液を、炭素に担持させた10%パラジウム30I
I1gを用いて、大気圧下で水素添加した。2時間後、
セライトを通して濾過することによって触媒を除去し、
新しい触媒30LI1gと替えた。 水素添加を2時間続け、混合物を再びセライトを通して
濾過し、溶媒を真空下で除去した。残渣を酢酸エチル(
5ミリ)に溶解し、水(2mjり及び炭酸カリウム(0
,1M溶液570μg、o、057ミリモル)を加え、
この混合物を15分間攪件した。水相を分離し、有機相
を水1mj!で洗浄した。 水性部分を合液し、逆相クロマトグラフィーによって精
製しEワットマンM9−パーティシル(Partisi
lH0−ODS−2、直線グラノエント、0〜100%
、水中のメタノール1、灰色がかった白色の凍結乾燥し
た粉末として目的生成物を得た。 実施例18 酢酸エチル(81IIA)中(7)[2R−(2a、4
Q、6β、?ff)]−]4−メチルー8−オキソー
7−7ミノー5チア−1−7ザトリシクロ[4,2,0
゜Q 2,4]オクタン−2・−カルボン酸(4−ニト
ロフ工二ル)メチルエステル[フェニルアセチル化合物
(0,2ミリモル)から製造1溶液を室温にて5−(2
−ベンゾチアゾリル)−2−7ミノー4−チアゾールグ
リオキシレー)(Z)−〇−メチルオキシム(60曽g
、0.18ミリモル)で処理した0反応混合物を真空下
で約3−1に濃縮し、室温で1.5時間攪拌した。反応
終了後(TLC%SiO□/EtOAcによって決定)
、混合物を水性N a HCOs、塩水で洗浄し、そし
て乾燥した(Na2SO4)、7ラツシユカラムクロマ
トグラフイー、EtOAc−ヘキサン=3:1、を用い
て精製し、目的生成物を得た。Rf=0,33*SiO
2/EtOAc。 実施例19 実施例18の目的生成物(33mg50.06ミリモル
)、10%Pd/C(40mg)及び酢酸エチル(2m
jり/水(3mjり中の0.1 M N a HCOs
溶液(07a+A)の混合物を大気圧及び室温で1.5
時間水素添加した。水層を分離し、真空下にて10℃で
約1mlに濃縮した。C1,セパツク(S七ppmk)
により水で溶離して精製し、凍結乾燥後、目的生成物を
得た、Rfo、25.5iOz/EtOAc:HOAc
:HzO(60:3:1)。 実施例20 [2R−(2a * 4 at 6β、Ta)]−]4
−/チルー8−オキソ−7−アミノ5−チア−1−7ザ
トリシクロ[4,2,O,O”=’lオクタンー2−□
カルボンII(4−ニトロフェニル)メチルエステル[
フェニル7セチル誘導体(140B’、 0.3ミリモ
ル)から製造したちの]の塩化メチレン溶液に2−[[
[[2−アミノ−4−チアゾリルJ−[(2−ベンゾチ
アゾリルチオ)カルボニル1メチレン]アミノ]オキシ
]−2−メチルプロピオン酸p−二トロベンノル(14
3,2a+g、0.257ミリモル)を加えた。生じた
溶液をアルゴン雰囲気下にて室温で3時間攪拌した6反
応混合物を飽和重炭酸ナトリウム溶液で1回、飽和塩化
ナトリウム溶液で1回洗浄した。有機層を無水硫酸ナト
リウム上で乾燥し、次に濾過した。炉液を13.3ミリ
バールの真空下にて15℃で中容量に濃縮し、次に7ラ
ツシユクロマトグラフイー(シリカゲル;酢酸エチル−
ヘキサン7:3で溶離)によって精製し、目的生成物を
得た:NMRスペクトルは所望の生成物及びトリーn−
プロとルホス7二一トの存在を示した。 実施例21 N、N−クメチルホルム7ミド(5,0mA、分子ふる
い(4A)で乾燥したもの)中の実施例20の目的生成
物(79,1vag、 0.108ミリモル)を、10
%Pd/C(80,01111)の懸濁液の存在下にお
いて、室温及び1気圧下で2時間水素添加した。この溶
液をセライトを通して濾過した。炉液を1.33ミリバ
ールの真空下にて23℃で濃縮してゴムにし、このもの
を重炭酸ナトリウム(18、laeg、0.215ミリ
モル)の水溶液の存在下において中容量のメタノールに
溶解した。この均質混合物を2,3分間攪拌し、次に脱
イオン水を加えた。これを酢酸エチルで2回洗浄した。 有機洗液を脱イオン水で1回逆洗浄した。水性抽出液を
合液しくpH値7.0)、1.33ミリバールの真空下
にて20℃で中容量に濃縮し、このものをカラムクロマ
トグラフィー(HP−20樹脂、水)で精製し、淡黄色
の固体として目的生成物を得た。 実施例22 a−ヒドロキシフェニル7セチルアミノ −4−メチル
−8−オキソ−5−チア−1−7トリD−マンデル酸(
14mg、 0.092ミリモル)、シシクロヘキシル
カルボノイミド(19mg、 0゜092ミリモル)及
び1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(13■、0.0
96ミリモル)を合わせ、クロロホルム(4a分子ふる
い上で乾燥したもの)21に溶解した。この溶液を塩水
−水浴(−2〜0℃)中で冷却しながら、アルゴン下で
40分間攪拌した。[2R−(2ff、4 ff、6β
、7a)]−]4−メチルー8−オキソ−7−アミノ5
−チア−1−7ザトリシクロ[4,2,0,02=4]
オクタン−2−カルボン酸(4−二トロフェニル)メチ
ルエステル[フェニルアセチル誘導体0.1ミリモルか
ら製造したもの]の酢酸エチル溶液を加え、この混合物
を真空下で約3mAの容量に濃縮した。 −2〜0℃で3.5時間放置した後、反応混合物を酢酸
エチルで希釈し、分液ロートに移し、塩水(2X5ml
)及び飽和重炭酸す) +7ウム水溶液(2X5ml)
で洗浄した。酢酸エチル層を分離し、乾燥しくWigS
O4)%真空下で濃縮し、シリカ上でクロマトグラフ
ィーにかけ(プレート、20X2OC論、厚さ0.25
鋤l、酢酸エチル/塩化メチレン、1:4v/v)、目
的生成物を得た。この生成物を酢酸エチル/塩化メチレ
ン/ヘキサンの混合物から結晶させた:融点183〜1
87℃。 実施例23 マグネティク攪拌子を含む25m1の丸底フラスコ中の
酢酸エチル(91)、重炭酸ナトリウム(8mg、0.
095ミリモル)及び水(2mg)に10%p d/
C(46mg)を加えた。内容物を水素雰囲気下にて、
水素の吸収が終了するまで(約30分間)、大気圧及び
室温(22℃)で攪拌した。実施例22による生成物(
46mg、 0.095ミリモル)を加え・この不均質
混合物を水素下にて2時間はげしく攪拌した0合計5m
lの水素を吸収した0反応混合物をセライト(水で予備
洗浄したもの)を通して濾過した。フィルターケーキを
水ですすぎ、すすぎ液を炉液と合液した。水相を分離し
、真空下で約1mlに濃縮した。この濃縮物をスウイン
ネツクX(Swinnex)GS(0,22μ輸)フィ
ルター及び2本の直列C−185EP−PAKSに通し
た。水で溶離し、凍結乾燥した後、目的生成物を得た。 実施例24 乾燥CHC13(3wrl )及びDMF(0,III
A )中のD−2−ベンジルオキシカルボニルアミノ7
エ二ル酢酸(85,5mg、0.3ミリモル)及びN−
ヒドロキシベンゾトリアゾール(42mg、 0.3ミ
リモル)の溶液にN、N’ −シシクロヘキシルカルポ
ノイミド(66mg、 0. 33ミリモル)を加え
、混合物を室温で1時間攪拌した。CHC13(81J
2 )中の[2R−(2a、4a、6β、7a)1−4
−メチル−8−オキソ−7−7ミノー5−チア−1−7
ザトリシクロ[4,2,0,02=’lオクタン−2−
カルボン酸(4−ニトロフェニル)メチルエステル[フ
ェニルアセチル誘導体(141mg、 0.3ミリモル
)から製造したもの]の溶液を加え、反応混合物の総容
量を真空下で約3mAに減少させた。 0℃で1.5時間攪拌した後、水性N a HCO3(
1,5mjりを加え、同一温度で30分間攪拌した。 反応混合物をCHCIz(10tal )に溶解し、水
(3val )で洗浄した。有機相を乾燥し、(Na2
SO4)、そして2talに濃縮した。エーテル(3m
g)を加え、混合物を濾過してウレア副生成物を除去し
た。母液を蒸発させて約1.5+Jにし、フラッシュカ
ラムクロマトグラフィー(シリカゲル80g)上で10
%E t OA c CHC+ 3で溶離して精製し
、目的生成物を得た:Rf=0.35(10%EtOA
c−CHC13)。 実施例25 無水ジクロロメタン(1ml)中の実施例5のシクロプ
ロピル化合物(93,Omg、0.2ミリモル)のアル
ゴン雰囲気下にて一30℃で攪拌された溶液に、ter
t、−ブチルヒドロクロライド(32,3mg、0.2
7ミリモル)及びメタノール性すチウムメチレート溶Q
(LiOMe8mgを含む170μN、0.2ミリモル
)を同時に加えた。−30℃で30分間攪攪拌た後、混
合物をHPLCによって精製しくワットマンMO,パー
ティシル10、溶媒混合物A中の溶媒混合物825%〜
70%直線グラノエント;A=イソオクタン/ジクロロ
メタン1:2;B=酢酸エチル/ジクロロメタン1:2
)、回収した出発β−ラウタム、生成物のβ−ラウタム
開環メチルエステル及び出発物質の混合物、並びに淡黄
色の粘つく固体として所望のメトキシル化された生成物
を得た。 実施例26 無水テトラヒドロ7ランーメタノール(1:1.5m1
)中の実711HM25のp−二トロペンシルエステル
(25mg、 0.05 ミリモル)の溶液を炭素に担
持させた10%パラジウム(28mg)上で大気圧下に
て水素添加した。2時間後、触媒をセライトに通して濾
過によって除去し、セライトをメタノール(3X2II
lj2)で洗浄した6合液した炉液及び洗液にNaHC
O*(4,4B10.05ミリモル)を含む重炭酸ナト
リウム水溶液(8mjりを加え、容量を5mj!に濃縮
した(真空下、大気圧)。得られた溶液をジクロロメタ
ン(IX3ml)で抽出し、次に水層を逆相液体クロマ
トグラフィーによって精製しくワットマン間9−パーテ
ィシル1O−ODS−2、直線グラジェント0〜100
%メタノール/水)、白色の凍結乾燥した粉末として目
的生成物を得た;融点159X161℃。 実施例27 [2R−(2Qt4(r、6β、7cr)]−]4−/
チルー8−オキソー7−7ミ/5−チア−1−7ザトリ
シクロ(4,2,0,02菅4]オクタン−2−カルボ
ン酸(4−ニトロフェニル)メチルエステル(126a
+g、0.269ミリモル)を実施例9の実験方法に従
って製造した。 その後、フェニルマロン酸モノ−p−ニトロベンジルエ
ステル(0,85uH10,269ミリモル)をチオニ
ルクロライド(0,25+nJ! 、 3. 49ミリ
モル)に溶解した。この溶液を70℃に1時間加熱した
。室温に冷却した後、溶液を真空下で濃縮し、残渣を真
空下でトルエンと共に蒸発させな。次に粗製の酸塩化物
を乾燥クロロホルム(2IIll)に溶解し、実施例9
に従って製造した塩基性 iの脱アシル化混
合物に0℃で加えた。この混合物 lをアル
ゴン雰囲気下にて一り℃〜θ℃で2時間攪拌した。相を
分離し、水相を酢酸エチル(2×10−りで抽出した。 酢酸エチル抽出液を有機相と を合液し、
次にこのものを飽和塩化ナトリウム溶液(2X10ml
)で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウ、よ、1、tFi
L、*□、。0、ツー、I1、゛ カデル[35g、カラム;溶離剤として酢酸エチル
j/ヘキサン/塩化メチレン、1:2:3、
(V/V/V) i。 1上でクロマトグラフィーにかけ、真空下で乾燥
hした後、粘性油として目的生成物を得た。
j1″″″′°1 −5−チア−1−7tとL辷ムμm土工じし、J工02
!4オクト−7−イルアミ7 カルボニルベ蒸留したテ
トラヒドロ7ラン(3mjり中の実施例27の目的生成
物(42B、0.065ミリモル)の溶液を乾燥THF
(2mg)中の予備水素添加した触媒(10%Pd/C
,42mg)に加えた。混合物を水素雰囲気下で3時間
攪拌した。混合物を予備洗浄したセライトを通して濾過
し、フィルターケーキをTHFですすいだ、溶液及びす
すぎ液を合液し、重炭酸ナトリウム(0,13ミリモル
)を含む水(2mg2)で処理した。はげしく混合した
後、水相をエーテル(2X10mA)で洗浄し、真空下
で濃縮した。濃縮物を逆相C−18カラム(10g1フ
ラツシユ、溶離剤として水)でクロマトグラフィーにか
け、凍結乾燥した後、白色粉末と−して目的生成物を得
た。 実施例29 5−チア−1−7トリシクロ 4,2.OoQ 2,4
オクタン−2−カルボン クシクロへキシルカルボジイミド(102mg。 0.49ミリモル)をマグネテイクスターラーで攪拌し
且つ氷水浴中で冷却しながら、ジクロロメタン(3mg
)中のシアノ酢酸(39mg、 0.45ミリモル)及
び1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(73,4
111[1,0,48ミリモル)の懸濁液に一度に加え
た。90分後、この懸濁液に[2R−(2α14a、5
β、7α)1−4−メチル−8−オキソ−7−[(フェ
ニルアセチル)アミノ]−5−チアー1−7ザトリシク
ロ[4,2,0,02=4]オクタン−2−カルボン酸
(4−ニトロフェニル)メチルエステル[溶媒として酢
酸エチルの代りにジクロロメタンを用いて上記方法によ
って、
【2R−(2ff、4α、6β、?ff)]−]
4−メチルー8−オキソ−7−(フェニルアセチル)ア
ミノ1−5−千7−1−7ザトリシクロ[4,2,0,
02=’lオクタン−2−カルボン酸(4−二トロフェ
ニル)メチルエステル(208,2B、0.44ミリモ
ル)から製造したもの]の乾燥した(MgS O、)溶
液を加えた。混合物を氷水浴中で冷却しながら2時間攪
拌し、次に室温で1時間攪拌した。反応混合物は透明な
溶液になり、シリカゲル上でクロマトグラフィーにかけ
た(フラッシュクロマトグラフィー、150g、溶媒と
して酢酸エチル−ジクロロメタン、1:4.7ラスコ当
り100mj!捕集)。 フラスコ6〜10を合液し、濃縮し、粗製の[2R−(
2β、4β960,1β)] 7−[(シフ/7セチ
ル)アミノ1−4−メチル−8−オキソ−5−チア−1
−7ザトリシクロ[4,2,0,0”l’lオクタン−
2−カルボン酸(4−二トロフェニル)メチルエステル
が得られ、このものを更に精製せずに次の工程に用いた
。 粗製の中間体(71,6mg、0.17ミリモル)を乾
燥テトラヒドロフラン(10mA)に溶解し、炭素に担
持させた10%パラジウム(801g)と混合した。こ
の混合物を大気圧及び室温で、水素の吸収が止まるまで
(約2時間)、水素添加した。反応混合物をセライ(ア
セトニトリルで予備洗浄したもの)を通して濾過し、フ
ィルターケーキをアセトニトリル(20mjりで洗浄し
た。溶液及び洗液を合液し、水(20mA)中の重炭酸
ナトリウム(14,4mg、0.17ミリモル)の溶液
に加えた。 この溶液を減圧下で濃縮して有機溶媒を除去した。 生じた水溶液を水で希釈して約20mj!にし、等容量
のジクロロメタンで抽出した。層を分離した 後、
水相を減圧下で再び歩容量に濃縮した。生じた黄色沈殿
物を濾過によって除去した。溶液を水でSm1tに希釈
し、逆相クロマトグラフィーによって3回精製した(ワ
ットマン・パーティシルM9.10/25.0DS−2
カラム、流速4a+j!/分、溶媒として水、5m1−
注入ループのインノエクター使用)。目的生成物は保持
時間9〜5分間で溶離された。2つの流出7ラクシヨン
を合渡し、凍結乾燥した後、白色固体を得た。 実施例30 1−7 トリシクロ 4.2.0,02菅4オク汐ソー
2−カルボン1=ニブニ]ユ9 rとU粗製の[2R−
(2a、4 a、6β、7a)]−]4−メチルー8−
オキソー7−7ミノー5チア−1−7ザトリシクロ[4
,2,0,0”’]オクタンー2−カルボン酸(4−ニ
トロフェニル)メチルエステル[塩化メチレン中の7−
[(フェニルアセチル)アミノ]同族体から実施例9の
実験法に従って製造したちの1の溶液(186,8mg
、0.4ミリモル)に、塩化メチレン(2,0m1)中
のp−)ルエンスルホン酸−水和物(57,Omg、0
.3ミリモル)及びトリエチルアミン(42μA、0.
3ミリモル)の溶液を加えた。生じた混合物に0℃で、
N−ホルミルヘキサメチレンイミンのツメチルアセター
ル(純度89%:520+ag、2.ロアミリモル)を
加えた。反応混合物をアルゴン雰囲気下にて0℃で一夜
攪拌した。溶媒を146.:1リパールの真空下にて1
0℃で除去した。粗製の残渣を酢酸エチルで2回抽出し
、脱イオン水で3回、重炭酸ナトリウムの飽和溶液で1
回、脱イオン水で2回逆洗浄した。酢酸エチル抽出液を
合液し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして濾過し
た。 tP液を真空下で濃縮乾固させ、粗製の暗色油と
して表題化合物のp−二トロベンジルエステルを得た。 この油を10%Pd/C(150a+g)の存在下にお
いて酢酸エチル(4,Oa+jりに溶解した。この混合
物に脱イオン水(4,Omjり中の重炭酸ナトリウム(
34,Omg、0.4ミリモル)の溶液を加えた。生じ
た混合物を水素(1気圧)下にて周囲温度で2時間攪拌
した。混合物をセライトを通して濾過し、水及び酢酸エ
チルで洗浄した。水性部分を酢酸エチルから分離した。 有機部分を脱イオン水で1回洗浄した。水性抽出液を合
液し、真空下にて20℃で別の容量に濃縮し、このもの
をカラムクロマトグラフィーによって精製しくHP−2
0樹脂、10〜20%CH,CN/水)、淡黄色の固体
として粗製の目的生成物を得た。このものを更に高速液
体クロマトグラフィーによって精製しくワットマン・パ
ーティシルM9 10/250DS−2:CH,CN/
水)、無色の固体として純粋な目的生成物を得た。 実施例31 塩化メチレン中の粗製y> [2R−(2a t 4
a * 6β、7a)]−]7−7ミノー4−メチルー
8−オキソ5−チア−1−7ザトリシクロ[4,2,0
゜Q 2,4]オクタン−2−カルボン酸(4−二トロ
7工二ル)メチルエステル[実施例9において!l!遺
した如きもの(140,lag;0,3ミリモル)】の
溶液に脱イオン水(5,0醜り中の重炭酸カリウム(7
5,0−g、0.75ミリモル)の溶液を加えた。 生じた混合物に0℃でフェノキシ7セチルクロライド(
20,7μz、o、isミリモル)を加えた。 反応混合物を0℃で2時間攪拌した1反応をTLC’?
監視した8次に混合物を室温にし、更に30分間攪拌し
た。飽和重炭酸す) +7ウム溶液を加え、2.3分間
攪拌した。有機層を水性部分から分離した。水性部を更
に塩化メチレンで1回抽出し、有機抽出液を塩水で1回
洗浄し、次に合液し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した
。混合物を濾過し、炉液を13.3ミリバールの真空下
にて10℃で濃縮してほぼ乾固させた。粗製の物質を7
ラツシユクロマトグラフイーによって精製しくシリカゲ
ル、CH2CI 2 E t OA c −ヘキサン
、70/1 ’□ 0/20)、そのp−ニトロベンノルエステルとし
1で表題の化合物を得た。 上記のエステル(29,2mg;0.0603ミリモル
)をTHF(5,Otml )中で10%Pd/C(6
0、OB)の存在下において周囲温度及び1気圧下で1
1八時間水素添加した。混合物をセライトを通して濾過
した。炉液に脱イオン水中の重炭酸ナトリウム(5,0
6+sg、0.0603ミリモル)の溶液を加えた。混
合物を攪拌し、有機溶媒を13.3ミリバールの真空下
にで20℃で除去した。 水性部分を酢酸エチルで2回抽出した。有機抽出液を脱
イオン水で1回逆抽出した。水性部分を合渡し、1.3
3ミリバールの真空下にて20℃で少容量に濃縮し、次
にこのものをカラムクロマトグラフィーによって精製し
くHP−20樹脂、10〜20%CH,CN/水)、淡
黄色の固体として目的生成物を得た。このものを更に高
速液体クロマトグラフィーによって精製しくワットマン
・パーティシルM9 10/25 0DS−2:CH。 ON/水)、純粋な目的生成物を得た。 実施例32 エステル 無水クロロホルム(4+ajり中の2−メルカプトベン
ゾチアゾール(42+++g、 0. 25ミリモル)
及びD−2−[((4−エチル−2,3−ジオキソ−1
−ピペラジニル)カルボニル」アミノ」フェニル酢酸(
80mg、 0.25 ミリモル)の周囲温度で攪拌さ
れた溶液に、ジクロロメタン(1鋤l)中のジシクロヘ
キシルカルボシイミド(52i*g、 0.25ミリモ
ル)を加えた。生じた混合物を室温で3時間攪拌し、濾
過してシシクロヘキシルクレアを除去し、そして炉液を
直接カップリング工程に用いた。 実施例33 ステル ベンゾトリアゾリルチオ酸のジクロロメタン溶液に室温
で、p−ニトロベンジル−6β−アミノ−(2,3)−
α−メチレンペニシラネート[本質的にすでに述べた如
くして、p−ニトロベンツルー6β−(フェニル7セチ
ル)アミノ−(2,3)−1−メチレンベニシラネート
(117−g、0.25ミリモル)、五塩化リン(57
,5mg、0.27ミリモル)、ピリノン(25μJ、
0.31ミリモル)及びn−プロパツール(185μN
、2.Sミリモル)から製造したもの1の乾燥した(N
azSO4)クロロホルム溶液(7鋤l)を加えた。得
られた溶液を周囲温度で2時間攪拌し、フラッシュクロ
マトグラフィーによって一部精製した(シリカ、溶離剤
として酢酸エチル)、更に精製なHPLCによって行っ
た(ワットマンM−9パーティシル1〇−25,20分
間にわたる直線グラジェント、溶媒混合物A中のθ〜5
0%溶媒混合物B:A=ノクロロメタン/酢酸エチル2
:1、B=ククロaメタン/酢酸エチル1:1)。大部
分の成分を同一カラム上で再びクロマトグラフィーにか
けた(20分間にわたる直線グラジェント、溶媒混合物
り中の25〜35%溶媒混合物C1C=クロロホルム/
イソプロパツール95:5、D=ジクロロホルムイソオ
クタン80:20)。これによって2種の比較的純粋な
7ラクシヨンを得た。第一7ラクシヨンはβ−ラクタム
環を含まず[I R,NMR,単離した固体についで]
、一方、第一7ラクシヨンの溶媒を除去した際、白色粉
状固体として所望のアシル化されたβ−ラクタムを得た
。 実施例34 無水テトラヒドロフラン(1mjり中の実施例33によ
るp−ニトロベンジルエステル(25mg、0゜038
ミリモル)の溶液を無水テトラヒドロ7ラン(3■l)
中の予備水素添加した炭素に担持させた10%パラジウ
ムの懸濁液に加え、生じた混合物を水素下にて大気圧下
で攪拌した。2時間後、セライトを通して濾過によって
触媒を除去し、セで洗浄した6合液したtrs液及び洗
液に重炭酸ナトンライト及び触媒をテトラヒドロ7ラン
(2X3mjりリウム水溶1[(8ml 、N aHC
O3,3,51mg、0゜04ミリモル含有)を加え、
容量を5−j!に減少さ 1、せた(真空下
、周囲温度)。生じた溶液をジクロロ □ メタン(2X3ml)で抽出し、水層を逆相液体り
・ロフトグラフィーによって精製しくワットマ
ン間9−パーティシル10−ODS−2、直線グラジェ
ント、水中の0〜40%アセトニトリル)、凍結乾燥し
た白色粉末として表題のピペラジニル三環式化合物を得
た。 実施例35 ジシクロへキシルカルボジイミド(86,7mg。 0.42ミリモル)を室温にてマグネテイクスターラー
で攪拌しながら、酢酸エチル(3mjり中の[[(2−
オキソ−1−イミダゾリジニル)カルボニル1アミノ]
フエニル酢酸(96,’l+g、 0. 37ミリモル
)及び2−メルカプトベンゾチアゾール(67、Omg
、0.40ミリモル)の溶液に1回に加えた。白色沈殿
が生じた。1時間後、この懸濁液にp−ニトロベンジル
−6β−アミノ−(2,3)−a−メチレンベニシリネ
ー)[実施例9に述べた如<Ltl”、p−ニトロベン
ツルー6β−(フェニル7セf)し)アミノ−(2,3
)−a−メチレンベニシリネート(198,6mg、0
.42ミリモル)から製造したもの]の乾燥した溶液(
MgSO<)を加えた。この混合物を室温で更に2時間
攪拌した。不溶性物質を炉別し、炉液をシリカゲル上で
クロマトグラフィーにかけた(フラッシュクロマトグラ
フィー、シリカゲル120g、溶媒として酢酸エチル、
7ラクシヨン当り100mjl捕集)。7ラクシヨン5
〜10を合液し、そして濃縮した。残渣を溶媒として2
−プロパノ−ルークロロホルム(5:95v/v)を用
いて、分取型薄層クロマトグラフィー[20cI11×
20cL11プレー)10枚、厚さ0゜25m5、イー
・メルク(E、’Merck)、シリカゲル60F−2
54]によって再びクロマトグラフィー′2”“・41
”L″“・R110・“98.・有するバンドを捕集し
た。目的生成物を酢酸エチル−2−プロパツールで溶離
し、濃縮し、純粋な目的生成物を得た。 実施例36 と1 実施例35の目的生成物(60+g、0.1ミリモル)
を乾燥テトラヒドロ7ラン(10+ajりに溶解し、炭
素に担持させた20%パラジウム(60mg)と混合し
た。この混合物を水素1気圧下にて室温で2時間攪拌し
た。更に触!(60mg)を加え、水素の吸収が止まる
まで(他の45分間)、水素添加を続けた。反応混合物
をセライト(テトラヒドロ7ランで予備洗浄したもの)
を通して濾過し、フィルターケーキを乾燥テトラヒドロ
7ラン(10m2)で洗浄した。炉液及び洗液を合液し
、水(20曽jI)中の重炭酸ナトリウム(10B、0
.12ミリモル)の溶液に加えた。この混合物を減圧下
で濃縮し、テトラヒドロフランを除去した。生じた■ *″as″”4@fly> 99 a o / 9 >
ff1tlfHts L“、/I iを分離
L−“後・水相を更1:減圧下1少容量1:濃縮
iした。黄色の沈殿物を生じた。この懸濁液(
約2論 I!)を濾過し、炉液を水で希釈
して4ralにし、逆 1相クロマトグラ
フイーにかけた(ワットマン・バ ヅー
テイシルM9.10/25 0DS−2カラム、流速4
ml/分、30分間、水乃至水中の40%アセトニトリ
ルの直接プログラム、5m1−注入ループによるインジ
ェクター使用)。目的生成物を保持時間16分で溶離し
た。適当な7ラクシヨンを合液した後、凍結乾燥により
白色固体として目的生成物を得た。 実施例37 0−ホルミル−D−マンデル酸(58,2B。 0・ 323ミリモル)を70°Cにて過剰量のチオニ
ルクロライド(37,7μJ、0.517ミリモル)で
2時間処理して、(R)−1−(ホルミルオキシ)−ベ
ンゼンアセチルクロライドを製造した。 室温に冷却した後、混合物を真空下で濃縮した。 トルエンを加え、真空下での蒸発をくり返し行った。次
に(R)−(7−(ホルミルオキシ)−ベンゼンアセチ
ルクロライドを乾燥クロロホルム(4β分子ふるい上で
保存したもの、2mjりに溶解し、5R−6β−アミノ
−2−メチル−(2,3)−α−メチレンペナム−3−
カルボン酸p−ニトロベンジル(前記の如(フェニルア
セチル誘導体150゜4mg、0.323ミリモルから
製造したもの)に加えた。 −8乃至−2℃で2時間攪拌した後、標準処理法を実行
し、次いでシリカゲル(30g:酢酸エチル/ヘキサン
、1:4h/vl)上でカラムクロマトグラフィーにか
け、純粋な[2R−[2β、4β、6a、7β(R)1
1−7−[[(ホルミルオキシ)7エ二ル7セチル1ア
ミノ]−4−メチル−8−オキソ−5−チア−1−7ザ
トリシクロ[4,2,0゜92.4]オクタン−2−カ
ルボン酸(4−二トロ7工二ル)メチルエステル(19
,2mg、11%)及び[2R−[2β、4β、6α、
7β(R)]]−7−[[(ホルミルオキシ)フェニル
アセチル1アミノ]−4−メチル−8−オキソ−5−チ
ア−1−アザトリシクロ[4,2,0,021’lオク
タン−2−カルボン酸(4−ニトロフェニル)メチルエ
ステルを含む混合物を得た。この混合物を薄層プレート
上でクロマトグラフィーにかけ(シリカゲル、20X
20 cm、厚さ2aua;酢酸エチル/ヘキサン、1
:I EV/Vl)、追加の[2R−[2β、4β、6
ff??β本 (R)]]−7−[[(ホルミルオキシ)フェニルアセ
チル]アミノ]−4−メトキシ−8−オキソ−5−チア
−1−7ザトリシクロ[4,2,0,02=’lオクタ
ン−2−カルボン酸(4−ニトロフェニル)メチルエス
テル(22,6mg、 14%)を得た。[2R−[
2β、4β、6(2,7β(R)11−7−[[(ホル
ミルオキシ)フェニルアセチル1アミノJ−4−メチル
−8−オキソ−5−チア−1−7ザトリシクロ[4,2
,0,02=4]オクタン−2−カルボン酸(4−ニト
ロフェニル)メチルエステルの全体の収量は41.8−
g(25%)であった。 実施例37a 触媒(10%Pd/C,45曽g)を乾燥T HF(2
。 0mjりに懸濁させ、水素雰囲気下で1時間攪拌した。 THF(4,0taR)中の[2R−[2β、4β。 6a、7β(R)月−7−[[(ホルミルオキシ)フェ
ニルアセチル1アミノ]−4−メチル−8−オキソ−5
−チア−1−7ザトリシクロ[4,2,0゜Q 2,4
]オクタン−2−カルボン酸(4−二トロフェニル)メ
チルエステル(45mg、 0.088ミリモル)の溶
液を加え、混合物を水素雰囲気下にて21℃で3.5時
間攪拌した0反応混合物を予備洗浄したセライトを通し
て濾過し、フィルターケーキをTHFですすいだ。合液
した炉液及びすすぎ液を水(20is1)中の重炭酸ナ
トリウム(7,4+H,0,088ミリモル)と十分に
混合した。水相を酢酸エチル(50mjりで洗浄し、真
空下で濃縮し、クロマトグラフィーにかけ(ウォーター
ズ分析用HPLC:ワットマン−M9 0DS−22□
7,4□77や) = ) +7 /k、。f’、E)
x lント)、凍結乾燥した白色粉末として表
題の化合物(9,、Omg、 26%)を得た。 実施例38 エステル 乾燥クロロホルム中にアミン、5R−6β−7ミノー2
−メチル−(2,3)−ff−メチレンペナム−3−カ
ルボンfllp−二トロペンシル0.11
′7ミリモルを含む溶液を氷/水浴中で冷却し、ト
ジエチルアミン54μJ、0.38フミ93.3当量で
処理し、乾燥CH2Cl21,0ml中の[(2.6−
ジクロロ−4−ピリジル)チ第1アセチルクロライド塩
酸塩0.351ミリモルの溶液を滴下した0反応混合物
を1時間15分攪拌し、ストリッピングして乾固させ、
冷凍庫中で一夜保存した。 上記の全ての物質を塩化メチレン/酢酸エチルに溶解し
、シリカゲル上でクロマトグラフィーにかけ、表題の化
合物を得た。 実施例39 テトラヒドロ7ラン/メタノール(i:1)4。 0tsl中ノ[2 R−(2 ff,4 ff,6β,
?ff)]−7−[[[( 2 、 6−フクロロー4
−ピリジル)チ第17セチル1アミノ]−4−メチル−
8−オ斗ソー5ーチアー1−7ザトリシクロ[4.2,
0.02曾41オクタン−2−カルボン酸(4−ニトロ
フェニル)メチルエステル31.8mg,0.055ミ
リモルの溶液を炭素に担持させた10%パラジウム26
。 1mgで処理し、1気圧下で11八時間水素添加した.
この溶液をセライトを通して濾過し、セライトのパッド
を追加のTHF/MeOH(1:1)2 011!で洗
浄した− H2O2.0tal中の重炭酸ナトリウム6
、6IIg、0.078ミリモル、1.40当量の溶液
を加え、有機溶媒を回転蒸発機で除去した.水溶液を酢
酸エチル2×20鴫2で洗浄し、凍結乾燥し、帯黄色の
粉末12.3mgを得た。 上記の全ての物質を少量のH.Oに溶解し、0%〜50
%アセトニトリル/H20グラノエントを用いてC−1
8逆相カラムでクロマトグラフィーにかけた.適当な7
ラクシヨンを合液し、凍結乾燥し、表題の化合物3.4
tsg、13%を得た。 実施例40 2R−2 14 t6ff,? −7−
2。 6−ジメト斗ジフェニルカルボニルアミノ −4−メチ
ル−8−オキソ−5−チア−1−7 トクロロホルム1
.0mA及び1WFIl工fル4.0mg中の5R−6
β−7ミノー2−メチル−(2.3)−a−メチレン−
ベナム−3−カルボン酸p−二トロベンジルの0.1ミ
リモル溶液な氷/水浴中で冷却し、飽和重炭酸ナトリウ
ム2.0mAで処理した.これに合計403.3mg,
2,Oミリモルの2.6−ノメトキシベンゾイルクロラ
イドを30分間隔で2回に加えた0合計1時間攪拌した
後、水相を分離し、有機相を飽和重炭酸す) +7ウム
1.Osj!で4回洗浄した。有機溶液を硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、濾過し、回転蒸発機で濃縮乾固させ、粗
製の物質88.2mgを得た。 上記の全ての物質をヘキサン/酢酸エチル(1:2)に
溶解し、シリカゲル上でクロマトグラフィーにかけ、一
部精製された物質69.3mgを得た。 このものを酢酸エチルに溶解し、シリカゲル上で更に広
くクロマトグラフィーにかけ、純度40%の表題の化合
物20,8a+gを得た。 実施例41 酢酸エチル2.0曽!中の[2R−(2β,4β,
i6a,7β)]− 7 −[[(2 、6
−ジハキシフエニ 1ル)カルボニル】7
ミノ1−4−メチル−8−オキソ−5−チア−1−アザ
トリシクロ[4,2.0。 Q 2,4]オクタン−2−カルボン1!!!(4−二
トロフェニル)メチルエステル97.9mg,0,19
ミ″〜及′炭1e[1−tt“A397b97・ 6
。 ・g並びに1・02・ 0”2中7重炭酸ナトリウA
2 tt4、0mg、0.286ミリモ
ル、1.5当量の不 1均質溶液を約1気
圧で2時間5分水素添加した. 1″この
溶液をセライトのパッドを通して濾過し、パyP*it
F@“及′水111’)+t′″ゞ11・OmJ’r
l洗浄した.水相を、25分間の0%〜
50%アセトニトリル/水のグラジェントを用いて、C
−18逆相HPLCによってクロマトグラフィーにかけ
た。適当な7ラクシヨンを合液し、凍結乾燥し、純度1
6%の表題の化合物12.2+Hを得た。 実施例42 乾燥クロロホルム2.Omj!中の5R−6β−7ミノ
ー2−メチル−(2,3)−ff−7チレンーベナムー
3−カルボンWlp−ニトロベンジル0゜205ミリモ
ルの溶液を乾燥塩化メチレン2〇−pで希釈し、トリエ
チルアミン92μffi、0.660ミリモル、2.9
8当量及び酸塩化物塩酸塩、4−(ピリジルチオ)アセ
チルクロライド塩酸塩77.8論g、0.347ミリモ
ル、1.57当量で処理した0反応混合物を30分間攪
拌し、飽和重炭酸ナシリウム溶液各10m1で2回洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、回転蒸発機で
濃縮乾固させ、物質159.2mgを得た。 上記の全ての物質を酢酸エチル/ヘキサンC8:2)に
溶解し、シリカゲル上でクロマトグラフィーにかけた。 過当な7ラクシヨンを合液し、回転蒸発機で濃縮乾固さ
せ、表題の化合物26.1B、25%を得た。 実施例43 酢酸エチル3.5ml中の[2R−(2β、4β。 6a、7β)】−4−メチル−8−オキンー7一[[(
4−ピリジニルチオ)7セチルJアミノ]−5−チア−
1−7ザトリシクロ[4,2,0,02−’]オクタン
ー2−カルボン酸(4−ニトロフェニル)メチルエステ
ル64.6mg、0.129ミリモルのtBwLを水1
.On+jt中の重炭酸ナトリウム16゜3mg・0.
194ミリモル、1.50当量の溶液に加えたにの不均
質溶液を炭素に担持させた10%パラジウム61.7−
gで処理し、1気圧下で43八時間水素添加した。反応
混合物をセライトのパッドを通して濾過し、酢酸エチル
及び水の双方の少量でパッドを洗浄した。 水相を25分間で0%〜50%アセトニトリル/水のグ
ラジェントを用いて、C−18逆相HPLCにかけた。 適当な7ラクシヨンを合液し、凍結乾燥し、表題の化合
物7.5B、15%を得た。 実施例44 塩化メチレン3.O+sl中の2R−[(2β、4β。 6a、7a)]−]7−メドキシー4 /チルー5−オ
キソ−7−[(フェニル7セチル)アミノ1−5−チア
−1−7ザトリシクロ[4,2,0,02=’lオクタ
ン−2−カルボン酸(4−ニトロベンジル)メチルエス
テル50.0mg、0.106ミリモルの溶液を氷水浴
中1で冷却し、輪−クロロ過安息香酸22.7曽−クロ
ロ、0.131ミリモル、1.23当量で処理した1反
応混合物を80分間攪拌し、15分間隔で更に過酸4,
2B及び4゜8−gで2回処理した。更に10分間攪拌
した後、溶液を飽和重炭酸ナトリウム溶液各1.Oa+
1で3回、亜硫酸ナトリウム(Na2SOi)各1.0
aalで3回洗浄した。この溶液を硫酸マグネシウムで
乾燥し、濾過し、回転蒸発機で濃縮し、物質5〇−gを
得た。 上記の全ての物質を少量の酢酸エチルに溶解し、シリカ
ゲル上でクロマトグラフィーにかけた。適当な7ラクシ
ヨンを合渡し、回転蒸発機で濃縮乾固させ、表題の化合
物44.4mg、85%を得た。 実施例45 ミノ −5−チア−1−7トリシクロ 4.2゜Q、Q
2,4 オクタン−2−カルボン 5−オキジメタツー
ル約8vaR中の[2R−(2β、4β、5βv 6
a 、7β)1−4−メチル−8−オキソ−7−[(フ
ェニルアセチル)アミノコ−5−チア−1−フザトリシ
クロ[4,2,0,02=4]オクタン−2−1ルボン
酸(4−ニトロフェニル)メチルエステル43.9mg
%0.09ミリモルの溶液を炭素に担持させた10%パ
ラジウム42.IBで処理した。この溶液を1時間20
分水素添加し、セライトを通して枦遇した。このパッド
を更にメタノール20m1で洗浄し、回転蒸発機で濃縮
乾固させた。残渣を酢酸エチル約5論!及びH,02n
+1に溶解し、重炭酸ナトリウム12.4■g、0.1
47ミリモル、1.62当量で処理した。 水相を30分間で0%〜30%アセトニトリル/水のグ
ラジェントを用いて、C−18逆相HPLCにかけた。 適当な7ラクシヨンを合液し、そして凍結乾燥すること
により、表題の化合物11゜7mg、34%が得られた
。
4−メチルー8−オキソ−7−(フェニルアセチル)ア
ミノ1−5−千7−1−7ザトリシクロ[4,2,0,
02=’lオクタン−2−カルボン酸(4−二トロフェ
ニル)メチルエステル(208,2B、0.44ミリモ
ル)から製造したもの]の乾燥した(MgS O、)溶
液を加えた。混合物を氷水浴中で冷却しながら2時間攪
拌し、次に室温で1時間攪拌した。反応混合物は透明な
溶液になり、シリカゲル上でクロマトグラフィーにかけ
た(フラッシュクロマトグラフィー、150g、溶媒と
して酢酸エチル−ジクロロメタン、1:4.7ラスコ当
り100mj!捕集)。 フラスコ6〜10を合液し、濃縮し、粗製の[2R−(
2β、4β960,1β)] 7−[(シフ/7セチ
ル)アミノ1−4−メチル−8−オキソ−5−チア−1
−7ザトリシクロ[4,2,0,0”l’lオクタン−
2−カルボン酸(4−二トロフェニル)メチルエステル
が得られ、このものを更に精製せずに次の工程に用いた
。 粗製の中間体(71,6mg、0.17ミリモル)を乾
燥テトラヒドロフラン(10mA)に溶解し、炭素に担
持させた10%パラジウム(801g)と混合した。こ
の混合物を大気圧及び室温で、水素の吸収が止まるまで
(約2時間)、水素添加した。反応混合物をセライ(ア
セトニトリルで予備洗浄したもの)を通して濾過し、フ
ィルターケーキをアセトニトリル(20mjりで洗浄し
た。溶液及び洗液を合液し、水(20mA)中の重炭酸
ナトリウム(14,4mg、0.17ミリモル)の溶液
に加えた。 この溶液を減圧下で濃縮して有機溶媒を除去した。 生じた水溶液を水で希釈して約20mj!にし、等容量
のジクロロメタンで抽出した。層を分離した 後、
水相を減圧下で再び歩容量に濃縮した。生じた黄色沈殿
物を濾過によって除去した。溶液を水でSm1tに希釈
し、逆相クロマトグラフィーによって3回精製した(ワ
ットマン・パーティシルM9.10/25.0DS−2
カラム、流速4a+j!/分、溶媒として水、5m1−
注入ループのインノエクター使用)。目的生成物は保持
時間9〜5分間で溶離された。2つの流出7ラクシヨン
を合渡し、凍結乾燥した後、白色固体を得た。 実施例30 1−7 トリシクロ 4.2.0,02菅4オク汐ソー
2−カルボン1=ニブニ]ユ9 rとU粗製の[2R−
(2a、4 a、6β、7a)]−]4−メチルー8−
オキソー7−7ミノー5チア−1−7ザトリシクロ[4
,2,0,0”’]オクタンー2−カルボン酸(4−ニ
トロフェニル)メチルエステル[塩化メチレン中の7−
[(フェニルアセチル)アミノ]同族体から実施例9の
実験法に従って製造したちの1の溶液(186,8mg
、0.4ミリモル)に、塩化メチレン(2,0m1)中
のp−)ルエンスルホン酸−水和物(57,Omg、0
.3ミリモル)及びトリエチルアミン(42μA、0.
3ミリモル)の溶液を加えた。生じた混合物に0℃で、
N−ホルミルヘキサメチレンイミンのツメチルアセター
ル(純度89%:520+ag、2.ロアミリモル)を
加えた。反応混合物をアルゴン雰囲気下にて0℃で一夜
攪拌した。溶媒を146.:1リパールの真空下にて1
0℃で除去した。粗製の残渣を酢酸エチルで2回抽出し
、脱イオン水で3回、重炭酸ナトリウムの飽和溶液で1
回、脱イオン水で2回逆洗浄した。酢酸エチル抽出液を
合液し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして濾過し
た。 tP液を真空下で濃縮乾固させ、粗製の暗色油と
して表題化合物のp−二トロベンジルエステルを得た。 この油を10%Pd/C(150a+g)の存在下にお
いて酢酸エチル(4,Oa+jりに溶解した。この混合
物に脱イオン水(4,Omjり中の重炭酸ナトリウム(
34,Omg、0.4ミリモル)の溶液を加えた。生じ
た混合物を水素(1気圧)下にて周囲温度で2時間攪拌
した。混合物をセライトを通して濾過し、水及び酢酸エ
チルで洗浄した。水性部分を酢酸エチルから分離した。 有機部分を脱イオン水で1回洗浄した。水性抽出液を合
液し、真空下にて20℃で別の容量に濃縮し、このもの
をカラムクロマトグラフィーによって精製しくHP−2
0樹脂、10〜20%CH,CN/水)、淡黄色の固体
として粗製の目的生成物を得た。このものを更に高速液
体クロマトグラフィーによって精製しくワットマン・パ
ーティシルM9 10/250DS−2:CH,CN/
水)、無色の固体として純粋な目的生成物を得た。 実施例31 塩化メチレン中の粗製y> [2R−(2a t 4
a * 6β、7a)]−]7−7ミノー4−メチルー
8−オキソ5−チア−1−7ザトリシクロ[4,2,0
゜Q 2,4]オクタン−2−カルボン酸(4−二トロ
7工二ル)メチルエステル[実施例9において!l!遺
した如きもの(140,lag;0,3ミリモル)】の
溶液に脱イオン水(5,0醜り中の重炭酸カリウム(7
5,0−g、0.75ミリモル)の溶液を加えた。 生じた混合物に0℃でフェノキシ7セチルクロライド(
20,7μz、o、isミリモル)を加えた。 反応混合物を0℃で2時間攪拌した1反応をTLC’?
監視した8次に混合物を室温にし、更に30分間攪拌し
た。飽和重炭酸す) +7ウム溶液を加え、2.3分間
攪拌した。有機層を水性部分から分離した。水性部を更
に塩化メチレンで1回抽出し、有機抽出液を塩水で1回
洗浄し、次に合液し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した
。混合物を濾過し、炉液を13.3ミリバールの真空下
にて10℃で濃縮してほぼ乾固させた。粗製の物質を7
ラツシユクロマトグラフイーによって精製しくシリカゲ
ル、CH2CI 2 E t OA c −ヘキサン
、70/1 ’□ 0/20)、そのp−ニトロベンノルエステルとし
1で表題の化合物を得た。 上記のエステル(29,2mg;0.0603ミリモル
)をTHF(5,Otml )中で10%Pd/C(6
0、OB)の存在下において周囲温度及び1気圧下で1
1八時間水素添加した。混合物をセライトを通して濾過
した。炉液に脱イオン水中の重炭酸ナトリウム(5,0
6+sg、0.0603ミリモル)の溶液を加えた。混
合物を攪拌し、有機溶媒を13.3ミリバールの真空下
にで20℃で除去した。 水性部分を酢酸エチルで2回抽出した。有機抽出液を脱
イオン水で1回逆抽出した。水性部分を合渡し、1.3
3ミリバールの真空下にて20℃で少容量に濃縮し、次
にこのものをカラムクロマトグラフィーによって精製し
くHP−20樹脂、10〜20%CH,CN/水)、淡
黄色の固体として目的生成物を得た。このものを更に高
速液体クロマトグラフィーによって精製しくワットマン
・パーティシルM9 10/25 0DS−2:CH。 ON/水)、純粋な目的生成物を得た。 実施例32 エステル 無水クロロホルム(4+ajり中の2−メルカプトベン
ゾチアゾール(42+++g、 0. 25ミリモル)
及びD−2−[((4−エチル−2,3−ジオキソ−1
−ピペラジニル)カルボニル」アミノ」フェニル酢酸(
80mg、 0.25 ミリモル)の周囲温度で攪拌さ
れた溶液に、ジクロロメタン(1鋤l)中のジシクロヘ
キシルカルボシイミド(52i*g、 0.25ミリモ
ル)を加えた。生じた混合物を室温で3時間攪拌し、濾
過してシシクロヘキシルクレアを除去し、そして炉液を
直接カップリング工程に用いた。 実施例33 ステル ベンゾトリアゾリルチオ酸のジクロロメタン溶液に室温
で、p−ニトロベンジル−6β−アミノ−(2,3)−
α−メチレンペニシラネート[本質的にすでに述べた如
くして、p−ニトロベンツルー6β−(フェニル7セチ
ル)アミノ−(2,3)−1−メチレンベニシラネート
(117−g、0.25ミリモル)、五塩化リン(57
,5mg、0.27ミリモル)、ピリノン(25μJ、
0.31ミリモル)及びn−プロパツール(185μN
、2.Sミリモル)から製造したもの1の乾燥した(N
azSO4)クロロホルム溶液(7鋤l)を加えた。得
られた溶液を周囲温度で2時間攪拌し、フラッシュクロ
マトグラフィーによって一部精製した(シリカ、溶離剤
として酢酸エチル)、更に精製なHPLCによって行っ
た(ワットマンM−9パーティシル1〇−25,20分
間にわたる直線グラジェント、溶媒混合物A中のθ〜5
0%溶媒混合物B:A=ノクロロメタン/酢酸エチル2
:1、B=ククロaメタン/酢酸エチル1:1)。大部
分の成分を同一カラム上で再びクロマトグラフィーにか
けた(20分間にわたる直線グラジェント、溶媒混合物
り中の25〜35%溶媒混合物C1C=クロロホルム/
イソプロパツール95:5、D=ジクロロホルムイソオ
クタン80:20)。これによって2種の比較的純粋な
7ラクシヨンを得た。第一7ラクシヨンはβ−ラクタム
環を含まず[I R,NMR,単離した固体についで]
、一方、第一7ラクシヨンの溶媒を除去した際、白色粉
状固体として所望のアシル化されたβ−ラクタムを得た
。 実施例34 無水テトラヒドロフラン(1mjり中の実施例33によ
るp−ニトロベンジルエステル(25mg、0゜038
ミリモル)の溶液を無水テトラヒドロ7ラン(3■l)
中の予備水素添加した炭素に担持させた10%パラジウ
ムの懸濁液に加え、生じた混合物を水素下にて大気圧下
で攪拌した。2時間後、セライトを通して濾過によって
触媒を除去し、セで洗浄した6合液したtrs液及び洗
液に重炭酸ナトンライト及び触媒をテトラヒドロ7ラン
(2X3mjりリウム水溶1[(8ml 、N aHC
O3,3,51mg、0゜04ミリモル含有)を加え、
容量を5−j!に減少さ 1、せた(真空下
、周囲温度)。生じた溶液をジクロロ □ メタン(2X3ml)で抽出し、水層を逆相液体り
・ロフトグラフィーによって精製しくワットマ
ン間9−パーティシル10−ODS−2、直線グラジェ
ント、水中の0〜40%アセトニトリル)、凍結乾燥し
た白色粉末として表題のピペラジニル三環式化合物を得
た。 実施例35 ジシクロへキシルカルボジイミド(86,7mg。 0.42ミリモル)を室温にてマグネテイクスターラー
で攪拌しながら、酢酸エチル(3mjり中の[[(2−
オキソ−1−イミダゾリジニル)カルボニル1アミノ]
フエニル酢酸(96,’l+g、 0. 37ミリモル
)及び2−メルカプトベンゾチアゾール(67、Omg
、0.40ミリモル)の溶液に1回に加えた。白色沈殿
が生じた。1時間後、この懸濁液にp−ニトロベンジル
−6β−アミノ−(2,3)−a−メチレンベニシリネ
ー)[実施例9に述べた如<Ltl”、p−ニトロベン
ツルー6β−(フェニル7セf)し)アミノ−(2,3
)−a−メチレンベニシリネート(198,6mg、0
.42ミリモル)から製造したもの]の乾燥した溶液(
MgSO<)を加えた。この混合物を室温で更に2時間
攪拌した。不溶性物質を炉別し、炉液をシリカゲル上で
クロマトグラフィーにかけた(フラッシュクロマトグラ
フィー、シリカゲル120g、溶媒として酢酸エチル、
7ラクシヨン当り100mjl捕集)。7ラクシヨン5
〜10を合液し、そして濃縮した。残渣を溶媒として2
−プロパノ−ルークロロホルム(5:95v/v)を用
いて、分取型薄層クロマトグラフィー[20cI11×
20cL11プレー)10枚、厚さ0゜25m5、イー
・メルク(E、’Merck)、シリカゲル60F−2
54]によって再びクロマトグラフィー′2”“・41
”L″“・R110・“98.・有するバンドを捕集し
た。目的生成物を酢酸エチル−2−プロパツールで溶離
し、濃縮し、純粋な目的生成物を得た。 実施例36 と1 実施例35の目的生成物(60+g、0.1ミリモル)
を乾燥テトラヒドロ7ラン(10+ajりに溶解し、炭
素に担持させた20%パラジウム(60mg)と混合し
た。この混合物を水素1気圧下にて室温で2時間攪拌し
た。更に触!(60mg)を加え、水素の吸収が止まる
まで(他の45分間)、水素添加を続けた。反応混合物
をセライト(テトラヒドロ7ランで予備洗浄したもの)
を通して濾過し、フィルターケーキを乾燥テトラヒドロ
7ラン(10m2)で洗浄した。炉液及び洗液を合液し
、水(20曽jI)中の重炭酸ナトリウム(10B、0
.12ミリモル)の溶液に加えた。この混合物を減圧下
で濃縮し、テトラヒドロフランを除去した。生じた■ *″as″”4@fly> 99 a o / 9 >
ff1tlfHts L“、/I iを分離
L−“後・水相を更1:減圧下1少容量1:濃縮
iした。黄色の沈殿物を生じた。この懸濁液(
約2論 I!)を濾過し、炉液を水で希釈
して4ralにし、逆 1相クロマトグラ
フイーにかけた(ワットマン・バ ヅー
テイシルM9.10/25 0DS−2カラム、流速4
ml/分、30分間、水乃至水中の40%アセトニトリ
ルの直接プログラム、5m1−注入ループによるインジ
ェクター使用)。目的生成物を保持時間16分で溶離し
た。適当な7ラクシヨンを合液した後、凍結乾燥により
白色固体として目的生成物を得た。 実施例37 0−ホルミル−D−マンデル酸(58,2B。 0・ 323ミリモル)を70°Cにて過剰量のチオニ
ルクロライド(37,7μJ、0.517ミリモル)で
2時間処理して、(R)−1−(ホルミルオキシ)−ベ
ンゼンアセチルクロライドを製造した。 室温に冷却した後、混合物を真空下で濃縮した。 トルエンを加え、真空下での蒸発をくり返し行った。次
に(R)−(7−(ホルミルオキシ)−ベンゼンアセチ
ルクロライドを乾燥クロロホルム(4β分子ふるい上で
保存したもの、2mjりに溶解し、5R−6β−アミノ
−2−メチル−(2,3)−α−メチレンペナム−3−
カルボン酸p−ニトロベンジル(前記の如(フェニルア
セチル誘導体150゜4mg、0.323ミリモルから
製造したもの)に加えた。 −8乃至−2℃で2時間攪拌した後、標準処理法を実行
し、次いでシリカゲル(30g:酢酸エチル/ヘキサン
、1:4h/vl)上でカラムクロマトグラフィーにか
け、純粋な[2R−[2β、4β、6a、7β(R)1
1−7−[[(ホルミルオキシ)7エ二ル7セチル1ア
ミノ]−4−メチル−8−オキソ−5−チア−1−7ザ
トリシクロ[4,2,0゜92.4]オクタン−2−カ
ルボン酸(4−二トロ7工二ル)メチルエステル(19
,2mg、11%)及び[2R−[2β、4β、6α、
7β(R)]]−7−[[(ホルミルオキシ)フェニル
アセチル1アミノ]−4−メチル−8−オキソ−5−チ
ア−1−アザトリシクロ[4,2,0,021’lオク
タン−2−カルボン酸(4−ニトロフェニル)メチルエ
ステルを含む混合物を得た。この混合物を薄層プレート
上でクロマトグラフィーにかけ(シリカゲル、20X
20 cm、厚さ2aua;酢酸エチル/ヘキサン、1
:I EV/Vl)、追加の[2R−[2β、4β、6
ff??β本 (R)]]−7−[[(ホルミルオキシ)フェニルアセ
チル]アミノ]−4−メトキシ−8−オキソ−5−チア
−1−7ザトリシクロ[4,2,0,02=’lオクタ
ン−2−カルボン酸(4−ニトロフェニル)メチルエス
テル(22,6mg、 14%)を得た。[2R−[
2β、4β、6(2,7β(R)11−7−[[(ホル
ミルオキシ)フェニルアセチル1アミノJ−4−メチル
−8−オキソ−5−チア−1−7ザトリシクロ[4,2
,0,02=4]オクタン−2−カルボン酸(4−ニト
ロフェニル)メチルエステルの全体の収量は41.8−
g(25%)であった。 実施例37a 触媒(10%Pd/C,45曽g)を乾燥T HF(2
。 0mjりに懸濁させ、水素雰囲気下で1時間攪拌した。 THF(4,0taR)中の[2R−[2β、4β。 6a、7β(R)月−7−[[(ホルミルオキシ)フェ
ニルアセチル1アミノ]−4−メチル−8−オキソ−5
−チア−1−7ザトリシクロ[4,2,0゜Q 2,4
]オクタン−2−カルボン酸(4−二トロフェニル)メ
チルエステル(45mg、 0.088ミリモル)の溶
液を加え、混合物を水素雰囲気下にて21℃で3.5時
間攪拌した0反応混合物を予備洗浄したセライトを通し
て濾過し、フィルターケーキをTHFですすいだ。合液
した炉液及びすすぎ液を水(20is1)中の重炭酸ナ
トリウム(7,4+H,0,088ミリモル)と十分に
混合した。水相を酢酸エチル(50mjりで洗浄し、真
空下で濃縮し、クロマトグラフィーにかけ(ウォーター
ズ分析用HPLC:ワットマン−M9 0DS−22□
7,4□77や) = ) +7 /k、。f’、E)
x lント)、凍結乾燥した白色粉末として表
題の化合物(9,、Omg、 26%)を得た。 実施例38 エステル 乾燥クロロホルム中にアミン、5R−6β−7ミノー2
−メチル−(2,3)−ff−メチレンペナム−3−カ
ルボンfllp−二トロペンシル0.11
′7ミリモルを含む溶液を氷/水浴中で冷却し、ト
ジエチルアミン54μJ、0.38フミ93.3当量で
処理し、乾燥CH2Cl21,0ml中の[(2.6−
ジクロロ−4−ピリジル)チ第1アセチルクロライド塩
酸塩0.351ミリモルの溶液を滴下した0反応混合物
を1時間15分攪拌し、ストリッピングして乾固させ、
冷凍庫中で一夜保存した。 上記の全ての物質を塩化メチレン/酢酸エチルに溶解し
、シリカゲル上でクロマトグラフィーにかけ、表題の化
合物を得た。 実施例39 テトラヒドロ7ラン/メタノール(i:1)4。 0tsl中ノ[2 R−(2 ff,4 ff,6β,
?ff)]−7−[[[( 2 、 6−フクロロー4
−ピリジル)チ第17セチル1アミノ]−4−メチル−
8−オ斗ソー5ーチアー1−7ザトリシクロ[4.2,
0.02曾41オクタン−2−カルボン酸(4−ニトロ
フェニル)メチルエステル31.8mg,0.055ミ
リモルの溶液を炭素に担持させた10%パラジウム26
。 1mgで処理し、1気圧下で11八時間水素添加した.
この溶液をセライトを通して濾過し、セライトのパッド
を追加のTHF/MeOH(1:1)2 011!で洗
浄した− H2O2.0tal中の重炭酸ナトリウム6
、6IIg、0.078ミリモル、1.40当量の溶液
を加え、有機溶媒を回転蒸発機で除去した.水溶液を酢
酸エチル2×20鴫2で洗浄し、凍結乾燥し、帯黄色の
粉末12.3mgを得た。 上記の全ての物質を少量のH.Oに溶解し、0%〜50
%アセトニトリル/H20グラノエントを用いてC−1
8逆相カラムでクロマトグラフィーにかけた.適当な7
ラクシヨンを合液し、凍結乾燥し、表題の化合物3.4
tsg、13%を得た。 実施例40 2R−2 14 t6ff,? −7−
2。 6−ジメト斗ジフェニルカルボニルアミノ −4−メチ
ル−8−オキソ−5−チア−1−7 トクロロホルム1
.0mA及び1WFIl工fル4.0mg中の5R−6
β−7ミノー2−メチル−(2.3)−a−メチレン−
ベナム−3−カルボン酸p−二トロベンジルの0.1ミ
リモル溶液な氷/水浴中で冷却し、飽和重炭酸ナトリウ
ム2.0mAで処理した.これに合計403.3mg,
2,Oミリモルの2.6−ノメトキシベンゾイルクロラ
イドを30分間隔で2回に加えた0合計1時間攪拌した
後、水相を分離し、有機相を飽和重炭酸す) +7ウム
1.Osj!で4回洗浄した。有機溶液を硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、濾過し、回転蒸発機で濃縮乾固させ、粗
製の物質88.2mgを得た。 上記の全ての物質をヘキサン/酢酸エチル(1:2)に
溶解し、シリカゲル上でクロマトグラフィーにかけ、一
部精製された物質69.3mgを得た。 このものを酢酸エチルに溶解し、シリカゲル上で更に広
くクロマトグラフィーにかけ、純度40%の表題の化合
物20,8a+gを得た。 実施例41 酢酸エチル2.0曽!中の[2R−(2β,4β,
i6a,7β)]− 7 −[[(2 、6
−ジハキシフエニ 1ル)カルボニル】7
ミノ1−4−メチル−8−オキソ−5−チア−1−アザ
トリシクロ[4,2.0。 Q 2,4]オクタン−2−カルボン1!!!(4−二
トロフェニル)メチルエステル97.9mg,0,19
ミ″〜及′炭1e[1−tt“A397b97・ 6
。 ・g並びに1・02・ 0”2中7重炭酸ナトリウA
2 tt4、0mg、0.286ミリモ
ル、1.5当量の不 1均質溶液を約1気
圧で2時間5分水素添加した. 1″この
溶液をセライトのパッドを通して濾過し、パyP*it
F@“及′水111’)+t′″ゞ11・OmJ’r
l洗浄した.水相を、25分間の0%〜
50%アセトニトリル/水のグラジェントを用いて、C
−18逆相HPLCによってクロマトグラフィーにかけ
た。適当な7ラクシヨンを合液し、凍結乾燥し、純度1
6%の表題の化合物12.2+Hを得た。 実施例42 乾燥クロロホルム2.Omj!中の5R−6β−7ミノ
ー2−メチル−(2,3)−ff−7チレンーベナムー
3−カルボンWlp−ニトロベンジル0゜205ミリモ
ルの溶液を乾燥塩化メチレン2〇−pで希釈し、トリエ
チルアミン92μffi、0.660ミリモル、2.9
8当量及び酸塩化物塩酸塩、4−(ピリジルチオ)アセ
チルクロライド塩酸塩77.8論g、0.347ミリモ
ル、1.57当量で処理した0反応混合物を30分間攪
拌し、飽和重炭酸ナシリウム溶液各10m1で2回洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、回転蒸発機で
濃縮乾固させ、物質159.2mgを得た。 上記の全ての物質を酢酸エチル/ヘキサンC8:2)に
溶解し、シリカゲル上でクロマトグラフィーにかけた。 過当な7ラクシヨンを合液し、回転蒸発機で濃縮乾固さ
せ、表題の化合物26.1B、25%を得た。 実施例43 酢酸エチル3.5ml中の[2R−(2β、4β。 6a、7β)】−4−メチル−8−オキンー7一[[(
4−ピリジニルチオ)7セチルJアミノ]−5−チア−
1−7ザトリシクロ[4,2,0,02−’]オクタン
ー2−カルボン酸(4−ニトロフェニル)メチルエステ
ル64.6mg、0.129ミリモルのtBwLを水1
.On+jt中の重炭酸ナトリウム16゜3mg・0.
194ミリモル、1.50当量の溶液に加えたにの不均
質溶液を炭素に担持させた10%パラジウム61.7−
gで処理し、1気圧下で43八時間水素添加した。反応
混合物をセライトのパッドを通して濾過し、酢酸エチル
及び水の双方の少量でパッドを洗浄した。 水相を25分間で0%〜50%アセトニトリル/水のグ
ラジェントを用いて、C−18逆相HPLCにかけた。 適当な7ラクシヨンを合液し、凍結乾燥し、表題の化合
物7.5B、15%を得た。 実施例44 塩化メチレン3.O+sl中の2R−[(2β、4β。 6a、7a)]−]7−メドキシー4 /チルー5−オ
キソ−7−[(フェニル7セチル)アミノ1−5−チア
−1−7ザトリシクロ[4,2,0,02=’lオクタ
ン−2−カルボン酸(4−ニトロベンジル)メチルエス
テル50.0mg、0.106ミリモルの溶液を氷水浴
中1で冷却し、輪−クロロ過安息香酸22.7曽−クロ
ロ、0.131ミリモル、1.23当量で処理した1反
応混合物を80分間攪拌し、15分間隔で更に過酸4,
2B及び4゜8−gで2回処理した。更に10分間攪拌
した後、溶液を飽和重炭酸ナトリウム溶液各1.Oa+
1で3回、亜硫酸ナトリウム(Na2SOi)各1.0
aalで3回洗浄した。この溶液を硫酸マグネシウムで
乾燥し、濾過し、回転蒸発機で濃縮し、物質5〇−gを
得た。 上記の全ての物質を少量の酢酸エチルに溶解し、シリカ
ゲル上でクロマトグラフィーにかけた。適当な7ラクシ
ヨンを合渡し、回転蒸発機で濃縮乾固させ、表題の化合
物44.4mg、85%を得た。 実施例45 ミノ −5−チア−1−7トリシクロ 4.2゜Q、Q
2,4 オクタン−2−カルボン 5−オキジメタツー
ル約8vaR中の[2R−(2β、4β、5βv 6
a 、7β)1−4−メチル−8−オキソ−7−[(フ
ェニルアセチル)アミノコ−5−チア−1−フザトリシ
クロ[4,2,0,02=4]オクタン−2−1ルボン
酸(4−ニトロフェニル)メチルエステル43.9mg
%0.09ミリモルの溶液を炭素に担持させた10%パ
ラジウム42.IBで処理した。この溶液を1時間20
分水素添加し、セライトを通して枦遇した。このパッド
を更にメタノール20m1で洗浄し、回転蒸発機で濃縮
乾固させた。残渣を酢酸エチル約5論!及びH,02n
+1に溶解し、重炭酸ナトリウム12.4■g、0.1
47ミリモル、1.62当量で処理した。 水相を30分間で0%〜30%アセトニトリル/水のグ
ラジェントを用いて、C−18逆相HPLCにかけた。 適当な7ラクシヨンを合液し、そして凍結乾燥すること
により、表題の化合物11゜7mg、34%が得られた
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、(2,3)−α−メチレンペナム−3−カルボン酸
及びその誘導体。 2、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ I 式中、R^2は水素、低級アルキル、低級アルコキシ、
低級アルキルチオ、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、ト
リハロメチル、アジド、アリールチオ、5もしくは6−
員のヘテロシクリルチオ、5もしくは6−員のヘテロシ
クリルまたは−OCORであり、ここに、Rは水素、低
級アルキル、アリールまたは置換された低級アルキルで
あり;R^3は水素、アシル基または式 ▲数式、化学式、表等があります▼(i)▲数式、化学
式、表等があります▼(ii) もしくは▲数式、化学式、表等があります▼(iii)
の基であ り、R^3が上記の基(iii)である場合、メチレン
ペナム核の6−位の窒素上に他の置換基が存在せず;R
^4は水素、低級アルコキシ、アミノ、低級アルキルチ
オまたはアミドであり;R^9は水素、ヒドロキシ、ア
ミノ、低級アルキル、低級アルカノイル、低級アルコキ
シ、低級アルカノイルアミノ、低級アルキルアミノ、フ
ェニル−低級アルキル、フェニルまたは置換されたフェ
ニルであり;R^1^0及びR^1^1は水素、ハロゲ
ン、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、ピリジル、低級
アルキル、低級アミノアルキル、低級ヒドロキシアルキ
ル、C_2〜C_6−アルコキシカルボニル、低級アル
キルアミノ−低級アルキル、ジ(低級アルキルアミノ)
−低級アルキル、フェニルまたは置換されたフェニルで
あり;R^1^2は低級アルキル、置換された低級アル
キルまたはアリールアルキルであり;R^1^3及びR
^1^4は低級アルキル、低級ハロアルキル、低級ヒド
ロキシアルキル、低級アルコキシ−低級アルキル、低級
アルコキシカルボニル−低級アルキル、低級シアノアル
キル、低級アルカノイル−低級アルキル、フェニル、置
換されたフェニルまたは低級シクロアルキルであるか、
或いはR^1^3及びR^1^4はこれらが結合した窒
素原子と一緒になつて炭素原子4〜8個を有する飽和複
素環式環を形成し、該環は炭素原子の代りに、随時1個
または2個の追加のヘテロ原子を含んでいてもよく、m
は0、1または2であり、そしてR^6^5は水素また
はエステル保護基である、 の化合物、R^6^5が水素である式 I の化合物の容
易に加水分解し得るエステルまたは塩、及びR^6^5
が水素である式 I の化合物またはそのエステルもしく
は塩の水和物。 3、R^6^5が水素である特許請求の範囲第2項記載
の化合物。 4、R^3が、 (a)一般式R^5−CO−(iv)の基、ここで、R
^5は低級アルキル、低級シクロアルキル、低級アルコ
キシ、低級アルケニル、低級シクロアルケニル、シクロ
ヘキサジエニル、或いはハロゲン、シアノ、ニトロ、ア
ミノ、メルカプト、低級アルキルチオ及びシアノメチル
チオからなる群より選ばれる1個またはそれ以上の置換
基で置換された低級アルキルまたはアルケニル基である
; (b)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(v) の基、ここで、Eはカルボニル基と一緒になつて式−(
CH_2)_n−CO−、−CHR^9^0−C_O−
、−CH_2OCO−、−OCH_2−CO−、−SC
H_2−CO−、−CH(SO_3^−M^+)−CO
−または−CH(NHSO_3^−M^+)−CO−の
基であり;nは0、1、2または3であり:R^6、R
^7及びR^8は水素、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ
、アミノ、シアノ、トリフルオロメチル、C_1〜C_
4−アルキル、C_1〜C_4−アルコキシまたはアミ
ノメチルであり、そしてR^9^0はアミノ、アシルア
ミノ、ヒドロキシ、カルボキシル塩、保護されたカルボ
キシ、ホルミルオキシまたはアジドである; (c)一般式 R^1^0^1−F−CO−(vi) の基、ここで、Fはカルボニル基と一緒になつて式−(
CH_2)_n−CO−、−CHR^9^0−CO−、
−OCH_2−CO−、−SCH_2−CO−または−
COCO−であり;nは0、1、2または3であり;R
^9^0は上に定義した通りであり、そしてR^1^0
^1は窒素、酸素または硫黄原子1、2、3または4個
を含む置換されたまたは未置換の5−、6−または7−
員の複素環式環である; (d)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(vii) の基、ここで、R^1^1^1は低級アルキル、低級ヒ
ドロキシアルキル、R^1^0^1に対して定義した如
きヘテロ芳香族基または一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(viii) の芳香族基であり、R^6、R^7及びR^3は上に定
義した通りであり、そしてR^1^2^0は低級アルキ
ルまたは置換された低級アルキルである〔ここで、該ア
ルキル基はハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ及びメル
カプトからなる群より選ばれる1個またはそれ以上の置
換基で置換されている〕; (e)一般式 R^1^3^0−O−N=C(R^1^0^1)−CO
−(viii)の基、ここで、R^1^0^1は上に定
義した通りであり、そしてR^1^3^0は水素、低級
アルキル、C_3〜C_7−シクロアルキルまたは置換
された低級アルキルである〔ここで、該アルキル基はハ
ロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、メルカプト、低級ア
ルキルチオ、芳香族基(R^1^1^1によつて定義し
た通り)、カルボキシ(そのカルボキシル塩を含める)
、アミド、低級アルコキシカルボニル、フェニルメトキ
シカルボニル、ジフェニルメトキシカルボニル、ヒドロ
キシアルコキシホスフィニル、ジヒドロキシホスフィニ
ル、ヒドロキシ(フェニルメトキシ)ホスフィニル及び
ジ(低級アルコキシ)ホスフィニルからなる群より選ば
れる1個またはそれ以上の置換基で置換されている〕; (f)一般式 R^1^4^0−CO−NH−CH(R^1^1^1)
−CO−(ix)の基、ここで、R^1^1^1は上に
定義した通りであり、そしてR^1^4^0は上記式(
viii)の基または式▲数式、化学式、表等がありま
す▼(i×2) の基〔ここで、R^6、R^7及びR^8はすでに定義
した通りである〕、水素、低級アルキル、置換された低
級アルキル、アミノ、低級アルキルアミノ、低級シアノ
アルキルアミノまたはアシルアミノである;及び (g)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(x) の基、ここで、R^1^1^1は上に定義した通りであ
り、そしてR^1^5は水素、低級アルキルスルホニル
、−N=CH−R^1^1^1〔ここで、R^1^1^
1は上に定義した通りである〕、−COR^1^6〔こ
こで、R^1^6は水素、低級アルキルまたはハロゲン
置換された低級アルキルである〕、芳香族基〔上記R^
1^1^1によつて定義した通りである〕、低級アルキ
ルまたは置換された低級アルキル〔該アルキル基はハロ
ゲン、シアノ、ニトロ、アミノ及びメルカプトからなる
群より選ばれる1個またはそれ以上の置換基で置換され
ている〕である、 からなる群より選ばれるアシル基である特許請求の範囲
第2項または第3項記載の化合物。 5、R^3が特許請求の範囲第3項に定義した式(v)
の基であり;Eがカルボニル基と一緒になつて基−CH
R^9^0−CO−であり;R^9^0は水素、アミノ
、アシルアミノ、ヒドロキシ、カルボキシル塩、ベンジ
ルオキシカルボニル、ホルミルオキシまたはアジドであ
り;R^6、R^7及びR^8が水素、ハロゲン、ヒド
ロキシ、ニトロ、アミノ、シアノ、トリフルオロメチル
、C_1〜C_4−アルキル、C_1〜C_4−アルコ
キシまたはアミノメチルであり、そしてR^2が水素、
低級アルキル、低級アルコキシ、低級アルキルチオ、ハ
ロゲン、ヒドロキシ、シアノ、トリフルオロメチル、ア
ジド、アリールチオ、5もしくは6−員のヘテロシクリ
ルチオ、5もしくは6−員のヘテロシクリルまたは−O
CORであり、ここに、Rは水素、低級アルキル、アリ
ールまたは置換された低級アルキルであり、該アリール
はハロゲンまたはヒドロキシで置換されていてもよく、
そしてアルキル基における置換基はハロゲン、トリフル
オロメチル、アミノまたはシアノである特許請求の範囲
第4項記載の化合物。 6、R^6、R^7及びR^8が水素であり、そしてR
^9^0が水素またはヒドロキシである特許請求の範囲
第5項記載の化合物。 7、R^2が水素、低級アルキル或いは5もしくは6員
の一置換または二置換されたまたは未置換のヘテロシク
リルまたはヘテロシクリルチオ基であり、該置換基が低
級アルキル、オキソ、ヒドロキシ、低級アルコキシまた
はカルボキシからなる群より選ばれる特許請求の範囲第
6項記載の化合物。 8、R^2が水素または低級アルキルである特許請求の
範囲第2〜7項のいずれかに記載の化合物。 9、R^2が水素である特許請求の範囲第2〜8項のい
ずれかに記載の化合物。 10、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ II 式中、mは0であり、R^6^5は水素であり、R^9
^0は水素またはヒドロキシであり、そしてR^2は水
素または低級アルキルである、 の化合物、その容易に加水分解し得るエステルまたは塩
及び該化合物、エステルまたは塩の水和物。 11、〔2R−(2α,4α,6β,7α)〕−4−メ
チル−8−オキソ−7−〔(フェニルアセチル)アミノ
〕−5−チア−1−アザトリシクロ〔4.2.0.0^
2^,^4〕オクタン−2−カルボン酸、そのナトリウ
ム塩またはp−ニトロベンジルエステルである特許請求
の範囲第10項記載の化合物。 12、〔2R−〔2α,4α,6β,7α(R^*)〕
〕−7−〔(フェニルヒドロキシアセチル)アミノ〕−
4−メチル−8−オキソ−5−チア−1−アザトリシク
ロ〔4.2.0.0^2^,^4〕オクタン−2−カル
ボン酸、そのナトリウム塩またはp−ニトロベンジルエ
ステルである特許請求の範囲第10項記載の化合物。 13、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼XII 式中、R^2は水素または低級アルキルであり、そして
R^6^5はエステル保護基または水素である、 の化合物。 14、R^6^5が水素または(4−ニトロフェニル)
メチルである特許請求の範囲第13項記載の化合物。 15、〔2R−(2α,4α,6β,7α)〕−7−ア
ミノ−4−メチル−8−オキソ−5−チア−1−アザト
リシクロ〔4.2.0.0^2^,^4〕オクタン−2
−カルボン酸(4−ニトロフェニル)メチルエステルで
ある特許請求の範囲第13項記載の化合物。 16、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ II 式中、R^6^5はエステル保護基または水素であり、
R^2は水素または低級アルキルであり、mは0、1ま
たは2であり、そしてR^9^0は水素またはヒドロキ
シである、 の化合物。 17、R^2が水素であり、そしてmが1である特許請
求の範囲第16項記載の化合物。 18、〔2R−(2β,4β,6α,7β)〕−7−〔
(シアノアセチル)アミノ〕−4−メチル−8−オキソ
−5−チア−1−アザトリシクロ〔4.2.0.0^2
^,^4〕オクタン−2−カルボン酸またはその(4−
ニトロフェニル)メチルエステルである特許請求の範囲
第16項記載の化合物。 19、〔2R−〔2α,4α,6β,7α(R^*)〕
〕−4−メチル−8−オキソ−7−〔〔〔〔(2−オキ
ソ−1−イミダゾリジニル)カルボニル〕アミノ〕フェ
ニルアセチル〕アミノ〕−5−チア−1−アザトリシク
ロ〔4.2.0.0^2^,^4〕オクタン−2−カル
ボン酸またはその(4−ニトロフェニル)メチルエステ
ルである特許請求の範囲第16項記載の化合物。 20、〔2R−〔2α,4α,6β,7α(R^*)〕
〕−7−〔〔〔〔(4−エチル−2,3−ジオキソ−1
−ピペラジニル)カルボニル〕アミノ〕フェニルアセチ
ル〕アミノ〕−4−メチル−8−オキソ−5−チア−1
−アザトリシクロ〔4.2.0.0^2^,^4〕オク
タン−2−カルボン酸、その−ナトリウム塩または4−
(ニトロフェニル)メチルエステルである特許請求の範
囲第16項記載の化合物。 21、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ XV 式中、mは0または1であり、R^2は水素、低級アル
キル、低級アルコキシ、低級アルキルチオ、ハロゲン、
ヒドロキシ、シアノ、トリハロメチル、アジド、アリー
ルチオ、5もしくは6−員のヘテロシクリルチオ、5も
しくは6−員のヘテロシクリルまたは−OCORであり
、ここに、Rは水素、低級アルキル、アリールまたは置
換された低級アルキルであり;R^6^5はエステル保
護基であり;R^6^6は離脱性基であり、そしてR^
3^1はアシル保護基である、 の化合物。 22、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ XVI 式中、mは0または1であり、R^6^5はエステル保
護基であり、R^2は水素、低級アルキル、低級アルコ
キシ、低級アルキルチオ、ハロゲン、ヒドロキシ、シア
ノ、トリハロメチル、アジド、アリールチオ、5もしく
は6−員のヘテロシクリルチオ、5もしくは6−員のヘ
テロシクリルまたは−OCORであり、ここに、Rは水
素、低級アルキル、アリールまたは置換された低級アル
キルであり;R^3^1はアシル保護基であり;R^6
^3はトリハロ置換されたアセチルであり、そしてR^
6^6^1はハロゲンである、の化合物。 23、トリハロ置換されたアシルがトリフルオロアセチ
ルである特許請求の範囲第22項記載の化合物。 24、R^6^5が(4ニトロフェニル)メチル基であ
る特許請求の範囲第21〜23項のいずれかに記載の化
合物。 25、R^2が水素または低級アルキルである特許請求
の範囲第21〜24項のいずれかに記載の化合物。 26、R^2が水素である特許請求の範囲第25項記載
の化合物。 27、mが0である特許請求の範囲第21〜26項のい
ずれかに記載の化合物。 28、R^3^1が随時置換されていてもよい低級アル
キルカルボニル、随時置換されていてもよい低級アルコ
キシカルボニル、低級アルコキシアルキルカルボニル、
アリール−低級アルコキシカルボニル、アリール−低級
アルキルカルボニルまたはアリールオキシ−低級アルキ
ルカルボニルである特許請求の範囲第21〜27項のい
ずれかに記載の化合物。 29、R^3^1がフェニルアセチルまたはフェノキシ
アセチルである特許請求の範囲第28項記載の化合物。 30、R^3^1がフェニルアセチルである特許請求の
範囲第29項記載の化合物。 31、R^6^6がハロゲン、随時置換されていてもよ
い低級アルキルスルホニルオキシ、アリールスルホニル
オキシまたは随時置換されていてもよい低級アルキルカ
ルボニルオキシである特許請求の範囲第21項及び第2
4〜30項のいずれかに記載の化合物。 32、R^6^6がハロゲン、メチルスルホニルオキシ
、p−トリルスルホニルオキシまたはアセトキシである
特許請求の範囲第31項記載の化合物。 33、R^6^6がハロゲンである特許請求の範囲第3
2項記載の化合物。 34、〔2S−(2α,3α,4β,5α,6β)〕−
3−ブロモメチル−3−メチル−7−オキソ−6−〔(
フェニルアセチル)アミノ〕−4−チア−1−アザビシ
クロ〔3.2.0〕ヘプタン−2−カルボン酸(4−ニ
トロフェニル)メチルエステル4−オキシドである特許
請求の範囲第22項記載の化合物。 35、〔2S−(2α,3α,5α,6β)〕−3−(
ブロモメチル−3−メチル−7−オキソ−6−〔(フェ
ニルアセチル)アミノ〕−4−チア−1−アザビシクロ
〔3.2.0〕ヘプタン−2−カルボン酸(4−ニトロ
フェニル)メチルエステルである特許請求の範囲第22
項記載の化合物。 36、治療的に活性な物質として使用するための特許請
求の範囲第1〜20項のいずれかに記載の化合物。 37、抗生物質として使用するための特許請求の範囲第
1〜20項のいずれかに記載の化合物。 38、a)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ XV 式中、mは0または1であり、R^2は水素、低級アル
キル、低級アルコキシ、低級アルキルチオ、ハロゲン、
ヒドロキシ、シアノ、トリハロメチル、アジド、アリー
ルチオ、5もしくは6−員のヘテロシクリルチオ、5も
しくは6−員のヘテロシクリルまたは−OCORであり
、ここにRは水素、低級アルキル、アリールまたは置換
された低級アルキルであり;R^6^5はエステル保護
基であり;R^6^6は離脱性基であり、そしてR^3
^1はアシル保護基である、の化合物を有機アミン塩基
と反応させるか、b)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ IX 式中、R^2、R^3^1及びR^6^5は上記の通り
である、の化合物におけるスルホキシド基を還元するか
、c)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ X 式中、R^2、R^3^1及びR^6^5は上記の通り
である、の化合物からアシル保護基を除去するか、或い
はd)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ XII 式中、R^2及びR^6^5は上記の通りである、の化
合物をカルボン酸またはその反応性誘導体でアシル化し
、そして必要に応じて e)かくして得られる化合物を硫黄原子において酸化し
、R^6^5がエステル保護基である得られる化合物に
おける該エステル保護基R^6^5を除去し、R^6^
5が水素である得られる化合物を容易に加水分解し得る
エステルもしくは塩に転化し、そして/またはR^6^
5が水素である得られる化合物、その容易に加水分解し
得るエステルもしくは塩を水和物に転化する ことを特徴とする特許請求の範囲第1〜20項のいずれ
かに記載の化合物の製造方法。 39、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ IV 式中、R^2は水素、低級アルキル、低級アルコキシ、
低級アルキルチオ、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、ト
リハロメチル、アジド、アリールチオ、5もしくは6−
員のヘテロシクリルチオ、5もしくは6−員のヘテロシ
クリルまたは−OCORであり、ここに、Rは水素、低
級アルキル、アリールまたは置換された低級アルキルで
あり;R^3^1はアシル保護基であり;R^6^3は
水素またはトリハロ置換されたアセチルであり;R^6
^4はハロゲン、アリールアミノ、アリールチオ、低級
アルキルチオ、ヘテロシクリルチオ、アリールオキシ、
ヘテロシクリルオキシまたは基R−CO−S−もしくは
R−SO_2−(ここで、Rは低級アルキルまたはアリ
ールである)であり、そしてR^6^5はエステル保護
基である、 の化合物を酸捕促剤として機能する塩基の存在下におい
てハロゲン化剤と反応させ、そして必要に応じて、かく
して得られる一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ V 式中、R^2、R^3^1、R^6^3及びR^6^5
は上記の通りであり、そしてR^6^5^1はハロゲン
である、の化合物を任意の反応順序において、トリハロ
置換されたアセチル基を除去するために、非プロトン性
溶媒中で水性塩基または有機塩基によつて加水分解する
か;対応するS−オキシドを得るために、過酸、オゾン
または過ヨウ化物によつて酸化するか;或いはR^6^
6^1以外の離脱性基を与えるために、一般式 H−R^6^6 XIX 式中、R^6^6は離脱性基である、 の酸のアルカリ金属またはアルカリ土類金属塩によつて
置換反応させることを特徴とする特許請求の範囲第21
〜35項のいずれかに記載の化合物の製造方法。 40、特許請求の範囲第1〜20項のいずれかに記載の
化合物及び治療的に不活性な担体物質を含有する薬剤。 41、特許請求の範囲第1〜20項のいずれかに記載の
化合物及び治療的に不活性な担体物質を含有する抗生物
的に活性な薬剤。 42、病気の抑制または予防における特許請求の範囲第
1〜20項のいずれかに記載の化合物の使用。 43、感染病の抑制または予防における特許請求の範囲
第1〜20項のいずれかに記載の化合物の使用。 44、抗生物的に活性な薬剤を製造するための特許請求
の範囲第1〜20項のいずれかに記載の化合物の使用。 45、特許請求の範囲第38項記載の方法或いは明らか
にその化学的に同等の方法で製造した特許請求の範囲第
1〜20項のいずれかに記載の化合物。
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