JPS62116698A - α−スルホ脂肪酸エステル塩高濃度水溶液 - Google Patents
α−スルホ脂肪酸エステル塩高濃度水溶液Info
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- JPS62116698A JPS62116698A JP25643485A JP25643485A JPS62116698A JP S62116698 A JPS62116698 A JP S62116698A JP 25643485 A JP25643485 A JP 25643485A JP 25643485 A JP25643485 A JP 25643485A JP S62116698 A JPS62116698 A JP S62116698A
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- Japan
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- acid ester
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- aqueous solution
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、低粘度高流動性のα−スルホ脂肪酸エステル
塩高濃度水溶液に関する。
塩高濃度水溶液に関する。
現在、工業用或いは家庭用として広く用いられている粉
末又は粒状洗剤の多くは活性剤等の洗浄剤成分を含むス
ラリーを噴霧乾燥させることにより製造している。
末又は粒状洗剤の多くは活性剤等の洗浄剤成分を含むス
ラリーを噴霧乾燥させることにより製造している。
このスラリーに用いる活性剤中和物は、スラリー製造に
おける洗浄剤配合の自由度を向上させるためにも、可能
な限り活性剤含量が多く、且つ水分等の揮発成分が少な
いものが望まれる。
おける洗浄剤配合の自由度を向上させるためにも、可能
な限り活性剤含量が多く、且つ水分等の揮発成分が少な
いものが望まれる。
しかし、当該技術分野に於いては、工業的に取扱い得る
高濃度中和物水溶液中の界面活性剤の割合は、α−スル
ホ脂肪酸エステル塩では、約25重量%である。この濃
度を越えると粘度が急上昇して、取り扱いが非常に悪く
なり、作業性、ハンドリングに多くの支障をきたすよう
になる。
高濃度中和物水溶液中の界面活性剤の割合は、α−スル
ホ脂肪酸エステル塩では、約25重量%である。この濃
度を越えると粘度が急上昇して、取り扱いが非常に悪く
なり、作業性、ハンドリングに多くの支障をきたすよう
になる。
これらの問題を解決するため、従来より種々の提案がな
されている。例えば、特開昭57−7462号公報、特
開昭59−74195号公報では流動性を改良するため
に、従来から知られている低級アルコールが本質的減粘
剤として用いられる。また特開昭58−118899号
公報、特開昭59−157199号公報はある種のエト
キシレート、例えば前者ではアルキルフェノール又は脂
肪族アルコールのEO付加物、又は特定分子量のポリエ
チレングリコール或いはポリプロピレングリコールを、
後者では部分不飽和アルコール又はそのE○付加物或い
はそのPO/EO付加物、さらには分岐アルコールのE
O付加物を粘度調整剤として記載している。
されている。例えば、特開昭57−7462号公報、特
開昭59−74195号公報では流動性を改良するため
に、従来から知られている低級アルコールが本質的減粘
剤として用いられる。また特開昭58−118899号
公報、特開昭59−157199号公報はある種のエト
キシレート、例えば前者ではアルキルフェノール又は脂
肪族アルコールのEO付加物、又は特定分子量のポリエ
チレングリコール或いはポリプロピレングリコールを、
後者では部分不飽和アルコール又はそのE○付加物或い
はそのPO/EO付加物、さらには分岐アルコールのE
O付加物を粘度調整剤として記載している。
特開昭59−98187号公報には、ある種のカルボン
酸塩及び/又はエステル、特にα−スルホ酢酸メチル又
はクロロ酢酸ナトリウム、シアノ酢酸エチルが粘度調整
剤として有効であるとの記載がある。
酸塩及び/又はエステル、特にα−スルホ酢酸メチル又
はクロロ酢酸ナトリウム、シアノ酢酸エチルが粘度調整
剤として有効であるとの記載がある。
しかしながら、文献に開示された添加物の多くは、洗浄
に関係のない成分であるとか、さらには低級アルコール
その他は引火点を低下させる等、種々の問題点を有し、
実用的高濃度化の要望を満たしていないのが現状である
。
に関係のない成分であるとか、さらには低級アルコール
その他は引火点を低下させる等、種々の問題点を有し、
実用的高濃度化の要望を満たしていないのが現状である
。
本発明者らは、かかる従来の欠点を改善したα−スルホ
脂肪酸エステル塩の高濃度水溶液を得るべく鋭意研究を
重ねた結果、α−スルホ脂肪酸エステル塩水溶液に無機
硫酸塩を0,2〜30重量%およびポリオキシアルキレ
ン付加多価アルコールを0.1〜15重量%含有させる
ことにより、洗浄力等に優れ、有効成分(α−スルホ脂
肪酸エステル塩)濃度が30〜60重量%の範囲におい
ても、充分ハンドリング可能で長期の保存に対しても安
定である高濃度水溶液が得られることを見出し、本発明
を完成するに至った。
脂肪酸エステル塩の高濃度水溶液を得るべく鋭意研究を
重ねた結果、α−スルホ脂肪酸エステル塩水溶液に無機
硫酸塩を0,2〜30重量%およびポリオキシアルキレ
ン付加多価アルコールを0.1〜15重量%含有させる
ことにより、洗浄力等に優れ、有効成分(α−スルホ脂
肪酸エステル塩)濃度が30〜60重量%の範囲におい
ても、充分ハンドリング可能で長期の保存に対しても安
定である高濃度水溶液が得られることを見出し、本発明
を完成するに至った。
即ち本発明は、α−スルホ脂肪酸エステル塩30〜60
重量%、無機硫酸塩0.2〜30重量%およびポリオキ
シアルキレン付加多価アルコール0.1〜15重量%を
含有することを特徴とするα−スルホ脂肪酸エステル塩
高濃度水溶液を提供するものである。
重量%、無機硫酸塩0.2〜30重量%およびポリオキ
シアルキレン付加多価アルコール0.1〜15重量%を
含有することを特徴とするα−スルホ脂肪酸エステル塩
高濃度水溶液を提供するものである。
尚、本発明の高濃度水溶液の有効成分であるα−スルホ
脂肪酸エステル塩は脂肪酸エステル塩が分解して脂肪酸
塩となったものも一部含有しており、上記濃度はこの脂
肪酸塩も包含している。
脂肪酸エステル塩は脂肪酸エステル塩が分解して脂肪酸
塩となったものも一部含有しており、上記濃度はこの脂
肪酸塩も包含している。
本発明に係るα−スルホ脂肪酸エステル塩は脂肪酸組成
が炭素数6〜24のα−スルホ脂肪酸エステル塩である
ことが好ましく、公知の方法で製造される。例えば、C
6〜CZ4の脂肪酸組成のエステルをSO3ガスを用い
スルホン化−熟成した後、アルカリで中和する方法が挙
げられる。
が炭素数6〜24のα−スルホ脂肪酸エステル塩である
ことが好ましく、公知の方法で製造される。例えば、C
6〜CZ4の脂肪酸組成のエステルをSO3ガスを用い
スルホン化−熟成した後、アルカリで中和する方法が挙
げられる。
炭素数6〜24の脂肪酸組成を有するエステルは、天然
又は合成のいずれであってもよく、各種炭素数のものの
混合物であってもよい。一般には、天然油脂由来の脂肪
酸エステルを単独又は混合したものが用いられる。それ
らのエステルとして、ヤシ油脂肪酸エステル、パーム核
油脂肪酸エステル、パーム油脂肪酸エステル、獣脂脂肪
酸エステル、或いはそれらの硬化物が挙げられる。
又は合成のいずれであってもよく、各種炭素数のものの
混合物であってもよい。一般には、天然油脂由来の脂肪
酸エステルを単独又は混合したものが用いられる。それ
らのエステルとして、ヤシ油脂肪酸エステル、パーム核
油脂肪酸エステル、パーム油脂肪酸エステル、獣脂脂肪
酸エステル、或いはそれらの硬化物が挙げられる。
なかでも、α−スルホ脂肪酸エステル塩の脂肪酸組成が
炭素数16〜24のα−スルホ脂肪酸エステル塩と炭素
数6〜15のα−スルホ脂肪酸エステル塩の比率(重量
比)が10010〜80/20の範囲のものが、高濃度
化を達成しつつ、洗浄力に優れるなど、コストメリット
が高い。炭素数16〜24の脂肪酸組成を有するα−ス
ルホ脂肪酸エステル塩の割合が50重量%を下回ると、
洗浄性能が大幅に低下すると共に、原料コストの点から
もこの割合が大きい方が好ましい。特に好ましくは10
010〜90/10の範囲である。
炭素数16〜24のα−スルホ脂肪酸エステル塩と炭素
数6〜15のα−スルホ脂肪酸エステル塩の比率(重量
比)が10010〜80/20の範囲のものが、高濃度
化を達成しつつ、洗浄力に優れるなど、コストメリット
が高い。炭素数16〜24の脂肪酸組成を有するα−ス
ルホ脂肪酸エステル塩の割合が50重量%を下回ると、
洗浄性能が大幅に低下すると共に、原料コストの点から
もこの割合が大きい方が好ましい。特に好ましくは10
010〜90/10の範囲である。
α−スルホ脂肪酸エステル塩の脂肪酸組成の調製は、脂
肪酸エステル又はα−スルホ脂肪酸エステル(スルホン
酸)の何れで行ってもよい。
肪酸エステル又はα−スルホ脂肪酸エステル(スルホン
酸)の何れで行ってもよい。
エステルのアルコール部はC1〜C4の直鎖又は分岐の
アルコール、例えばメチル、エチル、n−プロビル、i
−プロピル、n−ブチルが挙げられ、そのいずれでも可
能である。
アルコール、例えばメチル、エチル、n−プロビル、i
−プロピル、n−ブチルが挙げられ、そのいずれでも可
能である。
アルカリによる中和は、アルカリ水溶液中に攪拌しなが
らα−スルホ脂肪酸エステルを加えても良いが、エステ
ルの加水分解を最小限に抑えるために、アルカリ水溶液
とα−スルホ脂肪酸エステルを同時に供給し、pH3〜
7で連続中和を行うことが望ましい。アルカリは水性ア
ルカノールアミン、アンモニア、苛性アルカリ(NaO
H,KOH,Mg(OH)zなど)何れも使用可能であ
る。中和温度は40〜80°C1好ましくは50〜70
℃とすることが適当である。中和温度が40℃以下では
粘度上昇のため中和物の取り扱いが難しり、80℃以上
ではエステル含有率の中和時における低下が増大する。
らα−スルホ脂肪酸エステルを加えても良いが、エステ
ルの加水分解を最小限に抑えるために、アルカリ水溶液
とα−スルホ脂肪酸エステルを同時に供給し、pH3〜
7で連続中和を行うことが望ましい。アルカリは水性ア
ルカノールアミン、アンモニア、苛性アルカリ(NaO
H,KOH,Mg(OH)zなど)何れも使用可能であ
る。中和温度は40〜80°C1好ましくは50〜70
℃とすることが適当である。中和温度が40℃以下では
粘度上昇のため中和物の取り扱いが難しり、80℃以上
ではエステル含有率の中和時における低下が増大する。
α−スルホ脂肪酸エステル塩はスルホン化後の中和工程
等で一部エステルが加水分解し、α−スルホ脂肪酸塩と
なりエステル含有率が低下するが、洗浄性能の点から、
エステル含有率は50〜100モル%、好ましくは80
〜100モル%の範囲が望まれる。エステル含有率が5
0モル%を下回ると、洗浄力が大きく低下するとともに
、水に対する溶解性も低下する。尚、エステル含有率が
50〜100モル%の範囲であれば、無機硫酸塩、ポリ
オキシアルキレン付加多価アルコールを所定量含み、有
効分濃度30重量%以上の充分低粘度の高濃度水溶液が
得られる。
等で一部エステルが加水分解し、α−スルホ脂肪酸塩と
なりエステル含有率が低下するが、洗浄性能の点から、
エステル含有率は50〜100モル%、好ましくは80
〜100モル%の範囲が望まれる。エステル含有率が5
0モル%を下回ると、洗浄力が大きく低下するとともに
、水に対する溶解性も低下する。尚、エステル含有率が
50〜100モル%の範囲であれば、無機硫酸塩、ポリ
オキシアルキレン付加多価アルコールを所定量含み、有
効分濃度30重量%以上の充分低粘度の高濃度水溶液が
得られる。
本発明に係る無機硫酸塩とは、硫酸ナトリウム、硫酸、
カリウム、硫酸アンモニウム、硫酸マグネシウム、硫酸
アルカノールアミン塩をいう。
カリウム、硫酸アンモニウム、硫酸マグネシウム、硫酸
アルカノールアミン塩をいう。
また、ポリオキシアルキレン付加多価アルコールとは、
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールで
代表されるポリアルキレングリコール、又はグリセリン
、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソ
ルビトール等の多価アルコールのアルキレンオキシド付
加物をいう。特に分子量6000以上、好ましくは10
.000〜20.000のポリエチレングリコール又は
ポリプロピレングリコール、又は分子量1 、000以
上、好ましくは1.500〜20,000の当該多価ア
ルコール(3価以上)アルキレンオキシド付加物が、良
好な結果を示す。アルキレンオキシドとしてはエチレン
オキシド、あるいはエチレンオキシドとプロピレンオキ
シドの混合アルキレンオキシドが挙げられるが、エチレ
ンオキシドの割合が好ましくは50重量%以上、より好
ましくは70重景%以上である。
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールで
代表されるポリアルキレングリコール、又はグリセリン
、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソ
ルビトール等の多価アルコールのアルキレンオキシド付
加物をいう。特に分子量6000以上、好ましくは10
.000〜20.000のポリエチレングリコール又は
ポリプロピレングリコール、又は分子量1 、000以
上、好ましくは1.500〜20,000の当該多価ア
ルコール(3価以上)アルキレンオキシド付加物が、良
好な結果を示す。アルキレンオキシドとしてはエチレン
オキシド、あるいはエチレンオキシドとプロピレンオキ
シドの混合アルキレンオキシドが挙げられるが、エチレ
ンオキシドの割合が好ましくは50重量%以上、より好
ましくは70重景%以上である。
無機硫酸塩が0.2〜30重量%、及びポリオキシアル
キレン付加多価アルコールが、0.1〜15重世%の範
囲で含有させることが重要であって、無機硫酸塩が30
重量%又は、ポリオキシアルキレン付加価アルコールが
、15重量%を越えると流動性の小さいペースト状態と
なる。特に好ましくは、無機硫酸塩0.3〜20重量%
、ポリオキシアルキレン付加多価アルコール0.1〜1
0重量%である。
キレン付加多価アルコールが、0.1〜15重世%の範
囲で含有させることが重要であって、無機硫酸塩が30
重量%又は、ポリオキシアルキレン付加価アルコールが
、15重量%を越えると流動性の小さいペースト状態と
なる。特に好ましくは、無機硫酸塩0.3〜20重量%
、ポリオキシアルキレン付加多価アルコール0.1〜1
0重量%である。
無機硫酸塩及びポリオキシアルキレン付加多価アルコー
ルの添加方法は、特に問わないが、α−スルホ脂肪酸エ
ステルをアルカリ中和の際にアルカリ水溶液中に所定量
含有せしめておく方法が便利である。この場合、アルカ
リ水溶液に所定量の硫酸塩及びポリオキシアルキレン付
加多価アルコールを添加すればよい。
ルの添加方法は、特に問わないが、α−スルホ脂肪酸エ
ステルをアルカリ中和の際にアルカリ水溶液中に所定量
含有せしめておく方法が便利である。この場合、アルカ
リ水溶液に所定量の硫酸塩及びポリオキシアルキレン付
加多価アルコールを添加すればよい。
本発明の高濃度水溶液は、α−スルホ脂肪酸エステル塩
濃度が30〜60重量%でも充分流動性を有し、且つハ
ンドリング可能なものである。
濃度が30〜60重量%でも充分流動性を有し、且つハ
ンドリング可能なものである。
さらに流動性の良好な中和物を得るためには、α−スル
ホ脂肪酸エステル塩濃度が35〜50重量%の範囲では
、C6〜cpsの脂肪酸組成のα−スルホ脂肪酸エステ
ル塩とC6〜cpsの脂肪酸組成のα−スルホ脂肪酸エ
ステル塩との重量比が、100:Oから90:10の範
囲内でかつ、硫酸塩をα−スルホ脂肪酸エステル塩高濃
度水溶液に対し0.2〜20重量%ならびにポリオキシ
アルキレン付加多価アルコールを0.1〜10重量%の
範囲で含有していることが好ましい。
ホ脂肪酸エステル塩濃度が35〜50重量%の範囲では
、C6〜cpsの脂肪酸組成のα−スルホ脂肪酸エステ
ル塩とC6〜cpsの脂肪酸組成のα−スルホ脂肪酸エ
ステル塩との重量比が、100:Oから90:10の範
囲内でかつ、硫酸塩をα−スルホ脂肪酸エステル塩高濃
度水溶液に対し0.2〜20重量%ならびにポリオキシ
アルキレン付加多価アルコールを0.1〜10重量%の
範囲で含有していることが好ましい。
尚、配合組成によっては、塩化ナトリウムの添加も良好
な結果を与え、一層流動性が改良される。添加量は0.
1〜10重量%、好ましくは0.5〜10重量%である
。この場合、塩化ナトリウムは硫酸塩の一部と代替させ
る。塩化ナトリウムは、そのもので添加してもよいし、
次亜塩素酸ナトリウムによる脱色により副生させてもよ
い。
な結果を与え、一層流動性が改良される。添加量は0.
1〜10重量%、好ましくは0.5〜10重量%である
。この場合、塩化ナトリウムは硫酸塩の一部と代替させ
る。塩化ナトリウムは、そのもので添加してもよいし、
次亜塩素酸ナトリウムによる脱色により副生させてもよ
い。
本発明の中和物に含まれる成分は、上述のα−スルホ脂
肪酸エステル塩(α−スルホ脂肪酸エステル塩及びα−
スルホ脂肪酸塩(ジ塩))の他、不純物として数%以下
の脂肪酸塩、脂肪酸エステル、又はメチル硫酸塩等が含
まれるが、本発明の効果を害するものではなく、当然本
発明の高濃度水溶液の範晴にある。
肪酸エステル塩(α−スルホ脂肪酸エステル塩及びα−
スルホ脂肪酸塩(ジ塩))の他、不純物として数%以下
の脂肪酸塩、脂肪酸エステル、又はメチル硫酸塩等が含
まれるが、本発明の効果を害するものではなく、当然本
発明の高濃度水溶液の範晴にある。
以上詳細に述べた如く、本発明はα−スルホ脂肪酸エス
テル塩の30〜60重量%の高濃度水溶液を実用的組成
で初めて開示するものであり、本発明はα−スルホ脂肪
酸エステル塩の単位容積当りの噴霧乾燥コストの大幅低
減を可能にした。
テル塩の30〜60重量%の高濃度水溶液を実用的組成
で初めて開示するものであり、本発明はα−スルホ脂肪
酸エステル塩の単位容積当りの噴霧乾燥コストの大幅低
減を可能にした。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明するが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
実施例1〜18
06〜CI5及びCI6〜CZaの脂肪酸組成のメチル
エステルをそれぞれラボガラス製バッチ式反応器で希釈
SOiガス(S03ガス4度9νolχ)により常法(
反応モル比S03/メチルエステル=1.20)でスル
ホン化した後、80℃、1時間熟成を行ってα−スルホ
脂肪酸メチルを得た。各α−スルホ脂肪酸メチルを一方
はそのまま中和し、他方はエステル含有率を高めるため
にMeOHを5重量%添加、60℃、10分処理した後
、中和することにより、4種類の中和物を得た。これら
の中和物を凍結乾燥を行いそれぞれの脂肪酸組成のエス
テル含有率が約80%及び約95%の粉末状のα−スル
ホ脂肪酸メチルナトリウム塩を得た。
エステルをそれぞれラボガラス製バッチ式反応器で希釈
SOiガス(S03ガス4度9νolχ)により常法(
反応モル比S03/メチルエステル=1.20)でスル
ホン化した後、80℃、1時間熟成を行ってα−スルホ
脂肪酸メチルを得た。各α−スルホ脂肪酸メチルを一方
はそのまま中和し、他方はエステル含有率を高めるため
にMeOHを5重量%添加、60℃、10分処理した後
、中和することにより、4種類の中和物を得た。これら
の中和物を凍結乾燥を行いそれぞれの脂肪酸組成のエス
テル含有率が約80%及び約95%の粉末状のα−スル
ホ脂肪酸メチルナトリウム塩を得た。
これら粉末状α−スルホ脂肪酸メチルナトリウム塩を所
定の脂肪酸組成に配合し、無機硫酸塩、ポリオキシアル
キレン付加多価アルコール及び水を加えて所定の有効分
濃度に調製し、得られた中和物についての外観、粘度を
測定した。結果を表1〜3に示す。
定の脂肪酸組成に配合し、無機硫酸塩、ポリオキシアル
キレン付加多価アルコール及び水を加えて所定の有効分
濃度に調製し、得られた中和物についての外観、粘度を
測定した。結果を表1〜3に示す。
実施例19
所定の脂肪酸組成に配合したメチルエステルを連続薄膜
式スルホン化反応器でスルホン化を行い熟成した後、所
定量の硫酸塩及びポリオキシアルキレン付加多価アルコ
ールを含有するアルカリ水溶液を使用し、完全連続式1
業的中和装置を用いて中和し、実施例1〜6.14.1
5に匹敵し得る結果を得た。
式スルホン化反応器でスルホン化を行い熟成した後、所
定量の硫酸塩及びポリオキシアルキレン付加多価アルコ
ールを含有するアルカリ水溶液を使用し、完全連続式1
業的中和装置を用いて中和し、実施例1〜6.14.1
5に匹敵し得る結果を得た。
実施例20
実施例19と同様であるが、スルホン化−熟成後MeO
H処理し、エステル含有率を高めたものについても実施
例7〜13.16.17に匹敵し得る結果を得た。
H処理し、エステル含有率を高めたものについても実施
例7〜13.16.17に匹敵し得る結果を得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 α−スルホ脂肪酸エステル塩30〜60重量%、無
機硫酸塩0.2〜30重量%およびポリオキシアルキレ
ン付加多価アルコール0.1〜15重量%を含有するこ
とを特徴とするα−スルホ脂肪酸エステル塩高濃度水溶
液。 2 ポリオキシアルキレン付加多価アルコールがポリエ
チレングリコール、ポリプロピレングリコール、ペンタ
エリスリトールのアルキレンオキシド付加物、トリメチ
ロールプロパンのアルキレンオキシド付加物またはグリ
セリンのアルキレンオキシド付加物である特許請求の範
囲第1項記載のα−スルホ脂肪酸エステル塩高濃度水溶
液。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25643485A JPS62116698A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | α−スルホ脂肪酸エステル塩高濃度水溶液 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25643485A JPS62116698A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | α−スルホ脂肪酸エステル塩高濃度水溶液 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62116698A true JPS62116698A (ja) | 1987-05-28 |
Family
ID=17292605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25643485A Pending JPS62116698A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | α−スルホ脂肪酸エステル塩高濃度水溶液 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62116698A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20110087289A (ko) | 2008-11-21 | 2011-08-02 | 라이온 가부시키가이샤 | α-술포지방산 알킬에스테르염 수용액의 제조 방법 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58118899A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-15 | ヘンケル・コマンデイツトゲゼルシヤフト・アウフ・アクチエン | 界面活性剤水性濃厚液用粘度調整剤 |
JPS59157199A (ja) * | 1983-02-17 | 1984-09-06 | ヘンケル・コマンデイツトゲゼルシヤフト・アウフ・アクチエン | 高粘度界面活性剤濃厚液の粘度低下方法 |
JPS60133096A (ja) * | 1983-12-20 | 1985-07-16 | ライオン株式会社 | 粒状洗剤組成物の製造方法 |
-
1985
- 1985-11-15 JP JP25643485A patent/JPS62116698A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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