JPS62104522A - 脱穀機 - Google Patents
脱穀機Info
- Publication number
- JPS62104522A JPS62104522A JP24325985A JP24325985A JPS62104522A JP S62104522 A JPS62104522 A JP S62104522A JP 24325985 A JP24325985 A JP 24325985A JP 24325985 A JP24325985 A JP 24325985A JP S62104522 A JPS62104522 A JP S62104522A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handling
- teeth
- cylinder
- cylinders
- threshing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Threshing Machine Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、回転扱胴を備えた脱穀機に関する。
〔従来の技術]
従来、この種の脱穀機は、第4図に示すように、−個の
扱室(1)に単一の扱胴(4)を備えるのが基本構成と
なっている。
扱室(1)に単一の扱胴(4)を備えるのが基本構成と
なっている。
そして、扱胴(4)の外周面に突設される扱歯(4a)
は、扱歯(4a)の全高において所望の周速が得られる
ように、扱胴径に比較して低い(数分の−)亜高さに設
定されるのが一般的である。
は、扱歯(4a)の全高において所望の周速が得られる
ように、扱胴径に比較して低い(数分の−)亜高さに設
定されるのが一般的である。
上記のように扱胴径に比して低い扱歯(4a)t−備え
た扱胴(4)では、扱胴(4)と受網(5)を含めた扱
室周壁面との間の空間が、扱歯(4a)の高さによって
定められた幅の環状空間となり、扱室全体に比較してこ
の空間は狭いものであった。 従って、少し殻稈供給量
が多くなると扱室内での処理物滞留量が多くなって、詰
まり気味となり、濾過効率を著しく悪化させるのみなら
ず、殻稈及び処理物の自由度を束縛して脱穀性能をも低
下させてしまう。、加えて、この詰まシは扱胴の回転駆
動に余分な負荷として作用するのである。 更に、限ら
れた空間の中でしかも単調な扱歯の動きの中で脱穀処理
を行うために処理能力が大幅に制限されるのみならず、
未処理粒の再処理に必要な処理胴等の再処理過程の併設
を促す要因になっているのである。
た扱胴(4)では、扱胴(4)と受網(5)を含めた扱
室周壁面との間の空間が、扱歯(4a)の高さによって
定められた幅の環状空間となり、扱室全体に比較してこ
の空間は狭いものであった。 従って、少し殻稈供給量
が多くなると扱室内での処理物滞留量が多くなって、詰
まり気味となり、濾過効率を著しく悪化させるのみなら
ず、殻稈及び処理物の自由度を束縛して脱穀性能をも低
下させてしまう。、加えて、この詰まシは扱胴の回転駆
動に余分な負荷として作用するのである。 更に、限ら
れた空間の中でしかも単調な扱歯の動きの中で脱穀処理
を行うために処理能力が大幅に制限されるのみならず、
未処理粒の再処理に必要な処理胴等の再処理過程の併設
を促す要因になっているのである。
本発明は、上記のように扱作用部の狭さや扱歯の動きの
単調さに基づく諸々の問題点を扱胴の構造とその動作を
改良することによって解決することに目的を有する。
単調さに基づく諸々の問題点を扱胴の構造とその動作を
改良することによって解決することに目的を有する。
本発明による脱穀機の扱胴の特徴構成は、外周面に扱歯
を突設した複数個の扱胴を、一定軸心周りに等ピッチで
配置し、前記軸心を中心に公転駆動するとともに、各扱
胴を公転方向と同方向に自転態動すべく構成し、かつ扱
胴の扱歯自転回動軌跡が軸心方向視で互いに重複するよ
う構成するとともに、扱歯公転回動軌跡に涜って受網を
張設してある点にあり、その作用・効果は次の通シであ
る。
を突設した複数個の扱胴を、一定軸心周りに等ピッチで
配置し、前記軸心を中心に公転駆動するとともに、各扱
胴を公転方向と同方向に自転態動すべく構成し、かつ扱
胴の扱歯自転回動軌跡が軸心方向視で互いに重複するよ
う構成するとともに、扱歯公転回動軌跡に涜って受網を
張設してある点にあり、その作用・効果は次の通シであ
る。
[作 用]
つまり、扱胴が複数個の小さい扱胴に換わることで扱室
内の扱作用部が広がり、且つ、それらの扱胴が自転をし
乍ら公転をもするので、以下、列記するごとくその作用
も従来構造の物に比して著しく改善される。
内の扱作用部が広がり、且つ、それらの扱胴が自転をし
乍ら公転をもするので、以下、列記するごとくその作用
も従来構造の物に比して著しく改善される。
(X)扱室内の扱作用部の拡大によって、扱室内に余欲
が生まれ処理物が充満することが少なくなるとともに、
動力源にかかる余分な負荷が解消される。 また、殻稈
の扱室内への搬送も滞りなく行える。
が生まれ処理物が充満することが少なくなるとともに、
動力源にかかる余分な負荷が解消される。 また、殻稈
の扱室内への搬送も滞りなく行える。
(ロ)単粒化された穀粒が扱作用部を比較的自由に移動
でき、その分級室内の滞留時間が長くなシ、仮作用を継
続的に受けることになる。
でき、その分級室内の滞留時間が長くなシ、仮作用を継
続的に受けることになる。
(ハ)扱歯の複雑な動きによって、殻稈に充分な脱穀作
用が及ぶ。 又、ワラの細断が促進され、ワラ切刃の節
減もしくは省略が可能となる。
用が及ぶ。 又、ワラの細断が促進され、ワラ切刃の節
減もしくは省略が可能となる。
に)扱歯の速度は、受網近辺において自転と公転の速度
を合成した速度であるから、扱歯の速度を従来構造差に
設定することで、扱胴の駆動回転数を従来よシ下げて駆
動することができ、消費能力の節減と振動騒音の低下を
もたらす。
を合成した速度であるから、扱歯の速度を従来構造差に
設定することで、扱胴の駆動回転数を従来よシ下げて駆
動することができ、消費能力の節減と振動騒音の低下を
もたらす。
(ホ)扱胴の自転によって扱歯に下方向の力が生じ、受
網からの穀粒の漏下を促進する。
網からの穀粒の漏下を促進する。
(へ)扱室内での単粒化が促進されるために、2番還元
量が減少し、処理室の小型化もしくは省略が可能となる
。
量が減少し、処理室の小型化もしくは省略が可能となる
。
〔発明の効果]
その結果、扱作用部の狭さや、扱歯の動きの単調さに基
因した問題点を解決し脱穀性能と能率の向上を達成する
に至った。
因した問題点を解決し脱穀性能と能率の向上を達成する
に至った。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図はコンバインに搭載する脱穀機の概略構成を示し
ている。 脱穀機は扱室(1)とこの扱室(1)の下方
の選別室(2)とを備えている。 扱室(1)内に、フ
ィードチェーン(3)によシ供給される殻稈に対して脱
穀作用する8個の扱胴(4)ヲ設けるとともに、この扱
胴(4)の下側外周部に沿って、処理物漏下用の受網(
5)を張設してある。 また、選別室(2)内に、この
受網(5)からの漏下物を揺動送りして選別する一香物
漏下用グレンシーブ(6)、及び、受網(5ンを漏下せ
ず扱室終端まで移送された後に開口(1a)から落下す
る処理物を揺動送りして選別する2段のストロ−ラック
(7) 、 (7)を、左右一対の揺動枠(S) t
(S)間に架設固定した揺動選別装置(A)を設けであ
る。 そして、選別室(2)の底部に、グレンシーブ(
6)からの漏下−香物を回収して搬出する一香動画収部
(9)、及び、グレンシーブ(6)の終端部(6a)f
t越えて落下する処理物とストロ−ラック(7)からの
落下物とを回収して扱室(1)内に還元する二番動画収
部σct’を前後に配設してある。 更に、グレンシー
ブ(6)及びストロ−ラック(7)と両回収部(9)
、 (1Gとの間の選別室(2)内に、選別風を吹き込
む唐箕0時、浮遊ゴミ等を吸引して排出する吸塵ファン
(6)等を設けである。
ている。 脱穀機は扱室(1)とこの扱室(1)の下方
の選別室(2)とを備えている。 扱室(1)内に、フ
ィードチェーン(3)によシ供給される殻稈に対して脱
穀作用する8個の扱胴(4)ヲ設けるとともに、この扱
胴(4)の下側外周部に沿って、処理物漏下用の受網(
5)を張設してある。 また、選別室(2)内に、この
受網(5)からの漏下物を揺動送りして選別する一香物
漏下用グレンシーブ(6)、及び、受網(5ンを漏下せ
ず扱室終端まで移送された後に開口(1a)から落下す
る処理物を揺動送りして選別する2段のストロ−ラック
(7) 、 (7)を、左右一対の揺動枠(S) t
(S)間に架設固定した揺動選別装置(A)を設けであ
る。 そして、選別室(2)の底部に、グレンシーブ(
6)からの漏下−香物を回収して搬出する一香動画収部
(9)、及び、グレンシーブ(6)の終端部(6a)f
t越えて落下する処理物とストロ−ラック(7)からの
落下物とを回収して扱室(1)内に還元する二番動画収
部σct’を前後に配設してある。 更に、グレンシー
ブ(6)及びストロ−ラック(7)と両回収部(9)
、 (1Gとの間の選別室(2)内に、選別風を吹き込
む唐箕0時、浮遊ゴミ等を吸引して排出する吸塵ファン
(6)等を設けである。
次に、扱穀部全第1図及び第2図に基づいて説明する。
外周面に扱歯(41)’r備えた三個の扱胴(4)の
各支軸αΦ前端に遊星ギヤα5を夫々固着するとともに
、これら遊星ギヤ05を、固定軸qQに取付けた固定ギ
ヤαηに、周方向等角度位相のピッチで噛合させる。
各支軸αΦ前端に遊星ギヤα5を夫々固着するとともに
、これら遊星ギヤ05を、固定軸qQに取付けた固定ギ
ヤαηに、周方向等角度位相のピッチで噛合させる。
前記固定軸qQは、ブラケット(ト)を介して脱穀機後
側板翰に固定する。 各支軸α4の後端部、即ち、遊星
ギヤ0eと 反対に位置する端部は、前記固定軸CLQ
の軸心(X)を中心と、して回動自在に脱穀機後側板に
)に軸支させた軸受部材(11に、回動自在に支承させ
である。 又、各支軸α◆の前部は、前記固定軸(lL
Qに回動自在に外嵌したギヤケース曽に支承させである
。 そして前記ギヤケース善には、VプーリQ1)が一
体形成されて、正面視で時計回9の回転動力を受けてい
る。
側板翰に固定する。 各支軸α4の後端部、即ち、遊星
ギヤ0eと 反対に位置する端部は、前記固定軸CLQ
の軸心(X)を中心と、して回動自在に脱穀機後側板に
)に軸支させた軸受部材(11に、回動自在に支承させ
である。 又、各支軸α◆の前部は、前記固定軸(lL
Qに回動自在に外嵌したギヤケース曽に支承させである
。 そして前記ギヤケース善には、VプーリQ1)が一
体形成されて、正面視で時計回9の回転動力を受けてい
る。
従って、ギヤケース(1)が回転駆動されると各扱胴(
4)は固定軸軸心(X)を中心に公転するとともに、各
遊星ギヤ四と固定ギヤαηとの噛合によって各扱胴(4
)を公転方向と同方向に自転する。
4)は固定軸軸心(X)を中心に公転するとともに、各
遊星ギヤ四と固定ギヤαηとの噛合によって各扱胴(4
)を公転方向と同方向に自転する。
尚、各扱胴(4)の扱歯自転回動軌跡(Sl)は軸心方
向から見て互いに重複するよう構成され、又、前記受網
(5)は扱歯公転回動軌跡(S2)に沿って張設されて
いる。
向から見て互いに重複するよう構成され、又、前記受網
(5)は扱歯公転回動軌跡(S2)に沿って張設されて
いる。
〔別実施例]
先の実施例では、ギヤケース翰に駆動力を加えていたが
、軸受部材a俤に駆動力を加えて本発明を実施してもよ
い。
、軸受部材a俤に駆動力を加えて本発明を実施してもよ
い。
図面は本発明に係る脱穀機や*陶の実施例を示し、第1
図は脱穀部の縦断側面図、第2図は脱穀部の縦断正面図
、第3図は脱穀機の縦断側面図、第4図は従来の脱穀部
の縦断正面図である。 (4)・・・・・・扱胴、(4a)・・・・扱歯、(5
)・・・受網、(Sl)・・・・・扱歯自転回動軌跡、
(S2)・・・・・・扱歯公転回動軌跡、(3)・・・
・・・軸心。
図は脱穀部の縦断側面図、第2図は脱穀部の縦断正面図
、第3図は脱穀機の縦断側面図、第4図は従来の脱穀部
の縦断正面図である。 (4)・・・・・・扱胴、(4a)・・・・扱歯、(5
)・・・受網、(Sl)・・・・・扱歯自転回動軌跡、
(S2)・・・・・・扱歯公転回動軌跡、(3)・・・
・・・軸心。
Claims (1)
- 外周面に扱歯(4a)を突設した複数個の扱胴(4)を
一定軸心(X)周りに等ピッチで配置し、前記軸心(X
)を中心に公転駆動するとともに、各扱胴(4)を公転
方向と同方向に自転駆動すべく構成し、かつ扱胴(4)
の扱歯自転回動軌跡(A)が軸心方向視で互いに重複す
るよう構成するとともに、扱歯公転回動軌跡(B)に沿
つて受網(5)を張設してある脱穀機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24325985A JPS62104522A (ja) | 1985-10-30 | 1985-10-30 | 脱穀機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24325985A JPS62104522A (ja) | 1985-10-30 | 1985-10-30 | 脱穀機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62104522A true JPS62104522A (ja) | 1987-05-15 |
JPH0465644B2 JPH0465644B2 (ja) | 1992-10-20 |
Family
ID=17101209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24325985A Granted JPS62104522A (ja) | 1985-10-30 | 1985-10-30 | 脱穀機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62104522A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5453065U (ja) * | 1977-09-21 | 1979-04-12 | ||
JPS5715133U (ja) * | 1980-06-27 | 1982-01-26 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE392112B (sv) * | 1974-04-19 | 1977-03-14 | Unifos Kemi Ab | Lagtryckspolyetenkomposition innehallande fosfonsyraderivat |
-
1985
- 1985-10-30 JP JP24325985A patent/JPS62104522A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5453065U (ja) * | 1977-09-21 | 1979-04-12 | ||
JPS5715133U (ja) * | 1980-06-27 | 1982-01-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0465644B2 (ja) | 1992-10-20 |
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